

ノルマンディーファーム小野町で調整され、先週19日(土)に園田・盛本信春厩舎に入厩しました。
「先週末に入厩後も問題なく、今日馬ナリでサッと行ってみたのですがいい動きで、最初の感じとしては良かったですよ。調教後に脚元も確認したのですが、特に異常は見当たらないのでこのまま進めていけそう。前走からかなり期間が空いていて、来週5/02(金)に能力検査を予定しているので、そこまでにある程度整えたいと思っています。牝馬の割に馬格があるのですが、初めての環境だからか飼い葉食いが少し落ちているので、注意していくつもりです。歯も見てもらったのですが、そこは異常ありませんでした」(森元信春調教師)
2025/4/18
(ノルマンディーファーム小野町)
馬体重:523kg
現在は馬場1周と坂路2本を18秒ペース(週2回は15秒ペース)のメニューで調整しています。入厩を見据えておこなってきた追い切りも、ここまで順調にこなしてくれています。気温の上昇とともに状態面は上向いてきましたし、調教での脚捌きにも気になるところはないので、いい形で送り出せそうです。明日19日(土)に入厩する予定です。
2025/4/11
(ノルマンディーファーム小野町)
馬体重:523kg
移籍先は園田競馬・盛本信春(モリモトノブハル)厩舎に決定しており、今月中には入厩する予定です。
現在は馬場1周と坂路2本を18秒ペース(週2回は15秒ペース)のメニューで調整しています。先週末と今週8日(火)の追い切りも問題なくこなしてくれて、体調もかなり良くなってきた印象。見た目には張りがあって皮膚感も良好な状態です。この後もコンスタントに15-15を交えていき、園田競馬場への送り出しに向けてしっかりと態勢を整えていきます。
2025/4/4
(ノルマンディーファーム小野町)
馬体重:526kg
現在は馬場1周と坂路2本を18秒ペース(週1回は15秒ペース)のメニューで調整しています。この中間も順調に乗れていますし、見た目には張りが出てきて、週を追うごとに体調も上向いている印象です。1日(火)は雪の影響で15-15を控えましたが、先週末の追い切りでは併せ馬で手応え優勢に登坂できていたように、走りに前向きになっている様子。引き続き速めを交えながら進めていきます。
2025/3/28
(ノルマンディーファーム小野町)
馬体重:522kg
現在は馬場1周と坂路2本を18秒ペース(週2回は15秒ペース)のメニューで調整しています。まだ全体的に緩さは残りますが、追い切りでの動きも良く、体が大きくなった分しっかりパワーも付いているように思います。冬毛もよく抜けるようになってきましたし、あと1ヶ月もすればかなり見栄えのする好馬体に変わってくれそうです。
2025/3/21
(ノルマンディーファーム小野町)
馬体重:522kg
現在は馬場1周と坂路2本を18秒ペース(週2回は15秒ペース)のメニューで調整しています。15-15開始後もここまで脚元や歩様に異常はありません。デビュー前の2歳時に速いところを進めていた際はテンションが上がってくるような面も見せていましたが、年を重ねて心身ともに成長しているようです。見た目には冬毛が残っている分、モサッとして映るものの、このまま追い切りを重ねていけば良化してきそうな印象です。
2025/3/14
(ノルマンディーファーム小野町)
馬体重:520kg
現在は馬場1周と坂路2本を18秒ペース(週2回は15秒ペース)のメニューで調整しています。今週からは気温もグンと上がって春らしい陽気になり、引き続き脚元も問題ないため、11日(火)より15-15を開始しました。ジックリと乗り込んできたこともあってペースアップにはスムーズに対応できていますし、追い切り後も馬体や体調面に気になるところはありません。ここからは週2回の頻度で織り交ぜながら進めていく予定です。
2025/3/7
(ノルマンディーファーム小野町)
馬体重:512kg
現在は馬場1周と坂路2本(上限18秒ペース)のメニューで調整しています。この中間も脚元や体調面などに気になるところはなく、追い切り開始に向けての下地もだんだんと整ってきました。来週以降は気温が上がってくる予報も出ていて、それとともに体調もさらに上向いてくると思うので、今後のペースアップにもスムーズに対応してくれそうです。
2025/2/28
(ノルマンディーファーム小野町)
馬体重:518kg
現在は馬場1周と坂路2本(上限18秒ペース)のメニューで調整しています。この中間も休まず乗れていますが、まだ本調子には遠いようで動きは重たく感じられます。毛ヅヤや馬の雰囲気もいま一つといった印象を受けるため、引き続き坂路主体に乗り込みを進めて良化を促していきます。
2025/2/21
(ノルマンディーファーム小野町)
馬体重:520kg
現在は馬場1周と坂路2本(上限18秒ペース)のメニューで調整しています。騎乗開始後ここまで大きな変化こそありませんが、右前の状態や歩様にも異常はなく、調教を継続していくなかでの不安点はありません。毛ヅヤも良化の余地を感じさせる状態なので、休まず動かしながら体調面も上向いてくるよう進めていきます。
