

「この中間から乗り出しを再開しており、現在は15-15を交えながら普通ペース(17~18秒)でのキャンターを中心に調整を進めています。常歩から背中を張りがちなため、先週からレインライトを着用してフォームの改善を図っていたのですが、その甲斐あって走りのバランス自体はかなり良くなってきたかな。背中をうまく使えていないことが踏み込みの浅さにも繋がっていたので、その点でいえば次はもっと走りやすくなると思います。若干気難しい面を覗かせるのは相変わらずで、今日ゲート練習に行かせてみたら結構中でうるさい様子を見せていた。ただ入厩当初と比較してもかなり乗りやすくなってきたのは確かですし、今日の練習でゲートはある程度克服してくれたはず。状態面もいい意味で変わりなく、問題なく使える状態にありますよ。来週5/03(土)新潟・3歳未勝利(ダ1200m・若手)に向かう予定で、鞍上はルーキーの和田陽希騎手に声を掛けています。あとワンパンチ足りないのを3kg減で補ってもらいましょう」(福永祐一調教師)
★4/13(日)阪神・3歳未勝利(ダ1200m)J.モレイラ騎手 結果5着
「この時計で勝ち負けまでいけないというのは少々残念ではありますね。ただ昨日自分でも跨ってみたけど、これじゃ結果は出ないよなと思ったね。フォームのバランスについてはこれまでも指摘してきましたが、常歩から矯正して変えていく必要があるかな。幸いレース後も脚元に大きなダメージはなく、権利も取れたので、このまま在厩で続戦させるつもりです。中2週で5/03(土)新潟・3歳未勝利(ダ1200m・若手)があるし、そこを目標に進めていきましょう。ある程度減量が利くジョッキーを乗せたく、現在調整中です」(福永祐一調教師)
2025/4/13
(阪神競馬場)
馬体重:444kg
★4/13(日)阪神・3歳未勝利(ダ1200m)J.モレイラ騎手 結果5着
「ゲートの出はまずまずで、序盤の位置取りも悪くはありませんでした。ただ、ペースが遅く、ポジションを上げる必要を感じましたので早めに進出を開始。4コーナーで先頭に並びかけていく感じで、手応え自体も良かったのですが、追い出してからの反応がいまひとつでした。瞬発力があるタイプではなく、どちらかというとワンペースな馬なので決め手勝負になると厳しいのかもしれません。直線が短いコースで、長く脚を使わせる競馬の方が力を出せると思います」(J.モレイラ騎手)
☆4/13(日)阪神・3歳未勝利(ダ1200m)J.モレイラ騎手
9日(水)に坂路コースで4ハロン55.5-40.4-26.3-12.9を単走で馬ナリに追い切りました。「追い切りは綾也を乗せて、坂路単走で終いの反応だけ確かめてもらうように指示。あまり負荷を掛けずソフトな調整内容でも、動きの良さが目を引きました。状態面に関しては大きく変わらず好調維持できており、中二週空けてだいぶ馬も落ち着いています。なにより走りにつながりが出てきましたし、実戦でも必要以上にテンションが高くならなければ、長くいい脚を使うことができるのではないでしょうか。阪神ダ1200mは前々走で2着している条件。少し時計のかかる馬場で、この馬にはフィットしていますから、今回さらに前進が期待できると思います。なんとかここで決めたいですね」(福永祐一調教師)
2日(水)に坂路コースで4ハロン55.7-40.2-26.3-13.2を単走で馬ナリに追い切りました。「今週の追い切りは小崎騎手を背に単走でサラッと行かせる形。これが乗り出しを再開してから一本目の時計消化となるためさほど負荷はかけていませんが、変わらずいい動きで走れていましたよ。実戦に行くとガーッとなる部分があるものの、この中間は精神面でも落ち着きが出てきてテンションが安定しているのはいい傾向でしょう。体重は1日(火)の時点で454kgと前走から10kgほど増えており、見た目にも寂しくは映りません。毛艶、張り共に良い状態を維持できており、いい雰囲気でレースに臨めそう。来週4/13(日)阪神・3歳未勝利(ダ1200m)に小崎稜也騎手で出走予定です」(福永祐一調教師)
★3/22(土)中京・3歳未勝利(ダ1200m)小崎綾也騎手 結果4着
「今回は待たされた影響でスタートが合わずで、それと持ち時計的にも中京の時計の速い馬場が合わなかったことでの結果。ジョッキーは左回りは良かったと言っていますが、やはりその速い馬場が敗因として大きくあると考えると、自分の選択ミスを反省するばかりです。申し訳ありません。レース後は今朝から馬場入りを再開して、動かした感じを見ても特に大きなダメージもなく硬さもない様子。そのため中二週程度でもう一戦できればと考えています。デビュー戦の際に装鞍所でも見せたように、時折テンションがガっと上がるようなところもまだ残しているので、その辺りは注意しながらやっていきます」(福永祐一調教師)
2025/3/22
(中京競馬場)
馬体重:444kg
★3/22(土)中京・3歳未勝利(ダ1200m)小崎綾也騎手 結果4着
「テンション自体はギリギリ許容範囲に収まっていたものの、他馬が暴れていた影響もあって駐立が悪く、スタートで後手を踏むことに。ただリカバリーが上手くいって、道中ぶつかられても怯んだりせず、インをスムーズに上がっていけたのは良かったです。中京のセオリーであるインアウトの競馬をすべく、最後外に出してからもしっかり脚を伸ばしてくれましたよ。坂がキツい感じもなかったのですが、上位勢とは位置取りの差もあったでしょう。距離に関しては、1200mよりも1400くらいの方がこの馬のリズムで運んでいけるのかなと感じたところ。今日はダッシュのつく馬がいましたし、スタートが決まっても前に取りつくのは難しかったかなと思います。顔を右に向けて走るため、右回りだと3、4コーナーで外に膨れて減速しがちなのですが、左回りは内に切れ込める分スピードに乗りやすい印象。現状は左回りの方が合っていそうです」(小崎綾也騎手)
☆3/22(土)中京・3歳未勝利(ダ1200m)小崎綾也騎手
