

20日(日)に坂路コースで4ハロン56.5-41.5-27.0-12.4を単走で馬ナリに追われ、23日(水)にも坂路コースで4ハロンから0.6秒先行して併せ、55.3-38.9-25.1-12.6を一杯に追い切りました。「こちらに来た当初は馬っ気を出して落ち着かない様子でしたが、環境に慣れてそういった面はすっかり解消されています。稽古でも扱いにくいところもなく、順調に一歩一歩進められて動きや息遣いも徐々に良化。ただ、いかんせんまだ馬体重が530kgと太いんですよね。脚元に不安なところは見られなくても、やはり慎重に坂路主体で進めたいのはあって、そうなるとなかなか絞りにくいのはあります。走ってきそうな雰囲気はありますし、実戦を経験しながらの馬体の変化も期待できるでしょうから、まずは来週の5/03(土)東京・3歳未勝利(ダ1600m)に向かうことにしました」(高木登調教師)
13日(日)に坂路コースで4ハロン57.7-42.1-27.4-13.1を単走で馬ナリに追われ、16日(水)にも坂路コースで4ハロンから0.3秒先行して併せ、54.3-39.1-25.5-12.8を一杯に追い切りました。「先週よりも今週といった具合に時計を詰めながらで、ボチボチ悪くないのではないでしょうか。まだ体、全身を上手く使い切れていないのはあるものの、息遣いに関しては徐々に変化が見られるようになって、まずまずといったところまでこれています。脚元の様子にはいい意味で変わりは見られないので、このまま坂路で積み重ねながら動きの面での変化を求めていきましょう。もう少し進めてレースを具体的にしていければと考えていますが、条件としてはダートの1400m、1600m戦をイメージしています」(高木登調教師)
6日(日)に坂路コースで4ハロンから0.2秒追走して併せ、57.9-41.8-27.1-13.5をゴール前仕掛けて追われ、9日(水)にも坂路コースで4ハロンから0.1秒追走して併せ、55.8-39.9-26.0-13.1を一杯に追い切りました。「大型馬ということもあり、まだ体が重いですし、息遣いに関しても同様に重苦しい現状。見た目はパワフルでも動かしてみるとちょこまかといった具合なので、体を使ってダイナミックな走りができるように修正していく必要があります。乗り込みながら絞っていき、動ける体つきにしていくことを考えると、当初の見立てよりももう少し時間を掛けたいですね。東京か新潟の頃が現実的かもしれません。脚元に関しては変わらず落ち着いています。考慮しながら坂路主体で進めていることもあり、懸念していた腱周囲炎がぶり返すようなこともなく、ここまでの間に張ったりや浮腫んだりもありません。この調子で引き続き気を配りながら進めていくつもりです」(高木登調教師)
3月30日(日)に坂路コースで4ハロン57.1-41.7-27.4-13.5を単走で馬ナリに追われ、今月2日(水)にも坂路コースで4ハロンから0.1秒追走して併せ、56.2-41.9-27.7-14.3を一杯に追い切りました。「こちらに戻ってきて馬っ気のキツさだったりビービー鳴いてみたりと幼さが目につきはするものの、そこまで手は焼いていません。それにだいぶ馴染んだのか今はもう落ち着いていると言っていいほど。先週末は坂路で時計消化をおこない、促しながらもそれに応える形で動けていましたね。水曜日は雨の影響を受け馬場が重かったこともあり、進みが悪く時計になりにくい傾向。それを考えればひとまずのところは十分と言える内容でした。脚元も安定していますし、このまま攻めていける感触を掴めています。まだ体つきは緩く、重いのでシェイプアップさせながら、時計を詰めてデビューの目処をつけられれば。頃合いとしては福島開催中にはと考えています」(高木登調教師)
ノルマンディーファーム小野町で調整され、先週22日(土)に帰厩しています。