2025/2/14
(ノルマンディーファーム小野町)
馬体重:513kg
現在は馬場1周と坂路2本を18~20秒ペースのメニューで調整しています。12日(水)に坂路の本数を増やしてからも、脚元に違和感はありません。まだ体を持て余していて動きも重たいですが、ここまで目立った疲労もなく乗り込むことができています。この後も馬体面の変化を見つつ、徐々にメニュー強化を図っていく予定です。
2025/2/7
(ノルマンディーファーム小野町)
馬体重:507kg
現在は馬場2周と坂路1本を18~20秒ペースのメニューで調整しています。3日(月)から騎乗を開始しました。体つきや動きからは良化途上といった印象を受けるものの、調教後も右前の状態や歩様に異常はありません。休養明けというだけでなく、時期的にも体、関節が硬くなりやすいため、一気にペースを上げることはしませんが、脚元を考慮して早めに坂路主体のメニューに切り替える予定です。
2025/1/31
(ノルマンディーファーム小野町)
馬体重:505kg
この後は福島県・ノルマンディーファーム小野町で調整を進めることになり、29日(水)に移動しました。
現在はウォーキングマシン30分のメニューで調整しています。輸送熱などの異常もなく、到着翌日からマシンでの運動を開始しました。体つきも細くは見えないので、来週からは騎乗を開始する予定です。
現在はダート坂路2本(上限18秒ペース)のメニューで調整しています。今月上旬よりウッドチップ坂路での調教も取り入れる予定でしたが、この中間、ダート坂路のスタート地点で少しテンションが高くなる様子が窺えました。ウッドチップ坂路までは長い馬道を往来する必要があるため、引き続き現状メニューで乗り進めています。とはいえ、走り出してしまえば気持ちが入り過ぎることもありませんし、登坂後の息の戻りも早くなってきました。患部や歩様にも変化はないため、小野町への移動を見据えつつ、しばらくはダート坂路にて乗り込んでいきます。
2024/12/30
(オカダスタッド)
馬体重:515kg
現在はダート坂路2本(上限18秒ペース)のメニューで調整しています。担当者は「ペースアップを図っても患部に気になるところはありませんし、上りの息遣いに良化の余地こそ残すものの、ここまで順調に乗り進めることができています。23日(月)にレントゲン検査をおこない、獣医から『経過は良好で、このまま負荷を強めていって問題ないでしょう』と言われています。来月上旬からはウッドチップ坂路も併用し、さらに負荷を強めていく予定です」と話していました。
現在はダート坂路1~2本(上限20~22秒ペース)のメニューで調整しています。乗り込みを重ねても患部や歩様に違和感はないため、この中間からは坂路を2本上がる日を交えつつ調教が進められています。立ち上げ当初は慣れないコースで物見することもありましたが、今はそれも少なくなり落ち着いた雰囲気で登坂。このまま順調なら、タイミングを見てウッドチップ坂路主体のメニューへ移行する予定です。
2024/11/30
(オカダスタッド)
馬体重:521kg
現在はダート坂路1本(上限23~25秒ペース)のメニューで調整しています。担当者は「騎乗を立ち上げて間もないため、ロンギ場にて入念にウォーミングアップしてから坂路入りしています。少しずつ硬さがほぐれてきましたし、ペースを上げてからも脚元の状態に変化はありません。このまま徐々に負荷を強めていけそうです」と話していました。
現在はダート坂路1本(ハッキング)のメニューで調整しています。この中間にロンギ場で跨って動きを確認したところ問題は見られなかったため、今は坂路コースに入れダクとハッキングキャンターを開始しています。久々とあって動きに硬さはあるものの、登坂後も患部や歩様に変わりはありません。引き続き脚元の状態に気を配りつつ、ジックリと乗り込みを重ねていきます。
2024/10/31
(オカダスタッド)
馬体重:514kg
現在はウォーキングマシン1時間のメニューで調整しています。担当者は「この中間からマシンに入れる時間を延ばしましたが、引き続き患部や歩様に気になるところはありません。高めだったテンションも運動を重ねるなかで徐々に落ち着いてきています。しばらくは現状メニューで様子を見ていきます」と話していました。
現在はウォーキングマシン30分のメニューで調整しています。運動を立ち上げてから半月以上が経過しましたが、歩様や患部の状態に変わりはありません。このまま進めていけそうな様子に映るものの、全治6ヶ月の診断ということもあり、まずは運動時間を1時間に延長し、ひとつひとつステップを踏んでいく予定です。
2024/9/28
(オカダスタッド)
馬体重:499kg
現在はウォーキングマシン30分のメニューで調整しています。担当者は「今月下旬に右前患部のレントゲン検査をおこないました。獣医からは『骨折して約40日が経ったところですが、ここまでの経過は良好です。これなら当初の予定よりも早めに運動を立ち上げて問題ないでしょう』とのことでしたので、軽めに動かしていくことにしました。しばらくは現状メニューを継続しながら状態を確認していきます」と話していました。
