現在表示しているページの位置

ワザモノ
牡馬 鹿  2018/2/8生
カタログPDF

父:マツリダゴッホ × 母:モトヒメ(母の父:ショウナンカンプ)

生産:新ひだか・岡田スタッド  所属:美浦・尾関知人厩舎

 

総口数 400口 募集総額 1,440万円
募集状況 満口 1口出資額 36,000円

近況

詳細

2024/3/22 (ノルマンディーファーム小野町)
馬体重:540kg
現在は馬場1周と坂路2本を18秒ペース(週2回は13~15秒ペース)のメニューで調整しています。今週より13秒のペースも織り交ぜたメニューに移行しました。週を追うごとにペースを上げていますが、しっかりとそれに対応してくれていますし、最後までバテることなく坂路を上がれています。普段のダクやキャンターからも乗り込むごとに行きっぷりが良くなってきていて、状態面も引き続き好調を維持できている様子です。2回東京開催(4/20~)に合わせて送り出せるよう態勢を整えていきます。
2024/3/15 (ノルマンディーファーム小野町)
馬体重:536kg
現在は馬場1周と坂路2本を18秒ペース(週2回は14~15秒ペース)のメニューで調整しています。今週の追い切りは14秒台までペースアップしましたが、坂路を上がりきっても疲れておらず、とてもいい感触で済ませることができました。引き続き飼い葉食いも良好で、腹帯の帯擦れも気にしなくなってきています。この調子でさらに負荷を掛けて、筋力の強化を図っていく考えです。
2024/3/8 (ノルマンディーファーム小野町)
馬体重:530kg
現在は馬場1周と坂路2本を18秒ペース(週2回は15秒ペース)のメニューで調整しています。前回は腹帯の帯擦れにより土日の騎乗を休みましたが、その後は休むこともなく、帯擦れの部分も徐々に気にしなくなってきました。今週より週2本の追い切りも開始し、まったく疲れる様子を見せずにこなしてくれています。乗り込んでいくにつれて、ラチにモタれる場面も徐々になくなってきていて良化傾向です。
2024/3/1 (ノルマンディーファーム小野町)
馬体重:541kg
現在は馬場1周と坂路2本(上限18秒ペース)のメニューで調整しています。腹帯のところに帯擦れができていたので土日は休みとし、2月26日(月)から乗り出しを再開しました。徐々に良くなっていたラチにモタれる部分がまた目立つようになってきているため、引き続き乗り込みながら修正していきたいと考えています。行きっぷりは先週よりも良化してきていますし、徐々に速い時計を出しながら帰厩に向けて乗り込んでいくつもりです。
2024/2/23 (ノルマンディーファーム小野町)
馬体重:534kg
現在は馬場2周と坂路1本(上限18秒ペース)のメニューで調整しています。周回コース、坂路ともにややラチにモタれる部分が見られましたが、徐々に修正できてきました。それに今週よりハロン18秒で負荷を掛けても特に疲れた様子は窺えません。いい状態を維持できていると言って良さそうです。
2024/2/16 (ノルマンディーファーム小野町)
馬体重:532kg
現在は馬場2周と坂路1本(上限20秒ペース)のメニューで調整しています。先週と比べるとダクやキャンターの反応が良くなってきました。調教開始後ここまで飼い葉食いが落ちてくることもないので、このままのペースで乗り続けていくことで筋肉量を戻していきたいと考えています。
2024/2/9 (ノルマンディーファーム小野町)
馬体重:532kg
現在は馬場2周と坂路1本(上限20秒ペース)のメニューで調整しています。今週より坂路での調教も開始しました。ただ、冬毛が長くいい頃と比べると体つきも寂しく映るので、体調面を整えることを最優先に考えてあげた方が良さそうです。現状のペースを継続していくことにより、筋肉量も以前と同じ程度まで戻ってくると考えるため、急なペースアップはせずに馬の状態を見ながら進めていきます。
2024/2/2 (ノルマンディーファーム小野町)
馬体重:536kg
現在は馬場3周(ハッキング)のメニューで調整しています。今週も周回コースをメインに乗り込みを継続し、歩様に関して気になるような点は見られず、このまま進めていける見込みです。ただ、馬体面は筋肉量がまだ十分でなく、馬体重の割に寂しく映るので、引き続きジックリ乗り込みながら改善していこうと考えています。
2024/1/26 (ノルマンディーファーム小野町)
馬体重:533kg
この後は福島県・ノルマンディーファーム小野町で調整を進めることになり、21日(日)に移動しました。

現在は馬場3周(ハッキング)のメニューで調整しています。輸送熱などの異常はなかったことから、昨日25日(木)より周回コースでの騎乗を開始しました。まずは軽めのキャンターで歩様の確認をおこなっている段階で、少しうるさい面も見せていますが、乗り込んでいくなかで馴染んでくるものと捉えています。
2024/1/15 (オカダスタッド)
現在はウッドチップ坂路1~2本(上限20~22秒ペース)のメニューで調整しています。今月上旬からはウッドチップ坂路主体のメニュー内容に切り替え、徐々に調教の負荷を強めています。その後も患部は落ち着いた状態を保っていますが、休養期間が長かった分、全体的に緩さがあり、馬体が良化してくるのはまだ先になりそう。もう少しの間はこちらで乗り込みを進めて、小野町への移動は早くて来月になる見込みです。
2023/12/30 (オカダスタッド)
馬体重:546kg
現在はダート坂路1~2本(上限22~23秒ペース)のメニューで調整しています。担当者は「22日(金)に右前患部のエコー検査をおこないました。獣医からは『患部の経過は良好なので、徐々に調教量を増やしていって問題はなさそうです』とのことでしたので、年明けからは負荷を強める予定です」と話していました。
2023/12/15 (オカダスタッド)
現在はダート坂路1~2本(上限22~23秒ペース)のメニューで調整しています。坂路調教開始後も患部の状態に変わりはなく、ここまでジックリながらも順調に乗り進めることが出来ています。なお、近日中に獣医の定期チェックを受けて特に問題がなければ、徐々に負荷を強める予定です。
2023/11/30 (オカダスタッド)
馬体重:548kg
現在はダート坂路1本(上限23~25秒ペース)のメニューで調整しています。担当者は「ロンギ場で跨ってみても特に違和感はなかったことから、今月中旬以降は坂路入りして徐々に調教を進めています。その後も患部が腫れたり熱感を持ったりすることもありませんが、毎日レーザー治療は続けており、もう少しの間は慎重に立ち上げていく方針です」と話していました。
写真
2023/11/15 (オカダスタッド)
現在はロンギ場にてロンジング運動と試し乗りをおこなっています。今月上旬よりロンジング運動を開始しました。今は騎乗して歩様も確認していますが、ここまで患部の状態も特に変わりありません。このまま順調ならタイミングを見てダート坂路で調教を開始する予定です。
2023/10/31 (オカダスタッド)
馬体重:550kg
現在はウォーキングマシン1時間のメニューで調整しています。担当者は「今月中旬に右前患部のエコー検査をおこないました。獣医からは『ここまでの経過は良好なので、次のステップへ進めて様子を見ましょう』とのことでしたので、来月上旬を目処にロンギ場でのロンジング運動を開始する予定です」と話していました。
2023/10/15 (オカダスタッド)
現在はウォーキングマシン1時間のメニューで調整しています。右前患部のエコー検査は近日中におこない経過を確認する予定ですが、以前ほど触診反応も示さなくなってきました。順調な回復傾向にあると言って良さそうです。あとは検査後に獣医と相談し、メニュー強化のタイミングを決めるつもりです。
2023/9/30 (オカダスタッド)
馬体重:530kg
現在はウォーキングマシン1時間のメニューで調整しています。担当者は「この中間も同様のメニューで進めており、運動後には患部へレーザー治療を継続しています。腫れはほとんど引いていますが、まだ触診反応を示すことがありますし、次のステップへ移行するタイミングは来月のエコー検査の結果次第と考えています」と話していました。
写真
2023/9/16 (オカダスタッド)
現在はウォーキングマシン1時間のメニューで調整しています。今月中旬以降はマシンでの運動時間を30分延長し、日中も過ごしやすい気温になってきたことから、パドックに放す時間もこれまでより多めにとっています。次のステップに進むまでは、現状メニューで様子見していく予定です。
2023/8/31 (オカダスタッド)
馬体重:518kg
現在はウォーキングマシン30分のメニューで調整しています。担当者は「今月下旬に右前患部のエコー検査をおこない、経過は良好。獣医から運動開始の許可が下ったため、短時間ながらマシンに入れて軽く動かしています。運動後も脚元や歩様に気になるところはなく、引き続きレーザー治療も継続しながら回復を促していきます」と話していました。
2023/8/15 (オカダスタッド)
現在はパドック放牧をおこなっています。真夏の暑さが続いているため、この中間も午前の短い時間のみパドックに放し、その後は毎日洗い場でレーザー治療を施してから馬房に戻しています。なお、今月下旬には患部の経過確認のためのエコー検査を実施する予定です。
2023/7/31 (オカダスタッド)
馬体重:491kg
現在はパドック放牧をおこなっています。担当者は「今月下旬からパドック放牧を再開しました。暑さも考慮して短時間ではありますが、馬房内だけでの生活のときよりも馬はリラックスした雰囲気で過ごしています。右前患部には引き続きレーザーによる治療を施しており、以前よりも熱感は落ち着いてきた印象です」と話していました。
2023/7/15 (オカダスタッド)
現在は舎飼されています。この中間も日中はパドックに放していましたが、今月中旬に馬房内でバタついたようで、右肩に擦り傷があったため、その後は舎飼にとどめてケアを優先しています。傷の程度としては浅く、特に心配するほどのものではないため、近日中にはパドック放牧を再開できる見込みです。
2023/7/1 (オカダスタッド)
現在はパドック放牧をおこなっています。担当者は「短時間ではありますが、毎日パドック放牧をおこないながら、引き続き患部にはレーザーによる治療を施しています。患部である右前には熱感もあるので、このまま脚元の状態を最優先に考えながら進めていくつもりです」と話していました。
2023/6/23 (オカダスタッド)
18日(日)に北海道・オカダスタッドへ移動しました。

現在はパドック放牧をおこなっています。こちらへは美浦トレセンから直接戻ってきましたが、輸送熱などの異常もなく無事到着しています。患部にはレーザーによる治療を施しており、今後しばらくはケアをおこないながら患部の回復に専念していきます。
2023/6/16 (美浦トレセン)
★6/10(土)東京・芦ノ湖特別(芝1600m・混)M.デムーロ騎手 結果9着

昨日、トレセン診療所内でエコー検査を行ったところ、右前浅屈腱炎を発症しているとの診断が下りました(見舞金18号)。
この後は北海道・オカダスタッドで調整することになり、近日中に移動する予定です。

「レース後の疲労感としてはいつも通りで、昨日から軽めの運動を開始しています。ウィークポイントとして右前と左トモがありますので、念のため昨日エコー検査を行ったところ、損傷が辺縁部(腱の外側)にあるボーダー型の右前浅屈腱炎を発症しているとの診断が下りました。ただ、歩様に見せたり、痛みがあったりというのはありません。獣医師からも、そこまで長引くことはなさそうとの見立てを伝えられました。歩様に見せずに痛みもない現状の状態からは、このまま様子を見ながら進めていくのも一つの手かもしれませんが、美浦の坂路が使えずにコースだけで調整していく難しさがあります。進めていくことで状態が良くなることはありませんし、無理は禁物なのでここは必要な時間を空けることにしました。この後は函館開催でと考えていたタイミングで、このような報告となり大変申し訳ありません」(尾関知人調教師)
2023/6/10 (東京競馬場)
馬体重:492kg
★6/10(土)東京・芦ノ湖特別(芝1600m・混)M.デムーロ騎手 結果9着

「ここのところの競馬を振り返って特にゲートには気をつけています。のんびり構えずに行ければ前の位置でという考えがあり、ジョッキーが促すとそれに応えてそれなりに動いてくれました。ポジションとしては良かったかと思います。道中キックバックを受けると、それに怒ってグッとさらに行く気を出したように気持ちも入っていました。直線では勝ち馬に進路を塞がれ、ただジョッキーとしては焦らずに外に出してそこから脚を使ってと考えたようですが、思いのほか伸びていません。上がり勝負となるとスピード力の差が出てしまいます。馬自身は頑張ってくれているのですが…申し訳ありません」(尾関知人調教師)
写真
2023/6/8 (美浦トレセン)
☆6/10(土)東京・芦ノ湖特別(芝1600m・混)M.デムーロ騎手

4日(日)にWコースで4ハロン57.4-41.4-13.0を単走で馬ナリに追われ、7日(水)にもWコースで5ハロンから0.7秒先行して併せ、67.2-52.5-38.0-11.8を馬ナリに追い切りました。「先週までの間にある程度しっかり目に負荷を掛けられているので、今週はサラッとという内容。無理させずに余力もあって、イメージ通りに終えられました。追い切り後にはやった分、脚元に張りが出ますが、時間を置いた今朝になるとスッキリしています。競馬のパフォーマンスに影響することはないでしょう。土曜日の雨も早めにあがるという予報もあるので、それはワザモノにとって良さそうですよね。このままの予報通りとなってくれれば」(尾関知人調教師)
2023/6/2 (美浦トレセン)
5月28日(日)に坂路コースで4ハロン57.2-42.1-27.9-14.3を単走で馬ナリに追われ、6月1日(木)にはWコースで6ハロンから0.9秒追走して併せ、82.9-66.1-51.2-37.9-11.5を強めに追い切りました。「昨日は黛騎手が跨っての時計消化でした。時計も十分ですし、反応も動きも上々。濃い内容の追い切りができたのではないでしょうか。この中間から坂路コースが改修工事にともない一時的に閉鎖となり、坂路を使えない分、いつもと比べるといくらか脚元がスカっとしないのはありますね。これまでも立ち上げ時にしっかりやってしまうと腱疲労が出やすいところがありましたし、その辺りに気をつけながら来週に向けて仕上げていきましょう」(尾関知人調教師)
2023/5/26 (美浦トレセン)
須藤ステーブルで調整され、23日(火)に帰厩しました。

25日(木)にWコースで5ハロンから1.2秒先行して併せ、67.8-52.7-38.2-11.5を馬ナリに追い切りました。「北海道シリーズでの出走を視野に入れ、一度こちらで走らせてから北海道というプランで考えています。6/10(土)東京・芦ノ湖特別(芝1600m・混)に合わせて火曜に帰厩させ、昨日はWコースで時計消化をおこないました。動きも悪くなく、いい反応を見せてくれていますが、流石に一本目なのでまだ息遣いは荒いですね。出だしとしてはまずまずいい感じだと思いますので、このまま流れに乗せて良化を促していきましょう」(尾関知人調教師)
2023/5/19 (須藤ステーブル)
馬体重:519kg
「現在は馬場でダクとハッキングを4000m(18秒ペース)のメニューで調整中です。先週から体調面が整い、精神面も充実しているようで、体重をキープしながら乗り進められていて、狙い通りに帰厩させられそうです。送り出すタイミングを検討する段階にきたので、定期的に来場する尾関調教師に打診しておきます」(担当者)
写真
2023/5/12 (須藤ステーブル)
馬体重:518kg
「現在は馬場でダクとハッキングを4000m(18秒ペース)のメニューで調整中です。体のダメージは完全に抜けて体調が良く、どんどん上向いてきている感じです。不安な点はないので、帰厩まで今のコンディションを維持できるよう乗り進めていきます。北海道への輸送があるので、尾関調教師にも相談しながら稽古の負荷を調整していきます」(担当者)
2023/4/28 (須藤ステーブル)
馬体重:517kg
「現在は馬場でダクとハッキングを4000m(18秒ペース)のメニューで調整中です。体調が良いですし、背腰にも問題が見られないことから、ペースアップを図って乗り込んでいます。入場時は少しダメージがありましたが、ほぐしながら乗り進めているうちにいつも通りの感じになってきたので、このまま負荷を強めつつ進めていきそうです」(担当者)
2023/4/21 (須藤ステーブル)
馬体重:517kg
「現在は馬場でダクとハッキングを4000m(上限20秒ペース)のメニューで調整中です。トモの疲れなど、体の疲労感はなくなったようで、元気に稽古をこなしています。尾関調教師からは『函館での出走も視野に入れていて、距離を1800mに延ばすことも検討したい』と話がありました。北海道への移動を考慮しつつ、ペースアップしていきます」(担当者)
2023/4/14 (須藤ステーブル)
先週8日(土)に須藤ステーブルに移動しました。

