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フェミナフォルテ
牝馬 芦  2020/3/6生
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父:エピファネイア × 母:ナンヨーユナ(母の父:ジャングルポケット)

生産:新ひだか・岡田スタッド  所属:美浦・小島茂之厩舎

 

総口数 400口 募集総額 1,200万円
募集状況 満口 1口出資額 30,000円

近況

詳細

2024/12/6 (ヒモリファーム)
馬体重:438kg
「現在はウッドコースでダクとハッキングを1600~2000m、坂路1本(18秒ペース、週1回は15秒ペース)のメニューで調整中です。11月30日(土)、3日(火)に18-15を消化しています。この中間に終い15秒ペースまで伸ばしてみましたが、いい動きで走れていましたよ。体は440kg前後をキープできており、細くは見せません。カイバ食いもいいですよ。今のところ脚元、蹄どちらも問題なく来れています。小島調教師からは『このまま進めていってもらえれば』とゴーサインが出たので、年末年始付近の帰厩を目処に進めていく予定です」(担当者)
2024/11/29 (ヒモリファーム)
馬体重:443kg
「現在はウッドコースでダクとハッキングを1600~2000m、坂路1本(18秒ペース)のメニューで調整中です。この中間も調教のペースを上げて乗っていますが、今のところ脚、蹄ともに問題なく進められています。相変わらず単走では物見しがちで、併せると逆に気が入りすぎるような牝馬らしい面はあるものの、順調ですよ。今週末にも終い15秒ペースまで伸ばしてみる予定。そこでの動きなどを見て、ペースアップや今後の進め方について小島調教師とも話をしようと考えています」(担当者)
2024/11/22 (ヒモリファーム)
馬体重:443kg
「現在はウッドコースでダクとハッキングを1600~2000m、坂路1本(20秒ペース)のメニューで調整中です。蹄や右前に関しては改めて装蹄師に引継ぎを行い、今週から坂路入りを開始しました。牝馬らしく物見をするような部分はありますが、今現在乗っていて特に大きな問題は見られませんね。ここから少しずつペースを上げていって様子を見たいと思います」
2024/11/15 (ヒモリファーム)
馬体重:434kg
9日(土)に千葉県・ヒモリファームへ移動しました。

「現在はウッドコースでダクとハッキングを1600mのメニューで調整中です。申し送りにあった右前の状態については、入場時の獣医によるチェックでも大きな問題は見られませんでした。蹄に関してはトレセンで見ている装蹄師とも引継ぎを行ってもらっています。頭の高いフォームで走りがちと聞いていましたが、ハッキング程度ならテンションのコントロールはある程度効くため、まだそこまで気になりませんね。来週、蹄鉄を打ち替えてから坂路にも入れてみる予定です」
2024/11/8 (美浦トレセン)
この後は千葉県・ヒモリファームで調整することになり、明日9日(土)に移動する予定です。

2日(土)にWコースで6ハロン84.6-69.2-54.9-40.4-13.2を単走で馬ナリに追い切りました。「帰厩後から右前脚を中心に脚元が浮腫むことがあり、一度装蹄師に蹄鉄を打ち替えてもらいスッキリしたのですが、その際に『少し右前の蹄をつぶし気味で帰ってきたね』と言われていました。削蹄したら浮腫みは治まりましたし、その時点ではそこまで大きな問題と考えていなかったのですが、今週に入って火曜日にまた右前脚に浮腫みが出て、それが少しいやらしい感じだったところ。繋あたりの屈腱の付着部が張って、触るとチクチクと痛みが出ていたんですよね。これはマズいかなと思いすぐにエコー検査をおこなったのですが、屈腱炎などを含めて何も問題はありませんでした。何となく皮膚炎っぽいところもあったので毛刈りをして見てみたのですがそれもなく、皮膚が少し赤っぽくなっていたのでもしかしたら中に何かこもっているかなとも考えました。水曜日に私が乗って角馬場をちょこちょことだけ走らせてみましたが、大丈夫かなとも思うところがあり、これでどういう変化が出てくるか見ようと考えました。少しずつ少しずつ良くはなってきているんですよね。そもそもエコー検査で何も問題なかったので大事ではないでしょうが、ここまで長引くのは右前蹄をつぶして帰ってきた名残なのかもしれません。まだこれから良くなってくるでしょうし来年が本当に楽しみな馬なので、クラブ側ともあんまりこのまま進めていかない方が良いという意見で一致し、次走は一旦白紙とさせていただきました。今日も右前の怪しい箇所を触ると、ウッという感じの痛さではなく、嫌そうにウーンという感じで脚を上げるんですよね。鈍痛といったところでしょうか。まだ頭が高くてバランスの良い走りをする馬ではないので、一ヵ所に負担が掛かったのかもしれません。患部は日を追うごとに楽になってきているので、ここで無理をさせずに蹄が伸びるのを少し待つつもりです。ご心配をお掛けして申し訳ございません」(小島茂之調教師)
2024/11/1 (美浦トレセン)
10月26日(土)に坂路コースで4ハロンから0.3秒追走して併せ、56.5-42.5-28.5-14.3を馬ナリに追われ、30日(水)にも坂路コースで4ハロンから0.2秒追走して併せ、55.2-40.6-26.5-13.2を馬ナリに追い切りました。「この中間も問題なく、水曜日には坂路コースで追い切りをおこなっています。勝ち上がり間近の2歳馬と2勝クラスの馬を追い掛けての形。余裕を持って追いつき同入に持ち込んだように、動きは良かったですよ。馬場が重かったので決して無理はさせていないのですが、動きにゆとりが感じられました。今週の動きなどを見ると、3勝馬になった感じがしますね。帰厩後は若干の硬さが出ていましたが、回復が早かったですし、そろそろウッドコースで乗っていっても問題なさそうです。目標まであと2週間あるので、このまま態勢を整えていきたいと思っています」(小島茂之調教師)
2024/10/25 (美浦トレセン)
先週19日(土)に帰厩しました。

23日(水)に坂路コースで4ハロンから0.3秒先行して併せ、55.4-41.3-27.4-13.7を馬ナリに追い切りました。「先週末にトレセンに戻ってきて、久しぶりだからか少し走り急いでいる感じがありますね。レースまでにはまだ時間があるので、ガス抜きしながらゆったり調整していくつもりです。今週から本格的に乗っていますが、頭の位置を安定させるために一旦外していたネックストレッチを再着用して調教をおこなっています。水曜日には坂路コースで3頭併せで時計消化。帰ってきたばかりだからか当日の朝に脚が若干浮腫んでいたので、来週鉄の打ち替えということもあり無理はさせていません。午後には浮腫みは引いていましたし、一過性のもので心配する必要はありませんね。このまま順調に進めていけそうですし、目標に向けて態勢を整えていきます」(小島茂之調教師)
2024/10/18 (チェスナットファーム阿見TC)
「現在は馬場をダクとハッキングキャンターで3000m(18~20秒ペース)のメニューで調整中です。この中間も順調に乗り込みを重ねられていて、体をフックラと見せていますよ。馬自身はどんどん良くなってきていますし、この感じならそろそろ送り出しても問題なさそう。先ほど小島調教師から『明日の検疫でトレセンに戻します』と連絡がありました」(担当者)
2024/10/11 (チェスナットファーム阿見TC)
馬体重:445kg
「現在は馬場をダクとハッキングキャンターで3000m(18~20秒ペース)のメニューで調整中です。今週からペースを上げて乗り進めていますが、しっかり動けるようになってきましたよ。体重は増加傾向ですし、体にも張りが出てきて良い頃の感じになってきました。そう遠くないうちに帰厩となりそうなので、このまま更なる良化を促していきます」(担当者)
2024/10/4 (チェスナットファーム阿見TC)
馬体重:440kg
「現在は馬場をダクとハッキングキャンターで3000m(20秒ペース)のメニューで調整中です。乗り出してからも問題なく進められているので、今週から調教量を増やしています。来週あたりから速いところも織り交ぜられそうですが、この馬はいつもそこまでの負荷は必要がないので、体重などを見ながら判断していくつもり。小島調教師からは『再来週くらいに帰厩させるかもしれない』という話も聞いています」(担当者)
2024/9/27 (チェスナットファーム阿見TC)
この後は茨城県・チェスナットファーム阿見TCで調整することになり、23日(月)に移動しました。

「現在は馬場をダクとハッキングキャンターで2000m(上限20秒ペース)のメニューで調整中です。輸送で若干体を減らしましたが、すぐにフックラしてくる馬なので心配していません。問題はなさそうでしたし、今日から乗り出していますよ。1~2週間はこの感じで進める予定。小島調教師からは『問題なければ11月あたりの競馬を目指したい』と言われているので、様子を見ながら徐々にピッチを上げていくつもりです」(担当者)
2024/9/15 (ノルマンディーファーム)
現在は坂路2本(上限20秒ペース)のメニューで調整しています。この中間も順調に調教を重ねられており、まだジックリとしたペースながら坂路を素軽いフットワークで駆け上がっています。乗り込みが進んでも飼い葉食いは引き続き良好で、馬体も変わらずフックラと見せているのは好感が持てるところ。なお、近日中に美浦近郊の育成場へ移動する予定です。
2024/8/31 (ノルマンディーファーム)
馬体重:439kg
20日(火)に北海道・ノルマンディーファームへ移動しました。

現在は坂路1本(上限23~25秒ペース)のメニューで調整しています。担当者は「到着後も体調面に気になるところはなく、使ったなりの疲れは見られるものの全体的に元気な様子が窺えます。入場当初は飼い葉食いも少し細かったのですが、現在はペロリと平らげていて体調も良さそうです。馬体もフックラとしてきたことから、今月下旬より騎乗を開始しました。まだ緩やかなペースではあるものの、調教での動きに気になるところはなく状態は良好。疲労の蓄積に注意しつつ徐々にペースアップを図っていきます」と話していました。
2024/8/17 (札幌競馬場)
馬体重:416kg
★8/17(土)札幌・札幌日刊スポーツ杯(芝2600m・混ハンデ)小林勝太騎手 結果:優勝

「昨年夏に乗せてもらったときに失敗していますし、今日は返し馬の感じがすごく良かったので、もう一度いただいたチャンスを何とかモノにしたいと思っていました。前回騎乗した横山和生ジョッキーにも話を聞かせてもらったなかで、脚の使いどころが難しいイメージを抱いていましたが、道中はリズムよく運ぶことができ、いいポジションを取れました。あとは周りに置かれないよう準備しながら直線に向いたところ、きれいに前が開いてくれて、馬が最後までしっかり踏ん張ってくれました」(小林勝太騎手)
写真
2024/8/15 (函館競馬場)
☆8/17(土)札幌・札幌日刊スポーツ杯(芝2600m・混ハンデ)小林勝太騎手

10日(土)に函館競馬場のダートコースで4ハロンから2.0秒追走して併せ、56.7-41.8-12.4を馬ナリに追われ、14日(水)にはWコースで4ハロン58.8-43.7-13.7を単走で馬ナリに追い切りました。「先週末の動きを見て、まず状態だけならいけそうという判断。出走枠にも入りそうだったことから特別登録をおこない、ハンデも思った以上に軽いところで落ち着いたため、今週の出走に向けて進めていくことにしました。私も一昨日に函館に入って状態を確認したのですが、若干線を細く見せるものの、飼い葉はあげればあげただけ食べるというので心配はしていません。レースまでに少しでも腹回りを太くできるよう、体に余裕を持たせる意味でも切り草を少し増やしてみたりするつもりです。動きに関しても、先週自分で乗ってみましたが、違和感はありませんでしたよ。もう少しというところがあるにはあるのですが、そこまで悲観するような悪いところはないですね。追い切りは助手が乗って『いい動きでした。レースに行くにあたって問題はないと思います』とのコメントがありました。ハンデが軽かったので乗れるジョッキーが限られていたので、昨年騎乗経験のある小林勝太に依頼しています。その時は本人も『失敗しました』と言っていたくらいなので、あの苦い経験を活かしてきてもらえればと思っています。この条件も守備範囲であるのは分かっていますし、ここは上位争いに加わってきてもらいたいところです。明日札幌競馬場に移動する予定です」(小島茂之調教師)
2024/8/9 (函館競馬場)
7日(水)に函館競馬場のダートコースで5ハロンから0.7秒追走して併せ、71.4-55.9-43.0-13.4を馬ナリに追い切りました。「帰ってきた感じは、一応順調といえば順調です。ただ、楽をさせたぶん見た感じのシルエットやトモの肉も少し落ちていますね。今週から徐々に負荷を掛けているのですが、水曜日の追い切りでは3歳未勝利、2歳新馬を追い掛け、余裕を持って併入できています。今のところいつものフェミナより少し良い感じですね。今週末に追い切った感じを見て、来週の芝2600m戦に行くのか、行くにしても来週の動きを見て最終判断をするつもりですが、特別登録のメンバーを見てでも良いかなと思いますし、あまりにも頭数が多くなるようなら登録自体を見送ることも考えています。一時期ネックストレッチを着けて調教に臨んでいましたが、それを取ってから余計に良くなったような感じがします。走るフォームやハミの受け方がネックストレッチを着けたことで良くなったものの、若干過度にハミを受けさせる形になっていたところ。取ったら余計に柔らか味が出ましたし、顎とか首の譲りが良くなっている感じがあります。もう一歩踏み込めたら本当に良くなってくると思うので、そこらへんを探りながら進めていきたいと思っています」(小島茂之調教師)
2024/8/2 (函館競馬場)
ノルマンディーファームで調整され、本日8月2日(金)に函館競馬場に入厩しました。

