

23日(水)に坂路コースで4ハロン57.5-42.2-27.8-13.8を単走で馬ナリに追い切りました。「背腰の疲労もすぐに抜けてきたので、今週は体調を整える程度の軽めの追い切りを実施しています。この中間も馬は元気いっぱいで、火曜には僚馬につられて騎乗者を振り落とすなどしていたくらいです。とはいえ基本的には落ち着いて過ごせていて、オンオフはしっかり効いている模様。一度使ったぶん中身の面もある程度できていますし、いい意味で大きく変わりないまま来れているので、この雰囲気をキープして向かいたいですね。来週5/04(日)京都・巨椋池ステークス(ダ1200m・混ハンデ)を予定しており、鞍上は鋭意調整中です」(伊坂重信調教師)
★4/12(土)福島・喜多方特別(ダ1150m・混)荻野極騎手 結果:優勝
「先週はありがとうございました。正直、教育の成果が出てくるにはもう一戦くらいかかってもと思っていたのもあり、一発回答というのは自分でも驚きですが。パドックでは案の定入れ込んでいましたし、どうなるかなと思いましたよ。返し馬に行ったらそう悪さもせず、ゲート裏から枠入りまで落ち着いて臨めたのは良かったです。肝心のレースの内容も、先行集団の後ろで脚を溜め、徐々に押し上げていっての直線差し切り勝ちとこれまで取り組んできたことが形になったので、言うことありません。極騎手が3~4コーナーでやや上ずった走りになってしまったと話しており、それもあってかレース直後は背中がバキバキになっていたものの、案外早く疲労が抜けてきました。若干左前の骨瘤が熱を持っていますが、特別チクチクするようなこともないですよ。乗ってみた感じも問題なさそうなため、このまま在厩で続戦とさせてください。次は5/04(日)京都・巨椋池ステークス(ダ1200m・混ハンデ)を目標に進めていくつもり。権利がある内に使っておきたく、ハンデも手頃でしょうからね。あまり追い詰めすぎるのも避けたく、今週いっぱいは軽めに乗って、来週金曜あたりから時計を出していければいいかなと考えています」(伊坂重信調教師)
2025/4/12
(福島競馬場)
馬体重:520kg
★4/12(土)福島・喜多方特別(ダ1150m・混)荻野極騎手 結果:優勝
「今日はありがとうございました。カーッとなりやすいところがあると聞いていましたが、返し馬ではある程度落ち着いていて、いい雰囲気でレースに臨めましたよ。調教師からは『出しすぎない程度の位置から脚を溜めて直線に入ってほしい』との指示があり、スタートも決まったので前を見れるポジションから運んでいくことに。3~4コーナー中間で上ずるような場面があった分、流れに乗りたいところでスムーズに踏み込んでいけなかったのは勿体なかったものの、直線はよく伸びてくれました。体の感じも凄くよかったですし、福島の1150mという条件も合っていたと思います」(荻野極騎手)
☆4/12(土)福島・喜多方特別(ダ1150m・混)荻野極騎手
6日(日)に坂路コースで4ハロン56.2-40.7-26.2-12.9を単走で強めに追われ、9日(水)にはWコースで6ハロン84.1-67.1-51.5-37.4-11.7を単走で馬ナリに追い切りました。「昨日の最終追い切りは極騎手が跨って消化しています。折り合い重視で楽に入っていき、後半スーッと上げていくよう指示しての内容。極騎手からは調教後『フッとハミを外して上ずるところがあるのでそこは気をつけたい』とのコメントがありましたが、そうした部分以外はおおむねイメージ通りの追い切りができましたし、動きも悪くなかったですよ。体は太すぎずいい塩梅のところをキープできており、精神面でもデビューから連勝するまでの穏やかさが戻ってきた印象です。中間、調教で我を忘れてワーッと行ってしまうこともなかったように、今は心身のバランスが取れているんでしょう。確実に状態は上向いており、期待を持てる仕上がりでレースに臨めそうです。あとは前回の教育が活きてくれば言うことなく、ジョッキーにもガーッと飛ばすことのないよう伝えたので、うまく脚を溜める競馬をしてもらえれば。福島1150mは条件としてはドンピシャだと思いますし、ここは前進に期待しています」(伊坂重信調教師)
3月30日(日)にWコースで4ハロン55.0-39.7-12.3を単走で馬ナリに追われ、今月3日(木)にもWコースで5ハロンから0.3秒追走して併せ、66.2-51.3-37.7-12.2を馬ナリに追い切りました。「木曜の追い切りは3歳馬を前に置き、3馬身ほど離れた位置からジッと我慢させ運ぶ形で実施。デビュー前にもやっていたように道中は抱えたままジワッと上げていく感覚を覚えさせたいという狙いがあったのですが、内容はかなり良かったですよ。行きたがってガチャガチャになることもなく、ここまで取り組んできたことがある程度形になってきたと感じましたし、前走の競馬がいい意味で刺激になったんでしょうね。普段の様子も、こちらが思っているよりもずっと落ち着きがあり、2連勝した頃くらいの雰囲気に戻りつつある。覇気がありながらもコントロールが利く精神状態を保てているので、このまま競馬に向かえれば何よりです。来週4/12(土)福島・喜多方特別(ダ1150m・混)を荻野極騎手で投票予定です」(伊坂重信調教師)
2025/3/28
(美浦トレセン)
馬体重:535kg
23日(日)に坂路コースで4ハロン57.5-41.7-26.3-12.4を単走で馬ナリに追われ、26日(水)にはWコースで4ハロン56.0-39.3-11.4を単走で馬ナリに追い切りました。「今週は3歳馬の誘導役となってコースに入り、追い切り自体は単走でソローっと進める形で実施。1本目で若干重たさはあるものの、テンションなども含め、コンセプト通りの調教ができたかなと思います。来週には5ハロンから追ってみる予定。前に馬を置いてみたり尻上がりになるように運んだりと、実戦で暴走しないよう、調教方法に関しても色々検討している状況です。とはいえ帰厩してからここまで驚くほど落ち着きがある。もちろん十分に対策は行うつもりですが、こういう精神状態を保っていければいい競馬ができるんじゃないかなと思います。筋肉もしっかりハリがあって雰囲気よく映りますし、長期の休み明けだった12月頃と比較しても、徐々に本物に近づいてきた感じ。いい調整過程で向かえそうですし、このままレースに向けてもう何段階か状態を上げていきたいですね」(伊坂重信調教師)
ケイツーステーブルで調整され、19日(水)に帰厩しました。
「いい状態で戻していただけましたね。心身ともにリフレッシュできたようで、体の感じも変に緩みすぎず、適度に脂が乗っていて体調は良さそうです。相変わらず馬は元気いっぱいですが、前回までのようにいきり立っているような雰囲気はしないかな。いい意味で前走の競馬が効いたのか、動かしている時もある程度人に意識が向いている模様。とはいえ元々パワーが凄い馬なので持っていかれそうになることはあれど、人を無視して突っ走るような挙動は見せていません。この感じを保ってレースまで持っていきたいところです。まずは今週末から時計を出してみて、徐々にギアを上げていきましょう」(伊坂重信調教師)
2025/3/14
(ケイツーステーブル)
馬体重:535kg
「現在は屋外ダートコースと坂路を併用して、ダクとキャンター3000m(17~20秒ペース、週2回は15秒ペース)のメニューで調整中です。水曜日にはダートコースで3ハロンを15秒ペースで消化しました。やはりいいですね。状態面が上がってきているのを感じます。痛いところもありませんし、獣医師に診せても心臓も上がってきているとのこと。順調に送り出しの態勢は整いつつあります」(担当者)
2025/3/7
(ケイツーステーブル)
馬体重:532kg
「現在は屋外ダートコースと坂路を併用して、ダクとキャンター3000m(17~20秒ペース、週2回は15秒ペース)のメニューで調整中です。入場当初の早い段階で治療を施したことで、その後の経過は順調に映ります。馬体を見ても気になるようなところもないので、次の段階として坂路にも入れ始めました。伊坂調教師からは『緩みやすいから早めに戻す』とは事前に言われているので、それに備えてやっておきます」(担当者)
2025/2/28
(ケイツーステーブル)
馬体重:536kg
「現在は屋外ダートコースでダクとキャンター3000m(17~20秒ペース、週1回は15秒ペース)のメニューで調整中です。水曜日には3ハロン程度を15秒ペースで消化しているように、段階を上げることができています。治療のおかげで入場当初の右背腰の硬さや痛みはもうすっかり抜けて、とてもいい波に乗れているのを感じるこの頃です。この後も問題なく動かしていけるでしょう」(担当者)
2025/2/21
