更新スケジュール

・当該週出走予定馬:毎週木曜日

・トレセン、NF小野町および外厩在厩馬:毎週金曜日

・北海道(ノルマンディーファーム、オカダスタッド)在厩馬:月2回(2歳2月までは月1回)

・レース後コメント:出走レースで入手できた場合のみ騎手コメントを随時更新

1.ラフォンターナ

2025/1/14(大井競馬場)馬体重:531
★1/14(火)大井・C2(十一)(十二)(十三)(ダ1600m)御神本訓史騎手 結果6着

「ジョッキーからは『本当は1コーナー入る手前で内に入れたかったのですが…終始外々を回る形となってしまいました。中途半端な乗り方になり申し訳ないです』と話しています。大井の内から四番手あたりの位置は本当に辛いんですよね。内回りだと余計に。その中でも6着に踏ん張ってくれてはいるのですが、今日は流れが向かずで申し訳ありません」(高橋清顕調教師)

2.ランスロット

2025/1/10(笠松競馬場)馬体重:
「昨年暮れのレースは残念な結果でしたが、やはり距離が長かったですね。短い距離ならもっとやれていたでしょう。レース後、右前肢の管のあたりが少しチクチクしたので、念のためレントゲン検査をおこなったところ、ソエっぽい感じとのこと。歩様には出ておらず、2、3日様子を見たものの悪化がなかったため、先週末から乗り出しています。その後も反動などはないので、このまま次走に向けて進めていこうと思っています。引き続き問題がないようなら、17回笠松開催(1/21~)が目標となりそうです」(後藤佑耶調教師)

4.フェアクラウド

2025/1/10(ケイワンレーシング)馬体重:480
「現在はウッドコースでダクとハッキングを2200m、坂路1本(20秒ペース)のメニューで調整しています。入場後の馬体チェックで大きな問題がないことを確認し、すぐに乗ってみたのですが、まだ腰を中心に弱いところのある馬だと感じました。その後は徐々に疲れが出てきたのか筋肉が硬くなってきたので、ショックウェーブ治療を施しています。1日休んでその後はまた乗れていますが、もう少しの間はケアをおこないながら進めていく予定です」(担当者)

6.アルヴァレス

2025/1/10(ジョイナスファーム)馬体重:
「現在はダートコースでダクとキャンターを2800m(20秒ペース)のメニューで調整中です。入場当初は疲れが感じられましたが、今はそれも取れて順調に乗れています。体付きは悪くありませんし、以前よりもパワーアップした感じ。地方で揉まれた効果があると思いますよ。煩いところもあまり見せないので、精神的に成長したかもしれません。奥村調教師からは『今月中に入れる予定』と聞いています」(担当者)

7.ブリッツクリーク

2025/1/10(キャニオンファーム土山)馬体重:533
「現在は馬場をダクとハッキングキャンターで2400~3200m(上限20秒ペース)、週2回は坂路2本(17~18秒ペース、週2回は13~15秒ペース)のメニューで調整中です。この中間も順調に進められています。週2で追い切りを重ねていますが、脚元には気を付けながら乗っていて、ウォーキングマシン運動や、角馬場のみにしたりとメリハリをつけているところ。今日北出調教師が来場し、状態を確認していきましたよ」(担当者)

9.レーベンヘルツ

2025/1/10(西脇馬事公苑)馬体重:
12月31日(火)に園田競馬・西脇馬事公苑内の高馬元紘厩舎に入厩しました。

「昨年末にこちらに入厩させ、すぐに調教をおこなっています。もう少しピリッとしたところがある馬かなと思っていたのですが、案外ボーっとしていて気が入ってこない感じ。ここから速いところを積み重ねていけば変わってきそうですが、今のところは問題ないというか、扱いやすいといった感じですね。今のところ今月下旬の開催には間に合いそうなので、そのあたりでの出走を目標に進めていくつもりです」(高馬元紘調教師)

10.レーウィン

2025/1/10(栗東トレセン)馬体重:
チャンピオンヒルズで調整され、8日(水)に帰厩しました。

「前走がけっこうタフな競馬で、レース後はさすがに堪えているように見受けられましたが、思いのほか回復は早かったですね。去勢した効果か体質面が強くなっているし、潜在能力もまだまだ秘めていそう。しっかり引き出してやって、レーウィンにとって飛躍の年にできるよう頑張ります。昨日、今朝と普通キャンター(16秒ペース)で坂路を1本登板。なかなか力強いフットワークで良かったですよ。2/02(日)京都・天ヶ瀬特別(ダ1800m・混)を康誠で予定させてください」(上村洋行調教師)

