更新スケジュール
・当該週出走予定馬:毎週木曜日
・トレセン、NF小野町および外厩在厩馬:毎週金曜日
・北海道(ノルマンディーファーム、オカダスタッド)在厩馬:月2回(2歳2月までは月1回)
・レース後コメント:出走レースで入手できた場合のみ騎手コメントを随時更新
1.ルアグロール
2025/4/15(シュウジデイファーム)馬体重: |
現在はBTCの屋内600mダートコースでハッキングキャンター2400~3600m、屋内1000m坂路1本(上限16~18秒ペース)のメニューで調整しています。担当者は「17-16-16というラップをベースに週2回登坂しています。口向きは相変わらずですが、徐々に真っすぐ走れるようになってきました。早い時期から短距離でビュンビュン走るタイプというよりは、どちらかというと距離があった方がいいタイプ。ジックリ乗り込んで体力を付けて、中長距離路線を狙いにいくのが良さそうな印象です。パワーがあるので、ダートも走れそうなイメージを持っています」と話していました。
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2.ブランチアウト
2025/4/25(ノルマンディーファーム小野町)馬体重:450 |

現在は馬場1周と坂路2本(上限18秒ペース)のメニューで調整しています。馬体に張りが出てきたのはここまでの調教で鍛えられ、筋肉量が増してきた証拠。気性面で幼さは残るものの、15-15を乗り込んでいく体力は付いていると思うので、今週末からはコンスタントに追い切りを交えていく予定です。
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3.ラウターユーベル
2025/4/15(ノルマンディーファーム)馬体重: |
現在は坂路2本(上限17~20秒ペース)のメニューで調整しています。まだトモが緩く、踏み込みが左右に流れてしまうところがあるため、今はペースに適度な強弱を付けてメリハリのある走りを意識しながら進められています。登坂する際のリズムに緩急がついてきた様子が窺えますし、もう少しの間は現状メニューで乗り込んで、身のこなしの良化を図っていきます。
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4.オラロア
2025/4/15(ノルマンディーファーム)馬体重: |
現在は舎飼されています。調教再開後ここまで順調に乗られていましたが、今月中旬に右トモの歩様にややスムーズさを欠いたため、その後は舎飼で様子を見ています。坂路では徐々に前進気勢が出てきていたものの、そのぶん休養明けから一生懸命に走り過ぎてしまった反動のようです。なかなか思うように調教が進められず、もどかしいところですが、もうしばらくは運動を控える予定です。
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5.フロムザムーン
2025/4/15(ノルマンディーファーム)馬体重: |
現在はパドック放牧をおこなっています。右前の腫れはだいぶ引いたため、この中間よりパドック放牧を開始しましたが、思いのほか傷口が塞がるのに時間を要しているところ。それにまだ疲れも残っているようで、体調面や馬自身の活気もいま一つの印象です。もう少しの間は運動を控えて、怪我の回復とリフレッシュを促していきます。
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6.スラッシュコード
2025/4/15(森本スティーブル)馬体重: |
現在はBTCの屋内600mダートコースでハッキングキャンター2400m、屋内1000m坂路1本(上限15~16秒ペース)のメニューで調整しています。担当者は「現状メニューは余裕を持って消化できるようになっていて、馬体重が増え始めたのはいい傾向。そろそろ次の段階へ移行することを検討しており、近いうちに、15秒で入って終いの1ハロンを15秒切るくらいのラップへとペースアップしていきます。負けん気が強くてピリッとした一面はあるものの、きっちり折り合えるなど精神的にも大人になっていることを実感。リズミカルで柔らかいキャンターも、リラックスしているからこそ実現できる動きなのでしょう」と話していました。
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7.ムーングレイル
2025/4/25(ヒモリファーム)馬体重:484 |
「現在はウッドコースでダクとハッキングを2000~2400m、坂路1本(18秒ペース)のメニューで調整中です。先週末から乗り出しを開始し、普通ペース程度での調教を行っていますが、特に問題なく来れています。騎乗スタッフいわく『持っている素材がいい』とのことで、確かに今こちらにいる2歳の中でも動きなどよく見えますね。馬の悪いところやクセなどもないので、このままどんどん進めていけそうです」(担当者)
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8.ポストクレジット
2025/4/25(ノルマンディーファーム小野町)馬体重:533 |