(ケイツーステーブル)
馬体重:530kg
「現在は屋外ダートコースでダクとキャンター3000m(20秒ペース)のメニューで調整中です。入場当初の状態として右トモ、右の背腰を中心に疲労の色が濃かったため、すぐにショックウェーブ治療を施しています。その甲斐あってほぐれて柔らかみも出てきたので、今週からは軽めに乗り出し始めました。伊坂調教師からは『緩みやすいタイプのため早めに帰厩させるつもりです』と聞いています」(担当者)
★2/09(日)京都・4歳上2勝クラス(ダ1200m・混)鮫島克駿騎手 結果9着
この後はトレセン近郊のケイツーステーブルで調整することになり、12日(水)に移動しました。
「ジョッキーはこちらの意図を汲み、やってほしいことは全てやってくれたと思います。案の定前半はかなり行きたがっていましたが、前2走の走りからすると思ったより我慢がきいたなと感じられたところ。そこで消耗した分最後はジリ脚になったものの、ブレーキが効かない状態でパタリと止まるような競馬ではなかったですからね。最後までしっかり走れるようになったのは大きな進歩ですし、今回の騎乗が今後に生きてくれば言うことありません。レース後も馬は元気いっぱいで、馬体、脚元ともに異常ありませんよ。短期を挟んだとはいえ、休み明けからこれで3戦使ったので一旦節稼ぎも含め放牧に出すことにいたしました。次走は4/12(土)福島・喜多方特別(ダ1150m・混)を予定。休み明けは元気が有り余るであろうことは想像に難くないため、少し早めに戻して乗っていくつもりです」(伊坂重信調教師)
2025/2/9
(京都競馬場)
馬体重:522kg
★2/09(日)京都・4歳上2勝クラス(ダ1200m・混)鮫島克駿騎手 結果9着
「控えて脚を溜めてほしいとの指示があったので、スタートをフワッと出して、ある程度後方から進められたのは良かったです。ただ、予想通り序盤はかなり行きたがっていましたね。そこで消耗した分がなければ、直線もう少し速い脚を使えたかもしれません。このクラスでやれる力はあるので、あとはこの形に慣れてくればといったところでしょうか。狙った競馬はできたかなと思います」(鮫島克駿騎手)
☆2/09(日)京都・4歳上2勝クラス(ダ1200m・混)鮫島克駿騎手
5日(水)にWコースで5ハロンから2.0秒追走して併せ、67.0-52.3-38.7-12.4を馬ナリに追い切りました。「水曜の追い切りは離れた位置からミリオンヒットを追走し、余裕たっぷりに同入しています。中1週という臨戦過程で中身は既にできているため、負荷をかけるというより実戦を意識しての内容です。前半はジワーッと運んで最後は少し放すといった流れで乗ってもらいましたが、掛かるようなこともなくスムーズにいけましたよ。前回も調教ではクリアできていたので、馬の行く気をしっかりコントロールできれば変わってくると思うのですが…。普段から暴れるとまではいかずとも、元気も気持ちもありすぎるきらいはありますからね。行きっぷりが良いばかりに、ハナに立つとそのままバーッと一本調子の走りをしてしまう。前走と同じような展開を避けるためにも、ジョッキーにはなるべく控えて前半フワッと乗るようにと伝えています。水曜想定の段階で東京は除外対象だったため京都を選択したものの、相手に関しては結構揃った印象。ただ、お伝えしている通り今回は教育がメインとなるため、結果に関してはある程度割り切るつもりです」(伊坂重信調教師)
★1/26(日)中山・4歳上2勝クラス(ダ1200m・混)嶋田純次騎手 結果10着
「さすがに前半あのペースで行けばもちませんね。後ろから突かれて息が入らなかったのはあるにせよ、それよりも完全に馬が一本調子で走るようになってしまっているのが難しいところです。理想はデビュー戦のように番手で運ぶ形で、そのために稽古でも前半フワッと行かせることを意識して進めているのですが…。今回も最終追い切りでは問題なかったように、稽古でできていることが実戦でできなくなっている状態。このまま距離を縮めたところで根本的な原因は解決できず、同じようにバーッと行かせる競馬を繰り返すことになるでしょう。条件だけ変えていくよりも、一度競馬をしっかり教え直した方がいいように思われます。馬はレース後も馬体、脚元ともに問題なく来れており、むしろ使って状態は上向いているくらいなので、このまま続戦とさせてください。権利がないため入る方を選ぶ形になりますが、来週の2/09(日)東京・4歳上2勝クラス(ダ1300m・混)または2/09(日)京都・4歳上2勝クラス(ダ1200m・混)に向かう予定です」(伊坂重信調教師)
2025/1/26
(中山競馬場)
馬体重:532kg
★1/26(日)中山・4歳上2勝クラス(ダ1200m・混)嶋田純次騎手 結果10着
「スタートは抜群で、前回出して行ってる分、そこからも楽に行けています。外から引っ掛かりながら横に馬がきて、そこで無理に引いて途中から動いてもやる気をなくすのではないか、とそのまま行きましたが常に横からプレッシャーをかけられて息を入れるところがありません。道中手応えがなくなってくるのもわかって…。理想を言えば外枠から内を見ながら抱えてというのがいいでしょうし、内枠なら抑えて砂を被る競馬で頑張らせた方がいいかもしれません。前走の影響からか一本調子な面がより強くなった印象はあるものの、それを上手く導くべきところを申し訳ないです」(嶋田純次騎手)
☆1/26(日)中山・4歳上2勝クラス(ダ1200m・混)嶋田純次騎手
19日(日)にWコースで4ハロン56.9-40.3-12.2を単走で馬ナリに追われ、22日(水)にもWコースで5ハロン68.7-53.5-39.0-12.0を単走で馬ナリに追い切りました。「最終追い切りは予定通り単走でサラッと行かせる形で実施しました。先週しっかり負荷をかけたことで中身はできているため、今週は時計を出すことよりも、ナチュラルにメリハリの利いた走りができるかを意識して動かしています。引き続き嶋田純次が跨っていますが、先週よりもずっといい感触が掴めた模様。上がってきて『前半ガツンと噛むようなこともなく、スムーズに走れていました。このエッセンスを感じたまま行きたいですね』と前向きなコメントをくれましたよ。後はレース当日のテンションにもよりますが、心身ともにいい状態で来れているのは間違いありません。時計自体は地味なものの、レースに向けていい追い切りが実施できたと思います。体重はいま530kg前後をキープ。筋肉はいい締まり方をしており、体重自体は前走からそう変わらないものの、筋力が全く違いますね。放牧中も緩ませないよう乗ってもらったぶん中身は前走よりずっと上向いていますよ。点数をつけるなら95点くらいの仕上がりでしょう。今回は順調すぎるくらい順調に進められたので、この先の選択肢を広げるためにも頑張ってほしいですね。改めてこの条件でどんな走りが見れるか、楽しみにしています」(伊坂重信調教師)
12日(日)に坂路コースで4ハロン56.2-40.1-25.7-12.1を単走で末強めに追われ、16日(木)にはWコースで6ハロン80.6-63.7-49.6-36.2-11.4を単走で一杯に追い切りました。「今週の追い切りは乗り慣れた嶋田純次が跨っています。内目を回ったこともあり時計自体はだいぶ優秀ですが、嶋田からは前半で若干ハミを噛むところがあったことを指摘されました。前走も掛かり気味ではあったので、そうした面が調教でも出てくるようになったのかもしれません。前半は楽に抱えて最後に放せるくらいが理想的ではありますし、時計が出ることと競馬ができることは別ですから。とはいえこれだけの時計が出せるように調子はかなり良く、一度使ったことで重たさも抜けてきて、調整自体は順調に進められていますよ。追い切りの反動が出ないかが怖かったものの、今のところ脚元もソエの兆候など見られず落ち着いています。3歳のころは追い切りもこわごわと進めていた部分があるので、体質面がしっかりしてきたのは喜ばしいですね。今週しっかり負荷をかけた分、当週追いはサラッとで済ませるつもり。来週1/26(日)中山・4歳上2勝クラス(ダ1200m・混)に嶋田純次騎手で投票予定です」(伊坂重信調教師)
2025/1/10
(美浦トレセン)
馬体重:538kg
ヒモリファームで調整され、9日(木)に帰厩しました。
「短期でもいいリフレッシュになったようですね。一度叩いたことで馬体の張りも出てきましたし、雰囲気は非常によく見えますよ。早速今日から坂路に入れ17~18秒ペース程度の肩慣らしをしていますが、行きっぷりも抜群と、馬は元気いっぱい。緩ませないようにと外厩に伝えておいたこともあり、このままスムーズにギアを上げていけそうです。1/26(日)中山・4歳上2勝クラス(ダ1200m・混)のレースに向け、まずは今週末に時計を出してみる予定です」(伊坂重信調教師)
