

現在は舎飼されています。右前患部には熱感こそありますが、骨折箇所の腫れ自体は目立つものではなく経過は良好。初めての環境にも慣れたようで、馬房では落ち着いた様子で過ごしています。このまま患部の早期回復に努めていきます。
現在は舎飼されています。担当者は「飼い葉を食べるスピードこそゆったりではあるものの、しっかり完食してくれていて、体調面に不安はありません。患部には熱感が残っていますし、当面の間は舎飼で安静にさせて、経過を観察していく予定です」と話していました。
昨日20日(木)に北海道・オカダスタッドへ移動しました。
輸送熱などの異常もなく無事到着しています。今後しばらくは舎飼にとどめて、右前患部の経過を観察していく予定です。
2025/3/14
(ノルマンディーファーム小野町)
この後は北海道・オカダスタッドで調整することになり、昨日13日(木)に福島県・ノルマンディーファーム小野町へ一旦移動しました。
現在は舎飼されています。トレセンからこちらへは無事到着しており、その後は舎飼にとどめて安静にさせています。来週中には北海道へ移動する予定です。
チェスナットファーム阿見TCで調整され、6日(木)に帰厩。
本日7日(金)に右前撓側手根骨の関節内に付着している遊離軟骨片の摘出および内部のクリーニング手術を実施しました。
調教中に発症したものと考えられ、事故見舞金の対象日数については全治6ヶ月と診断(競走復帰できるまでの目安)されています。
「遊離した骨片はごく小さなものではあったものの、ぽろぽろと関節面に付着していたので、クリーニングしておいて正解だったと思います。手術は無事成功し、いまのところ術後の経過も良好。順調に回復すれば来週後半には抜糸して小野町へ移動できる見込みです。クラシック目前での戦線離脱となり、誠に申し訳ありません。ポテンシャルの高さはすでに証明済みですし、成長した姿でまた秋の競馬に復帰させられればと思います」(牧光二調教師)
2025/2/28
(チェスナットファーム阿見TC)
本日28日(金)に診療所でレントゲン検査を実施したところ、右前橈側手根骨遠位の剥離骨折が判明。
一旦近郊のチェスナットファーム阿見TCへ移動し、来週3月6日(木)に再度トレセン入厩させて、膝関節鏡手術で骨片除去およびクリーニング処置をおこなう予定です。
競走復帰できるまでの目安については、術後経過からあらためて判断を仰ぐことになっています。
26日(水)にWコースで5ハロンから0.4秒先行して併せ、67.7-52.2-37.2-11.8を馬ナリに追い切りました。「今朝おこなった馬体チェックの際、首を使う感じで歩様があまりスムーズではなかったため、さきほど診療所でレントゲン検査を実施しました。獣医からは『剥離した骨片が関節面に付着していたずらし、負担がかかっている症状。このまま自然に治癒させる選択肢もありますが、クリーニングするのが一番最適ではないか』と診断されています。春のクラシック戦線へとこちらの期待も高く、楽しみにされていた会員様も多いと思いますし、ただただ申し訳ない気持ちでいっぱいです」(牧光二調教師)
19日(水)にWコースで6ハロンから0.5秒追走して併せ、84.7-68.8-54.8-40.2-12.6を馬ナリに追い切りました。「追い切りはコース長めから3頭併せで実施。前後に古馬を置く形でプレッシャーをかけましたが、力まず自分のリズムで走れていましたね。なによりリフレッシュさせた効果で雰囲気が落ち着いており、馬体も程よくフックラしていい感じに映ります。着実にパワーアップしているのがうかがえて、馬自身の成長も感じさせる。5月の遅生まれなことを考えても、まだまだ奥があるでしょう。次走に関しては、いまのところ3/15(土)中山・アネモネステークス(芝1600m・牝)を本線に考えています。一週前のフィリーズレビューも魅力的な条件ではあるものの、例年このレースはペースが速くなる傾向で、権利が獲れたとして短期間に阪神までの輸送が続く点も懸念すべきところ。どちらにせよ登録だけはさせていただく予定なので、そこはまだレースまで時間もありますし、相手関係含め慎重に検討していくつもりです」(牧光二調教師)