現在は馬場1周と坂路2本を18秒ペース(週2回は15秒ペース)のメニューで調整しています。タイミング的にはやや早いですが、22日(火)より15-15を開始しました。やはり体力的にはキツかったようで、ゴール地点では余力がなかったものの、併走相手に食らいついていこうとする姿勢は見せてくれました。今週末にも追い切りをおこなう予定で、コンスタントに速めを交えながらさらなる体力強化に励んでいきます。
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9.ティンバーライン
2025/4/15(シュウジデイファーム)馬体重: |
現在はBTCの屋内600mダートコースでハッキングキャンター2400~3600m、屋内1000m坂路1本(上限15~18秒ペース)のメニューで調整しています。担当者は「ここ最近はハミ受けが良くなってきて、課題だった右の口の硬さが改善されつつあります。ただ、まだ精神的な幼さは残っている現状で、今月から屋外1600mのトラックコースでも乗り始めたところ、他馬に追い越されると怖がりな面が見受けられました。突発的な動きには注意しつつ、いろいろな経験をさせることで肉体的な面だけではなく、精神的にもタフな馬に育てていきたいです」と話していました。
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10.カタリテ
2025/4/15(森本スティーブル)馬体重: |
現在はBTCの屋内600mダートコースでハッキングキャンター2400m、屋内1000m坂路1~2本(上限15~16秒ペース)のメニューで調整しています。担当者は「ここにきて一段と体が増えてきました。調教での負荷が徐々に強くなっているにも関わらず、減るどころかむしろ大きくなっているのは頼もしい限りです。そろそろ次のステップに進んでも良さそうなので、近いうちに15-15の本数を増やしていこうと考えていて、1週間に4本こなせるよう体力強化を目指していきます」と話していました。
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11.ルールオーヴァー
2025/4/15(シュウジデイファーム)馬体重: |
現在は場内のウッドチップコースでハッキングキャンター2000mのメニューで調整しています。担当者は「右トモに関してはもう跛行は見られないものの、念のため牧場内での乗り運動にとどめてジックリと立ち上げています。頭が高くなりがちで、ネックストレッチがないとまだ危うい場面もあるため、引き続き着用中。単に乗り手への反抗として頭を上げることもありますが、成長とともに精神的に余裕が出てくれば収まってくると思います。時間をかけて向き合っていきたいです」と話していました。
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12.アルディメント
2025/4/15(ウイニングスタッド千歳)馬体重: |
現在はダートコースでハッキングキャンター2000m、坂路1本(上限25秒ペース)のメニューで調整しています。担当者は「順調に乗り込めていたため、予定通り坂路調教を開始しました。体力的にはそう遠くないうちに20秒まではペースを上げていけそうです。現状550kgという馬体重ですが、決して太くはなく、遅生まれということもありもっと大きくなりそうな雰囲気すらあります。大きくなりすぎると脚元に負担がかかりやすいので、より一層バランスのいい走り方ができるよう注意して進めていく必要はあるものの、今のところ問題はありません。ハミ受けはバッチリですし、いい背中をしていてとても乗りやすい馬です」と話していました。
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13.アージェンタイド
2025/4/25(ノルマンディーファーム小野町)馬体重:435 |

現在は馬場1周と坂路2本を18秒ペース(週2回は15秒ペース)のメニューで調整しています。順調に乗り込みが進んでいるとあって、以前に比べると背腰はしっかりしてきました。欲を言えば、もう一段階の筋力アップは求めていきたいところです。特に疲れなどはなさそうですが、坂路ではやや左に張るような面も出てきたので、念のため追い切り翌日などに休養を挟みながら馬体強化を図っていこうと考えています。
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14.ホノボノ
2025/4/15(シュウジデイファーム)馬体重: |
現在はBTCの屋内600mダートコースでハッキングキャンター2400~3600m、屋内1000m坂路1本(上限15~18秒ペース)のメニューで調整しています。担当者は「以前は力強さに欠けるところがありましたが、乗り込みを進めるなかで体がしっかりしてきました。順調に乗れているのでBTCでの調教頻度を増やしたり、坂路調教に加えて屋外1600mのダートコースで乗ったりするなど、メニューのバリエーションも増やしていく予定です。調教量が増えるため、多少馬体重が落ちるかもしれませんが、ガタッと減るようなことはないでしょう。気がいいタイプなので、速いところをやり始めたらすぐ仕上がりそうなイメージを抱いています」と話していました。