2024/12/27
(ヒモリファーム)
馬体重:528kg
「現在はウッドコースでダクとハッキングを1600~2400m、坂路1本(18秒ペース)のメニューで調整中です。馬は入場当初から元気いっぱいで、使った疲れもそう見られません。近いうちに戻すと聞いているので、こちらではコンディション維持に重きを置いて進めていくつもりです」(担当者)
★12/14(土)中山・3歳上2勝クラス(ダ1200m・混)T.マーカンド騎手 結果8着
この後はトレセン近郊のヒモリファームで調整することになり、昨日19日(木)に移動しました。
「いいペースで運べたんですけどね…。最後1ハロンはやや苦しくなってしまったものの、休み明けでテンションも高く、急坂など様々な要素が噛み合ってのもの。そう悲観する内容ではなかったと思いますし、このクラスでも十分やっていける力はあると感じた次第です。この後は小倉の1000mに直行するプランも考えたものの、例年小倉の2勝クラスは混みあっているんですよね。2月の番組に関しても、ボーダーはおそらく10節以上となるでしょう。このまま向かってもブレーザーは2週目で7節、4週目で9節と入る可能性はかなり低いはず。そうした事情もあり、年明けの中山開催でもう一度1200mを使わせていただこうと考えています。ただ今回は在厩期間も長いので、ガス抜きのためにここで短期放牧に出してあげることにしました。この後は1/18(土)中山・4歳上2勝クラス(ダ1200m・混)または1/26(日)中山・4歳上2勝クラス(ダ1200m・混)を目標に進める予定で、1~2週ほどでこちらに戻すつもりです」(伊坂重信調教師)
2024/12/14
(中山競馬場)
馬体重:522kg
★12/14(土)中山・3歳上2勝クラス(ダ1200m・混)T.マーカンド騎手 結果8着
「すごくスピードのある馬ですね。無理なくハナを取れ、道中も自分からグイグイ進んでいったけど、残り1ハロンあたりで若干苦しくなったかな。ただ今日は休み明けで、テンションもかなりエキサイトしていました。今日の走りだけではこの距離が長いのかどうかはっきりしません」(T.マーカンド騎手)
2024/12/12
(美浦トレセン)
馬体重:522kg
☆12/14(土)中山・3歳上2勝クラス(ダ1200m・混)T.マーカンド騎手
8日(日)に坂路コースで4ハロン53.8-38.3-24.5-11.8を単走で馬ナリに追われ、11日(水)にはWコースで5ハロン64.1-49.6-36.1-11.5を単走で一杯に追い切りました。「今週の調教は最後のひと押しとして、終いまでしっかり負荷をかけて追い切っています。コース内目を回ったとはいえ全体時計、終いともに優秀といえるタイムが出ており、肝心の動きや息遣いも先週からまた一段上がってきている。内容としては及第点以上の出来で、なんとか態勢は整えられたかなと思います。当初の予定からスライドすることになりましたが、2週前の追い切りで弾みがついてからの良化は著しく、この短期間でも雲泥の差があると感じる次第です。それでも全体的な印象としては『だいぶ良い頃に近づいてきた』くらいで、心拍のデータなど見ても100パーセントの感じはまだないのが正直なところ。体重も今日計測で522kgと若干重めではあれど、11月頭に戻してから十分すぎるくらいには乗り込んできましたからね。ここから更に調教を重ねるよりも、一度使っての方が変わってくるでしょう。かなり厳しいことを言っているかのように思われるかもしれませんが、良い頃の状態を知っているからこそで、今回も掲示板くらいは走れると思っていますよ。昇級緒戦、初の中山コースなど休み明け以外にも課題は多いものの、ここである程度の結果を残せるようなら今後の選択肢も広がってくるはず。十分手は尽くしたので、あとは彼のポテンシャルに期待して送り出したいと思います」(伊坂重信調教師)
1日(日)に坂路コースで4ハロン58.1-42.0-26.7-12.3を単走で強めに追われ、4日(水)にはWコースで5ハロン69.0-53.2-38.4-11.3を単走で強めに追い切りました。「先週のひと追いが効いたようで、ラップ、見映えともにようやく恰好がついたかなと思います。前半ゆったり運んだのもありますが、終いまでしっかり動いて脚を伸ばせており、だいぶ重たさが抜けてきた印象です。一週前の追い切りとしては及第点には達していますし、この感じであれば週末、当週追いの2本で態勢も整うでしょう。脚元も今は落ち着いているので、あとはどこまで仕上げていけるかですね。このまま来週12/14(土)中山・3歳上2勝クラス(ダ1200m・混)に向かう予定で、鞍上は鋭意調整中です」(伊坂重信調教師)
24日(日)に坂路コースで4ハロン53.5-39.7-25.8-12.6を単走で馬ナリに追われ、27日(水)にはWコースで7ハロン97.0-82.1-68.2-54.3-40.7-14.6を単走で一杯に追い切りました。「時計にも表れているように水曜の追い切りはひどい内容でした。スタンド正面で入場してコース長目から単走でジックリ行かせる形を取ったところ、13秒くらいで動かそうとした時にかなり引っ掛かってしまったんですよね。ロスで消耗した分はありつつ、客観的に見てもラップは悪いですし、終い14.6秒と直線ではバテバテの様子でと何かあったのかと思ってしまいました。ただそれ以上に気になるのは、重たさがまったく抜けてきていないのが動きや息遣いから如実に感じられること。一度使って変わってくればと思っていましたが、今週使うにも到底中身が追いついていないと判断して2週間後の同条件へスライドすることにいたしました。念のため脚元に何もないかしばらく様子を見たものの、今のところ問題はありません。馬自身もピンピンしており、今日も元気に坂路入りしていますよ。ここを目標にと進めてきたので自分としても残念ではありますが、もう少し時間をかけた方が良くなるのは間違いないはず。恥ずかしい競馬にはならないよう、仕切り直して進めていきます」(伊坂重信調教師)
17日(日)に坂路コースで4ハロン56.4-40.8-25.9-12.4を単走で馬ナリに追われ、20日(水)にはWコースで6ハロン85.4-68.9-53.9-39.3-12.2を単走で馬ナリに追い切りました。「今週は乗り慣れた嶋田純次が跨って稽古をつけています。上がってきての嶋田の第一声が『重いですね』だったのですが、確かに休み明けの分か、予想以上に重さが抜けてこない感じはあるんですよね。気持ちで走る馬なのである程度は動けてしまえるものの、予定としては66~67秒程度で行くつもりだったことを考えると、この時計でも物足りなさがある。ただ、このまま稽古を重ねていってもそう大きく変わる感じはしませんし、一度叩いてみたほうが良くなりそう。来週追い切ってみて、よっぽど酷い動きでなければ予定通り来週12/01(日)中山・3歳上2勝クラス(ダ1200m・混)にT.マーカンド騎手で向かうつもりです」(伊坂重信調教師)
10日(日)に坂路コースで4ハロン57.8-41.0-26.0-12.3を単走で強めに追われ、13日(水)にはWコースで6ハロン84.0-68.0-53.5-39.0-12.3を単走で馬ナリに追い切りました。「13日(水)には帰厩後初のCWで追い切りを実施しています。いつも通り抑えて抑えてといった具合で運んでおり、時計も予定通りといった感じ。まだ若干重さはあるものの、あと数本追えば問題ないレベルですね。気になっていた右前の球節に関しては注射でだいぶスッキリしましたし、今のところ特に問題は見られません。馬も力が有り余るくらい元気いっぱいとすこぶる順調に進められており、この様子なら5回中山開催(11/30~)の初週にもいい仕上がりで送り出せそうですので、12/01(日)中山・3歳上2勝クラス(ダ1200m・混)に向かう予定です。鞍上は鋭意調整中です」(伊坂重信調教師)
2日(土)に坂路コースで4ハロン58.1-42.8-27.7-13.4を単走で馬ナリに追われ、6日(水)にも坂路コースで4ハロン55.4-41.2-26.9-13.4を単走で馬ナリに追い切りました。「今週も坂路主体にジワジワ調整を進めています。いつも通りそう速い時計は出していませんが、坂路コースの大外を回らせていますし、それでも行きっぷりは抜群ですからね。体が成長して筋肉がついてきたことで、スタッフもいなせないくらいのパワーが出せるようになってきましたよ。体重は5日(火)計測で520kg。前述の通り筋肉がついてきたぶん、身体つきも結構締まってきた感じがあります。今のところ体調、脚元ともに特に問題なく進められていますが、若干右前の球節がボワッとしている状態。以前から見られるものではあれど、レース前にどこかで獣医に診てもらうつもり。引き続き安全第一で進めさせていただきます」(伊坂重信調教師)
