更新スケジュール

・当該週出走予定馬:毎週木曜日

・トレセン、NF小野町および外厩在厩馬:毎週金曜日

・北海道(ノルマンディーファーム、オカダスタッド)在厩馬:月2回(2歳2月までは月1回)

・レース後コメント:出走レースで入手できた場合のみ騎手コメントを随時更新

1.ディニトーソ

2025/5/16(栗東トレセン)馬体重:
11日(日)に坂路コースで4ハロン61.2-43.9-28.4-14.2を単走で馬ナリに追われ、14日(水)にも坂路コースで4ハロンから0.2秒先行して併せ、55.5-40.4-26.1-13.0を馬ナリに追い切りました。「今週は坂路を使って併せ馬での時計消化。相手を先にいかせまいと必死に抵抗する姿勢は評価できますし、この気持ちに体が追いついてくればというところです。もう少し体を絞って動けるようにする必要があるため、具体的にここと目標を示すのはもう少し進めてからで、乗り込みを重ねながら来月の3回阪神開催(6/07~)を目指せれば。母の産駒の傾向を見るとどちらかというと短いところで力を出す馬が多い印象ですが、ディニトーソの走りからはある程度距離はもちそうなイメージ。芝、ダートについてはこれから探っていくつもりです」(辻野泰之調教師)

2.レクスノヴァス

2025/5/16(栗東トレセン)馬体重:
チャンピオンヒルズで調整され、15日(木)に帰厩しました。

「前走後は無理させずに成長を促す期間としたので、もう少し体を増やせたら理想でしたけどね。思いのほか良化がスローな印象。それでも体質面がまだしっかりしていないので、この馬が良くなってくるのはもう少し先なんだと思います。来週23日(金)に函館競馬場へ移動。現地で調整して、6/15(日)函館・3歳未勝利(芝2000m)に康誠で向かう予定です。まずは未勝利突破が最低限のノルマですが、ここでポンポンと軌道に乗せられたらと期待しているんですよ」(上村洋行調教師)

3.キングズトゥルー

2025/5/18(東京競馬場)馬体重:446
★5/18(日)東京・3歳未勝利(芝2400m・混)戸崎圭太騎手 結果7着

「連闘でも状態はキープできており、気が入ったことでいい意味での前向きさがありました。道中の折り合いも問題なく、中団あたりからうまく競馬をしてくれましたし、悪くない内容だったと思います。ただワンペース気味なところはあって、最後も止まってはいないけどジリジリ伸びる感じ。結果論ではありますが、もう少しポジションを取りに行ってもよかったかもしれません」(戸崎圭太騎手)

4.ヴィオレンツァ

2025/5/16(キャニオンファーム土山)馬体重:445
「現在は角馬場をダクと馬場をハッキングで1200mのメニューで調整中です。入場後も右前の深管の痛みがあるため、軽めのメニューで様子を見ています。少し休ませた方が良いかもしれませんが、時期も時期なので一度ショックウェーブ治療も考えるつもり。その後の状態次第で今後の方針を決めるつもりです」(担当者)

5.ピジョンポイント

2025/5/16(ヒモリファーム)馬体重:
★5/10(土)東京・3歳1勝クラス(芝1800m・混)木幡巧也騎手 結果7着
この後は千葉県・ヒモリファームで調整することになり、15日(木)に移動しました。

「レースを使っての疲労感はありますが、使ったなりといえる範囲のもの。それよりも気持ちの面をリセットさせた方がいいということで、放牧に出させてもらいました。この後をどうしようかと考えるなかで、クラブ側からは北海道をリクエストされています。ただ、どうしても馬房の数に限りがあるため、すぐにお約束できないのが正直なところです。少し時間をいただいて調整させてください。仮に難しかった場合には勝ち上がった福島でと考えています」(岩戸孝樹調教師)

6.ギフテッドスター

2025/5/16(オカダスタッド)馬体重:
現在はウッドチップ坂路2本(上限18秒ペース)のメニューで調整しています。気温の上昇とともに毛ヅヤが良化し、馬体に張りが出てきたとあって体調も上向きなことから、今月上旬以降は連日ウッドチップ坂路で乗り込まれています。ここまで両前患部の状態も変わりなく、だんだんとトモに筋力が戻ってきたことで、フットワークには力強さが窺えるようになってきました。このまま順調なら、下旬からは15-15を開始する予定です。

8.シュヴァルノワール

2025/5/18(新潟競馬場)馬体重:502
★5/18(日)新潟・3歳未勝利(ダ1800m)佐々木大輔騎手 結果4着

「レースでもだいぶ常識に掛かった走りができるようになりましたが、ポジションを取りに行くとやはり終いが少し甘くなってしまいます。道中は外にいた馬(8番グロワールスカイ)の挙動をずっと気にしていたようなので、現状ブリンカーは装着していたほうがいいでしょうね。ここを叩いてまた中身が上向いてくるはずですし、もう一段ギアを引き上げられるよう調整していきます」(嘉藤貴行調教師)

9.トリプルバレル

2025/5/16(美浦トレセン)馬体重:
11日(日)に坂路コースで4ハロン57.2-42.3-27.8-13.7を単走で馬ナリに追われ、14日(水)にはWコースで5ハロン67.8-52.7-38.3-11.6を単走で一杯に追い切りました。「水曜日の時計消化では体が伸びたような走りに映ったのが正直なところです。反応はしていても、そんな格好だから思ったような脚を使えずに伸びを欠いています。両前にソエっ気があって、その影響も少なからずあるでしょうから脚元をケアしながらやっていくつもりです。以前と比べて体のゆがみが解消されてきたことにより、左右のバランスも整ってきて前後のつながりも出てきています。もう少しトモがパンとすれば、さらに推進力はアップするはず。いい変化も感じられるだけに、何とかもう一段二段上げての送り出しとなるよう来週に向けてしっかりやっていきます」(稲垣幸雄調教師)