現在は舎飼されています。右前患部の経過は良好のようで、まだ腫れは残るものの熱感は落ち着いてきました。今月下旬に獣医のレントゲン検査を予定していますが、その後もしばらくは安静にさせて早期回復に努めていきます。
2024/8/31
(オカダスタッド)
馬体重:484kg
現在は舎飼されています。担当者は「馬房では落ち着いた様子で過ごしており、飼い葉食いも良好です。右前患部にはまだ腫れと熱感があり、来月中に経過確認のためのレントゲン検査をおこなう予定です」と話していました。
本日14日(水)の追い切り後に右前脚の歩様が乱れたことからレントゲン検査をおこなったところ、右前橈側手根骨の骨折が判明しました。獣医師の見解により、今後は手術をせず保存療法で回復を促す方針となりましたが、事故見舞金の対象日数については全治6ヵ月と診断(競走復帰できるまでの目安)されています。
管理する相沢郁調教師と協議をおこなった結果、ここで中央競馬登録を抹消し、地方競馬から再スタートさせることになりました。
明日15日(木)に北海道・オカダスタッドへ移動する予定です。
14日(水)に函館競馬場のWコースで5ハロンから2.6秒先行して併せ、73.3-56.8-41.0-13.4をゴール前仕掛けて追い切りました。「今週の出走に向けて本日追い切りをおこなったのですが、大きく先行して進めた割に相手に遅れてしまいましたし、終いの伸びも物足りなかったのでどうしたのかなと思っていました。上がってきて右前脚を跛行していたことから、すぐに獣医師を呼んでレントゲン検査をおこなっています。午前中の検査では膝のあたりに怪しい所見はあったものの、腫れ、熱感はなかったところ。今年の3月に同じような症状を見せ、結局肩を痛めていた事象があったので、そういう疑いも持ちつつ午後に再検査をおこなったのですが、残念ながら骨折が判明してしまいました。レース当該週にこのような報告をしなければならないのは大変心苦しいですし、勝ち上がり目前まできていただけに申し訳ない限りです。骨片が完全に剥がれてしまっているわけではなく、手術は必要ないとのことなので、回復にはそこまで時間が掛からないかもしれないとの見解もありましたし、ここからまだ力を付けていける馬だと思うので、しっかり治してまたいい走りを見せてもらいたいと思っています。本当に申し訳ございませんでした」(相沢郁調教師)
「前走後も問題はなく、少し休ませた後に軽めのところから乗り出しています。連戦続きですが大きな疲れを見せることもないですし、偉い馬ですね。今週も牝馬限定戦が組まれていましたが権利持ちも結構いたので、スキップして1週でも間隔を空けられたのは良かったところ。週末から負荷を強めていき、来週サッと追い切ってレースに臨みたいと思います。次走については相手関係をよく見て出走させる番組を決めるつもり。何とか次で決められるよう、いろいろ考えてレースに臨みたいと思っています」(相沢郁調教師)
★7/27(土)札幌・3歳未勝利(ダ1700m・牝)佐々木大輔騎手 結果4着
「スタートで横を向いていた時に扉が開いて出遅れてしまいましたし、最内枠という事もあってか道中は進んでいきませんでした。ジョッキーからは、3kgの減量があるにこしたことはないし、ブリンカーの効き目もレースではなかったとの話がありましたが、時計は詰められていますし、1番人気馬が沈む中でも頑張って4着までには来ていますからね。次はまた対策を考えて、何とか勝ち上がりを目指していきたいと思います。中1週が続いているのでブーケはキツいと思いますが、ここまで来たからにはもうひと踏ん張りしてもらいたいところ。レース後は函館競馬場に戻っていますが、大きな疲れなどは見せていないものの、連戦続きなので次走は少しでも間隔を空けるために中2週で行こうと思っています。鞍上は再度長浜に依頼してあり、土曜日の牝馬限定戦か、日曜日の一般戦の相手関係を見て最終判断をするつもりです」(相沢郁調教師)
2024/7/27
(札幌競馬場)
馬体重:482kg
★7/27(土)札幌・3歳未勝利(ダ1700m・牝)佐々木大輔騎手 結果4着
「枠内での駐立に問題はなかったのですが、少し顔が横に向いたタイミングでゲートが開いてしまいました。やや出遅れ気味のスタートも、このコースではある程度ポジションを取らなければならないため、ステッキを入れて好位を追走。やはり出して行くとその分だけ終いが甘くなってしまいますが、今日は3kg斤量が増えたのも馬にはしんどかったかもしれません。ブリンカーに関してはあまり効いている印象はなかったです」(佐々木大輔騎手)
☆7/27(土)札幌・3歳未勝利(ダ1700m・牝)佐々木大輔騎手