ヒモリファームで調整され、10月30日(水)に帰厩しました。
「昨日から坂路で普通キャンター程度の運動を行っています。今のところテンションは落ち着いており、特に問題はありません。休み明けの分体に余裕があって動きにも重たさを感じはしますが、初入厩時のポヤポヤしていた体とは違いますからね。徐々に絞れてくるはず。緩さがある馬で、そう強い負荷の追い切りを何本もというわけにはいかないため、今回も七~八分程度の追い切りをジックリ重ねる形で進めていこうと思います。カチッとしてくるのは来年以降と見ていますし、慎重すぎるくらいの調整でちょうどいいでしょう。坂路で何本か追って体を慣らしてからWコースに入れてみる予定です」(伊坂重信調教師)
2024/10/25
(ヒモリファーム)
馬体重:537kg
「現在はウッドコースでダクとハッキングを1600~2000m、坂路1本(18秒ペース、週1回は15秒ペース)のメニューで調整中です。23日(水)に15-15を消化しています。ペースを上げても問題なく対応できていますし、動きも良くなってきましたね。伊坂調教師からは『動かそうと思えば動いていけるタイプ』と聞いていましたが、まさにその通りといった印象です。今のところ脚元も問題なく順調に進められているので、あと少しやれば態勢も整うでしょう」(担当者)
2024/10/18
(ヒモリファーム)
馬体重:524kg
「現在はウッドコースでダクとハッキングを1600~2000m、坂路1本(18秒ペース)のメニューで調整中です。坂路では若干力む面も見られるものの、許容範囲に収まるレベルです。伊坂調教師からは体重を増やしすぎないようにと聞いているので、そこは気をつけながら進めていきます。この中間も至って順調といった具合に来れていますし、もう少し乗り込めばいつでも送り出せる状態に持って行けそうですね」(担当者)
2024/10/11
(ヒモリファーム)
馬体重:530kg
この後はトレセン近郊のヒモリファームで調整することになり、5日(土)に移動しました。
「現在はウッドコースでダクとハッキングを1600~2000m、坂路1本(上限20秒ペース)のメニューで調整中です。馬は元気いっぱいで、輸送疲れなどもなく、カイバもよく食べています。こちらへ来てまだ日は経っていませんが、今のところ特に乗っていて問題ないため、このまま徐々にペースを上げていくつもりです」(担当者)
2024/9/28
(オカダスタッド)
馬体重:536kg
現在はロンギ場で騎乗運動をおこなっています。担当者は「17日(火)朝の調教後、何かの拍子にスイッチが入ったようで、放馬するアクシデントがありました。牧柵にぶつかるなどして馬体のところどころに擦り傷があったため、すぐに獣医に診察してもらいましたが、幸いどれも軽度のもので四肢にも目立った外傷はありません。ウォーキングマシンでの歩様に気になるところはなく、現在はロンギで跨って脚元などに違和感がないか確認している段階になりますが、今のところ特に問題はなさそうです。ご心配をおかけして申し分ありません。このまま順調ならそう時間はかからず坂路入りを再開できる見込みです」と話していました。
現在はダート坂路1~2本(上限23秒ペース)のメニューで調整しています。熱発明けのレースとあって入場後しばらくは体調を確認しながら運動をおこなっていましたが、特に気になるところはなかったため、今月中旬より騎乗を開始しました。2週間ほど楽をさせて馬体も気持ちも緩んだようですが、涼しくなってきた気候もいいようで、ここから調子は上向いてきそうです。まずはダート坂路主体にジックリと乗り込みを進めていきます。
2024/8/31
(オカダスタッド)
馬体重:520kg
22日(木)に北海道・オカダスタッドへ移動しました。
現在はウォーキングマシン1時間のメニューで調整しています。担当者は「函館、札幌と2連勝を飾り、少し遅い夏休みを取るためこちらに移動してきました。まずは軽めのマシン運動をおこないながら馬体回復を促しています。日中は気温だけでなくまだ湿度も高いですが、朝晩は少しずつ過ごしやすい気候になってきたため、体調面への影響は特に心配しなくて良さそうです」と話していました。
2024/8/17
(札幌競馬場)
馬体重:512kg
★8/17(土)札幌・3歳上1勝クラス(ダ1000m)▲長浜鴻緒騎手 結果:優勝
「スタート後に内にヨレてポジションを下げる形になりましたし、先団4頭の外は避けたかったので、最後に脚も使えるようギリギリまで出していくのを待ちました。無理せず我慢したこともあり、直線に向いてしっかり反応してくれましたね。馬が強く、落ち着いてレースをしてくれたと思います」(長浜鴻緒騎手)
☆8/17(土)札幌・3歳上1勝クラス(ダ1000m)▲長浜鴻緒騎手
14日(水)に札幌競馬場のダートコースで4ハロン56.9-42.2-14.2を単走で馬ナリに追い切りました。「先週末急きょ馬房に空きが出たため、当該週輸送の予定を変更し10日(土)に美浦を出発しました。実は札幌到着後に熱発しており、一時は40度近くまで熱が上がっています。どうなることかと思いましたが、若馬特有の一過性のものもあるのでしょう。12日(月)には平熱まで下がり、飼い葉もいつも通り食べれる程度に回復しています。幸い抗生剤のみの投与で症状が治まったこともあり、今週使えるには使える状況。13日(火)には何事もなかったかのように角馬場での運動を再開したのですが、念のため14日(水)に軽く追って出走可否を判断させていただくことにしました。そう速い時計こそ出していなくとも、動きに関しては全く問題なさそうですね。騎乗した長浜騎手も『乗りやすく良い感じで流せました。乗っている分には調子は良さそうに感じられます』と好感触のコメントを口にしていました。追い切り後も飼い葉をバリバリ食べていて、今日になっても熱がぶり返すような様子はありません。札幌の厩務員やJRAの獣医からも心配な所見は認められないとの心強い報告を受けており、状態面に関してはもう心配いらないレベル。一度は来週にスライドさせることも考えたのですが、坂路がない札幌で調整を続けるのはソエなど脚元へのリスクが大きい。想定を見てもそこまで相手が揃った印象は受けなかったため、クラブ側とも相談のうえ今週の投票に踏み切った次第です。熱発明けという点が心配ではあっても、滞在スタッフも驚くくらいの回復ぶりですからね。ここもケロリと走ってくれそうな雰囲気がありますよ」(伊坂重信調教師)
4日(日)に坂路コースで4ハロン57.5-41.1-26.1-12.2を単走で馬ナリに追われ、7日(水)にはWコースで5ハロン69.6-53.7-38.8-11.6を単走で馬ナリに追い切りました。「左前のソエはまだ気になるものの、悪化はせずに小康状態で来れています。7日(水)の調教は函館でもついていた助手が乗っており、道中はがっつり抱えて、終いだけ少し伸ばす感じで運んでもらいました。もう少しガチっとしてきたらガンガン行けるんですけどね、まだまだ緩さがあるので稽古も慎重に進めています。それでもこの時計が出せるんですから、身体がしっかりしてきた時が楽しみですよ。この後は11日(日)に美浦の坂路で追い切って、13日(火)に美浦を出発する予定。移動スケジュール的にも当該週の追い切りは実施しない予定ですが、水曜の追い切りで息はある程度作れましたし、日曜の一追いで態勢は整うでしょう。来週8/17(土)札幌・3歳上1勝クラス(ダ1000m)を長浜鴻緒騎手で予定しています」(伊坂重信調教師)
28日(日)に坂路コースで4ハロン55.5-40.2-25.8-12.2を単走で馬ナリに追われ、31日(水)にも坂路コースで4ハロン56.0-41.5-27.8-13.9を単走で馬ナリに追い切りました。「ソエの気持ち悪さは依然として残るので、普段は角馬場での運動のみに留め、追い切りの時のみ坂路に入れています。攻め馬でもそう時計は出していませんが、よく動けており、いい状態をキープできていますよ。放牧先でも緩ませないよう乗り込んでもらったぶん重たさなどは感じませんし、そこまでバリバリ乗る必要もないでしょう。この調子なら3回札幌二週目に十分間に合いそうなので、8/17(土)札幌・3歳上1勝クラス(ダ1000m)へ向かいましょう。鞍上は3キロ減の利く長浜鴻緒騎手に声をかけています」(伊坂重信調教師)
ケイツーステーブルで調整され、20日(土)に帰厩しました。