10.ゴンクール

2025/5/16(吉澤ステーブルWEST)馬体重:510
「現在はダートコースでダクとハッキングキャンター1800m、600mの坂路を2本(17秒ペース、週1回は15秒ペース)のメニューで調整中です。左前の蹄球は完治したため、ペースを上げながら進めています。もう15-15も開始して本数を積み重ねていこうと思っているところ。体調面にも不安はないので、このまま帰厩に向けて態勢を整えていくつもりです」(担当者)

11.ゴールドジャケット

2025/5/16(美浦トレセン)馬体重:584
ノルマンディーファーム小野町で調整され、本日16日(金)に帰厩しました。

「ここ最近は追い切りによる反動が出ることもなく、順調に進めることができました。まだ馬体に緩さは残りますが、だんだんと力も付けていたので、トレセンでも問題なく進めていけると思います」(ノルマンディーファーム小野町担当者)

12.フィアマドラータ

2025/5/16(松風馬事センター)馬体重:467
「現在は角馬場で長めのダクと本馬場でキャンター1600mを2セット(17~18秒ペース)のメニューで調整中です。この中間も特に大きな問題なくきています。もともと両前に骨瘤があるのですが、先週末の獣医師チェックで『右前に少し反応がありますね』との指摘がありました。強いて言うならレベルのもので、今週も時計消化をおこなっているところ。並行して練習しているゲートも、気持ちが昂ったりすることはありません」(担当者)

13.グレイスフルマーチ

2025/5/16(宇治田原優駿ステーブル)馬体重:480
「現在は馬場をダクとハッキングキャンターで2000m、坂路コースを1本(17秒ペース、週2回は15秒ペース)のメニューで調整中です。この中間より週2で15-15を織り交ぜながら順調に進められています。負荷を強めても反動が出るようなことはありませんし、体重もしっかりと増えてきているところ。体調面も良好なので、この感じをキープしながら進めていきます」(担当者)

14.アクアリッズ

2025/5/16(オカダスタッド)馬体重:
ここまで術後の経過は良好ですが、未勝利戦終了までに残された期間および6月7日(土)以降との抹消給付金額の差異を踏まえ、森一誠調教師と協議をおこなった結果、近日中に中央競馬登録を抹消して地方競馬へ移籍することとなりました。なお、移籍先はホッカイドウ競馬(規定の条件を満たした際のJRA再登録を目的とする)を予定しています。

現在はウッドチップ坂路2本(上限18~20秒ペース)のメニューで調整しています。今月中旬からウッドチップ坂路での調教へ移行しました。こちらで2歳春までトレーニングを進められていたこともあり、長い馬道の往来、調教中ともにリラックスした雰囲気で取り組んでいますが、まだ体力的にはもう一つ。フットワークや登坂後の息遣いに良化の余地を残しているため、もう少しの間は現状メニューを継続していきます。

15.アイスヴィレッジ

2025/5/16(美浦トレセン)馬体重:
★5/13(火)笠松・美江寺宿特別(ダ1400m)渡邊竜也騎手 結果7着

「ジョッキーには可能であれば番手の競馬という話もしていたのですが、最内枠だったため変に包まれるのは嫌でしたし、あの形は仕方ないところ。ただ、終始外に張るような仕草を見せ、ジョッキーからも片ハミで走っていたとも言われたように、まともな競馬が出来ませんでした。そのような悪癖は調教を含めて今回が初めてだったので、原因を探るとともに対策を考えていきます。なかなかいい結果に導いてあげられず、申し訳ありません。ダートは思いのほか適性がなかったので、今後は芝のレースに絞って使っていくことにします。レース翌日に状態を確認したものの、大きなダメージが感じられないことから、このまま続戦させることに。新潟開催がある来週までは、東京の番組が比較的空いているので、芝1600、1800mを本線に次走を考えたいと思います。東京コースでここ3戦のようにハナを切ってしまうと直線もたないと思うので、今度は番手からの競馬を試みるつもりです」(鈴木慎太郎調教師)

16.ヴェルダリオ

2025/5/17(東京競馬場)馬体重:512
★5/17(土)東京・3歳未勝利(ダ1600m・混)斎藤新騎手 結果6着

「スタートが上手じゃないというか、反応はしてるんだけど大きい馬だからトモが動くまで時間がかかっているという具合です。流れに乗れてからはいい感じで運べていますし、ジリジリと脚を使ってくれています。直線向いた時には差せるんじゃないかと感じたほど。実際は同じ脚色になってしまっていますが、それはスタートの分かなと思います。前走からの前進が見られますし、跨った感触としても勝ち上がれる力があるのを感じました」(斎藤新騎手)

17.ベネディクティオ

2025/5/16(ケイツーステーブル)馬体重:512
「現在は屋外ダートコースと坂路を併用して、ダクとキャンター3000~4000m(17~20秒ペース、週1回は15秒ペース)のメニューで調整中です。馬体のどこかが痛い痒いはないものの、内面の疲労が大きいようで入場当初の血液検査では血がだいぶ濃いという結果でした。一生懸命がんばった表れでしょう。今は代謝を良くするように意識しながら緩めずに進めているところです。中間には加藤調教師も来場されて状態を確認しています」(担当者)