24日(水)に函館競馬場のWコースで5ハロンから0.6秒追走して3ハロンから併せ、72.0-56.5-42.0-13.9を馬ナリに追い切りました。「この中間も順調に進められ、今週は同じ未勝利馬を追走する形で追い切りをおこなっています。ここ2戦はポジションを取れていないのでブリンカーを着用してみましたが、手応え優勢に残り3ハロン付近で併せ馬の形となり、最後はブーケが少しだけ先着してゴール。いい効果が見られました。間隔が詰まっていますしほぼ仕上がっているので、これくらいの負荷で十分ですよ。変わらずいい動きでしたし、今回もしっかり力を発揮できる状態にあると思います。あとはレースでしっかり走ってくるだけ。前回は少し不完全燃焼な競馬でしたが、力のあるところは見せてくれましたし、何とか今回こそはという気持ち。前走の2着馬をはじめ、権利持ちもそこそこいますが、この時期はどの馬も押せ押せのローテーションになってきていますし、消耗戦になりますよね。ブーケも中1週が続いていますし、本当にここで決めたいところ。佐々木騎手には積極的に乗ってくるよう伝えておきます」(相沢郁調教師)
★7/13(土)函館・3歳未勝利(ダ1700m・牝)▲長浜鴻緒騎手 結果5着
「今回もスタートで少し遅れてしまいましたし二の脚がつかなかったことはありますが、もう少し出して行っても良かったと思うんですけどね。1コーナーでは挽回して中団につけられていたのに向正面ではまた少し前から離されてしまって、ちょっとチグハグな競馬でした。大外枠だったり前残りの展開だったりと、ブーケには向かないレースであったにせよ、もう少し何とかなったのではないかという思いがあります。最後は脚を使って差を詰めてきたものの、6着馬の脚も良かったので権利すら取れないのではないかという中、何とか踏ん張ってくれたのはこの馬の底力。連戦が続いているのでそろそろ疲れが出てきてもおかしくないですし、次こそ決めたいと思っています。来週7/27(土)札幌・3歳未勝利(ダ1700m・牝)に佐々木大輔騎手で向かうつもりです」(相沢郁調教師)
2024/7/13
(函館競馬場)
馬体重:482kg
★7/13(土)函館・3歳未勝利(ダ1700m・牝)▲長浜鴻緒騎手 結果5着
「前走同様に状態は良くて、直線はしっかり脚を使ってくれたのですが。今日は前へ行った人気馬2頭が止まらず、ブーケドグレイスに展開が向きませんでした。やはりダートは合っていますが、スタートしてもう少しポジションを取りに行けるのが理想かと思います」(長浜鴻緒騎手)
☆7/13(土)函館・3歳未勝利(ダ1700m・牝)▲長浜鴻緒騎手
10日(水)に函館競馬場のWコースで4ハロン54.5-39.7-12.5を単走でゴール前仕掛けて追い切りました。「間隔が詰まっているので、昨日は半マイルから終いを少し伸ばす程度の追い切りにしています。3戦目でもいい雰囲気を保てていますし、しっかりした脚取りで走ってきましたよ。前走はダートへの適性を示してくれましたし、もう少し仕掛けが早かったらもっと際どい勝負になっていたはず。鞍上も前走で手応えを掴んだはずなので、今回は自信を持って乗ってきてくれるでしょう。持ち時計が速い馬が何頭かいて思ったよりもメンバーが揃った印象ですが、この馬もまだ伸びしろがあるはずなので、再度いい走りを期待したいところ。未勝利戦の残り期間も少なくなってきているので、ここで決めてくれることを願っています」(相沢郁調教師)
★6/30(日)函館・3歳未勝利(ダ1700m・牝)▲長浜鴻緒騎手 結果2着
「2アウトで後がない状況でしたので、何とかダートに適性があればと思っていたのですが、勝ち負けまで持っていけたのにはビックリしました。しかも初ダート、正攻法の競馬であそこまで来るのですから立派ですよ。未勝利の身なので本当に勝っておきたかったところですが、権利を持って次に向かえますし、初勝利を目指してこのまま進めていきましょう。レース後も大きな疲れはないので、中1週で7/13(土)函館・3歳未勝利(ダ1700m・牝)に行くことに。長浜も乗れるという事だったので、次戦も頼んであります。2戦目の上積みがあるはずですし、ここ最近の函館では牝馬でそこまで抜けた相手はいなそうなので、次が勝負と考えています」(相沢郁調教師)
2024/6/30
(函館競馬場)
馬体重:474kg
★6/30(日)函館・3歳未勝利(ダ1700m・牝)▲長浜鴻緒騎手 結果2着
「あそこまで行ったら勝ちたかったですが、ダート適性があるのが分かったことは大きな収穫でした。追い切りやデビュー戦の内容から、何でこんなに走れないんだろうと思っていたのですが、そもそもの見立てが間違っていましたね。ジョッキーは『非力なところがある馬ですが、返し馬の走りからダートは合うかもしれないと思いました。初めてでもキックバックを気にする様子はありませんでしたし、向正面では掛かりそうになるくらい手応えが良く、最後もいい伸び脚でしたからね。スタートで少し躓いてしまいましたが、芝だった前走よりも行き脚がついてすぐにリカバリーできましたよ。勝ち馬に上手く乗られましたが、この馬も外々を回って差を詰めているのですから、十分に力があると思います』と話していました。ここまできたら勝たせなくてはいけませんし、問題ないようならこのまま北海道に滞在して次のことを考えていくつもりです」(相沢郁調教師)
☆6/30(日)函館・3歳未勝利(ダ1700m・牝)▲長浜鴻緒騎手