26日(水)に坂路コースで4ハロン57.9-42.6-27.7-12.9を単走で一杯に追い切りました。「向こうではゴネてみたりと気性面での幼さが目立ったと聞いていますが、久々のトレセンという環境でまだ気持ちが張っているのか大きくこちらを煩わせるようなことはありません。ビービー鳴いたりはあっても、それ以上のことは現状ないですね。今週はまず軽めの内容で坂路で動かしている段階で、ここから徐々に上げていけるだろう感触は掴めています。脚元も問題なさそうですね。もう少し乗り進めてから目標を具体的にしていければと考えています」(高木登調教師)
2025/3/21
(ノルマンディーファーム小野町)
馬体重:570kg
現在は馬場1周と坂路2本を18秒ペース(週2回は14~15秒ペース)のメニューで調整しています。思いのほか数字は減ってきませんが、見た目にはお腹のラインも以前ほどボテッと映らなくなり、締まってきた部分もあります。動きに関しても追い切りを重ねながら体の使い方が上手になってきていて、そのあたりが馬体面のいい変化に繋がっているようです。なお、明日22日(土)の検疫で帰厩する予定です。
2025/3/14
(ノルマンディーファーム小野町)
馬体重:571kg
現在は馬場3周と坂路1本を18秒ペース(週2回は15秒ペース)のメニューで調整しています。11日(火)から15-15を開始しました。ペースアップには対応できているものの、まだフットワークが軽く地面を捉えきれてはいない様子。これだけの馬格があるので、もっと力のある走りを見せてほしいところです。体つきも思ったほど変わってこないため、週2回しっかり動かしながらいい変化が表れてくるよう進めていきます。
2025/3/7
(ノルマンディーファーム小野町)
馬体重:568kg
現在は馬場3周と坂路1本を15~18秒ペースのメニューで調整しています。相変わらず気難しい一面はありますが、調教自体は順調に進めることができていて、坂路のペースも普段から強めの負荷が掛かるようなところを乗っています。皮膚感もよく見せるようになってきましたし、走りも徐々にトモに力が付いてきたような動きに変わってきました。まだ体を持て余している部分もあり、絞れてくることでさらなる変化が期待できそうです。
2025/2/28
(ノルマンディーファーム小野町)
馬体重:565kg
現在は馬場3周と坂路1本を16~18秒ペースのメニューで調整しています。先週末に一度15-15を試したところ、まだ体力的に苦しかったようで、コース内ではわがままな面も見せ始めています。以前からゴネるような仕草はありましたが、馬体の緩さが解消されていないことも影響していそうなので、ここを乗り越えるまでは引き続きしっかり動かしていくイメージで進めていきます。
2025/2/21
(ノルマンディーファーム小野町)
馬体重:570kg
現在は馬場1周と坂路2本を16~18秒ペースのメニューで調整しています。あまり汗をかかない時期とあって、なかなか体は絞れてきませんが、順調に乗り込めていることで体力面は徐々に強化されてきました。それでも走りからは持っている力を出しきっていない印象なので、まだまだ変わる余地は多く残っていそうです。今週末に一度15-15を試してみようと考えており、その後も脚元に問題がなければ来週以降も織り交ぜていく予定です。
2025/2/14
(ノルマンディーファーム小野町)
馬体重:569kg
現在は馬場1周と坂路2本を16~18秒ペースのメニューで調整しています。まだゴネる面は見せてもそれが調教に影響するようなことはなく、順調にメニューをこなせています。馬体重の数字的にもかなり余裕があり、筋肉量を増やしていく必要があるのは変わらずの課題。一歩一歩をしっかり力んで走るようなトレーニングを意識して乗っていきます。
2025/2/7
(ノルマンディーファーム小野町)
馬体重:567kg
現在は馬場1周と坂路2本を16~18秒ペースのメニューで調整しています。先週同様のメニューで進めていて、まだゴネる面は見せますが、動き自体に気になるところはありません。脚元の状態も安定しているので、引き続き坂路主体に馬体強化を図っていきます。
2025/1/31
(ノルマンディーファーム小野町)
馬体重:573kg