18.アスコットアイ

2025/5/16(栗東トレセン)馬体重:
★5/11(日)新潟・3歳未勝利(ダ1200m)小沢大仁騎手 結果5着

「メンバーの手薄な番組を選び、ここで勝ち上がらせたいという思いで臨んだものの、新潟ダートは土日ともに稍重の馬場コンディション。これまでの成績から懸念材料ではあったのですが、それが少なからず結果に影響してしまいました。それでも掲示板は確保してくれましたし、先のことを考慮するとここでもう一度使った方が良さそうなので、再度の中1週で新潟戦に向かいましょう。次走は目先を替えて芝を試したいと考えていて、来週5/25(日)新潟・3歳未勝利(芝1200m・混)に4kg減の小林美駒ジョッキーをおさえています」(緒方努調教師)

19.コルネイユドール

2025/5/16(ノルマンディーファーム小野町)馬体重:
10日(土)に福島県・ノルマンディーファーム小野町へ移動しました。

現在はウォーキングマシン30分のメニューで調整しています。こちらに滞在するのは初めてになりますが、馬房内でも落ち着いていますし、飼い葉食いも良好。この様子であれば、来週から騎乗を開始して良さそうです。ハミ受けなどを確認しながらメニューを組み立てていこうと考えています。

20.ヌーヴォストーリア

2025/5/16(ノルマンディーファーム小野町)馬体重:458
現在はウォーキングマシン30分のメニューで調整しています。引き続き軽めの運動をおこなって体の回復を促していますが、馬体重も増加してだんだんと体調が上向いてきた印象を受けます。この様子なら、来週あたりからの騎乗開始を検討していけそうです。

21.シュエットアムール

2025/5/16(ケイツーステーブル)馬体重:
★5/11(日)新潟・3歳未勝利(芝1800m・混)小林脩斗騎手 結果6着
この後はトレセン近郊のケイツーステーブルで調整することになり、昨日15日(木)に移動しました。

「お母さんはこういう馬場が得意でしたし、あの日は前残りの馬場で内枠で変に包まれるのは嫌だったため、ジョッキーともある程度の位置で競馬をしようというのは話していました。逃げるのは予想外でしたが、まだ集中力に課題のある馬なのであそこで無理に控えてリズムを崩すのも良くないですし、あの形は仕方ないところだったと思います。直線で向かい風でしたし、馬にとってはなかなか厳しかったと思いますが、最後まで頑張っていましたし、これまでで一番着順も良かったので成長を感じることが出来ました。1200mを使ったことで集中力も出てきて、いろいろと収穫のあるレースでしたよ。惜しくも権利こそ取れなかったものの、この条件であればそこまで節を溜めなくても良いので、いい条件を見つけてまたチャレンジしていきたいと思っています。レース後も大きなダメージは感じられないものの、体重が戻り切らずに水曜日の時点でまだ410kg。レースに使うにはもう少しフックラさせたいですし、再来週からは東京開催のみになってしまい条件的に合わないなと思うので、ここでリフレッシュ期間を設けることにします。今後は平坦コースの函館や福島を視野に入れながら進めていくつもりです」(西田雄一郎調教師)

22.インピッシュ

2025/5/16(栗東トレセン)馬体重:
★5/13(火)笠松・美江寺宿特別(ダ1400m)☆西塚洸二騎手 結果2着

「本音を言えば勝ってほしかったものの、ゲートをしっかり出て序盤から行きっぷりよく、最後まで集中を切らさずに走り切れたのは大きな成長といえるでしょう。これまでの中で一番内容が良かったですし走破時計も優秀と、ここまで走れるならどこかでチャンスはあると思います。ただ再度地方交流競争に申し込むにしても節を空けなければならず、また一度中央で使う必要がある。幸いレース後も馬体、脚元ともに問題なく来れているため、来週使ってひと息入れるプランを考えています。来週は京都、新潟合わせてダート1200mが3鞍、1400mが1鞍とある程度短距離戦が充実しており、頭数もばらけそうなため、この辺りで出れる番組を狙っていくつもり。一度使ったことで中身の面も上向いてくると思いますし、中央でもメドを立てたいところです」(小林真也調教師)

23.ライツユーアップ

2025/5/16(栗東トレセン)馬体重:
15日(木)に坂路コースで4ハロンから0.5秒先行して併せ、53.2-38.5-24.9-12.1を一杯に追い切りました。「落鉄した右前蹄の状態、両首の張りに関してはその後も問題はなく、昨日は来週の京都戦出走も見据えての追い切り内容。強めに追ったところ、馬自身も気にする素振りはなかったように、しっかりとした脚取りでゴールしてくれました。もう影響はないと思われますが、来週5/24(土)京都・3歳1勝クラス(ダ1400m)または再来週6/01(日)京都・3歳1勝クラス(ダ1400m・混)のどちらに向かうかは、念のためもう少し状態を見て決めるつもりです。いずれにしても次が3歳馬同士の最後の1戦になり、この世代の1勝クラスのダートでどれだけ走れるか物差しになりそうです」(角田晃一調教師)

24.デアリングエア

2025/5/16(チャンピオンヒルズ)馬体重:463
「現在は角馬場でダクと、馬場をハッキングキャンターで1000m、坂路コースを1本(15~18秒ペース、週1回は13秒ペース)のメニューで調整中です。杉山調教師から『来週帰厩させます』と言われたので、今週はラスト2ハロンを13-12まで伸ばしています。ここまで順調にきていますし、しっかり動けているのでトレセンでも問題なさそうです。この状態で送り出せればと思っています」(担当者)

25.エリタージュソング

2025/5/16(グリーンウッドトレーニング)馬体重:474
「現在は1時間のウォーキングマシン運動をおこなっています。この中間も同様のメニューで進めています。体調は問題ありませんし、まだ軽めの調整なので元気が有り余っている様子。発症から3週間経ったので、明日軽く跨ってみて脚元の確認をするつもり。問題ないようなら来週から徐々に立ち上げていこうと思っています」(担当者)

