更新スケジュール

・当該週出走予定馬:毎週木曜日

・トレセン、NF小野町および外厩在厩馬:毎週金曜日

・北海道(ノルマンディーファーム、オカダスタッド)在厩馬:月2回(2歳2月までは月1回)

・レース後コメント:出走レースで入手できた場合のみ騎手コメントを随時更新

1.ディニトーソ

2024/3/16(ノルマンディーファーム)馬体重:
現在は坂路2本(上限18秒ペース)のメニューで調整しています。調教で他馬を気にするところはありますが、騎乗者の指示には素直に従っている様子。ペースが上がっても馬が煩くなってくることはありません。フットワークには良化の余地を残しているものの、普段の常歩は入場当初から変わらずキビキビとしていて好感が持てますし、さらに乗り込みが進めばキャンターの動きも次第に良くなってきそうです。

2.レクスノヴァス

2024/3/22(ノルマンディーファーム小野町)馬体重:457
現在は馬場2周と坂路1本(上限18秒ペース)のメニューで調整しています。徐々にこちらの指示に対してスムーズに理解し、受け入れる場面が増えてきました。着実な前進は見せていますが、性格的なものもあってか、基本的に身構えているようなところがあるため、ジックリ時間をかけた方がいいタイプに映ります。調教は休むことなく積み重ねることができ、がむしゃらに走っている割には疲れも残っていない様子です。ハミ受けなどおさまってくれば、もっと楽にいい走りができるようになるとみています。

3.キングズトゥルー

2024/3/16(ノルマンディーファーム)馬体重:
現在は坂路2本(上限18秒ペース)のメニューで調整しています。この中間も日課としているメニューをきちんと消化しており、日照時間が長くなってきたことで、手入れブラシに絡まる冬毛の量も次第に増えてきました。春はどの馬ももうひと変わり期待が持てる季節ですから、引き続き長めを丹念に乗り込んでいきます。

4.ヴィオレンツァ

2024/3/22(ノルマンディーファーム小野町)馬体重:428
現在は馬場2周と坂路1本(上限18秒ペース)のメニューで調整しています。自分と異なるペースで走っている馬が多くいるなかでの走りに慣れていない様子です。近くで他の馬が走っていると驚いて立ち上がったり、跳ねたりといった動きが目立つため、この環境下での調教への慣れが必要です。馬体についてもまだ成長段階ということもあって、調教自体を苦しく感じ始めている部分もありそうですが、今のうちにしっかり基礎体力を付けておく必要もあるので、引き続き休まず乗り込みを継続しながら、筋力、体力アップを目指していこうと考えています。

5.ピジョンポイント

2024/3/16(オカダスタッド)馬体重:
現在はウッドチップ坂路2本(上限18~20秒ペース)のメニューで調整しています。左トモの腫れが引いたため、この中間からは登坂本数を増やし、徐々にペースも上げて調教が進められています。この時期、勾配のキツい箇所に差しかかって前脚の力に頼った走りになってしまうのは、本馬だけでなく他馬も同じ。日々のトレーニングを重ねていけば自ずとトモに力も付いてきて、上体を起こしたフォームに変わってくるはずです。

6.ギフテッドスター

2024/3/16(ノルマンディーファーム)馬体重:
現在は坂路2本(上限23秒ペース)のメニューで調整しています。マシン運動にとどめて右トモの歩様を注視していましたが、場内の路面を歩かせても蹄球部を気にする素振りは示さなくなったため、この中間より騎乗を再開しました。ゆったりしたキャンターで感触を確かめながら坂路を上げており、月内には徐々にペースアップを図ることが可能になるでしょう。

8.シュヴァルノワール

2024/3/16(ノルマンディーファーム)馬体重:
現在は坂路2本(上限16~18秒ペース)のメニューで調整しています。月を追うごとに馬体重が増えてきているのは体調がいい証拠。今では500kgを越す雄大な馬格に成長しましたが、脚元にも特に不安はありません。そろそろ汗をかく時期になり、冬毛の抜ける量も多くなってきたので、このまま順調に乗り込んでいけば体つきにメリハリも出てきそうです。