現在は馬場1周と坂路2本を16~18秒ペースのメニューで調整しています。調教では時折ゴネる仕草を見せるときもありますが、まだ体力、筋力ともに足りていないなかでハードに攻めているので、仕方ない部分もあるかと思います。常にこちらが促していないと楽に走ろうとしてフワついたりもするため、もうしばらくは強めの調教を課していき、苦しい過程を乗り越えてもらいたいと考えています。
2025/1/24
(ノルマンディーファーム小野町)
馬体重:570kg
現在は馬場1周と坂路2本(上限18秒ペース)のメニューで調整しています。背中の感触が良くて動きも悪くありませんが、気持ちの面では調教に対してネガティブな部分が出てきました。こちらに来てどんどんペースを上げているので、体が重く馬自身がしんどくなってきたところだと思います。やや反抗的な仕草を見せているので、今後のためにもここを乗り越えて力を付けることを求めていく考えです。
2025/1/17
(ノルマンディーファーム小野町)
馬体重:572kg
現在は馬場1周と坂路2本(上限18秒ペース)のメニューで調整しています。かなり負荷を掛けていることもあってか、脚元は若干熱っぽく感じる日もありますが、腫れや触診反応はありません。念のため注意しながら進めていこうと思います。動きに関してはまだ重たく、左右の脚捌きにアンバランスなところもあるので、体づくりとともにバランスも整えていこうと考えています。
2025/1/10
(ノルマンディーファーム小野町)
馬体重:574kg
現在は馬場1周と坂路2本(上限18秒ペース)のメニューで調整しています。この中間からは連日坂路2本を乗っていますが、調教を進めていくなかで脚元に異常はありません。ただ、まだ気合い不足といった印象で、動きも重たく感じます。ハミ受けなども含め、さらに乗り込んでいく必要がありそうです。
2024/12/27
(ノルマンディーファーム小野町)
馬体重:568kg
現在は馬場2周と坂路1本(上限18秒ペース)のメニューで調整しています。まだ馬体が立派すぎますし、トモもかなり緩いとあって時間がかかりそうです。正直、気性もあまりいいとは言えませんが、大きな問題にはならなさそうなレベル。ただ、もう少し走りに集中してほしいところです。もうしばらくは緩さの解消に努めていきます。
2024/12/20
(ノルマンディーファーム小野町)
馬体重:578kg
現在は馬場2周と坂路1本を18~20秒ペースのメニューで調整しています。17日(火)から騎乗を開始しました。普段は煩い面も見せていたため、跨ってみてどうかと思っていたところ、太めの見た目どおり動きもモッサリしています。脚元はスッキリしているので、休まず乗りながら徐々に体を絞っていこうと思います。
2024/12/13
(ノルマンディーファーム小野町)
馬体重:554kg
この後は福島県・ノルマンディーファーム小野町で調整することになり、11日(水)に移動しました。
現在はウォーキングマシン30分のメニューで調整しています。輸送熱などの異常もなく無事到着しており、翌12日(木)からマシンでの運動を開始しました。このまま特に問題がなければ、来週中には騎乗へ移行する予定です。
2024/12/6
(ファンタストクラブ木村牧場)
「現在は角馬場でダクと本馬場でハッキングキャンター2500m、週2回は坂路2本(16~17秒ペース)のメニューで調整中です。この中間も順調に進められていて、水曜日に撮ったエコーも問題ありませんでした。火曜日には17-16-16を消化しましたが、しっかり走れていましたよ。このまま進めていけそうなので、クラブ側にもその旨を伝え、来週どこかで福島県に移動予定となりました」(担当者)
2024/11/29
(ファンタストクラブ木村牧場)
馬体重:560kg
「現在は角馬場でダクと本馬場でハッキングキャンター2500m、週2回は坂路2本(16~17秒ペース)のメニューで調整中です。この中間から更にピッチを上げて乗り進めていますが、依然として脚元は問題ありません。だんだんと贅肉が筋肉に変わってきていることで、体重に変化はありません。それでも、まだお腹はタプタプしているので積み重ねが必要ですね。来週エコー検査をおこない、問題ないようなら本州への移動も考えて良さそうです」(担当者)