12.シャインズオンユー

2025/1/10(チャンピオンヒルズ)馬体重:
今後の出走方針およびスケジュールについて青木孝文調教師と協議した結果、ここで他厩舎に環境を変えて再出発を図ることになりました。
栗東・藤野健太(フジノケンタ)厩舎への転厩が決定しています。
本日10日(金)に滋賀県・チャンピオンヒルズに移動しており、可能であれば1回小倉開催(1/25~)での出走に向けて進めていく予定です。

「今朝無事にこちらに到着しています。輸送熱などはなく元気いっぱいといった様子。両前に蟻洞があるとの引き継ぎを受けていますし、パッと見は結構進行しているなという印象です。向こうでは軽めに乗っていたということですが、様子を見ながら進めていこうと思っています」(担当者)

13.ゲンブ

2025/1/10(西脇馬事公苑)馬体重:
「年末年始も順調に進められています。昨年末のレースの疲れはそこまでなく、良くも悪くも変わりないところ。こちらで2戦使ったので、全体的にもう少しピリッとしてきてほしいんですけどね。バランスの悪さも相変わらずですし、もう少しレベルアップしてきてほしいところです。次走については1/16(木)園田・C2 4歳以上(ダ1400m)を予定しています。距離延長でスムーズに前に行ければと思っていますし、何とか最後まで粘らせたいですね」(柏原誠路調教師)

15.アレナパラシオ

2025/1/11(中京競馬場)馬体重:470
★1/11(土)中京・4歳上1勝クラス(ダ1800m・混)☆田口貫太騎手 結果11着

「ハナを奪えていれば理想でしたが、今日は前々で運ぶ自分の形で競馬ができています。ペースが流れて先行馬にはキツい展開となりましたし、3着馬に早めに来られて最後は苦しくなってしまいましたね。それでも着順ほど悪い内容ではありませんし、未勝利を勝った頃よりも反応自体は俊敏になっているので。展開ひとつでこのクラスもやれていいと思います。本質的には平坦コース向き。距離もこの1800mまでが良さそうです」(田口貫太騎手)

16.レアグリフォン

2025/1/10(美浦トレセン)馬体重:
9日(木)にWコースで5ハロン71.2-55.0-39.4-12.2を単走で一杯に追い切りました。「年明け一本目の追い切りは反応がもう一つで、終いにかけての伸びも物足りないと感じたのが正直なところです。ただ、ここを動かしてみての上昇も期待できましたし、中間にショックウェーブ治療を施したことで背腰の感じもいくらか良くなっている。昨日の時計消化の内容で最終判断をさせてもらうことにしたところ、先週と比較して確実に良くなってはいても、もうあと2段階は上げたいのがあります。ハンデも許容範囲内ですし相手関係も魅力ではあっても、自身のパフォーマンスができる態勢になければ意味がありません。お待たせすることになりますが、もう2週間かけて納得いく状態に仕上げさせてください」(稲垣幸雄調教師)

17.グランアルティスタ

2025/1/10(栗東トレセン)馬体重:542
宇治田原優駿ステーブルで調整され、本日1月10日(金)に帰厩しました。

「年末年始も休むことなく乗れていて、今週は火曜日に13-13を消化しています。水曜日はウォーキングマシン運動にとどめ、昨日は18秒ぺースで乗っていますが、体調、動きともに問題はありませんよ。いい状態で次走に向かえると思いますし、また頑張ってほしいですね」(宇治田原優駿ステーブル・担当者)

19.ジャンヌローサ

2025/1/10(ジェットレーシング)馬体重:462
「現在はダートコースでダクとキャンターを1600~2000m、坂路1本(18秒ペース、週2回は16~17秒ペース)のメニューで調整中です。年末年始も順調に乗り込めていることで、しっかりハミを取るようになってきました。右トモの踏み込みは浅いですが、ずっとこんな感じなので気にしなくても良さそう。今週から速いところを消化する予定でしたが、火曜日は馬場が悪くておこなえなかったため、今週末に15-15を織り交ぜようと考えています」(担当者)