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15.ライクアストリーク
2025/4/15(シュウジデイファーム)馬体重: |
現在はBTCの屋内600mダートコースでハッキングキャンター2400~3600m、屋内1000m坂路1本(上限15~17秒ペース)のメニューで調整しています。担当者は「今は主に17-16-15のラップで登坂していて、16~17秒くらいのペースであればそれなりにいい動きをしてくれますが、15秒だとまだ物足りなさがある印象です。体をうまく使えておらず、相変わらず前のめりのフォームになるため、しばらくは現状メニューで乗りながら、しっかりトモを入れて走れるようにしていくのが目標です」と話していました。
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16.ミラビリオン
2025/4/15(ノルマンディーファーム)馬体重: |
現在は坂路2本(上限16~18秒ペース)のメニューで調整しています。この中間は全体のペースを上げつつ、ラスト1ハロンだけ気合いをつけて、現状の動きを確認しています。鞍上に促されてからの反応はまだピリッとしませんし、フットワークが大きく力強さが窺える一方で、加速はジワジワといったタイプ。反応がガラッと変わるのは、この先スピード調教を取り入れてからになりそうです。
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17.ラヴィアンコール
2025/4/15(シュウジデイファーム)馬体重: |
現在はBTCの屋内600mダートコースでハッキングキャンター2400~3600m、屋内1000m坂路1本(上限15~18秒ペース)のメニューで調整しています。担当者は「まだ速いところをバリバリ乗っているわけではありませんが、順調に進んでいる方です。この中間に辻野泰之調教師が来場し、仕上がり具合などをお伝えしたところ『もう少し進めてみてほしい』という要望がありました。そのため、今は屋外1600mのダートコースでも調教を開始しており、この後はBTC内の厩舎に滞在させて集中的に乗り込むことも検討しています。父のキセキ同様かなりパワーがあるタイプで、行きっぷりの良さは申し分ありません。前進気勢はありつつも抑えが利きますし、距離もこなせそうなイメージです」と話していました。
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18.ルナノーヴァ
2025/4/15(ノルマンディーファーム)馬体重: |
現在は坂路2本(上限16秒ペース)のメニューで調整しています。この中間からは坂路2本目を16秒までペースアップしていますが、登坂後も息が上がる様子などはなく、体力面での着実な良化が窺えます。ただ、まだひと息で走りきろうとするところが見受けられ、メリハリのある走りができていません。もう少し緩急をつけて走らせることを意識しながら、15-15開始に向けて進めていきます。
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19.ブライトエアリー
2025/4/15(ノルマンディーファーム)馬体重: |
現在は坂路2本(上限16~18秒ペース)のメニューで調整しています。この中間も徐々にペースを上げていて、坂路2本目の後半は16秒で登坂しています。馬に行く気はあるものの、促されてからの加速はもう一息といった印象で、まだ体が反応しきれていない様子。操縦性の高さはストロングポイントでしょうし、追い切り開始に向けて、まずは現状メニューにしっかり対応できるよう乗り込みを重ねていきます。
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21.ノクスカンパーナ
2025/4/15(ウイニングスタッド千歳)馬体重: |
現在はダートコースでハッキングキャンター2000m、坂路1本(上限17~18秒ペース)のメニューで調整しています。担当者は「今月初旬の調教後の上がり運動の際に、右飛節の腫れと跛行を確認しました。それにより1週間ほど休ませましたが、すでに完治しているので徐々に立ち上げています。休ませる前は調教進度の早い組にいたように、体力面は問題ないのですぐにまた追いつくでしょう。元のペースに戻ったらその後はバリバリ乗り込んで、ゴールデンウィークあたりまでには15-15をコンスタントにこなせる体力を付けさせたいと考えています」と話していました。
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22.ウィンザーロック
2025/4/15(ウイニングスタッド千歳)馬体重: |
現在はダートコースでハッキングキャンター2000m、坂路1本(上限15~17秒ペース)のメニューで調整しています。担当者は「引き続き順調に調教をこなせているので、週に2回は15秒までペースアップしています。その後も飼い葉食いが落ちず、へこたれる様子がまるでありません。いい意味でこの時期の牝馬っぽくなく、基礎体力や根性があるタイプです。現状、体力面は申し分ないのですが、まだトモ高で緩さもあり、右手前と左手前で走りのスムーズさに差があるなど、未熟な部分もあります。裏を返せばまだまだ伸びしろがあるということですから、ここからの変化がとても楽しみな1頭です」と話していました。