2024/11/22
(ファンタストクラブ木村牧場)
馬体重:560kg
「現在は角馬場でダクと本馬場でハッキングキャンター2000m、週2回は坂路2本(18~19秒ペース)のメニューで調整中です。坂路調教を織り交ぜてからも脚元は変わらずにきているので、今週より更にピッチを上げています。この感じであれば1秒ずつ上げていけそう。ただ、体にはまだかなり余裕がある状態。飼い葉を制限しているのに、何を食べているのか分かりませんが体重が増えてきてしまうので、注意していくつもりです」(担当者)
2024/11/15
(ファンタストクラブ木村牧場)
「現在は角馬場でダクと本馬場でハッキングキャンター2000m、週2回は坂路2本(19~20秒ペース)のメニューで調整中です。この中間より更にペースアップを図っていますが、依然として脚元は問題ありません。この感じであれば速いところも消化できそう。その後も問題ないようなら12月中の本州移動も見えてきそうです」(担当者)
2024/11/8
(ファンタストクラブ木村牧場)
「現在は角馬場でダクと本馬場でハッキングキャンター2000m、週2回は坂路2本(20秒ペース)のメニューで調整中です。先週末にエコー検査をおこないましたが良化傾向にあり、獣医師からも『この感じならどんどん進めていって問題なさそう』とのジャッジが出たため、火曜日よりピッチを上げて進めています。翌日も反動はありませんし、徐々にペースアップを図っていければと思っています」(担当者)
2024/11/1
(ファンタストクラブ木村牧場)
「現在は角馬場でダクと本馬場でハッキングキャンター1500~2000m、週2回は坂路2本(上限20秒ペース)のメニューで調整中です。脚元の状態が良いので、この中間より少しずつ調教進度を上げて乗り進めています。気温が下がっているので外見上はスッキリと見せていますよ。今週末か来週にエコー検査をおこなう予定。経過が良ければペースアップを図りますし、もしまだ良化がスローなようならもう一度治療を施すことも考えています」(担当者)
2024/10/25
(ファンタストクラブ木村牧場)
「現在は角馬場でダクとハッキングキャンターのメニューで調整中です。いい意味で変わりなくきていますよ。引き続き1500~2000mくらいのところを乗っているのですが、ペースは先週よりも上げています。脚元はまだスッキリとはしないものの浮腫んだりすることはないので、現状のメニューでじっくりと進めていくつもりです」(担当者)
2024/10/18
(ファンタストクラブ木村牧場)
「現在は角馬場でダクとハッキングキャンターのメニューで調整中です。引き続きリハビリ的感覚で、1500~2000mくらいのところを軽めに乗っていますが、脚元はいい意味で変わりなくきています。エコーでの状態は問題ないものの、脚元の腫れ、熱感はまだ完全にはスッキリとしていません。運動するとスッキリとしてくるので、このまま無理のない範囲で進めていくつもりです」(担当者)
2024/10/11
(ファンタストクラブ木村牧場)
馬体重:526kg
「現在は角馬場でダクとハッキングキャンターのメニューで調整中です。この中間もメニューは大きく変えていませんが、日によって周回コースに出す日も設けています。今週エコー検査をおこなったのですが、経過は良好でした。ただ、現状これ以上の負荷を掛けるとぶり返してしまうかもしれないとのこと。獣医師には『あと1ヵ月くらいは軽めの運動にとどめて』とも言われているので、もう少しの間は様子を見ながら進めていくつもりです」(担当者)
2024/10/4
(ファンタストクラブ木村牧場)
馬体重:526kg
「現在は角馬場でダクとハッキングキャンターのメニューで調整中です。乗り出してから進めてきて、少し腱が反応することもありましたが、軽めの運動を続けているうちに落ち着いてきたというか、枯れてきた感じです。外見上は2週間前よりも良いですし、今週末にエコー検査をおこなう予定。その結果次第で今後のことを判断するつもりです。今週も1歳馬と坂路コースに行ったりするなど、運動量はしっかり保てていますよ」(担当者)