19日(水)に坂路コースで4ハロン56.9-41.3-25.9-12.7を単走で馬ナリに追い切りました。「休み明け3戦目。息や中身はもうしっかり出来ているので、今週は小崎騎手に跨ってもらい、サッと調整程度の追い切りにセーブしています。変わらず良い状態をキープできており、中一週の競馬でも問題はありません。前走2着した同じ条件の番組が阪神に組まれていましたし、当初はそこへ向かうつもりでいたのですが、メンバーを比較すると若干こちらの方が薄いと判断。決着時計が早くなりそうな点に不安は残すものの、この中間も右手前だと左に流れて膨れがちなところを見せているので。左手前なら外に壁も作れるはずで、むしろ左回りのコースの方がスムーズに走れるのではないかという期待もあります。いずれにしても今回また同じように結果が出せれば本物。走りやフットワークの質自体は着実に良くなっているだけに、ここで決めておきたいところです」(福永祐一調教師)
★3/08(土)阪神・3歳未勝利(ダ1200m)小崎綾也騎手 結果2着
「初ダートで進境を示してくれましたね。ダッシュこそいまひとつでしたが、思いのほかいいポジションから競馬を運ぶことができました。キックバックを被せてもさほど気にならない様子でしたし、現状はこの条件も合っているのでしょう。ただ、必ずしも芝よりダート適性が高いと決めつけるのは時期尚早かもしれません。ここにきて走りの質、フットワークもグンと良くなり、稽古でも好時計を出せるほどに馬が変わってきましたから。全兄レッドアヴァンティが得意としているように、今夏は洋芝を試したいと思っているので、なんとか早めにひとつ勝たせておきたいと考えています。レース後も大きなダメージは残っておらず、昨日からまた普通キャンターで坂路を登板。中二週で向かうプランをベースに、相手関係や状態次第では来週からの投票も検討するつもりです」(福永祐一調教師)
2025/3/8
(阪神競馬場)
馬体重:440kg
★3/08(土)阪神・3歳未勝利(ダ1200m)小崎綾也騎手 結果2着
「初ダートでしたが上手にスタートを決めてくれて、ダッシュもつき、想定よりも1列前での競馬。返し馬の段階ではややテンションが高く、キックバックを受けたら頭を上げてしまいそうな雰囲気があったのですが、道中は前に馬を置く形でしっかり我慢してくれました。道中溜めた分、直線で末脚を発揮。坂も問題なさそうです。今回はダッシュ力に長けた馬が少なかったことで、結果的に前に行く形でしたが、溜めて良さが出る馬ですね。大きく着順を上げることができたのは、ダート適性もありますが、出走を重ねる中で力をつけているからだと捉えています」(小崎綾也騎手)
☆3/08(土)阪神・3歳未勝利(ダ1200m)小崎綾也騎手
1日(土)に坂路コースで4ハロン62.7-45.0-28.1-13.5を単走で馬ナリに追われ、5日(水)にも坂路コースで4ハロン52.6-38.5-25.3-12.9を単走で馬ナリに追い切りました。「今週は坂路単走の追い切り。厩舎を手伝ってくれている和田翼に跨ってもらいましたが、最後までしっかりとした脚取りのまま登板できており、非常に良い内容の稽古が消化できたと思います。日によってまだムラがあるものの、テンから急かしても引っ掛かって頭を上げてしまうようなことはなく、終いにちゃんと脚を伸ばせている。フラットワークでも安定感が出てきましたし、着実に走りの質が上がっていると受け止めていいでしょう。想定段階では中山にも空きが出そうな状況だったため、締め切り直前まで投票する番組を吟味させてもらいました。ダートに適性があるかはやってみないと分かりませんが、手綱を抱えながら流れに乗って追走できれば、前進あっていいと思います」(福永祐一調教師)
3/01(土)阪神・3歳未勝利(ダ1400m)団野大成騎手 除外(非当選)
23日(日)に坂路コースで4ハロン65.2-46.9-29.8-14.2を単走で馬ナリに追われ、26日(水)にも坂路コースで4ハロン54.4-39.4-25.4-12.5を単走で馬ナリに追い切りました。「今週の追い切りは馬ナリのまま最後グングン加速してみせて、自分がヴィオレンツァを確認するなかで、一番いい動きだったように映ります。ジョッキー騎乗ではあったものの、以前はもっと反応鈍く動き切れなかったので、ここにきてだいぶ力を付けているのでしょう。中一週でも競馬の疲れはもう残っていませんし、本音を言えばここでもう一度、小倉の芝1200m戦に向かいたかったんですけどね。権利持ち以外はボーダー5節。さすがに想定段階から箸にも棒にもかからない状況でした。クラブ側とも相談したところ、今回このタイミングで一度ダートに矛先を向けてみようとなり、ここに投票しています。締め切り直前でまたバババっと同じ2節の馬たちが入ってきて、結果的に3/5の抽選で除外。競馬に行けば適性があるかないかハッキリするでしょうから、来週以降も出馬状況に空きがあれば、ダート戦を使うことも視野に入れていくつもりです」(福永祐一調教師)
★2/15(土)小倉・3歳未勝利(芝1200m)☆小沢大仁騎手 結果8着
本日21日(金)に坂路コースで4ハロン58.4-42.9-28.1-13.2を単走で馬ナリに追い切りました。「二度目の経験で慣れたためか、レース当日も装鞍所やパドックでの雰囲気は落ち着いていましたね。スタートであったり、前半の行きっぷりも悪くなかったですし、立ち回りなんかはデビュー戦に比べると内容前進しています。あとは追ってからまだ頭の位置が高く、フォームが沈み込んでこないので、その点をもっと修正していく必要がある。走りの質自体は良くなっているので、成長も加味すればここから良化を辿っていくと思いますよ。現状は小回りコースで短い距離の番組がベター。昨年は小倉最終週の芝1200m戦が2節抽選でしたから、僅かでも入る可能性があるかもしれません。今朝坂路で軽く時計を出してみても状態面に問題はなく、ひとまずは在厩のまま調整していくつもりです」(福永祐一調教師)
2025/2/15
(小倉競馬場)
馬体重:448kg
★2/15(土)小倉・3歳未勝利(芝1200m)☆小沢大仁騎手 結果8着