「現在は馬場でダクとハッキングを3000m(上限20秒ペース)のメニューで調整中です。入場時はトモに使ったなりの疲れが感じられましたが、軽めに乗ったところ問題はなかったので、少しずつ調教量を増やしながら進めています。反動もなさそうなので、このままピッチを上げていこうと思っています」(担当者)
2023/4/7 (美浦トレセン)
★4/02(日)中山・両国特別(芝1600m・混)M.デムーロ騎手 結果4着
この後はトレセン近郊の須藤ステーブルで調整することになり、明日8日(土)に移動する予定です。

「休み明け2走目で、数字にも表れていたように、馬体にはいい引き締まりがありました。装鞍所ではこの馬らしいピリピリしたところはあったものの、全体的に落ち着いていて良い雰囲気でしたよ。レースでもいい走りは見せてくれたのですが、スムーズな競馬ができなかったですね。レース後すぐに状態を確認しに行ったのですが、1回使った分息の入りが良かったですし、週明けの感じを見ても続戦させて良さそうに思えたので昨日軽く乗ってみました。騎乗者の話だと『前走後よりは疲れがあって、全体的な硬さや、トモに疲れが感じられる』とのこと。引き続き鼻出血の影響はないですが、無理をさせる必要もないので、この後のことも考えてここで一息入れてあげることにします。今回のレースを見ると、以前よりも折り合いがついていましたし、次は距離を延ばしてみても良いかもしれません。馬の状態を見ながら、予定を決めていくつもりです」(尾関知人調教師)
2023/4/2 (中山競馬場)
馬体重:494kg
★4/02(日)中山・両国特別(芝1600m・混)M.デムーロ騎手 結果4着

「ミルコも"今日はある程度いい位置で"と思っていたようなんですが、スタートしてから何完歩かがチョコチョコっとした脚の使い方で躓きそうな感じになってしまい、前走同様に後方から進めざるを得ませんでした。ただ、レース自体は流れていたので、どこかである程度は脚を使えるな、とは思っていました。ミルコは『3,4コーナーで押し上げて行ったのですが、まだ動きが渋いような感じがありましたね。それでも直線ではいい脚を使えたのですが、後方勢がみんな外を回り、更にその外を回らなければならなかったのが痛かったです。失敗しました。ごめんなさい』と話していました。ただ1頭34秒台で最速の上がりの脚を使えましたが、うまく立ち回っていれば2,3着争い、断然人気馬も勝てない中だったので、今回は状態が良かったですしハマれば勝ち負けもあったように思います。もったいない競馬でした。上がりの状態は問題ありませんが、2戦連続でしっかり走っていますし、週明けの状態を見てから今後のことを考えていきます」(尾関知人調教師)
写真
2023/3/30 (美浦トレセン)
☆4/02(日)中山・両国特別(芝1600m・混)M.デムーロ騎手

26日(日)に坂路コースで4ハロン56.5-41.3-27.1-13.3を単走で末強めに追われ、29日(水)にはWコースで5ハロンから0.6秒追走して併せ、67.5-52.0-37.5-12.1を馬ナリに追い切りました。「最終追い切りは1勝クラスの馬を追走する形で運び、手応え優勢に同入に持ち込んでいます。最後は相手に合わせた感じでまだ余裕がありましたし、動きは良かったですよ。トモの疲れはすっかり抜けましたし、ここにきて蹴っぱりの感じも良くなってきました。1回レースを使った上積みは十分にありますよ。ただ、頭数に恵まれた割に、メンバーが揃った感はありますね。前走後もしっかり乗り込みを重ねられましたし、段々といい頃の感じに戻ってきたので、久々だった前走のあの内容も踏まえると、今回は更に楽しみが膨らみます。いい状態に仕上がりましたし、頑張ってきてくれると思います」(尾関知人調教師)
2023/3/24 (美浦トレセン)
19日(日)に坂路コースで4ハロン57.5-42.4-28.4-14.2を単走で馬ナリに追われ、22日(水)にはWコースで5ハロンから0.7秒先行して併せ、66.7-51.6-37.2-11.7を強めに追い切りました。「疲れはほぼ抜けたので、先週末から坂路コースで時計を出し始めています。今週はワザモノが先行して3頭併せの追い切りを消化しています。相手がそれぞれ動く馬だったため、最後は少し遅れてしまいましたが、全体的に加速ラップできていますし、この馬なりにしっかり動けていましたよ。仕掛けると反応もできていましたし、1週前追い切りとしては十分な内容だったと思います。来週サッと負荷を掛けてレースに臨むつもりです。4/2(日)中山・両国特別(芝1600m・混)に再度ミルコで行く予定です」(尾関知人調教師)
2023/3/17 (美浦トレセン)
「前走後は多少の疲れがあったので楽をさせ、今週から坂路で本格的に乗り出しています。徐々にほぐれてきましたし、昨日はウッドコースでも軽めに乗っていますよ。目標のレースはまだ2週間後なので、もう少しじっくりと進めていく予定。行けるようなら今週末に15-15くらいのところを消化し、来週から負荷を強めて再度態勢を整えていきたいと思っています。鼻出血の影響は引き続き全く感じられません。体調面は良好ですし、暖かくなってきたことで長かった冬毛も抜け始め、毛艶が良くなってきました。次は前進させたいと思っています」(尾関知人調教師)
2023/3/10 (美浦トレセン)
★3/05(日)中山・4歳上2勝クラス(芝1600m・混)M.デムーロ騎手 結果8着

「ポジションが思いのほか後ろになってしまったのでどうなるかと思って見ていましたが、直線ではワザモノらしい脚を見せてくれてホッとしました。まともな位置につけられていたら、久々でも上位争いができていたと思います。鼻出血明けで、ああいう競馬をした後だったので上がりの様子を心配していましたが、今のところ大きな問題は見られていません。ただ、極端な競馬だったこともあって、若干の前の硬さやトモの疲れは感じられますね。多少の疲労感が残っている様子です。レース後は問題ないようなら中1週でもと思っていましたが、ある程度の反動はありそうなので、週末まで様子を見て決めるつもり。大事に使っていった方が良さそうなので、中3週で4/02(日)中山・両国特別(芝1600m・混)に向かう事を本線に考えています」(尾関知人調教師)
2023/3/5 (中山競馬場)
馬体重:498kg
★3/05(日)中山・4歳上2勝クラス(芝1600m・混)M.デムーロ騎手 結果8着

「一完歩目で躓きあの位置からになってしまったようです。そこまでガクッとなったわけではないのですが、『返し馬の際に久々の分か硬く感じ、躓いてしまった事もあったので、温めようと思いながら無理をさせずにじっくり目に乗りました』とジョッキーは話していました。それ以降は頑張り、3コーナー過ぎから徐々に上げていって、最後は勝ち馬と同じ上り34.0秒の脚を繰り出しています。3着とはコンマ2秒差まで詰めてきて、半年ぶりということを考えたら内容はあったと思いますが、あそこまで来ていただけにスタートがもったいなかったですね。ここを使った事で変わってきそうですし、上がりの状態を見てまた今後のことを考えていきます」(尾関知人調教師)
2023/3/2 (美浦トレセン)
☆3/05(日)中山・4歳上2勝クラス(芝1600m・混)M.デムーロ騎手

2月26日(日)に坂路コースで4ハロン56.3-41.3-27.1-13.3を単走で馬ナリに追われ、3月1日(水)にはWコースで6ハロンから1.3秒先行して併せ、83.1-66.5-51.7-37.5-11.8をゴール前仕掛けて追い切りました。「今週もウッドコースで長めから時計を出し、無事に最終追い切りを終えています。調教で動く馬と併せたので遅れてしまいましたが、この馬なりにしっかり走れていましたし、時計も上々なので心配する必要はありません。先週よりも状態は明らかに上がっていますよ。帰厩当初はかったるさを見せていたトモも、乗り込みを重ねながら良くなってきました。北海道にいた時の名残があり、冬毛が長くて馬体は見栄えはしないものの、しっかり力を発揮できる状態に仕上がったと思います。鼻出血明けで久々の一戦なので、まずは無事に走ってきてもらいたいところですが、次に繋がるような内容も期待しています」(尾関知人調教師)
2023/2/24 (美浦トレセン)
22日(水)にWコースで5ハロンから0.9秒追走して併せ、66.2-51.5-36.9-11.7を一杯に追い切りました。「来週の競馬に向けて今週はしっかりやっておきたかったので、後ろから追走して結構強めに追っています。時計はまずまずですし、外を回してのものなので負荷も掛かったはず。まだ反応が少し鈍い感じですが、しっかり食らいついて最後は11秒台で纏めてきたように、先週より確実に良化が見られますよ。さすがに息の戻りは遅かったですが、これで変わってくるでしょう。順調な経過をたどっていますし、来週は息を整えてレースに送り出したいと思っています」(尾関知人調教師)
2023/2/17 (美浦トレセン)
15日(水)にWコースで6ハロンから1.7秒先行して併せ、85.0-68.3-53.2-39.2-13.0を強めに追い切りました。「今週は長めから追い切っていますが、まだ本調子にないのか未勝利馬に遅れてしまいました。まだ体が重いですし、そのせいで反応も鈍いですね。ただ、レースまではまだ時間がありますし、今週末も負荷を掛けてしっかり仕上げていきたいと思っています。馬自身は活気が戻ってきましたし、徐々に良くはなってきているので、来週は更にビシッと追い切りを消化しようと思っています」(尾関知人調教師)
2023/2/10 (美浦トレセン)
須藤ステーブルで調整され、先週4日(土)に帰厩しました。

8日(水)にWコースで5ハロンから1.2秒先行して併せ、68.7-53.6-38.8-12.0を馬ナリに追い切りました。「先週末にこちらに戻し、水曜日に1本目の追い切りをおこなっています。最初ですし、鼻出血もあったので、無理をさせずという感じで消化。まだ少し重さがありますし、北海道にいたのでぬいぐるみみたいに毛むくじゃらですが、1本終えて問題が出てくることはありません。意外と気持ちは入って走っていましたし、この感じなら予定している3/05(日)中山・4歳上2勝クラス(芝1600m・混)には間に合いそうです。様子を見ながら徐々にピッチを上げていきます」(尾関知人調教師)
2023/2/3 (須藤ステーブル)
馬体重:528kg
「現在は馬場でダクとハッキングを4000m(18秒ペース)のメニューで調整中です。鼻出血の心配はもう要らないようで、良い動きを見せてくれています。余裕も出てきましたよ。3/05(日)中山・4歳上2勝クラス(芝1600m・混)を目標とすることになり、明日4日(土)の検疫でトレセンに移動となりました」(担当者)
2023/1/27 (須藤ステーブル)
馬体重:530kg
「現在は馬場でダクとハッキングを4000m(18秒ペース)のメニューで調整中です。体調は良いので、どんどんペースアップさせていく予定です。中山開催の2週目か、4週目を狙う予定と聞いているので、このまましっかり負荷を掛けていきます。今のところ鼻出血の影響はなく進められていますよ」(担当者)
2023/1/20 (須藤ステーブル)
馬体重:530kg
「現在は馬場でダクとハッキングを4000m(18秒ペース)のメニューで調整中です。飼い葉をしっかり食べてくれているので、移動で減ってしまった体は大きく戻っています。冬毛は多いのですが体調は悪くありませんし、徐々に調教のペースを上げていきたいところ。どんどん調子が上がるように、かつ無理をさせることのないよう乗り込んでいきます」(担当者)
2023/1/13 (須藤ステーブル)
馬体重:508kg
この後は茨城県・須藤ステーブルで調整することになり、11日(水)に移動しました。

「現在は馬場でダクとハッキングを4000m(上限20秒ペース)のメニューで調整中です。入場翌日から乗り出しています。北海道で休んでいたので心身共にリフレッシュした感じですが、まだまだ乗り込みが必要そうな状態。鼻出血からの立ち上げとなるので、様子を見ながら馬に合わせてじっくりと進めていきます」(担当者)
2022/12/30 (オカダスタッド)
馬体重:553kg
現在はウォーキングマシン1時間のメニューで調整しています。担当者は「今月中旬で夜間放牧を終了し、下旬以降はマシンでの運動をおこなっています。脚元や歩様に気になるところはないため、数日で運動時間を30分から1時間へ延長しており、来月上旬には騎乗を立ち上げる予定。目に見えない内臓面が要因とあって、まずはジックリと乗っていきます」と話していました。
2022/12/15 (オカダスタッド)
現在は夜間放牧をおこなっています。この中間も休養に充てていますが、こちらへ来て3ヶ月が経ちましたし、放牧地の地面も固くなってきたことから近日中に夜間放牧を切り上げ、ウォーキングマシンでの運動を開始する予定です。まずは軽めに動かして状態を確認し、徐々にステップアップを図っていきます。
2022/11/30 (オカダスタッド)
馬体重:549kg
現在は夜間放牧をおこなっています。担当者は「ワザモノがいる放牧地からは同じように夜間放牧をおこなっている1歳の牝馬たちの姿が見えるため、気にするようならそろそろ切り上げようかと考えていましたが、そのような素振りはまったく見受けられません。相手側は気になるようでも、こちらは相変わらず悠々自適にのんびりと過ごしているので、もう少しの間はこのまま夜間放牧を続ける予定です」と話していました。
写真
2022/11/15 (オカダスタッド)
現在は夜間放牧をおこなっています。この中間も休養に充てて内臓面の回復を促していますが、飼い葉食いはすこぶる良好とあって体調は特に心配なさそうです。放牧地でのリラックスした様子からは、精神面でのリフレッシュも図れている印象です。
2022/10/31 (オカダスタッド)
馬体重:540kg
現在は夜間放牧をおこなっています。担当者は「夜から朝にかけては気温が下がるため、馬体には冬毛が出てきましたが、体調面に変化はなさそうです。まだ放牧地の地面が固くなったりする時期でもないため、もうしばらくは現状の生活を続ける予定です」と話していました。
2022/10/15 (オカダスタッド)
現在は夜間放牧をおこなっています。脚部に不安はないことから、夜間放牧をおこなって心身のリフレッシュを図ることになりました。今月中旬より開始しており、今後しばらくは自発運動をさせながら休養に充てる予定です。
2022/9/30 (オカダスタッド)
馬体重:515kg
現在はパドック放牧をおこなっています。担当者は「比較的広めのパドックに放して自由にさせていますが、落ち着いた様子で過ごしています。当面の間は現状の生活を続けて、鼻出血からの回復を図っていきます」と話していました。
写真
2022/9/15 (オカダスタッド)
11日(日)に北海道・オカダスタッドへ移動しました。

現在はパドック放牧をおこなっています。輸送熱などの異常もなく、到着翌日の12日(月)からはパドックに放してのんびりさせています。今後しばらくは運動を控えて、このままジックリと休養に充てる予定です。
2022/9/9 (美浦トレセン)
この後は北海道・オカダスタッドで調整することになり、近日中に移動する予定です。

7日(水)にWコースで5ハロンから0.7秒先行して併せ、67.0-52.4-38.1-12.0を一杯に追い切りました。「水曜日の時計消化後に鼻出血が見られました。片方からではあっても、それなりの量が出ましたので、診てもらったところ運動誘発性肺出血という診断。今回目指していたレースはハンデ戦ということもあって、ぜひとも使いたい条件であったのは確かです。ただ、かといってリスクを覚悟の上にこのまま進めていくという選択肢は好ましいとは考えません。ここはきちんと楽をさせる時間を設けることこそが、回復への近道と捉えています」(尾関知人調教師)
2022/9/2 (美浦トレセン)
馬体重:514kg
須藤ステーブルで調整され、本日9月2日(金)に帰厩しました。

「両肩を中心に見られていた疲労感は、乗り込みを重ねながら問題なくなってきました。元気も戻ってきましたし、これであれば安心できる状態ですよ。本日無事に送り出しましたが、この感じであればまた競馬場で頑張ってくれると思います」(担当者)
2022/8/27 (須藤ステーブル)
馬体重:512kg
「現在は馬場でダクとハッキングを4000m(20秒ペース)のメニューで調整中です。レース後は両肩を中心に疲労感が見られたものの、回復ぶりは順調で時間経過に応じて抜けてきました。一週間経過した今では問題なく、いつも通りの状態と言って差し支えないでしょう。中山開催でのレースと聞いていますので、緩めないよう引き続き乗り進めておきます」(担当者)
2022/8/19 (須藤ステーブル)
★8/13(土)札幌・羊ヶ丘特別(芝1500m・混)黛弘人騎手 結果6着
この後はトレセン近郊の須藤ステーブルで調整することになり、17日(水)に移動しました。