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23.ユーベルジーク
2025/4/25(ケイワンレーシング)馬体重:430 |
「現在はウッドコースでダクとハッキングを2200mのメニューで調整中です。先週いっぱいは楽をさせて輸送の疲れを取り、今週から乗り出しています。まだ脚慣らし程度ですが、現状はトモに緩さが残っていますし、脚付きも幼いので坂路中心で進めていく予定。体も細見に映るので、乗りながら体重を増やしていければと思っています」(担当者)
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24.ブルームコード
2025/4/15(ノルマンディーファーム)馬体重: |
現在は坂路2本(上限16~18秒ペース)のメニューで調整しています。この中間もハロン18秒ペースを主体に、前傾気味のフォームの修正と、全身をしっかり使った走り方の習得を目標にしながら調教が進められています。前向きさを引き出すため、日によっては終い16秒を切るくらいのペースで登坂。動きや気持ちの面でいい変化が表れてくるよう、このまま現状メニューで乗り込んでいきます。
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25.アンデルストープ
2025/4/15(ファンタストクラブ木村牧場)馬体重: |
現在は本馬場でハッキングキャンター3000~3500m、週1回は屋内800m坂路1本(上限15~18秒ペース)のメニューで調整しています。担当者は「今月から屋外坂路での調教を開始する予定でしたが、施設の都合で中旬以降にスライドすることになりました。馬自身に問題はなく、順調に乗り込むことができていて、現状メニューは余裕でこなせるようになっています。調教後の息の入りがいいですし、日に日に心肺機能が向上していることを実感。いよいよ屋外コースで本格的に動かしていくことになり、それに伴って体つきなども変わってくるでしょうから、ここからの成長がとても楽しみです」と話していました。
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26.マジェステラ
2025/4/25(ノルマンディーファーム小野町)馬体重:483 |

現在は馬場1周と坂路2本(上限18秒ペース)のメニューで調整しています。この中間も体調面は変わらず安定していますし、調教で特別テンションが上がることもありません。今週末には一度15-15を試してみる予定ですが、馬体には成長の余地を多く残している段階なので、追い切り後に反動などがないかを確認し、来週以降のメニューを決めるつもりです。
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27.トゥレイス
2025/4/15(ノルマンディーファーム)馬体重: |
現在は坂路2本(上限18秒ペース)のメニューで調整しています。まだ馬体はシャープに映るものの、登坂後の息遣いには少しずつ余裕が出てきたため、今はハロン18秒ペースを主体に乗り込みが進められています。体力面が強化されてきた点は好材料ですが、これからスピード調教を開始してからが本番ですし、もう少しの間はそのための基礎固めをおこなっていくつもり。調教進度に比例して、飼い葉も食わし込んでいきたい考えです。
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28.リネアベルタ
2025/4/25(ノルマンディーファーム小野町)馬体重:441 |

現在は馬場1周と坂路2本(上限18秒ペース)のメニューで調整しています。今週から15-15を開始する予定でしたが、もう少し土台を固めてからの方が良さそうに感じられたため、この中間も同様のメニューで進めています。脚元や体調などに不安はなく、タイミングを見てペースアップを図るつもりです。
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29.ベルフラム
2025/4/15(ウイニングスタッド千歳)馬体重: |
現在はダートコースでハッキングキャンター2000m、坂路1本(上限17~18秒ペース)のメニューで調整しています。担当者は「減少傾向にあった馬体重は先月末よりも微増。なんとか持ちこたえてくれているといった状況で、前回もお伝えした通り、ここがアスリートとしての頑張りどころ。このきょうだい全てに携わってきた経験があるだけに、かわいらしい存在ではあるのですが、日々心を鬼にして『これぐらいでへこたれていてはダメだぞ』と発破をかけています。動き自体は良く、スピードもありそうで、行きっぷりの良さなども鑑みるとスプリンターに育ちそうなイメージです」と話していました。
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30.マクシーン
2025/4/25(ノルマンディーファーム小野町)馬体重:460 |

