12/19(金)川崎・ティング賞 3歳(三)(ダ1400m)に向けて昨日最終追い切りをおこなったのですが、上がってきてから跛行が見られたためレントゲン、エコー検査をおこなったところ、左前脚浅屈腱炎を発症していることが判明しました。患部の損傷率はコア型で36%。全治には相当な時間を要する見込みで、運用継続による採算性等を考慮した結果、誠に残念ではございますがここで匿名組合契約を終了することといたしました。
なお、本馬は12月18日(木)に開催されるサラブレッドオークションに出品する予定です。
ヴェルダリオ号にお送りいただいたこれまでの温かいご声援、誠にありがとうございました。
「まずはこのようなご報告をすることとなり、大変心苦しい限りです。当初は日曜日に最終追い切りを消化する予定だったものの、雨の影響で馬場がかなり悪くなっていたため大事を取って昨日に変更。ただ、全体で半マイル55.3秒を出した直後、上がり運動で跛行を見せたためすぐに触診したところ、左膝、屈腱部あたりに熱感を確認しました。”軽いものであってほしい”と願いつつ夕方にレントゲン、エコー検査を実施しましたが、残念ながら屈腱炎との診断が下りています。患部の損傷率は低い数字ではないので、復帰までにはおそらく1年以上の時間を要する見込み。能力を感じていましたし、こちらでの初出走が間近に迫っていたなか無事にレースまで送り出してあげることができず、本当に申し訳ない気持ちでいっぱいです」(茂木浩幸調教師)