23日(日)に函館競馬場のWコースで4ハロン58.2-42.6-13.6を単走で馬ナリに追われ、26日(水)にもWコースで5ハロン71.8-55.6-40.7-12.8を単走で強めに追い切りました。「先週末から時計を出し始めましたが、間隔が詰まっているので昨日は単走で追い切りをおこなっています。大きな変わり身は見られないものの好調をキープしていますし、何とかダートで変わり身を見せてもらいたいと思っています。一般戦の2鞍はフルゲート割れしていたものの、牝馬同士で走らせたかったためこちらの番組に投票することに。そこまで分の悪い抽選ではなかったものの、無事に出走が叶っています。デビュー戦はまずまずの走りでしたが、そこからは前進どころかレース内容が悪くなってしまっている現状。追い切りの動きからはこんなにやれない馬ではないと思いますし、この条件で見処のある走りをしてきてほしいところです」(相沢郁調教師)
★6/15(土)函館・3歳未勝利(芝1800m・牝)▲長浜鴻緒騎手 結果15着
「これまでの中で一番雰囲気が良かったのでもう少しやれると思っていたのですが、全くと言っていいほど内容が良くありませんでした。新馬戦の内容や調教の動きからしたら、こんなにやれないことはないと思うのですが...。鞍上は『まだ非力さがあるのでギアが上がりませんでした』とも話していたところ。これで2アウトになってしまいましたし、同じ条件を使っても現状では前進する可能性が低いため、次はダートを試してみようと思っています。レース後も大きな問題は見られないため、来週から出走を考えていくつもり。非力さがダートに行ってどうかではありますが、何とか前進させたいと思っています」(相沢郁調教師)
2024/6/15
(函館競馬場)
馬体重:474kg
★6/15(土)函館・3歳未勝利(芝1800m・牝)▲長浜鴻緒騎手 結果15着
「馬は落ち着いていたのですが、ゲート内で横を向いたタイミングでスタートが切られ、出遅れてしまいました。そのまま後方を追走して脚を溜める形で運んだものの、思ったほどギアが上がっていかなかったです。気持ちは強いように競馬へ行って前向きさはあるので、もっと体がしっかりしてくれば変わっていいはずです」(長浜鴻緒騎手)
☆6/15(土)函館・3歳未勝利(芝1800m・牝)▲長浜鴻緒騎手
12日(水)に函館競馬場のWコースで5ハロン70.7-55.6-41.7-14.0を単走で馬ナリに追い切りました。「先週末に函館競馬場に入場してからも順調にきていて、昨日はレースに騎乗予定の長浜鴻緒が乗って感触を確かめてもらいました。先週の時点でもうほぼ仕上がっているので、14-14くらいで整える程度の追い切りでしたが、動きは良かったようですよ。ジョッキーもいいイメージを持って臨めそうと言ってくれています。過去2戦の中でも一番いい仕上がりという報告を受けているので、何とか前進させたいところ。前走は全く見処がありませんでしたが、デビュー戦の内容からするとあんなに走れない馬ではありませんし、あれは参考外だと思っています。距離はこれくらいがちょうど良さそうなので、いい走りをしてきてほしいですね」(相沢郁調教師)
2日(日)にWコースで5ハロン72.6-56.2-40.4-11.6を単走で強めに追われ、5日(水)にもWコースで6ハロンから1.0秒追走して併せ、83.1-66.2-51.4-37.3-11.6をゴール前一杯に追い切りました。「先週併せた相手と今週も併せ馬をおこない、相手を大きく追走する形で運び、直線で追われたものの少しだけ追い付けませんでした。終いの伸びが少し物足りなかったものの時計は出ていますし、まずまずの状態にありますよ。土曜日にこちらを出発し、日曜日に函館競馬場に到着する予定。来週はレースでも騎乗予定の長浜鴻緒を背に追い切りをおこない、レースに臨む予定です」(相沢郁調教師)
26日(日)に坂路コースで4ハロン57.9-42.3-27.0-12.9を単走で馬ナリに追われ、29日(水)にはWコースで5ハロンから0.5秒追走して併せ、67.8-52.8-38.2-11.7を馬ナリに追い切りました。「先週末は坂路コース、今週はウッドコースで順調に追い切りを重ねられています。水曜日の追い切りは相手を追い掛ける形で運び、余裕を持って同入に持ち込めています。帰厩後は歩様が悪くなることはありませんし、動きも良いのでやっぱり前走の結果は参考外と捉えて良いのではないでしょうか。北海道で良い走りをさせたいと思っています。来週ある程度のところで追い切って、週末に函館競馬場に運ぶ予定。向こうでは長浜鴻緒に乗ってもらい、レースも彼で臨むつもりです」(相沢郁調教師)
22日(水)にWコースで6ハロンから0.5秒追走して併せ、87.2-70.2-54.2-39.1-12.0を馬ナリに追い切りました。「先週末にこちらに戻ってきて、水曜日に1本目の追い切りを消化しています。2歳新馬、古馬3勝クラスの馬と3頭併せ。2頭を追走する形で最後は同入に持ち込んでいます。騎乗した琉人もいい感触でしたし、このままレースに向けて仕上げていきましょう。あと2週間くらいで態勢が整うはず。次走は6/15(土)函館・3歳未勝利(芝1800m・牝)を目標にすることとしました。レース1週前に向こうに運び、現地で最終追い切りをおこなってレースに向かう予定です」(相沢郁調教師)
