2024/12/2
(大井競馬場)
馬体重:515kg
★12/02(月)大井・エンジェル・フェイス賞 C2(十四)(十五)(ダ1200m)和田譲治騎手 結果:優勝
「外枠2頭が先入れだったこともあって、今日は運良く最後の枠入れに。駐立の時間も短く好スタートから二番手で競馬を進めています。今開催の大井は馬場の砂厚が10cmから9cmに変更しましたが、そんなものはブルースにとっておかまいなし。このクラスではスピード、ポテンシャルが違い過ぎました。二走ボケの心配も、取り越し苦労だったようでホッとしています」(荒山勝徳調教師)
☆12/02(月)大井・エンジェル・フェイス賞 C2(十四)(十五)(ダ1200m)和田譲治騎手
「最終追いとして27日(水)に坂路2本を登坂。1本目が24.0-12.3、2本目も23.4-12.2を馬ナリの手応えでしたから、久々の実戦を使って状態は着実に上向いていると思います。脚元もいまのところ特に不安はありませんので、今回は二走ボケがないかどうかそこだけでしょうね。まともならここでも力は一枚上のはずです。中間はゲート練習も行って、尾っぽを持ってやれば大丈夫そうな感触を持っている。本番に行ってあまりスイッチが入りすぎないよう、小林から輸送する際にも注意して臨むつもりです」(荒山勝徳調教師)
「第13回開催(12/01~)に向けて、本日22日(金)に中間の時計消化を行いました。前走時は乗り役がテンから促しながら、最後やや強めに追って伸ばしてといった内容でしたが、今朝は持ったままの手応えで23.8-12.2をマーク。一度使って馬が少しピリッとしてきましたし、中身もだいぶ変わってきたように思えます。いまのところ脚元の具合も落ち着いているので、中4日でまた追い切るつもり。レースまでにもう一段状態を上げにかかりましょう。ポテンシャルが高く、クラスが上がっても十分通用するはずですよ」(荒山勝徳調教師)
「先週はありがとうございました。正直まだ仕上がり途上、60~70%のデキでしたから、能力だけで押し切ったようなものです。レース後、特にダメージはなく無事上がってきましたので、ホッとしているところ。ただ、枠入り直後にブルースが相当バタバタやったらしく、ジョッキーはゲート内で脚をぶつけてしまい、少し引きずった歩様で検量に戻ってきました。制裁などは今回受けなかったものの、発走委員に目を付けられているので、次また同じような駐立だと危ないかもしれません。膝に負担が掛からないよう注意しながら、どこかでまたゲートも練習をしていく必要があるでしょう。次走は第13回大井開催(12/01~)を予定。クラスはひとつ上がります(C2)が、長期の休養明けを叩いて上積み十分。その点はまったく気にしなくていいですよ」(荒山勝徳調教師)
2024/11/8
(大井競馬場)
馬体重:523kg
★11/08(金)大井・C3(一)(二)(ダ1200m)和田譲治騎手 結果:優勝
「いやはや恐れ入りました。最終追いでキュッと時計をつめてみたものの、前走からプラス6kgとはいえ余裕のある体つき。今日に関しては全く仕上げていません。それでも譲治は上がってきて『Cクラスの馬ではない』と話すように、ここではスピード、力が違いましたね。もっと上を目指せる存在なので、特に脚元には注意しながらやっていきます」(荒山勝徳調教師)
「来週11/08(金)大井・C3(一)(二)(ダ1200m)に和田譲治ジョッキーで投票を予定しています。当初はここを見送って12月開催を目標に調整していくつもりでしたが、稽古だけでは思いのほか中身が変わってこないため、一度実戦を使った方がいいと判断しました。膝への負担を考慮しても、あまり追い切り本数を重ねてといったタイプではありませんし、叩けばガラッと雰囲気が変わってきそう。先週のご報告から方針転換とはなりますが、ご理解いただければ幸いです。正直なところ、息持ちや状態面に関してはまだ60~70%のデキですし、長期休養明けの今回は能力だけでどこまでやれるかでしょう。それでもクラスならばポテンシャルは断然上の存在だけに、まずは無事に格好の付く走りを見せてくれれば」(荒山勝徳調教師)