27.ノワールエブラン

2025/5/6(引退)馬体重:
一昨日4日(日)に骨盤左腸骨翼の骨折が判明し、トレセン内診療所の入院馬房で経過観察をおこなっていましたが、本日午後になって状態が悪化。
起立困難となり回復の見込みが立たないことから、誠に残念ながら安楽死の措置がとられました。

「このような事になってしまい、大変申し訳ございません。先週の追い切りはまだトレセンに帰厩させて最初の一本目だったため、あまり負荷を掛けないようポリトラックを選択しました。ノーマル馬具で臨んだものの、途中からバタつき自ら走るのを止めて少しスクんでしまったので、その際に馬体になにかしらの異常があった可能性も否めません。状態が急変する日曜の夜までは歩様も特に問題なく、異変に気付くことができなかったため、後悔の念に駆られるとともにただただ申し訳ない気持ちでいっぱいです。診療所の入院馬房では体勢固定して安静にさせていたのですが、最期は起立もおぼつかず、判断せざるをえない状況でした。せっかくの期待馬を預けていただいたのに、繁殖としても残してやれず、このようなご報告となりますこと深くお詫び申し上げます」(藤野健太調教師)

28.ドロップオブレイ

2025/5/18(京都競馬場)馬体重:452
★5/18(日)京都・3歳未勝利(芝1200m・混)団野大成騎手 結果16着

「返し馬の途中で馬が急にブレーキをかけ、その反動で落馬し、放馬させてしまいました。幸いすぐに捕まり、大きな怪我や著しい疲労もなかったため、そのままレースに。スタートはスムーズに決まり、序盤は先団で流れに乗る形で進められましたが、3コーナーではやや外へ張るような動きが見られ、4コーナーでは大きく膨らんでしまいました。直線では完全に手応えがなくなってしまい...。レース後、両鼻腔から鼻出血を発症していたとのことで、コーナーで外に膨らんだのも、苦しさからスムーズに回れなかったためでしょう。力を出し切れず、非常に残念です」(団野大成騎手)

※「鼻出血による出走制限」のため、2025年6月18日まで平地競走に出走できません。

29.ロワゾブルー

2025/5/16(ノルマンディーファーム小野町)馬体重:473
現在はウォーキングマシン30分のメニューで調整しています。体調が悪いわけではありませんが、もっと状態が上がってきてからの騎乗開始が理想的。もうしばらくはマシンでの運動を継続し、良化を促していきます。

30.ミリオンヒット

2025/5/16(ケイツーステーブル)馬体重:416
「現在は屋外ダートコースでダクとキャンター3000m(18~20秒ペース)のメニューで調整中です。こちらの見立てほどに背腰の筋肉が戻ってこないのが悩ましいですね。乗ってきたことでいくらか張ってきたため中間にショックウェーブ治療を施しています。その効果は感じられますので、またここから少しでも馬体重を増やして、筋肉をつけられるよう意識しながら進めていきます」(担当者)

31.イオリ

2025/5/17(新潟競馬場)馬体重:420
★5/17(土)新潟・3歳未勝利(芝1000m直・混)菊沢一樹騎手 結果7着

「今日のような馬場も苦にすることはなく、この条件をいいリズムで運ぶことができました。ただ、追ってから思いのほか脚を伸ばすことができなかったですし、スピードはあるけどどこかワンペース。芝自体は問題なかったものの、距離はもう少しあっていいかもしれません。背中の感じや操縦性など総合点は高い馬なので、変わってくる余地はあると思います」(菊沢一樹騎手)

32.ファイアトーチ

2025/5/16(園田競馬場)馬体重:
★5/14(水)園田・DASH-payマン!おかげさまで1周年記念 3歳C1・C2(ダ1230m)小牧太騎手 結果6着

「前走からまだそんなに時間が経っていませんが、大きなダメージもなく週末からまた乗り出そうと考えています。前走の感じを見ると、820mの方が良さそうなので来週の番組も考えているところ。ただ、連闘になりますし、この条件は人気があるので出走枠から漏れてしまう可能師があるんですよね。あくまで状態が良ければの話ですが、連闘の可能性を持ちつつも、除外となったり、態勢が整わずにスライドするようならまたご相談させてください」(飯田良弘調教師)

33.アイルクラウン

2025/5/16(松風馬事センター)馬体重:468
「現在は角馬場で長めのダクと本馬場でキャンター1600mを2セット(18~20秒ペース)のメニューで調整中です。入場して左前内蹄踵に2cmほどの亀裂があったのですが、トレセンで診ている装蹄師に確認したところ『大丈夫』とのことでしたし、乗り出しても問題ないことから普通ペースで乗り進めています。遅生まれの馬という感じがするので、時間経過に準じて積み重ねていくつもりです」(担当者)

34.ラーシャローム

2025/5/16(ジョイナスファーム)馬体重:495
「現在はダートコースでダクとキャンターを2800m(20秒ペース)のメニューで調整中です。ショックウェーブ治療の効果があり、骨瘤はもう痛くない状態なので、ペースを上げて進めています。速いところもおこなえそうな感じですが、少し前の捌きに硬さがあるので、今週末にもう一度ショックウェーブをおこなうつもり。問題なければ来週から15-15を織り交ぜていく予定です」(担当者)