現在は馬場1周と坂路2本(上限18秒ペース)のメニューで調整しています。まだ毛ヅヤには良化の余地を残していますが、体つきは筋肉が増してきたとあって、逞しく映るようになってきました。ここまでの調教の積み重ねがしっかり身になっている印象で、この先の変わり身も楽しみです。ペースアップを視野に入れつつ、坂路主体に乗り込みを進めていきます。
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31.ライムシロップ
2025/4/15(ノルマンディーファーム)馬体重: |
現在はパドック放牧をおこなっています。今月上旬に放牧地で左前膝に外傷を負うアクシデントがありました。普段馬房にいるときは大人しく、人間に対して悪さをすることはないものの、馬同士だとヤンチャな一面があるようです。怪我が回復してきて、今は舎飼からパドック放牧に切り替えていますが、完治するまでにはまだ時間がかかる見込みなので、もうしばらくは運動を控える予定です。
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32.ビーチェ
2025/4/15(ノルマンディーファーム)馬体重: |
現在は坂路2本(上限16~18秒ペース)のメニューで調整しています。今月上旬以降は坂路後半のペースを16秒まで伸ばす日を設けています。相変わらず前向きさは十分といった印象ですが、まだ気持ちと体の成長が噛み合っていないようで、走りのバランスはもう一つ。体型的にもまだ幼さを残しているため、この後もしっかりと乗り込みながら体幹を鍛えていきます。
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33.グランフォワイエ
2025/4/25(ノルマンディーファーム小野町)馬体重:440 |

現在は馬場1周と坂路2本を18秒ペース(週1回は15秒ペース)のメニューで調整しています。22日(火)に追い切った際もしっかり動けていましたが、ここまで負荷を強めてきたなかで若干疲れも見せ始めています。そのため今週末は15-15を控えて、軽めの調教内容にとどめるつもり。その後も飼い葉食いや馬体重の変化、体の成長具合を見ながら進めていきます。
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34.ヘルヴィッツ
2025/4/15(ノルマンディーファーム)馬体重: |
現在は坂路2本(上限20秒ペース)のメニューで調整しています。左トモの怪我が順調に回復したことから、今月上旬より騎乗調教を再開しました。休養効果もあり素軽いフットワークで登坂できていますし、休み明けでもテンションが上がるといったことはありません。ただ、フォームが少し前がかり気味になっているようなので、このタイミングで修正しながらペースを戻していく予定です。
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35.ヒューザー
2025/4/25(ノルマンディーファーム小野町)馬体重:467 |

現在は馬場1周と坂路2本(上限18秒ペース)のメニューで調整しています。右トモに関しては引き続き意識しながら負荷を掛けて強化していく必要がありますが、体つきはここまでの鍛錬の積み重ねでいい変化が見え始めています。このまま順調に乗り込みが進めば、課題のトモも徐々にしっかりしてきそうです。
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36.スカイプレリュード
2025/4/25(ノルマンディーファーム小野町)馬体重:473 |

現在は馬場1周と坂路2本を18秒ペース(週2回は15秒ペース)のメニューで調整しています。15-15開始以降も飼い葉食いは安定していますし、これくらいのペースであれば体力的にも特に問題はなさそう。現状でもしっかり動けていますが、馬体の張りや毛ヅヤなどはまだ良化途上とあって、この先の変わり身が楽しみです。さらに力強さが増してきたときに操縦性が損なわれないよう、馬とのコンタクトをより強固なものにしていこうと考えています。
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37.ミリオングローリー
2025/4/15(ノルマンディーファーム)馬体重: |
現在は坂路2本(上限15~18秒ペース)のメニューで調整しています。この中間はハロン18秒を主体としながら、不定期で終い重点に15秒まで伸ばすパターンを取り入れています。速いところを乗り出し、調教メニューにメリハリをつけられるようになったとあって、体力面や精神面でのさらなる成長につなげたいところ。それにまだ四肢の踏み込みが浅いため、引き続きしっかりと負荷を掛けて脚力強化にも取り組んでいきます。
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38.ラスタリア
2025/4/15(オカダスタッド)馬体重: |