チェスナットファーム阿見TCで調整され、11日(火)に帰厩しました。
「レースに向けて今回は少し時間をかけて仕上げていく考えから、このタイミングでの帰厩とさせていただきました。前走後はさすがに疲労から少し皮膚病など出ましたが、冬毛を刈らせてもらい、状態面はだいぶ上向いてきたところ。この時期に2勝しているので、ゆとりを持たせたローテーションが組めますし、TRから桜花賞を狙うのが既定路線でしょう。長距離輸送が続く懸念もありますし、初勝利を挙げたパフォーマンスからも、いまのところ3/15(土)中山・アネモネステークス(芝1600m・牝)を本線に考えています」(牧光二調教師)
2025/2/7
(チェスナットファーム阿見TC)
馬体重:469kg
「現在は馬場をダクとハッキングキャンターで3000m(20秒ペース、週1~2回は15秒ペース)のメニューで調整中です。先週は寝違えたことで歩様を崩しましたが、もう元通りといった感じで、メニューも戻しています。速いところも織り交ぜ始めましたし、ここから積み重ねていくつもり。もうある程度出来上がっていたので、急に声が掛かったとしても大丈夫ですよ」(担当者)
2025/1/31
(チェスナットファーム阿見TC)
馬体重:465kg
「現在は1時間のウォーキングマシン運動をおこなっています。15-15を織り交ぜながら順調に進められていたのですが、28日(火)に馬房から出したところ右トモの歩様に軽い乱れがあったため、すぐに獣医師に診てもらっています。右トモ股関節周りを気にしている感じで、おそらく寝違えたのではないかとの診断。消炎剤を投与しながら様子を見ていますが、昨日あたりから大分楽になっている様子です。この感じであれば来週には元のメニューに戻せそうですが、引き続き状態を確認していきます。ご心配をお掛けして申し訳ございません」(担当者)
2025/1/24
(チェスナットファーム阿見TC)
馬体重:470kg
「現在は馬場をダクとハッキングキャンターで3000m(20秒ペース、週1回は15秒ペース)のメニューで調整中です。この中間、少し長くなっていた毛を刈ったのですが、その効果か活気があっていい感じで上向いてきました。調子が良さそうですよ。牧調教師からはまだ具体的なことを聞いていませんが、いつ声が掛かっても良いよう、このまま態勢を整えていきます」(担当者)
2025/1/17
(チェスナットファーム阿見TC)
「現在は馬場をダクとハッキングキャンターで3000m(15~20秒ペース、週1回は15秒ペース)のメニューで調整中です。今週から15-15を織り交ぜながら進めていますが、大きな問題なくきています。体調もキープできているものの、少しテンションが高めなのであまり攻め過ぎないように進めていくつもり。メリハリをつけながらつみ重ねていこうと思っています」(担当者)
2025/1/10
(チェスナットファーム阿見TC)
馬体重:470kg
「現在は馬場をダクとハッキングキャンターで3000m(15~20秒ペース)のメニューで調整中です。連闘で使った割には入場後もそこまでダメージがなかったことから、12/27(金)より乗り出し、年明けからは15-15も織り交ぜています。進めてきて若干背腰が硬くなってきたので、早めの処置をと思い治療をおこなっています。あとは少しテンションが高いくらいなので、このままガス抜きをしながら乗り込んでいくつもりです」(担当者)
2024/12/27
(チェスナットファーム阿見TC)
★12/21(土)京都・万両賞(芝1400m・混)幸英明騎手 結果:優勝
この後はトレセン近郊のチェスナットファーム阿見TCで調整することになり、25日(水)に移動しました。
「先週もありがとうございました。火曜日朝の時点で少しコツコツした歩様に映ったため、中間は厩舎周りの曳き運動に時間を掛けさせてもらいました。飼い葉はまったく上がっておらず、プールで硬さもしっかりほぐれたことから、水曜日の午後正式に連闘での出走に踏み切った次第です。こちらは関東からの遠征馬で、しかも連闘で臨んでいるわけですから、レースで他馬のマークがいくぶん緩かったのは否定できないところ。それでも骨っぽい牡馬たちを相手に完勝の内容。賞金を加算できたことで今後のローテーションが楽になりましたし、これまでこの万両賞を関東馬が勝った例がないことからも、価値ある1勝ではないでしょうか。馬体や脚元などとりわけ大きなダメージなく無事上がってきています。このタイミングで一息入れてやり、またどこから始動していくか相談させてください」(牧光二調教師)