2024/9/27
(ファンタストクラブ木村牧場)
「現在は角馬場でダクとハッキングキャンターのメニューで調整中です。今週始めまでは単走で1500~2000mくらいを乗っていましたが、水曜日から1歳馬と屋内の坂路コースに行って、1000~2000mくらいをハッキングで動かしています。今後は気分転換も兼ねていろんな場所行ってみるつもり。10月に入ったら再度エコー検査をおこない、その結果次第でこの先の方針を決める予定です」(担当者)
2024/9/20
(ファンタストクラブ木村牧場)
馬体重:526kg
「現在は角馬場でダクとハッキングキャンターのメニューで調整中です。距離にすると大体1500m前後のところを乗っています。動かさないと血行も良くならないですし、調教のペースを上げるというよりかは、リハビリ的な間隔で進めていくつもり。今月いっぱいはこの感じをキープし、10月になったら再度エコー検査をおこなう予定です。動かし始めたので、脚元に何か変化が出ているかもしれませんし、経過次第でまた今後のことを考えようと思っています。今週高木調教師が来場して状態を確認されていきました」(担当者)
2024/9/13
(ファンタストクラブ木村牧場)
馬体重:526kg
「現在は角馬場でダクとハッキングキャンターのメニューで調整中です。今週から軽めに乗り出していますが、速歩で10分ほどのウォーミングアップをしてから、少しペースを上げて1000mくらい乗っています。馬体はかなり緩んでいますが、トレセンで見せたような煩さは全くなく、大人しくて変な癖なども見せていませんよ。あとは距離を延ばしながら進めていくだけです」(担当者)
「現在は1時間のウォーキングマシン運動をおこなっています。4日(水)にエコー検査をおこなったのですが、患部はかなり経過が良い状態で、獣医師からは『これなら段階を上げて進めていっても良さそう』という診断が下りています。今週末か来週には軽めに乗っていく予定ですが、体はかなりブヨブヨしているので、徐々に引き締めていければと思っています」(担当者)
2024/8/30
(ファンタストクラブ木村牧場)
「現在は1時間のウォーキングマシン運動をおこなっています。先週に少し運動時間を増やしたのですが、その後も問題なくきていたので、更に時間を増やしながら進めています。脚元に痛みなどが出てくることはありませんよ。来月初旬に再度検査をおこない、経過が良いようなら騎乗運動に移行することも考えています」(担当者)
2024/8/16
(ファンタストクラブ木村牧場)
「現在は40分のウォーキングマシン運動をおこなっています。患部ですが、外見上でも分からなくなってきたことから、調教進度を上げています。来週は更に10分長くし、今月中に1時間の運動に持っていきたいところ。9月に入って再検査をおこない、経過が良いようなら騎乗運動に移行しても良さそうです。引き続き様子を見ながら進めていきます」(担当者)
「現在は30分のウォーキングマシン運動をおこなっています。火曜日に再度エコー検査をおこないましたが、右前屈腱周囲組織の炎症は治まってきていたので、水曜日から運動量を少し増やしています。今後は引き続き脚元の様子を見ながら徐々に負荷を強めていきたいと思っています」(担当者)
「現在は10分の曳き運動のみにとどめています。軽めに動かしている程度なので大きく変わったところはありませんが、脚の見た目は入場当初と比べて引いてきています。今週末に3回目の治療を施し、今月上旬にエコー検査をおこない、その感じを見て運動量を増やすかどうかの判断をしようと思っています」(担当者)
2024/7/26
(ファンタストクラブ木村牧場)
「現在は10分の曳き運動のみにとどめています。先週末に2度目の治療をおこない、その後の様子を見ていましたが、獣医師からは軽めに動かしていった方が良いとの見解を示されたため、現状のメニューで進めています。今後の経過次第でもう一度治療をおこなうかどうかを判断するつもり。水曜日に高木調教師が状態を確認されていきました」(担当者)