現在はウッドチップ坂路2本(上限15~18秒ペース)のメニューで調整しています。馬自身に活気はあるようで、15秒ペースでも前へ進もうとする気持ちが感じられる点は好材料。その反面にここ最近はやや折り合いを欠いて、頭が高くなるときがあります。終いだけでなく、全体的にペースを上げた方が馬は楽でしょうが、それだとただ走っているだけになります。負荷がしっかり掛からないため、このタイミングでコンタクト強化を図ってから15-15を開始する予定です。
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39.ヒロイックヴァース
2025/4/15(ノルマンディーファーム)馬体重: |
現在は坂路2本(上限16~18秒ペース)のメニューで調整しています。今月上旬以降はハロン18秒をベースに、日によっては2本目の後半を16秒まで加速していく形を取り入れています。ペースアップした際の反応はもう一つに映りますし、苦しくなるとややバランスを崩してしまうあたり、まだ体力面や筋力面は良化途上といった印象。そのあたりが良くなってくれば、15秒ペースも交えていく予定です。
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40.エスコルチア
2025/4/25(ノルマンディーファーム小野町)馬体重:442 |

現在は馬場1周と坂路2本(上限18秒ペース)のメニューで調整しています。この中間も休まず乗りながらも飼い葉食いは良好で、体調面に不安はありません。馬体に関してはまだ成長途上といった感じでモサッとして映るものの、脚元に気になるところはないため、引き続き坂路でしっかり負荷を掛けて体づくりを進めていきます。
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41.フローレスカラーズ
2025/4/15(ノルマンディーファーム)馬体重: |
現在は舎飼されています。今月上旬に放牧地で何かの拍子にバタついたようで、両トモに外傷を負ったため、その後は一旦騎乗を控えてケアを優先しています。どちらの肢にもヴェトラップを巻いて保護しており、完治までには時間がかかる見込み。当面はこのまま舎飼で様子を見ていく予定です。
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42.エトワールフィーユ
2025/4/15(ノルマンディーファーム)馬体重: |
現在は坂路2本(上限16~18秒ペース)のメニューで調整しています。精神面で成長が待たれるところですが、この中間も特にテンションが上がることはありません。徐々に中身はしっかりしてきたようで、体力やトモの筋力も強化されてきた印象です。坂路を真っすぐ走れるようになってきて行きっぷりも良くなっているため、追い切り開始に向けてこのままスムーズに進めていけそうです。
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43.アンジュラフィーユ
2025/4/25(ノルマンディーファーム小野町)馬体重:427 |

現在は馬場2周と坂路1本(上限18秒ペース)のメニューで調整しています。調教では相変わらずチャカチャカした素振りを見せていて、ハミや騎乗者の扶助に戸惑っている様子も窺えます。まだペースを上げていくという段階ではなさそうなので、もうしばらくはジックリと乗り込んでいきます。
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44.コウギョク
2025/4/25(ノルマンディーファーム小野町)馬体重:458 |

現在は馬場1周と坂路2本(上限18秒ペース)のメニューで調整しています。坂路主体のメニューへ移行してからも休まず乗れていて、体力的に余裕が出てきた印象。それに伴い、調教中もだんだんと落ち着きが出てきました。体力面、精神面でのいい変化が馬体面での成長に繋がってくれば、追い切り開始に向けての流れも見えてきそうです。
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45.ヴェネラブル
2025/4/25(ノルマンディーファーム小野町)馬体重:461 |

現在は馬場2周と坂路1本(上限18秒ペース)のメニューで調整しています。先週同様のメニューで進めていますが、まだ体力や筋力が付ききっていないとあって、走ることに対しての集中力もいま一つ。体つきも幼く見える現状です。もうしばらくはジックリと乗り込んでいき、課題の克服に努めていこうと考えています。
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46.フィエールシャンテ
2025/4/15(オカダスタッド)馬体重: |
現在はウッドチップ坂路2本(上限16~18秒ペース)のメニューで調整しています。時折わがままな一面を見せたり、余計なことに気を取られたりする場面はありますが、以前に比べると気持ちは走る方に向いてきた印象。春から夏にかけて成長途上の馬体が完成してくれば、メンタル面にも余裕が出てきてくれそうです。ここで焦らず、もうしばらくは追い切り開始に向けた下地づくりを進めていきます。
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47.ゴールドドレッサ
2025/4/15(ノルマンディーファーム)馬体重: |
