5日(日)に坂路コースで4ハロンから1.2秒先行して併せ、56.2-41.1-27.1-13.2を馬ナリに追われ、10日(金)にも坂路コースで4ハロン55.9-41.1-27.1-13.5を単走で馬ナリに追い切りました。「今週も先週と同様の過程を踏むつもりで水曜日にゲートに行ってのですが、この日は中に入るのを少し渋っていたので嫌な予感がしたんですよね。1本目は渋々という感じで入って、発馬は普通にこなしていたので大丈夫かなと思ったのですが、2本目も入りを渋り、今度は立ち上がってしまいました。ジョッキーも振り落とされ、ひっくり返ってしまったのですが、カーマンは何事もなかったかのようにゲートから出され、一応人馬ともに無事でした。一樹は『本当にすみません』と謝っていましたが、見ていて落ち度はなかったように思いますし、一生懸命やってくれての結果ですからね。これで来週の13Rの話は白紙になってしまいましたし、ここからは発走委員の目も更に厳しくなってくるので、どうしたものかといったところ...。現状のまま時間をおいて再度見せに行っても”どうせまたやるよ”という目で見られるでしょうし、レースでやらないようにかなり厳しい試験となるでしょう。ここまで来たからには何か変化を与えなければ改善は見られないでしょうし、クラブ側とも協議した結果、ここで去勢手術をおこなうことにしました。能力はある馬なので、これがいいキッカケになってほしいところです。来週17日(金)に手術予定で、週明けからは体力消耗を避けるために、軽めの運動にとどめるつもりです」(小島茂之調教師)