「デビュー戦ではかなりテンションが上がってしまい、競馬前に燃え尽きてしまっていたのですが、今日は落ち着いてレースに臨めていました。ゲートもしっかり出てくれて、前半いいポジションを取りに行けたのは良かったです。最後は若干脚色が鈍ったものの、バテてはいませんし、この馬なりに脚を使えています。溜めてキレるというよりも淡々と同じペースで走れるタイプなので、前々から運ぶ競馬が合っていそうですね」(小沢大仁騎手)
☆2/15(土)小倉・3歳未勝利(芝1200m)☆小沢大仁騎手
12日(水)に坂路コースで4ハロン55.0-39.9-25.8-12.6を単走で馬ナリに追い切りました。「最終追いは坂路単走で終い重点の内容。レース当該週で輸送もあるため、疲れが残らぬよう意識しながら調整を行いました。以前にもヴィオレンツァに跨った経験のある小崎騎手にコンタクトを取ってもらったところ、『頭を上げて収まりも悪かったイメージがあるのですが、その点はだいぶ解消されてきましたね。フットワークや動きの質も良くなってきた印象です』と好感触を伝えてくれましたよ。ただ、メンタル面の幼さは相変わらずで、時折暴れた時のリアクション、他馬の挙動であるとか周りから影響を受けやすい。そういったところは寝深くて、幼さがまだ抜けきらない現状。心身ともにやや奥手なタイプなのでしょう。練習ではゲートもまだあまり速く発進できませんが、初戦よりはスムーズに出れると思います。前半なるべくしっかり脚をタメて、直線は弾けてきてほしいですね。少しずつではあっても、馬自身着実に良化が見られるので、この条件で変わり身を期待しています」(福永祐一調教師)
5日(水)に坂路コースで4ハロンから0.4秒先行して併せ、53.5-39.0-26.0-13.8を強めに追い切りました。「馬の格好であったり、走るフォームやフットワークの質もだいぶ良くなっているんです。以前のように、上が促さなければ稽古でハミを取らないといったことも最近はありません。ただ、道中タメてタメて手綱を放った際に、思いのほかまだ弾けるような脚が使えていない。こちらの求めるものが大きいからか、いまひとつ物足りなさを感じてしまいますね。奥手なタイプで気性的にもまだ幼さを残しているので、実戦を使いつつそのあたりが解消されてくれば。来週2/15(土)小倉・3歳未勝利(芝1200m)を小沢大仁で予定。今朝、駐立をおさらいがてら、ゲートから発進の確認も行っています」(福永祐一厩舎)
本日31日(金)に坂路コースで4ハロン54.7 -39.2-25.1-12.4を単走で馬ナリに追い切りました。「今朝は小沢大仁が跨って、坂路コース単走の追い切りを消化しています。デビュー戦の頃と比べて違いがあるか、質のいいフットワークで走れているか感触を確かめたところ、『やや反り気味のフォームがバランス良くなり、上体も浮いてこなくなった』と褒めていましたね。稽古ではシュッと脚を伸ばせているので、これが実戦でも同じならもっとやれると思います。距離適性はやはりスタッフも皆、短いところと口にしている。小倉の4週目(2/15.16)に芝1200m戦が2つ組まれているので、そこ目標に仕上げていくつもりです」(福永祐一厩舎)
キャニオンファーム土山で調整され、23日(木)に帰厩しました。
本日24日(金)に坂路コースで4ハロン57.2-41.8-27.9-14.2を単走で馬ナリに追い切りました。「前重心の走りで気が乗って動けているうちはいいんですが、放すと活力を失ってしまい脚が伸ばせない。デビュー戦の内容然り、そういった課題を抱えている現状から、前走後少し期間を空けて成長を促させてもらいました。放牧先のキャニオンでも、あまり速いところは本数をやらず、バランス重視でフットワークの質を高めてほしいと指示。その効果はあってか、今朝の追い切りでも前後の動きがつながっており、非常にいいフットワークで走れていましたよ。奥手でまだまだ成長途上な印象も、デビュー戦の頃に比べると馬体に張りが出て、筋肉にもメリハリが付いてきたように映ります。ここから稽古で攻めていってどれだけ対応できるか楽しみですね。次走は小倉開催の芝1200m戦に向かいたいと考えています」(福永祐一調教師)
2025/1/17
(キャニオンファーム土山)
馬体重:461kg
「現在は角馬場でダクと、馬場をハッキングキャンターで2400~3200m(上限20秒ペース)、週2回は坂路2本(15~17秒ペース)のメニューで調整中です。引き続き先週同様のメニューで進めていますが、つみ重ねるごとに動きは良くなってきていますよ。もういつでも送り出せる状態で、福永調教師からは『来週帰厩させたいと思っています』と言われています」(担当者)
2025/1/10
(キャニオンファーム土山)
馬体重:460kg
「現在は角馬場でダクと、馬場をハッキングキャンターで2400~3200m(上限20秒ペース)、週2回は坂路2本(15~17秒ペース)のメニューで調整中です。メニューこそ変わっていませんが、年末年始も順調に進められています。この中間に福永調教師が来場し『来週か再来週には帰厩を考えている』とのこと。短い距離が良さそうと伝えてあります。追い切りでは楽に15-13-13で動けますし、バランスも良くなっていますよ。体付きも整ってきました」(担当者)
2024/12/27
(キャニオンファーム土山)
馬体重:451kg
「現在は角馬場でダクと、馬場をハッキングキャンターで2400~3200m(上限20秒ペース)、週2回は坂路2本(15~17秒ペース)のメニューで調整中です。この中間も順調に乗り込みを重ねられています。まだ少し力みがちになるので引き続き整えているところ。あまり速いところはいらないタイプなので、帰厩まではしっかりベースをつくっていきます」(担当者)
2024/12/20
(キャニオンファーム土山)
馬体重:456kg