「牧場から『体が戻って、状態も良い』との報告を受けていましたし、今週函館の馬房が確保できたので、本日入厩させています。送り出し時が432kgとのことなので、多少はフックラした感じですね。この状態をキープしながら進めていければと思っています。動かした感じを見て、再来週の芝2600mか、ワールドオールスタージョッキーズ、最終週の芝2000mのどれかに向かうつもりです」(小島茂之調教師)
2024/7/31 (ノルマンディーファーム)
馬体重:432kg
現在は坂路2本(上限16~18秒ペース)のメニューで調整しています。担当者は「到着後も馬体に気になるところはなく、次走目標の札幌戦に向けて入場翌日から坂路調教を開始しています。2歳時に育成を進めていたときと比べると落ち着いてトレーニングに臨めており、大人になったなと感じているところです。いつ帰厩の声がかかってもいいよう、このまま緩めずに乗り込んでいきます」と話していました。
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2024/7/19 (ノルマンディーファーム)
★7/13(土)函館・かもめ島特別(芝1800m・牝)横山和生騎手 結果7着
この後は北海道・ノルマンディーファームで調整することになり、16日(火)に移動しました。

「和生も『失敗した』と話していたように、もう少し前のポジションにつけて勝負に行っても良かったように思います。それでも結構速めから仕掛けていますし、この馬の特性を生かした騎乗はしてくれました。外を回りながらも上りの脚はメンバー中最速でしたし、特別戦でも力があることは示せましたよ。北海道までの輸送で体重が思ったほど回復しませんでしたが、そんな中でもしっかり走れているので、力が付き切った際にはもっといいパフォーマンスが発揮できそう。良くなるのはもう少し先な印象なので、本来であれば昨年同様にここで成長放牧を挟むことを考えていたのですが、ジョッキーが『もう一度乗りたい』と言っていたように、あの走りを見ると私もまた走らせたいとも思えるところ。ただ、この夏もう一走させると秋の始動が遅れてしまう可能性がありますし、涼しい北海道で体もフックラさせたいので悩ましいところですが、状態が良ければという条件付きで続戦も検討するつもりです。一旦ここで一息入れますが、牧場での状態に変わりがなく、馬房の都合がつけば再入厩させようと思っています。レースに向かう場合は、2回札幌開催2週目の芝2600mか、最終週の芝2000mを考えています」(小島茂之調教師)
2024/7/13 (函館競馬場)
馬体重:416kg
★7/13(土)函館・かもめ島特別(芝1800m・牝)横山和生騎手 結果7着

「初めてでこの馬のことを掴みきれていないところはあったのですが、過去の小回りの右回りのレース映像なども見て、動ければ途中から捲っていこうと考えていました。ただ、今日は思っていた隊列にならなかったですし、内に入れて踏み遅れることだけはしたくなかったので、外を回しました。だいぶ大味な競馬になりましたが、このクラスでもやれる力はありますし、チャンスがあればもう一度乗せてもらいたいですね。距離も2000mなどにこだわらなくて良さそうです」(横山和生騎手)
2024/7/11 (函館競馬場)
☆7/13(土)函館・かもめ島特別(芝1800m・牝)横山和生騎手

10日(水)に函館競馬場のWコースで5ハロン70.2-53.6-38.7-12.2を単走で馬ナリに追い切りました。「先週くらいまで前駆の硬さが気になっていましたが、週末は今まで着けていたネックストレッチを外して調教をおこなっています。『あまり変わりがない』という意見や、『少しは楽になった』と言うスタッフもいたため、最終追い切りは自分で乗って確かめてみました。私としては少しは楽になったような感じがし、重かった錘の量が減ったような感覚を持ちましたよ。ウッドコースでの動きも悪くなかったと思います。追い切りの内容としては、ハロー明けは大体混雑してみんながワーッと一気に行くのですが、昨日は後ろから来た馬を一旦パスさせて、逆にその馬を目標にしてスーッと並び掛けていき、若干促す程度でゴールしています。少なくとも悪い感じはなく、普通よりも少し良いくらいの雰囲気にあり、コンディション的には思っていたよりも良いところで送り出せそう。あとは1800mという距離と、大分荒れてきた洋芝がどうかですね。3歳時のちょうど今頃に今回と全く同じ条件で走り、仕掛けどころが遅くてもったいない競馬があるように、脚の使いどころが難しい馬。今回は横山和生に依頼できたので、こう乗ってほしいというイメージをしっかり伝えておくつもりです。彼がどう乗ってきてくれるかも楽しみにしています」(小島茂之調教師)
2024/7/5 (函館競馬場)
6月29日(土)に坂路コースで4ハロンから0.3秒追走して併せ、57.7-43.0-28.7-14.2を馬ナリに追われ、7月3日(水)にはWコースで6ハロンから0.6秒先行して併せ、85.6-68.8-53.7-38.8-11.9を馬ナリに追い切りました。「私は今回前駆の硬さというか、おもりが乗っているような重さを感じたのが気になっていて、うちの助手とか持ち乗りにも『どう思う?』と聞いて跨らせてみると、同じような感触を持っていたんですよね。ショックウェーブ治療などでどうにかなるような感じでもなく、違うケアをおこなってみて今週の追い切りに臨んだところ、動きがスムーズになっていて、しっかりいい走りができていたとのことでした。これであれば来週は現地で微調整程度で十分だと思います。昨日美浦を出発し、今日無事に函館競馬場に到着。明日は楽をさせて、日曜日から感触を確かめていく予定で考えています。ジョッキーに関してはなかなかいいジョッキーが確保できていませんが、引き続き調整していくのでもう少しお待ちください。まずはレースにいい状態で臨めるよう、しっかり態勢を整えていきます」(小島茂之調教師)
2024/6/28 (美浦トレセン)
22日(土)にWコースで6ハロンから1.0秒追走して併せ、81.6-65.4-51.4-37.6-12.1を馬ナリに追われ、26日(水)にもWコースで6ハロンから1.0秒追走して併せ、84.3-69.0-53.5-38.2-11.9を馬ナリに追い切りました。「先週末、今週と琉人に乗ってもらって追い切りをおこなっています。今週は私は乗れていないのですが、この馬のことを一番よく知っているジョッキーが乗って『変わりなくきていて、いい感じですよ』と話してくれているので心配はしていません。まだ良くなりそうな雰囲気がありますし、このままレースに向けて仕上げていきましょう。体重も430㎏でキープできているのは好感が持てますね。7/13(土)函館・かもめ島特別(芝1800m・牝)に向かうことになり、鞍上の調整をおこなっています。今回は琉人が向こうにいないため上位どころから当たっているところ。メインレースで重賞が組まれているので、なるべくいい騎手で臨みたいと思っています」(小島茂之調教師)
2024/6/21 (美浦トレセン)
16日(日)にWコースで4ハロン59.5-42.9-13.2を単走で馬ナリに追われ、19日(水)にもWコースで4ハロンから1.3秒追走して併せ、51.9-37.6-11.9を馬ナリに追い切りました。「帰厩後は先週末、今週と私が乗っているのですが、久々にちゃんと乗ったこともあってか前駆の硬さや重さが気になるところ。極端な言い方をすればロボットのような感じなんですよね。それでも徐々にほぐれてくるといつもの感じになってきますし、キャンターに行くといい動きをするので、継続的にケアをおこないながら進めていきたいと思っています。水曜日の追い切りでは後ろから追走する形を取り、余裕を持って併入に持ち込めていますよ。今のところ7/13(土)函館・かもめ島特別(芝1800m・牝)を目標に態勢を整えていく予定。体重は今週計測で432kgと、体はフックラ見せています」(小島茂之調教師)
2024/6/14 (美浦トレセン)
チェスナットファーム阿見TCで調整され、12日(水)に帰厩しました。

「函館開催での出走を目指して、今週こちらに戻しています。育成場からは440kg台との報告を受けていましたが、厩舎に入って昨日の計測で430kg。いつも通りと言えばいつも通りですし、細くは見せずにむしろフックラとしているところ。函館への輸送もあるので、この状態をキープしながら進めていきたいと思っています。今日坂路コースで15-15程度のところをおこないました。問題なく動けていましたし、ここから徐々にピッチを上げていきます。7/07(日)函館・横津岳特別(芝2600m・混)か7/13(土)函館・かもめ島特別(芝1800m・牝)での出走を考えています」(小島茂之調教師)
2024/6/7 (チェスナットファーム阿見TC)
馬体重:440kg
「現在は馬場をダクとハッキングキャンターで3000m(17~18秒ペース)のメニューで調整中です。いつも通り体がどんどん増えて440kg台に乗ってきたので、この中間から調教進度を上げて進めています。この馬はいつも追い切りはおこなわずに、そのあたりを長くじっくりと乗ってリラックスさせていますよ。痛いところもありませんし、この感じをキープしながら乗り進めていきます」(担当者)
2024/5/31 (チェスナットファーム阿見TC)
馬体重:443kg
「現在は馬場をダクとハッキングキャンターで2000m(20秒ペース)のメニューで調整中です。使ったなりの疲れは取れてきました。体調が上向いてきて体重も増加傾向にあるところ。このまま進めていけば育成場では460kgくらいまでになると思うので、少しでも増やせればと思っています」(担当者)
2024/5/24 (チェスナットファーム阿見TC)
馬体重:426kg
「現在は馬場をダクとハッキングキャンターで3000m(20秒ペース)のメニューで調整中です。いつも通り、背腰には使ったなりの疲れが出ていますが、大きな問題は見られません。函館開催を目標にすると聞いているのですぐに乗り出しました。馬体がまだ寂しいので増やしながら進めていきたいところ。状態は悪くないので、目標に向けてこのまま良化を促していきます」(担当者)
2024/5/17 (チェスナットファーム阿見TC)
★5/11(土)新潟・信濃川特別(芝2000m・混)横山琉人騎手 結果5着
この後はトレセン近郊のチェスナットファーム阿見TCで調整することになり、15日(水)に移動しました。

「勝ち馬は抜けていましたが、レース後もお話ししたように、乗り方次第では2着には来られたのではないかと思っています。だからと言って琉人の乗り方がまずかったとは思っていませんし、やっぱりこの馬の特徴を掴んだ乗り方をしてくれましたね。ゲートを出てくれたので、無理に抑えずにあの位置で良かったですし、いつもくらいのスタートであったらあのスローペースのまま嵌ってしまって、後ろでズブズブで終わってしまったでしょう。そういう意味では今回はスタートからいい形で運べましたね。ただ、レースの流れを見ていてもヨーイドンの競馬になってしまって、こういう形はやはり分が悪いなと感じたところ。そういうフェミナのリズムと違う競馬をしたせいか、上がってきてから馬が凄く怒っていました。すぐに落ち着きましたが、鞍を外すときには珍しくカッカ、カッカしていましたね。自分のリズムで走りたいのに、急に追われたことを怒っていたのでしょう。また、ゴールしたあと2着の馬は抜けなかったのですが、それ以外の馬は抜いてワーッと走っていくのを見ると、脚が長く使えるタイプなんだなと改めて感じました。進路さえ見つけられれば距離が長いところでも持続して脚は使えますし、ゲートも上達しているように着実に力を付けています。このクラスはいつでも勝てるところにいますが、上のクラスに行ったらまだ十分とは言えませんし、そのために一完歩が大きくなるように、引き続き背中をしっかり伸ばして走れるよう取り組んでいきます。一完歩が例えば2、3cmでも伸びれば、トータルで見れば大きな違いになりますし、更なる良化を目指して進めていくつもり。レース後も大きな疲れは見られないので、短期放牧を挟んだ後は北海道での出走を目指していこうと考えています」(小島茂之調教師)
2024/5/11 (新潟競馬場)
馬体重:420kg
★5/11(土)新潟・信濃川特別(芝2000m・混)横山琉人騎手 結果5着

「勝った馬は強かったとして、2、3、4着にこれなかったものかと考えてしまうところはあります。ゴール過ぎても脚は止まらなかったですし、脚を余してるだけに勿体ない部分はありますからね。ゲートへの入りも駐立も問題なく、スタートも決まって無理なくいい位置をキープできています。もう少し上にこれる可能性として、確かにスペースが空いたタイミングがあって、そこで入っていければ違ったかもしれません。ただ、上手くいった場合にはそれでいいですが、上手くいかなかったら何であそこで動かしていったんだということになり、心理の部分で難しい判断だったのはあるでしょう。新潟は勝ってるだけにあって合ってるとは思うものの、スローに落とされました時にはいくらやっても勝てないだろうとは感じました。前回で距離が延びてもやれることはわかりましたし、距離に幅をもたせながら番組を選択していければ。いつ勝ってもおかしくないところにはいますからね」(小島茂之調教師)
2024/5/9 (美浦トレセン)
☆5/11(土)新潟・信濃川特別(芝2000m・混)横山琉人騎手