2024/12/21
(京都競馬場)
馬体重:464kg
★12/21(土)京都・万両賞(芝1400m・混)幸英明騎手 結果:優勝
「パドック、返し馬と馬の雰囲気が落ち着いていて、連闘による疲れなど心配はないと感じられました。初めて乗せていただきましたが、すごく乗りやすかったですし、強い競馬をしてくれたと思います。いいときに乗せてもらいました。従順でこちらの指示にもしっかり対応できる。センスがありますね」(幸英明騎手)
★12/15(日)中山・2歳未勝利(芝1600m・混)木幡巧也騎手 結果:優勝
☆12/21(土)京都・万両賞(芝1400m・混)幸英明騎手
「偶数番の内枠。願ったり叶ったりのところが引けたので、今回はジョッキーにも強気に乗ってもらいました。それでも終始いいリズムのまま運べていましたし、操作性が高く、しっかりタメを作りながら走れている。着差以上に強い競馬。完勝の内容だと思います。当初はここで一息入れるつもりでいたのですが、息ひとつ乱さずに上がってきたことから、万両賞への特別登録をクラブサイドに打診させていただきました。週明けプール併用で疲れをほぐし、昨日からまた運動を再開してみても硬さは特に出ていない様子。連闘でもしっかり力を発揮できる状態と判断しています。センスがいいので、控える形でも競馬はできるタイプ。本質的にはこれくらいの距離が理想ですし、下り坂で加速の付く京都コースもライラにとって合っているはず。ここでも好勝負が期待できると思います」(牧光二調教師)
2024/12/15
(中山競馬場)
馬体重:458kg
★12/15(日)中山・2歳未勝利(芝1600m・混)木幡巧也騎手 結果:優勝
「今日はありがとうございました。中1週でも状態は良く、前走で強い競馬をしてくれたのもあり今日は強気に乗ろうと思っていました。道中マイペースで行けたのも良かったですし、馬もこちらの言うことを理解して、自分で脚を溜めて走ってくれています。出が速いので出していきましたが、センスがいいので後ろからの競馬にも対応できるはず。クラス慣れも早そうで、昇級してからも楽しみですね」(木幡巧也騎手)
☆12/15(日)中山・2歳未勝利(芝1600m・混)木幡巧也騎手
11日(水)に坂路コースで4ハロンから0.2秒先行して併せ、53.6-38.9-25.1-12.3を馬ナリに追い切りました。「中一週での競馬となるため、追い切りは坂路でサッと脚を伸ばす内容に。柔軟性に富んだ走りで推進力も十分。変わらずいい状態で競馬に臨むことができます。どの陣営も年内の勝ち上がりを狙っていますので、ここもさすがに一筋縄ではいかないメンバー構成となりましたね。ただ、単純に持ち時計だけ見てもライラが頭一つ抜けていますし、前走くらい走れればといったところ。好位から運んで押し切りを狙います」(牧光二調教師)
★12/01(日)中山・2歳未勝利(芝1600m)木幡巧也騎手 結果2着
「勝ち馬をマークしながら道中運ぶ形。この1頭だけ競り負かせたらと4角早めに仕掛けに行ったのですが、相手が渋太かったですね。直線を迎えて手応えはこちらが上回っているように映ったので、正直何とかしたかった。それでも3着以下は離しているし、走破時計も上々。次は順番だと思います。レース後も馬体や脚元に異常はなく、今週はプールを併用して疲れを抜いてやっているところ。まだどことは決めきれませんが、状態や相手関係を見ながら、権利の期間内にもう一戦使うつもりです」(牧光二調教師)
2024/12/1
(中山競馬場)
馬体重:456kg
★12/01(日)中山・2歳未勝利(芝1600m)木幡巧也騎手 結果2着
「中山コースに替わり枠も良かったので、先行力を生かす競馬をしました。道中は楽な手応えで走っていてこれ以上待ってもと思い、3~4コーナーで前を捕まえにいったのですが…。直線は離されてしまいましたから、今日は勝ち馬が強かったです」(木幡巧也騎手)