9.トリプルバレル

2024/3/16(ノルマンディーファーム)馬体重:
現在は坂路2本(上限18秒ペース)のメニューで調整しています。やや前がかりになっている重心を起こすことに主眼を置きながら、この中間もジックリと乗り込んでいます。トモの筋力を短期間で強化するのは期待薄ですが、いま取り組み中の上体を起こし、少しずつトモを使わせる訓練が後々きっと実を結んでくるはずです。

10.ゴンクール

2024/3/16(ノルマンディーファーム)馬体重:
現在は坂路2本(上限18~20秒ペース)のメニューで調整しています。まだ息遣いに良化の余地を残すものの、現状メニューには無理なく対応できています。飼い葉もしっかり完食しており、体力の向上が見て取れるようになればさらにペースを上げていく方針です。冬毛を背負っているなかでもツヤが出てきた点は、体調面がいい証拠でしょう。

11.ゴールドジャケット

2024/3/16(ノルマンディーファーム)馬体重:
現在は坂路2本(上限16~18秒ペース)のメニューで調整しています。この中間からは坂路後半にかけての時計を詰めて、16秒を切るくらいのところを乗られています。馬に行く気はあるようですが、まだ体が反応しきれていないといった様子で、スッーと加速していくにはさらに乗り込みを重ねる必要がありそうです。現状メニューにしっかり対応できるようになれば、15-15を開始する予定です。

12.フィアマドラータ

2024/3/16(ノルマンディーファーム)馬体重:
現在は坂路2本(上限18秒ペース)のメニューで調整しています。まだ小柄な体躯ながらハロン18秒台までペースを上げても、息遣いに余裕が感じられるようになってきました。真価が問われるのはスピード調教を開始してからになりますが、体力が徐々に強化されている様子が見て取れます。調教進度に比例して、飼い葉を食わし込んでいこうと考えています。

13.グレイスフルマーチ

2024/3/16(オカダスタッド)馬体重:
現在はウッドチップ坂路2本(上限18~20秒ペース)のメニューで調整しています。ウッドチップ坂路のコンディション不良により、この中間はダート坂路で調教を進めた日もありましたが、馬場が軽いぶん走りやすい様子。ハミをしっかりと銜え、坂路をスムーズに駆け上がっていました。メキメキと力をつけ始めている1頭で、さらなる変わり身が期待できるでしょう。

14.アクアリッズ

2024/3/16(オカダスタッド)馬体重:
現在はウッドチップ坂路2本(上限18~20秒ペース)のメニューで調整しています。月初めの悪天候により、ウッドチップ坂路の整備にやや時間を要したため、この中間はダート坂路でも調教を進めていました。ハミ受けのバランス改善に取り組んできたことで、徐々に支点が定まってきた様子です。引き続き飼い葉食いや毛ヅヤは申し分なく、丹念に乗り込みながら良さを全面に引き出していきます。

15.アイスヴィレッジ

2024/3/16(ノルマンディーファーム)馬体重:
現在は坂路2本(上限18秒ペース)のメニューで調整しています。冬場はジックリ進めていたとあって、なかなかお腹回りが絞れてきませんでしたが、調教の強度を上げるにつれて締まりが出てきました。まだ精神的に幼く調教で課題は残るものの、馬体には着実な良化が窺えます。今月初めの中山・芝2000mでデビュー2戦目を迎えた半姉ユキワリザクラが初勝利。セール購買馬なので姉との比較はできませんが、本馬も中距離くらいが向きそうです。

16.ヴェルダリオ

2024/3/16(ノルマンディーファーム)馬体重:
現在は坂路2本(上限18秒ペース)のメニューで調整しています。馬体重の数字だけ見ればもっと体がある馬はいるものの、本馬は背丈もグンと伸びているとあって、迫力のみならず威圧感があります。見た目だけでなく徐々に中身がしっかりしてきて調教の動きにも良化が窺えるように、ゆくゆくは騎乗者が抑えるのに苦労しそうです。この中間に来場した高木登調教師は「5月生まれでも現時点でこのサイズ感ですから、何も言うことはありませんね」と話していました。