2024/5/17
(美浦トレセン)
馬体重:487kg
グロースフィールドで調整され、本日17日(金)に帰厩しました。
「この中間は更にピッチを上げ、ダートコースでダクとハッキングを2000m(16~18秒ペース、週1回は13~15秒ペース)のメニューで進めてきました。少しずつ動けるようになってきましたし、馬の調子は大分良さそうですよ。この状態なら問題なく進められると思いますよ」(グロースフィールド・担当者)
2024/5/10
(グロースフィールド)
馬体重:487kg
「現在はダートコースでダクとハッキングを2000m(17~20秒ペース、週1回は13~15秒ペース)のメニューで調整中です。この中間も肩に問題が出ることもなく順調に乗り込めています。毛艶も大分良くなってきましたし、欲を言えば体重が500kg近くになってほしいところ。先週末には併せ馬で4ハロン15-13を消化しています。そう遠くないうちに帰厩となる予定です」(担当者)
2024/4/26
(グロースフィールド)
馬体重:476kg
「現在はダートコースでダクとハッキングを2000m(17~20秒ペース、週1回は13~15秒ペース)のメニューで調整中です。先週末に15-13を消化しましたが、動きは良くなってきましたよ。歩様も引き続き安定しています。気にして乗ると若干の左右差はあるものの、こんな感じの馬と言えばそんな感じもします。この中間、トレセンでも診てくれている獣医師が確認に来ましたが『厩舎にいた時より全然良いですよ』と言ってくれています。毛艶、体の張りはもうひとつなので、更なる良化を目指して進めていきます」(担当者)
2024/4/19
(グロースフィールド)
馬体重:482kg
「現在はダートコースでダクとハッキングを2000m(17~20秒ペース、週1回は14~15秒ペース)のメニューで調整中です。先週末に15-14をおこなったのですが、反動が出てくることはありません。飼い葉は食べてはいても毛艶がまだ良くないんですよね。常歩だと右肩に若干の違和感があるものの、乗ると大丈夫そう。暖かくなってきたのでここから良くなってきそうですし、あと2、3本速いところを消化すれば目処が立ちそうです」(担当者)
「現在はダートコースでダクとハッキングを2000m(17~20秒ペース)のメニューで調整中です。大きく悪いところはないのですが、暖かくなってきたのに毛艶の状態が今ひとつな感じがします。飼葉はしっかり食べているので、良化の速度が少し遅いですね。肩はもう問題ないですし、時期も時期なので少しでも早く戻せるよう、引き続き良化を促しながら乗り込んでいくつもりです」(担当者)
2024/4/5
(グロースフィールド)
馬体重:471kg
「現在はダートコースでダクとハッキングを2000m(18~20秒ペース)のメニューで調整中です。今週トレセンでも診ていた獣医師が来ましたが、入場後にしっかり治療したこともあり、右肩の感じは向こうにいた時より大分良いと言われています。今週から乗り出し徐々に調教進度を上げているところ。様子を見ながら積み重ねていきたいと思っています」(担当者)
★3/24(日)中京・3歳未勝利(芝2000m・牝)菅原明良騎手 結果17着
この後はトレセン近郊のグロースフィールドで調整することになり、昨日28日(木)に移動しました。
「先週は申し訳ありませんでした。距離延長で前進を期待したのですが、あんなに走れないとは思いもしませんでした。明良は『左回りの走りもぎごちない感じがしました』と話していました。普段の調教でそういったところを感じたことはなかったのですが、レース経験の浅さが露呈したのではないかと思っています。レース後は右脚の歩様が良くなく、獣医師に診てもらったところ、また肩の筋肉に痛みが出ているとの診断。体幹がしっかりしていないことでバランスが悪くなって痛めた可能性もありますし、もっとしっかりさせていかなければいけませんね。すぐには進めていけなさそうなので一旦一息入れさせていただきますが、時期も時期なので馬の状態を見ながら次走を考えていきたいと思っています。馬格もあるので次走はダートを試してみても良いかもしれません」(相沢郁調教師)
2024/3/24
(中京競馬場)
馬体重:472kg
★3/24(日)中京・3歳未勝利(芝2000m・牝)菅原明良騎手 結果17着
「まだ馬が頼りないというか、芯が入っていないというか、走りがフラフラしていました。行けるようなら前に行きたかったのですが...。左のハミをグッと取ったり、右にモタれるようなところもあり、安定しませんでしたね。今日のような渋った馬場が堪えたのも間違いありませんし、坂のあるコースも現状では少し厳しそう。また、距離はもう少し短い方が良いと思います。いずにしても、これからの馬という感じがしました」(菅原明良騎手)
☆3/24(日)中京・3歳未勝利(芝2000m・牝)菅原明良騎手