☆12/01(日)中山・2歳未勝利(芝1600m)木幡巧也騎手
24日(日)に坂路コースで4ハロン65.4-47.8-31.0-14.8を単走で馬ナリに追われ、27日(水)にはWコースで5ハロンから0.3秒先行して併せ、67.1-51.3-36.7-11.4を強めに追い切りました。「前走後はまた一旦短期で近郊に出させてもらい、脚元のケアを施しました。ライラ自身そういったルーティンに慣れて、オンオフの切り替えが上手になってきたようで、トレセンでの雰囲気も凄く落ち着いている。デビュー前に比べるとどっしり構えられているし、メンタルの部分が随分成長している印象を受けますね。最終追いはデビュー前の新馬を誘導する形で実施。終始楽な手応えのまま、直線軽く仕掛けただけで抜群の反応を示しています。優先持ちが半数、いささかメンバーは揃った感もありますが、デキは申し分ありませんのでなんとかここで決めたいですね。これまでと同様、ジョッキーには積極的に運ぶよう指示を出すつもりです」(牧光二調教師)
チェスナットファーム阿見TCで調整され、先週16日(土)に帰厩しました。
20日(水)にWコースで6ハロンから0.3秒先行して併せ、84.2-67.2-52.7-38.5-12.4を馬ナリに追い切りました。「前走後はまた一旦近郊に出させてもらい、脚元のケアを施しました。ごく短期で帰厩させましたが、デキ落ちはなく状態面に変わりありません。稽古でもふとした瞬間にスイッチが入ってみたり、気性的にやや短いところ向きな雰囲気は出てきたものの、走らせてしまえばちゃんとコントロールの利く馬ですからね。コースは東京よりも中山に向きそうなのは前走を見ても明らか。次で決められるようにしっかり調整していきます。予定どおり来週12/01(日)中山・2歳未勝利(芝1600m)に巧也で向かうつもりです」(牧光二調教師)
2024/11/15
(チェスナットファーム阿見TC)
馬体重:465kg
「現在は馬場をダクとハッキングキャンターで2000m(20秒ペース)のメニューで調整中です。入場直後は体が寂しくなっていたので、馬体回復のメニューで進めています。体は大分回復してきましたし、状態もまた上向いてきたところ。体調面も変わらず良さそうですよ。明日16日(土)にトレセンに戻る予定です」(担当者)
2024/11/8
(チェスナットファーム阿見TC)
★11/02(土)東京・2歳未勝利(芝1600m・牝)木幡巧也騎手 結果4着
レース後、2日(土)に一旦トレセン近郊のチェスナットファーム阿見TCに移動しています。
「坂を上がってからも最後までよく頑張っていましたし、勝ちに行く競馬をしての結果です。ただ、上がってきてジョッキーは『短い距離で行き切ってしまえば、すぐに決められそうですが…』と話していました。たしかに直線は追い出しを我慢するぐらいの手応えでしたから、あの場面抜け出してきてもおかしくないんですけどね。本質的に距離はギリギリかもしれませんが、もっとタメを作れると思うんです。ライラにはそれくらいセンスの良さを感じているので、小回りの中山コースに舞台を変えて、もう一度だけマイル戦を使わせてください。一旦また近郊で脚元のケアを施してもらい、短期で戻して12/01(日)中山・2歳未勝利(芝1600m)を予定します」(牧光二調教師)
2024/11/2
(東京競馬場)
馬体重:452kg
★11/02(土)東京・2歳未勝利(芝1600m・牝)木幡巧也騎手 結果4着
「スタートがうまく決まり、一番人気を内に見る形でうまく運んでいけたのですが…最後は勝ちに行った分少し甘くなりました。それでも着順ほど悪い内容ではないと思います。もうワンパンチ欲しいところはあれど、この馬なりに最後まで頑張って脚を使ってくれていますよ。この距離も長いとは思いませんが、センスのある馬ですし、思い切って短縮しても対応できそうです」(木幡巧也騎手)
☆11/02(土)東京・2歳未勝利(芝1600m・牝)木幡巧也騎手