35.ブルンツヴィーク

2025/5/16(美浦トレセン)馬体重:
11日(日)に坂路コースで4ハロン59.0-42.5-28.4-14.3を単走で馬ナリに追われ、15日(木)にはWコースで6ハロンから0.4秒先行して併せ、80.1-64.4-50.5-36.8-11.6を馬ナリに追い切りました。「昨日の追い切りは北村騎手を背に、ブルンツヴィークが先行する形での併せ馬を実施。後ろから格上馬にプレッシャーをかけられながらも最後まで余力十分に同入といった内容で、非常に手応えよく動けていましたよ。1週前ということである程度しっかりやりたいとは思っていたものの、予定よりもだいぶ時計が速くなりました。体重の軽いジョッキー騎乗とはいえ、馬ナリでこれだけの時計が出せるように、一度使って状態は上向いてきていますよ。跨った北村騎手からも『筋肉がしっかりしてきたし、トモの踏み込みも前回より深く踏み込めている』とのコメントがありました。以前は大きく動かそうするとダクに逃げるような部分もあったのですが、関節の可動域が広がってきたことで、デビュー時よりも楽に動けるようになってきたのだと思います。追い切り後も脚元への反動はなく、帰厩後から変わりなくこれているのはいい傾向ですね。最終追いは身のこなしなどの調整に留めるつもりで、この感じなら息はそこまで作りこむ必要はないでしょう。実戦を経ての成長が窺えるなか、レースへの態勢も整えられたかなというところで、予定通り来週5/25(日)東京・3歳未勝利(ダ1600m)に北村宏司騎手で向かいます」(柄崎将寿調教師)

36.ブライトノヴァ

2025/5/16(吉澤ステーブルWEST)馬体重:510
「現在はダートコースでダクとハッキングキャンター1800m、600mの坂路を2本(17秒ペース、週2回は13~15秒ペース)のメニューで調整中です。この中間も順調に乗り込みを重ねられていて、この馬なりに調子は良いのではないかと感じます。13-13でもしっかりと動けていますし、帰厩はそう遠くないと思いますよ。いつ声が掛かっても良いよう、このまま積み重ねていくつもりです」(担当者)

37.スヴァローグ

2025/5/16(美浦トレセン)馬体重:
左前撓側手根骨遠位の骨折が判明し、昨日15日(木)に関節鏡手術で骨片除去を行いました。
また、術前に行ったレントゲン検査において、尺側手根骨小さな骨片が確認されたため、そちらは同時にクリーニング処置を行っています。
競走復帰できるまでの目安については、術後経過からあらためて判断を仰ぐことになっています。

38.ジーヴル

2025/5/16(宇治田原優駿ステーブル)馬体重:492
「現在は馬場をダクとハッキングキャンターで2000m、坂路コースを1本(18秒ペース、週1回は15秒ペース)のメニューで調整中です。この中間もソエの痛みがぶり返してくることもないので、水曜日に15-15を消化しました。これくらいのところなら動きは問題ないものの、まだトモの甘さが目立つのでもう少し乗り込んでいくつもり。もう1、2本追い切って更にペースアップをしようと思っています」(担当者)

39.ゴールドエンペラー

2025/5/18(新潟競馬場)馬体重:516
★5/18(日)新潟・3歳未勝利(ダ1800m)▲川端海翼騎手 結果7着

「ゲート内での駐立など、特に悪さすることはないのですが、今日もスタートが遅く後方から。それでも前走がこの馬にとって良い調教代わりとなったのか、自分からハミを取る感じなど前半から行きっぷりが違いました。スローペースを見越して向正面手前から動いて行き、最後はやや脚色が鈍ったものの、けっしてバテてはいません。この条件が合っていますし、まだまだ伸びしろも大きく、もっとやれると思います」(川端海翼騎手)

40.マンダレーヒル

2025/5/16(オカダスタッド)馬体重:
ここまで術後の経過は良好ですが、未勝利戦終了までに残された期間および6月7日(土)以降との抹消給付金額の差異を踏まえ、清水英克調教師と協議をおこなった結果、近日中に中央競馬登録を抹消して地方競馬へ移籍することとなりました。なお、移籍先はホッカイドウ競馬(規定の条件を満たした際のJRA再登録を目的とする)を予定しています。

現在はウォーキングマシン1時間のメニューで調整しています。今月上旬からはマシンでの運動時間を延長しており、その後も患部の状態に変わりはありません。このまま順調なら、次のステップへ移行して良さそうです。下旬にはロンギ場での騎乗運動を立ち上げ、その後の坂路入りまでスムーズに進めていければと考えています。

41.フォルテム

2025/5/16(美浦トレセン)馬体重:487
ヒモリファームで調整され、13日(火)に帰厩しました。

15日(木)に坂路コースで4ハロン57.3-41.6-27.4-13.2を単走で馬ナリに追い切りました。「一ヶ月ほど休ませて、心身ともにいいリフレッシュが図れた模様。馬は元気いっぱいで、雰囲気もいいですね。水曜から坂路に入れ、昨日も軽く追い切っていますが、体を使ってよく動けていました。体も火曜計測で487kgとフックラして見えますし、競馬に向けて問題なく進めていける状態にありますよ。次走は5/31(土)東京・3歳1勝クラス(芝1400m・混)を予定。以前にお伝えした通り、3歳戦があるうちに一度使っておきたく、また池添騎手からのフィードバックを受けて距離短縮を図ることにいたしました。鞍上は今回も長浜騎手を確保しています。前回はギリギリで遠征が決まったこともあって乗り替わりとなりましたが、ジョッキーも『また乗りたい』と言ってくれていたのでね。このコンビで条件戦に戻っての巻き返しを狙いたいところです。いい形でレースに向かえるよう、ここからしっかり乗り込んでいきます」(千葉直人調教師)