17.ベネディクティオ

2024/3/16(ノルマンディーファーム)馬体重:
現在は坂路2本(上限16~18秒ペース)のメニューで調整しています。この中間からはハロン18秒ペースを主体にトモの踏み込みの強化、全身をしっかり使えることを目標としながら調教が進められています。また、タイミングとしてはやや早いですが、前向きさを引き出すため、日によってはもう少し速いペースも織り交ぜています。その効果もあって気持ちの面にいい変化が表れてきたので、このまま現状メニューを継続していく考えです。

18.アスコットアイ

2024/3/16(ノルマンディーファーム)馬体重:
現在は坂路2本(上限18秒ペース)のメニューで調整しています。日々の調教に前向きに取り組んでいますが、なかなか上体が起きてこないように、理想的なフォームで走れるようにはもう少し時間がかかりそうです。この中間に来場した緒方努調教師は「以前に見せていただいたときと馬体重の数値に大きな変化はありませんが、順調に乗り込みが進んで脂肪が減り、良質な筋肉が増えつつありますね。あとは暖かくなっての成長力に期待しています」と話していました。

19.コルネイユドール

2024/3/16(ノルマンディーファーム)馬体重:
現在は坂路2~3本(上限22~23秒ペース)のメニューで調整しています。この中間もグループ調教を控え、騎乗者とのコンタクト強化を重視した内容でジックリと進められています。ただ、もともと寂しがり屋な性格とあって、単走だと仲間を探してソワソワする素振りが見受けられます。日に日に解消されてきてはいるものの、走りに集中できないことには意思疎通も図れないため、柵で囲まれたロンギ場も併用しながら教育していく考えです。

20.ヌーヴォストーリア

2024/3/16(ノルマンディーファーム)馬体重:
現在は坂路2本(上限18秒ペース)のメニューで調整しています。馬体が成長してきたことで心身のバランスも噛み合ってきたようで、坂路での行きっぷりが良化し、素軽いフットワークで駆け上がっています。欲を言えば力強さも出てきてほしいところですが、以前に比べればトモの筋肉量も増えてきました。このまま鍛えてパンとしてくれば変わってきそうです。

21.シュエットアムール

2024/3/16(ノルマンディーファーム)馬体重:
現在は坂路2本(上限18秒ペース)のメニューで調整しています。遅生まれとあって体つきはまだシャープに映りますが、調教では全身を大きく使ったフットワークに変わってきました。以前より体力面が強化されてきたこともあり、ゴール地点まで伸び伸びとしたフォームで走りきることができています。暖かくなってきて馬に活気も感じられるので、食べたものがしっかり身になってくれば馬体面にもいい変化が表れてきそうです。

22.インピッシュ

2024/3/16(ノルマンディーファーム)馬体重:
現在は坂路2本(上限18~20秒ペース)のメニューで調整しています。この中間は日によって少しずつペースを上げながら、順調に乗り込んでいます。先月にリフレッシュ休養を挟んだことが功を奏し、やや浅く感じられたトモの踏み込みも深くなってきた印象です。まだ精神的にも肉体的にも完成途上で、追い切りに耐えうる基礎が出来上がるまでみっちりと鍛えていきます。

23.ライツユーアップ

2024/3/22(ノルマンディーファーム小野町)馬体重:435
現在は馬場2周と坂路1本(上限20秒ペース)のメニューで調整しています。騎乗開始後も問題なく進めることができ、今週より坂路も取り入れたメニューに移行しました。現状はまだ騎乗者とのコンタクト、ハミ受けなど課題も感じさせるものの、継続してジックリ乗り込んでいくなかでいろいろと覚えてくれるはずです。気性面は他の2歳馬と比べても大人しい方とは言えませんが、馬房内での仕草や洗い場での振る舞いのような調教以外の部分では、兄姉より落ち着いているように映ります。

24.デアリングエア

2024/3/22(ノルマンディーファーム小野町)馬体重:453
現在は馬場2周と坂路1本(上限18秒ペース)のメニューで調整しています。まだ他馬を気にしてソワソワする一面はありますが、基本的には気が良く調教に集中できており、普段も手を煩わせることはありません。やや胴の詰まったまとまりのある体型ながら跳びが大きく乗り味がいいので、ここからさらに体力が付いてくれば動きも良くなってきそうです。左前の球節にやや疲れが出やすいので、念のためケアしながら進めていきます。