4日(土)に坂路コースで4ハロン52.3-39.0-25.9-12.9を単走で強めに追われ、8日(水)にはWコースで6ハロンから2.9秒追走して併せ、82.3-66.7-52.1-37.5-11.6を馬ナリに追い切りました。「先週の土曜日に私が乗って坂路コースで少し強めのところを消化しました。体を大きく使わせることを意識して乗ったのですが、後ろからは今週のヴィクトリアマイルに出走する予定のフィールシンパシーが追いかけてくる形。向こうには『最後は並び掛けても良い』という指示を出していましたが、フェミナも決して無理をさせたわけではなく少し追った程度だったのですが、最後まで追い付かれなかったようにいい走りでした。本当は最終追い切りにも乗って感触を確かめたかったのですが、先週末の競馬で怪我をしてしまったため、昨日の追い切りにはフィールシンパシーの担当をしているスタッフに乗ってもらいました。以前からの課題ですがどうしても頭の高いところがあり、その影響でトモの収縮が短く、一完歩一完歩が若干短くなってしまうんですよね。もっと上のクラスに行けるだけの力は持っているはずなのに、上手く推進できずに走りがこぢんまりとしてしまっています。また、追い切りに行くと緊張してしまうのか、前半は余計に頭を高くして力むところがあります。ハミをガっと噛んでしまうといった事はなく、首に力が入っていると言った方が分かりやすいでしょうか。後半になると段々と嵌まりが良くなって、走りも改善されるんですけどね。ハミは適度に抜いて走れる馬なので、その分距離はもつんですよ。そういう面があるので、昨日は大きく離れた前の位置に2頭置いて、それを目標にゆったりと走らせています。『並び掛けられたら並び掛けても良いけど、無理はさせなくても良いから体を大きく使わせるように走らせてほしい』との指示を出し、その通りのいい追い切りができたと思います。普段から意識させていることで、フェミナ自身も体を使おう、使おうとする姿勢は見受けられるようになってきましたし、今回で劇的に何かが変わることはないでしょうが、これを続けていくことで秋くらいにはいい走りになってきそうな感触はありますよ。それでも、今回は実績のある新潟コースですし、状態も良いので勝ち負けさせたいと思っています。メンバーはまずまず揃いましたが、頭数は落ち着いたので競馬はしやすいはず。広いコースで末脚を存分に発揮してもらいたいですね」(小島茂之調教師)
2024/4/26 (美浦トレセン)
チェスナットファーム阿見TCで調整され、24日(水)に帰厩しました。

「1週間の短期放牧だったのでそう大きく変わりはありませんが、少しでもリフレッシュを図れたのは良かったです。体重も433kgで戻ってきています。早速坂路に入れ始めているように、このまま順調に進めていけそうですよ。週末から少しずつ負荷を強めていこうと思っています。再来週の新潟・芝2000mか東京・芝1800mを考えていますが、本命は実績のある新潟にしようと考えているところ。例年頭数は同じくらいなので、相手関係なども見ながら最終的に判断するつもりです」(小島茂之調教師)
2024/4/19 (チェスナットファーム阿見TC)
★4/14(日)福島・奥の細道特別(芝2600m・混)横山琉人騎手 結果7着
この後はトレセン近郊のチェスナットファーム阿見TCで調整することになり、昨日18日(木)に移動しました。

「琉人が言うように、内で詰まって不完全燃焼な競馬になってしまいましたね。今回は思い切った競馬をしてもらいたかったのですが、あの形になってしまっては辛いところ。どこかで外に出すタイミングなどはあったかもしれませんが、琉人なりに思うところがあってああいうふうに乗ってきたのでしょうから、これも競馬のアヤだと思います。いずれにしましても、今回もいい競馬をさせられずに申し訳ありませんでした。出来れば勝負に行ってどれだけの脚が使えるかを図りたかった思いはありますが、この距離をこなせることが分かったのは少なからず収穫でしたし、次走に繋げていくつもりです。レース後も大きな疲れなどは見られず、得意の新潟開催に向けて進めていけそう。輸送で多少の馬体減がありましたし、少しでも回復させたいので短期でもリフレッシュを図ろうと思います。育成場でも問題ないようなら5/11(土)新潟・信濃川特別(芝2000m・混)に向かう予定。同日の東京には牝馬限定の1800m戦も組まれているので、そちらも視野に入れるつもりです」(小島茂之調教師)
2024/4/14 (福島競馬場)
馬体重:424kg
★4/14(日)福島・奥の細道特別(芝2600m・混)横山琉人騎手 結果7着

「内枠だったのでどこかで外に出したかったのですが、タイミングがなく直線だけの競馬となってしまいました。最後も少し進路が狭くなり勿体ない競馬に。外に出せていたら自分から動いていく形を取ろうと思っていたのですが…。うまく乗れずに申し訳ありませんでした。折り合いは問題なくこの距離でも問題はありませんでしたが、切れる脚がある馬ではないので、新潟や東京のような広いコースでコーナーからふかしていくような競馬が理想だと思います」(横山琉人騎手)
2024/4/11 (美浦トレセン)
☆4/14(日)福島・奥の細道特別(芝2600m・混)横山琉人騎手

6日(土)に坂路コースで4ハロンから2.0秒追走して併せ、54.0-39.7-26.1-12.8を馬ナリに追われ、10日(水)にはWコースで6ハロンから0.4秒追走して併せ、90.1-73.4-56.9-40.8-12.4を馬ナリに追い切りました。「この中間も順調にきていて状態は良いですよ。動きも良く、細かいことを言えば右回りの時に左の口にが少しハミが触る事があるみたいなのですが、あえて言えばのレベルでほとんど気にならないようです。距離は多分長くても大丈夫だろうとも話していましたよ。小回りコースなので、またフワとした乗り方になると思いますし、終いを生かすような競馬をしてもらうつもり。この距離を走れるか確認したいということが一番ですし、急かすと少し力んで噛んでしまうところがありますが、だからといって仕掛けが遅くなってしまっては元も子もないので、どちらかと言うとちょっと早いかなと思うくらいの乗り方をするよう鞍上には話しておきます。脚を余さないような競馬が理想ですね。前走も少し距離を意識した面があったので、ここはフェミナの力が上じゃないかと思って乗ってもらいます。その上で強い馬がいたり、少しうまくいかなかったという負けなら悔いは残らないかなと思っています。体重は434kgで、これまで410から420kg台だったことを考えれば、レース前としては及第点を与えられるレベル。ただ、輸送もあるので、どこまで減らさないで福島まで運べるかが鍵になるでしょう。いいレースを期待しています」(小島茂之調教師)
2024/4/5 (美浦トレセン)
3月30日(土)にWコースで5ハロン74.3-58.9-43.4-13.5を単走で馬ナリに追われ、4月3日(水)にもWコースで4ハロン54.7-39.1-11.4を単走で馬ナリに追い切りました。「この中間も順調にきています。私も1、2回乗ったのですが、特に変わりはないですよ。今週の追い切りは『無理はしないで良いけど最後は少しスッと伸ばすイメージで乗ってほしい』と指示を出したのですが、何もしないで11秒台が出たとのこと。今回は3月からうちに入った攻め専が乗ったのですが『頭の高さや細かい部分で少し気になるところもありますが、すごく良い馬ですね』と話していました。引き続き、頭の高いところを修正できるように進めていますし、いい流れの中できています。折り合いのつく馬ですし、2600mをこなせれば、次走はいい勝負ができると思っています」(小島茂之調教師)
2024/3/29 (美浦トレセン)
24日(日)にWコースで4ハロン56.3-39.9-12.5を単走で馬ナリに追われ、27日(水)にもWコースで6ハロンから1.7秒先行して併せ、89.0-73.2-57.3-41.2-12.4を馬ナリに追い切りました。「この中間も大きな問題なく進められています。まだ少し緊張気味に走っているのですが、それは大丈夫そう。以前から少し頭の高い走りをする馬で、前々回あたりから継続的に矯正しながら進めています。このクラスまでは通用すると思うのですが、上のクラスに行ったらもう少し首の使い方が柔らかくなって、背中より後ろから押してこられるような走り方をしてこないと通用しないと思うんですよね。一気に良くはなってきませんが、騎乗者には少しずつそういったところを意識しながら乗ってもらっています。普段は角馬場でじっくりと乗ってから、頭の下がる位置だったり、背中からトモが動けるような位置を探っているところ。今回使うときにはまだ改善していないでしょうが、少しずつ良化が窺えるので、この感じで今後も進めていきます。体重は435kgと、まだフックラした状態をキープできています」(小島茂之調教師)
2024/3/22 (美浦トレセン)
チェスナットファーム阿見TCで調整され、19日(火)に帰厩しました。

21日(木)に坂路コースで4ハロンから0.3秒追走して併せ、55.2-41.1-26.8-13.1を馬ナリに追い切りました。「帰厩して次の日の初日は私が跨り、昨日は琉人を乗せて坂路コースでサッと時計を出しています。帰ってきたなりの走りで、頭が少し高く、気持ちはピリッとしているけど動き自体はこれから変わってきそうな雰囲気でしたよ。現時点ではいい感じという評価をして良いと思います。次走は距離を一気に延ばして、4/14(日)福島・奥の細道特別(芝2600m・混)に向かおうと思っています。休み明けでこの距離に対応できるようなら適性がある証拠ですし、今後の選択肢にも幅が広がるところ。しっかり仕上げていくつもりです。体もフックラと見せていて、昨日計測で443kgです」(小島茂之調教師)
2024/3/15 (チェスナットファーム阿見TC)
馬体重:462kg
「現在は馬場をダクとハッキングキャンターで3000m(20秒ペース、週1回は15秒ペース)のメニューで調整中です。先週同様のメニューで進めていますが、至って順調にきていますよ。体重こそ微減となりましたが、いい状態をキープできています。この感じを保ちながら、帰厩に向けて態勢を整えていきたいと思っています」(担当者)
2024/3/8 (チェスナットファーム阿見TC)
馬体重:454kg
「現在は馬場をダクとハッキングキャンターで3000m(20秒ペース、週1回は15秒ペース)のメニューで調整中です。今週もしっかり負荷を掛けながら乗り進めていますが、引き続き体重は増加傾向にあります。体は牧場レベルでフックラと見せていますし、問題ない状態。小島調教師からは『4月中旬の福島開催に向かいます』と言われているので、そろそろ帰厩となる予定です」(担当者)
2024/3/1 (チェスナットファーム阿見TC)
馬体重:449kg
「現在は馬場をダクとハッキングキャンターで3000m(20秒ペース、週1回は15秒ペース)のメニューで調整中です。今週から15-15を織り交ぜ始めましたが、負荷を強めても体重が減ることはありません。もともと育成場では増えやすい馬ですが、ここにきて体質が強くなってきた印象。この感じであれば詰めて使っていっても問題なさそうです。このまま積み重ねていきます」(担当者)
2024/2/24 (チェスナットファーム阿見TC)
馬体重:446kg
「現在は馬場をダクとハッキングキャンターで3000m(20秒ペース、週1回は16~17秒ペース)のメニューで調整中です。乗り込みを重ねながらも、この中間も体重が増えていますし、体の張りも良くなってきました。いい流れの中で進めることができていますし、そろそろ次走の目標を考えていっても良さそうな状態。小島調教師にもその旨を伝えておきます」(担当者)
2024/2/16 (チェスナットファーム阿見TC)
馬体重:438kg
「現在は馬場をダクとハッキングキャンターで3000m(20秒ペース、週1回は16~17秒ペース)のメニューで調整中です。この中間もいい流れの中で進められていて、負荷を強めた中でも体重は増加傾向にあります。育成場ではフックラしていく馬なので、進めながらなるべくアドバンテージをつくりたいところ。毛艶、体の張り感ともにいい状態ですよ」(担当者)
2024/2/9 (チェスナットファーム阿見TC)
馬体重:433kg
「現在は馬場をダクとハッキングキャンターで3000m(上限20秒ペース)のメニューで調整中です。今週から調教量を増やして乗り込んでいますが、体重は徐々に増えてきていますよ。まだまだフックラしてきそうですし、体重の推移を見ながらメニューを考えていく予定。体調面も段々と上向いてきました」(担当者)
2024/2/2 (チェスナットファーム阿見TC)
馬体重:428kg
「現在は馬場をダクとハッキングキャンターで2000m(上限20秒ペース)のメニューで調整中です。少しずつ体重が戻ってきたので調教量を増やしながら乗り込んでいますが、いい感じで進められていますよ。この感じであれば20kgくらいはすぐに戻りそう。数字の裏付けができたらペースを上げていくつもりです」(担当者)
2024/1/26 (チェスナットファーム阿見TC)
馬体重:418kg
「現在は馬場をダクとハッキングキャンターで1000~2000m(上限20秒ペース)のメニューで調整中です。入場してきて1週間になりますが、体重の戻りが遅いですね。いつも通りといえばいつも通りなんですが、飼い葉食いも良くないところ。大きく疲れた様子などは見せていませんし、これから少しずつ増やしてきてくれると思うので、数字を確認しつつ調教量を上げていきたいと思っています」(担当者)
2024/1/19 (チェスナットファーム阿見TC)
★1/14(日)中山・4歳上2勝クラス(芝2200m・混)横山琉人騎手 結果6着
この後はトレセン近郊のチェスナットファーム阿見TCで調整することになり、本日19日(金)に移動しました。