42.ロイヤルテール

2025/5/16(栗東トレセン)馬体重:
11日(日)に坂路コースで4ハロン55.0-41.0-26.8-13.4を単走で馬ナリに追われ、15日(木)にも坂路コースで4ハロン54.4-39.1-25.7-13.1を単走で一杯に追い切りました。「木曜の追い切りは時計だけ見ると最後脚が上がったようにも見えるものの、決して止まってはおらず、しっかりと走り切っています。跨った攻め専の話では『トップスピードはさほど速くないけど、長くいい脚を使えるタイプ』とのことで、これが1本目ということを考慮してもさほど心配する必要はなさそうです。さて、金沢の交流競走は残念ながら選出されず、今週末締切りの園田に目標を切り替えています。今回も選出されなければ来週の5/24(土)京都・3歳未勝利(ダ1200m・混)または5/25(日)京都・3歳未勝利(ダ1400m)のどちらかへ向かうつもり。調教、実戦どちらでも結構ハミをガツンと噛むタイプで、短距離馬っぽい行きっぷりのよさを見せるので、1200mも合いそうな雰囲気はあるんですよね。当週の追い切りの感じや、相手関係も見つつ検討したいと思います」(畑端省吾調教師)

43.ルジュウェール

2025/5/17(東京競馬場)馬体重:500
★5/17(土)東京・3歳未勝利(ダ1300m)原優介騎手 結果9着

「今日のこの馬場なので前に行きたかったのはあります。ただ、周りのスタートも速くて思うようなポジションを取れずで…。腹を括って終いにかけようと切り替えたのですが、最後は中身が苦しくなって、同じ脚色になってしまっています。ここを使っての上積みはあると思いますし、跨った感触とかは決して悪くないんです。東京の距離1300mや1400mがあるうちに何とかという気持ちがあります」(原優介騎手)

44.パルジファル

2025/5/16(栗東トレセン)馬体重:
★5/11(日)京都・3歳未勝利(ダ1800m)A.シュタルケ騎手 結果12着
この後はトレセン近郊のキャニオンファーム土山で調整することになり、近日中に移動する予定です。

「スタートは五分に出たのですが二の脚がつかず、内に入れたらキックバックを嫌がって全然進んでいきませんでした。大外枠からのスタートも、現状のこの馬にとっては良くなかったですね。3コーナーでは後ろから2番目の位置まで下がってしまったので、これは厳しいかなと思っていたら直線ではまた脚を使っていたので、着順ほど悲観はしていません。ただ、2戦続けてそこまで見処があったわけではないですし、ジョッキーのコメントにもあったように芝でも良いかもしれないという思いも出てきました。もうそこまで時間に余裕があるわけでもないので、可能性があるものはどんどん試していきたいところ。ゲート試験からここまで2戦続けて使ってきてそこまで大きなダメージはないのですが、一旦一息入れた後に芝の中距離で出走させたいと考えています。その条件ならそこまで節は必要なさそうなので、馬の感じを見つつ戻すつもりです」(吉村圭司調教師)

45.アストロマーチ

2025/5/16(松風馬事センター)馬体重:467
「現在は角馬場で長めのダクと本馬場でキャンター1600mを1セット(18~20秒ペース)のメニューで調整中です。この中間もロンジング運動後に騎乗運動をおこない、運動量をしっかり確保しています。左前後に若干の硬さこそあるものの、前肢がゴツゴツするようなことはありません。蓄積度合いを高められていますよ。水曜日に尾形調教師が来場され『戻せそうな状態ですか』と聞かれています。ずっと乗っているので声が掛かっても大丈夫ですが、もう少し柔軟性を高められれば、と伝えてあります」(担当者)

46.フェデルミエール

2025/5/16(ケイツーステーブル)馬体重:494
「現在は屋外ダートコースと坂路を併用して、ダクとキャンター3000m(17~18秒ペース、週1回は15秒ペース)のメニューで調整中です。先週末より坂路コースでの15秒ペースを取り入れ始めました。反動が見られるようなこともなく、2本に増やしても問題なさそうです。中間には獣医師による馬体チェック。背腰が張ってくるかと見ていましたが、それほどでもないので、この様子なら治療は必要ないかもしれません」(担当者)

47.ディアイライザ

2025/5/16(ノルマンディーファーム小野町)馬体重:445
ノルマンディーファーム小野町で調整され、本日16日(金)に帰厩しました。

「ここまで順調に乗れていて、13日(火)の追い切りでもしっかりと動けていました。体もフックラと見せており、毛ヅヤからも体調の良さが感じられますし、函館での出走に向けて、いい状態で送り出せたと思います」(ノルマンディーファーム小野町担当者)

48.ライラ

2025/5/16(オカダスタッド)馬体重:
現在は舎飼されています。右前患部の熱感は落ち着いていますし、腫れも目立たず経過は良好。そろそろ運動を開始して良さそうですが、今月下旬にはレントゲン検査をおこなう予定なので、念のためそれまでは現状の生活にとどめて状態を確認していきます。

49.シャイニーセーラー

2025/5/16(ノルマンディーファーム小野町)馬体重:493
現在は馬場1周と坂路2本を18秒ペース(週2回は13~15秒ペース)のメニューで調整しています。13日(火)には15-13の追い切りをおこなっており、スタートからゴールまでスムーズに走れていました。ここまで進めても左前の骨瘤に痛みなどはなく状態は安定していますし、このままいい形で送り出せればと考えています。なお、明日17日(土)の検疫で帰厩する予定です。

