更新スケジュール

(2月までは月1回、3月以降は月2回更新)

8.シュヴァルノワール(ブラックカシミールの22)

2024/4/19(ノルマンディーファーム小野町)501kg
この後は福島県・ノルマンディーファーム小野町で調整を進めることになり、17日(水)に移動しました。 現在はウォーキングマシン30分のメニューで調整しています。輸送熱などの異常もなく、18日(木)からマシンでの運動を開始しました。環境の変化もあってまだ落ち着かない様子が見受けられるため、今週いっぱいは現状メニューにとどめて、来週から騎乗を開始する予定です。

29.ロワゾブルー(ヘレナモルフォの22)

2024/4/15(ノルマンディーファーム)
現在はウォーキングマシン1時間のメニューで調整しています。調教中の馬たちに刺激されてバタつかないよう、これまでは午後の静かな時間帯にマシンに入れていましたが、ようやく以前の落ち着きを取り戻した様子。ガス抜きが完了したようなので、いまは午前中に運動をおこない、昼過ぎまではやや広めのパドックに放して青草の新芽を摂取させています。もう胸前の怪我は心配しなくて良さそうですが、念のため近日中に獣医の診察を受けてから騎乗を再開する予定です。

34.ラーシャローム(アンジェリカスの22)

2024/4/15(ノルマンディーファーム)
現在は坂路2本(上限20~22秒ペース)のメニューで調整しています。点眼治療を継続して左眼の状態が良化したため、ひとまずマシン運動から立ち上げ、この中間より騎乗を再開しました。始動初日はややエキサイトしていましたが、ガス抜きが完了した様子で冷静に調教に取り組むことができています。もうしばらくの間は無理にペースを上げず、ジックリと乗り込んでいきます。

40.マンダレーヒル(バーミスキャットの22)

2024/4/15(ノルマンディーファーム)
現在は坂路2本(上限17~18秒ペース)のメニューで調整しています。今月上旬以降は休養前より負荷を強めていますが、スムーズに対応していて体力的に問題はなさそうです。これであればもう少しペースを上げていきたいところですが、まだ坂路を駆け上がる姿は前がかり気味。以前のように気持ちが先行している様子はなく我慢は利くようなので、正しい姿勢で走れるようフォーム改善を促していきます。

42.ロイヤルテール(マダムストーリーの22)

2024/4/15(ノルマンディーファーム)
現在は坂路2本(上限18~20秒ペース)のメニューで調整しています。左前の怪我が順調に回復したことから、今月初旬よりウォーキングマシンでの運動と日中放牧を再開し、その後すぐに騎乗へ移行しました。10日間ほどの休養でしたが、放牧地に青草が伸びてきたタイミングとあってたくさん摂取することができたようで、体つきにはいい変化が窺えます。この後も調教と並行して日中放牧をおこない、さらなる成長を促していく方針です。

44.パルジファル(ルトルヴェールの22)

2024/4/15(ノルマンディーファーム)
現在はパドック放牧をおこなっています。左前の怪我は傷口こそ乾いたものの、完治するにはまだ時間がかかりそうなことから、このタイミングで右側の背腰を中心にショックウェーブ治療を施しています。3回ワンセットのうち2回目まで終了しており、近日中に3回目を実施予定。もうしばらくはパドック放牧のみにとどめて様子見していきます。

49.シャイニーセーラー(ハッピーセーラーの22)

2024/4/15(ノルマンディーファーム)
現在は坂路2本(上限18秒ペース)のメニューで調整しています。ここまでジックリと乗り込んできたことで課題だったハミ受けに改善が窺え、左右にブレる面も解消されてきました。そのため、日によっては3頭で併走させる調教パターンも取り入れています。真ん中に置いて両サイドからプレッシャーがかかる状況でも走りのリズムを崩すことはなく、坂路を真っすぐに駆け上がることができており、登坂後も背腰やトモは良好な状態。この様子であれば、さらに負荷を強めても良さそうです。