「琉人は乗り方に対して悔しがっていましたが、結果論ですし、こちらの指示通りに乗ってきてくれましたからね。今回の目的はこの距離をこなせるかどうかを見てみることでしたし、結構なメンバーが揃い、かつスムーズな競馬ができなかった中でも勝ち馬と0.4秒差。『まともに走らせられていたら2着争いができていました』とも話していたように、このクラスのこの距離であの走りができたことは大いに収穫だったと思います。それでも、まだ馬体面も含めて全体的にパワーアップが必要だったりと課題がある中でのものですし、今後成長が見られれば楽しみですよ。この後は当初予定していた東京・芝1800m戦に行くことも考えたのですが、あれだけ走ることが分かったのでここで一旦リフレッシュを図ることにします。馬体の成長を図っていけばきっと良くなってくるはず。少しずつでも成長させつつ、上手くレースに使っていってあげたいと思っています」(小島茂之調教師)
2024/1/14 (中山競馬場)
馬体重:416kg
★1/14(日)中山・4歳上2勝クラス(芝2200m・混)横山琉人騎手 結果6着

「先生からは『距離がどうか分からないので、少し大事に乗ってほしい』と言われていたので、末脚を生かすような競馬をさせました。掛かる馬ではないので道中はすごくスムーズでしたよ。ただ、勝負処の3、4コーナーで仕掛けようと思った時に4番の馬に前に入られてしまって、追い出しが遅れたのが痛かったです。距離ロスを防ぐために内を回ったのですが結果的にもったいない競馬となってしまいましたし、最後の脚を見るともう少し積極的に乗っておけば良かったです。うまく運べずに申し訳ありませんでした。本来はこういう小回りコースは向かないのですが、ゆったりと運べるぶん距離はこのくらいあっても良いですし、長い距離もこなせそうです。もちろん1800mでも走れますし、選択肢は広がったと思います」(横山琉人騎手)
2024/1/11 (美浦トレセン)
☆1/14(日)中山・4歳上2勝クラス(芝2200m・混)横山琉人騎手

7日(日)にWコースで5ハロン74.8-59.4-43.8-14.0を単走で馬ナリに追われ、10日(水)には坂路コースで4ハロン54.4-39.8-26.3-13.0を単走で馬ナリに追い切りました。「先週末に持ち乗りに乗ってもらってウッドコースで15-15を少し切るくらいのところをおこなったのですが、調教後に『このくらいのペースですが掛かる感じはないですし、距離を延ばしてみても良いのではないでしょうか』という話があり、先週お伝えしていた次走案も含めて厩舎で再度相談をしました。私はあまり頭になかった案ですし、馬体面などを見ても少し懐疑的なところはあるのですが、前走で乗ってもらった田口に聞いてみても問題ないとのこと。それであれば、一旦試してみるのも手かなと思い、昨日は横山琉人を乗せて坂路コースで軽めに追い切っています。動き次第でもしかしたら今週の芝2200m戦に向かうかもしれないことを伝え、適性の有無も聞いてみるつもりでしたが、戻ってきて『試してみる価値はあると思います』というコメントだったことから、その後の反動などがないようなら今週レースに行く方向で考えていました。今日になっても馬は問題なかったので、投票させていただきました。相手はまずまず揃ったと思いますが、前走もメンバーレベルは高かったですし、ここで好走できるようなら今後のレース選択に幅が広がるところ。初めての距離でもありますし、ある程度大事に運んで脚を溜め、末脚を伸ばすような競馬をさせようと思っています。乗り慣れたジョッキーが乗れるのはプラスですし、いい競馬をしてきてほしいですね」(小島茂之調教師)
2024/1/5 (美浦トレセン)
1月4日(木)に坂路コースで4ハロン59.8-44.3-29.5-14.7を単走で馬ナリに追い切りました。「大きなダメージも見られなかったことから年末年始は厩舎で過ごさせ、状態を確認するために昨日坂路コースで15-15くらいのところを消化しています。問題ないようなら2/04(日)東京・4歳上2勝クラス(芝1800m・牝)に行きたいなと考えていましたが、スタッフからは『東京コースはあまり走れなかったので、中山の1600、1800mあたりはどうか』という話があったので、再来週あたりでレースに向かえるかどうかというのも見ています。現状の結論としては、感じは悪くはなく、行けなくもないけど完全ではないというところ。若干力みがありますし、体の左側にも少し張りのある状態。体重はあまり変わりないものの、飼い葉食いはまだ遅いですね。急激に回復するようなら1/20(土)中山・東雲賞(芝1800m・混)も考えようと思いますが、本線としては東京かなというのが今のところの目標。週明けの状態なども見ながら具体的なことを決めようと思っています」(小島茂之調教師)
2023/12/24 (阪神競馬場)
馬体重:417kg
★12/24(日)阪神・3歳上2勝クラス(芝1800m・牝)田口貫太騎手 結果7着

「期待していただけに結果としては残念でしたが、勝ち馬とはコンマ6秒差でしたし、関西の強い相手に昇級緒戦でまずまずの競馬はできたと思います。ただ、もう少しやれておかしくないですし、直線ミルコよりも先に動き出してればという思いはあります。田口貫太は『背中のいい馬ですね。スタートして若干外の馬から寄られて怯む場面はあったものの、すぐに折り合いも付いて前半リズム良く運べていたと思います。ただ、4角を回って直線追い出すタイミングで、少し前のスペースが狭くなってしまいました。最後はジリジリと伸びてきているので、あの場面でミルコさんの馬より先に外へ持ち出せていれば、結果もまた違っていたかもしれません。乗っていて少し他馬を気にするところがありますし、ゆったりコーナーを回れる広いコースなら、もっと競馬しやすいタイプに思えます。距離は今日の1800、2000mあたりが合っていそうです』と話していました。ハイレベルなローズSの3、4着馬が相手の中、この馬は少し力を出し切れなかった印象ですし、まだまだ力をつける要素もあるので、現時点としては悪くない内容だったと思います。この後はトレセンに帰ってきての様子を見てからになりますが、今のところ一旦短期で放牧に出し、東京開催を目指す事を本線に考えています」(小島茂之調教師)
2023/12/21 (美浦トレセン)
☆12/24(日)阪神・3歳上2勝クラス(芝1800m・牝)田口貫太騎手

16日(土)にWコースで6ハロン87.9-71.2-57.2-42.4-13.3を単走で馬ナリに追われ、20日(水)にもWコースで6ハロンから0.5秒先行して併せ、84.2-68.0-53.1-38.6-12.0を馬ナリに追い切りました。「レース前に少し確認しておこうと思い、先週末は私が乗って時計を出しています。終いを少し伸ばしておこうと思って臨み、一緒に行っていた馬とフワーッと走っていましたが相手は少しモタつくところがあるので待ってあげて、そろそろ置いていっても良いから少し行こうかなと思ってスーッと仕掛けたら、凄く良いギアの変わり方をしたんですよね。久しぶりに"うわ!これは良いな!!"と感じましたよ。”なるほど、これだけ走るわけだ”とも思い、すぐに追うのをやめています。急ぐわけではないのに脚の回転がスッと変わるというか、スムーズにスピードに乗っていく感じ。今回は関西の骨っぽい相手と走るので勝負を掛けにいきたいと思ったのですが、この走りができるならそんな負荷はいらないと判断し、扉を開けてすぐに閉じています。それを踏まえて、昨日は横山琉人に乗ってもらったのですが、何もしなくて良いとの指示のもと馬ナリのまま走ってきました。『いい意味で何も変わりないですし、動きも全く問題ありませんよ』と話していたように、感触はとても良いですよ。メンバーはそこそこ揃った印象ですが楽しみを持って送り出せます。また、今まで頭が高いのが気になっていたのですがうまく勝ってくれていましたし、そこには手をつけてこなかったものの、先々を考えてこの中間は角馬場での乗り方を変えています。少しずつ腰や背中が入ってくるように進めているのですが、ちょうど先週の重賞で2着だったフィールシンパシーをやっている担当者が手が空いていたので手伝ってもらっています。その甲斐あって大分上手になってきて、この短期間でしっかりとした良化が窺えます。これをレースで活かせたら良いですね。『フェミナフォルテもいずれ先輩に並びうる力があると思います』とも話していたので、そうなるためにもまずはここを全力で狙っていきます。長くいい脚を使う馬なので、田口貫太には仕掛けどころを間違えないようにと伝えておきます」(小島茂之調教師)
2023/12/15 (美浦トレセン)
9日(土)にWコースで4ハロン58.0-42.1-13.2を単走で馬ナリに追われ、13日(水)にもWコースで4ハロンから0.1秒追走して併せ、53.3-38.3-11.7を馬ナリに追い切りました。「火曜日に自分自身で跨って確かめてみたのですが、感触は良かったですよ。水曜日は併せ馬で半マイルからサッと追い切っていますが、いい動きでしたよ。出走の可能性は低かったですが、一応今週の中山・芝1800m戦の相手関係を見たところ、わざわざ挑戦するメンバーでもないと思った事から来週の阪神に向かうことに。乗り慣れた琉人が自厩舎の馬がいて遠征できないとのことなので、2kg減の減量が利く田口貫太騎手に依頼しました。輸送があるので来週の追い切りは整える程度でおこなうつもりです」(小島茂之調教師)
2023/12/8 (美浦トレセン)
3日(日)にWコースで6ハロンから0.3秒追走して併せ、86.8-71.4-56.1-40.7-12.3を馬ナリに追われ、6日(水)には坂路コースで4ハロンから0.7秒先行して併せ、53.2-39.7-26.3-13.3を馬ナリに追い切りました。「今週出走させられるかどうかを見極めるために、先週末にウッドコースで長めから、水曜日には私が乗って追い切りをおこなっています。体の硬さはなく、来週使う予定の2歳馬が後ろからくる形で同入に持ち込んでいます。感触は悪くはなく”行くんだったら今週行ってみても良いかな”というレベル。すごく悪く言ってしまうと、可もなく不可もなくという感じでしたし、中山・芝1600m戦は半分以上が勝負になりそうな馬が集まっているように思えたため、今週は無理しないことにしました。来週の中山・芝1800m戦もよほどメンバーが魅力的でなければ、12/24(日)阪神・3歳上2勝クラス(芝1800m・牝)を本線として考えるつもりです」(小島茂之調教師)
2023/12/1 (美浦トレセン)
チェスナットファーム阿見TCで調整され、先週11月25日(土)に帰厩しました。

12月30日(木)に坂路コースで4ハロンから0.7秒追走して併せ、54.6-40.5-26.3-12.9を馬ナリに追い切りました。「厩舎に戻ると飼い葉をあまり食べなくなり体重を減らしてしまうんですよね。昨日の計測で426kgと、結局いつも通りになってしまいます。ただ、乗った感じは雰囲気が良くて、状態面は上向いている感じがします。今週の追い切りも余裕たっぷりの走りでしたしね。このままレースに向けて仕上げに入っていきます。そのレースなのですが、当初は3週目の中山・芝1800m戦を本線にしていたのですが、条件的には12/24(日)阪神・3歳上2勝クラス(芝1800m・牝)が一番魅力。この馬の末脚を生かすには中山よりも阪神の方が良さそうに思います。ただ、そこまではまだ時間があるんですよね。育成場での乗り込みが良かったので案外仕上がりそうな感じもするので、来週の中山・芝1600m戦を使って中1週で行くか、じっくり進めてそこ1本にするか。今週末、来週と追い切った感じを見てどうするか判断したいと思います」(小島茂之調教師)
2023/11/24 (チェスナットファーム阿見TC)
馬体重:448kg
「現在は馬場をダクとハッキングキャンターで3000m(20秒ペース、週2回は15秒ペース)のメニューで調整中です。この中間も更に負荷を強めて乗っていますが、体重は増加傾向でいい感じですよ。ここまでフックラしてくれば、もうトレセンでも大丈夫そう。小島調教師にもその旨を報告したところ、明日25日(土)の検疫で帰厩することになりました。向こうであまり減らさないでくれれば、いい走りができそうですよ」(担当者)
2023/11/17 (チェスナットファーム阿見TC)
馬体重:445kg
「現在は馬場をダクとハッキングキャンターで3000m(20秒ペース、週2回は15~17秒ペース)のメニューで調整中です。この中間から15-15も織り交ぜながら進めています。週を追うごとにどんどん身が入って良くなっている感じがしますし、引き続き体もフックラ見せています。もう少し骨格に見合った肉が付いてきてほしいところですが、数字的には良いところまできたと思いますし、そのあたりも意識しながら乗り込んでいきます」(担当者)
2023/11/10 (チェスナットファーム阿見TC)
馬体重:444kg
「現在は馬場をダクとハッキングキャンターで3000m(20秒ペース、週2回は16~17秒ペース)のメニューで調整中です。この中間も順調に進められていたことから、調教量、ピッチともに上げて乗り込んでいます。体重が増加傾向で、見た目にもフックラと見せていることに好感が持てるところ。このまましっかりと乗り込みを重ねていきます」(担当者)
2023/11/3 (チェスナットファーム阿見TC)
「現在は馬場をダクとハッキングキャンターで2000m(上限20秒ペース)のメニューで調整中です。この中間も同様のメニューで進めています。疲れはすっかり取れましたし、いい感じで乗り進められていますよ。元気も戻ってきましたし、状態面も上向いてきているので、この感じをキープしながらペースアップのタイミングを探っていきます」(担当者)
2023/10/27 (チェスナットファーム阿見TC)
馬体重:420kg
「現在は馬場をダクとハッキングキャンターで2000m(上限20秒ペース)のメニューで調整中です。入場後も大きなダメージなどは見受けられませんでしたが、馬体が410kg台だったのでゆっくり目に立ち上げています。その後も気になるところはなく、体が細いとは言っても寂しく映ることはありません。飼い葉もしっかりと食べていますし、この馬なりにはいいボディコンディションを保っていますよ。様子を見ながらピッチを上げていきます」(担当者)
2023/10/20 (チェスナットファーム阿見TC)
★10/15(日)新潟・粟島特別(芝1800m・混)横山琉人騎手 結果:優勝
この後はトレセン近郊のチェスナットファーム阿見TCで調整することになり、17日(火)に移動しました。

