★12/06(土)中京・飛騨ステークス(芝1400m・混)斎藤新騎手 結果11着
この後はトレセン近郊のヒモリファームで調整することになり、9日(火)に移動しました。
「状態がよかっただけに本当に悔しくて仕方ないのですが、敗因は明確なので、次に向け切り替えていきます。レース後の状態としては右トモに軽い擦傷がある程度で、ほか大きなダメージは見られません。輸送を挟んだわりに疲労は感じられないものの、今夏札幌で連戦したときの雰囲気からしても間隔を詰めすぎるのは合わないタイプでしょうし、このタイミングで一度リフレッシュさせてあげたいと思います。この後は1回東京開催(1/31~)から始動する予定。中山芝1600mや京都芝1400mも選択肢として検討はしましたが…今回のような競馬をした後に1600mを使って、それがこの馬にとってプラスに働くようには思えないのが正直なところ。前走は出遅れ、今回はオーバーペースと本来のリズムで走れていないため、再度1400mで正攻法の競馬をさせてあげたいかなと。また今回は輸送も乗り越えてくれたものの、馬運車やゲートなど狭いところが得意ではないため、京都まで輸送距離が延びた時にどこまで消耗せずにいられるかは気になりますね。次はゲートが枠番順に戻りますし、もう少し関東圏で様子を見たいというのが自分の考えで、そこはクラブサイドとも意見が一致しています。この馬にとって東京はベストな条件ではないですが、この先を見据え、焦らずローテーションを組んでいきます。フォルテム自身は今年10戦、その中で3勝クラスまで勝ち上がってくれて、本当に頑張ってくれました。OPまで持って行きたいと思っていますし、来年も皆様にいい走りをお見せしたいですね。そのためにも厩舎として力を尽くしていきます」(千葉直人調教師)