「レースを終えて水曜にこちらに戻ってきています。その後は馬体を隅々までチェックした後に放牧に出しました。脚元やどこかを痛めているようなことはありませんが、両肩を中心に疲労が見られます。二戦して長距離輸送もありましたので、まずは疲れをとってあげることが先決でしょう。この後は中山でのハンデ戦を目指したい考えのため、また状態と相談しながら帰厩のタイミングを決めていきます」(尾関知人調教師)
2022/8/13 (札幌競馬場)
馬体重:502kg
★8/13(土)札幌・羊ヶ丘特別(芝1500m・混)黛弘人騎手 結果6着

「体も増えて見た目にハリもあって、パドックからしっかり歩けていたと思います。スタートが鍵になるので、ジョッキーには返し馬ではじっくりほぐすよう指示を出しました。スタートは出るには出たのですが、二の脚的にあの位置になり、外に出そうにも出せず、3コーナー手前では前の馬の動きの影響を受けて、さらに位置を下げています。そこから外を回すにも時間もありませんし、内があくのを待って脚を使わせる形となりました。心配していた内枠が内容に響いた印象です」(尾関知人調教師)
2022/8/11 (札幌競馬場)
☆8/13(土)札幌・羊ヶ丘特別(芝1500m・混)黛弘人騎手

10日(水)に札幌競馬場のダートコースで5ハロン69.0-53.4-39.0-12.9を単走で直線強めに追い切りました。「中一週での出走ですので、そこまで強い負荷は必要ありません。70-40程度で最後だけ伸ばすようオーダーをしての時計消化でしたが、思うような内容で終えられたと思います。黛ジョッキーは『苦しいところもなく、上がってからの息もケロッとしてました。一度使って良くなっているのが感じられます』と話していました。馬体にハリもありますし、間隔をつめての疲労感だったりの不安もなく、何よりも上昇度の方が大きいですね」(尾関知人調教師)
2022/8/5 (札幌競馬場)
★7/31(日)札幌・札幌道新スポーツ賞(芝1500m・混ハンデ)黛弘人騎手 結果3着

「レースによりどこかを痛めるようなこともなく、状態を確認した上で水曜日より乗り出しを開始しています。跨った感触としても大きな疲労感はない様子です。それよりも一戦したことで良くなっているのが感じられるほど。このまま中一週での8/13(土)札幌・羊ヶ丘特別(芝1500m・混)に向けて進めていきます」(尾関知人調教師)
2022/7/31 (札幌競馬場)
馬体重:496kg
★7/31(日)札幌・札幌道新スポーツ賞(芝1500m・混ハンデ)黛弘人騎手 結果3着

「見た目にもコンディションの良さが表れていましたし、パドックもいい雰囲気だったと思います。スタートはまずまず出て、この馬の二の脚からはあの位置で運ぶことになりました。ジョッキーは『もう少し出て、一列前で運びたかった』とは話しています。思いの外ペースが落ち着いてしまい、脚質を考えて早めに上がっていったものの、前でスムーズに運んだ馬に楽をさせてしまった感はありますね。ただ、ワザモノ自身はしっかり最後まで頑張ってくれました」(尾関知人調教師)
2022/7/28 (札幌競馬場)
☆7/31(日)札幌・札幌道新スポーツ賞(芝1500m・混ハンデ)黛弘人騎手

24日(日)に札幌競馬場のダートコースで4ハロン58.0-43.0-13.2を単走で強めに追われ、27日(水)にもダートコースで5ハロンから1.2秒追走して併せ、69.0-53.2-38.9-12.7を馬ナリに追い切りました。「長距離輸送を上手くこなして、週末より現地で時計消化を開始しています。日曜日に関しては初めての場所であることと、単走だったのもありフワフワしている感はありましたね。昨日は単走のつもりだったのが、タイミング良く他厩舎の馬と三頭併せでの追い切り。二頭を追走する形で、手応えも優勢で無理せず終い伸ばせています。時計は地味に映るかもしれませんが、フカフカの時計のかかる馬場でしたし、何よりも動きそのものが良かったですよ。順調に態勢を整えての送り出しとなります」(尾関知人調教師)
2022/7/22 (札幌競馬場)
16日(土)に坂路コースで4ハロン55.8-41.0-27.1-13.2を単走で馬ナリに追われ、20日(水)にはWコースで5ハロンから0.6秒追走して併せ、66.9-51.5-37.2-11.8を一杯に追い切りました。「蓑島騎手には、レース一週前ですし輸送前にしっかり目にやってほしいと指示して乗ってもらいました。稽古から動く馬が相手だったので、単純に比較するとモタモタ感はあるものの、いい負荷を掛けられたのでこれでまた変わってくるでしょう。状態面含めて上向いているのが感じられるのは確かです。昨日こちらを出発し、本日札幌競馬場に到着しました。週末からじっくり乗り込みながら現地での時計消化につなげていく流れで考えています」(尾関知人調教師)
2022/7/15 (美浦トレセン)
9日(土)に坂路コースで4ハロン55.7-41.1-27.0-13.2を単走で馬ナリに追われ、13日(水)にはWコースで5ハロンから1.1秒先行して併せ、68.2-52.8-38.4-12.2を馬ナリに追い切りました。「水曜日には三頭併せを先導する形で一番外を走らせています。それなりに余裕の感じられる動きではあったものの、前走から間隔が空いている分、息の重さだったり体の緩さだったりが感じられる現状です。ただ、動き出しとしては十分な内容と言って差し支えないでしょう。現地の馬房との兼ね合いがあるため、現時点では移動日は決まっていませんが、来週末までにはこちらより送り出す予定です」(尾関知人調教師)
2022/7/8 (美浦トレセン)
須藤ステーブルで調整され、6日(水)に帰厩しました。

「元気な様子で帰厩しています。昨日はまず角馬場で体をほぐしてから坂路を一本駆け上がらせて、週末からの時計消化再開の土台作りとしました。この後は現地の馬房の調整をしながら札幌開催での出走を目指して移動させます。せっかく行くからに上手くやって二戦はしたいですね。前走で跨ったルメール騎手は不在という状況です。現地で稽古をつけてコンタクトを取りながらレースを重ねることを考えると、過去にも跨っている黛ジョッキーに依頼することにしました」(尾関知人調教師)
2022/7/1 (須藤ステーブル)
馬体重:518kg
「現在は馬場でダクとハッキングを4000m(18~20秒ペース)のメニューで調整中です。暑い日が多くなってきたことで目の周りが黒ずんできて、馬房の中でのふるまい方なんかを見ると夏バテの兆候かなとも思えるのですが、騎乗すると問題はありません。今のところ動きにも支障はありませんし、飼い葉もしっかりと食べています。よく注意しながら、調教をおこなっていくつもりです」(担当者)
2022/6/24 (須藤ステーブル)
馬体重:515kg
「現在は馬場でダクとハッキングを4000m(18~20秒ペース)のメニューで調整中です。張りが出ていたトモはもう問題ないことから、徐々にピッチを上げて乗り込んでいます。今週はじめに診てくれた獣医師も『もう大丈夫ですよ』と話していたので、ここからしっかりと乗り込んでいくつもりです」(担当者)
2022/6/17 (須藤ステーブル)
馬体重:515kg
「現在は馬場でダクとハッキングを4000m(20秒ペース)のメニューで調整中です。引き続きトモの状態は問題なく、順調な乗り込みをおこなえています。長めをじっくりと乗っているのですが、骨瘤は問題ありませんし、トモの感じも良くなっていますよ。このまましっかりと負荷を掛けていきます」(担当者)
2022/6/10 (須藤ステーブル)
馬体重:516kg
「現在は馬場でダクとハッキングを4000m(20秒ペース)のメニューで調整中です。トモの疲れが抜けてきて、全体的に良化も窺えることから、今週よりペースを上げて乗り込んでいます。骨瘤を含めた脚元は問題ない感じなので、このまま進めていけそう。更なる良化を促していきます」(担当者)
2022/6/3 (須藤ステーブル)
馬体重:514kg
「現在は馬場でダクとハッキングを3000m(上限20秒ペース)のメニューで調整中です。レースを使ったなりの疲れが感じられることから、まだそこまでペースを上げずに進めています。トモも少しクタッとしている感じですし、様子を見ながらペースアップのタイミングを探っていきます」(担当者)
2022/5/27 (須藤ステーブル)
★5/21(土)東京・高尾特別(芝1400m)C.ルメール騎手 結果4着
この後はトレセン近郊の須藤ステーブルで調整することになり、26日(木)に移動しました。

「頑張って走ってくれたのもあって、さすがに今回は疲労の色が濃いですね。歩様からは特に右前、左トモに疲れが感じられます。もともとある骨瘤も普段は反応ないものが少し反応があったりと、ここでひと息入れてあげた方がいいのは間違いありません。まずは楽をさせて、その後はまたいいパフォーマンスを見せられるよう動き出していきましょう」(尾関知人調教師)
2022/5/21 (東京競馬場)
馬体重:494kg
★5/21(土)東京・高尾特別(芝1400m)C.ルメール騎手 結果4着

「中二週での今回でしたが、プラス体重で臨めたように体調面含めていい状態での送り出しでした。前回は装鞍所でうるささを見せたため、今日は厩舎装鞍としたことで落ち着いてレースに向かえています。ジョッキーにはトモが甘いためスタートで遅れることがあること。馬場が悪いと進みがもう一つなことを伝えて託しました。『上手くスタート出れて、いいポジションがとれたし、馬場もそこまで気にならずにスムーズに走れた。馬も頑張ってはいるけどジリジリとしか伸びない。1400でも1600でもどちらでも頑張れる。ただ、1400でフルゲートやペースが速かった時には前半忙しくなるかも』とレース後は話しています。現状の中ではいいパフォーマンスができたと思います」(尾関知人調教師)
2022/5/19 (美浦トレセン)
☆5/21(土)東京・高尾特別(芝1400m)C.ルメール騎手

18日(水)にWコースで6ハロンから0.5秒先行して併せ、83.1-66.2-51.2-37.3-11.6を馬ナリに追い切りました。「先週金曜で思いのほかいい感触が掴めたこともあり、今週末の特別レースについても念のため登録させてもらいました。昨日の時計消化でも無理せずとも動けていて良かったため、今週の出走をいよいよ本格的に視野に入れることに。想定での相手関係だけでなく、頼もしい鞍上を確保できたこともあって、今週の出走を決めています。状態面としては申し分ありませんので、しっかり自身の力を出してくれるはずです」(尾関知人調教師)
2022/5/13 (美浦トレセン)
13日(金)にWコースで5ハロン72.3-55.7-40.9-13.5を単走で馬ナリに追い切りました。「皮膚炎を起こしていた脚元も落ち着き、順調に乗り進められています。昨日は坂路を駆け上がり、今日はWコースでの時計消化を再開しました。もともとのウィークポイントである左トモに疲れが出やすいのはありますので、その辺りはこちらも気を配りながら進めているつもりです。今回は中三週でのレースを考えているように、きちんと必要な期間を空けてあげれば問題ありません。5/28(土)東京・葉山特別(芝1600m・混)にはいい具合に仕上がっているよう努めます」(尾関知人調教師)
2022/5/6 (美浦トレセン)
★5/01(日)東京・4歳上2勝クラス(芝1600m・混)石川裕紀人騎手 結果6着

「トモを中心とした疲れは見られますが、程度としては競馬を使ったなりで、これまでと比較して大きなものではありません。昨日より乗り出しを開始しています。レース当日は装鞍所でうるさい面を見せたことはお伝えしていましたが、その際に馬柵棒に右前を擦りました。腫れたり、歩様がどうというようなことはなかったものの、念には念を入れて本日エコー検査をおこなっています。やはり腱にダメージ等はなく、擦ったことにより表面が皮膚炎を起こしているだけで、安心して乗り進めて問題はないとの見解です。レースでの疲れを抜きながらと考えると、次は中三週空けての出走がいいのではないかと現時点では考えています」(尾関知人調教師)
2022/5/1 (東京競馬場)
馬体重:490kg
★5/01(日)東京・4歳上2勝クラス(芝1600m・混)石川裕紀人騎手 結果6着

「久々の分もあってか、この馬にしては装鞍所でうるささがありましたね。ジョッキーにはリズム良く運ぶことと、キレるタイプではないため、長く脚を使うイメージでと指示しています。7Rあたりからの雨の影響を受けて馬場が悪く、内枠というのもあって、内で脚を取られながらの競馬でした。ジョッキーもどこかで外に出したかったようなのですが…。もともと掘られていて、そこに雨が降って馬場の悪い3、4コーナでは特に脚をとられて、思うように位置を上げていけてません。直線もなかなかエンジンがかからず、スペースができてからようやくスピードに乗って、最後100mのところでさらにガっと伸びています。馬場が悪かった要素が大きかった印象ではあるものの、脚余す形となって申し訳ない旨、ジョッキーも話していました」(尾関知人調教師)
2022/4/28 (美浦トレセン)
☆5/01(日)東京・4歳上2勝クラス(芝1600m・混)石川裕紀人騎手

4月24日(日)に坂路コースで4ハロン56.2-41.0-27.0-13.1を単走で馬ナリに追われ、27日(水)にはWコースで5ハロンから0.8秒追走して併せ、66.5-51.9-36.8-11.6を馬ナリに追い切りました。「今週も追走する形で外の馬のペース、動きに合わせる内容としました。先週と比べて折り合いもつきましたし、余力も十分。途中、進路が狭くなり一旦スピードを落とさなければならない場面がありましたが、極端にリズムを崩すことなくスムーズに再び加速ができています。今回は目標としていた東京だけでなく、特別登録の段階で頭数の少なかった阪神というのも一つの選択肢ではありました。休み明けであることや近走の内容からも1600m戦の方が競馬がしやすいであろうこと。加えてハンデ戦ではあるものの、全体を見渡してみると大きく有利に働いている感は受けません。東京の方が相手関係も与し易いと考え、予定通りの番組に投票しています。帰厩からここまで順調な調整過程でしたので、レースでもそれが見せられれば言うことはありません」(尾関知人調教師)
2022/4/22 (美浦トレセン)
17日(日)に坂路コースで4ハロン55.5-40.6-26.5-13.1を単走で馬ナリに追われ、21日(木)にはWコースで5ハロンから0.5秒追走して併せ、67.1-51.8-37.3-11.6を馬ナリに追い切りました。「先行する相手を外から追いかけての時計消化。ジョッキーが跨ったのはあるにせよ、相手と比較しても手応え優勢で余力十分でした。黛騎手も『気合が入っていて、行きっぷりもいいですね』と評しています。息遣いの良化も感じさせますし、順調な調整過程といえるでしょう。それに対して少々苦労しているのが鞍上確保です。上位騎手はうまっている現状のため、もう少し時間をいただければと思います」(尾関知人調教師)
2022/4/15 (美浦トレセン)
9日(土)に坂路コースで4ハロン54.8-39.6-26.3-13.0を単走で馬ナリに追われ、14日(木)にもWコースで6ハロンから0.5秒追走して併せ、83.7-67.8-52.9-38.4-12.0を馬ナリに追い切りました。「昨日の時計消化は三頭併せの一番外側を走らせています。斤量の軽いジョッキーが跨った真ん中の馬が一番動くだろうという見立てでしたが、それに対して無理なくついていけてました。さすがにまだ息の重さがあるのは正直なところです。ただ、それでも滑り出しとしては上々ではないでしょうか。体の使い方も悪くありませんでしたので、このまま本数を重ねて整えていくだけです」(尾関知人調教師)
2022/4/8 (美浦トレセン)
ノルマンディーファーム小野町で調整され、6日(水)に帰厩しました。