「中間は23日(水)に2ハロン29.2-15.3の時計を消化。調教試験の後で背腰を起点に少し疲れが窺えたため、一旦ペースを落として調整させていただきました。11月の開催(11/04~)はちょっと間に合いそうもありませんし、その次の開催(12/01~)を目標にしていきましょう。お腹がまだボテッとしていて余裕が感じられるだけに、もっとバリバリ量を乗り込んでいきたいところではあるものの、大型馬ゆえまた膝に負担が掛かってしまっては元も子もないですからね。そのあたりも考慮に入れながら慎重に進めていくつもりです」(荒山勝徳調教師)
「今朝、少し馬場が荒れた時間帯の7組1200mで能力・調教試験を受けて無事に合格。騎乗した和田譲治ジョッキーに『ただ回ってくるだけでいい』と指示を出してはいたものの、途中から徐々にポジションを下げてしまう内容で、1:21.9とごく平凡なタイムでゴールしています。久々のブランクというよりも、まだ中身が出来ていないといった方が表現は正しいかと思います。計測の馬体重は515kgで休養前に比べて数字自体は変わりませんが、お腹がボテッとしていて明らかに筋肉量も不足している。ここから量を増やしつつピッチを上げて乗り込んでいくつもりなので、11月の開催(11/04~)は間に合えば使うといったスタンスにさせてください。ポテンシャルの高い馬ですし、それなりに中身を整えてやれば、初戦から格好は付くと思っています」(荒山勝徳調教師)
「今週も順調に進められていて、7日(月)に2ハロン27.3-13.9の時計を出しています。しっかり積み重ねてきていますが、今のところヒザを含めた脚元は問題ありませんよ。息遣いは徐々に良化傾向にありますし、あとはまだ余裕のある体付きをどうにかしたいところ。涼しくなって絞りにくい季節になってきましたが、もう少しシェイプアップを図りたいですね。予定通り来週18日(金)の能力試験に向かえそうなので、あと1週間しっかり整えていくつもりです」(荒山勝徳調教師)
「2日(水)に終い2ハロンだけ25.3-13.2で伸ばしました。先週より一段調教の負荷を強めてみましたが、脚元に反動なく順調にペースアップが図れています。これくらいの軽い時計消化でも、存在感を示してポテンシャルの高さは十分うかがえますからね。走りの質がいいのでしょう。それでも体付きにはまだだいぶ余裕が見て取れますし、息遣いなんかも久々の感は否めませんので、しっかり運動量を課すなかで絞っていきたい。慎重にヒザの状態を確認しながら、まずは再来週の試験に向けてどんどんネジを巻いていきます」(荒山勝徳調教師)
「厩舎では比較的大人しく扱いやすいタイプ。そのあたりは以前と変わりありません。今週の稽古では終い2ハロンを26.5-13.7と少しだけ伸ばさせてもらいました。両前を外へ振る癖があり、走りのフォームはいささか行儀良くないのですが、デビューからそれでずっと結果を出してきましたからね。骨さえ固まってくれば、膝への負担も少なくなるでしょうし、この馬の場合は脚元だけ。運動後はケアを施し、慎重に慎重に気を付けながら進めていくつもりです。能力試験は10/18(金)を予定していますので、そこに向けて徐々にピッチを上げていければと思います」(荒山勝徳調教師)
ノルマンディーファーム小野町で調整され、18日(水)に大井競馬小林分厩舎・荒山勝徳厩舎に入厩しました。
