父グレーターロンドンは芝マイル戦で上がり32～33秒台を連発したように、卓越したスピードと瞬発力を備えていました。ディープインパクトの後継種牡馬として産駒数は少ないものの、高い勝ち馬率を誇っています。いっぽう母系は米年度代表馬ゼニヤッタをはじめ複数の北米重賞勝ち馬を輩出している優秀な一族です。本馬は頑強な骨格に上体を支える四肢の骨量も豊富で、発達した首差し、力感に溢れる馬体はボリューム十分で牡馬と見紛うほど。滑らかで柔軟性のある動きからは、芝のマイル前後が主戦場となりそうです。