2024/7/19
(ファンタストクラブ木村牧場)
「現在は舎飼にとどめて様子を見ています。先週末に最初に診てもらった獣医師に再確認をしてもらっています。明日再度治療をおこなう予定で、来週のエコー検査の結果次第で、曳き運動を始められるかの判断をするつもりです。今のところ馬房内では落ち着いて過ごしていますが、ストレスが掛かると腹痛を起こすことがあるので、現状はそれだけ気をつけています」(担当者)
2024/7/12
(ファンタストクラブ木村牧場)
「現在は舎飼にとどめて様子を見ています。こちらに入場後もエコー検査をおこないましたが、やはり炎症が確認されるためうちの獣医師とも相談して、PRP治療を施し患部の回復促進を図っていくことになりました。1ヵ月おきに治療をおこない患部の状態を見ていく予定ですが、夏はあまり無理をさせない方が良いでしょう。ある程度は動かした方が脚元にもいい刺激を与えるとのことなので、タイミングを見て曳き運動を始めるつもりです」(担当者)
3日(水)にゲート試験を受験し、無事に合格しました。
この後は一旦北海道・ファンタストクラブ木村牧場で調整することになり、本日5日(金)に移動しました。
「枠内駐立はだいぶお行儀良くなって、2回ともきちんと反応してゲート発進もでき、無事試験に合格しています。ここから時計を出していくかどうか、悩ましいタイミングではあったのですが、午後になって右前がモヤつきだして屈腱部に若干熱を持っているのも確認できました。念のためすぐエコー検査を行ったところ、右前屈腱周囲組織に炎症が認められ、獣医からは腱周囲炎の診断が下っています。腱周囲のコラーゲンの熱変性で炎症が起きており、このまま進めれば屈腱炎になりかねません。歩様などに痛みはまったく見せていませんし、現在は腫れや熱感も治まっているのですが、しばらくは無理せずに休養が必要とのこと。自厩舎に出入りしている開業獣医がこの手の治療を得意としている経緯もあって、まずは最善に治癒できるよう本日移動の段取りをさせていただきました。大変申し訳ありません」(高木登調教師)
「先週ゲート内で20分ほど縛り付けて観念したためか、中間はゲートの入りや駐立も問題なく対応できるようになっています。ただ、扉が開いてからも反応を示さず、促さないとまだ自ら出て行こうとはしません。そのため現在はゲート発進の練習に時間をかけているところ。いいキャンターで坂路を登板していますし、ポテンシャルは高そうな馬なので、まずは早めに試験まで無事クリアさせたいですね。ここまでの過程で特にへこたれている様子はなく、基礎体力はそれなりに備わっている印象です」(高木登調教師)
「試験に向けてゲート練習を進めているところですが、枠内での行儀が悪く、昨日の練習からゲート内での縛りをおこなっています。けっして気が悪いわけではないんですが、まだ幼いというか少し怖がりなんでしょうね。前掻きしながら扉をガンガン蹴ってみたり、下に潜るかと思えば座り込んでしまったりという状況。なかなか発進まで到達できていません。もちろん早ければ早いに越したことはないのですが、馬自身納得した状態で試験に臨ませてやらないと、レースに行って今度厄介ですからね。焦らずじっくり進めていければと思っています」(高木登調教師)
チェスナットファーム阿見TCで調整され、13日(木)に美浦・高木登厩舎に入厩しました。
「稽古初日の今朝はさっそく普通キャンター(71.4-52.6-34.1-16.2)で坂路を1本登板。大型馬の割にまだストライドがあまり伸びてこないというのが第一印象でしょうか。それでも牧場から申し送りされていたほどは煩さも見せておらず、馬場入りなんかも非常にスムーズでしたね。ゲート練習では駐立の際に若干潜りそうな気配があったので、そこはよく注意しながら進めていきたいと思います」(高木登調教師)
2024/6/7
(チェスナットファーム阿見TC)
馬体重:528kg