「先週はありがとうございました。当日は京都競馬場で見ていたのですが、馬が強かったのはもちろんのこと、琉人も随分うまく乗ったなと思いました。レース前には私は少し大丈夫かなという思いがあったのですが、鞍上は追い切りでしっかり手応えを掴んでいたんでしょうね。初勝利の時とは違って、追い出しをしっかり待って寸前で差し切った内容に、『おー!!』と唸ってしまいました。フェミナ自身もあの体であの馬場は決してプラスに働かなかったと思いますが、それで上がり最速の脚で差し切るんですから本当に能力が高いんでしょうね。ただ、美浦を送り出したときは430kg台だったのですが、輸送で結構減らしてしまいました。そんな中での勝利ですし、馬体がしっかりすればまだ十分にやれると思いますよ。しっかり走り切ったのでさすがに疲れが感じられますし馬体も寂しく映るので、ここで一息入れることにします。育成場で大きな疲れが見られないようなら、12月の中山開催を一つの目標として考えるつもりです」(小島茂之調教師)
2023/10/15 (新潟競馬場)
馬体重:414kg
★10/15(日)新潟・粟島特別(芝1800m・混)横山琉人騎手 結果:優勝

「調教から跨って感じたのは数字以上に体がフックラして成長しているなということです。終いに脚を使ってくれるのはわかっているので、前半は大事に運ぶことを意識しました。直線でもギリギリまで待ってゴーサインを出しています。あと一頭抜かせるかわからなかったのですが、勝負根性出して頑張ってくれましたね。直線の長いコースならまだまだやれると思います」(横山琉人騎手)
写真
2023/10/12 (美浦トレセン)
☆10/15(日)新潟・粟島特別(芝1800m・混)横山琉人騎手

8日(日)にWコースで4ハロンから1.9秒先行して併せ、57.0-40.8-12.2を馬ナリに追われ、11日(水)には坂路コースで4ハロンから0.6秒追走して併せ、54.0-40.1-26.6-13.4を馬ナリに追い切りました。「今週は3頭併せで一番後ろから追い掛ける形で追い切りを消化しています。前半はフワフワしていましたが、ちゃんと手前を替えて駆け上がってきましたし、問題ない内容だったと思います。先週末の追い切りも併走馬に乗って横から見ていたのですが、やっぱりいつもの感じにない気がするのですが、スタッフは大丈夫だと話しているんですよね。もうひと押ししたら動けそうとも言っていました。うちの厩舎で秋華賞に出走する馬が栗東に滞在していて、ここ最近は向こうにいることが多いため、あまりフェミナに携われていないのですが、スタッフがしっかりやってくれているので信頼していますし、意見も大事にしているところ。追い切り後の体重は434kgでしたし、先週騎乗した琉人も問題ないと話していたので、競馬に行ってどんな走りができるか見てみます。番組については悩みましたが、相手関係なども見て最終的には勝った条件を選択しました。その時の鞍上に戻りますし、いい競馬を期待しています」(小島茂之調教師)
2023/10/6 (美浦トレセン)
9月30日(土)に坂路コースで4ハロン55.0-40.3-26.4-13.0を単走で馬ナリに追われ、10月5日(木)にはWコースで6ハロンから0.9秒追走して併せ、87.2-71.6-56.5-40.9-12.6を馬ナリに追い切りました。「今週は同クラブの新馬カーマンラインを追走する形で追い切りをおこなっています。私は2歳に乗っていたので後ろからフェミナが来るのを待っていたのですが、5ハロン70秒超の時計だったのですぐに追いついてくると思っていたものの、並び掛けるまでに結構時間が掛かって同入しています。帰厩後はタイミングが合わずになかなか乗れていませんが、春の感じからするともっとビュンと来てもおかしくない馬。横で見ていると少し物足りなく感じるんですよね。ただ、騎乗した琉人は『いい感じできていますよ』と話していましたし、普段乗っているスタッフも『フックラしていて、春より良くなりました』と言っているので、私の見立て違いかもしれません。求めているものが高いからそう感じてしまうのかもしれませんが、順調にはきていて来週の出走には問題ない状態にあると思います。1800mの特別戦を本線に、若手限定戦の2000mも視野に入れつつ、最終的には相手関係などを見ながら出走させる番組を決めるつもりです」(小島茂之調教師)
2023/9/29 (美浦トレセン)
27日(水)にWコースで6ハロンから1.3秒先行して併せ、84.5-67.7-53.1-38.4-12.1を馬ナリに追い切りました。「この中間も概ね順調にきています。今週の追い切りは琉人を背に、年長馬2頭を先行する形。外々を回る形でしたが、最後まで前を譲らず再先着でゴールしています。まだ余裕のある手応えでしたし、レース2週前と考えるといい動きでしたよ。状態に関しては着実に良くなっていますね。ただ、飼い葉食いはまだ安定せず、夕方の飼い葉はかなり残していたところ。夜は何とか食べていましたし、そこが安定するようになればもっと体重増が期待できると思うんですけどね。体を細く見せてはいないのでそこまで悲観してはいないのですが、少しでも増やせるように注意しながら進めていきます」(小島茂之調教師)
2023/9/22 (美浦トレセン)
17日(日)にWコースで6ハロンから1.4秒追走して併せ、86.3-70.4-55.6-40.9-13.0を馬ナリに追われ、21日(木)にもWコースで4ハロンから1.1秒追走して併せ、57.8-41.6-12.8を馬ナリに追い切りました。「先週末から本格的な乗り込みを開始し、昨日は私が跨って調整をおこなっています。少しせっついた走りでしたし、頭も高くて気持ちが先走っているような感じもしましたが、これでガス抜きができるでしょう。馬体面に関しては大きく成長した感じはありませんが、少しパワーアップはした印象ですし、この様子なら新潟1週目から考えていけそう。ただ、トレセンに入ると体重が減ってきてしまい、現在426kg。これ以上は減らない馬ですが、少しでも増やしてレースに送り出したいと考えています。春同様、見た目には数字ほど細く見せませんし、何よりもリフレッシュできたのは大きいと思いますよ」(小島茂之調教師)
2023/9/15 (美浦トレセン)
チェスナットファーム阿見TCで調整され、12日(火)に帰厩しました。

14日(木)にPコースで5ハロン77.9-61.2-45.9-14.7を単走で馬ナリに追い切りました。「育成場からは体重が増えてフックラと見せていると報告を受けていましたし、新潟開催を目標にしたいので、厩舎でじっくり進めるべく今週こちらに戻しています。トレセンに入るとどうしても体重を減らしてしまうのですが、見た目にはやはりフックラと見せていて、リフレッシュが図れたなという印象。昨日からポリトラックコースで時計を出し始めましたが、まずは気分良く走らせることを意識しました。まだ成長しそうな雰囲気はあるものの、休養期間で少し成長した跡が見えますね。このまま徐々に負荷を強めていきます」(小島茂之調教師)
2023/9/8 (チェスナットファーム阿見TC)
馬体重:440kg
福島県・ノルマンディーファーム小野町を経由し、5日(火)に茨城県・チェスナットファーム阿見TCに移動しました。

「現在は馬場をダクとハッキングキャンターで1000m(上限20秒ペース)のメニューで調整中です。大きな疲れも見られなかったことから、すぐに乗り出しています。使い込んでいた時より幾分フックラとした印象ですし、状態面も問題なさそうです。新潟開催を目標にすると聞いているので、このまま態勢を整えていきます」(担当者)
2023/8/31 (オカダスタッド)
馬体重:435kg
現在はダート坂路2本(上限18秒ペース)のメニューで調整しています。担当者は「飼い葉を安定して食べるようになり、馬体も回復してきたことから、この中間より騎乗を開始しました。時折、頭が高くなることはあるものの、基本的には調教にもリラックスした雰囲気で取り組むことが出来ています。なお、タイミングとしてはやや早いですが、この後は小野町経由で美浦近郊の育成場で調整を進めることになりました。明日9月1日(金)にこちらを出発する予定です」と話していました。
2023/8/15 (オカダスタッド)
現在はウォーキングマシン1時間のメニューで調整しています。相変わらず馬体の良化はゆっくりのようですが、脚元などに気になるところはないため、この中間からは運動時間を1時間へと延長しています。飼い葉に青草を混ぜたり、配合を変えたりと工夫していることで食べる量自体は増えているので、あとはそれが身になってきて欲しいところ。タイミングを見て今月中には調教を立ち上げる予定です。
2023/7/31 (オカダスタッド)
馬体重:414kg
現在はウォーキングマシン30分のメニューで調整しています。担当者は「到着当初に比べると飼い葉食いは徐々に良くなっていますが、思ったよりも馬体の良化はスローのようで、まだレース時の数字にも戻ってきてはいません。軽めに運動は開始したものの、もう少しの間は無理をさせず、このまま疲労回復を優先した方が良さそうです。与えるエサに青草を混ぜるなど、いろいろと工夫してみます」と話していました。
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2023/7/15 (オカダスタッド)
現在はパドック放牧をおこなっています。こちらでの滞在は初めてになりますが、レース後の輸送とあって到着後はさすがに疲れた様子が窺えます。飼い葉食いもゆっくりの印象を受けますし、もう少しの間はこのまま楽をさせて疲労回復を促していきます。
2023/7/7 (オカダスタッド)
★7/02(日)函館・3歳上1勝クラス(芝1800m・混)小林勝太騎手 結果9着
この後は北海道・オカダスタッドで調整することになり、4日(火)に移動しました。

「もう少しやれると思って送り出しただけに残念な気持ちですが、最低限この馬のポテンシャルは再確認できました。乗り方はもう少し何とかなったのではないかと思っていますが、こちらももう少し細かく指示を出しておけば良かったです。ジョッキーもうまく乗れなかったことを悔やんでいましたが、終いの脚のことは興奮気味に話してきました。どちらにしましても、いい結果とならず申し訳ない限りです。レース後も脚元を含めて問題ないのを確認し、火曜日にオカダスタッドに放牧に出させていただきました。まずは馬体回復を優先にし、ひと夏を越してパワーアップして戻ってきてもらえればと思っています。間違いなく能力のある馬ですし、いい軌道に乗せていきたいですね」(小島茂之調教師)
2023/7/2 (函館競馬場)
馬体重:416kg
★7/02(日)函館・3歳上1勝クラス(芝1800m・混)小林勝太騎手 結果9着

「今日は他の競馬場で見ていたのですが、あそこまで下げたなら、何も大外に行かなくてもと思いました。フルゲートではなかったですし、結果的に馬群もバラけましたしね。ジョッキーは『うまく乗れずに大変申し訳ありませんでした。"終いの脚を生かすように"という指示だったので、スタートから無理をさせませんでしたが、段々とポジションが悪くなってしまいました。さすがにこれはマズいと思い、3コーナーあたりから上げていこうとしたら、少し苦しそうな感じ。ここで脚を使ってはいけないと思い、大外を回してでも一か八かの競馬をさせました。ただ、直線の脚にはビックリさせられました。見ている以上に物凄い脚を使ってくれて、これならもう少し早くに仕掛けるべきでした。能力の高い馬なだけに、このような結果となり、重ね重ね申し訳ない気持ちです』と話していたとのことです。やはり走る馬ということは分かりましたが、ここ2戦期待を裏切るような結果となり、本当に申し訳ありません。この後はこのまま北海道で一息入れてあげる予定です」(小島茂之調教師)
2023/6/29 (美浦トレセン)
☆7/02(日)函館・3歳上1勝クラス(芝1800m・混)小林勝太騎手