24日(水)に坂路コースで4ハロン57.3-41.4-26.6-12.3を単走で馬ナリに追い切りました。「体はいい具合に筋肉がついてきて、太め感もなく良い状態で戻してもらえました。今のところ歩様には出ていませんが、やはり追い切ると左前のソエが少し気になってくる。こればかりは仕方ないものの、いつも通り慎重を期して進めていくことに変わりはありません。今のところ8/17(土)札幌・3歳上1勝クラス(ダ1000m)または8/25(日)札幌・3歳上1勝クラス(ダ1000m・混)への出走を検討しており、どちらを使うかは仕上がりや脚元の様子を見て判断する予定。移動時期に関しても同様ですが、どちらを使うにしてもギリギリまで美浦に置いておくことも考えています。札幌での調教は脚元への負担も少なくないですし、風通しが悪くて今年はもう凄い暑さですからね。ブレーザー自身は元気いっぱいですが、まだまだこれからの馬なので、無茶はさせない方針で進めていくつもりです」(伊坂重信調教師)
2024/7/19
(ケイツーステーブル)
馬体重:518kg
「現在は屋外ダートコースと坂路を併用して、ダクとキャンター3000m(17~18秒ペース、週2回は15秒ペース)のメニューで調整中です。伊坂調教師からも乗り進めてほしいというリクエストがあったことから、坂路中心で進めてきたものをフラットワークとバランスを取りながら意識しておこないました。脚元も引き続き変わりは見られません。こちらに到着時には数字の割にハリがなく寂しい様子に映ったのですが、いい具合に筋肉をつけられたと思います。明日20日(土)に帰厩予定です」(担当者)
2024/7/12
(ケイツーステーブル)
馬体重:524kg
「現在は屋外ダートコースと坂路を併用して、ダクとキャンター3000m(17~18秒ペース、週2回は15秒ペース)のメニューで調整中です。馬体重はこれぐらいでいいでしょう。見た目に筋肉がついてきましたし、それでいてお腹は出ておらず太め感もありません。ここまで乗り重ねながらもソエに変わりは見られず落ち着いています。順調な調整過程を歩めているのは確かです」(担当者)
2024/7/5
(ケイツーステーブル)
馬体重:515kg
「現在は屋外ダートコースと坂路を併用して、ダクとキャンター3000m(17~18秒ペース、週2回は15秒ペース)のメニューで調整中です。引き続き坂路を主体に乗っていますが、ここからペースを上げるというよりも、今の内容を淡々と積み重ねていこうと考えています。馬体重は先週よりも増やしてはいるものの、筋肉量としてはもっとあってもいいぐらいなので、その辺りも意識して進めていくつもりです」(担当者)
2024/6/28
(ケイツーステーブル)
馬体重:506kg
「現在は屋外ダートコースと坂路を併用して、ダクとキャンター3000m(17~18秒ペース、週1回は15秒ペース)のメニューで調整中です。左前のソエはもともと歩様に見せていませんでしたし、熱感もだいぶ引いていることから、ペースを上げて坂路中心に乗り込んでいます。太らせないよう意識していることもあって、ここまではいい具合に数字をキープ。この調子で積み重ねていきます」(担当者)
2024/6/21
(ケイツーステーブル)
馬体重:508kg
「現在は屋外ダートコースと坂路を併用して、ダクとキャンター3000m(18秒ペース)のメニューで調整中です。到着時には左前のソエは多少熱感があるかなという程度にまで落ち着いていて、歩様も触診も問題なかったために乗り進めています。飼い葉も食べていて、体調面に気になるようなところはありません。伊坂調教師からは『太りやすい体質なので、せめて530kgまで』と言われているので、太らせないよう意識しながらやっていきます」(担当者)
★6/09(日)函館・3歳未勝利(ダ1000m)嶋田純次騎手 結果:優勝
この後はトレセン近郊のケイツーステーブルで調整することになり、明日15日(土)に移動予定です。
「先週はありがとうございました。一度使ったことで馬は格段に良くなっており、函館到着後も具合が良さそうで期待していましたが、2戦目で無事勝ち切ってくれ安心しました。そう遠くないうちに勝ち上がれるとは思っていたものの、全体的な緩さや脚元のことを考えれば、これ以上使い詰めるのも避けたかったのが本音ですからね。レース後は流石にお疲れの様子で、脚元へのダメージも少なくはない模様。左前のソエの痛みが歩様にも見られたため、痛み止めを投与して念のためレントゲン検査を行っています。幸い骨には異常はなく、骨膜自体の像もそこまで激しくは出ていません。昨日美浦に戻ってきており、今日改めて検査なども行っていますが悪化はしていませんよ。しっかり休めば問題ないレベルですし、近郊で脚元のケア含めリフレッシュを図れればと思います。4月に入厩してからここまで頑張ってくれたので、あまり焦らずに、馬の状態を見ながら今後の番組など検討していく予定です」(伊坂重信調教師)
2024/6/9
(函館競馬場)
馬体重:514kg
★6/09(日)函館・3歳未勝利(ダ1000m)嶋田純次騎手 結果:優勝
「一度使って体が絞れていましたし、ゲートも厩舎でしっかり練習してくれたおかげで今回の方がポンと出てくれて、ダートスタートでもついていけました。持ちながらこの手応えで運べたなら勝機は十分あると思い、早めに動かしていきましたが、ゴールまできっちり走りきってくれました。デビュー戦に続きコンビを組ませてもらい、また馬がいい状態のときに乗せていただいて、ありがとうございました」(嶋田純次騎手)
☆6/09(日)函館・3歳未勝利(ダ1000m)嶋田純次騎手
5日(水)に函館競馬場のダートコースで4ハロン53.7-38.7-12.0を単走で馬ナリに追い切りました。「最終追いは半マイルから単走で実施。今回もガッチリ抱えたまま運ぶよう指示し、その上で55秒を切る程度の時計を想定していたため、予定通りの内容です。跨った助手の声色も明るく、『明らかに良くなっているし、馬自身走りたくてウズウズしている感じ』と上々のコメントが来たように、理想的な調整ができたと思います。馬体はだいぶ締まってきたようで、馬体重も前走からマイナス15kgぐらいで出すことになりそうです。ただ、前回は輸送中に水を飲みすぎただけで、トレセンでの計測時にはもう520kgを切っていたんです。正直参考外ではあれど、いい意味で馬が前回とはまったく違う感じというのは間違いないでしょう。実戦を経たことでの良化は著しく、あとはデキの良さが実戦に繋がれば言うことありません。デビュー戦でも良い競馬をしてくれたものの、最後直線で苦しくなってしまったように、体力的にはまだこれからといった印象。将来的には1200mがベストの馬になると思いますが、現状は1000mでもいいくらい。その点も考慮し、そこまで強いメンバーが揃わないであろう函館開幕週を選択しました。相手もだいたい予想通りといった感じで、この面子なら十分チャンスがありそうですし、鞍上には強気に行ってほしいですね。まだ緩さが残る分、オールダートで序盤からスムーズに動いていけるかどうかも、そこは本番を想定してダートコースで追い切っている。うまくスタートを決めて前へ行ってもらうのが理想ですし、包まれにくい枠を貰えるに越したことはないものの、どの枠であれ積極的な競馬をするよう嶋田ジョッキーには伝えています。前走後ここまで順調に進められ、十分勝ち負けを期待できる仕上がりにありますからね。ここで結果を残したいですし、どんな走りをしてくれるか楽しみにしています」(伊坂重信調教師)
「函館到着後も元気いっぱいと聞いています。昨日までは馬場での軽い運動に留め、今朝ダートコースで追い切りを消化しました。時計は59.7-43.2-13.0とやや控えめですが、一本目の時計消化ならこれくらいでも丁度いいでしょう。助手にも速くなりすぎないように乗ってほしいと指示しており、ほぼ予定通りの内容です。出そうと思えばタイムを出せてしまうことはわかっていますが、全体的に緩さを残す分、思いっきり動かしていくのはまだ怖いですからね。とはいえ、一度使った上積みは大きく、動きや乗った感触がぐっと良くなってきた模様。函館で乗っている助手もトーン高く『弾んでいて力強い動きですよ』と話しており、状態面に関しては確実に上向いてきています。輸送の疲れなども見せず、いい雰囲気で来れているため、予定通り来週の競馬へ向かいましょう。開幕週は1000mダート戦が土日両日で組まれているので、相手関係を見て番組を選択できればと考えています。当該週は水曜日に70-40くらいの時計を消化し、レースへ臨む予定です」(伊坂重信調教師)
★5/18(土)新潟・3歳未勝利(ダ1200m)嶋田純次騎手 結果5着