25.エリタージュソング

2024/3/22(ノルマンディーファーム小野町)馬体重:453
現在は馬場2周と坂路1本(上限20秒ペース)のメニューで調整しています。17日(日)には体温が平熱に戻ったため、週明けよりウォーキングマシンでの運動を開始し、20日(水)から騎乗を再開しました。今は周回コースでダクとキャンターを長めに乗ってから坂路を1本上がっていますが、その後も体温は安定しており、飼い葉食い、ボロの状態と異常はありません。引き続き体調面にも気を配りながら体力強化を図っていきます。

27.ノワールエブラン

2024/3/22(ノルマンディーファーム小野町)馬体重:397
現在は馬場2周と坂路1本(上限20秒ペース)のメニューで調整しています。騎乗開始後ここまで脚元、体調面ともに問題なく乗り進めることができています。小柄な馬であっても、調教を進める過程で飼い葉食いが落ちることはなく、馬体重を減らしていない点は何よりです。冬毛がかなり出ている馬体を触っても肋が浮いていたりはせず、痩せているわけではありません。この後も徐々にペースを上げていくなかで、体もでき上がってくるのではないかと考えます。

28.ドロップオブレイ

2024/3/22(ノルマンディーファーム小野町)馬体重:407
現在は馬場2周と坂路1本(上限20秒ペース)のメニューで調整しています。先週16日(土)朝に微熱が出たので一旦調教を控えましたが、18日(月)朝には平熱に戻ったため、20日(水)から再度馬場入りしています。長距離輸送の疲れや寒暖差もあり、馬自身体調のコントロールが難しいタイミングだったのかもしれません。調教再開後は体温も安定しているため、まずは休まず乗り込んでいくことを目標にしつつ、体力強化を図っていきます。

29.ロワゾブルー

2024/3/16(ノルマンディーファーム)馬体重:
現在は舎飼されています。引き続きパドック放牧をおこなっていましたが、何かの拍子にバタついたようで牧柵に突進し、胸前に外傷を負ったため、今月上旬以降は舎飼にとどめてケアを優先しています。脚元に怪我はありませんが、患部の傷はかなり深く、完治するまでに時間がかかりそうなことから、当面は運動を控える予定です。

30.ミリオンヒット

2024/3/16(ノルマンディーファーム)馬体重:
現在は坂路2本(上限17~18秒ペース)のメニューで調整しています。騎乗再開後に見られた左へモタれる面は次第に解消されたことから、この中間は休養前よりペースを上げて乗り込まれています。ここまで進めてきても調教中にテンションが上がることはなく、この先のペースアップにもスムーズに対応してくれそうな雰囲気ですが、精神面に馬体面の成長が追いついてくるまでは無理をさせず、馬本位のメニューで進める予定です。

31.イオリ

2024/3/16(ノルマンディーファーム)馬体重:
現在は坂路2本(上限20~22秒ペース)のメニューで調整しています。この中間は順調に乗り込むことができているため、少しずつ負荷を強めています。飼い葉をしっかりと完食し、アバラ付近にもようやく張りが出てきた印象ですが、本当に良くなるのは暖かくなってからという見立て。青草の新芽も摂取できるようになれば、肌ツヤがガラリと変わってくるでしょう。

32.ファイアトーチ

2024/3/22(ノルマンディーファーム小野町)馬体重:450
現在は馬場2周と坂路1本(上限18秒ペース)のメニューで調整しています。休まず乗り進めているなかでも飼い葉はしっかりと食べており、歯擦りした効果が感じられます。調教に関しては、コースに出るまでの馬道でかなり気合いが入り、力んでしまうところがあるので、血統的な面からもこれから気性がどう成長していくかが課題となりそうです。馬房内や洗い場で人に対して悪さをすることはないため、調教にもう少し落ち着いて臨めるようになってくれればと思います。

33.アイルクラウン

2024/3/16(オカダスタッド)馬体重:
現在はウッドチップ坂路2本(上限18~20秒ペース)のメニューで調整しています。3月にしては想定外の風雪により、ウッドチップ坂路の整備にやや時間を要したため、この中間はダート坂路でも調教を進めていました。やはりダート坂路の方が登坂後の息遣いが楽に感じますが、もうひと皮むけるためにも厳しいトレーニングを課さなければなりません。胴部が少しずつ伸びている割に体高の変化がひと息。本格的な春を迎えるといい変化が期待できるはずです。