「5/1(日)東京・芝1600m戦での復帰を当面の目標にして、こちらに戻させていただきました。坂路とWコースで終い17秒のキャンターを乗りましたが、休養効果を感じるキビキビとした動きに映りました。フットワークも力強く、トモのハマり具合いもいいですね。ここからペースアップしていきますが、現状を維持しながら時計を詰めていくことが出来ればと思います」(尾関知人調教師)
2022/4/1 (ノルマンディーファーム小野町)
馬体重:524kg
現在は馬場1周と坂路2本を18秒ペース(週2回は15秒ペース)のメニューで調整しています。コンスタントに追い切りを重ねてきて、体つきも大分しっかりとしてきました。もっと毛ヅヤは良化してきていいと思いますが、ここまでなかなか上向いてこなかった調子に、ようやく変化が見られるようになってきています。なお、来週中にトレセンへ帰厩する予定です。
2022/3/25 (ノルマンディーファーム小野町)
馬体重:521kg
現在は馬場1周と坂路2本を18秒ペース(週2回は15秒ペース)のメニューで調整しています。この中間は煩い面を見せるなど、徐々に活気が出てきました。馬体重も増えていますし、体つきも良くなってきているように映ります。坂路では少し頭が上がるところはありますが、背中の緩さも解消されつつありますし、このまま進めていけばトモもしっかり嵌まってくると思います。
2022/3/18 (ノルマンディーファーム小野町)
馬体重:515kg
現在は馬場1周と坂路2本を18秒ペース(週2回は15秒ペース)のメニューで調整しています。まだ馬体の張りがもう一つですし、動きも若干重く感じられます。馬体重はもっと増えてきてもいいように、それだけまだ本調子ではないということでしょう。もう少し活気が出てきて欲しいところです。
2022/3/11 (ノルマンディーファーム小野町)
馬体重:516kg
現在は馬場1周と坂路2本を18秒ペース(週2回は15秒ペース)のメニューで調整しています。今週からハロン15秒ペースでの追い切りを開始しました。初回はまだ力強さに欠ける印象でしたし、馬体に関してももっと張りが出てきて欲しいところです。追い切り日とリラックスさせる日を交えつつ、メリハリをつけたメニューで進めていきます。
2022/3/4 (ノルマンディーファーム小野町)
馬体重:522kg
現在は馬場2周と坂路1本(上限18秒ペース)のメニューで調整しています。坂路ではやや前がかりに走るところはありますが、調教自体は概ね順調に進めることが出来ています。落ち着いている反面、多少マイペースなところもあって、周回コースでのハミの取り方などは今ひとつ。馬体は全体的に張りツヤが出てきて欲しいところですし、本格的に良くなるのはもう少し先になりそうです。
2022/2/25 (ノルマンディーファーム小野町)
馬体重:521kg
現在は馬場2周と坂路1本(上限20秒ペース)のメニューで調整しています。まだハミにモタれてしまうところもありますが、少しずつ緩さは解消されてきています。出来ればもう少し上体が起きて坂路を走れるようになるのが理想的。トモに甘いところのある馬ですし、現状お腹回りにも余裕があるので、どんどん乗り込んでいきます。
2022/2/18 (ノルマンディーファーム小野町)
馬体重:525kg
現在は馬場2周と坂路1本(上限20秒ペース)のメニューで調整しています。15日(火)から周回コースでの調教を開始しました。こちらで調整を進めるのはデビュー前に在厩していた時以来、1年半ぶりになりますが、その当時のいいイメージと変わらず、馬に成長も感じられます。乗り味が柔らかく落ち着いていますし、楽をさせて緩んだ分、多少のフラつきはありますが、すぐにしっかりしてくるでしょう。
2022/2/11 (ノルマンディーファーム小野町)
馬体重:526kg
現在はウォーキングマシン1時間のメニューで調整しています。先週同様にマシンでの運動をおこなっていますが、日に日に落ち着きが出てきたように感じられます。馬体面も回復傾向にあるため、近日中に周回コースで乗り出す予定です。
2022/2/4 (ノルマンディーファーム小野町)
馬体重:522kg
現在はウォーキングマシン30分のメニューで調整しています。到着翌日からマシンでの運動を開始しました。少し煩い面はありますが、だんだんと落ち着いてはきたので、馬体の回復を待って騎乗調教を開始する予定です。
2022/1/28 (ノルマンディーファーム小野町)
★1/23(日)中京・賢島特別(芝1400m・ハンデ・混)松山弘平騎手 結果10着
この後は福島県・ノルマンディーファーム小野町で調整することになり、本日28日(金)に移動しました。

「これまでになく中間の気合い乗りが良く、期待していました。なんだかそれが空回りしてしまったような気がしています。松山弘平ジョッキーが序盤に気合いをつけて中団へつけましたが、近走と違うパターンの競馬に戸惑いもあったのではないかとも思います。もちろん、良馬場発表ながら雨の影響を受けたこともあるでしょう。直線はラチ沿いで少し窮屈なポジションではあったものの、伸びを欠いてしまいました。休み明けから3走したこともあり、春季に向けてここで仕切り直したいと思います」(尾関知人調教師)
2022/1/23 (中京競馬場)
馬体重:496kg
★1/23(日)中京・賢島特別(芝1400m・ハンデ・混)松山弘平騎手 結果10着

「6kg減での出走は想定内の範囲でした。返し馬をじっくりとおこなって、スタートも決まったのですが。鞍上の松山弘平ジョッキーは『周りの馬の二の脚が速く、流れに乗るために押していきました。勝ち馬のすぐ後ろにつけたのですが。その後は、芝の塊のキックバックを気にして、何度も手前を替えようとして。最後は脚が残っていませんでした』と話していました」(尾関知人調教師)
2022/1/20 (美浦トレセン)
☆1/23(日)中京・賢島特別(芝1400m・ハンデ・混)松山弘平騎手

19日(水)にWコースで6ハロンから0.8秒先行して併せ、83.9-66.9-52.2-37.6-11.7を強めに追い切りました。「実績のある条件の1/23(日)中山・芝1600m戦に横山武史ジョッキーを、同日の中京・賢島特別(芝1400m・ハンデ)は松山弘平ジョッキーをそれぞれおさえていました。中山は9頭立て、中京はワザモノも含めて12頭立てとなりましたが、相手関係を精査し、最終的には中京に投票させていただきました。昨日1/19(水)は、重賞出走歴のある同世代の2勝馬で、追い切りではすこぶる動くタイプの相手に最後は詰め寄られましたが、終いを11秒台でまとめることが出来ています。フットワークも非常にしっかりとしていましたね。今回の中京芝1400m戦も橘S(5着)で経験済みの条件ですし、この中間は少し引っ掛かるところも見られるので、むしろいいのではないか、力を出しやすいのではないかとも思っています。明け4歳の初戦、結果を出したいですね」(尾関知人調教師)
2022/1/14 (美浦トレセン)
10日(月)にWコースで5ハロン74.0-57.2-42.2-14.2を単走で馬ナリに追われ、14日(金)にもWコースで5ハロン68.2-53.2-38.7-12.1を単走で馬ナリに追い切りました。「今朝1/14(金)の追い切りは併せ馬の形を予定していたのですが、併走馬が随分と遅れてしまって、単走になってしまいました。少々誤算でしたが、フワフワとならずに最後まで集中していたように映りましたね。最後に少し仕掛けましたが、反応も良かったと思います。来週の1/23(日)中京・賢島特別(芝1400m・ハンデ)に特別登録をしつつ、同日の中山・4歳上2勝クラス(芝1600m)での出走を本線に仕上げていきましょう」(尾関知人調教師)
2022/1/7 (美浦トレセン)
「前走は最後までしぶとく伸びてはくれましたが、既に大勢が決していました。相手関係や展開が結果を大きく左右したことは間違いありませんが、中1週というローテーションがレースでのパフォーマンスに多少は影響したのではないかと感じています。まずは何事もなく年を越しましたので、次走は中3週となる1/23(日)中山・4歳上2勝クラス(芝1600m・混)を目標に。最終的な出走の是非は、坂路入りしてハロン16~18秒の時計で調整を進めていますので、その進捗状況で決めたいと考えています」(尾関知人調教師)
2021/12/25 (中山競馬場)
馬体重:502kg
★12/25(土)中山・クリスマスカップ(芝1600m・混)黛弘人騎手 結果7着

「馬体重の増減なしが示す通り、状態的にはいい意味で平行線で送り出せたと思います。前走の時計(1.34.2)で今回も走っていれば、勝ち負けになっていたはず。枠の差なのか、やはり中1週での出走がこたえてしまったのでしょうか。鞍上の黛弘人ジョッキーは『外めの枠だったので内に進路を取り、なるべくコースロスをなくそうと。前2頭が引っ張って縦長の展開となってしまって。追い出してからはいつものワザモノらしく伸びてくれてはいるのですが、結果的には位置取りが後ろ過ぎました。3着以降はそれほど差はないのですが、入着することができず申し訳ありません』と話していました」(尾関知人調教師)
2021/12/23 (美浦トレセン)
☆12/25(土)中山・クリスマスカップ(芝1600m・混)黛弘人騎手

22日(水)にWコースで5ハロン69.1-53.7-39.0-12.3を単走で馬ナリに追い切りました。「今週の出走を視野に、最終的に今朝12/23(木)の状態で出走を判断しようと考え、昨日12/22(水)に追い切ってみました。中1週を考慮して、15-15から入りサッと流すような感じでしたが、力強いフットワークでいい伸びだったと思います。ウィークポイントであるトモへの反動もなく、気持ちが乗って気配もいいですね。しっかりと力を出せると判断し、投票させていただきました。鞍上は黛弘人ジョッキーに戻ります。フルゲート16頭で相手も前走以上ですが、ヒケは取らないと思っています。前走2着の余勢を駆って、結果を出したいですね」(尾関知人調教師)
2021/12/17 (美浦トレセン)
★12/12(日)中山・3歳上2勝クラス(芝1600m・混)田辺裕信騎手 結果2着

「田辺裕信ジョッキーからは『雰囲気が良かったです。流れが落ち着いたので勝ち馬のレースになりましたが、ゲートをしっかりと出てくれましたし、脚を温存したこともあって、鋭く伸びてくれました』とのコメントでした。次走について、優先出走権利の期間内(~22/1/05)での出走を目標にしましょう。中1週で今回と同条件の12/25(土)中山・クリスマスカップ(芝1600m)に向かうか、年明けの1/05(水)中京・4歳上2勝クラス(芝1600m)になるでしょうか。まずは今週末に特別登録をおこなって、あとはコンディションとの相談ですね」(尾関知人調教師)
2021/12/12 (中山競馬場)
馬体重:502kg
★12/12(日)中山・3歳上2勝クラス(芝1600m・混)田辺裕信騎手 結果2着

「スタートが決まって、スムーズに流れに乗れました。ただ、スローペースでしたし、結果論ですが、3~4コーナーの位置取りはもう一列前だったかと。直線で前の馬をさばくために最内に進路を取るロスがあり、しっかりと追えたのは正味残り1ハロンもなかったのではないでしょうか。この中山芝1600mという条件はやはり合っていると思いましたし、あとは展開ひとつですね」(尾関知人調教師)
2021/12/9 (美浦トレセン)
☆12/12(日)中山・3歳上2勝クラス(芝1600m・混)田辺裕信騎手

4日(土)に坂路コースで4ハロン55.6-40.8-26.6-12.8を単走で馬ナリに追われ、8日(水)にはWコースで5ハロンから1.9秒先行して併せ、67.6-53.1-38.6-11.8を馬ナリに追い切りました。「まずは騎乗予定だった柴田善臣ジョッキーが頸椎椎間板ヘルニアのため、今週末の騎乗を見合わせることになりました。そこで田辺裕信ジョッキーが確保できたことは本当に良かったと思います。昨日12/8(水)の追い切りは3頭併せの外で先行。終始軽快なフットワークで最後までしっかりと伸びて、先週同様、終い1ハロンを11秒台でまとめることが出来ました。態勢は十分と見ています。このコースですでに4走。前走が少し消化不良でしたので、改めて力のあるところを示すことが出来ればと思います」(尾関知人調教師)
2021/12/3 (美浦トレセン)
11月28日(日)に坂路コースで4ハロン55.8-40.5-26.5-13.1を単走で馬ナリに追われ、12月1日(水)にはWコースで5ハロンから0.6秒追走して併せ、66.6-52.1-37.7-11.9を馬ナリに追い切りました。「今週は黛ジョッキーに跨ってもらい格上馬と追い切りました。併走馬は3勝クラスで、今週出走予定なので最終追い切りだったのですが、ワザモノが後ろから追いかけて1馬身先着しています。手応えもこちらは持ったままでした。キビキビと動いてスピードに乗り、先週からの良化顕著といったところでしょうか。来週の12/12(日)中山・3歳上2勝クラス(芝1600m)に、今年7月のラジオNIKKEI賞(G3)での騎乗実績がある柴田善臣ジョッキーで向かいたいと思います」(尾関知人調教師)
2021/11/26 (美浦トレセン)
21日(日)に坂路コースで4ハロン55.7-40.8-26.7-12.6を単走で馬ナリに追われ、25日(木)にはWコースで5ハロン69.0-53.8-38.9-11.9を単走で強めに追い切りました。「昨日の追い切りは自厩舎の2歳に胸を貸す形で、ペースメーカー的な役割を担ってもらいたいと考えていましたが、ワザモノのリードに相手が併走できず、結果的に単走追いに。その影響も若干あったのでしょうか、道中でフワフワしてしまって。実質、帰厩後1本目の追い切りですから、やむを得ないところはありますし、もちろん時計的には合格点をあげてもいいと思います。ただ、来週の12/05(日)中京・中京日経賞(芝1600m)はメンタルの面で間に合わないのではないかと感じています。12/12(日)中山・3歳上2勝クラス(芝1600m)での出走が濃厚です」(尾関知人調教師)
2021/11/19 (美浦トレセン)
須藤ステーブルで調整され、昨日18日(木)に帰厩しました。

「前走からの青写真通り、12/05(日)中京・中京日経賞(芝1600m)もしくは12/12(日)中山・3歳上2勝クラス(芝1600m)での出走を予定して帰厩させていただきました。肩ならしと状態確認の意味で、今朝11/19(金)に4ハロン69.3-51.2-34.3-17.1の時計を出しておきました。ここまでの実績的には中山が本線ですが、その時点での仕上り具合と相手関係を精査して、いずれで出走するかを決定したいと思います」(尾関知人調教師)
2021/11/12 (須藤ステーブル)
馬体重:510kg
「現在は馬場でダクとハッキングを3000m(18秒ペース)のメニューで調整中です。背腰の疲れが取れていい感じになってきたことから、今週よりペースアップを図っています。体はいい感じに引き締まってきていますし、状態も上がってきました。そう遠くなく帰厩になると思うので、この感じで態勢を整えていきます」(担当者)
2021/11/5 (須藤ステーブル)
馬体重:511kg
「現在は馬場でダクとハッキングを3000m(上限20秒ペース)のメニューで調整中です。少しトモに疲れが感じられますが、大きなダメージではありません。まだ軽めの調教ですが、状態を見ながら徐々にピッチを上げていくつもり。体調面は良好ですし、来週からもう少し負荷を強めていきます」(担当者)
2021/10/29 (須藤ステーブル)
★10/23(土)新潟・寺泊特別(芝1600m・混)亀田温心騎手 結果8着
この後は美浦近郊の須藤ステーブルで調整することになり、本日29日(金)に移動しました。

「超スローの上り勝負。ワザモノも上り3ハロン33.7秒の脚を使ってはいるのですが。馬群の内に押し込まれる形で狭くなって、鞍上の亀田温心ジョッキーも苦心したと思います。いずれにしても、流れに乗り切れませんでした。トモの疲れも見えますし、短期間ですが、ここで一旦心身ともにリセットしましょう。現時点では12/05(日)中京 ・中京日経賞(芝1600m)もしくは12/12(日)中山・3歳上2勝クラス(芝1600m)を予定したいと考えています」(尾関知人調教師)
2021/10/23 (新潟競馬場)
馬体重:494kg
★10/23(土)新潟・寺泊特別(芝1600m・混)亀田温心騎手 結果8着

「展開が向きませんでしたね。スローペースで、直線まで馬群もバラけませんでした。キレる脚が使えないので、こうなっては仕方がありません。鞍上の亀田温心ジョッキーは『スタートしてからの位置取りが後ろ過ぎました。3コーナーで狭くなって、さらに下げざるを得なくなって。行きたがっていたのを抑えたので、直線で前が開いていざ追い出しても、それほどの反応がありませんでした。申し訳ありません』と話していました」(尾関知人調教師)
2021/10/21 (美浦トレセン)
☆10/23(土)新潟・寺泊特別(芝1600m・混)亀田温心騎手