51.ウィステリアカフナの22

2024/4/9(オカダスタッド)458kg

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現在はウッドチップ坂路2本(上限18秒ペース)のメニューで調整しています。昨年のセプテンバーセールで購買後は一旦えりも分場で昼夜放牧をおこない、こちらへは10月中旬に入場しています。まだトモの力強さに欠けるところはありますが、背中から伝わってくる感触にはいいものがあるようですし、しっかりしてくれば伸び伸びとしたフットワークに変わってきそうです。この中間に来場した小椋研介調教師は「1ヶ月前に見せていただいたときと比べると背丈が伸びたようですね。これで幅が出てくればグッと良くなってきそうです」と話していました。

52.ギャラクシーセレブの22

2024/4/9(オカダスタッド)466kg

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現在はウッドチップ坂路2本(上限18秒ペース)のメニューで調整しています。エイシンフラッシュ産駒の兄2頭とは異なり、父がビーチパトロールに変わってあまり上背こそありませんが、幅があって腹袋もしっかりしたタイプ。コロンとした体型で幼さは残るものの、負荷を強めつつ馬体重はこの2ヶ月で10kg以上も増加してきています。あとは増えた分が良質な筋肉に変わってくるよう鍛えていきますが、馬が本当に良くなるのはもう少し先になりそうな印象。柔軟なフットワークに力強さも伴ってくるよう、勾配のキツいウッドチップ坂路で鍛錬を重ねていきます。

53.ブルーロゼットの22

2024/4/9(オカダスタッド)438kg

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現在はウッドチップ坂路2本(上限18秒ペース)のメニューで調整しています。昨年のオータムセールでの購買馬になり、入場時期こそやや遅かったものの、11月に調教を開始してからは順調に乗り込みが進み、いまでは先発メンバーと同じメニューを消化しています。普段は落ち着きがありますが、走ることに対してかなり前向きのようで、自分からハミをグイグイ取って坂路を上がっていくタイプ。オンとオフの切り替えが上手なところは好感が持てます。これで精神面に馬体面の成長が追いついてくれば理想的ですが、6月生まれとあってまだまだこの先の伸びしろが期待できそうです。

54.ラステラの22

2024/4/9(オカダスタッド)481kg

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現在はウッドチップ坂路2本(上限18秒ペース)のメニューで調整しています。全兄がやや小柄だったこともあり、本馬は昨年10月までえりも分場にて昼夜放牧をおこなってから移動してきました。入場時の計測で490kg以上あったように、理想どおりの成長曲線を描いてくれたようで、ここまでしっかり負荷を掛けて乗り込むことができています。ウッドチップ坂路での調教も順調に進んで体つきが引き締まり、要所要所の筋肉量が増えてきたことで、現状メニューの動きにも力強さが増してきました。いま以上に背中の使い方が上手になってくれば、走りの質が大きく向上しそうです。

57.ネオヴェリーフェズの22

2024/4/9(オカダスタッド)430kg

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現在はウッドチップ坂路2本(上限18秒ペース)のメニューで調整しています。常歩だと左トモの歩様がしっくりきませんが、どこかを痛めているわけではなく、それが原因で調教を休んだことはありません。キャンターへ移行するとスムーズな走りを見せており、どのスタッフが騎乗しても「乗り味がいい」と言わしめる1頭です。この中間に来場した和田雄二調教師は「もともとこういう歩きをする馬と聞きましたし、順調に乗れているなら特に気にしなくて良さそうですね。それよりも素軽そうな動きをする馬だなという好印象を抱きました」と話していました。

58.ルミナスレッドの22

2024/4/9(ノルマンディーファーム)426kg

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現在は坂路2本(上限18秒ペース)のメニューで調整しています。まだ体力的にもう一つといったところで、これまでリフレッシュ休養を挟んだことはあっても怪我などのアクシデントはなく、順調に乗り込むことができています。この中間に来場した堀内岳志調教師は「遅生まれで成長途上の段階と聞いていたのですが、実馬を見ると体高があり、想像していたよりも大きく見せますね。さらに鍛えられてトモにボリュームが増してくれば、良くなりそうな馬だと思います」と話していました。
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