「こちらに移動してきたばかりなので、今朝はまだ軽めのキャンターにとどめて調教をおこなっています。両前を外へ振るような独特のフォームで走りますし、ヒザに負担がかからないようなるべく慎重に進めていきたいところ。以前にも増して馬はエネルギッシュな状態に映りますから、どんどんネジを巻いていきたいですね。順調ならまずは来月中旬に行われる能力試験を目標にしていきます」(荒山勝徳調教師)
2024/9/13
(ノルマンディーファーム小野町)
馬体重:523kg
現在は馬場1周と坂路2本を18秒ペース(週2回は15秒ペース)のメニューで調整しています。先週末に16-16をおこない、10日(火)から15-15を開始しました。相変わらず歩様に硬さはあるものの、上がり運動や調教後も脚元の状態は安定しており、今週末にも追い切る予定です。念のため騎乗後には水冷などでケアをおこないつつ、送り出しに向けてしっかり乗り込んでいきます。
2024/9/6
(ノルマンディーファーム小野町)
馬体重:521kg
現在は馬場1周と坂路2本(上限18秒ペース)のメニューで調整しています。多少の硬さは出てきてはいるものの、歩様の乱れといった感じではありません。坂路でのバランスも前重心だったものがいい意味で浮いてきて、背腰も徐々に鍛えられている印象です。気性的な課題がないのは何よりで操縦性も高いため、以前骨折した箇所に変に負担が掛かっている様子もありません。この後は15-15開始も視野に入れながら乗り込みを進めていきます。
2024/8/30
(ノルマンディーファーム小野町)
馬体重:517kg
現在は馬場1周と坂路2本(上限18秒ペース)のメニューで調整しています。引き続き坂路2本を主体に乗っています。乗り進めていくなかで、少し硬さを見せ始めていますが、調教を休むほどの歩様の乱れはなく、過去の骨折箇所に熱感、触診反応などもありません。まだ体つきも緩く、急なペースアップは控えたいので、もう少し通常ペースで積み重ねて土台を固めていこうと考えています。
2024/8/16
(ノルマンディーファーム小野町)
馬体重:521kg
現在は馬場1周と坂路2本(上限18秒ペース)のメニューで調整しています。今週から坂路本数を増やしたところ、まだ少ししんどいのか2本目の後半はハミにモタれる面が見受けられます。大型馬で緩さもありますが、今のメニューを順調にこなしていけば背腰も強化されて、しっかりと動けるようになってくると思います。
2024/8/9
(ノルマンディーファーム小野町)
馬体重:529kg
現在は馬場2周と坂路1本(上限18秒ペース)のメニューで調整しています。到着時にやや寂しく見えていた馬体も順調に回復し、少しずつ丸みを帯びてきました。調教に関しては動きの一つ一つがしっかりしており、長期休養明けを感じさせません。この後も脚元の状態を確認しながら、徐々にペースを上げていく予定です。
2024/8/1
(ノルマンディーファーム小野町)
馬体重:526kg
2023年9月17日(日)のレース中に左前肢橈骨遠位端の剥離骨折を発症したため、同月28日(木)におこなわれたサラブレッドオークションで購買後は北海道・オカダスタッドに移動し、10月15日(日)に三石家畜診療センターにて剥離した骨片の摘出手術および内部のクリーニングを実施。術後の経過は良好で、2024年3月下旬から騎乗調教を立ち上げ、7月18日(木)に福島県・ノルマンディーファーム小野町へ移動しています。大型馬ということもあってジックリ進めてきましたが、北海道ではウッドチップ坂路2本を18秒ペース(週2回は15秒ペース)のメニューで順調に調整されていました。現在は小野町で馬場2周と坂路1本(上限18秒ペース)のメニューになり、このまま徐々に負荷を強めていく予定です。
※南関東競馬C3クラスとなります。
※2022年12月28日(水)のレース中にも左前肢橈骨遠位端の剥離骨折を発症。骨片除去手術を実施しています。