16日(土)に坂路コースで4ハロン56.5-41.1-27.0-13.3を単走で馬ナリに追われ、20日(水)にはWコースで6ハロンから0.8秒先行して併せ、85.3-69.0-54.8-40.0-12.0を馬ナリに追い切りました。「先週しっかりとやったので、今週は併走馬をリードする形で、直線に向くまで我慢させて終いの伸びを意識させるような追い切り。馬ナリで終い12秒フラットの時計が出ましたし、推進力を感じる走りだったと思います。1週延ばして正解でした。前走は絶好のポジションが取れ、最後まで渋太く伸びてくれたものの、決め手で見劣ってしまいました。明日の雨の影響等で少し馬場が渋り、持続力が求められる展開になれば、チャンスは巡ってくるはずです。あとは、平坦コースがワザモノを含め全馬にどう影響してくるかがカギでしょうか。デビュー戦(4着)の地の新潟で3勝目を挙げたいですね」(尾関知人調教師)
2021/10/15 (美浦トレセン)
13日(水)にWコースで5ハロンから0.7秒先行して併せ、69.2-53.9-39.6-12.4を一杯に追い切りました。「今週10/17(日)東京・鷹巣山特別(芝1600m)のハンデが54kgでした。他メンバーと比較すると少々見込まれた印象を受けていましたし、10/13(水)の追い切りが格下の併走馬2頭に遅れをとったことから、正式に来週の10/23(土)新潟・寺泊特別(芝1600m)に向かうことにしました。ただ、追い切りの遅れは、鞍上の追い出しのタイミングと併走馬とのキレの差だと思いますので、状態に関してそれほどの心配は不要です。万全を期したつもりですので、抜かりなく仕上げていきましょう」(尾関知人調教師)
2021/10/8 (美浦トレセン)
8日(金)に坂路コースで4ハロン56.2-41.7-27.9-13.5を単走で馬ナリに追い切りました。「トモの状態や心肺機能をチェックすることを主な目的として、今朝10/8(金)に坂路入りして、単走で追い切ってみました。トモの違和感はなく、遅れずにしっかりと連動していましたね。前走の疲れは取れているようです。コンディションは問題ないことが確認できたので、まずは10/17(日)東京・鷹巣山特別(芝1600m・ハンデ)に特別登録をおこない、出走頭数とハンデなどの相手関係を精査して、翌週の10/23(土)新潟・寺泊特別(芝1600m)にスライドするかを決定したいと考えています」(尾関知人調教師)
2021/10/1 (美浦トレセン)
★9/26(日)中山・木更津特別(芝1600m・混)黛弘人騎手 結果4着

「しっかりと調教量を積んで送り出したので、6kg増は成長分と捉えています。追い切りの最後の直線でフワッとなる瞬間があったり、パドックや返し馬でおっとりとしたままだとレースでもおとなしいままで終わってしまうのではないか、引っ掛かり気味でいった方が結果出るのではないかとの考えから、鞍上の黛弘人ジョッキーがゲート裏で気合いをつけました。その効果もあり、上手く流れに乗れたのではないかと思います。黛ジョッキーも直線を上手くさばいてくれました。次走については、優先出走権内の10/17(日)東京・鷹巣山特別(芝1600m・ハンデ)もしくは10/23(土)新潟・寺泊特別(芝1600m)を考えています」(尾関知人調教師)
2021/9/26 (中山競馬場)
馬体重:492kg
★9/26(日)中山・木更津特別(芝1600m・混)黛弘人騎手 結果4着

「鞍上の黛弘人ジョッキーは『スタートから意図的に促して、ハミを掛けました。リラックスして走らせるよりも、多少リキむ程度でそれをおさえ、ファイトさせた方が力を出せるのではないかとの考えからです。最終追い切りに跨らせてもらいましたが、その際の感触以上によく頑張ってくれました』と話していました」(尾関知人調教師)
2021/9/23 (美浦トレセン)
☆9/26(日)中山・木更津特別(芝1600m・混)黛弘人騎手

19日(日)に坂路コースで4ハロン56.0-40.8-27.0-13.2を単走で馬ナリに追われ、22日(水)にはWコースで5ハロンから1.0秒追走して併せ、65.5-51.0-37.0-11.5を一杯に追い切りました。「最終追い切りは自厩舎のオープン2頭が先行し、内から追いかける形。1頭は今週のオールカマー(G2)に出走するグローリーヴェイズでしたから、さすがにゴールでは遅れてしまったものの、食らいついていたように映りました。黛ジョッキーが最後までしっかりと追ってくれていますので、闘志に火がつけばと思います。トモのブレもこのひと追いで改善してくるでしょうし、心肺機能も仕上がったはず。デビューからここまでの8戦のうち、3度経験して勝ち星も挙げているコースですから、休み明けとはいえ際どい勝負に持ち込みたいですね。ひと夏を挟み、自己条件からの仕切り直しの一戦。楽しみにしています」(尾関知人調教師)
2021/9/17 (美浦トレセン)
12日(日)に坂路コースで4ハロン55.8-40.9-27.2-13.0を単走で馬ナリに追われ、16日(木)にはWコースで6ハロンから0.7秒追走して併せ、81.9-66.6-51.9-37.6-11.7を強めに追い切りました。「昨日9/16(木)に自厩舎のオープン馬を相手にして、来週9/26(日)中山・木更津特別(芝1600m)を出走目標とした一週前追い切りを敢行。長めからいって、3馬身程度後方から追いかける形をとりました。パートナーがいい感じで引っ張ったこともありますが、今まで以上の優秀な時計が出たと思います。ただ、最後の直線での脚捌きには力強さがあったものの、騎乗した黛弘人ジョッキーの話では『コーナリングでまだ少しトモがブレますね。馬体が絞れてくれば解消してくると思いますし、この一追いで変わってきてくれれば』とのこと。まさに休み明けの良化途上といったところでしょう。本番まであと2本。しっかりと追い切って態勢を整えていきたいと思います」(尾関知人調教師)
2021/9/10 (美浦トレセン)
9日(木)にWコースで5ハロンから0.6秒先行して併せ、68.5-52.7-37.6-11.7を強めに追い切りました。「昨日の追い切りは、来週出走予定の古馬をリードする形でおこないました。ゴールで併入しましたが、帰厩後1本目としては上々の内容だったと思います。ある程度心肺機能が仕上がっていなければ、出せない時計です。まだまだ馬体的に余裕があるというか、重め残りですし、休み明けのユルさがありますからね。ここから追い切りを重ねてシェイプアップしていけば、問題なく9/26(日)中山 ・木更津特別(芝1600m・混)に向けて、出走態勢が整うでしょう」(尾関知人調教師)
2021/9/3 (美浦トレセン)
馬体重:519kg
須藤ステーブルで調整され、本日9月3日(金)に帰厩しました。

「この中間も長めをじっくりと乗り込んでいましたが、いい意味で変わりなくきていました。今週は涼しい日が多かったので、調整もしやすかったですよ。トレセンでも十分に対応できる状態で送り出せたと思います」(須藤ステーブル・担当者)
2021/8/28 (須藤ステーブル)
馬体重:518kg
「現在は馬場でダクとハッキングを4000m(20秒ペース)のメニューで調整中です。この中間も順調に乗り込みを重ねられていて、あとはいつ声が掛かってもいいようにスタンバイするだけです。来月上旬には帰厩になるはずなので、しっかり態勢を整えておきます」(担当者)
2021/8/20 (須藤ステーブル)
馬体重:518kg
「現在は馬場でダクとハッキングを4000m(20秒ペース)のメニューで調整中です。この中間も順調に進められていて、いい調教過程を踏めています。もういつ送り出してもいい状態ですが、9月下旬のレースが目標と聞いたので、そこに向けて更に上げていくつもり。暑さに堪える様子もありませんし、安定していますよ」(担当者)
2021/8/13 (須藤ステーブル)
馬体重:512kg
「現在は馬場でダクとハッキングを4000m(20秒ペース)のメニューで調整中です。乗り進めてきても、背腰、脚元の状態は変わりありません。相変わらず毛艶は良好で、馬の雰囲気は良いですよ。暑さに堪えている様子もありませんし、送り出しまでこのまましっかりと乗り進めていきます」(担当者)
2021/8/6 (須藤ステーブル)
馬体重:514kg
「現在は馬場でダクとハッキングを4000m(20秒ペース)のメニューで調整中です。引き続き左前の骨瘤は問題ありませんし、背腰にも反動が出ることなく、いい感じで進められています。毛艶が良いですし、体の張りもあっていい状態。いつ声が掛かっても良いように、この感じで進めていきます」(担当者)
2021/7/30 (須藤ステーブル)
馬体重:513kg
「現在は馬場でダクとハッキングを4000m(20秒ペース)のメニューで調整中です。左前の骨瘤は、もうほぼ気になりませんし、熱感もありません。暑い時期が続いていますが、体は問題ありませんし、体調面も良さそう。引き続き更なる良化を目指して、どんどん乗り込んでいきます」(担当者)
2021/7/23 (須藤ステーブル)
馬体重:514kg
「現在は馬場でダクとハッキングを4000m(20秒ペース)のメニューで調整中です。左前の骨瘤は、こちらでは悪化していないので、コンスタントな乗り込みをおこなえています。今回はトモに緩さを感じさせませんし、順調に進められています。毛艶も良好でいい状態なので、この感じをキープしていきたいと考えています」(担当者)
2021/7/16 (須藤ステーブル)
馬体重:515kg
「現在は馬場でダクとハッキングを4000m(20秒ペース)のメニューで調整中です。入場後も大きな疲れなどはないので、長めをじっくりと乗り込んでいます。時どき左前の骨瘤を気にするところがありますが、体はレース体重から大分増加していますし、状態はいい感じをキープしている印象。緩ませないようにしっかりと負荷を掛けていきたいと考えています」(担当者)
2021/7/9 (須藤ステーブル)
★7/04(日)福島・ラジオNIKKEI賞(G3・芝1800m・ハンデ)柴田善臣騎手 結果11着
この後は美浦近郊の須藤ステーブルで調整することになり、昨日8日(木)に移動しました。

「返し馬でじっくりと柴田善臣ジョッキーがほぐしてくれた効果で、スタートは良かったと思います。向正面でハミをかんでしまうロスがなければ、直線でもう少し弾けていたかもしれません。ハンデ53kgで人気はありませんでしたし、相手関係や展開にまだまだ左右されてしまいますが、決して力負けではないと思っています。柴田善臣ジョッキーから、まだ馬体にユルさが残る分、今後の良化の余地や伸びしろが大きいとも言ってもらいましたよ。これまでで一番軽い体重での出走(486kg)となりましたし、背腰と左前肢に疲労の蓄積が感じられましたので、これまで通り須藤ステーブルに移動させていただきました。札幌芝1500m戦など魅力的な番組があるものの、まずはリフレッシュして、その後の状態の回復次第で次走を決めたいと考えています」(尾関知人調教師)
2021/7/4 (福島競馬場)
馬体重:486kg
★7/04(日)福島・ラジオNIKKEI賞(G3・芝1800m・ハンデ)柴田善臣騎手 結果11着

「鞍上の柴田善臣ジョッキーは『最初のコーナーから向正面、3コーナーまでずっと6番(リッケンバッカー)と併せ馬の形になってしまって。外に振られエキサイトして、スイッチが入りっぱなしで、終始いきたがったロスが痛かったですね。やむを得ず3~4コーナーでスパートしました。もう少し我慢がきいていれば、最後の直線のあとひと伸びにつながったかもしれません。最後までバテているわけではないのですが、今後、今回のように位置取りの関係でリキんでしまうようなシーンがあることを考慮すると、現状で1800mという距離は少し長いかもしれませんね』と話していました」(尾関知人調教師)
2021/7/1 (美浦トレセン)
☆7/04(日)福島・ラジオNIKKEI賞(G3・芝1800m・ハンデ)柴田善臣騎手

6月26日(土)に坂路コースで4ハロン56.9-40.8-26.5-13.0を単走で馬ナリに追われ、30日(水)にはWコースで5ハロンから0.6秒追走して併せ、68.5-52.6-39.8-12.2をゴール前仕掛けて追い切りました。「まずは、収得賞金900万円(ワザモノと同額)の非当選による除外馬1頭が、ワザモノではなかったことを幸運に思います。昨日の最終追い切りも柴田善臣ジョッキーが騎乗。これで2週連続です。現状のストロングポイントもウィークポントも把握してくれたと思いますよ。先週しっかりとやっているため、昨日は逆にやり過ぎないよう、反応を確かめることを最大の目的として追い切りました。善臣ジョッキーのゴーサインに応え、力強い伸び脚を見せてくれましたね。仕上がりは申し分なしです。前走の中京戦から2ハロン延長のうえ、初の1800m戦。折り合いを含め、どんな競馬が出来るかですが、これまで騎乗したジョッキー達の進言も含め、距離を延ばしてみたいと考えていたので、待ちに待ったと言っていい絶好の舞台。楽しみにしていますし、今後の糧になればと思います。あとは出来れば、なるべく良い馬場で走らせてあげたいですね」(尾関知人調教師)
2021/6/25 (美浦トレセン)
20日(日)に坂路コースで4ハロン56.9-41.7-27.5-13.3を単走で馬ナリに追われ、23日(水)にはWコースで6ハロンから1.1秒追走して併せ、83.5-67.0-52.4-38.6-12.1を一杯に追い切りました。「今週の追い切りも3頭併せで、一番外を回り前の2頭を追走する形。本番で騎乗予定の柴田善臣ジョッキーに鞍上を依頼。併走馬は走る相手で、ゴールでの併入を目標に後方からしっかりと追ってもらいました。厳しい負荷が掛かったと思いますが、最後まで脚取りも確か。追い切り後にはピリッとした雰囲気ですし、一週前としては上々の追い切りを終えることが出来ましたね。もちろん善臣ジョッキーも好感触だったと思います。まずは来週の最終追い切りを無事に済ませ、7/04(日)福島・ラジオNIKKEI賞(G3・芝1800m・ハンデ)に向かいましょう」(尾関知人調教師)
2021/6/18 (美浦トレセン)
13日(日)に坂路コースで4ハロン56.5-41.9-27.8-13.9を単走で馬ナリに追われ、17日(木)にはWコースで5ハロンから1.6秒先行して併せ、67.8-52.6-38.8-12.9を馬ナリに追い切りました。「昨日の追い切りは同厩の3歳馬同士での3頭併せ。真ん中でワザモノが先行して、内と外から追いかけられる形でした。終始後ろ2頭を待つおいでおいでの感じで手応え十分、ゴールでもまだ余裕がありましたね。予定通り、7/04(日)福島・ラジオNIKKEI賞(G3・芝1800m・ハンデ)に駒を進めましょう。鋭意調整中だった鞍上は柴田善臣ジョッキーに決定。本番まであと2本の本追い切りをおこないますが、そのいずれか、もしくは両方に乗ってもらいます」(尾関知人調教師)
2021/6/11 (美浦トレセン)
須藤ステーブルで調整され、昨日10日(木)に帰厩しました。

「前走からの青写真通り、7/04(日)福島・ラジオNIKKEI賞(G3・芝1800m・ハンデ)での出走を目標にこちらに戻しました。前走(490kg)から20kg増での帰厩。ここから調教のギアを上げていくことを考えると、ちょうどいいですね。まずは本日6/11(金)に坂路コース入りして、4ハロン67.9-49.4-32.8-16.3という時計で登坂しました。楽な感じながらもしっかりとした脚取り。ここから順調に調整を進めていけそうです」(尾関知人調教師)
2021/6/4 (須藤ステーブル)
馬体重:517kg
「現在は馬場でダクとハッキングを4000m(20秒ペース)のメニューで調整中です。この中間も長めをじっくりと乗り込んでいますが、背腰に反動が出ることはありませんし、トモも問題ない状態を保っています。体調面も良さそうですし、このままどんどん乗り込んでいけそう。更なる良化を目指して進めていきます」(担当者)
2021/5/28 (須藤ステーブル)
馬体重:515kg
「現在は馬場でダクとハッキングを4000m(20秒ペース)のメニューで調整中です。疲れはすっかり取れた印象ですし、トモの感じも悪くありません。体も数字以上にスッキリと見せていて、状態の良さが窺えます。長めをじっくりと乗り込みながら、態勢を整えていきたいところ。毛艶は良いですし、体調面も良好ですよ」(担当者)
2021/5/21 (須藤ステーブル)
馬体重:510kg
「現在は馬場でダクとハッキングを4000m(20秒ペース)のメニューで調整中です。入場当初はトモに少し疲れが感じられましたが、乗り込むごとに徐々に解消してきました。元気はありますし、体調面は良好といった感じですよ。次走までにはもう少し時間があるので、しっかり乗り込んで良化を促していきます」(担当者)
2021/5/14 (須藤ステーブル)
★5/09(日)中京・橘ステークス(芝1400m)丸田恭介騎手 結果5着
この後は美浦近郊の須藤ステーブルで調整することになり、本日14日(金)に移動しました。

「前半でモタつく部分があったので、位置取りの差が出てしまいましたね。ここまでが精一杯でした。ただ、これまでに経験したことのないハイペースの流れを、なんとか上手く立ち回り、底力を見せてくれたと思いますよ。この経験は今後に生きてくるはずです。左前肢の骨瘤の治療をおこない、これまでのパターンと同様、須藤ステーブルに移動させていただきました。次走については、7/04(日)福島・ラジオNIKKEI賞(G3・芝1800m・ハンデ)を予定したいと考えています。3歳限定戦ですし、距離もピッタリだと思いますので、是非とも出走したいですね。これまで7戦に出走しましたが、全てワンターン。コーナー4回のコースを1周する競馬は初めてになりますので、そこがカギになるでしょうね」(尾関知人調教師)
2021/5/9 (中京競馬場)
馬体重:490kg
★5/09(日)中京・橘ステークス(芝1400m)丸田恭介騎手 結果5着