30日(水)にWコースで5ハロンから0.6秒追走して併せ、68.2-52.7-37.9-11.9を馬ナリに追い切りました。「追い切りはコース長目からライラが追走する形で併せ馬を実施。半馬身ほど最後捉えきれなかったものの、格上の年長馬が相手でしたし、こちらはまだそれほど無理をさせていません。使ってさらに反応が良くなっており、中身に関しても十分上積みは感じられる内容だったと思います。東京、福島どちらの番組に投票するか悩ましいところではあったのですが、出入りが激しくゴチャつきそうな競馬はまださせたくない考えです。ここはメンバー的にやや揃った印象も、前回の勝ち馬(ミストレス)が先週重賞で2着と好走しているように、この馬だってけっしてレベルの低くないデビュー戦を戦ってきたわけですからね。条件的には芝のマイルがベスト。当日落ち着いた雰囲気でレースに臨むことができれば、再度好勝負になっていいでしょう」(牧光二調教師)
チェスナットファーム阿見TCで調整され、22日(火)に帰厩しました。
24日(木)にWコースで6ハロンから0.5秒追走して併せ、81.4-66.9-52.3-37.4-11.4を馬ナリに追い切りました。「放牧先でも確認しましたが、右前中筋の張りはレースを終えての一過性のもので、進めていって問題ないと判断して帰厩させています。昨日の追い切りでも2勝クラスの古馬相手にまったくヒケを取らない動きを披露している。やはりポテンシャルが高いですし、実戦を一度使って良くなっていますね。今週の出馬状況を見ても、芝の番組は頭数割れするなどこの時期メンバーレベルがやや手薄に感じられます。いずれにしても来週は福島、東京と両睨みで、よりチャンスが大きいほうへ投票したいと考えています」(牧光二調教師)
2024/10/18
(チェスナットファーム阿見TC)
★10/12(土)新潟・2歳新馬(芝1600m・牝)石橋脩騎手 結果3着
この後はトレセン近郊のチェスナットファーム阿見TCで調整することになり、13日(日)に移動しました。
「逃げの手に出た勝ち馬には最後突き放されてしまいましたが、直線半ばで一旦並び掛けましたからね。勝ちに行った分の3着。本音を言えばあと1~2本追い不足な状態だったので、頑張ってよく走ってくれたと思います。上がってきてジョッキーも『凄くセンスがいい』と褒めていましたが、そう時間はかからずにチャンスが回ってくると思います。とにかく良い馬です。右前中筋に負担が掛かってのものか、レース後は少し張りが見られたため、一旦近郊に出させてもらいました。ケアを施し、昨日から乗ってもらっていますが、問題なく進められそうならすぐに帰厩させるつもりです」(牧光二調教師)
2024/10/12
(新潟競馬場)
馬体重:454kg
★10/12(土)新潟・2歳新馬(芝1600m・牝)石橋脩騎手 結果3着
「今日は初めてのコンタクトでしたが、装鞍所からとても大人しくて堂々と立っているといった具合です。返し馬では前向きさが感じられ、ただゲートにいくとボーッとしてるようなところも。いじめるじゃないですけど、頑張るんだよとスイッチを入れるように促しました。走っちゃえば気持ちも乗ってくるんですよね。勝ち馬の後ろにジッとして、さすがに相手は強かったですけど、勝負にいっての3着は価値あるものです。センスがありますし、初めてのレースから落ち着いて走れるんだから言うことはありません」(石橋脩騎手)
☆10/12(土)新潟・2歳新馬(芝1600m・牝)石橋脩騎手
9日(水)にWコースで5ハロンから0.1秒先行して併せ、68.1-52.8-37.8-11.9を馬ナリに追い切りました。「今週の追い切りも2歳で既に勝ち上がっている馬と併せましたが、先行して最後まで抜かせることはなかったように、本当に動きは良いですよ。楽な感じで走れていましたからね。本当ならあと1、2本追い切った方がもっと良くなってきそうなのですが、現状そこまで追い込むと煮詰まってしまいそうと思ったので、ある程度のところで使い出したいと考え、今週から投票させていただきました。頭数がそこまで多くならずに、無事に出走枠に入っています。追い切り本数こそそこまで多くはありませんが1ヵ月近く時間を掛けて進めてきましたし、無様な競馬にはならないはず。初戦からいい走りを見せてもらいたいですね」(牧光二調教師)