「とにかく無事にと思って送り出したデビュー戦でしたが、こちらが思っていた以上に頑張ってくれました。緩いのとはまた別に、当日は装鞍所からキョロキョロしていて、競馬のことをまるでわかっていないような雰囲気でしたからね。その状態でも見どころのある競馬をしてくれたように、ポテンシャルの高さは疑いようがありません。あとはレース後の反動だけ怖かったものの、嶋田ジョッキーが丁寧に乗ってくれたこともあり、幸いどこにも異常なく来れています。さすがに走った分の疲労は感じられますが、使うには問題ないレベル。せっかく権利も取れたので、クラブ側とも相談し、1回函館開催(6/08~)を目標に続戦することに。早速、函館へ向け今日トレセンを出発しています。最終的にはあちらでの雰囲気などを見て判断しますが、今のところ一週目での出走を検討中です。とはいえ輸送には強いタイプですから、函館でもすぐに調子は整うはず。実は今回、美浦から新潟までの輸送中に体重が10kg以上増えていたんですよね。担当の話からするとどうやら寝藁は食べておらず、水を大量に飲んだことで体重が増えた模様。そこは自分も予想していなかったものの、そういった強みがあるのは喜ばしいです。使ったことでまた一段と成長してくれるでしょうし、いい状態で次走まで持って行ければと思います」(伊坂重信調教師)
2024/5/18
(新潟競馬場)
馬体重:530kg
★5/18(土)新潟・3歳未勝利(ダ1200m)嶋田純次騎手 結果5着
「初戦だけに物見が激しかったりと、随所で幼い部分を見せていましたが、センスはありますよ。既走馬に比べるとまだゲートの出は遅いものの、思った以上に二の脚がつき、うまく流れに乗れています。抱えたまま出していく練習を調教でも行ってきた分、楽に出して行けましたね。3、4コーナー辺りで内の馬が出てきた時にかなり怖がる仕草を見せ、外へ張りそうになる部分がありました。それでもムチを入れたらすぐ気持ちを切り替えてくれ、前進気勢を保ったまま直線を迎えられています。さすがに最後は少し苦しくなってしまいましたが、次はもっといい走りができると思います」(嶋田純次騎手)
☆5/18(土)新潟・3歳未勝利(ダ1200m)嶋田純次騎手
12日(日)に坂路コースで4ハロン56.7-40.8-26.3-12.2を単走で末強めに追われ、15日(水)にはWコースで5ハロンから0.3秒追走して併せ、68.0-52.7-38.2-11.5を馬ナリに追い切りました。「15日(水)の追い切りは先週同様、最後までしっかり抱えたまま運ぶよう指示しています。それでも68秒台からの終い11.5と時計は十分なもの。併せ相手はけっこう稽古駆けするタイプですが、ブレーザーも負けていませんよ。跨った嶋田ジョッキーの感触も良く、まだ緩い中でこの内容の追い切りができるなら今後が楽しみだと話していました。入厩後ここまで順調に乗り込み量を積めており、稽古での動きも及第点以上と、状態面に不安はありません。ジョッキーの言う通りまだかなりの緩さを残すものの、大型馬らしく実戦でガツンと芯が入ることに期待し、最終的に今週デビューさせる判断をしています。嬉しい誤算と言うべきか、入厩前にいち頓挫あったことも含めもう少し時間がかかりそうな印象だったので、この在厩期間でここまで来れたことは厩舎としても驚きがあります。既走馬相手にいきなりというのは難しいかもしれませんが、嶋田もゲート練習から乗っていて、十分なポテンシャルがあることは理解していますから。ただ回ってくるだけの消極的な競馬はしないよう伝えています。まずは無事に戻ってきてもらい、そのうえで次に繋がるデビュー戦にしたいですね」(伊坂重信調教師)
松風馬事センターで調整され、1日(水)に帰厩しました。
5日(日)に坂路コースで4ハロン57.0-41.2-27.1-12.7を単走で馬ナリに追われ、8日(水)にはWコースで5ハロンから0.4秒追走して併せ、67.3-51.8-37.7-11.6を馬ナリに追い切りました。「一週間ほど楽にさせたのが良かったようで、疲労もすぐ抜けたため先週帰厩させています。この中間はデビューへ向け順調に乗り込めており、初入厩時と比較すると驚くくらいの成長が窺えますね。馬体重は7日(火)の時点で518kg。まだ腹回りなどだいぶ余裕が感じられるものの、入ったときはブヨブヨすぎましたし、これでもかなり絞ったほう。とはいえ全体的な緩さも急に変わってくるものではなく、脚元のこともあるため、稽古でもそうビシバシ追うなどはできません。それでも、やればやるだけ時計も出してしまえそうな馬ですよ。8日(水)のWコースでの時計も、離して乗ればすぐ走りがバラバラになりそうなくらい緩い馬だから、しっかり抱えて運ぶよう乗り役に指示してのもの。ポテンシャルの高さは疑いようがありませんが、カチッとしてくるまではどうしても怖さがある。自分で跨ってみた時にも、関節が外れてるのかと思ってしまうほどぐにゃぐにゃしていると感じますから。そうした不安要素はありつつも、4月上旬に入厩してきてからある程度乗り込み量も積め、馬が良くなってきているのは本当ですよ。最終的な判断は当週の動きを見てからになりますが、来週からレースに使ってみる予定です」(伊坂重信調教師)
この後はトレセン近郊の松風馬事センターで調整することになり、23日(火)に移動しました。
「先週末あたりは少しお疲れモードで、馬房のなかでもグッタリ横になっている姿がよく見受けられました。そのため一旦近郊に出させていただくことになりましたが、再来週までには帰厩させたいと考えており、デビュー戦に向けてまた調整を進めていく予定です。だいぶ良化してきたとはいえ、まだまだ緩いですからね。この期間は体力向上を主に松風さんで進めてもらうつもりです。できるだけしっかり乗り込んでからレースに向かいたく、基本的には新潟最終週を目標にと考えているところですが、追い切りの本数が必要であれば3回東京開催(6/01~)へスライドさせることも検討しています」(伊坂重信調教師)
18日(木)にゲート試験を受験し、無事に合格しました。
「水曜のゲート練習で特に問題なさそうだったため、昨日18日(木)にゲート試験を受けてみたところ一発で合格。並みの出ではあるものの、先週のポヤポヤした感じからすればかなり成長しましたよ。先週末に15-15を消化したのが功を奏したようで、予想していたよりも早く、心身の良化が窺えます。体重は18日の計測で544kgと、今は少し飼い葉の量も絞って身体を枯らしています。とはいえ、まだ全然緩いですけどね。レースに向かうまでにしっかり追い切りも消化していきたいところですし、これからは食べさせつつ筋肉をしっかり付けていかないと。大型馬ゆえの脚元への不安もあるため、急にガツンとはいけませんが、まずは新潟最終週を目標に本数をこなしていければと思います」(伊坂重信調教師)
ノルマンディーファーム小野町で調整され、10日(水)に美浦・伊坂重信厩舎に入厩しました。
「水曜にこちらに入厩してきて、今のところ落ち着いて過ごせていますよ。早速木、金とゲート練習を行っているところです。初日はさすがにポヤポヤしていて、扉が開いてから『あれ?』といった顔をして常歩で出ていったものの、今日はダクからキャンターくらいで行けました。入りや駐立は問題ないため、精神的に煮詰まる前に舌鼓などでうまくタイミングを覚えさせたいところ。ただ今は大人しすぎるくらいですし、週末には15-15を消化させ、ちょっとピリッとさせようかと考えています。そこから来週のゲート練習の感じを見て、試験の日を検討していく予定です。気になるところといえば、体が太すぎるくらい。牡馬ですが繁殖牝馬みたいな体つきなので、もう少し絞りたいですね」(伊坂重信調教師)
2024/4/5
(ノルマンディーファーム小野町)
馬体重:560kg
現在は馬場1周と坂路2本を16~18秒ペースのメニューで調整しています。先週からハロン16秒あたりまで上げてきたなかでも、トモの動きも問題なく進めることができています。もう少し馬体が絞れてくればさらに動けるようになってきそうですが、汗をかく量もまだ少なめで思っている以上には絞れてこない現状です。来週には入厩を予定しているとのことなので、引き続きシェイプアップとゲート練習をおこないながら送り出しの態勢を整えておきます。
2024/3/29
(ノルマンディーファーム小野町)
馬体重:559kg
現在は馬場2周と坂路1本(上限18秒ペース)のメニューで調整しています。一時的に少し腫れが見られた左前の球節も、騎乗を再開した後もスッキリして変わりはありません。左トモに関しても入りも違和感はないですし、庇いながら走っているようなところもないです。徐々に気温も上がってきて体も絞りやすくなってくるはずですので、乗り込みながらシェイプアップを図っていきます。そう遠くないうちに声も掛かるはずなので、それまでしっかり積み重ねておくつもりです。
2024/3/22
(ノルマンディーファーム小野町)
馬体重:571kg