「現在は角馬場でダクと、馬場をハッキングキャンターで2400~3200m(上限20秒ペース)、週2回は坂路2本(15~17秒ペース)のメニューで調整中です。引き続き週2回の追い切りを重ねていますが、目一杯やっても動きは良いですよ。心臓の感じも上向いてきましたし、そろそろ態勢が整いそう。年末、年明けくらいには帰厩させても問題ない状態です」(担当者)
2024/12/13
(キャニオンファーム土山)
馬体重:458kg
「現在は角馬場でダクと、馬場をハッキングキャンターで2400~3200m(上限20秒ペース)、週2回は坂路2本(15~17秒ペース)のメニューで調整中です。週2回の追い切りを重ねながら順調に進められています。具合は良いですよ。週末には獣医師の定期チェックを受ける予定です。体重は430㎏台で入場してきたのでかなり増えましたが、460kg以上になってもいいキャパを持っているので、意識しながら進めていきます」(担当者)
2024/12/6
(キャニオンファーム土山)
馬体重:465kg
「現在は角馬場でダクと、馬場をハッキングキャンターで2400~3200m(上限20秒ペース)、週2回は坂路2本(15~17秒ペース)のメニューで調整中です。週2で速いところを消化していて、先週末は15-14-14、水曜日には17-15-15を2本消化しています。時間を掛けてきた甲斐があってバランスは修正できていますし、速いところを消化しても崩れることはありませんよ。今後は15-14-13を入れることも考えています」(担当者)
2024/11/29
(キャニオンファーム土山)
馬体重:458kg
「現在は角馬場でダクと、馬場をハッキングキャンターで2400~3200m(上限20秒ペース)、週1~2回は坂路2本(15~17秒ペース)のメニューで調整中です。先週末は15-13-13、今週水曜日には15-14-14の追い切りを消化しています。直後は飼い葉を残していて、翌日はウォーキングマシン運動にとどめたように、まだ体質面がしっかりしてきませんね。大きな反動などはありませんし、徐々に動けるようにはなってきているので、帰厩に向けてこのまま態勢を整えていきたいと思っています」(担当者)
2024/11/22
(キャニオンファーム土山)
馬体重:462kg
「現在は角馬場でダクと、馬場をハッキングキャンターで2400~3200m(上限20秒ペース)、週1~2回は坂路2本(15~17秒ペース)のメニューで調整中です。ベースを整えながら進めていましたが、いい感じになってきたため今週より調教進度を上げています。目一杯やってしまうと崩れそうな雰囲気があるので、現状はこのペースで整えていきたいと思っています」(担当者)
2024/11/15
(キャニオンファーム土山)
馬体重:462kg
「現在は角馬場でダクと、馬場をハッキングキャンターで2400~3200m(上限20秒ペース)、週1~2回は坂路1~2本(15~17秒ペース)のメニューで調整中です。この中間もバランスを調整しながら、特に問題なく乗り込めています。牡馬の割に少し敏感で、気が小さいところがあるのですが、体重は増えてきましたし、馬自身は力を付いていますよ。脚元も問題ないですし、気性面に気をつけながら進めていきます」(担当者)
2024/11/8
(キャニオンファーム土山)
馬体重:462kg
「現在は角馬場でダクと、馬場をハッキングキャンターで2400~3200m(上限20秒ペース)、週1~2回は坂路1~2本(15~17秒ペース)のメニューで調整中です。この中間に少しペースアップを図りましたが、基本的には馬に合わせて進めています。前のめりになりがちなので、バランスを調整しているところ。入場時より体重が20kg近く増えていますが、もう少し馬体に幅を出したいとも思っています」(担当者)
2024/11/1
(キャニオンファーム土山)
馬体重:460kg
「現在は角馬場でダクと、馬場をハッキングキャンターで2400~3200m(上限20秒ペース)、週1~2回は坂路1~2本(16~20秒ペース)のメニューで調整中です。乗り込みを重ねながらも体重は増加傾向にあり、大きな問題もなく進められています。まだピリピリして前だけで走りたがってしまいますが、段々と落ち着いてきたところ。福永調教師からも言われているように、質の高い走りを覚えさせたいと思っています」(担当者)
2024/10/25
(キャニオンファーム土山)
馬体重:448kg
「現在は角馬場でダクと、馬場をハッキングキャンターで2400~3200m(上限20秒ペース)、週1~2回は坂路1~2本(16~20秒ペース)のメニューで調整中です。まだ結構カリカリしているため、なるべくフラットワークを長めにして進めています。昨日は坂路コースで終いだけ伸ばしてみましたが、気持ちで走ってしまって最後はバタバタとなってしまうところ。もう少し気持ちを落ち着かせながら乗っていきたいと思っています」(担当者)
2024/10/18
(キャニオンファーム土山)
馬体重:443kg
「現在は角馬場でダクと、馬場をハッキングキャンターで2400~3200m(上限20秒ペース)、週1~2回は坂路1~2本(16~20秒ペース)のメニューで調整中です。福永調教師から『精神的にピリピリしたところを取ってほしい』と言われているので、角馬場と周回コースメインで乗り進めています。まずはリラックスさせていきたいですし、メリハリをつけながら進めていくつもりです」(担当者)
★10/05(土)新潟・2歳新馬(芝1400m・混)☆小沢大仁騎手 結果13着
この後はトレセン近郊のキャニオンファーム土山で調整することになり、8日(火)に移動しました。
「入厩当初は立ち上がったりとかはあったのですが、調教を積んできて大人しくなっていたんですよね。それが装鞍所で馬っ気を出してといった具合にレース前に消耗してしまっています。お兄さんを管理している尾関調教師にも聞いてみたのですが、やはりうるさいところがあると言っていました。今回のレース内容は参考外で、適性に関してもまた調教の中で探っていくつもり。2歳のこの時期ではあるけれども、心身ともに成長が必要と感じた初陣でした。レース後は筋肉痛の症状を見せていたので痛み止めを投与した上で放牧に出しています」(福永祐一調教師)