34.ラーシャローム

2024/3/16(ノルマンディーファーム)馬体重:
現在は坂路2本(上限20~22秒ペース)のメニューで調整しています。この中間も日課としているメニューはきちんと消化しており、無理にペースを上げず丹念に乗り込んでいます。気温が上がり代謝が活発になる頃から状態面がアップしていくタイプと睨んでおり、いまは耐え時でしょう。飼い葉食いの不安はありませんし、春から初夏にかけて徐々に身になっていくでしょう。

35.ブルンツヴィーク

2024/3/16(ノルマンディーファーム)馬体重:
現在は坂路2本(上限18秒ペース)のメニューで調整しています。まだ克服すべき課題はありますが、トレーニングはコンスタントにこなしており、飼い葉もペロリと平らげています。このところ放牧地では活発な動きを示すようになってきましたが、徐々に馬力が付いてきた証しと言えるでしょう。些細な怪我などしないよう注意を払いながら、引き続き入念に乗り込んでいきます。

36.ブライトノヴァ

2024/3/16(オカダスタッド)馬体重:
現在はウッドチップ坂路2本(上限18~20秒ペース)のメニューで調整しています。月初めの悪天候により、この中間はダート坂路でも調教を進めていました。まだ自分から前へ進もうとする気持ちに欠ける印象で、総じて気性がピリッとしているファミリーの中では落ち着きのあるタイプ。スタートから気合いをつけて、ハミをしっかりと掛けながら乗り込んでいきます。

37.スヴァローグ

2024/3/16(ノルマンディーファーム)馬体重:
現在は坂路2本(上限16~18秒ペース)のメニューで調整しています。まだ馬体には幼い部分もありますし、ハロン16秒ペースだと地面をしっかり捉えきれてはいないようで、トモの力強さという点に課題が残ります。気性面に関しても、良くも悪くもこの血統にしては大人しすぎるといった印象。ここからさらにペースを上げていくには、もう少しピリッとした面を引き出した方が良さそうです。

38.ジーヴル

2024/3/16(オカダスタッド)馬体重:
現在はウッドチップ坂路2本(上限18~20秒ペース)のメニューで調整しています。まだトモの力強さに欠けるようで、勾配のキツい箇所だと苦しくなり、ハミにモタれてしまう面が見受けられます。そのため騎乗者がハミを詰めて乗って、馬にモタれず我慢する走りを覚えさせているところです。大事な場所でしっかり負荷を掛けて、後躯の脚力強化につなげていく考えです。

39.ゴールドエンペラー

2024/3/16(ノルマンディーファーム)馬体重:
現在は坂路2本(上限20秒ペース)のメニューで調整しています。この中間も基礎体力の向上を目標に、ジックリとしたペースで乗られています。先日来場した羽月友彦調教師は「実馬を見るのはこれが初めてになりますが、ゴールドドリーム産駒をお預かりするのは今のところこの1頭だけなので、どのような馬か楽しみにしていました。体がありますし、血統と歩様からはいかにもダート馬といった印象ですね」と話していました。

40.マンダレーヒル

2024/3/16(ノルマンディーファーム)馬体重:
現在は坂路2本(上限22秒ペース)のメニューで調整しています。右前蹄に良化が窺えたことから、今月初旬よりウォーキングマシンに入れて歩様を確認し、その後に騎乗調教へ移行しています。乗り出してからも異常はなく、馬自身も気にする素振りはありません。ただ、休養を挟む前からフォームが前がかり気味になってきていたので、このタイミングで修正しながらペースを戻していく予定です。

41.フォルテム

2024/3/16(ノルマンディーファーム)馬体重:
現在は坂路2本(上限16~18秒ペース)のメニューで調整しています。この中間も順調に乗れていて体調面に不安もないことから、予定よりも早めにペースを詰めて15-15開始に向けた下準備を進めています。坂路後半の16秒までペースアップした走りを見ると、割とスピードがありそう。現状では芝、ダートだけでなく、距離適性に関してもなかなか掴みづらいタイプです。