「前走から6kg減でしたが、中京までの輸送と気温を考えれば、ベストコンディションで臨めたのではないかと思います。レース前半の3ハロンが33.5秒というハイペースということと、昨年11月以降の1400m戦ということで、この距離は忙しかったかもしれません。スタートも出負け気味でしたからね。それでも上り3ハロン34.6秒の脚で、5着まで押し上げることが出来ました。丸田恭介ジョッキーは『スタートはワザモノのタイミングで出ていると思うのですが。もう少し距離があった方が、レースの組み立てがしやすい印象を受けました。終いはいい脚を使ってくれました』と話していました」(尾関知人調教師)
2021/5/6 (美浦トレセン)
☆5/09(日)中京・橘ステークス(芝1400m)丸田恭介騎手

2日(日)に坂路コースで4ハロン59.0-43.1-28.6-14.4を単走で馬ナリに追われ、5日(水)にはWコースで5ハロンから0.4秒先行して併せ、67.7-52.8-39.3-12.6を馬ナリに追い切りました。「残念ながら6分の1頭の抽選で、NHKマイルカップは除外。当初からの予定通り、中京・橘ステークス(芝1400m)に丸田恭介ジョッキーで再投票しました。ワザモノを含めた除外馬4頭がこのパターンですね。昨日の最終追い切りは、同厩の未勝利馬に胸を貸す形。本番同様の左回りで、外側で先行して残り1ハロンでピッタリと馬体が合わさり、そのままゴールまで。併走馬と比べて手応えは終始楽な感じながらも、しっかりと集中しているように映りましたね。その後の雰囲気も良く、前走以上のデキに持ってこれたと思います。明日、丸田恭介ジョッキーを背に馬場入りする予定です。シンザン記念で中京コースを経験しており、2勝馬ということもあって、上位人気に支持されることと思いますが、この3歳春の集大成として、エンジン全開で力を出すことが出来れば、おのずと結果がついてくるのではないでしょうか」(尾関知人調教師)
2021/4/30 (美浦トレセン)
29日(木)にWコースで6ハロンから0.6秒先行して併せ、84.2-67.7-52.3-38.6-12.6を強めに追い切りました。「昨日の追い切りは3頭での併せ馬。3歳未勝利馬が外で先行し、内から障害オープンが追いかけてくる形で、ワザモノは真ん中に位置しました。両サイドから結構なプレッシャーが掛かっていたと思いますが、ヒルむようなところもなく、ゴールでは障害OP馬と併入。最後までしっかりとしたフットワークを見せてくれました。今のところですが、フルゲート18頭の5/09(日)東京・NHKマイルカップ(G1・芝1600m)で、収得賞金900万円の馬の出走枠が一頭分残されているとの情報です。収得賞金900万円の登録馬がワザモノを含めて6頭ですから、6分の1の確率ではありますが、出走の可能性があります。柴田善臣ジョッキーを確保し、投票したいと思います。除外の場合は、同日の中京・橘ステークス(芝1400m)に丸田恭介ジョッキーで向かう算段。まずはきっちりと仕上げないとですね」(尾関知人調教師)
2021/4/23 (美浦トレセン)
「この中間は角馬場でハミ受けなどを確認しながら、時間を掛けて乗り込むというメニューで調整を進めたことで、トモを含めた馬体の疲労回復が随分図れたと思います。昨日4/22(木)に坂路コースで4ハロン65.7-48.6-32.5-16.6の時計を馬ナリで出しましたが、バネのきいた弾力のある走りが出来ていましたね。5/09(日)東京・NHKマイルカップ(G1・芝1600m)での出走は、収得賞金900万円の2勝馬の身分では厳しい状況のようです。同日の5/09(日)中京・橘ステークス(芝1400m)が本線になってくるでしょう」(尾関知人調教師)
2021/4/16 (美浦トレセン)
★4/10(土)中山・ニュージーランドトロフィー(G2・芝1600m)黛弘人騎手 結果7着

「できるだけ前目のポジションを取れるように出していってはいるのですが、他馬の二の脚が予想以上に速かったですね。道中での折り合いはついて、いい感じで脚が溜まり、直線ではしっかりと脚を使ってくれました。『トビが大きくなって、成長を感じましたね。折り合いがバッチリついて、最後までファイトしてくれました。距離延長も問題ないと思います』と黛弘人ジョッキー。中山芝マイルの持ち時計(1.34.7)も前走から1.1秒短縮し、今回は残念ながら結果は伴いませんでしたが、収穫のある一戦だったと思います。まずはトモの疲労の回復を図り、5/09(日)東京・NHKマイルカップ(G1・芝1600m)もしくは同日の5/09(日)中京・橘ステークス(芝1400m)を目標に据えた調整に入ります」(尾関知人調教師)
2021/4/10 (中山競馬場)
馬体重:496kg
★4/10(土)中山・ニュージーランドトロフィー(G2・芝1600m)黛弘人騎手 結果7着

「前走から4kg増で、イメージ通りの仕上がりで臨めました。勝ち馬とは前々走のシンザン記念で一度戦っているのですが、予想以上に強かったですね。鞍上の黛弘人ジョッキーは『スタートが安定して切れるようになりましたね。ロスの少ない立ち回りが出来たと思いますが、ペースが落ち着き、前が壁になってしまって、結果的にはもう一列前での競馬でした。外に出せず、内を突くしかありませんでしたが、最後の直線はしっかりと反応して伸びてくれました。頑張って走ってくれていますが、ご期待に沿えず申し訳ありません』と話していました」(尾関知人調教師)
2021/4/8 (美浦トレセン)
☆4/10(土)中山・ニュージーランドトロフィー(G2・芝1600m)黛弘人騎手

4日(日)に坂路コースで4ハロン57.1-42.5-28.1-13.9を単走で馬ナリに追われ、7日(水)にはWコースで5ハロンから0.4秒追走して併せ、69.9-54.4-40.1-13.1を馬ナリに追い切りました。「先週は少しチグハグでしたがビシッとやったので、今週は最終の微調整的な追い切り。終始スムーズな動きで、鞍上の黛弘人ジョッキーもほとんど手を動かしていませんが、胸を借りた相手はグローリーヴェイズ。1馬身半後方から追いかける形で、馬ナリとはいえ適度な負荷は掛かっていると思います。本番にトモの疲れを引きずらないよう考慮したスケジュールでの調整過程ですが、思惑通り、万全の態勢に持ってこれたのではないでしょうか。前走では抜群のスタートを決めて、好位で器用に立ち回り、中山マイル戦への適性を証明してくれました。トリッキーなコースですが、前走以上のパフォーマンスを発揮できれば、さらなる持ち時計(1.35.8)短縮も可能ではないかと考えています。なんとか3着以内に入着して、NHKマイルCへの優先出走権をゲットしたいですね」(尾関知人調教師)
2021/4/2 (美浦トレセン)
3月28日(日)に坂路コースで4ハロン55.7-40.9-27.0-13.3を単走で馬ナリに追われ、4月1日(木)にはWコースで5ハロンから0.8秒追走して併せ、67.5-53.0-39.0-13.4を一杯に追い切りました。「昨日の追い切りは先週とは真逆のパターンで、こちらがパートナーを追いかける形。5馬身程度離れた位置からスタートしたので、最後は追いつけませんでした。ただ、しっかりと負荷を掛けることができて、内容的には上々の追い切り。遅れは心配要りませんし、これで気合いも乗ってくるでしょう。トモの状態も良化してきていますよ。特別登録馬は20頭を越えることが予想されますが、桜花賞出走予定馬も混じりますし、2勝馬ですので、4/10(土)中山・ニュージーランドトロフィー(G2・芝1600m)出走には漕ぎ着けると思います。鞍上は黛弘人ジョッキーを予定しています」(尾関知人調教師)
2021/3/26 (美浦トレセン)
21日(日)に坂路コースで4ハロン58.1-42.5-28.4-14.4を単走で馬ナリに追われ、25日(木)にはWコースで5ハロンから1.0秒先行して併せ、68.6-54.2-39.9-13.4を馬ナリに追い切りました。「昨日は併走相手に胸を貸す形での追い切りを消化。こちらはおいでおいでの状況でしたから、手応えは十分。そのうえでしっかりと動けていましたから、状態的には前走からの好調持続といったところでしょうか。引き続き4/10(土)中山・ニュージーランドトロフィー(G2・芝1600m)が目標です。あとは、日によって左トモの送りがぎこちない日とスムーズな日がありますね。安定した状態に持っていきたいところですが、こればかりは一朝一夕にはいきませんから、ケアの方もしっかりとおこなっていきましょう」(尾関知人調教師)
2021/3/19 (美浦トレセン)
「予定通り4/10(土)中山・ニュージーランドトロフィー(G2・芝1600m)での出走に向けて、立ち上げを開始しました。昨日18日(木)に坂路コースで4ハロン68.6-51.1-34.2-17.2の時計を出しています。もちろん馬ナリで鞍上も持ったままの手応えで登坂しましたが、これまでの課題であったトモの蹴りというか運びがスッキリしないですよね。まだ前走からの疲れが残っているのでしょう。しっかりとケアしながらペースアップしていき、ここから右肩上がりに持っていきたいと思います」(尾関知人調教師)
2021/3/12 (美浦トレセン)
★3/07(日)中山・3歳1勝クラス(芝1600m・混)M.デムーロ騎手 結果:優勝

「前走から12kg減での出走となりましたが、細い感じはなく、むしろスッキリと映ったのではないでしょうか。出脚良く、控えて好位の内ラチ沿いを脚を溜めつつ進み、直線でもそのまま内を突いたM.デムーロジョッキーの好騎乗は言うまでもありませんね。ロスがない立ち回りだったと思います。2走前のひいらぎ賞でも2着に好走しているように、現状は瞬発力を生かせる中山のマイルは合っていますね。持ち時計もコンマ5秒と着実に詰めています。NHKマイルカップトライアルでもある4/10(土)中山・ニュージーランドトロフィー(G2・芝1600m)に向かう他ないですよね」(尾関知人調教師)
2021/3/7 (中山競馬場)
馬体重:492kg
★3/07(日)中山・3歳1勝クラス(芝1600m・混)M.デムーロ騎手 結果:優勝

「パドックで非常に落ち着いていましたし、鞍上のM.デムーロジョッキーが返し馬を丁寧にやってくれました。そのおかげもあり、好スタートが切れたと思います。デムーロジョッキーは『初めての騎乗でしたが、行きっぷりが良かったですね。逃げた馬の後ろで、それを目標にしながら上手く脚を溜めることが出来ました。手応えが十分だったので、3コーナーでC.ルメールジョッキーの馬が外から来た際に、スムーズに前を捌けるかどうか心配でしたよ。直線は内で詰まりそうになりましたが、一瞬のスペースができた時にそこを突きました。いい伸び脚でしたね。2着馬に寄られてぶつかって、それを内から弾き飛ばすようになってしまいましたが、ヒルむようなこともありませんでしたよ。将来的には距離の融通もききそうですね』と話してくれました。自己条件に戻って巻き返しに成功し、本当に良かったです」(尾関知人調教師)
2021/3/4 (美浦トレセン)
☆3/07(日)中山・3歳1勝クラス(芝1600m・混)M.デムーロ騎手

2月28日(日)にWコースで5ハロン72.3-57.3-42.5-13.4を単走で馬ナリに追われ、3月3日(水)には芝コースで5ハロンから0.9秒先行して併せ、67.0-51.5-37.6-11.9を一杯に追い切りました。「今週の出否を見極めるために予定を変更して、2/28(日)にはウッドチップコースで、昨日3/3(水)には本馬場に入れての追い切りを敢行。昨日は併走馬に対し先行の形でしたが、スタートから折り合い良く、相手をおいでおいでする感じ。スムーズに加速してコーナーリングし、最後まで馬ナリながらも終いまでしっかりとしたフットワーク。先週と比べてグッと良くなってきた印象を受けましたので、今週の出走のゴーサインを出させていただきました。昨日の想定の段階ではワザモノを含めて出走予定馬が8頭だったものの、最終的には11頭立てで確定。ただ、骨っぽいメンバーは数頭で、速い流れになっても対応して前々走の時計を短縮することが出来れば、勝ち負けに持ち込めるのではないかと思います。鞍上にはデムーロジョッキーを配しました。短期放牧明けながらも結果を出したいですね」(尾関知人調教師)
2021/2/26 (美浦トレセン)
21日(日)に坂路コースで4ハロン57.7-42.2-27.7-13.8を単走で馬ナリに追われ、25日(木)にはWコースで5ハロンから0.6秒追走して併せ、68.6-53.1-39.2-13.3を一杯に追い切りました。「先週同様の相手に、先週よりさらに後方から追いかける形で、昨日2/25(木)に追い切ってみました。こちらは蓑島ジョッキーを背に、しっかりと促しましたのでスタートからの差を詰められたものの、ゴール併入とはならず。そのうえ相手の手応えは持ったままでした。内へモタれてしまったこともあり、その後の馬体や歩様チェックを入念におこないましたが、いずれかに痛みなどはありません。なにか物足りないんですよね。このひと追いでガラッと変わってくれればいいのですが。現段階では、来週3/07(日)中山・3歳1勝クラス(芝1600m・混)での出走は流動的。明後日2/28(日)に坂路で時計を出し、来週の追い切りで最終的な出否を決定しましょう」(尾関知人調教師)
2021/2/19 (美浦トレセン)
須藤ステーブルで調整され、先週13日(土)に帰厩しました。

18日(木)にWコースで5ハロンから併せ、70.1-54.1-40.5-13.5を強めに追い切りました。「昨日は古馬に胸を借りる形での追い切りを消化。1馬身後方から追いかけて、ゴールでは半馬身程度届きませんでした。帰厩後1本目の追い切りで、そのうえ自厩舎の大将格が相手ではありましたが、ゴールでは併入して欲しかっただけに、及第点を出すまでには至らず。ギアがスッと上がらず、少しモタモタしていましたからね。あくまで、来月の3/07(日)中山・3歳1勝クラス(芝1600m・混)での出走が目標ではあるものの、来週ビシッとやってみて、その際の動きとその後の良化次第で、最終的にジャッジしたいと考えています」(尾関知人調教師)
2021/2/12 (須藤ステーブル)
馬体重:530kg
「現在は馬場でダクとハッキングを4000m(上限20秒ペース)のメニューで調整中です。この中間も長めをじっくりと乗り込めていて、変わりなく順調にきています。体重が少し増加傾向にあるので、これ以上は増やしたくないところでしたが、先ほど尾関調教師から、『明日の検疫で帰厩させます』と連絡がありました。あとはトレセンで仕上げていってもらいます」(担当者)
2021/2/5 (須藤ステーブル)
馬体重:518kg
「現在は馬場でダクとハッキングを4000m(上限20秒ペース)のメニューで調整中です。この中間も順調に進められていて、いい意味で変わりはありません。ペースを上げたりはしていませんが、引き続き長めのところをじわっと乗り進めているところ。いいボディコンディションをキープしていますし、この状態を維持しながら乗り込んでいきます」(担当者)
2021/1/29 (須藤ステーブル)
馬体重:510kg
「現在は馬場でダクとハッキングを4000m(上限20秒ペース)のメニューで調整中です。この中間も左前肢に不安が出ることはありませんし、ペースこそまだ上げていないものの、順調に進められています。疲れが出ることもありませんし、長めをじっくりと乗り込めていますよ。問題なさそうなら、少しずつペースを上げていきます」(担当者)
2021/1/22 (須藤ステーブル)
馬体重:505kg
16日(土)に須藤ステーブルに移動しました。

「現在は馬場でダクとハッキングを4000m(上限20秒ペース)のメニューで調整中です。厩舎から報告があった左前肢は問題ないですね。背腰の疲れもなく、今は長めをゆったりめに乗り込んでいます。元気がありますし、体調面にも不安はないので、これから徐々にピッチを上げていくつもりです」(担当者)
2021/1/15 (中京競馬場)
★1/10(日)中京・シンザン記念(G3・芝1600m)黛弘人騎手 結果8着

「直線でいい脚を使ってくれている分、2コーナーで内から掛かってきた馬に振られたのは痛かったですね。それがなければ掲示板に乗っていたかもと考えると、余計に残念に思います。こちらに帰厩後、全体的な筋肉疲労が見られますね。特に左前肢に触診反応がありました。現状で大きな問題はなかったのですが、心身ともにリフレッシュを図るため、明日1/16(土)に須藤ステーブルへの移動を予定しています。力を出し切って、頑張って走ってきた証拠でしょう。仕切り直します」(尾関知人調教師)
2021/1/10 (中京競馬場)
馬体重:504kg
★1/10(日)中京・シンザン記念(G3・芝1600m)黛弘人騎手 結果8着