28日(水)にWコースで4ハロン57.3-41.6-13.4を単走で馬ナリに追い切りました。「前走後に一息入れることも考えたのですが、どうせ休ませるならしっかり馬体回復をさせたいということで、クラブ側とも話してこの夏は北海道での休養を決めています。ただ、坂があったとはいえ前走の走りは腑に落ちない部分がありましたし、もっとやれるのではないかと思ったのも事実。レース後はこちらが想定していた以上に余力が残っていたことから、可能であれば1回北海道で走らせてみようという話になったのは先週お伝えした通りです。当初は2回函館開催(7/01~)の後半くらいで出走させられればと考えていたのですが、北海道の開催はどうしても馬房の確保が最優先となるところ。先週末の時点で、もしかしたら今週馬房の都合がつくかもしれなかっため、いきなり輸送となっても対応できるように昨日の追い切りは息を整える程度にしてあります。その後馬房が確保でき、すぐに馬運車を手配。先ほど美浦トレセンを出発しています。明日には現地に到着予定ですが、レースまでの間隔は少しでもあった方が良いため、日曜日の番組に投票しました。当該週輸送に対応できるよう、意識したコンディション作りを考えてきたので、フェミナフォルテの力は十分に発揮できると思っています。出発時の体重は416kgです。鞍上については、アローワンスがありますが、減量の恩恵も受けられればというのは前々から考えていたので、新人ジョッキーでもしっかり追えるイメージのある小林勝太に声を掛けました。50kgで出走できるのはかなりのメリットだと思うので、いい走りをしてきてほしいですね。常々言っているように、本当に良くなってくるのはもっと先で、馬体がボリュームアップした後だと見ていますが、現時点でもこのクラスでやれるポテンシャルはあると思っているので、改めての気持ちでレースに臨みます。いい夏休みにするためにも、ここでもう1つ勝つことができたら最高ですね」(小島茂之調教師)
2023/6/23 (美浦トレセン)
★6/18(日)東京・3歳上1勝クラス(芝1800m・混)菅原明良騎手 結果9着

「期待が大きかった分、残念な気持ちも同様なのですが、レースを見返すとそんなに悲観する内容ではなかったと思います。強い相手と戦ってきている馬がいましたし、メンバーレベルもなかなか高かったでしょうしね。あの後も明良と話す機会があったのですが『長く脚を使うタイプで、現状の距離適性は1600~1800m。平坦コースであればなお良い』とのことでした。レース後も大きなダメージはなく、昨日軽く乗ってみて問題ないことを確認しています。ここで一旦放牧に出すことも考えていたのですが、ガクッときている様子はないことから、クラブ側と相談してもう一度レースに行く方向で進めていくことにしました。この夏も暑いことが予想されますし、フェミナフォルテは馬体の成長も欲しいことから、次走後は涼しい北海道で成長を促せればと思っています。2回函館開催(7/01~)の後半くらいで出走させられればと考えています。小回りであれば2000mも守備範囲と見ていますし、馬房が確保でき次第向こうに移動する予定。体は少し寂しくなっているのでまずは回復に努め、その後レースに向けて再度態勢を整えていくつもりです」(小島茂之調教師)
2023/6/18 (東京競馬場)
馬体重:414kg
★6/18(日)東京・3歳上1勝クラス(芝1800m・混)菅原明良騎手 結果9着

「スタートで半完歩くらい遅れましたがすぐに立て直して、道中はいつもより前目の位置を追走できました。無理せずに前を追い掛けられていましたし、あとは直線で脚を伸ばすだけという形でしたが、内で少し窮屈だったとはいえ伸び切れませんでしたね。明良は『レースでは初めて乗ったので以前との比較はできませんが、坂が堪えた感じがします。ただ、それは現状での話で、良いものを持っている馬だと感じました』と話していました。戦前に心配していたように今日は東京の坂を克服できませんでしたが、最後まで止まっているわけではないので、そこまで悲観する内容ではなかったと思います。期待して送り出しただけにもちろん残念な気持ちはありますが、まだ毛が長かったり、410kg台の体だったりと良化の余地は十分にあるので、成長を待ちながら大事に育てていきたいと思っています。この後は一旦一息入れることになるでしょうが、現状では平坦コースが良さそうですし、成長度合いを見ながら次の予定を決めるつもりです」(小島茂之調教師)
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2023/6/15 (美浦トレセン)
☆6/18(日)東京・3歳上1勝クラス(芝1800m・混)菅原明良騎手

11日(日)にPコースで5ハロンから併せ、70.2-55.0-40.6-13.2を馬ナリに追われ、14日(水)にはWコースで6ハロン83.0-67.4-53.3-39.7-12.4を単走で馬ナリに追い切りました。「この時期の3歳牝馬はアローワンスで53kgとなるため乗れるジョッキーが絞られてくるのですが、この番組なら菅原明良が騎乗できるとのことで、先週の時点で仮押さえをしていました。週末のポリトラックコースでの時計消化は問題なく、今週の動き次第で出走の可否を決めようと思い、昨日の追い切りにジョッキーが跨り感触を確かめてもらっています。上がってきて『まだまだこれからの馬といった印象ですし、頭の高いところがありますが、聞いていたような乗り難しい感じはなかったですよ。すごくリラックスして気持ち良さそうに走れていました』と話していました。乗ってもらって意見が一致したのは、”2000m、1800mどちらも苦にはしなさそうだけど、現時点では2000mだと勝った新潟のように平坦コースの方が良さそう。坂のある東京は未知数”ということ。諸々含めて検討した結果、今週の競馬に向かうことにしました。コンディション的には先週もお伝えしたように、まだ毛が長かったり、飼い葉も食べたり食べなかったりと安定しない感じなのですが、現状のこの馬の力を発揮できる状態にはあると思います。このクラスで坂のあるコースに対応できるか、開催が進んで悪化した馬場がどうかなど、クリアしなければならないことはいっぱいあるでしょうし、昇級初戦は経験だと思っているので、まずはこの相手にどのような走りができるか見てみるつもり。フェミナフォルテにとって力試しをするには悪くない条件でしょう。これまでは道中の位置取りが後ろからになってしまっていますが、今回上手くゲートを出て中団くらいを追走できるなら、そのあたりで運んでもらいたいですね。そこらへんの感性に長けているジョッキーなので、こちらが”こういうふう、ああいうふうに乗ってくれ”とかあまり細かく指示を出すより、追い切りのイメージを持ちつつ感性で乗ってもらえればと思っています。前走で琉人が内からいい勢いで早めに上がっていきましたが、私としてはもう少しゆっくりと押し上げていけば着差は僅かでも、馬ナリ、もしくは少し追ったくらいで勝てていたのではないかという気がしています。ですので、明良へのアドバイスは『まだ非力なところがあるので早くから一気に脚を使ってしまうと、東京ではあれほどの脚は使えないかもしれない』とだけ伝えてあります。成長途上の段階で馬にあまり嫌な思いをさせては良くないですし、丁寧に乗ってあげることが今後に繋がってくるはずなので、あとは正攻法の競馬でどれだけやれるかでしょう。もちろん、秘かに期待も持っていますよ」(小島茂之調教師)
2023/6/9 (美浦トレセン)
7日(水)にWコースで4ハロンから0.5秒先行して併せ、55.2-39.6-12.1を馬ナリに追い切りました。「レースではあれだけの脚を使う馬なのですが、前走の最終追い切り時もモタモタしていたように、今週もビューンとは行かずに、モター、モターという感じで頑張っていました。仕掛けるとスッと反応するのですが、やめる時はすぐにやめてしまいますし、また仕掛けるとすぐに反応するといった感じ。良く捉えると力の加減が上手く、エネルギー消費も少ないのかもしれません。馬体面を見ると、帰厩後から大きく変わってはいないのですが、飼い葉食いで少し苦労していますね。食べる時は普通に食べるのですが、食べないときは食べませんし、その日によって変わるところがあります。一時406kgまで減りましたが、今週の計測で415kgと持ち直してきています。相変わらずシルエットは数字以上に大きく見せますし、フックラとしているので、そこまで心配する必要はないでしょう。また、以前からですが、毛艶があまり良くなく、ボサボサとした状態。裏を返せばまだ良くなる余地が十分にあるという事ですし、その状態でこれだけ走れるのですから、内面が良くなればもっといいパフォーマンスを発揮できるのではないでしょうか。今週末の追い切り次第では、来週の東京・芝1800m戦も視野に入れるつもり。再来週の2000m戦は少頭数になりそうですが、宝塚記念の裏でジョッキー確保が難しいということも前倒そうとする理由の一つです。どちらにしましても、フェミナフォルテの状態を第一に考えたいと思っています」(小島茂之調教師)
2023/6/2 (美浦トレセン)
チェスナットファーム阿見TCで調整され、昨日6月1日(木)に帰厩しました。

「先週育成場に移動したばかりですが、問題がなければ短期で戻して東京開催中に出走させることも視野に入れていました。向こうでも何も問題ないとの報告を受けていて、今週に入って『続戦させられそう』とゴーサインが出たことから、昨日こちらに戻しています。体は帰厩時で421kgと多少なりとも戻してくれているので、あとは進めていく中でどれだけキープできるかでしょう。東京最終週の6/25(日)東京・3歳上1勝クラス(芝2000m)を目指すつもりです。過去2戦の内容を見ると、直線の長い東京コースでどんな走りができるか見てみたいところ。今日は琉人を乗せてウッドコースで1000mくらい走らせましたが、多少力んでいたとのこと。皮膚感ももう少し良くなってきてほしいので、いい状態で送り出せるようここから進めていきます」(小島茂之調教師)
2023/5/26 (チェスナットファーム阿見TC)
★5/21(日)新潟・3歳未勝利(芝1800m・若手)横山琉人騎手 結果:優勝
この後はトレセン近郊のチェスナットファーム阿見TCで調整することになり、昨日25日(木)に移動しました。

「先週は強い競馬でしたし、今後が楽しみになるような内容でしたね。ジョッキーは『スタートは前回もそうですが、あまり速くないです。急かすと良くないので馬のリズムを守って運びました。最後に内が開くのは分かっていましたし、今回もいい脚を使ってくれました。相手は佐々木騎手の馬だと思っていましたが、最後はよく交わしてくれました』と話していました。ここは順当勝ちという感じでしたが、クラスが上がってもいい勝負ができると思っています。ただ、やはり体重が減ってしまっていて、火曜日計測で406kg。体に傷みはないのですが、ここで一旦リフレッシュさせてください。まだ1勝を挙げたばかりですがこの内容であれば秋の大舞台も意識したいですし、まずはトライアルに向かえるよう、もう1勝させたいところ。馬次第にはなりますが、夏前に使うことを考えています」(小島茂之調教師)
2023/5/21 (新潟競馬場)
馬体重:414kg
★5/21(日)新潟・3歳未勝利(芝1800m・若手)横山琉人騎手 結果:優勝

「ありがとうございました。とりあえず1つ勝ててホッとしました。今日は東京競馬場で見ていたのですが、強い勝ち方でしたね。先週の新潟では外を回して失敗した経験があったので、琉人には『最終週で馬場が荒れているけど、良馬場なら内もまだ伸びる』という話をしてありました。それにしても上がっていくときのスピード感ある脚は際立っていましたし、直線でもまだフラフラしながら伸びていたように、ここでは力が違ったんだと思います。ただ、今日のこの走りはビックリというわけではありませんし、思っていたよりも現状の力を発揮してくれたなという印象。この先成長してくれば、まだまだ良くなるはずですよ。ジョッキーの談話や、週明けの馬の状態なども踏まえて今後のことを決めるつもりです」(小島茂之調教師)
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2023/5/18 (美浦トレセン)
☆5/21(日)新潟・3歳未勝利(芝1800m・若手)横山琉人騎手