2日(水)にWコースで5ハロンから0.2秒先行して併せ、67.8-53.3-38.6-12.0を馬ナリに追い切りました。「フットワークが軽く、走りがすごくいい。先週から今週と徐々に負荷を強めながら、それにもしっかりと対応してくれています。ここからさらに次の段階にいきたいのですが、気性的に敏感で煮詰まりやすいタイプなんですよね。そこを考えると追い詰めてしまう前に、ある程度のところで一度使ってあげたいのがあります。今週の新馬戦を見ても除外馬が出ている番組もあるため、まずは来週の新潟から投票していくつもりです。そこが除外となった場合には翌週の東京に向かおうと考えています」(牧光二調教師)
22日(日)にWコースで5ハロンから0.3秒追走して併せ、67.8-52.3-37.9-12.0を強めに追われ、25日(水)にもWコースで6ハロンから0.2秒追走して併せ、86.2-69.5-54.3-39.6-12.9を馬ナリに追い切りました。「今週は入厩して初めて6ハロンからの時計消化を行いました。水曜日の追い切りは既走馬相手に一歩も譲らぬ内容。内めを回らせたとはいえ、追走して先着を果たしていますからね。軽い走りでセンスの良さを感じますし、ここまでの調整過程は凄くいいですよ。あとはもう一段階負荷を強めて時計を詰めた際に、どれだけ対応できるか。その感じでデビュー予定が見えてくるでしょう。特にへこたれている様子もなく、このまま進めていきます」(牧光二調教師)
19日(木)にゲート試験を受験し、無事に合格しました。
15日(日)に坂路コースで4ハロン57.6-40.6-26.5-12.7を単走で馬ナリに追い切りました。「トレセンの環境にもだいぶ慣れてきましたね。練習初日は乗り手を振り落とすなど敏感なところが見受けられたものの、それ以降は特に問題なく、ゲート試験を無事クリアしています。日曜日に坂路で少し時計のなるところを乗りましたが、終い反応よく12秒7をマーク。それでもまだ余裕が感じられたので、体力的にへばっている様子はありません。ひとまずはこのまま進めてみるつもりです」(牧光二調教師)
ノルマンディーファーム小野町で調整され、11日(水)に美浦・牧光二厩舎に入厩しました。
「まだトレセンの環境に慣れていないためか、テンションは少し高めです。馬房のなかでも音や人影を気にしていますし、ちょっと敏感なところが見受けられますね。ただ、迫力ある好馬体の持ち主で筋肉の質がいいし、ダクなんか踏んでいても、ひと際目を引く存在。キタサンブラックの産駒で血統的にも当然期待は大きい。まずはゲート試験合格に向けて、じっくり進めていきましょう」(牧光二調教師)
2024/9/6
(ノルマンディーファーム小野町)
馬体重:472kg
現在は馬場1周と坂路2本を18秒ペース(週2回は15秒ペース)のメニューで調整しています。今週は馬体重こそ減っていますが、細くなった印象はなく、どちらかというと追い切りを開始して締まってきた感じの体つきになっています。暑さのピークも越えて朝晩は涼しいから肌寒いくらいに変わってきたので、そのあたりも馬の状態が上がってくるにはいい傾向でしょう。来週中には入厩予定とのことなので、それまでしっかり乗り込んでいきます。
2024/8/30
(ノルマンディーファーム小野町)
馬体重:482kg
現在は馬場1周と坂路2本を18秒ペース(週2回は15秒ペース)のメニューで調整しています。馬場状態が悪かったことから17日(土)の追い切りはスライドし、20日(火)より15-15を開始してペースを上げながら進めています。速いペースで行っても動きは良く、フォームも伸び切ったりすることはないので、ここまでの調教で中身がしっかり出来てきました。そう遠くないうちに入厩となる予定なので、この後も週に2回は負荷を掛けていくつもりですが、問題なく対応してくれるはずです。
2024/8/16
(ノルマンディーファーム小野町)
馬体重:483kg
現在は馬場1周と坂路2本(上限18秒ペース)のメニューで調整しています。この中間も順調に乗り進めることができていて、坂路の本数を増やしたことによる馬体面の疲れなども感じさせません。走行フォームも安定しており、トモの筋肉の付き方にいい変化も見え始めています。今週末に15-15をおこなう予定で、特に問題がなければ来週からは週に2回の頻度で交えていくつもりです。