「中京までの輸送を無事にこなして、パドックでは落ち着いていました。今回の敗因は2コーナーの不利が大きいですね。鞍上の黛弘人ジョッキーは『5番の馬が外に膨らんできて、その煽りをモロに食らう形に。そこで立て直すロスがありました。その後は折り合えたものの、ポジショニングが後手後手になってしまって。結果論ですが、2着馬の直後につけていたので、外に回さずにそのままの位置で我慢して、直線での追い出しをもうワンテンポ遅らせても良かったのかもしれません』とコメント。決着タイム(1.33.3)も速かったですが、ワザモノも1.34.2で走っていますからね。次につながる競馬だったと思います」(尾関知人調教師)
2021/1/7 (美浦トレセン)
☆1/10(日)中京・シンザン記念(G3・芝1600m)黛弘人騎手

1月3日(日)に坂路コースで4ハロン57.5-42.1-28.0-14.1を単走で馬ナリに追われ、6日(水)にはWコースで5ハロンから0.6秒追走して併せ、68.8-53.9-40.2-13.0をゴール前仕掛けて追い切りました。「1/05(火)中山・ジュニアカップ(芝1600m)に特別登録はしたものの、左トモの疲れを考慮して、少しでも間隔を空けたいとの考えから、年末の追い切りを自重。前走から中2週で今週の1/10(日)中京・シンザン記念(G3・芝1600m)に黛弘人ジョッキーで向かうことにしました。その効果があってか、トモの状態をリフレッシュすることができて、昨日の追い切りの動きは軽快で良かったと思います。パワフルなフットワークでしたね。鞍上の黛弘人ジョッキーのゴーサインへの反応も良かったですし、古馬2頭の真ん中で一瞬狭くなるシーンがあったものの、しっかりと我慢がきいて、最後はそれぞれに先着しました。前走でマイル戦と急坂に対応可能なことは証明済みで、輸送競馬もデビュー戦の新潟で経験。キャリアを積んで全体的に良くなってきている手応えを感じていますし、左回りに戻る今回の中京1600m戦という条件はピッタリの印象を持っています。これまで以上の相手が揃いましたが、ワザモノもマイナスな要素はなく、現状の力でどこまで通用するか、むしろ楽しみにしたいところ。今回も前走同様のスタートを決めて、新春の出世レースで結果を残したいですね」(尾関知人調教師)
2020/12/25 (美浦トレセン)
★12/19(土)中山・ひいらぎ賞(芝1600m・混)黛弘人騎手 結果2着

「道中は左にフラフラし、勝負処では左トモが流れて瞬時に反応できませんでした。そこが現状のウイークポイントでしょうか。ただ、デビューから3戦に出走し、これまでで一番と言っていいほど当日の雰囲気が良かったですね。直線での最後のひと伸びには目を見張るものがあったと思います。トモの疲労回復の状況と相談しながらとなりますが、1/05(火)中山・ジュニアカップ(芝1600m)もしくは1/10(日)中京・シンザン記念(G3・芝1600m)を目標に考えています。まずはジュニアカップに特別登録をしておきます。年末年始にかけてシンザン記念の出走予定メンバーもハッキリするでしょうから、相手関係を見定めて、最終判断をおこないましょう」(尾関知人調教師)
2020/12/19 (中山競馬場)
馬体重:504kg
★12/19(土)中山・ひいらぎ賞(芝1600m・混)黛弘人騎手 結果2着

「勝ち馬が強かったですね。鞍上の黛弘人ジョッキーは『スタートが良かったので、ポジションを取りにいきましたが、隊列が決まってしまって、折り合いをつける形で運びました。最終コーナーから直線に向いて前が開いて追い出すと、それに反応してしっかりと脚を使ってくれましたね。距離はもっとあっても対応可能だと思います』と話していました」(尾関知人調教師)
2020/12/17 (美浦トレセン)
☆12/19(土)中山・ひいらぎ賞(芝1600m・混)黛弘人騎手

13日(日)に坂路コースで4ハロン57.8-42.2-27.6-13.5を単走で強めに追われ、16日(水)にも坂路コースで4ハロンから0.6秒追走して併せ、52.7-37.9-24.9-12.5を末強めに追い切りました。「フルゲート16頭に対し出走馬12頭で確定しましたね。もちろんワザモノも含め未知数ですが、おそらく上位人気の一角に支持されるでしょう。このチャンスを是非とも生かしたいところです。1コーナー横のポケットからスタートする特殊な中山芝1600m戦ですから、まずはスタートをしっかりと決めて流れに乗りたいですね。昨日12/16(水)の最終追い切りでは、美浦坂路での自己ベストをマーク。ここ一連の稽古を見ている限り、帰厩後から2週間強という短期間とはいえ、上昇度や成長を肌で感じていますよ。まずは1勝クラスでの目処の立つ走りをと思いますが、上位争いを演じても決して不思議はないでしょう」(尾関知人調教師)
2020/12/11 (美浦トレセン)
6日(日)にWコースで5ハロン73.6-57.5-43.5-14.4を単走で馬ナリに追われ、10日(木)にもWコースで5ハロンから1.1秒追走して併せ、68.1-53.2-39.5-12.5を強めに追い切りました。「昨日は自厩舎の古馬2頭を相手にした3頭併せでの追い切り。2頭を後方から追いかけ、その真ん中に入っていく形でした。全体の時計は自己ベストとはいかないまでも、内容的には入厩後の一番と言ってもいいと思います。闘争心というか前向きさを感じましたし、集中できていましたね。これまでと比べて、余力を持って動けているように映りました。この気配をキープして本番に臨みたいですね。除外の可能性はありますが、12/19(土)中山・ひいらぎ賞(芝1600m)での出走を予定したいと思います」(尾関知人調教師)
2020/12/4 (美浦トレセン)
須藤ステーブルで調整され、1日(火)に帰厩しました。

3日(木)に坂路コースで4ハロンから併せ、56.0-40.4-26.6-13.1を馬ナリに追い切りました。「まずは状態確認のため、昨日12/3(木)はサッと坂路で2頭併せ。硬さも抜け、軽快な動きを見せてくれましたね。フットワークも実に小気味のいい感じです。これならば、12/19(土)中山・ひいらぎ賞(芝1600m)での出走を見据えても大丈夫だと思います。逆算しながらしっかりと仕上げていきましょう」(尾関知人調教師)
2020/11/27 (須藤ステーブル)
馬体重:518kg
「現在は馬場でダクとハッキングを4000mのメニューで調整中です。大きな疲れも見られなかったことから、すぐに騎乗運動を開始し、長めに乗り込んでいます。体調面も良さそうで、体重が増えすぎないように注意しているところ。入場後1週間で体重が15kg程増えましたが、その後は大きな増加なくきています。尾関調教師からは、『今週末か来週にはトレセンに戻します』と言われています」(担当者)
2020/11/20 (須藤ステーブル)
この後は美浦近郊の須藤ステーブルで調整することになり、15日(日)に移動しました。

「このまま在厩しての続戦を考えてはいましたが、脚の捌きを含めた全体の動きの硬さ、テンションの高さも目立っていたため、心身のリフレッシュを目的として放牧に出させていただきました。短期を考えており、年内一戦を視野に入れていますが、来年度の番組を見据えて、具体的なスケジュールを立てたいと思います」(尾関知人調教師)
2020/11/13 (美浦トレセン)
★11/08(日)東京・2歳未勝利(芝1400m・混)黛弘人騎手 結果:優勝

「スタートでワンテンポ遅れてしまいましたが、その後のハミ掛かりが良く、鞍上の黛弘人ジョッキーとピタッと折り合いが付きました。気持ちが入り、集中できていた証拠ですね。また、当日は外差しが決まりやすい馬場状態。枠、展開などにも恵まれたと思います。とはいえ、今後につながる勝ち方で、まだまだ奥がありそうですよ。ただ、距離に関しては、今回の1400m~1600mまでが守備範囲の印象を受けています。レースの疲労は抜けてきていると思いますが、ピリピリしている状態が続いていますので、そのあたりのケアを図りながら、次走の予定を立てていきたいと考えています」(尾関知人調教師)
2020/11/8 (東京競馬場)
馬体重:500kg
★11/08(日)東京・2歳未勝利(芝1400m・混)黛弘人騎手 結果:優勝

「多頭数の大外枠で、出遅れた時は少しヒヤッとしましたが、鞍上の黛弘人ジョッキーが勢いをつけると、楽な感じで先団につけることが出来ましたね。一回使ったことで、道中の行きっぷりが前走とは比べ物にならないほど。馬場の良いところを通れたのも勝因の一つだと思います。鞍上の黛弘人ジョッキーは『初戦は気持ちが入っていない感じでしたが、今日はいい気合いが入っていましたね。3~4コーナーにかけて、押さえるのに苦労するくらい。2戦目でガラッと変わってくれました。まだトモが甘いところがあるので、そのあたりが影響してスタートが遅れてしまうのですが、その分、今後の伸びしろも十分にあると思います』と話していました」(尾関知人調教師)
2020/11/5 (美浦トレセン)
☆11/08(日)東京・2歳未勝利(芝1400m・混)黛弘人騎手

4日(水)に芝コースで5ハロンから0.6秒先行して併せ、68.1-52.7-38.6-12.4をゴール前仕掛けて追い切りました。「昨日の追い切りは本馬場にて併せ馬で。先行して物見をしてしまい、後ろから追いかけてくる未出走馬に出し抜けをくらった形となりました。ですので、遅れはしたものの、状態面に不安が残るようなことはありません。先週10/30(金)もやっていますし、中間もきっちりと坂路入りしていますからね。力を出せるデキに仕上がっていると思います。デビュー戦の前走よりは間違いなくスムーズに動けるはずで、骨っぽいメンバーも数頭。前進が見込めるのではないでしょうか」(尾関知人調教師)
2020/10/30 (美浦トレセン)
30日(金)に坂路コースで4ハロン56.4-40.9-26.9-13.2を単走で馬ナリに追い切りました。「来週の11/08(日)東京・2歳未勝利(芝1400m・混)に向けての中間の一本目を、今日坂路でサッとやりました。全くの馬なりでほどんど促すことはなかったのですが、最後は自らハミを取ってしっかりとした脚取りで伸びてくれましたね。気合い乗りも良く、前走のデビュー戦のひと叩きの効果による上積み、変わり身が見られていると思います。あとは来週の追い切りも無事に終えて、本番を迎えるだけですね」(尾関知人調教師)
2020/10/23 (美浦トレセン)
★10/17(土)新潟・2歳新馬(芝1400m・混)黛弘人騎手 結果4着

「鞍上の黛弘人ジョッキーが、返し馬からおとなしくしていたので、気持ちが入るように工夫してくれました。ただ、ゲートの出がもうひとつで、道中の進みも良くなかったようです。その手応えの割に、直線はジワジワと渋太い脚を使って伸びてきてくれましたね。馬体的には余裕残しで造って本番に送り出しましたので、今回で心身ともにピリッとしてくればと思います。さらに実戦での前向きさが出れば、引き続きチャンスでしょう。優先出走権を活かして、このまま在厩して続戦していきます。福島芝1200m戦はワザモノにとっては忙しい印象を受けますので、中2週の11/08(日)東京・2歳未勝利(芝1400m・混)に向かいたいと考えています」(尾関知人調教師)
2020/10/17 (新潟競馬場)
馬体重:498kg
★10/17(土)新潟・2歳新馬(芝1400m・混)黛弘人騎手 結果4着

「スイッチのオンオフが分かっていない感じでしたね。デビュー戦ですから致し方ないところでしょう。鞍上の黛弘人ジョッキーは『返し馬とスタートを切ってからの前半は気合いをつけながら。少し臆病なところもあって、流れに乗れませんでした。その分、余計に外を回ってしまいましたが、最後は追う毎にそれにしっかりと応えてくれて、上り最速の脚で追い込むことが出来ました』と話していました」(尾関知人調教師)
2020/10/15 (美浦トレセン)
☆10/17(土)新潟・2歳新馬(芝1400m・混)黛弘人騎手

11日(日)に坂路コースで4ハロン56.2-41.1-27.3-13.4を単走で強めに追われ、14日(水)にはPコースで5ハロンから0.4秒追走して併せ、69.4-53.4-38.9-12.8を馬ナリに追い切りました。「先週の除外による優先出走権を持っていますので、今週は無事に出走が確定しましたね。昨日の追い切りは自厩舎の既走馬がリードしての併せ馬。テンからのペースが少しスローだったため、全体の時計が掛かってしまいました。ただ、終いまでしっかりとした脚取りで、動きには素軽さを感じましたし、仕上がりに関しては先週で十分と思っていましたので、この1本でより万全な態勢に持っていけたのではないかと思います。ここまで1ヵ月強にわたり入念に乗り込んできましたし、鞍上は追い切りにも4本騎乗している黛弘人ジョッキー。本番できっちりと能力を引き出せるでしょう。もちろん相手関係はありますし、不安定な天気ですが、いきなりから期待して送り出します」(尾関知人調教師)
2020/10/8 (美浦トレセン)
10/11(日)東京・2歳新馬(芝1400m)石橋脩騎手 除外(非当選)

4日(日)に坂路コースで4ハロン60.6-44.6-29.5-14.0を単走で馬ナリに追われ、7日(水)には芝コースで5ハロンから0.7秒先行して併せ、67.9-51.8-37.8-11.9を強めに追い切りました。「昨日は本番を意識して、同厩の既出走馬と芝コースでの併せ馬を敢行。先週とは逆のパターンで、外を回り後ろからプレッシャーを掛けられる形。それでも最後まで集中できていて、しっかりとした加速力も見せてくれました。この1本で出走態勢は整ったと見て、今週の10/11(日)東京・芝1400m戦に出馬投票しました。フルゲート18頭に対し34頭の出走予定で、そのうち除外による優先出走権持ち馬が10頭。残り8頭の出走枠を懸けてワザモノも含めた24頭が投票しましたが、除外となってしまいました。今回と同距離となる来週の10/17(土)新潟・2歳新馬(芝1400m・混)に向かいたいと思います。これで優先出走権が発生しましたので、出走はほぼ確実です。そのうえ、あと1~2本追い切りをおこないますので、仕上がりの精度もさらに上ると思いますよ」(尾関知人調教師)
2020/10/2 (美浦トレセン)
1日(木)にWコースで5ハロンから1.2秒追走して併せ、66.6-51.9-38.1-12.3を一杯に追い切りました。「全体的に時計の掛からない馬場状態で、そのうえ蓑島ジョッキーが騎乗、古馬にリードしてもらったということもありましたが、昨日10/1(木)の追い切りは好時計が出ましたね。スピードに乗っていましたし、終いの動きは本当に良かったですよ。3勝馬を追いかけて、ゴールでほぼ一緒ですからね。芯が伴わないというか、ブレるところがあり、まだまだ頼りない感じはあるものの、頑張って走ってくれるところには、非常に好感が持てますね。来週の追い切り次第ではありますが、4回東京開催開幕週の10/11(日)東京・2歳新馬(芝1400m)に向かいたいと思います」(尾関知人調教師)
2020/9/25 (美浦トレセン)
23日(水)に坂路コースで4ハロン59.9-44.2-28.6-14.1を単走で馬ナリに追われ、25日(金)にはWコースで5ハロンから0.6秒先行して併せ、67.8-52.9-39.3-12.6を馬ナリに追い切りました。「先週からの狙い通りで、今日の追い切りは非常にいい内容だったと思います。変わり身を見せてくれましたね。自厩舎のデビューを控えている新馬3頭での併せ馬で、ワザモノが先頭でリードしながら外を回る隊列でした。最内の馬は目一杯追われたのですが、ワザモノに追い付くことが出来ませんでしたね。先着しゴールを通過した際の脚色には余裕が見られました。21日(月)に坂路コースで4ハロンから0.2秒先行して併せ、57.3-41.7-27.3-13.2を強めに追い切った効果もあるでしょう。これならば4回東京開催(10/10~)開幕週でのデビューを予定しても大丈夫そうですよ」(尾関知人調教師)
2020/9/18 (美浦トレセン)
13日(日)に坂路コースで4ハロンから併せ、56.4-41.3-27.4-13.6を強めに追われ、17日(木)にはWコースで5ハロンから0.4秒追走して併せ、69.1-53.9-39.8-12.9を一杯に追い切りました。「昨日は3頭併せの真ん中に位置しての追い切りを消化。外を回る古馬を目標として、内の新馬と一緒に追いかける形でした。他馬を気にして手応え的に余裕がなかったものの、キツい思いをしたはずで、この1本で気合も乗り、ガラッと変わってくるはずです。今週末もしっかりと負荷を掛けた追い切りを課す予定で、来週の追い切りの内容でおおよそのデビューのスケジュールが見えてくるのではないでしょうか」(尾関知人調教師)
2020/9/11 (美浦トレセン)
須藤ステーブルで調整され、9日(水)に帰厩しました。

