

現在は坂路2本(上限16~18秒ペース)のメニューで調整しています。今月上旬以降はハロン18秒をベースに、日によっては2本目の後半を16秒まで加速していく形を取り入れています。ペースアップした際の反応はもう一つに映りますし、苦しくなるとややバランスを崩してしまうあたり、まだ体力面や筋力面は良化途上といった印象。そのあたりが良くなってくれば、15秒ペースも交えていく予定です。
2025/3/31
(ノルマンディーファーム)
馬体重:483kg
現在は坂路2本(上限18秒ペース)のメニューで調整しています。担当者は「この中間は徐々に時計を詰めながら、順調にトレーニングを消化しています。休養を挟んだこともあり、馬体には緩さが残りますが、18秒ペースでも登坂後の息遣いは良化の一途とあって、体力面での着実な良化が窺えます。少しテンションが上がりやすい面があるものの、許容範囲内ですし、そのぶん馬自身にも行く気が見られるようになってきた点は好材料。この後もスムーズに負荷を強めていけそうです」と話していました。
現在は坂路2本(上限18~20秒ペース)のメニューで調整しています。この中間には、右前の蹄を気にする素振りも見られなくなったことから、騎乗を再開しています。休養効果も感じられ、体力も着実に強化されてきたとあって、ゴール地点まで伸び伸びとしたフォームで走りきることができています。それでもまだゆったりとしたペースでしか乗っておらず、精神的にも肉体的にも完成途上。追い切りに耐えうる基礎が出来上がるまでみっちりと鍛えていきます。
2025/3/1
(ノルマンディーファーム)
馬体重:477kg
現在はウォーキングマシン1時間のメニューで調整しています。担当者は「2月中旬には、常歩で右前の蹄を気にする素振りが見られたことから、パドック放牧をおこなっていました。歩様にスムーズさが戻ってきたため、今はマシンに入れており、もう坂路調教を再開してもよさそうな状態には映るところ。ただ、ここまで休みなく乗り込んでいた疲労もあるでしょうから、もうしばらくは現状メニューを継続する予定です。この中間から担当となりましたが、跨ってみるとこの時期にしては馬体に芯が入っている印象で好感触。脚捌きの硬さからはやはりダートが合いそうです」と話していました。
2025/1/31
(ノルマンディーファーム)
馬体重:478kg
現在は坂路2本(上限18~20秒ペース)のメニューで調整しています。担当者は「この中間も順調に進めることができており、ここ最近は馬体に幅が出てきました。成長に伴い、着実に力も付いてきています。まだ全体的には幼い体つきですが、後躯の筋肉の付き方など、要所要所のパーツを見れば良化傾向にあるのは間違いありません。父ベンバトルは芝のG1馬ですが、ダートもこなすパワーの持ち主でしたし、本馬にもそういった特徴が受け継がれているように見受けられ、性格的にも難しいところはなさそうです」と話していました。
2024/12/30
(ノルマンディーファーム)
馬体重:486kg
現在は夜間放牧と並行して坂路2本(上限20秒ペース)のメニューで調整しています。担当者は「10月上旬の入場当初は放牧地でヤンチャな一面も見せていたものの、いざ馴致を開始すると手を焼かせることもなく、スムーズに調教へ移行することができました。ドッシリと構えているところは頼もしくもありますが、乗り込みを進めるなかでもっと前進気勢は出てきてほしいところです。初仔だった半姉ミリオンヒットと比べて馬格があり、あまり数字を意識せずに負荷を強めていけそうな点は好材料でしょう」と話していました。