20.イリスアスール

2025/1/10(栗東トレセン)馬体重:
9日(木)に坂路コースで4ハロン52.6-38.4-25.0-12.3を単走で一杯に追い切りました。「昨日の追い切りが帰厩後3本目になり、しっかり負荷を掛けてみたところ、反応よく脚を伸ばしてくれました。キャニオンファームでもかなり乗り込んでもらっていましたし、気がいいタイプの牝馬だけに仕上がり早。息遣いからももうひと追いすれば状態は整いそうなので、当初の小倉戦から予定を変更し、来週1/18(土)中京・4歳上1勝クラス(ダ1200m・混)を目標にすることにしました。砂を被ったときにどうかという多少の不安はありますが、走りを見るとダートはまったく苦にしないように思いますよ」(角田晃一調教師)

21.ディアフリーゼ

2025/1/10(船橋競馬場)馬体重:
「11回船橋開催(1/20~)での出走に向けて順調にきています。入厩後は2本時計を出していて、明日中間の追い切りをおこなう予定にしています。ここまで進めてきても左前肢を含めて脚元には問題が出てくることはありませんよ。いい感じできていると思います。次走については1000mと1200mが組まれているのですが、1000mは一組となる予定なのでC1から降級してくる馬がいそうなため、1200mから試してみるつもり。この距離をこなせれば、今後の選択肢にも幅が出ますからね。このまましっかり態勢を整えていきます」(稲益貴弘調教師)

24.ベニシア

2025/1/10(美浦トレセン)馬体重:
ケイツーステーブルで調整され、1月4日(土)に美浦・粕谷昌央厩舎に入厩しました。

1月6日(月)に坂路コースで4ハロン61.8-44.9-29.6-14.5を単走で馬ナリに追われ、9日(木)にも坂路コースで4ハロン57.9-43.1-29.1-14.6を単走で馬ナリに追い切りました。「加藤士津八調教師から引き継ぎを受けていましたが、かなり繊細な馬ですね。周りの環境に敏感なところを見せていますし、ビクビクしたりもしているので、スイッチを入れないように注意しながら進めているところ。ゲートにも少し難があるようなので練習しましたが、やはり危うさも覗かせますね。体が示す通り、仕上げにはそう時間が掛からなそうなので、週末あたりからピッチを上げていこうと思っています。中山・ダ1200m戦を目指そうと考えていましたが、今週の想定を見ると結構節が必要そう。そこらへんも探りながら進めていければと思っています」(粕谷昌央調教師)

25.ワンモアビスケット

2025/1/10(美浦トレセン)馬体重:
「右眼には眼帯での保護と軟膏での治療を継続し、定期的に獣医にも診てもらっていたのですが、ショボショボさせなくなったタイミングでしっかり検査したところ、わずかながら角膜に傷が見つかりました。若干白くなっている部分も出てきたために引き続き調教は控え、厩舎周りの曳き運動にとどめている現状です。ご心配をおかけし、申し訳ありません。悪化するようなことはなく、今朝からは運動時間を延ばしていますが、騎乗再開まではもう少し時間を要する見込みです」(本間忍調教師)

27.ベルイストワール

2025/1/11(中山競馬場)馬体重:542
★1/11(土)中山・4歳上1勝クラス(ダ1800m・牝)R.キング騎手 結果5着

「使いながら状態面を上げての今回でした。ジョッキーからは『ゲートの中でソワソワするところはありましたが、タイミングが合ったことで思っていたよりスタートが決まっています。外から無理せずに悪くないポジション。本当はもう少し追い出しを我慢したかったのはあって…外からのプレッシャーと、前にいる馬たちの手応えも悪かったので、そこから位置を下げてしまう前に動いています』と話すように50~100m仕掛けが早かったですね。使える脚が短いですし、勝ちに行くと甘くなってしまう。ただ、それでも堅実に走れていますし、ステップアップしてくれているのを感じますよ」(宮田敬介調教師)

28.ディアマンドロップ

2025/1/10(栗東トレセン)馬体重:
1/13(月)中京・4歳上1勝クラス(ダ1400m・牝)太宰啓介騎手 除外(非抽選)