現在は坂路2本(上限15~18秒ペース)のメニューで調整しています。この中間からはラストを15秒台までペースアップする日を設けていますが、変わらず前向きな走りを見せていて、リズムよく駆け上がることができています。疲労感も窺えず、ここまで休むことなくトレーニングを継続できていることは、体質が丈夫な証拠でしょう。馬体にはまだボリュームアップの余地を残していますし、引き続き追い切り開始に向けた土台づくりを進めていきます。
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48.ルクラ
2025/4/15(オカダスタッド)馬体重: |
現在はウッドチップ坂路2本(上限15~18秒ペース)のメニューで調整しています。この中間も後躯に負荷が掛かるよう、しっかり上体を起こして走らせることを課題に乗り込みが進められています。変わらず騎乗スタッフの指示に従って動けていて、順調にトレーニングを重ねられている様子。トモをうまく使わせることができているようなので、このまま15秒ペースを交えつつ、良化を促していきます。
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49.フランキングライン
2025/4/15(オカダスタッド)馬体重: |
現在はウッドチップ坂路2本(上限15~18秒ペース)のメニューで調整しています。馬道や坂路のスタートでチャカつくことはありますが、調教中は併走相手を気にする素振りはありませんし、前列でも後列でも自分のリズムでしっかり走れるようになってきた点は好感が持てます。ただ、後ろを走る馬の足音には敏感な面があり、距離を詰められることに抵抗があるようなので、そのあたりは慣らしていく必要がありそうです。調教自体は順調なので、引き続き15-15開始のタイミングを探りながら進めていきます。
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50.クイーンサーガ
2025/4/25(ノルマンディーファーム小野町)馬体重:464 |

現在はウォーキングマシン30分のメニューで調整しています。右トモの外傷箇所はもう心配なかったものの、今度は馬房内で左トモ飛節付近に外傷を負うアクシデントがありました。ただ、傷自体は浅く、順調に回復してきているので、来週中には騎乗を再開できる見込みです。
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51.アフロディシアスの23
2025/4/25(ノルマンディーファーム)馬体重:440 |
現在は坂路2本(上限16~18秒ペース)のメニューで調整しています。担当者は「きょうだいは遅生まれでやや奥手の馬が多く、5月生まれの本馬も同様のタイプ。成長を待ってこのタイミングでの募集となったようですが、ここまで乗り込み自体は順調で、今は15-15開始の前段階のところになります。馬体重は増加傾向にあるものの、もっと幅が出てほしいですし、ガラッと変わるのは夏以降になりそうなので、秋の入厩を目標に進める予定です。四肢が長くストライドの大きい走りから距離は持ちそうですし、父ベンバトル、母父ジャングルポケットという配合的にも芝向きのイメージを抱いています」と話していました。
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52.シチリアーナの23
2025/4/25(ノルマンディーファーム)馬体重:451 |
現在は坂路2本(上限16~18秒ペース)のメニューで調整しています。担当者は「3月上旬にオカダスタッドから移動してきました。入場当初こそ物見はありましたが、今は走ることに集中できていますし、これといったクセもなくて乗りやすいタイプ。背中の感触も悪くありません。ただ、前へ推進していくというより、力が上へ上へと抜けてしまう感じなので、もっと体幹を鍛えていく必要はありそうです。硬さのあった動きには柔らかみが感じられるようになり、体力面がしっかりしてくれば芝の中距離あたりで活躍が見込めると思います」と話していました。
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53.ヤマトサクラコの23
2025/4/25(ノルマンディーファーム)馬体重:485 |
現在は坂路2本(上限16~18秒ペース)のメニューで調整しています。担当者は「きょうだいの中でも本馬は馬格に恵まれ、骨太でドッシリと重厚感のある好馬体が目を引く1頭。ゆくゆくは500kgを越える大型馬に成長していきそうですが、調教のフットワークに重苦しさはありません。パワーと柔軟さを兼ね備えている印象で、父モズアスコット同様に短距離であれば芝、ダート不問の活躍を見せてくれそうです。やや奥手のタイプではあるので、もうしばらくは北海道で乗り込みを進めていきます」と話していました。
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54.シープシャンクスの23
2025/4/25(オカダスタッド)馬体重:448 |