「現在は馬場をダクとハッキングキャンターで3000m(18秒ペース、週1回は15秒ペース)のメニューで調整中です。15-15をやり出してから少しピリピリしたところが出てきました。これが体とうまく連動してくるのはもう少し先な印象ですが、徐々に走る方に向いてきた感じがするので、いい変化と捉えています。高木調教師からは『とりあえずゲートをやろうと思っていて、そう遠くないうちに入厩させる予定です』と聞いています」(担当者)
2024/5/31
(チェスナットファーム阿見TC)
馬体重:526kg
「現在は馬場をダクとハッキングキャンターで3000m(20秒ペース、週1回は15秒ペース)のメニューで調整中です。引き続き同様のメニューで進めていますが、動きなどはピリッとしてきた感じがします。調教に行って真面目な馬ですし、しっかり積み重ねられているところ。体もフックラとしてきましたが決して太いわけではなく、ちゃんと身が詰まってきた証拠と捉えています」(担当者)
2024/5/24
(チェスナットファーム阿見TC)
馬体重:513kg
「現在は馬場をダクとハッキングキャンターで3000m(20秒ペース、週1回は15秒ペース)のメニューで調整中です。メニューは先週と変わっていませんが、自分から動いていきますし、速いところに行った方が体を使えています。順調に積み重ねられていますし、心配していた気の悪さも今のところは出てきてはいません。このまましっかり負荷を掛けていきます(担当者)
2024/5/17
(チェスナットファーム阿見TC)
馬体重:502kg
「現在は馬場をダクとハッキングキャンターで3000m(20秒ペース、週1回は15秒ペース)のメニューで調整中です。今週から15-15を織り交ぜていますが、同じタイミングで入ってきたアクアリッズよりも手応え的に余裕がありました。まだ緩さはあるもののスッと反応できていましたし、まだまだ良くなりそうなので、この感じをキープしながら進めていくつもりです」(担当者)
2024/5/10
(チェスナットファーム阿見TC)
馬体重:510kg
「現在は馬場をダクとハッキングキャンターで3000m(20秒ペース、週2回は16~17秒ペース)のメニューで調整中です。この中間も順調に乗り込まれています。大分集中力が増してきて、中身のある調教をおこなえています。まだボテッとした体型をしているので、ここから汗を掻いて体が絞れてくれば更に良くなってきそう。引き続きしっかりと乗り込みを重ねていきます」(担当者)
2024/4/26
(チェスナットファーム阿見TC)
馬体重:505kg
「現在は馬場をダクとハッキングキャンターで3000m(20秒ペース、週2回は16~17秒ペース)のメニューで調整中です。この中間よりピッチを上げて乗り進めていますが、苦しがるところもなく順調に進められています。昨日高木調教師にもその旨報告してあり『どんどん乗っていってください』と言われています。体、動きともにまだ重めなので、もう少し絞りつつ積み重ねていきたいと思っています」(担当者)
2024/4/19
(チェスナットファーム阿見TC)
馬体重:506kg
「現在は馬場をダクとハッキングキャンターで3000m(上限20秒ペース)のメニューで調整中です。入場後も何も問題はなかったため、普通に乗り出しています。今のところ気になるようなところもありませんし、このまま積み重ねていきたいところ。ゴールドシップ産駒で今後気性面で何か出してきそうな雰囲気があるので、注意しながら進めていくつもりです」(担当者)
2024/4/12
(チェスナットファーム阿見TC)
この後は茨城県・チェスナットファーム阿見TCで調整することになり、9日(火)に移動しました。
「現在は1時間のウォーキングマシン運動をおこなっています。輸送熱などもなく、無事に到着しています。まだ環境の変化に戸惑っているのか、おとなしくしています。今のところ扱いやすいですし、このまま進めていければいいですね。週末から乗り出していく予定です」(担当者)
2024/3/31
(ノルマンディーファーム)
馬体重:515kg