9日(木)に坂路コースで4ハロン54.3-39.5-26.2-13.1を単走で馬ナリに追い切りました。「馬房のなかでチャカチャカしており、テンションの高さに変わりはないものの、飼い葉をしっかり食べれるようになってきましたね。中間もコンスタントに時計を消化できています。昨年11月からずっと在厩のまま調整していますが、とりわけ調子を崩すことなく、いつでもレースに向かえる状態。テンからビュッと加速していけるタイプではないので、芝部分からのスタートかつ、牝馬限定のこの条件が打ってつけの番組だったんですけどね。今週は残念ながら節が足らずに除外となってしまいました。稽古でも集中力が持続できない現状、距離はマイルまでが限度のように思えます。ひとまずは来週1/19(日)中京・4歳上1勝クラス(ダ1400m)に投票させてください。そこでもし除外となる場合には、小倉まで待って芝を試す選択肢も検討していくつもりです」(昆貢調教師)

29.ヴァズレーヌ

2025/1/13(中京競馬場)馬体重:462
★1/13(月)中京・4歳上1勝クラス(ダ1900m)小崎綾也騎手 結果2着

「全体的に馬の雰囲気がとても良かったと思います。レース前は先行集団のインの位置取りを考えていたものの、ゲートを出た割には促しても進んで行かず、周りの馬も速かったため中団のインで溜めるプランに切り替えました。先生からは後半にズブくなる面があると聞いていたのですが、今日はそういったところも感じられず、追い出してから素晴らしい脚を繰り出してくれましたね。それだけ馬の仕上がりが良かったということだと思います」(小崎綾也騎手)

31.アレスエルピーダ

2025/1/10(須藤ステーブル)馬体重:480
12月28日(土)に須藤ステーブルに移動しました。
なお、新たな預託先は美浦・栗田徹(クリタトオル)厩舎に決定し、近日中の入厩を予定しています。

「現在は馬場でダクとハッキングキャンターを4000m(18秒ペース)のメニューで調整中です。入場当初は若干背腰に疲れが窺えましたが、徐々に抜けてきました。現在の調教ペースで大きな問題もなく乗れているので、入厩後もスムーズに進めていけそうですよ」(担当者)

33.エイブラムス

2025/1/10(ノルマンディーファーム小野町)馬体重:500
現在は馬場1周と坂路2本(上限18秒ペース)のメニューで調整しています。年明けに登坂本数を増やして以降も問題なく進められており、だんだんと気合い乗りも良くなってきました。現状ペースでも手綱をグイグイと引っ張っていく前向きさを見せています。もう少しバランスが起きてくればさらに背腰に筋力が付いてくると思うので、フォームも意識しながら乗っていきます。

35.ムーンヘイロー

2025/1/10(川崎競馬場)馬体重:
★1/01(水)川崎・三茄子賞(ダ1500m)笹川翼騎手 結果7着

「レースで大きなダメージを負うこともなく、順調に調教を再開できています。跨ってみての違和感などもありません。次の12回川崎開催(2/04~)まではいくらか時間もありますので、ゲート練習を週に1度のように定期的におこないながら課題に向き合っていくつもりです。ジョッキーからも気難しさを指摘されていますからね。レースはまた別として、調教の中でシャドーロールだったり、ハミを替えてみたりと色々とやってみましょう」(鈴木義久調教師)

36.ジュエルドレーサー

2025/1/10(キャニオンファーム土山)馬体重:
先週4日(土)に帰厩。9日(木)の追い切り後に鼻出血を発症しました。
程度としては軽いものですが、念のため1~2週間程度は負荷のかかる運動を控えた方がいいとの判断から、本日10日(金)に栗東近郊のキャニオンファーム土山へ移動しています。

また、これまでの戦歴および現状を踏まえ、小林真也調教師と協議をおこなった結果、ここで中央競馬登録を抹消して地方競馬に移籍することとなりました。
今後は地方競馬から始動し、採算性等を考慮した運用継続(規定の条件を満たした際のJRA再登録を含む)をおこないます。なお、新しい預託先については現在調整中です。

「まずはこのようなご報告をすることとなり、大変申し訳ございません。簡単に経緯を説明させていただくと、調教後厩舎に戻ってきて、手入れなども済ませて飼い葉を食べ始めたころに鼻出血を確認しました。その後診療所で内視鏡検査を行っており、状態としてはごく軽度のものであるとの診断を受けています。ただ鼻出血であることは間違いないため、大事を取って1~2週間程度休ませてから立ち上げたく、予定していた再来週の競馬の予定も白紙とさせていただきました。自分としては再度出走しやすいタイミングでと考えていたものの、未勝利馬という立場上、十分な節があっても除外の懸念があることは事実。次走の見通しもすぐには立てられないため、クラブ側とも協議の上、今回の判断となりました。手元で勝ち上がらせるべきところ、骨折、鼻出血などなかなか順調に行かず、申し訳ないばかりです。ここで勝たせてあげられなかったのは残念ですが、いいスピードを持っていますし、すぐにJRA再転入を果たしてくれる素質はあると思っています」(小林真也調教師)