2024/10/6
(新潟競馬場)
馬体重:438kg
★10/05(土)新潟・2歳新馬(芝1400m・混)☆小沢大仁騎手 結果13着
「スタートは練習でも速くなかったのですが、それにしても頭を上げてしまって進んでくれなかったです。先生からは序盤は焦らず馬のリズムに合わせて進めて、最後に脚が使えるようにとの指示であったものの、うまく力を発揮させられませんでした。ただ、今日も装鞍所で立ち上がったりレース前にかなりエネルギーを消耗していたので、気性がまだまだ子供。いいモノは持っている馬なので、これから良くなってくると思います」(小沢大仁騎手)
☆10/05(土)新潟・2歳新馬(芝1400m・混)☆小沢大仁騎手
2日(水)にPコースで6ハロンから0.7秒追走して併せ、84.3-65.6-50.4-37.1-11.4を馬ナリに追い切りました。「最終追いはなるべく芝コースに近い感覚でスピード慣れされるため、ポリトラックコースで行いました。ジョッキーが騎乗したとはいえ、半マイル50.4秒、ラストも11秒台前半の時計で動けているように内容自体は悪くありません。実際に跨った小沢も『ちゃんと体を起こしてハミを頼らず走れていた』と上々の感触を口にしています。フラットコースの稽古では、ようやく走るフォームが良くなってきたので、トモに力を付けつつ坂路でもそういった走りが今後できるようになってくればと思います。試験の際もそれほどゲートが速くなかったですし、デビュー戦の今回はあまりいいポジションから競馬を運べないかもしれません。ただ、そこはあまり求めて追い込まず、フォーム改善に時間をかけてここまで持ってきた経緯から、まだしっかり仕上げていないというのが正直なところ。とにかく本番でもハミに頼った前バランスの走りにだけならぬよう気を付けて乗ってほしい。中団あたりからビュッとした脚を使って、直線伸びてきてくれればと期待しています」(福永祐一調教師)
22日(日)にCWコースで3ハロン44.1-13.2を単走で馬ナリに追われ、26日(木)にもCWコースで6ハロンから0.5秒追走して併せ、83.3-67.3-52.4-37.2-11.6を強めに追い切りました。「先週フォーム固めに時間を費やした甲斐あって、だいぶ質のいい走りができるようになってきましたよ。一番鞍でも水曜日は少し馬場の荒れた時間帯に追い切りを実施しましたが、折り合いを欠くことなく我慢でき、最後しっかり脚を伸ばせている。内容的に悪くなかったですし、この感じであれば来週10/05(土)新潟・2歳新馬(芝1400m・混)から投票させてください。この馬は現状あまりゲートが速くないので、レースでは前半ポジションがやや後ろからになるかもしれません。ただ、ハミを噛むとまだ力みがちの走りで、焦って無理に上げていこうとすると、フォームがまたバラバラになってしまうと思います。そういった点からなるべくヴィオレンツァの特徴を掴んでいるジョッキーに手綱を任せたい。デビュー戦は小沢大仁に依頼させていただきました」(福永祐一調教師)
16日(月)に坂路コースで4ハロン56.4-40.8-26.3-12.8を単走で馬ナリに追い切りました。「今週は水曜日に坂路、木・金とフラットコースで調整を行い、自分が跨らせてもらいました。率直な印象を話させていただくと、走りのバランスが悪くて、まだ力が伝わってきません。トモを使えずに、前だけで走っているというのが、正しい表現でしょうか。そのため中間は時計消化を行わず、走りの質を高められるようフォーム修正に取り組みました。週末、来週の追い切りで、少しでもその効果が表れてくれれば良いのですが。距離適性は短めで、どちらかと言えば全兄レッドアヴァンティ同様、平坦コースの方が合っていそうなタイプですね」(福永祐一調教師)
8日(日)に坂路コースで4ハロンから0.1秒追走して併せ、55.1-39.8-25.9-12.8を馬ナリに追われ、12日(木)にも坂路コースで4ハロンから0.5秒追走して併せ、54.6-38.5-25.0-12.7を一杯に追い切りました。「今週は海外セリに出向いているため、スタッフからの報告をもとに近況をお伝えさせていただきます。『馬場に出る際など時折立ち上がってチャカついてみたり、まだ気性面に幼さを残すものの、そこは徐々に改善してきています。ただ、時計自体は追うごとに詰められているのですが、動きはまだ安定性に欠けている。素材自体はいいし、これから走りの質を高めていければ』といった内容です。来週もしくは再来週の稽古で自分が跨ってみるつもりなので、そこで距離適性などをはかれればと考えています」(福永祐一調教師)
4日(水)に坂路コースで4ハロン55.9-40.9-26.3-13.3を単走で馬ナリに追い切りました。「体力的にしっかりしてきたことで若干煩い面が出てきたなとは感じていたものの、やはりまだ気性面が幼いんでしょうね。全休日明けはかなりうるさく、バタバタしたり立ち上がってみせたりとやんちゃな面を覗かせていましたよ。4日(水)の追い切りは帰厩後一本目の時計消化でしたし、そうした部分も踏まえ、まずは乗り慣れている助手にコントロール重視で運んでもらうことにしました。自分でも乗って適性を図りたいと考えているけど、年齢相応の幼さも目立つし、もう少し追い切りの本数を重ねてからでもいいかもしれないね。もちろん初入厩時と比べて体の使い方は上手くなってきており、身体つきもしっかりしてきたから、そう遠くないうちに態勢は整いそう。細かい番組などはまだ未定ですが、中京の最終週または京都開催でのデビューに向けて進めていくつもりです」(福永祐一調教師)
キャニオンファーム土山で調整され、29日(木)に帰厩しました。