現在は馬場2周と坂路1本(上限18秒ペース)のメニューで調整しています。先週末に左前球節に少し腫れが見られたため、大事をとって一度運動を控えましたが、順調に回復したことから20日(水)より騎乗を再開しました。ペース的にも休養前と同じところで乗れていますし、運動再開後も脚元に気になるような点はありません。この後も脚元の状態を慎重に見ながらにはなるものの、問題がなければどんどんペースを上げていく考えです。
2024/3/15
(ノルマンディーファーム小野町)
馬体重:564kg
現在は馬場1周と坂路2本(上限18秒ペース)のメニューで調整しています。先週に引き続き坂路2本を主体に乗っていて、18秒を切るところまでペースを上げました。18秒を切るあたりを求めていくと、休養していた分、最後は動きに重たさを感じさせます。ただ、トモの状態は運動後も問題なく、このペースまで上げても骨膜への影響はなさそうです。もう少し動きや息遣いに良化が見られてから、15秒あたりまで伸ばしていこうと考えています。
2024/3/8
(ノルマンディーファーム小野町)
馬体重:561kg
現在は馬場1周と坂路2本(上限18秒ペース)のメニューで調整しています。今週はダートコースの馬場状態があまり良くなかったこともあって、坂路を主体として乗り込みました。トモの状態も安定してきたように映るため、このタイミングでペースも18秒まで上げています。右手前、左手前ともにキャンターに違和感はなく、調教後の歩様もスムーズですし、この後も徐々にペースを上げていけそうです。
2024/3/1
(ノルマンディーファーム小野町)
馬体重:555kg
現在は馬場2周と坂路1本(上限20秒ペース)のメニューで調整しています。引き続き同様の内容を積み重ねていて、ここまでこれといった異常も見られずに乗り進めることができているのはなによりです。馬自身も走ることに対して違和感や恐怖感を感じていないように映ります。坂路も1本上がっているなかで以前と同じように自ら進んでいこうとするので、今はまだ抑えていますが、今後ペースを上げていく際にもスムーズに対応できそうです。
2024/2/23
(ノルマンディーファーム小野町)
馬体重:557kg
現在は馬場2周と坂路1本(上限20秒ペース)のメニューで調整しています。先週より騎乗開始した後も左後肢に異常は見られません。そのため今週からは坂路コースでの調教も取り入れて、2日に1回坂路を駆け上がっています。気性的な面も引き続き落ち着きを保てていますので、この調子でシェイプアップと体力強化を図っていければと考えています。
2024/2/16
(ノルマンディーファーム小野町)
馬体重:565kg
現在は馬場3周(ハッキング)のメニューで調整しています。トレッドミルで負荷を強めていくなかでも異常は見られず、今週より騎乗運動を再開しました。まずは周回コースで軽めに乗っていて、久しぶりのコース調教でしたが、こちらが予想していたよりも落ち着いた状態で走れています。その後の歩様に変わりもないので、しばらくはこのままじっくり乗り込みながら様子を見ていく考えです。
2024/2/9
(ノルマンディーファーム小野町)
馬体重:568kg
現在はトレッドミルで調整しています。先週に引き続きトレッドミルで運動をおこない、徐々にスピード、傾斜ともに上げながら進めているところです。運動後に反動が見られるようなこともありませんので、次の段階として今週末には跨がって歩様を確認しようと考えています。
2024/2/2
(ノルマンディーファーム小野町)
馬体重:568kg
現在はトレッドミルで調整しています。今週よりトレッドミルでの強度を上げていますが、きちんと対応できています。運動後の歩様もスムーズなので、この様子であれば近日中に騎乗へと移行できる見込みです。引き続きその都度、獣医師を交えて確認しながら進めていければと考えています。
2024/1/26
(ノルマンディーファーム小野町)
馬体重:572kg
現在はトレッドミルで調整しています。先週末に脛骨を中心にレントゲン検査をおこない、経過は良好と獣医師から診断が下ったので、22日(月)よりトレッドミルを開始しました。まずはダクから始めて、トレッドミルの入りから、動き出し、上がり運動までこなせていて、運動後の歩様も問題ありません。体も緩んでしまったのでまた立て直しとなりますが、トレッドミルで強度を上げながら徐々に進めていきます。
2024/1/19
(ノルマンディーファーム小野町)
馬体重:560kg
現在はウォーキングマシン60分のメニューで調整しています。引き続きマシンでの運動を継続中ですが、歩様もだいぶ安定していますし、その状態をキープできているため、近日中にはトレッドミルで立ち上げる予定です。念のため獣医師とも再度患部を確認しながら慎重に進めていこうと考えています。
2024/1/12
(ノルマンディーファーム小野町)
馬体重:557kg
現在はウォーキングマシン60分のメニューで調整しています。引き続き同様のメニューではあるものの、歩様に関しては先週よりも今週の方がスムーズで良化傾向にあるのは確かです。触診反応や脚を上げる際の違和感もなくなってきたので、近日中には運動を再開できるのではないかと見ています。
2024/1/5
(ノルマンディーファーム小野町)
馬体重:557kg
現在はウォーキングマシン60分のメニューで調整しています。年末年始も同様にマシンでの運動を継続してきたなかで、歩様が悪化している様子は見られません。ただ、まだ完調時と比較するといくらか気にしているようにも映り、痛みに敏感なところもあるのかもしれません。この後も獣医師とその都度相談しながら、立ち上げ時期を見極めていくつもりです。
2023/12/22
(ノルマンディーファーム小野町)
馬体重:548kg
現在はウォーキングマシン60分のメニューで調整しています。マシンでの運動を継続しながら、変わらず歩様が悪化することもありません。今週よりさらに運動時間を延ばしていますが、問題なく対応してくれています。獣医師とも相談し、年内は現状のメニューに留め、年明けの患部の状態を見て今後のプランを立てていくことになりました。
2023/12/15
(ノルマンディーファーム小野町)
馬体重:554kg
現在はウォーキングマシン30分のメニューで調整しています。マシンでの運動を開始してからも歩様に問題は見られず、後肢の運びもスムーズだったこともあって、今週からは運動の時間を延ばしました。この後も慎重に状態を確認していくことには変わりなく、負荷を強めていくタイミングをしっかりと判断していく考えです。
2023/12/8
(ノルマンディーファーム小野町)
馬体重:541kg
現在はウォーキングマシン15分のメニューで調整しています。この中間もレントゲン検査で脛骨骨膜炎の経過を見ながら進めてきましたが、骨膜炎も落ち着いてきたため7日(木)からウォーキングマシンでの運動を開始しました。まずは通常より遅いペースで15分ほどの運動から始めています。運動後も歩様の悪化は見られないため、このまま様子を見ながら徐々に負荷を強めていくつもりです。
2023/12/1
(ノルマンディーファーム小野町)
馬体重:544kg
現在は舎飼されています。だいぶ痛みは取れてきたようで馬房内もかなり動き回りますし、痛めた左トモに重心を乗せて立っている時間も長くなってきました。曳いて歩くと患部が伸びたりした時に少し気にしている様子はありますが、経過としては良好と言えそうです。来週以降さらに良化が窺えるようであれば、マシン運動から立ち上げていこうと考えています。
2023/11/24
(ノルマンディーファーム小野町)
馬体重:523kg
現在は舎飼されています。18日(土)に再度レントゲン検査をおこない、左後肢脛骨骨膜炎と診断が出ました。触診で痛みのある部分と骨膜炎の箇所が一致しているので、骨膜炎が落ち着けば歩様もスムーズになってくるのではないかと考えます。引き続き慎重に経過を見ていくつもりです。
2023/11/17
(ノルマンディーファーム小野町)
馬体重:523kg
現在は舎飼されています。先週末に左後肢球節、飛節、下腿骨格のレントゲン検査をおこないました。骨折は見られませんでしたが、脛骨に骨膜があり、痛みの原因はここにあるとの見立てです。週の半ばになる頃にはだいぶ歩様も良くなってきていたので、この後は骨膜の経過を見ながら運動再開時期を検討していきます。
2023/11/10
(ノルマンディーファーム小野町)