37.レザンノワール

2025/1/15(オカダスタッド)馬体重:
現在は舎飼されています。この中間も馬房ではリラックスした様子で過ごしており、飼い葉食いも良好。北海道の厳しい寒さのなかでも、体調面に不安なところはありません。引き続き舎飼で安静にさせて、患部の早期回復に努めていきます。

41.ヴェヌーセ

2025/1/16(NSR)馬体重:
★1/11(土)中山・4歳上1勝クラス(ダ1800m・牝)木幡巧也騎手 結果11着

これまでの戦歴および現状を踏まえ、蛯名利弘調教師と協議をおこなった結果、ここで中央競馬登録を抹消して地方競馬に移籍することとなりました。
名古屋競馬から始動し、採算性等を考慮した運用継続(規定の条件を満たした際のJRA再登録を含む)をおこないます。
なお、新しい預託先は名古屋競馬・安部幸夫(アベユキオ)厩舎に決定しています。
本日16日(木)に一旦美浦近郊のNSRに移動しており、18日(土)の入厩を予定しています。

「いい番組に使えたかと思ったのですが、厳しい結果となり申し訳ありません。ジョッキーからは坂が堪えたことや久々だからか返し馬でイレ込むようなところがあったと聞いています。レース後のダメージとしても大きなものでなく、一度使ってまたここから変わってくるだろうというのは感じられるんです。ただ、いかんせん立場として出走決定順の一番下に属しているため、頭数割れにならない限りなかなかチャンスが回ってこない。せっかく出走できる態勢にあるのに、そのいい時期を無駄にしてしまっては元も子もありません。それであればコンスタントに出走が見込める地方に移籍して結果を求めた方がヴェヌーセのためになるのではないか。ダートで走れるのはわかっていますので、そちらの方が近道かもしれません。縁があってうちの厩舎にきて、入着してと頑張ってくれて何とかしたかっただけに、こちらで結果を出せなかったこと申し訳ない気持ちでいっぱいです。今回の決断が最善と信じて送り出します」(蛯名利弘調教師)

42.ブーケドグレイス

2025/1/15(オカダスタッド)馬体重:
現在はダート坂路2本(上限18秒ペース)のメニューで調整しています。今月上旬よりウッドチップ坂路での調教も取り入れる予定でしたが、この中間、ダート坂路のスタート地点で少しテンションが高くなる様子が窺えました。ウッドチップ坂路までは長い馬道を往来する必要があるため、引き続き現状メニューで乗り進めています。とはいえ、走り出してしまえば気持ちが入り過ぎることもありませんし、登坂後の息の戻りも早くなってきました。患部や歩様にも変化はないため、小野町への移動を見据えつつ、しばらくはダート坂路にて乗り込んでいきます。

43.ベルリガード

2024/12/28(引退)馬体重:
本日12/28(土)、美浦トレセンにて調教を終えて厩舎に戻る際に放馬し、車と衝突してしまい骨盤骨折を発症。診療所に搬送されましたが、やむを得ず安楽死の処置(見舞金2号受給)がとられました。

「会員の皆様におかれましては大変申し訳ありません。まずは経緯を説明させていただきます。昨日の坂路での帰りに煩い仕草を見せていたために、今日は対応策として曳いて帰ろうと考えていました。ただ、その際にひっくり返って放馬してしまい、車と衝突し右の腰から地面に倒れたために骨盤を骨折しています。こちらの不手際によりベルリガードにも会員の皆様をはじめ関係者の皆様にも申し訳ない気持ちでいっぱいです。もし対策を取らずに昨日と同じようにしていればとか、曳いて帰ろうとするタイミングに少しズレがあったらと考えてしまいます。せっかく今回声を掛けていただいてという矢先に、これから一歩一歩進めていくという時に、このようなこととなりましたこと本当に申し訳ありません。心からお詫び申し上げます」(蛯名利弘調教師)