「帰厩時の計測で446kg。初入厩した前回時に比べると、体もしっかり大きくなっているし、普段からだいぶ煩い面が出てきましたね。そのあたりは体力も付いて馬自身に余裕がある証拠。さっそく今朝から少し速めのキャンター(62.2-46.6-30.8-15.6)で坂路を登坂しています。放牧先でレインライト(馬銜と腹帯を結んで作用させる馬具)を試してもらったところ、その甲斐あって身体の使い方やフットワークも断然良くなりました。自分も来週跨ってみるつもりなので、その感じでまたデビュー戦の番組などスケジュールを相談させてください」(福永祐一調教師)
2024/8/16
(キャニオンファーム土山)
馬体重:450kg
「現在は角馬場でダクと、馬場をハッキングキャンターで2400~3200m(上限20秒ペース)、坂路1~2本(18秒ペース、週2回は13~15秒ペース)のメニューで調整中です。ペースアップしながらしっかり乗り込めていることで、体重が増えてようやく身になってきました。動きの質が良くなってきましたし、心臓の感じも良いですよ。膝には注意しながら進めていきたいところですが、このまま順調なら今月末にも態勢が整うかもしれません」(担当者)
2024/8/9
(キャニオンファーム土山)
馬体重:445kg
「現在は角馬場でダクと、馬場をハッキングキャンターで2400~3200m(上限20秒ペース)、坂路1~2本(18秒ペース、週2回は13~15秒ペース)のメニューで調整中です。この中間も週2で追い切りを重ねながら乗り進めています。両前球節はほぼ良化したものの、膝にも少し関節液が溜まってきたところ。こちらも大きな問題はなさそうですが、注意しながら進めていきます。あとは体重がもう少し増えて、身になってきてくれると良いんですけどね」(担当者)
2024/8/2
(キャニオンファーム土山)
馬体重:446kg
「現在は角馬場でダクと、馬場をハッキングキャンターで2400~3200m(上限20秒ペース)、坂路1~2本(18秒ペース、週2回は13~15秒ペース)のメニューで調整中です。水曜日に3ハロン15-13-13の追い切りをおこないました。その後両前球節の関節液が多くなっていたため、念のためレントゲンを撮りましたが問題はなかったところ。フォームが変わってきて走りの質が良くなったので、少し負担が掛かったのかもしれません。今後も注意しながら進めていきます」(担当者)
2024/7/26
(キャニオンファーム土山)
馬体重:444kg
「現在は角馬場でダクと、馬場をハッキングキャンターで2400~3200m(上限20秒ペース)、坂路1~2本(18秒ペース、週2回は15秒ペース)のメニューで調整中です。今週から調教進度を強めて乗り進めています。福永調教師からは『本当に良くなってくるのは秋以降でしょうが、レースを使いながら良くしていくことも考えています』と言われていて、これから積み重ねていって問題ないようなら2~3週で帰厩も視野に入れるようです。少しでも体を大きくして送り出したいと思っています」(担当者)
2024/7/19
(キャニオンファーム土山)
馬体重:444kg
「現在は角馬場でダクと、馬場をハッキングキャンターで2400~3200m(上限20秒ペース)、坂路1~2本(18秒ペース、週1回は15秒ペース)のメニューで調整中です。福永調教師から『レインライト(馬の背中の筋肉をリラックスさせ、しっかりと背中の筋肉を使って走らせる為の道具)を使ってほしい』との指示があったことから、使用して調教をおこなっています。15-15も織り交ぜ始めていますよ。飼い葉もしっかり食べていますし、このまま積み重ねていく予定です」(担当者)
2024/7/12
(キャニオンファーム土山)
馬体重:446kg
「現在は角馬場でダクと、馬場をハッキングキャンターで2400~3200m(上限20秒ペース)、坂路1~2本(18秒ペース、週1回は17秒ペース)のメニューで調整中です。トレセンにいたのが短期なのでまだそこまで変わり身こそないものの、精神面は少し大人になった感じがします。問題ないようなら週末に17-15を行ってみるつもり。バテなければどんどん進めていこうと思っています」(担当者)
本日5日(金)にゲート試験を受験し、無事に合格しました。
この後はトレセン近郊のキャニオンファーム土山で調整することになり、明日6日(土)に移動予定です。
「ゲートは入りから駐立、発進に至るまで特に問題なくクリアできました。緊張しながらではあっても枠内では大人しくジッと我慢ができていたし、なかなか優秀。こちらの手を煩わせることはありません。フラットワークを長めに行ってから、坂路主体でキャンター調整(16~17秒ペース)を続けているところですが、全体的に走りのバランスがあまりよろしくない。身体がまだうまく使えていないというのが率直な印象です。本数をやれば体力自体は付いてくるし、デビューまで持っていくのは可能でも、走るフォームやベースができていないとただ競馬を使うだけになってしまいますからね。ヴィオレンツァ自身まだ幼い体型で、これからもっと変わりそうな雰囲気も感じさせるので、秋口の9~10月デビューを目指して進めていければと思います。育成場ともうまく連携を取って、まずはベースを太くすることが先決。体幹をしっかり鍛えてもらうつもりです」(福永祐一調教師)
キャニオンファーム土山で調整され、26日(水)に栗東・福永祐一厩舎に入厩しました。
「イメージしていたより気性が穏やかで大人しく、いまのところ特に扱いにくいことはありません。稽古初日、二日目と同じメニューで、角馬場でフラットワークを長めに乗ってから、坂路1本(16秒ペース)を登板。騎乗したスタッフからは『フットワークがまだバラバラになる』と手厳しいコメントを伝えられました。自分でも跨ってみるつもりですが、戻ってくるなり馬房のなかで飼い葉に目もくれずグッタリ寝てしまっているので、体力的にまだ少ししんどいのかなと思います。ひとまずは今回ゲート試験合格が目標。来週から練習を開始する予定です」(福永祐一調教師)
2024/6/21
(キャニオンファーム土山)
馬体重:430kg