14日(日)に坂路コースで4ハロンから0.5秒追走して併せ、55.6-41.5-27.2-13.5を馬ナリに追われ、17日(水)にはWコースで6ハロンから1.0秒先行して併せ、83.6-68.2-53.2-38.4-11.9をゴール前仕掛けて追い切りました。「頭が高かったり、ハミ受けを注意した方がいい馬なので、私がちょこちょこ乗ってみて確認をしています。以前はうなじに力が入って首を傾げるようにしながら走ることもあったのですが、大分良くなってきました。先週乗った時もすごく上手に走っていましたしね。昨日は角馬場でのフラットワークはうちの若い子に乗らせ『少し頭が高くて譲りが利かないです』と言われたのですが、追い切りではやはり良い走りでしたよ。フェミナフォルテは古馬と併走し、後ろからオークスに出走予定のキタウイングが追いかけてくる形を取っています。並び掛けられるまでは手綱をグーっとしぼって相手と併せていたかったのですが、直線に入って若干フワフワしてしまい、気合いをつけています。それでもまだ7、8分くらいにしか追っていませんし、余力たっぷりといった感じでした。体があまりない馬なので、フワッとする瞬間に重心が乗っていないとバランスがブレて伸び切れないかもしれないので、そこはジョッキーにしっかり伝えておきます。新潟は直線が長いので気をつけないとですからね。これから背中に力が付いて頭が下がるようになったらもっともっと良くなる馬ですが、現時点では満足のいく出来に仕上がりました。体重は今週も414kgですが、数字ほど細く映りませんし、しっかり力を発揮できそう。ここはチャンスがあると見ているので、期待して送り出します」(小島茂之調教師)
2023/5/12 (美浦トレセン)
7日(日)にWコースで6ハロン87.3-70.4-55.0-39.7-12.0を単走で馬ナリに追われ、11日(木)にもWコースで6ハロンから1.4秒追走して併せ、86.4-70.1-55.1-39.9-12.3を馬ナリに追い切りました。「先週2日(火)に軽い疝痛を起こしましたが、すぐに良化したので追い切りを重ねています。体重は414kgまで落ちてしまったものの少しずつ回復してきています。今週は走りに緊張感がなくなり、頭を下げてやっと良くなってきた感じがします。追い切りでは前半こそフワフワしていましたが、前を行く同じ未勝利馬に追い付くと、手応え十分で同入に持ち込みました。体が小さいもののやはり背中の良い馬で、グイグイ進んでいくというよりは、自然とスピードに乗っていく感じで推進力があるんですよね。週末も負荷を掛け、来週はサッと追って、5/21(日)新潟・3歳未勝利(芝1800m・若手)に向かうつもりです」(小島茂之調教師)
2023/4/28 (美浦トレセン)
チェスナットファーム阿見トレセンで調整され、26日(水)に帰厩しました。

「東京開催か新潟開催での出走を目指して、今週トレセンに戻しています。早速昨日坂路コースで軽めに乗り出していますが、問題なく進められそうですよ。明日少し速めのところをおこなう予定。来週ある程度のところを乗った感じを見て、具体的な予定を立てていきたいと考えています。体重は昨日計測で432kgと、そこまでゆとりはないので仕上がりに関しては苦労しなさそう。3場開催でそこまで混み合っていないので、良い番組に入れてあげたいですね」(小島茂之調教師)
2023/4/21 (チェスナットファーム阿見TC)
馬体重:441kg
「現在は馬場をダクとハッキングキャンターで3000m(18秒ペース、週1回は15秒ペース)のメニューで調整中です。この中間より速いところを入れ始めたこともあり、体重を少し減らしてしまいましたが、それでも入場時と比べると身になっている感じです。ペースを上げたらテンションが上がってきそうですが、今のところ落ち着いていますよ。どんどん良くなっていますし、声が掛かるまでこの感じで乗り進めていきます」(担当者)
2023/4/14 (チェスナットファーム阿見TC)
馬体重:451kg
「現在は馬場をダクとハッキングキャンターで3000m(18秒ペース)のメニューで調整中です。この中間よりピッチを上げて乗り込んでいますが、体重は増加傾向ですし、フレッシュな状態になってきました。終いは15秒ペースまで脚を伸ばしていますよ。来週には帰厩となりそうなので、この感じをキープして送り出したいと思います」(担当者)
2023/4/7 (チェスナットファーム阿見TC)
馬体重:445kg
「現在は馬場をダクとハッキングキャンターで3000m(20秒ペース)のメニューで調整中です。大きな疲れも見られず、体重も増加傾向にあることから、ピッチを上げて進めています。手が掛からない馬で、こちらの環境にも慣れて落ち着いていますよ。まだ力強さが足りない感じがしますが、そんな中でもあれだけ走れるんですから、身が入ってきたら楽しみですよ。いつでも送り出せる状態にしていきます」(担当者)
2023/3/31 (チェスナットファーム阿見TC)
「現在は馬場をダクとハッキングキャンターで2000mのメニューで調整中です。初めてこちらでお預かりする馬なので、様子を見ながら進めています。レースのダメージはさほど感じられませんが、体は細く見せますね。飼い葉は食べているので、体重に気をつけながら進めていきたいと思っています。まだ性格なども把握していませんし、馬に合わせながら徐々に負荷を強めていく予定です」(担当者)
2023/3/24 (チェスナットファーム阿見TC)
★3/19(日)中山・3歳未勝利(芝1600m・混)北村友一騎手 結果7着
この後はトレセン近郊のチェスナットファーム阿見TCで調整することになり、本日24日(金)に移動しました。

「レースに使ったことによる馬体減りはありますが、脚元などは特に問題ありませんね。ただ、入厩後ここまで在厩で進めてきましたので、精神面でのガス抜きも兼ねて一旦放牧に出させてもらいました。短期間で戻す予定で、次走は1回福島開催(4/08~)もしくは1回新潟開催(4/29~)を目標にしようと考えています。レース当日は他場に臨場していたため、後日改めて北村友一ジョッキーに話を聞いたところ『小柄な馬体の割にちゃんと走れていましたし、坂や平坦だとかはあまり気にしなくて良さそうです。それよりもフットワークから、馬場コンディションの良し悪しが影響するかもしれません』とのことでした」(小島茂之調教師)
2023/3/19 (中山競馬場)
馬体重:426kg
★3/19(日)中山・3歳未勝利(芝1600m・混)北村友一騎手 結果7着

「掲示板には届きませんでしたが、デビュー戦からよく頑張ってくれました。騎乗した北村友一ジョッキーは『スタートして内の馬に寄られるシーンがありましたし、前半は馬場の悪いところを通ったことで走りづらそうでした。ただ、4コーナーで外に持ち出してからは鋭く伸びてくれました。1400~1800mくらいで勝負していけばチャンスはくると思います』と話していました」(小島茂之調教師)
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2023/3/17 (美浦トレセン)
☆3/19(日)中山・3歳未勝利(芝1600m・混)北村友一騎手

12日(日)に坂路コースで4ハロンから0.5秒先行して併せ、54.3-40.1-27.0-13.8を馬ナリに追われ、15日(水)にはWコースで6ハロンから1.0秒追走して併せ、89.0-72.9-57.2-41.3-12.3を馬ナリに追い切りました。「最終追い切りは琉人ジョッキーを背に、併せ馬で消化。先週ある程度やっているので、こちらからは馬ナリで気分よく走らせるようリクエストを出しており、予定していた時計で回ってきてくれました。ここまで順調に本数を重ねてくることが出来ましたし、中間に一度飼い葉食いが落ちたことはあったものの、今はまたバリバリ食べていて特に心配はありません。デビュー戦になりますから、あとはゲートを確認して本番に臨みましょう。ゆくゆくは距離を延ばしていって良いかもしれませんが、まずはマイルでの走りを見てみたいと思います」(小島茂之調教師)
2023/3/10 (美浦トレセン)
5日(日)にWコースで6ハロンから0.6秒追走して併せ、85.4-69.9-55.8-41.3-13.0を馬ナリに追われ、9日(木)にもWコースで6ハロンから0.7秒先行して併せ、86.4-69.7-54.6-39.6-12.2を馬ナリに追い切りました。「これまでは坂路で時計消化をおこなってきましたが、先週末からはコースで追い切りを掛けています。昨日は私が跨り、3頭併せの外を先行する形。担当スタッフからはやや頭が高いということと、気持ちの割にまだ走りのリズムはもう一つと聞いていたのですが、だいぶ改善されてきたようですね。それに、中に入れた馬に合わせたところもあるので、やれば終いはもう少しタイムも詰まったと思います。来週3/19(日)中山・3歳未勝利(芝1600m・混)でデビューさせる予定です」(小島茂之調教師)
2023/3/3 (美浦トレセン)
3月1日(水)に坂路コースで4ハロンから0.2秒追走して併せ、55.2-40.4-26.2-13.0を馬ナリに追い切りました。「今週は3歳既走馬との併せ馬で追い切りを消化。相手を追走して最後はきっちり同入することが出来ていますし、予定していた55秒台前半のラップで上がってきています。ここまでは坂路主体に時計消化をおこなってきましたが、脚元含め馬体に気になるところはありません。そろそろコースでの動きも確認したいと考えており、しっかり適性を把握して具体的なデビュー目標を決めるつもりです」(小島茂之調教師)
2023/2/24 (美浦トレセン)
23日(木)に坂路コースで4ハロン57.6-43.1-29.1-14.6を単走で馬ナリに追い切りました。「先週末までは15-15、昨日はそれより毛が生えた程度の内容ですが、横山琉人ジョッキーを乗せて追い切っています。これくらいのペースであれば問題なくこなせていますし、追い切り後の計量で440kgちょうどだったように、ここまで体を大きく減らすことはありません。来週はもう少しピッチを上げる予定ですが、まだ本格的に時計を出し始めたばかりとあって、デビュー目標を決めるのはもう少し進めてからになると思います」(小島茂之調教師)
2023/2/17 (美浦トレセン)
15日(水)にゲート試験を受験し、無事に合格しました。

「先週のゲート試験で他馬の煽りを受けたため、今回はフェミナフォルテ1頭で受験。それもあってか駐立では多少ソワソワするところは見られたものの、発馬は2回ともスムーズに出てくれて文句なしの合格となっています。試験後も飼い葉を完食しているのは何よりですし、入厩後ここまで特に疲れなどもなさそうですね。追い切りを開始しても順調に進めていけそうです」(小島茂之調教師)
2023/2/10 (美浦トレセン)
「調教でこれといった悪さをすることもなく、たんたんと乗れているように、環境の変化にそれほど戸惑いはなかったようですね。入厩初日から飼い葉をモリモリ食べているのも、牝馬としては頼もしい限りです。ここまでゲート練習も至って順調で、入り、駐立と特に問題はありません。発馬に関しても進んでいる馬と一緒におこなったところ、自分から出る気になっていたので、本日10日(金)のゲート試験を受験。1本目は良かったものの、2本目は一緒に受験していた他厩舎の馬が蹴りにきたらしく、その煽りを受けて不合格となってしまいました。怪我などがなかったのは不幸中の幸いですが、まともなら受かっていたレベルだったと思います。改めて、来週の試験に臨む予定です」(小島茂之調教師)
2023/2/3 (美浦トレセン)
馬体重:447kg
ノルマンディーファーム小野町で調整され、本日3日(金)に美浦・小島茂之厩舎に入厩しました。