42.ロイヤルテール

2024/3/16(ノルマンディーファーム)馬体重:
現在はウォーキングマシン30分のメニューで調整しています。この中間に左トモの歩様にスムーズさを欠いたため、その後は一旦パドック放牧のみにとどめて様子しました。休ませて順調な回復が窺えたことから、今はマシンでの運動をおこなっており、近日中に騎乗調教を再開する予定です。調教はハロン18秒を切るくらいのところまで進めていましたが、1週間ほどの休養とあって順調ならすぐにペースも戻していけそうです。

43.ルジュウェール

2024/3/16(オカダスタッド)馬体重:
現在はウッドチップ坂路2本(上限18~20秒ペース)のメニューで調整しています。3月にしては想定外の風雪により、この中間はダート坂路でも調教を進めていました。精神面での成長が大きく、走りに集中できるようになったことで、馬格に見合ったパワーを体感できるようになりました。上昇気流に乗り始めていることは間違いなく、まだ変わって不思議ない馬でしょう。

44.パルジファル

2024/3/16(ノルマンディーファーム)馬体重:
現在はパドック放牧をおこなっています。この中間に右トモの歩様にスムーズさを欠いたため、その後は一旦パドック放牧のみにとどめて様子しています。念のため獣医の診察を受けたところ「下肢部に腫れや熱感はなく、蹄にも異常はありません。触診反応を示したのは背腰の右側なので、おそらく放牧中に痛めたようです」とのことで、良化が窺えるまではこのまま回復に専念していきます。

45.アストロマーチ

2024/3/16(ノルマンディーファーム)馬体重:
現在は坂路2本(上限20秒ペース)のメニューで調整しています。この中間も無理にペースを上げず、馬本位にジックリと乗り込んでいます。やや胴が詰まっていながらお尻の位置が高い幼さを残す体型ですが、まだ上へ伸びる要素を秘めていると言えるでしょう。体型さえ固まってくれば背中の使い方も楽になるはずですし、今後も馬体の成長促進と並行しながらジワジワと負荷を強めていきます。

46.フェデルミエール

2024/3/16(ノルマンディーファーム)馬体重:
現在はパドック放牧をおこなっています。すこぶる順調にトレーニングを重ねていましたが、今月中旬に左前膝を外傷したため、一旦小休止を挟みケアをおこなっています。放牧中に膝をついたものと思われますが、傷腫れが伴っているため、腫れが引くまで無理をしない方針です。

47.ディアイライザ

2024/3/16(ノルマンディーファーム)馬体重:
現在は坂路2本(上限18秒ペース)のメニューで調整しています。この中間も日課としているメニューには無難に対応しており、飼い葉食いも安定しています。闘争心の強さが本馬のセールスポイントではありますが、パワーが付いてきたときにベクトルがマイナスの方へ向かぬよう、用心しながら進めていこうと考えています。

48.ライラ

2024/3/16(ノルマンディーファーム)馬体重:
現在は坂路2本(上限18秒ペース)のメニューで調整しています。この中間も疲労の色は微塵も見せず、日課としているメニューを淡々とこなしています。普段も調教中も平常心をキープできており、育成時のグルアーブとタイプが似ている印象を受けます。今後はもう少し体を増やす必要がありますし、丁寧かつジックリと鍛錬を重ねていきます。

49.シャイニーセーラー

2024/3/16(ノルマンディーファーム)馬体重:
現在は坂路2本(上限20~22秒ペース)のメニューで調整しています。今月上旬より騎乗調教を再開しました。左トモの外傷箇所だけでなく、背腰やトモの状態にも良化が窺えるようで、いい休養にもなったようですが、まだハミ受けと走行フォームには課題が残る現状。再度疲れが蓄積してこないよう、フォーム改善を促しながら徐々にペースを戻していきます。

50.ゴールドドロップ

2024/3/16(ノルマンディーファーム)馬体重:
現在は坂路2本(上限20秒ペース)のメニューで調整しています。この中間はすこぶる順調にトレーニングを重ねています。まだ体力面に物足りなさを残しているため、準備運動や上がり運動にも時間をかけるようにしています。先々は筋肉量に富んでくると見ていますが、気温が上昇してくれば馬体に自ずと張りが出てくるでしょう。
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