「現在は角馬場でダクと、馬場をハッキングキャンターで2400~3200m(上限20秒ペース)、坂路1~2本(18秒ペース、週2回は15~17秒ペース)のメニューで調整中です。乗り進めてきて着実に体力が付いてきました。動きにまだ物足りなさは残りますが、現状でもゲート試験を受けられるだけの体力はありますし、ゲートも問題ないですよ。もしかしたら近々入厩となるかもしれません。体重は440~450kgにしたいですが、いまの430kgよりは大きく見せていますし、まだ成長過程。ポテンシャルを秘めていそうですが、化骨を含めて全てにおいて幼いのでこれからの馬だと思います」(担当者)
2024/6/14
(キャニオンファーム土山)
馬体重:436kg
「現在は角馬場でダクと、馬場をハッキングキャンターで2400~3200m(上限20秒ペース)、坂路1~2本(18秒ペース、週2回は15~17秒ペース)のメニューで調整中です。今週から速いところを織り交ぜながら進めていますが、少しずつ良くなってきています。左にモタれるところがあり角馬場での調教は苦手でしたが、段々と慣れてきて小回りが利くようになってきました。もう少し体重があっても良いので、しっかり飼い葉を食べさせていきます。来週からは調教量を増やすつもりです」(担当者)
2024/6/7
(キャニオンファーム土山)
馬体重:429kg
「現在は角馬場でダクと、馬場をハッキングキャンターで2400~3200m(上限20秒ペース)、坂路1~2本(18秒ペース、週1回は15~17秒ペース)のメニューで調整中です。身になるのが遅いタイプですが、体重はキープできています。昨日来場した福永調教師からは『ゲートを受けられるようにどんどん進めていってください』と言われているので、体重を気にせず進めていくつもり。まだまだ変わってきそうな体付きをしていますよ」(担当者)
2024/5/31
(キャニオンファーム土山)
馬体重:429kg
この後は滋賀県・キャニオンファーム土山で調整することになり、29日(水)に移動しました。
「現在は角馬場でダクのメニューで調整中です。水曜日に無事にこちらに入場しています。その後も熱発したりすることはありませんし、飼い葉もしっかり食べてくれています。まずは馬体回復優先のメニューで進めていくつもり。体力、動きともに緩さを感じさせますが、前向きな性格なので問題なく進めていけそうです」(担当者)
2024/5/24
(ノルマンディーファーム小野町)
馬体重:433kg
現在は馬場1周と坂路2本を18秒ペース(週2回は15秒ペース)のメニューで調整しています。先週末にやや飼い葉を残し、疲れているような印象も受けましたが、週明けからはきちんと平らげていて追い切りの動きも問題ありません。馬体重こそ減ってはいるものの、体型が変わりつつあるようで、以前よりも競走馬らしいスマートさが見え始めています。脚元もスッキリしてきましたし、引き続き15-15を交えたメニューで進めていきます。
2024/5/17
(ノルマンディーファーム小野町)
馬体重:437kg
現在は馬場1周と坂路2本を18秒ペース(週2回は15秒ペース)のメニューで調整しています。手応え、前進気勢といったところはもっと良くなってほしいのはありますが、先週末の追い切りがとてもスムーズで、時間をかけて形になってきたのを感じました。フォームも良くなり、以前ほど上に抜けていくような走りではなくなり、タイムも詰めているので、ここにパワーがついてくればもっと動けるようになるでしょう。普段の仕草などはまだヤンチャなところがあるので、精神面の成長が今後の動きの良化へ繋がってくるのではないかと考えています。
2024/5/10
(ノルマンディーファーム小野町)
馬体重:448kg
現在は馬場1周と坂路2本を18秒ペース(週2回は15秒ペース)のメニューで調整しています。引き続き坂路を主体に進めていて、徐々に形になってきたように感じます。キャンターも以前より安定してきましたし、息遣いも良化してきました。トレセンでの追い切りやレースを考えると、もう一つ、二つ段階を上げていく必要はあるものの、思っていた以上に馬体が成長してきています。この先も馬体の成長とともに走りもいい方に向くのではないかと期待を寄せています。
2024/4/26
(ノルマンディーファーム小野町)
馬体重:440kg
現在は馬場1周と坂路2本を16~18秒ペースのメニューで調整しています。先週よりもペースを上げていますが、左前球節の状態は変わらず安定しています。到着時よりも30kg近く馬体重が増加し、筋肉量も増えて立派な体つきに変わってきました。ただ、まだフォームが安定しきれていないため、もう少し気性面の成長が必要と言えそうです。乗り出したころに比べるとハミやコーナリングなど、要所要所で我慢も利くようになってきています。もう一段階、二段階上のレベルの動きを求めてもいいポテンシャルを持った馬ですから、この後もしっかり成長を促していくつもりです。
2024/4/19
(ノルマンディーファーム小野町)
馬体重:436kg
現在は馬場1周と坂路2本(上限18秒ペース)のメニューで調整しています。左前の球節は安定していて、休むことなく乗り込みを継続することができています。ただ、まだ課題が残る走り方で、ハミ受けもいいとは言い難いです。常歩の段階から体を少し右に捻るような姿勢をとるので、その辺りの改善が図れればハミのバランスも良くなってくるのではないかと思います。現状のフォームでペースを上げても、さらにバランスが崩れてしまいそうなため、18秒あたりでジックリ乗り込んでいきながら修正していく考えです。
2024/4/12
(ノルマンディーファーム小野町)
馬体重:435kg
現在は馬場1周と坂路2本(上限18秒ペース)のメニューで調整しています。体力的には余裕があるようにも感じますが、走り方がまだ大味でフォームが安定してきません。曳き運動でもいきなり立ち上がったりするので、精神的な部分で幼さが抜けていないことも走りに影響しているように思います。進めてくるなかで左前の球節に疲れが溜まりやすいように映るため、その辺りにも気をつけながら今後のメニューを組んでいく考えです。