20日(水)にWコースで5ハロンから0.1秒先行して併せ、69.4-54.4-39.7-12.2を馬ナリに追い切りました。「先週好時計をマークしたようにしっかりと追い切れたので、今週は中京までの輸送も考慮して息を整える程度に負荷を掛けています。いい感じで走れていましたし、態勢はしっかり整った感じですね。この中間も肩に亢進症状はありませんし、もう心配しなくて大丈夫そうですね。1月のデビュー戦以来の実戦となりますが、あの時は距離が幾分短かった感じ。この距離でどんな走りができるか見てみたいと思います。スムーズに追走できれば脚を伸ばしてこられるでしょうし、行けるようならある程度前目の位置で競馬をさせたいところ。前進を期待しています」(相沢郁調教師)
10日(日)に坂路コースで4ハロン59.3-43.4-28.7-14.2を単走で馬ナリに追われ、14日(木)にはWコースで5ハロンから0.6秒先行して併せ、64.7-50.0-36.8-12.1を馬ナリに追い切りました。「昨日琉人が乗ってウッドコースで併せ馬をおこなっています。相手を先行する形で終始馬ナリで運んだのですが、全く無理をしていないのに5ハロン64.7秒という速い時計が出ました。少しビックリしているのですが、一時不安のあった肩もすっかり良くなりましたし、具合は上向いてきましたよ。この感じであれば来週には態勢が整いそうですし、3/24(日)中京・3歳未勝利(芝2000m・牝)に向かいたいと思います。当日は琉人が中京にいないので、菅原明良に依頼してあります」(相沢郁調教師)
「先週乗り出してからは大きな問題もなく進められていたのですが、一気に改善を図るべく週末にショックウェーブ治療を施してみました。効果はてき面で、しっかり良化してきましたし、もう大丈夫そうです。火曜日から坂路コースに入れ始め、昨日は2本目に15-15くらいのところを消化。その後も反動が出てくることはないので、週末から負荷を強めていこうと思っています。このまま順調に進めていければ、再来週くらいには態勢が整いそうなので、中京最終週の芝2000m・牝馬限定戦を目標に進めていくつもり。脚元をしっかり見ながら再度仕上げていきます」(相沢郁調教師)
2月25日(日)に坂路コースで4ハロン53.8-39.2-25.9-13.0を単走で強めに追い切りました。「今週の出走に向けて、水曜日に琉人を背に追い切りをおこなおうとしたのですが、角馬場で右前を押さえるような歩様を見せました。予定していた追い切りを止め、すぐに獣医師に見せたところ『右肩に違和感がある』との診断。午後になってもあまり歩様が改善しなかったため筋注処置をしています。翌日は一応右膝のレントゲンを撮ったものの骨折などは確認できず。前日の処置が効いたのか歩様は随分良化していたので、やはり肩の筋肉痛だった感じです。今週末に出走を予定していたのですが、回避させてください。ご心配をお掛けして申し訳ございません。今日から軽めに乗り出していますが、ハ行などはなかったので、今週いっぱいは軽めに乗っていくつもり。問題ないようならそのまま次走を考えていきます」(相沢郁調教師)
18日(日)に坂路コースで4ハロン58.5-43.0-28.5-14.2を単走で馬ナリに追われ、21日(水)にはWコースで6ハロンから0.8秒先行して併せ、83.8-67.2-52.6-38.7-12.4を強めに追い切りました。「来週のレースに向けて、今週は併せ馬で追い切りをおこなっています。同じ3歳未勝利馬を先行する形で運び最後は遅れてしまいましたが、相手は入着があって調教も動く馬。ブーケドグレイス自身の時計も悪くないですし、心配はしていません。今週末、来週とあと2本追い切れば態勢は十分整いますよ。レースに向けてしっかり仕上げていきたいと思っています」(相沢郁調教師)
グロースフィールドで調整され、昨日15日(木)に帰厩しました。
「3/03(日)中山・3歳未勝利(芝2000m・牝)に向けて、昨日トレセンに帰厩させています。育成場からの申し送りでは『この中間からまた速いところを織り交ぜましたが、動き、状態ともに良くも悪くも変わりません。体重がもう少し増えてきてほしいところではありますが、まずまずの状態にはあります』とのこと。早速今日から坂路入りさせていますが問題なさそうですし、このままレースに向けて仕上げていきましょう。長い距離で走れるよう、息を整えていきます」(相沢郁調教師)
2024/2/9
(グロースフィールド)
馬体重:484kg
「現在はダートコースでダクとハッキングを2000m(18秒ペース)のメニューで調整中です。調教の動きは問題ないのですが、体重がなかなか増えてこないので、今週は速いところを控えて様子を見ています。大きく気になる事はないのですが、もう少しフックラとしてきてくれたら良いところ。遅生まれなので、成長が少しスローな面も影響しているのかもしれません」(担当者)
2024/2/2
(グロースフィールド)
馬体重:484kg
「現在はダートコースでダクとハッキングを2000m(17~18秒ペース、週1回は15秒ぺ-ス)のメニューで調整中です。この中間からペースアップを図っていて、先週末には15-14も消化しています。まだ自分からハミを取っていかないので、もう少し走る気持ちが出てきてほしいところ。状態は悪くないのですが、体付きももう少し丸みを帯びてほしいですし、メリハリも出てくればと思っています」(担当者)