2024/8/9
(ノルマンディーファーム小野町)
馬体重:483kg
現在は馬場1周と坂路2本(上限18秒ペース)のメニューで調整しています。やや胴長の体形ということもあってか、ここまで馬体の変化が目立つ方ではありません。まだ全体的に緩さも残っており、筋肉が付いてくる余地はかなりありそうなので、坂路の本数を増やしたことで体つきが良化してきてくれればと思います。順調に成長すれば、牝馬ながら逞しい競走馬になりそうな雰囲気です。
2024/8/2
(ノルマンディーファーム小野町)
馬体重:480kg
現在は馬場2周と坂路1本(上限18秒ペース)のメニューで調整しています。今週からはハロン18秒ペースを主体に乗り込みを進めていますが、引き続き順調に乗れており、脚元や馬体に目立った疲れなども出ていません。気温はかなり上がっていますが、バテている様子もないので、この後もスムーズに負荷を強めていけそうです。
2024/7/26
(ノルマンディーファーム小野町)
馬体重:480kg
現在は馬場2周と坂路1本を18~20秒ペースのメニューで調整しています。今週からは坂路も1本上がっていますが、引き続き順調に進められており、特に疲れた様子もありません。馬体重は育成場での基準だと今くらいで問題ないフォルムに映りますが、筋肉量や馬体の張りはまだ物足りない現状なので、この先もしっかり乗り込んでいくなかで体をつくっていく必要がありそうです。性格的な面ではとても真面目そうなので、休まず乗っていけば自ずと成長してくれそうな印象です。
2024/7/19
(ノルマンディーファーム小野町)
馬体重:484kg
現在は馬場3周(ハッキング)のメニューで調整しています。体温が安定して体調面に異常はないことから、16日(火)より騎乗を開始しました。まずは周回コースでジックリ乗っていますが、初日から落ち着いた様子で取り組むことができています。同時期に来た2歳と併せてみても、お互いを頼りながらではありますが、これといった問題は見られません。来週からは坂路も併用していく予定です。
2024/7/12
(ノルマンディーファーム小野町)
この後は福島県・ノルマンディーファーム小野町で調整を進めることになり、昨日11日(木)に移動しました。
現在は舎飼されています。到着時の体温がやや高めだったことから、体調面が安定するのを待ってウォーキングマシンでの運動を開始する予定です。北海道からの移動とあって、こちらの暑さも考慮しながらこの後のメニューを決めていきます。
2024/6/30
(ノルマンディーファーム)
馬体重:474kg
現在は坂路2~3本を18秒ペース(週2回は15秒ペース)のメニューで調整しています。担当者は「15-15開始当初と比べると、体全体を使った走りに変わってきました。背中の筋肉が増してきましたし、フットワークにも柔らかみを感じられるようになってきています。コンスタントに速めを乗り込んできても依然としてテンションが上がる気配はないため、引き続き現状メニューでしっかり負荷を掛けていきます」と話していました。
現在は坂路2~3本を18秒ペース(週2回は15秒ペース)のメニューで調整しています。馬体面に良化が窺えることから、コンスタントに15-15を交えつつ、今月上旬以降は坂路を3本上がる日も設けています。追い切り後や坂路3本を消化した後もへこたれた様子はなく、疲労の兆候も窺えません。心肺機能に関しては父キタサンブラックのいいところを受け継いでいそうですし、母の仔にしては距離も持ちそうです。芝の中距離あたりに適性がありそうなことから、デビュー目標は番組が増える秋以降と考えており、もう少しの間は北海道で乗り込みを進める予定です。
2024/5/31
(ノルマンディーファーム)
馬体重:470kg