2024/4/5
(ノルマンディーファーム小野町)
馬体重:432kg
現在は馬場1周と坂路2本(上限18秒ペース)のメニューで調整しています。先週より坂路の本数を増やしていますが、その後も疲れを見せるようなことなく、ここまで進めることができました。走りに関しては大雑把な印象を受け、ハミに対して我慢が利かずに理想的な姿勢をキープしようとすると尻っぱねして逃げようとします。課題である背腰が強化されることで解消できる部分と捉えていますので、引き続き意識しながら進めていく方針です。
2024/3/29
(ノルマンディーファーム小野町)
馬体重:432kg
現在は馬場1周と坂路2本(上限18秒ペース)のメニューで調整しています。27日(水)より坂路の本数を2本に増やしましたが、2本目は顎も上がり、しんどさを感じさせる走りでした。筋力が足りていない現状を表していますので、このタイミングで坂路主体に切り替えたことが、いい方向に変化をもたらしてくれそうな気がします。まだ全体的に頼りなく、ハミに対しての我慢も利きづらいところはあるものの、背腰の強化が図れればそのあたりも改善されてきそうな印象です。飼い葉食いなどは良好なので、このまま積み重ねていきます。
2024/3/22
(ノルマンディーファーム小野町)
馬体重:428kg
現在は馬場2周と坂路1本(上限18秒ペース)のメニューで調整しています。自分と異なるペースで走っている馬が多くいるなかでの走りに慣れていない様子です。近くで他の馬が走っていると驚いて立ち上がったり、跳ねたりといった動きが目立つため、この環境下での調教への慣れが必要です。馬体についてもまだ成長段階ということもあって、調教自体を苦しく感じ始めている部分もありそうですが、今のうちにしっかり基礎体力を付けておく必要もあるので、引き続き休まず乗り込みを継続しながら、筋力、体力アップを目指していこうと考えています。
2024/3/15
(ノルマンディーファーム小野町)
馬体重:420kg
現在は馬場2周と坂路1本(上限18秒ペース)のメニューで調整しています。小柄な馬で調教の動きなどからは筋力不足を感じさせ、推進力など物足りない現状ではありますが、飼い葉はしっかりと食べていて、脚元も問題ありません。まだ成長途上で背中も頼りなく、ハミ受けも不安定ではあるものの、今は乗り込んでいくなかでいろいろと覚えていく段階です。多くを求めすぎずに休むことなく調教を重ねながら、土台を固めていくイメージで乗っていきます。
2024/3/8
(ノルマンディーファーム小野町)
馬体重:417kg
現在は馬場2周と坂路1本(上限22秒ペース)のメニューで調整しています。4日(月)から騎乗調教を開始しました。まずは環境に慣れてもらうために軽く乗っていますが、この時期の2歳馬らしく心身ともに幼く、これからといった印象です。特にフラットの周回コースは慣れていないこともあってか、走り方も馬自身迷っている様子でハミも安定しません。休まず乗っていくことで成長を促していければと考えています。
2024/2/29
(ノルマンディーファーム小野町)
この後は福島県・ノルマンディーファーム小野町で調整を進めることになり、24日(土)に移動しました。
現在はウォーキングマシン30分のメニューで調整しています。輸送熱などの異常もなく無事到着しており、翌25日(日)からマシンでの運動を開始しました。もう少しの間は現状メニューを続けて馬体回復を優先し、タイミングを見て騎乗調教へ移行する予定です。
2024/1/31
(ノルマンディーファーム)
馬体重:426kg
現在は坂路2本(上限18~20秒ペース)のメニューで調整しています。担当者は「今月上旬からは坂路中心のメニュー内容にシフトし、夜間放牧を終了した中旬以降は徐々にペースアップも図っています。調教中はこれといったクセはありませんし、体の大きな馬と併せても怯むような素振りはありません。馴致開始当初のイメージとは異なり、走ることに対して前向きに取り組んでいるので、この後も順調に進めていけそうです」と話していました。
2023/12/30
(ノルマンディーファーム)
馬体重:431kg
現在は夜間放牧と並行して馬場1周と坂路1本もしくは坂路2本(上限20秒ペース)のメニューで調整しています。担当者は「乗り込みを継続しつつ、先月に一旦減らした馬体重はプラスに転じてきました。そのあたりは体力強化が進んでいる証拠でもありますし、騎乗開始当初に比べると全身を使えるようにもなってきて、柔らか味のあるフットワークには好感が持てます。まだ積雪量は少なく、馬場、坂路ともに新しくウッドチップを敷き詰めてコース状態も良好。このまましっかりと負荷を掛けて鍛えていきます」と話していました。
2023/11/30
(ノルマンディーファーム)
馬体重:416kg
現在は夜間放牧と並行して馬場1周と坂路1本もしくは坂路2本(上限22~23秒ペース)のメニューで調整しています。担当者は「この中間も順調に進められているとあって、ハミ受けは徐々に良くなってきました。芯が強いタイプではありますが、本格的に乗り出してからは日々の調教に落ち着いた雰囲気で取り組んでいる点も好感が持てます。休むことなく乗り込んでいるので、先月より馬体重が減っていても、これくらいであれば許容範囲内でしょう」と話していました。
2023/10/31
(ノルマンディーファーム)
馬体重:422kg
現在は夜間放牧と並行して馬場1周と坂路1本もしくは坂路2本(ハッキング)のメニューで調整しています。担当者は「芯が強い性格の馬で、馴致も一つ一つ納得するまで丁寧に教えてきました。こういうタイプは初めが肝心でしょうから、今のうちに正しいハミ受けなどをしっかり教育していきたいと考えています」とのことで、この中間に来場した福永祐一調教師は「ドゥラメンテ産駒を手掛けてみたいと思っていたので、何頭か見せていただいた中でこの馬を選ばせてもらいました。現時点ではやや小柄ですが、これからの成長力に期待しています」と話していました。