44.スノーディーヴァ

2025/1/10(ノルマンディーファーム小野町)馬体重:497
現在は馬場1周と坂路2本(上限18秒ペース)のメニューで調整しています。この中間からは坂路を2本に増やしていますが、その後もトモに違和感はありません。厩舎と調教コースの行き帰りで少し煩い面は見せるものの、テンションが高くなってきているわけではないので、このまま徐々に負荷を強めていく予定です。

48.スターチスブーケ

2025/1/10(チャンピオンヒルズ)馬体重:514
「現在は角馬場でダクと、馬場をハッキングキャンターで1000m、坂路コースを1本(17~18秒ペース、週1~2回は12~16秒ペース)のメニューで調整中です。この中間も追い切りを重ねながら進めています。今週はテンを16秒で入って、ラスト1ハロンは12.3秒まで脚を伸ばしています。水曜日に清水調教師が来場され『そう遠くないうちに帰厩させるつもりです』と話していました」(担当者)

50.ジェロニモス

2025/1/10(宇治田原優駿ステーブル)馬体重:496
「現在は馬場をダクとハッキングキャンターで2000m、坂路コースを1本(18秒ペース、週1回は15秒ペース)のメニューで調整中です。この中間も順調に進められ、年明けから15-15を織り交ぜ始めています。来週からは週2にする予定で、この感じで乗り込んでいけば来月頭ごろには態勢が整いそうですよ。中村調教師とも今後のことを相談しながら進めていくつもりです」(担当者)

51.ブレーザー

2025/1/10(美浦トレセン)馬体重:538
ヒモリファームで調整され、9日(木)に帰厩しました。

「短期でもいいリフレッシュになったようですね。一度叩いたことで馬体の張りも出てきましたし、雰囲気は非常によく見えますよ。早速今日から坂路に入れ17~18秒ペース程度の肩慣らしをしていますが、行きっぷりも抜群と、馬は元気いっぱい。緩ませないようにと外厩に伝えておいたこともあり、このままスムーズにギアを上げていけそうです。1/26(日)中山・4歳上2勝クラス(ダ1200m・混)のレースに向け、まずは今週末に時計を出してみる予定です」(伊坂重信調教師)

52.ペルセイズ

2025/1/10(川崎競馬場)馬体重:
★1/04(土)川崎・黒豆賞 C1(一)(二)(三)(ダ1400m)今野忠成騎手 結果11着

前走の結果、これまでの戦歴を踏まえて内田勝義調教師と協議した結果、ここで他厩舎に環境を変えて再出発を図ることになりました。
南関東に移籍後はここまで5戦を消化しましたが、2着3回、3着1回と勝ち切れずにいるため、当地ではJRAへの再登録の要件を満たすための3勝までは時間を要する見込みです。まずは3勝を目指し、1500m以上の条件があり、且つ先行有利な競馬場でもある名古屋競馬へ矛先を向けることにしました。
名古屋・今津博之 (イマヅヒロユキ)厩舎への転厩が決定しており、明日11日(土)に弥冨トレーニングセンターに入厩する予定です。

「なかなか結果を出すことが出来ずに申し訳ありません。自分の形に持ち込めないうちにズルズルとポジションを下げてしまい、ペルセイズの競馬をさせてあげられませんでした。レース直後も息が上がっていないことはお伝えしましたが、週が明けてからもやはりダメージはないので、全然走っていませんね。とは言っても詰めの甘いところのある馬ですし、今後ポンポンと勝っていけるかと聞かれると、何とも言えないところ。タフな馬ですし、もう少しコンスタントに使いながらレース経験をさせていった方が良いという意見がクラブ側とも一致し、今回の決定となりました。うちで勝たせることが出来なかったことは悔いが残りますが、これがペルセイズにとって最良の選択となれば嬉しい限りです」(内田勝義調教師)

56.トワイライトサーガ

2025/1/15(オカダスタッド)馬体重:
現在は舎飼されています。寒さが厳しい時期ですが、天気がいい日には裏戸から顔を覗かせている姿が見られ、リラックスして過ごしている様子。大人しく、手を焼かせることもないですし、このまま馬房内での生活にとどめて患部の早期回復に努めていきます。

57.カーマンライン

2025/1/10(チェスナットファーム阿見TC)馬体重:507
「現在は馬場をダクとハッキングキャンターで3000m(16~20秒ペース)のメニューで調整中です。引き続き様子を見ながら進めていましたが、外傷部は問題ないことから、通常メニューに移行しています。週1回は終いだけ16秒ペースまで伸ばしているところ。テンションが高ぶることもありませんし、いつものカーマンラインといった感じですよ。このまま乗り込みを重ねていきます」(担当者)