51.ヴァルムリート

2025/4/23(引退)馬体重:
入院馬房への移動後に一時的な熱発がありましたがすぐに回復し、獣医から検査の許可も下りたため、昨日22日(火)にMRI検査を実施しています。
検査の結果、左前の種子骨間靭帯に炎症を起こしていることが判明しました。またレントゲン検査で確認されたように左前の種子骨が一部変形している状況で、靭帯炎症の影響により骨の一部が融解したと考えられます。

種子骨の融解というのは非常に稀な症例であり、国内で明確な治療法は確立されていません。外科手術または自然治癒で様子を見るという選択肢もありますが、どちらも完治に至る可能性は限りなく低く、おそらく慢性的な跛行が残るというのが獣医の見解です。

検査結果や獣医の見解を踏まえ小椋研介調教師と協議をおこなった結果、誠に残念ではございますが、ここで匿名組合契約を終了することといたしました。今後はJRA競走馬診療所に寄贈し、加療に努める予定です。
また今回は種子骨骨折という形で見舞金6号が適用となり、抹消給付金が支給されます。

「まずは未出走のまま引退となったこと、出資会員の皆さまにお詫び申し上げます。なかなか快復の兆しが見られず、痛みの原因もはっきりと掴めない状況が続きましたが、短期間で骨が融解してしまうというのは予想だにしなかった出来事でした。もっと早く何かできることがなかったかと自分としても悔しい気持ちでいっぱいです。JRAの獣医もほとんど見たことがない症例で、治療法として挙げられる手術も、どこまでこの馬に適用されるか実際に行ってみないことにはわからない。今後の見通しがほとんど立てられないなか、何がこの子にとってベストかをクラブとも協議し、この選択に至りました。競走馬としてデビューさせてあげられなかったことは残念ですが、JRAの施設でより詳しい検査を行ってもらえるでしょうし、この先の医療の発展に繋がれば何よりです」(小椋研介調教師)

52.サーフギャラクシー

2025/5/16(美浦トレセン)馬体重:
15日(木)にWコースで6ハロンから0.6秒先行して併せ、84.0-67.2-51.9-37.5-11.3を強めに追い切りました。「昨日は全体的に時計が出やすい馬場状態ではあったと思いますが、それを抜きにしてもレースを来週に控えた立場としてはまずまず動けていましたね。以前よりも体を使えるようになっているのを感じます。進めながら馬体もスカッとしてきました。もしかするとパドックの映像を通すとボテっと映ってしまうかもしれませんが、実馬はそんなことはありません。順調に態勢が整いつつありますので、来週は目一杯は必要ないでしょう。この週末に関してはお天気次第でメニューを考えるつもりです」(松山将樹調教師)

53.オンサイト

2025/5/16(グロースフィールド)馬体重:
★5/10(土)東京・3歳未勝利(ダ1300m)小林凌大騎手 結果7着
この後はトレセン近郊のグロースフィールドで調整することになり、本日16日(金)に移動しました。

「前半から行き脚がついて楽な感じで先団につけられましたし、4コーナーでは外から上がっていって直線半ばまでは”これなら”と一瞬思わせたんですけどね。坂の途中から脚色が鈍り始め、最後は掲示板争いにも負けてしまいました。それでも、デビュー戦だった前走から前進できたと思いますし、今後順調に使っていければ何とかなりそうな手応えを掴めました。レース後も大きな異常はないものの、権利を取れませんでしたし、来週の新潟開催が終われば短距離戦はしばらく出走できなさそうなので、ここで一息入れつつ英気を養うことに。これまでの走りから6月下旬から始まる福島・ダ1150mが合いそうに思いますが、例年かなりの節が必要で、オンサイトの節で足りるかどうか。それであれば、少し忙しいかもしれませんが、函館であればそこまで節を必要とせずに出走させられそうなので、そちらも視野に入れながら進めていくことにします。育成場に移動後の様子を見ながら、今後のことを考えていくつもりです」(小西一男調教師)

54.インターステラ

2025/5/16(美浦トレセン)馬体重:
「この中間も日々のメニューを淡々とこなしています。今週からでもの気持ちではいましたが、前走で京都への輸送があったことを考えると、もう一週余裕を持たせて来週からでいいだろうと切り替えることにしました。そこに向けて週末から時計消化を再開して、来週もう一本で仕上げる予定です。状態面に関してはいい意味で変わりは見られませんよ。今回は以前から話に出ていた東京の2100m戦から考えていくつもりではありますが、相手関係だったりで目を引く番組があれば新潟含めて考えていいでしょう」(中舘英二調教師)

55.オラリオン

2025/5/17(京都競馬場)馬体重:474
★5/17(土)京都・3歳未勝利(芝2400m)藤懸貴志騎手 結果10着

「これまでのレースぶりや追い切りでの動きを考慮し、序盤は急かさずにインで脚を溜めて終いに懸ける競馬を選択。道中はイメージ通り運べて、直線では空いた内から伸びてきていたのですが、3レースと1周目で掘れた蹄跡に脚がハマってしまい、何度かノメるところがありました。距離的なロスを少なくするために内を選択したものの、馬場が荒れていない真ん中あたりに出していれば、もう少し上の着順もあったのではないかと思いますし、自分の判断を悔やんでいます。距離に関しては戦前のイメージ通り全く問題なく、道悪もこなしてくれました。体つき的に晩成タイプでしょうし、充実期はまだ先という印象ですが、着実に力をつけている実感はあります」(藤懸貴志騎手)

※「3走成績による出走制限」のため、2025年7月17日まで平地競走に出走できません。

56.カリスティア

2025/5/16(オカダスタッド)馬体重:
現在はダート坂路1本(ハッキング)のメニューで調整しています。予定通り今月初旬にロンギ場での騎乗を立ち上げました。数日跨って右トモや歩様などに異常がないことを確認した後、坂路調教へ移行しています。その後も脚元の状態は変わりありませんが、休養明けとあってまだテンションが高いため、もう少し落ち着いてキャンターを踏めるようになるまではジックリと進める予定です。