「今週前半には4ハロン55秒程度の追い切りを消化しましたが、その後も食欲があって体をキープして送り出すことが出来ました。敏感なところのある馬ですが、しっかりと負荷を掛けているなかでも精神的に追い込まれているような感じはなかったので、トレセンでのゲート練習も順調に進めていけると思います」(ノルマンディーファーム小野町担当者)
2023/1/27 (ノルマンディーファーム小野町)
馬体重:445kg
現在は馬場2周と坂路1本もしくは馬場1周と坂路2本を18秒ペース(週2回は15秒ペース)のメニューで調整しています。今週からは追い切り回数を増やしていますが、変わらず順調に乗れています。走りもしっかりしてきましたし、馬体には筋肉が付いてきたことで見た目にもメリハリが出てきました。物音に敏感なところはあるものの、馬房では落ち着き払っていて、調教には前向き。調子が良さそうなので、このまま入厩に向けて乗り込みを進めていきます。
2023/1/20 (ノルマンディーファーム小野町)
馬体重:448kg
現在は馬場2周と坂路1本もしくは馬場1周と坂路2本を18秒ペース(週1回は15秒ペース)のメニューで調整しています。気持ちが前向きすぎる傾向にあるものの、調教ではそれがいい前進気勢に繋がっている様子。追い切りを重ねて馬体がしっかりしてきましたし、トレセンでの調教にも耐えられる体力も付いてきたように思います。できれば出だしの気負いすぎる部分をどうにかしたいところです。
2023/1/13 (ノルマンディーファーム小野町)
馬体重:447kg
現在は馬場2周と坂路1本もしくは馬場1周と坂路2本を18秒ペース(週1回は15秒ペース)のメニューで調整しています。今週から追い切りを開始しました。まだ安定感こそないものの、追い切りでもいいバランスで走れていたように、良化の兆しは見せ始めています。飼い葉も変わらず食べており、ようやく胴回りにドッシリとした感じも出てきました。今月末か来月上旬の入厩を目標に引き続き乗り進めていきます。
2023/1/6 (ノルマンディーファーム小野町)
馬体重:444kg
現在は馬場2周と坂路1本もしくは馬場1周と坂路2本(上限18秒ペース)のメニューで調整しています。正月休みを経て、お腹回りにだいぶ余裕が出てきました。ただ、周りを気にしてしまって落ち着きのない面は変わらず、もう少し気持ちの部分に余裕が出てきて欲しいところ。普段からまだ気負いながら走っていますし、なだめつつ進めて徐々に体力を付けていきます。
2022/12/23 (ノルマンディーファーム小野町)
馬体重:446kg
現在は馬場2周と坂路1本もしくは馬場1周と坂路2本(上限18秒ペース)のメニューで調整しています。この中間は馬体重も増えているように、乗り込みながら食べたものが身になり始めてきました。坂路を2本上がる日も設けていますが、特に問題なく対応しており、このまま坂路主体のメニューに切り替えていけそうです。順調なら追い切りも開始して、更なる良化を促していく予定です。
2022/12/16 (ノルマンディーファーム小野町)
馬体重:442kg
現在は馬場2周と坂路1本(上限18秒ペース)のメニューで調整しています。今週も問題なく進められているなかで馬体重こそ変化はないものの、見た目にはフックラと映るようになってきました。ただ、まだモッサリとした感じが抜けきらないですし、良くなるのはこれからの印象。ようやくハミを取ってバランスを崩さずに走ることを覚えてきているので、いいときの走行フォームをしっかり身につけさせたいと考えています。
2022/12/9 (ノルマンディーファーム小野町)
馬体重:440kg
現在は馬場2周と坂路1本(上限18秒ペース)のメニューで調整しています。体調が良く飼い葉も食べていますが、乗りながら馬体を膨らませていきたいところ。肉付きがいま一つといった印象を受けます。調教も初めのうちは緊張の度合いが高いですし、もう少し騎乗者を信頼できるようになってもらいたいところです。
2022/12/2 (ノルマンディーファーム小野町)
馬体重:439kg
現在は馬場2周と坂路1本(上限20秒ペース)のメニューで調整しています。まだ口向きや走りのバランスに課題が残りますし、今までハミに頼っていた分、これからトモの力を付けていかなければならないところ。ただ、以前より落ち着きは出てきています。調教再開後はやや飼い葉食いが落ちたものの、また食べ始めてはいるので、馬体重を増やしつつ乗っていきたいと考えています。
2022/11/25 (ノルマンディーファーム小野町)
馬体重:445kg
現在は馬場3周(ハッキング)のメニューで調整しています。歯茎の状態も良くなったので、22日(火)から騎乗を再開しました。走ることに対して前向きなところは好感が持てますが、騎乗者とのコミュニケーションという点でまだ馬の理解度が足りていない印象です。少し時間をかけて人馬の関係を再構築していこうと思います。
2022/11/18 (ノルマンディーファーム小野町)
馬体重:440kg
現在はウォーキングマシン30分のメニューで調整しています。可能であれば今週から乗り出そうと考えていましたが、歯茎の傷の回復にもう少し時間をかけた方が良さそうでしたので、念のためマシンでの運動のみにとどめています。もう傷口からの出血は止まっていますし、このまま順調に回復すれば近日中には騎乗を再開できる見込みです。
2022/11/11 (ノルマンディーファーム小野町)
馬体重:430kg
現在は舎飼されています。7日(月)の騎乗前に口から血が出ていたので口内を確認したところ、下の前歯が折れており、歯茎から出血していました。おそらく調教前のウォーキングマシンでの運動中に金網部分に引っかけ、折れてしまったものと思われます。獣医に抜歯してもらい経過を見ていますが、患部からの感染症や熱発などはありません。飼い葉も問題なく食べられるところまで回復していますが、念のため今週いっぱいは舎飼にとどめる予定です。
2022/11/4 (ノルマンディーファーム小野町)
馬体重:432kg
現在は馬場2周と坂路1本(上限18秒ペース)のメニューで調整しています。今週もジックリと乗り込み、更なる体力強化を図っています。休まず調教を継続できてはいますが、上がりの動きや息遣いなどからはまだまだトレーニングが必要に感じられます。気性面でも幼さが残っていて走りに集中しきれていないので、引き続き乗りながら心身の成長を促していきます。
2022/10/28 (ノルマンディーファーム小野町)
馬体重:428kg
現在は馬場2周と坂路1本(上限20秒ペース)のメニューで調整しています。騎乗開始後ここまで休まずに乗れていますが、体力的にはしんどそうで、トモの動きには疲れが窺えますし、飼い葉食いもかなり落ちてしまいました。冬毛も出てきているように、体調もあまりいいとは言えないのかもしれません。しばらくは現状メニューで進めて、継続して乗り込んでいけるよう更なる体力強化に取り組んでいきます。
2022/10/21 (ノルマンディーファーム小野町)
馬体重:451kg
現在は馬場3周(ハッキング)のメニューで調整しています。17日(月)から騎乗を開始しました。1週間ほどウォーキングマシンのみでの運動だったこともあってか、馬装からかなり力んでおり、騎乗後に馬場へ向かう馬道でもソワソワした面を見せながら歩いていました。こちらの環境などに慣れてくれば問題ないでしょうが、まずはゆっくり進めていきます。
2022/10/14 (ノルマンディーファーム小野町)
馬体重:454kg
この後は福島県・ノルマンディーファーム小野町で調整を進めることになり、9日(日)に移動しました。

現在はウォーキングマシン30分のメニューで調整しています。輸送熱などの異常もなく無事到着しており、翌10日(月)からマシンでの運動を開始しました。到着時に減っていた馬体も飼い葉食いがいいとあって回復傾向にありますが、まだ全体的に華奢に映るので、ここから乗り込んで筋肉量を増やしていきたいと考えています。今のところ週明けから騎乗を開始する予定です。
2022/9/30 (ノルマンディーファーム)
馬体重:445kg
現在は坂路2~3本を18秒ペース(週1回は15秒ペース)のメニューで調整しています。担当者は「この中間よりスピード調教と並行しながら週2回は3本登坂するなど、負荷を一段階強めています。ひと頃は馬体重の維持に神経をとがらせていましたが、徐々に体質が丈夫になり、体が減りづらくなっている点は頼もしい限りです。走ることに前向きになってきましたし、本州への移動を視野に入れながら引き続きしっかりと乗り込んでいきます」と話していました。
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2022/9/15 (ノルマンディーファーム)
現在は坂路2本を18秒ペース(週1回は15秒ペース)のメニューで調整しています。飼い葉食いも良く、引き続き週1回はスピード調教を織り交ぜながら順調にトレーニングを消化しています。もう少しアバラ付近が膨らんでくると理想的ですが、精神面は秋を迎えてゆとりが出始めている様子。このまま乗り込んでいけば移動の目処が立ってくるでしょう。
2022/8/31 (ノルマンディーファーム)
馬体重:444kg
現在は坂路2本を18秒ペース(週1回は15秒ペース)のメニューで調整しています。担当者は「持ち回りの関係で、この中間から久しぶりに本馬に騎乗しましたが、以前に比べトモに力が付いている印象を受けました。ひと頃続いていた軟便も改善されていますし、ここからもう少し身が入ってくればもっと良くなりそうな雰囲気です」と話していました。
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2022/8/15 (ノルマンディーファーム)
現在は坂路2本を18秒ペース(週1回は15秒ペース)のメニューで調整しています。この中間も体調面や飼い葉食いなどに不安はなく、予定したメニューをきちんと消化しています。速いところを進めても機敏な動きを示すようになりましたが、準備運動や上がり運動をしているときにアブが寄ってくると他馬より神経質になっている様子が窺えます。更なるスケールアップを目指し、夏場を有意義に過ごさせたい考えです。
2022/7/31 (ノルマンディーファーム)
馬体重:447kg
現在は坂路2本を18秒ペース(週1回は15秒ペース)のメニューで調整しています。担当者は「もともと夏を境に変わってくる馬だと見ていたように、定期的に15-15のメニューを挟みつつも馬体重がグンと増え、春先よりドッシリとしてきました。もっと増えていいくらいのフレームですが、欲を言わず季節が進めばまだ変わり身が望めるはずです」と話していました。
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2022/7/16 (ノルマンディーファーム)
現在は坂路2本を18秒ペース(週1回は15秒ペース)のメニューで調整しています。この中間も緩めずに調教を進めており、飼い葉もしっかりと完食できています。以前はやや神経質で馬房の中でも落ち着きを欠いていましたが、今ではスピード調教を課しても無駄にテンションが上がることもありません。これからもっと体を増やすことが出来れば、良さが出そうな雰囲気です。
2022/6/30 (ノルマンディーファーム)
馬体重:441kg
現在は坂路2本を18秒ペース(週1回は15秒ペース)のメニューで調整しています。担当者は「飼い葉をしっかりと完食し、週1回は15-15まで時計を詰めています。ただ、軟便が慢性化しているため添加剤で改善を図っており、体質が強化されてくればもっと体が膨らんでも不思議ない馬でしょう」と話していました。
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2022/6/15 (ノルマンディーファーム)
現在は坂路2本(上限15~16秒ペース)のメニューで調整しています。この中間も終い重点にハロン15秒台まで脚を伸ばす日を設けています。反応を含め騎乗者が求めるレベルまで達してはいませんが、ジワリジワリと良化気配にあることは確か。休みなく乗り込めている点も好材料ですし、今後も強弱をつけたメニューで対応していきます。
2022/5/31 (ノルマンディーファーム)
馬体重:434kg
現在は坂路2本(上限15~16秒ペース)のメニューで調整しています。担当者は「引き続き週1回は終い15秒台までペースを上げ、強弱をつけた調教をおこなっています。まだ大幅な変わり身は見られないものの、緩やかな上昇カーブを描きながらビジュアルと中身がしっかりとしてきた印象。いずれにしても秋を目標にした方がいいタイプでしょうから、焦らずに軌道に乗せていこうと考えています」と話していました。
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2022/5/15 (ノルマンディーファーム)
現在は坂路2本(上限15~16秒ペース)のメニューで調整しています。今月上旬より週1回はラスト1ハロンを伸ばす形で反応を確かめています。やや気負い気味に走る傾向にあるため、ペースを上げた方がむしろ走りやすい様子。ただ、もう少しフォームが安定してくるまでは現状メニューにとどめて、スピード調教への移行に備えていくつもりです。
2022/4/30 (ノルマンディーファーム)
馬体重:437kg
現在は坂路2本(上限16~18秒ペース)のメニューで調整しています。担当者は「この中間も順調に乗り込んでおり、気温の上昇と連動するように肌ツヤはもとより、馬体の張りがグンと良化してきました。まだ要所要所に粗削りな面が見受けられますが、停滞気味の成長曲線にいい兆しが窺える点は歓迎材料。引き続きジックリと素質の芽を伸ばしていきます」と話していました。
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2022/4/15 (ノルマンディーファーム)
現在は坂路2本(上限18秒ペース)のメニューで調整しています。やや気負う面が見られ、時折走行中にツル頸になるケースも見受けられます。気合いが乗ってきた点はプラスに捉えていますが、もう少しリラックスさせて溜めを利かせる形が理想。今後のスピード調教に備えるためにも、人馬のコンタクトを密に取っていこうと考えています。
2022/3/31 (ノルマンディーファーム)
馬体重:427kg
現在は坂路2本(上限18秒ペース)のメニューで調整しています。担当者は「この中間も継続して乗り込んでいますが、まだ体の使い方がひと息で手先に頼っている分、走りが一定していません。もっと後躯に力が付いてくれば、安定感のあるフォームで駆け上がることが可能になりそうです。微増ながら馬体重が増えてきた点はプラス材料でしょう」と話していました。
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2022/3/15 (ノルマンディーファーム)
現在は坂路2本(上限18秒ペース)のメニューで調整しています。この中間も休みなく乗り込んでいます。出駆けの動きは平凡ですが、スピードに乗ってしまえばリズミカルな動きへと変わっていきます。ある程度のラインまで進めてリフレッシュ休養を挟んでいけば、徐々に身が入ってくるでしょう。
2022/2/28 (ノルマンディーファーム)
馬体重:424kg
現在は坂路2本(上限18~20秒ペース)のメニューで調整しています。担当者は「現在日課としているメニューには無理なく対応していますが、馬体の成長度という点では物足りなさを感じます。特に牝馬は暖かくなってからグングン変わる傾向にありますから、青草が芽吹き始める時期に期待します。それまでは疲労のサインを見逃さず、緩やかに負荷を掛けていこうと考えています」と話していました。
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2022/2/15 (ノルマンディーファーム)
現在は坂路2本(上限20秒ペース)のメニューで調整しています。エピファネイア産駒ですし、もう少し伸びやかさが欲しいというのが本音ですが、軽快な身のこなしは本馬のセールスポイント。体力面においてもまだまだ強化する必要があり、当面の間は現状メニューで心肺機能を鍛えていきます。
2022/1/31 (ノルマンディーファーム)
馬体重:432kg
現在は馬場1周と坂路2本(上限20秒ペース)のメニューで調整しています。担当者は「この中間は尻っぱねをしたり、珍しくヤンチャな一面を覗かせていましたが、メニューアップをしてからはいつもの冷静さを取り戻しています。体つきはややコンパクトでも素軽い動きをする馬で、いいスピードがありそうです」と話していました。
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2021/12/29 (ノルマンディーファーム)
馬体重:418kg
現在は夜間放牧と並行して馬場1周と坂路1本(上限23秒ペース)のメニューで調整しています。担当者は「馴致は無事終了して本格的な調教メニューへ移行していましたが、口角付近の皮膚が荒れていたことと気分転換を兼ねて、今月上旬以降は一旦休養を挟みました。下旬から騎乗を再開していますが、エピファネイア産駒にしては気性が穏やか。人との信頼関係がしっかりと築かれている印象が強く、このまま竹のように真っすぐに育って欲しいです」と話していました。