58.タキザクラ

2025/1/10(山岡トレーニングセンター)馬体重:
★1/02(木)川崎・22ndゴールデンホース賞(ダ1500m)笹川翼騎手 結果7着

川崎競馬で3戦を重ねるもあと一歩のところで結果を出せずにいる現状。JRAへの再登録の要件を満たすための3勝までは時間を要する見込みです。
一度環境を替えて立て直したい考えがあるため、この後は名古屋競馬に移籍することとなりました。

なお、新しい預託先は名古屋競馬・藤ヶ崎一人(フジガサキ カズヒト)厩舎に決定しています。
本日10日(金)に一旦、岐阜県・山岡トレーニングセンターへ移動しました。

「なかなか思うような結果を出すことができずに申し訳ありません。今回は急遽ではありましたが、ジョッキーとも意見を交わしてパシュファイアーを着用してみました。それも思ったようには機能せずで、おそらく他の馬具でもどうこうできるものではないかもしれません。調教や返し馬の感じと、ゲートを出てからがまるで違います。力はありますので何かキッカケさえあれば。たとえば十分な期間の放牧を挟むであったり、もしかすると去勢だったりもいいのかもしれません。いずれにしろこのままでは同じことを繰り返してしまう懸念があるため、環境を替えることでタキザクラにとっていい流れとなってくれれば、と期待を込めて送り出します。力及ばず申し訳ございません」(鈴木義久調教師)

60.ホークレア

2025/1/10(美浦トレセン)馬体重:
6日(月)にWコースで5ハロン72.3-56.1-40.7-12.9を単走で馬ナリに追われ、9日(木)にもWコースで5ハロンから0.8秒先行して併せ、68.5-53.2-38.5-12.0を馬ナリに追い切りました。「昨日は先行する形で時計消化をおこない、相手に先着させる隙を与えずにゴールという内容。パサパサとした時計の掛かる馬場の中でも十分な時計ですし、終いもしっかりと伸ばせています。感触としてはなかなか良かったですよ。これであれば来週のレースというのも考えていいでしょう。蹄も落ち着いていますし、他にどこか気になるようなところもありません。皮膚が弱いのはあって、繋ぎの裏に細かな傷を作りやすいのはありますが、そこも綺麗になってきています。この調子で1/18(土)中山・4歳上2勝クラス(ダ1200m・混)に武史ジョッキーで向かう予定。久々のレースになりますし、騎乗経験のある鞍上を迎えられたのは大きいですね」(尾関知人調教師)

61.ノーブルロジャー

2025/1/13(中山競馬場)馬体重:498
★1/13(月)中山・ニューイヤーステークス(芝1600m)菅原明良騎手 結果3着

「すごくいいスタートが切れましたし、二の脚も速いです。内々を回って脚を溜めながらで、その際に折り合いに苦労することもありません。仕掛けてからもちゃんと反応してくれてはいるものの、ジリ脚っぽいですね。長めに脚を使えることを考えると早めに踏んで行けた方がいいタイプで、そうなると内枠からは競馬がしにくかったのはあります。枠もそうですが、展開だったりメンバーだったりがかみ合ってくれればというところです」(菅原明良騎手)

62.オルゴーリオ

2025/1/10(ノルマンディーファーム小野町)馬体重:526
現在は馬場1周と坂路2本(上限18秒ペース)のメニューで調整しています。まだこの馬本来の柔らかい動きには戻っていませんが、ハミが利いてテンションは上がりにくくなってきました。それでも馬体がフックラしてきた割に、気分良く走れていないように感じられる部分もあるので、まだ本調子からは遠い印象です。

63.リヴァイデント

2025/1/10(笠松競馬場)馬体重:
「相変わらずテンションの高い時があって安定しないのですが、大きな問題はなく進められています。今日はイレ込みがきつくて調教が出来なかったものの、ある程度パターンも分かってきたので昨日中間追い切りを消化できていますし、動きも悪くなかったところ。レースに向けて仕上がりつつありますよ。このままいけば17回笠松開催(1/21~)に行けそうなので、更に状態を上げていきたいと思っています」(後藤佑耶調教師)
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