現在は舎飼されています。7日(火)の坂路で左トモを滑らせてしまい、キャンターの手前が前後バラけたため、その場で馬を止めて調教を中止しました。馬房までは普通に歩いていましたが、時間が経つにつれて痛みが出てきたようで現在は舎飼いで様子を見ています。獣医師を交えて馬体の検査をおこなったところ、左トモ脛付近の筋肉を痛めている可能性が高く、消炎剤、痛み止めを投与し経過を見ている段階です。日を追うごとに痛みは抜けてきていますが、念のため近日中にレントゲン検査をおこなう予定としています。
2023/11/3
(ノルマンディーファーム小野町)
馬体重:527kg
現在は馬場1周と坂路2本を18秒ペース(週2回は15秒ペース)のメニューで調整しています。追い切りを何本か重ねていくなかで、いい意味で重心が浮いてきてハミにもたれずにしっかりとトモを使えるようになってきた印象です。坂路の傾斜がきつくなってくる部分でも姿勢をキープできるようになってきています。もう一段階トモもパワーアップしてくるのではないでしょうか。前進気勢は相変わらずですが、必要以上にテンションが上がることもありません。来週にも入厩の予定なので、それまでは坂路主体の今のメニューを積み重ねていきます。
2023/10/27
(ノルマンディーファーム小野町)
馬体重:523kg
現在は馬場1周と坂路2本を18秒ペース(週2回は15秒ペース)のメニューで調整しています。予定を早めて先週末に一度15-15をおこない、問題なく動けていたため、今週も火曜に坂路で15-15をおこないました。いかにも短距離適性がありそうな前進気勢の強さで、まだ馬体に緩さを残している現状でもゴールまでしっかり走れています。溜めをきかせようとすると、緩さが影響してか窮屈そうなところが見受けられますが、本数を重ねていけばクリアしてくれるはずです。引き続きしっかり負荷を掛けて乗っていきます。
2023/10/20
(ノルマンディーファーム小野町)
馬体重:527kg
現在は馬場1周と坂路2本(16~18秒ペース)のメニューで調整しています。両前ともに裏筋に疲れが出やすいのがありましたが、スッキリしてきたので坂路でのペースを上げました。見た目にも徐々に馬体が引き締まってきた様子が感じられるようになり、調教の効果が確実に馬体面に反映されています。汗を掻きにくい時期に馬体重が減ってきたのは、無駄な部分が落ちてきた証拠でしょう。この後も坂路主体に乗りこみ、追い切りも視野に入れながらさらなる馬体面の変化を促していきます。
2023/10/13
(ノルマンディーファーム小野町)
馬体重:531kg
現在は馬場1周と坂路2本(上限18秒ペース)のメニューで調整しています。ここまで休まず乗り込みを継続してきたことで、徐々に馬体も引き締まってきました。まだ持て余し気味ではありますが、それでも少しずつ馬体が絞れてきたのは好印象です。さらに変化が表れてくる雰囲気もあるので、この後も引き続き坂路で負荷を掛けながら良化を促していきます。
2023/10/6
(ノルマンディーファーム小野町)
馬体重:533kg
現在は馬場1周と坂路2本(上限18秒ペース)のメニューで調整しています。馬体が大きいのもありますが、全体的に体が緩く四肢に負担が掛かるのか両前ともに裏筋に疲れが出やすいため、早めに坂路主体に切り替えました。馬場入り直後は多少気が入っていても、少し動かすと変に落ち着いてペースが落ちてくるので、ダク、キャンターともに安定したペースで走ることを教えています。坂路でも後半失速してくるため、まずは促しながら動かしていくことで改善を図っていくつもりです。
2023/9/29
(ノルマンディーファーム小野町)
馬体重:537kg
現在は馬場2周と坂路1本を18~20秒ペースのメニューで調整しています。後肢の浮腫みも引いて、歩様にも異常がなかったことから25日(月)より騎乗を開始しました。普段の曳き馬などはまだ落ち着かない様子も見られ、気性的にもピリッとしているところはありますが、馬装、馬場入りと比較的落ち着いてこなせています。まずは体力、筋力強化を図って乗り重ねていく考えです。
2023/9/22
(ノルマンディーファーム小野町)
馬体重:528kg
現在はウォーキングマシン30分のメニューで調整しています。到着日の翌日には輸送の疲れからか両後肢球節が浮腫んでいましたが、現在は両後肢ともスッキリしており、疲れも抜けてきた様子。今週いっぱいは現状メニューにとどめて馬体回復を図り、来週からは騎乗運動へ移行する予定です。
2023/9/16
(ノルマンディーファーム小野町)
この後は福島県・ノルマンディーファーム小野町で調整を進めることになり、本日16日(土)に移動しました。
輸送熱などの異常はないことから、週明けよりウォーキングマシンでの運動を開始予定。その後も特に問題がなければ、タイミングを見て騎乗調教に移行するつもりです。
2023/8/31
(ノルマンディーファーム)
馬体重:524kg
現在は坂路2本を18秒ペース(週2回は15秒ペース)のメニューで調整しています。担当者は「今月下旬以降は登坂本数を通常の2本に戻し、スピード調教重視のメニューにシフトしています。大型馬で相変わらず緩さはあるものの、調教でいい汗を掻いて体つきは徐々に締まってきました。以前に比べると追い切りの動きにも素軽さが出てきた点は好感が持てます」と話していました。
現在は坂路2~3本を18秒ペース(週1回は15秒ペース)のメニューで調整しています。この中間も暑さによる体調面への影響は窺えないことから、連日しっかりと負荷を掛けて調教が進められています。ピリッとした気性の持ち主ではありますが、ここまで乗り込まれてきても煩くなることはなく、どちらかというと普段から落ち着きが出てきました。このまま心身のさらなる成長を促していく考えです。
2023/7/31
(ノルマンディーファーム)
馬体重:539kg
現在は坂路2~3本を18秒ペース(週1回は15秒ペース)のメニューで調整しています。担当者は「この中間も追い切りを交えつつ、日によっては坂路を3本上げるなど、調教内容にメリハリをつけて後躯の強化に努めています。現状メニューになってからも疲労は窺えませんし、夏バテの兆候もなく、負荷を強めながらも馬体重は増加。このまま乗り進めていっても特に問題はなさそうです」と話していました。
現在は坂路2本を18秒ペース(週1回は15秒ペース)のメニューで調整しています。トモの疲れが目立ってくることはなく、許容範囲内といったところなので、この中間もメニューは変えず15-15を交えながら進められています。ただ、まだ後躯に力が付ききっていないために、坂路の途中で苦しくなると頭を上げてしまう仕草が見受けられます。しっかりした脚取りで追い切りをこなせるようになるのはまだ先になりそうなので、もう少しの間は北海道で乗り込みを進める予定です。
2023/7/1
(ノルマンディーファーム)
馬体重:529kg
現在は坂路2本を18秒ペース(週1回は15秒ペース)のメニューで調整しています。担当者は「この中間も週1回の頻度で15-15を織り交ぜていますが、ここにきてトモにいくらか疲れが窺えます。調教を休ませるほどではないものの、あまりにも疲労が溜まってくるようであれば一旦ペースを控えるつもりです。これだけの馬格ですし、力強さという点では牡馬の中でも上位の存在です」と話していました。
現在は坂路2本を18秒ペース(週1回は15秒ペース)のメニューで調整しています。15-15開始以降も脚元に不安が出ることはなく、この中間も順調に乗り込むことが出来ています。まだ見た目に太く映るように、動きも重たい印象を受けますが、一度ビッシリ追われたことで反応は良化。調教で汗を掻く量も増えてきていますし、このまま回数を重ねていけば状態も更に上向いてきそうです。
2023/5/31
(ノルマンディーファーム)
馬体重:533kg
現在は坂路2本を18秒ペース(週1回は15秒ペース)のメニューで調整しています。担当者は「今月下旬から15-15を開始しました。血統通り短距離のスピードタイプというイメージを抱きましたが、体が重たい分と背腰やトモに緩さも残る現状とあって、まだしっかりとは動ききれていないようです。もっと汗を掻く時期になれば自ずと絞れてくるでしょうし、後躯がパンとしてくるよう負荷を掛けて乗っていきます」と話していました。
2023/5/15
(ノルマンディーファーム)
馬体重:526kg
現在は坂路2本(上限15~18秒ペース)のメニューで調整しています。アズレージョの21と一緒に、1月下旬に入場してきました。調教も2頭で併走させることが多いですし、ここまで順調にペースを上げることが出来ています。乗り込みが進んで徐々に体も絞れてきましたが、それでも520kg台の馬格を誇るように、見た目からも力強さを感じさせる1頭。体型だけでなくパイロ系らしいピリッとした前向きな気性からも、比較的短い距離が向きそうです。