現在は坂路2本を18秒ペース(週2回は15秒ペース)のメニューで調整しています。担当者は「先月から馬体重が20kgほど増加していますが、ただ増えただけでなく、騎乗していても馬がしっかりしてきた感じがあります。ここにきての成長が著しい分、まだ体全体を上手く使いきれてはいないものの、体力的にはこのまま15-15を織り交ぜていって良さそうです。母の仔にしてはペースが上がってもピリッとしてくる気配はありません」と話していました。
現在は坂路2本(上限15~18秒ペース)のメニューで調整しています。背中やトモの状態が良化傾向にあることから、今月上旬以降は追い切り開始に向けて、後半1ハロンを伸ばす回数を週2回に増やしています。ペースアップにスムーズに対応していますし、調教後に日中放牧を継続していることもあり、オンとオフの切り替えはきちんとできている様子。そろそろ3ハロン15-15を試してみても良さそうです。
2024/4/30
(ノルマンディーファーム)
馬体重:449kg
現在は坂路2本(上限15~18秒ペース)のメニューで調整しています。担当者は「まだ頭の位置は若干高めですが、この馬の体型もありこれくらいであれば許容範囲内なので、今月下旬以降は終い重点に15秒までペースアップしています。その後も飼い葉食いは良好で馬体重を減らしてはいませんし、このファミリーの牝馬にしてはテンションが上がってくる雰囲気もありません。適度に活気があって速いところの走りも悪くはありませんが、背中やトモにいくらか疲労が窺えるため、そのあたりの状態を確認しながら3ハロン15-15を開始できればと考えています」と話していました。
現在は坂路2本(上限16~18秒ペース)のメニューで調整しています。前向きな性格で元気よく坂路を駆け上がっていますし、調教後の上がり運動でも疲れた様子はなく、小気味のいい歩様を見せてくれています。その反面に、調教中は頭を高く上げて走るところがあります。体力の増加とともに体も上手に使えてくるものと思われるので、そのあたりの良化具合も見ながらペースアップを図っていきます。
2024/3/31
(ノルマンディーファーム)
馬体重:445kg
現在は坂路2本(上限16~18秒ペース)のメニューで調整しています。担当者は「この中間も与えられたメニューをきちんとこなし、飼い葉食いの不安もないため、馬体重が右肩上がりに増えてきました。特に牝馬は暖かくなるにつれて成長に拍車がかかる傾向にあるので、さらなる変わり身が期待できるでしょう」と話していました。
現在は坂路2本(上限18秒ペース)のメニューで調整しています。この中間も疲労の色は微塵も見せず、日課としているメニューを淡々とこなしています。普段も調教中も平常心をキープできており、育成時のグルアーブとタイプが似ている印象を受けます。今後はもう少し体を増やす必要がありますし、丁寧かつジックリと鍛錬を重ねていきます。
2024/2/29
(ノルマンディーファーム)
馬体重:434kg
現在は坂路2本(上限18~20秒ペース)のメニューで調整しています。担当者は「この中間も徐々にペースを上げながら順調に乗り込んでいます。現時点では硬さもなくて脚捌きに素軽さがあるため、芝に適応できそうな雰囲気です。調教が進むにつれてピリピリとしてくる血筋ですから、今は大人しくても油断せずに接していこうと考えています」と話していました。
2024/1/31
(ノルマンディーファーム)
馬体重:441kg
現在は坂路2本(上限20秒ペース)のメニューで調整しています。担当者は「走りにブレがなくこちらの指示に素直に従ってくれるため、非常に乗りやすい馬です。まだ体力は不足気味で坂路を駆け上がったあとの息の回復は遅めですが、継続して乗り込んでいけばそのあたりも次第に良くなってくるでしょう。遅生まれですし、暖かくなるにつれて目に見える変化が期待できるはずです」と話していました。
2023/12/30
(ノルマンディーファーム)
馬体重:446kg
現在は夜間放牧と並行して、馬場1周と坂路1本もしくは坂路2本(上限22~23秒ペース)のメニューで調整しています。担当者は「きょうだいは総じて気性が勝っているというか、カリカリした面が見受けられましたが、本馬は父がキタサンブラックに変わり、立ち振る舞いが冷静なタイプ。体の使い方も上々ですし、これからしっかり鍛えていけば、どんどん身になっていきそうな雰囲気です」と話していました。