現在はウッドチップ坂路2本(上限16~18秒ペース)のメニューで調整しています。担当者は「昨年のサマーセールでの購買馬になり、えりも分場で昼夜放牧をおこなった後、11月上旬に移動してきました。5月生まれとあって入場当初はコンパクトに映った馬体も、ここ最近は幅が出ただけでなく、みっちりと鍛えられて全体的に筋肉量が増してきた印象です。ただ、体力的にはもう一つのようで、坂路の勾配のキツい箇所に差し掛かるとスピードを落としてしまうことがあるため、そのあたりの強化を図りつつ15秒ペースを交えていくつもり。走りからは素軽さが感じられますし、血統的にも芝が向きそうなタイプです」と話していました。
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55.シュヴァリエの23
2025/4/25(ノルマンディーファーム)馬体重:450 |
現在は坂路2本(上限16~18秒ペース)のメニューで調整しています。担当者は「当初は一次募集でのラインナップを予定していましたが、募集開始前に実施しているレントゲン検査で両飛節にOCD(離断性骨軟骨症)の所見があったことから、24年9月22日(日)にOCD除去手術をおこないました。そのため調教を立ち上げたのが遅く、このタイミングでの募集となりましたが、術後の経過は良好。競走馬としてのパフォーマンスに影響はなさそうです。母と本馬のきょうだい全てに跨ったことがありますが、背中が柔らかく、この仔が母に一番似ていると思います。しなやかで伸びのあるフットワークで、芝の中距離までは守備範囲でしょう」と話していました。
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56.ピッツネイルの23
2025/4/25(ノルマンディーファーム)馬体重:428 |
現在は坂路2本(上限16~18秒ペース)のメニューで調整しています。担当者は「まだ見た目にも幼いように馬体は成長途上の段階で、全体的に頼りなさも残りますが、小柄な牝馬でもピリピリするところはありません。気性的に扱いやすく、乗り込みを進めてもテンションは特に変わりないため、まずは終い重点に15秒ペースを交えていき、馬体重が増えてくれば本格的に15-15を開始する予定です。ホワイトターフ、オルノアの姉2頭と同じで父がステイゴールド系というのは心強いですし、適性はやはり芝にありそう。キビキビとしたピッチ走法で、器用さがある点が本馬のストロングポイントです」と話していました。
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57.ミアフィリアの23
2025/4/25(ノルマンディーファーム)馬体重:442 |
現在は坂路2本(上限16~18秒ペース)のメニューで調整しています。担当者は「3月上旬にオカダスタッドから移動してきました。一緒に来たライムシロップ(ライムスカッシュの23)をパートナーに乗り込みを進めていましたが、相手が休養中とあって調教でも寂しがるような一面が見られるため、このタイミングで他馬と併走することにも慣れさせたいと考えています。素軽いフットワークには好感が持てるものの、現状ではやや伸びた姿勢で走っているので、もう少し溜めが利いてメリハリがつくよう修正していきます」と話していました。
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58.レモンシータの23
2025/4/25(ノルマンディーファーム小野町)馬体重:452 |
現在は馬場2周と坂路1本(上限18秒ペース)のメニューで調整しています。昨年10月にフロリダでおこなわれたOBS October Yearling Saleでの購買馬になり、12月20日(金)にオカダスタッドへ入場。その後、3ヶ月間の着地検疫を終えて、こちらには3月29日(土)に移動してきています。セールから日本へ輸入されてくるまでの間、アメリカで馴致を終えて調教をスタートしていましたし、北海道でも順調に乗り込みが進んだため、早期デビューを視野に入れている1頭。輸送の影響でまだお腹回りは寂しく映るものの、全体のフォルムからは470~480kgくらいには成長してくれそうな印象です。現状のメニューは周回コース主体の内容ですが、走ることにかなり前向きですし、ストライドが大きく、今時点でも能力の高さを感じます。これから坂路でペースを上げていくのが楽しみです。
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59.シガレットの23
2025/4/25(オカダスタッド)馬体重:454 |
現在はウッドチップ坂路2本(上限16~18秒ペース)のメニューで調整しています。担当者は「昨年のサマーセールでの購買馬になり、えりも分場で昼夜放牧をおこなった後、10月下旬に入場してきました。順調に乗り込みが進み、3月上旬以降は連日勾配のキツいウッドチップ坂路にてしっかり負荷を掛けています。馬体は前躯やお腹回りの肉づきが良く、筋肉量の増加に伴ってガッシリしてきそうな印象で、いかにもダートが合いそう。これでさらにトモがパンとしてくれば走りの質が向上し、力強いフットワークを披露してくれそうです」と話していました。
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