58.メイブロッサム

2025/5/16(美浦トレセン)馬体重:
須藤ステーブルで調整され、13日(火)に帰厩しました。

15日(木)に坂路コースで4ハロンから0.2秒先行して併せ、56.5-40.3-25.7-12.6を馬ナリに追い切りました。「昨日の稽古が帰厩後1本目でしたが、来週の新潟戦出走も見据えて馬ナリより若干強いところを乗りました。追い切った後も飼い葉はそれなりに食べていますし、見た目や跨った感触から体調が悪いといったわけではなさそうですが、思ったよりも良化具合がスローで戻すのに時間がかかりましたし、まだ冬毛が抜けきっていない点は多少気になります。この時期の気候を考えると、もっと毛ヅヤが冴えていいはずですし、5/24(土)新潟・3歳未勝利(ダ1800m・牝)に向かうかどうかの最終的な判断は、来週の動きを見て決めるつもりです」(堀内岳志調教師)

59.トリディマイト

2025/5/16(ノルマンディーファーム小野町)馬体重:486
現在は馬場1周と坂路2本(上限18秒ペース)のメニューで調整しています。登坂本数を増やしてからも右トモの動きに違和感はなく、ここまで順調に乗り込むことができています。この様子なら今後のペースアップにもしっかり対応してくれそうですし、来週以降は15-15開始も視野に入れつつ負荷を強めていく予定です。

60.アメージングビュー

2025/5/16(ノルマンディーファーム小野町)馬体重:476
現在は馬場1周と坂路2本(上限18秒ペース)のメニューで調整しています。与えられたメニューをきちんとこなしているとあって、体つきは徐々に良化してきました。まだハミ受には課題が残るものの、調教に影響するレベルではないので、この後も乗り込みを進めながら改善を図っていければと考えています。

61.ジークヴァルツァー

2025/5/16(宇治田原優駿ステーブル)馬体重:552
「現在は馬場をダクとハッキングキャンターで2000m、坂路コースを1本(17秒ペース、週1回は13~15秒ペース)のメニューで調整中です。一度競馬を使って状態が上向いているので、先週末から追い切りをおこなっていますが、気持ちがまだゆったりとしているところ。水曜日にも15-13-13くらいを消化しています。もう少し本数は重ねた方が良さそうですし、まだ帰厩までには時間があるので、しっかりと負荷を掛けていくつもりです」(担当者)

62.スピアッジャローザ

2025/5/16(美浦トレセン)馬体重:
14日(水)にWコースで5ハロン68.5-53.7-39.1-11.9を単走で馬ナリに追い切りました。「前走での疲労感というのも日の経過に応じて抜けてきていますね。時計消化も再開して、動きとしてはそう悪くありません。体調面に関しても問題ないですし、予定通りに来週の番組から考えていいでしょう。問題は入るかどうかというところで権利がない身ですからね。今週は権利持ちが多い状況で、想定の段階よりもだいぶボーダーは緩くなりましたが、それでも5節を必要としています。来週は新潟の最終週ということでさらに混み合う可能性もゼロではありませんし、その場合には東京の番組も考える必要があるでしょう」(蛯名利弘調教師)

63.サヤヒメ

2025/5/17(東京競馬場)馬体重:470
★5/17(土)東京・3歳未勝利(ダ1600m・混)原優介騎手 結果8着

「前走から間隔はつまっていましたが、状態そのものはとても良かったですね。ただ、メンタル面では苦しさが見て取れて、力みが感じられたのはあります。空いた内の3列目でロスなく運べたと思いますし、コーナーの出方も良かったです。ジリジリとした脚にはなっていますが、それでも力をつけているのはレース毎に感じます。今日のような馬場も合っていたんでしょうね」(原優介騎手)

64.ジェバーダ

2025/5/16(トライスターレーシング)馬体重:
★5/11(日)京都・3歳未勝利(ダ1200m・混)藤岡佑介騎手 結果:優勝
この後は京都府宇治田原優駿ステーブルで調整することになり、14日(水)に一旦近郊のうたむら牧場内トライスターレーシングに移動しました。

「先週はありがとうございました。週明けに佑介とも再度話をしたところ、『距離短縮で追走できるか多少不安はありましたが、スムーズに流れに乗れさえすれば問題ありません。現状は1400mあたりが理想でも、トモがパンとしてくれば、しっかり対応できるようになると思います』とのコメントでした。体型やフットワークを見る限り、むしろもう少し延ばしてもと思うんですけどね。お母さん(Top Hat Tango)がダ1100m戦に勝ち鞍があり、この馬のお兄さん(Midnight Bachata)も同じくダ1100m戦でデビュー勝ちを決めたとか。そう考えると父の現役時代の成績、同じVolatile産駒のテーオーエルビスの活躍を見ても、ジェバーダもやはり短距離向きなのかもしれません。レース後は少し硬さが出てきているため、一旦リフレッシュさせて、次走は3回中京開催(7/26~)を目標にしていきます」(松下武士調教師)

65.ファムエレガンテ

2025/5/16(宇治田原優駿ステーブル)馬体重:478
「現在は馬場をダクとハッキングキャンターで2000m、坂路コースを1本(18秒ペース)のメニューで調整中です。ぶつけてしまった患部からは膿も抜けて、完全に良くなったことから、今週より騎乗運動を再開しています。乗り進めても歩様に悪化は見られませんし、もう問題はなさそう。週末から15-15を織り交ぜていく予定です」(担当者)
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