「2回中山開催後半(9/26~)でのデビューを目標にこちらに戻させていただきました。帰厩翌日の9/10(木)から坂路入りしており、今日9/11(金)には4ハロン68.7-50.8-34.6-17.8の時計で元気に駆け上がっています。放牧前より力強くしっかりと動けるようになってきた印象を受けていますし、前向きな雰囲気を保っていますので、このまま一気に流れに乗れそうですね」(尾関知人調教師)
2020/9/4 (須藤ステーブル)
馬体重:510kg
「現在は馬場でダクとハッキングを1200mの後、キャンターを4000m(17~24秒ペース)のメニューで調整中です。引き続きペースを上げながら乗り込んでいて、キャンターの後半は17~18秒まで脚を伸ばしています。大分力が付いてきましたし、しっかりメニューに対応できています。体はまだゆとりがあるように見えるのですが、負荷を掛けていくことでこのまま自然と引き締まっていきそう。飼い葉を意図的に落としたりはしていませんし、継続的に鍛錬を重ねていきたいと思っています」(担当者)
2020/8/29 (須藤ステーブル)
馬体重:512kg
「現在は馬場でダクとハッキングを1200mの後、キャンターを4000m(17~24秒ペース)のメニューで調整中です。この中間から少しずつペースを上げて乗り込んでいます。一回トレセンに入った馬なので十分に対応できていますし、このままどんどん進めていきたいところ。夏負けはありませんし、体調面も良さそうなので、しっかりと負荷を掛けていきます」(担当者)
2020/8/21 (須藤ステーブル)
馬体重:507kg
「現在は馬場でダクとハッキングを1200mの後、キャンターを4000m(上限20秒ペース)のメニューで調整中です。牡馬の分か、一緒に入場してきたアステルカーラよりは体力、力強さ共にある印象。ただ、まだ緩さが目立ちますし、じっくりと乗り込んでいきたいところ。暑さが厳しいので、状態を見ながら進めていくつもりです」(担当者)
2020/8/14 (須藤ステーブル)
この後は美浦近郊の須藤ステーブルで調整することになり、本日14日(金)に移動しました。

「8/12(水)に坂路で4ハロン68.3-50.1-32.2-15.8の時計を出しました。このまま在厩で調整を進め、デビューまでこぎ着けたかったところですが、猛暑の影響が大きいでしょう、しぼんだ感じのシルエットに映るようになってきました。基礎体力の部分でもうワンパンチ必要のようですね。精神的なリフレッシュも兼ねて、トータルの立て直しを図りましょう」(尾関知人調教師)
2020/8/7 (美浦トレセン)
本日7日(金)にゲート試験を受験し、無事に合格しました。

「水曜木曜と練習を重ね、そのうえ自厩舎の古馬と一緒に受験したことが後押ししてくれたのでしょう。見事一発でゲート試験に合格。怪しい挙動は一切なく、終始落ち着いていて、スムーズにダッシュを決めることが出来ました。とにかく反応が良かったですよ。今週末、来週前半の状態をしっかりと観察して、今後のスケジュールを決めていきましょう」(尾関知人調教師)
2020/7/31 (美浦トレセン)
ノルマンディーファーム小野町で調整され、29日(水)に美浦・尾関知人厩舎に入厩しました。

「まずはゲート試験合格を目指してのメニューで調整しています。ゲートへの寄り・進入は問題ないのですが、中でお行儀良くないですね。おとなしく一定時間駐立することがなかなか我慢できないようで、潜るような格好になったりしています。こちらの環境に慣れて、スクーリングが進んでくれば、落ち着いてくれるでしょう。メンタルの部分で追い込むと後々に悪影響を及ぼすので、気を付けて進めていきます」(尾関知人調教師)
写真
2020/7/24 (ノルマンディーファーム小野町)
馬体重:506kg
現在は馬場1周と坂路2本を18秒ペース(週2回は15秒ペース)のメニューで調整しています。まだ気持ちの面で前進気勢が旺盛というところまではきていませんが、この中間も変わらず順調で、週2回の追い切りもきっちり消化。最後まで脚が上がらずに登坂できているのは地力がある証拠でしょう。そろそろ入厩の運びとなるかと思いますが、背中などはまだ筋肉が付いてきそうですし、伸びしろもある馬なので、今後の更なる成長にも期待したいです。
2020/7/17 (ノルマンディーファーム小野町)
馬体重:510kg
現在は馬場1周と坂路2本を18秒ペース(週2回は15秒ペース)のメニューで調整しています。まだ促しながらでないと力を抜こうとするズルい一面はありますが、以前に比べれば随分と理解が進んで、騎乗者がそこまで支えることをしなくても自分でバランスをキープ出来るようになってきました。追い切りでも最後まで安定したフォームで動けています。息の入りに関しては良くなるのにもう少し時間が掛かりそうなので、入厩の声が掛かるのを待ちつつ、馬体のシェイプアップとともに良化を図っていく予定です。
2020/7/10 (ノルマンディーファーム小野町)
馬体重:512kg
現在は馬場1周と坂路2本を18秒ペース(週2回は15秒ペース)のメニューで調整しています。調教に集中できてはいるのですが、元々のんびりした性格の馬なので、もう少し気が入ってきて良さそうな印象を受けます。走りに関しては特にこれといった癖はなく、坂路を真っすぐ上れていますし、ハミ受けなどにも問題はありません。まだ動きが重たく感じられるように馬体に緩さは残るため、トレセンで乗り込まれつつ更に力を付けてくれると思います。
2020/7/3 (ノルマンディーファーム小野町)
馬体重:508kg
現在は馬場1周と坂路2本を18秒ペース(週2回は15秒ペース)のメニューで調整しています。ここまで追い切りを消化しながらも、体調面に大きな問題はありません。脚元に関しても丈夫な馬ではないでしょうか。来週もしくは再来週に入厩予定とのことですが、調教後もこたえた様子はなく、飼い葉食いは旺盛。お腹回りや走っている姿からも余裕があるように見受けられるため、それまでに更に乗り込んで馬体を引き締めていこうと考えています。
2020/6/26 (ノルマンディーファーム小野町)
馬体重:499kg
現在は馬場1周と坂路2本を18秒ペース(週2回は15秒ペース)のメニューで調整しています。今週も15-15の追い切りをおこなっていますが、少しずつ力が付いてきているようで、フットワークにも素軽さが出てきたように感じられます。もともと騎乗担当者が力強さを褒めていた馬でしたが、動きのキレが今ひとつではあったので、トレーニングの効果が目に見えて出始めてきたのでしょう。背腰の筋肉はまだまだ付いてきていいように思うので、今後もしっかりと負荷を掛けていきます。
写真
2020/6/19 (ノルマンディーファーム小野町)
馬体重:501kg
現在は馬場1周と坂路2本を18秒ペース(週2回は15秒ペース)のメニューで調整しています。定期的に速めを乗り込まれて、馬にだいぶ気が入ってきた様子。しっかり動けるようになってきていますし、ワザモノにとって追い切りがいい起爆剤になっているようです。調教強度が上がっても体調に変化はありません。まだ背腰に緩さを残している状態なので、坂路での追い切りをどんどん重ねてパワーアップを図っていこうと考えています。
2020/6/12 (ノルマンディーファーム小野町)
馬体重:498kg
現在は馬場1周と坂路2本を18秒ペース(週2回は15秒ペース)のメニューで調整しています。先週から追い切りを開始したことで、少し馬に気が入ってきた様子。普段は全休明けでも大人しいワザモノも8日(月)にはチャカつく素振りが見られました。ただ、大人しすぎるように感じられる馬ですから、これはいい兆候だと思います。追い切り後も飼い葉食いは良く、反動などは見られないため、今後もしっかり乗り込んでパワーアップを図っていきます。
2020/6/5 (ノルマンディーファーム小野町)
馬体重:499kg
現在は馬場1周と坂路2本を18秒ペース(週2回は15秒ペース)のメニューで調整しています。ここまで順調に乗り込めてきたこともあり、今週から15-15を始めました。まだギアが上がるにはトレーニングの積み重ねが必要ですが、体型的にもゴッホ産駒らしさが出ていて、加速力よりはスピードの持続力に長けたタイプ。今後の良化の余地も多分にありますし、これから追い切りを重ねていってもうひと回り逞しくなってくれるのを期待したいです。
2020/5/29 (ノルマンディーファーム小野町)
馬体重:502kg
現在は馬場1周と坂路2本(上限18秒ペース)のメニューで調整しています。馬体に大きな変化はありませんが、この中間も順調で、騎乗担当者は「ハミから伝わる手応えや脚捌きに力強さが感じられるようになってきました」と話しており、ワザモノのここ最近の成長を実感しているようです。以前に比べて活気が出てきている様子ですし、それでいてハミ受けなどにも問題はなく、坂路を真っすぐ駆け上がっているので、走ることに関して素直な馬だと思います。そろそろ追い切りを課してみてもいいかもしれません。
写真
2020/5/22 (ノルマンディーファーム小野町)
馬体重:498kg
現在は馬場1周と坂路2本(上限18秒ペース)のメニューで調整しています。ようやく体調が上向いてきたようで、少しずつ毛ヅヤも良くなってきています。それに伴って馬体にも張りが出始めていますが、まだ付くべきところに筋肉が付ききってはいないため、これからもっと良くなる余地は十分にあります。フワッとした走りになりがちなので、しっかり地面を捉えるような走り方を教えながら乗っていこうと思います。
2020/5/15 (ノルマンディーファーム小野町)
馬体重:501kg
現在は馬場1周と坂路2本(上限18秒ペース)のメニューで調整しています。今週も坂路主体に乗り込んでいますが、なかなか状態が上がってきません。馬体重こそ増えてはいるものの、まだ毛ヅヤが冴えないですし、もっと肉づきが良くなってきて欲しいのが正直なところです。飼い葉はしっかり食べているので、こちらでの調教に体力が追いついてくれば自ずと上向いてくるはず。現状ペースを維持しながら、その辺りの良化を待ちたいと思います。
2020/5/8 (ノルマンディーファーム小野町)
馬体重:499kg
現在は馬場1周と坂路2本(上限18秒ペース)のメニューで調整しています。連日坂路を2本登坂させてもへこたれるようなことはないのですが、まだ走りにメリハリが感じられません。馬体も数字こそ少しずつ増加傾向にありますが、筋肉が付ききっておらず、お腹回りは適度にフックラしていてもあばらが浮いているような状態です。そのため、この後も食べさせながらしっかり負荷を掛けて体をつくっていこうと考えています。
2020/5/1 (ノルマンディーファーム小野町)
馬体重:496kg
現在は馬場1周と坂路2本(上限18秒ペース)のメニューで調整しています。4月29日(祝)から坂路を2本に増やして、徐々に負荷を強めています。調教中も落ち着きが出てきて、走ることには集中できているのですが、まだ体力や筋力面は物足りない印象。フォームが安定せずにフラつく場面も見受けられます。次の段階に進めるような体力が付いてくるまで、ジックリ鍛えていきます。
写真
2020/4/24 (ノルマンディーファーム小野町)
馬体重:497kg
現在は馬場2周と坂路1本(上限18秒ペース)のメニューで調整しています。騎乗開始後も順調に進めることが出来ており、左前骨瘤も痛みなどは出ていません。坂路では徐々にペースを上げ、現在は18秒くらいを持続しながら4ハロン走ることを求めた調教をおこなっていますが、まだ全体的な筋力不足もあり、リズムのいい走り、安定した走りではなく、ハミにもしっかり乗りきれていない感じです。見た目にもまだまだ変わってくる余地がある体つきなので、調教量を増やしつつ筋力強化を図っていこうと思います。
2020/4/17 (ノルマンディーファーム小野町)
馬体重:489kg
現在は馬場2周と坂路1本(上限20秒ペース)のメニューで調整しています。13日(月)より騎乗を開始し、現在は坂路も1本上がっています。環境の変化に動じている様子もなく、初日からしっかりとした脚取りで登坂。左前骨瘤は割と大きく出ているものの、特別痛みは伴っていないようで、走りに影響を与えている様子も見られません。ただ、ここから調教メニューを強化していく中で痛みが出てくる可能性もあるので、念のため気を配りながら進めていこうと思います。
2020/4/10 (ノルマンディーファーム小野町)
今後は福島県・ノルマンディーファーム小野町で調整を進めることになり、昨日9日(木)に移動しました。

現在はウォーキングマシン30分のメニューで調整しています。輸送熱などの異常もなく無事到着しており、早速その日よりウォーキングマシンでの運動をおこなっています。輸送の疲れが抜けるのを待ってから騎乗を開始する予定です。
2020/3/31 (ノルマンディーファーム)
馬体重:516kg
現在は坂路2本(上限20秒ペース)のメニューで調整しています。騎乗担当者は「辛抱した甲斐あって、左前骨瘤はだいぶ落ち着いてきたため、この中間より騎乗を再開しました。調整メニューを落としていたことで馬体はやや太めに映り、動きもモッサリしています。ただ、大型馬だけに致し方ないところ。これからピッチを上げていけば、自ずとキレが出てくるでしょう」と話していました。
写真
2020/3/15 (ノルマンディーファーム)
現在はウォーキングマシン1時間とトレッドミルで調整しています。この中間も脚元への負担を考慮し、トレッドミルでキャンターをおこなっています。骨瘤自体は広がってはいませんが、触診すると若干痛みがある様子。歩様に影響がないことと、大型馬ゆえに一旦緩めてしまうと立ち上げに時間を要してしまうため、運動と治療を両立していく方針です。
2020/2/29 (ノルマンディーファーム)
馬体重:505kg
現在はウォーキングマシン1時間とトレッドミルで調整しています。担当者は「左前骨瘤への影響を考慮し、この中間よりトレッドミル運動に切り替えました。患部にやや熱感はあるものの、毎日水冷とレーザーでしっかりとケアしています。まだ焦る時期でもありませんし、当面は治療を最優先に慎重に進めていきます」と話していました。
写真
2020/2/15 (ノルマンディーファーム)
現在は坂路2本(上限18秒ペース)のメニューで調整しています。左前骨瘤の治療と並行しながら、この中間も緩めずにトレーニングを継続しています。速いところはセーブしているものの、歩様にはまったく影響がないため、今後も乗りながら骨瘤を固めていく方針です。
2020/1/31 (ノルマンディーファーム)
馬体重:496kg
現在は坂路2本を18秒ペース(週1回は15秒ペース)のメニューで調整しています。騎乗担当者は「体がありますし、ここまでの調整過程も順調なことから、この中間よりスピード調教を試みています。まだトモに緩さがある分、シュッと反応しきれてはいませんが、ペースアップして以降は更に気持ちが前向きになってきた印象。ただ、左前管の内側に小さな骨瘤が出始めているので、増殖を防ぐためにもレーザーでしっかりケアしていきます」と話していました。
写真
2019/12/27 (ノルマンディーファーム)
馬体重:515kg
現在は夜間放牧と並行しながら、坂路2本(上限20~22秒ペース)のメニューで調整しています。騎乗担当者は「稀にズルさを見せることもありますが、この時期の1歳馬としては操縦性に長けた優等生です。徐々に前向きさも出て、安定感のある走りを繰り出せるようになってきており、先々馬体に芯が入ってくれば楽しみな馬になるでしょう」と話していました。
写真
2019/11/30 (ノルマンディーファーム)
馬体重:528kg
現在は夜間放牧と並行しながら、馬場2周(ダク)と坂路1本(ハッキング)のメニューで調整しています。騎乗担当者は「当然のことながらまだ緩さはありますが、秀でたパワーを感じさせます。馴致を終えて本格的な調教へ移行すると総じて馬体が一旦萎みますが、ここにきて体重が増えてきている点は好材料。これから徐々に調教のレベルを上げていこうと考えています」と話していました。なお、この中間に尾関知人調教師が来場し、馬体と歩様のチェックをおこなっています。
写真
2019/10/31 (ノルマンディーファーム)
馬体重:505kg
現在は夜間放牧と並行しながら、馬場1周(ダク)と坂路1本(ハッキング)のメニューで調整しています。騎乗担当者は「馴致はスムーズにクリアして本格的なメニューに取り組んでいます。すでに500kgを越す大型馬ですが、操縦性が良く跨っていても安定感があります。ただ、他馬の嘶きに過敏に反応しているように、幼い部分も垣間見えるため、鍛錬を重ねながら徐々に大人になっていくことでしょう」と話していました。
写真