現在は坂路2本(上限16~18秒ペース)のメニューで調整しています。担当者は「この中間からは坂路2本目の後半にかけて、ハロン16秒程度で乗る日を設けています。まだトモの踏み込みが浅く、ペースアップすると真っすぐに走りきれないところはありますが、調教に前向きな性格とあって気持ちでカバーしてくれています。このまま進めていけば順調に良化してきそうです」と話していました。
現在は坂路2本(上限18秒ペース)のメニューで調整しています。馬体重の数字だけ見ればもっと体がある馬はいるものの、本馬は背丈もグンと伸びているとあって、迫力のみならず威圧感があります。見た目だけでなく徐々に中身がしっかりしてきて調教の動きにも良化が窺えるように、ゆくゆくは騎乗者が抑えるのに苦労しそうです。この中間に来場した高木登調教師は「5月生まれでも現時点でこのサイズ感ですから、何も言うことはありませんね」と話していました。
2024/2/29
(ノルマンディーファーム)
馬体重:520kg
現在は坂路2本(上限18~20秒ペース)のメニューで調整しています。担当者は「調教の負荷が強まった影響で先月は一旦体を減らしたものの、この中間からはまたプラスに転じてきました。そのあたりは体力が強化されてきた証拠でしょうし、背中から伝わってく動きも着実に力強くなっています。それでも馬体はまだ成長段階にあるようなので、ここで一気に負荷を強めるようなことはせず、ジワジワとペースを上げていくイメージで進めていきます」と話していました。
2024/1/31
(ノルマンディーファーム)
馬体重:506kg
現在は坂路2本(上限20秒ペース)のメニューで調整しています。担当者は「今月中旬で夜間放牧を終了しましたが、その後もあまりペースは上げず、先々を見据えての下地づくりをおこなっています。現状ではまだ乗り込みが不足している分、坂路2本目の途中から苦しくなるときがあるので、もう少し楽に登坂できるようになるまではジックリと乗り進めるつもり。これだけの馬格ですから、さらに鍛えられて中身が伴ってくれば力強いフットワークに変わってきそうです」と話していました。
2023/12/30
(ノルマンディーファーム)
馬体重:514kg
現在は夜間放牧と並行して馬場1周と坂路1本もしくは坂路2本(上限22~23秒ペース)のメニューで調整しています。担当者は「右前蹄球部の外傷が完治するのを待って、今月上旬より騎乗を再開しました。馬体重の数値が示すとおり、いいリフレッシュ休養にもなったようですし、ここ最近はかなり上背も伸びて、全体的にひと回り大きくなった印象を受けます。気性面での幼さは相変わらずといったところですが、調教中に何か悪さをするわけではなく、これといったクセもありません。このまま順調に進めていければと考えています」と話していました。
2023/11/30
(ノルマンディーファーム)
馬体重:491kg
現在はパドック放牧をおこなっています。担当者は「引き続き馬場と坂路を併用しながら乗り込みを進めていましたが、夜間放牧で右前蹄球部に外傷を負ったため、今は一旦パドック放牧のみにとどめて様子見しています。箇所が箇所だけにヴェトラップを巻いて保護していますが、傷自体は軽度のもので順調に回復してきました。調教中はかなり幼い面を見せていてビシビシ教え込んでいたので、精神面のいいリフレッシュ期間になってくれればと捉えています」と話していました。
2023/10/31
(ノルマンディーファーム)
馬体重:474kg
現在は夜間放牧と並行して馬場1周と坂路1本もしくは坂路2本(ハッキング)のメニューで調整しています。担当者は「7日(土)におこなわれた募集馬見学ツアー終了後、展示会場から直接移動してきました。その後、放牧地で右前膝に外傷を負いましたが、順調に回復したためすぐに馴致を再開。先日から馬場入りし、今は坂路も併用しながらグループで調教を進めています。休養中はパドック放牧だけとあってストレスが溜まったようで、多少イライラした様子を見せていましたし、ゴールドシップ産駒ということもあり、念のため最初のうちは注意しながら乗っていきます」と話していました。