2024/1/26
(グロースフィールド)
馬体重:486kg
「現在はダートコースでダクとハッキングを2000m(20秒ペース)のメニューで調整中です。入場してきてすぐに獣医師に診てもらったのですが『体のダメージはなさそうですね』と言われたことから先週末に乗り出し、今週より本格的な調教をおこなっています。飼い葉もしっかり食べてくれていますし、このままガシガシと負荷を掛けていけそうです」(担当者)
★1/13(土)中山・3歳新馬(芝1600m・混)横山琉人騎手 結果7着
この後はトレセン近郊のグロースフィールドで調整することになり、昨日18日(木)に移動しました。
「調教だけでは適性が今ひとつ掴み切れなかったためこの条件から使い出したのですが、1600mでは少し短かったですね。スタートから進んでいかずあの位置になった時には惨敗も覚悟したのですが、上がり3ハロンの脚はメンバー中2位タイでしたし、着順以上にいい手応えが掴めました。この後はもう少し距離を延ばして使っていこうと思っています。レース後も異常は見られず、このまま続戦も考えていけそうなんですが、東京開催の芝1800mは節的に厳しく、あとは芝2400mしか出られる番組がないんですよね。いきなりからその距離はどうかというのもありますし、東京の瞬発力勝負だと少し分が悪そうなので、ここで一旦一息入れて次の中山開催を目指すことにしました。問題なければ2週目の牝馬限定戦の芝2000mに向かいたいと考えています」(相沢郁調教師)
2024/1/13
(中山競馬場)
馬体重:488kg
★1/13(土)中山・3歳新馬(芝1600m・混)横山琉人騎手 結果7着
「この距離は短かった印象です。もう少し長い距離の方がいい競馬ができそうですよ。初めての競馬だったのでスタートから進んでいかず、道中は終始促しながらの追走でした。ハミも取ってくれずに抱えるところがありませんでしたが、それでも直線はいい脚で伸びてきてくれました。追走がスムーズならもっとやれるでしょうし、ここを使った事で変わり身が見られると思います」(横山琉人騎手)
☆1/13(土)中山・3歳新馬(芝1600m・混)横山琉人騎手
8日(月)に坂路コースで4ハロン60.0-43.4-28.9-14.4を単走で馬ナリに追われ、11日(木)にはWコースで5ハロンから0.3秒追走して併せ、69.1-53.8-39.7-12.6を馬ナリに追い切りました。「月曜日に15-15くらいのところをおこない、当該週になるので今日はサッと整える程度に追い切りました。既走馬を追走する形で運び、仕掛けられる相手に対して手応え優勢に同入に持ち込んでいます。動きはスムーズでしたし、いい状態に持ってこられましたよ。あとは無事に出走枠に入ってくれればと思っていましたが、除外1の権利を持っている馬が20頭近くもいて今週もあまり分の良くない抽選に。それでも、先週に引き続き24頭の除外馬が出ているなか、無事に抽選をくぐり抜けてくれてホッとしています。距離に関してはもう少し長くても良さそうな感じはしますが、適性を見る上でもここで使えて良かったです。動きは悪くないですし、先々良くなってきそうな馬なので、いきなりからどれだけやれるか楽しみにしています」(相沢郁調教師)
1/08(月)中山・3歳新馬(芝1600m)横山琉人騎手 除外(非当選)
12月31日(日)にWコースで5ハロン73.4-56.6-40.4-12.7を単走で馬ナリに追われ、1月4日(木)にもウッドコースで追い切りました。「昨日は時計が計測されませんでしたが、併せた相手が5ハロン70.8-55.2-39.9-11.9で走ってきているので、ほぼ同じタイムです。追い切りを重ねるごとに動きは着実に良くなってきていて、今週の追い切りで態勢が整った印象。ただ、登録頭数も物凄く多く、結果的に24頭の除外が出るほどに。この時期の新馬は混み合っていて、なかなか出走の予定が立ちません。来週の同条件戦に目標を切り替えるつもりですが、場合によっては再投票で西の番組や、芝2000m戦も視野に入れるつもり。状態的にはもう1本追い切りができますし、1週スライドになる事はプラスに働くと見ています」(相沢郁調教師)
17日(日)に坂路コースで4ハロン55.7-41.0-27.1-13.1を単走で馬ナリに追われ、21日(木)にはWコースで6ハロンから0.7秒追走して併せ、82.2-66.4-51.6-37.6-12.0を馬ナリに追い切りました。「昨日は琉人を背に、1勝クラスの馬と併せ馬をおこなっています。ある程度仕掛けられる相手を追い掛ける形で進め、最後は馬ナリのまま同入に持ち込んでいます。余裕を持ったまま走り切れたのは良かったですし、馬も着実に良くなっています。琉人は『マイルくらいの距離が良さそう』と話していましたし、デビュー戦は1/08(月)中山 3歳新馬(芝1600m)を予定したいと思っています」(相沢郁調教師)
10日(日)に坂路コースで4ハロン64.1-46.6-30.1-14.9を単走で馬ナリに追われ、14日(木)にはWコースで5ハロンから0.5秒追走して併せ、68.9-54.3-39.8-12.5を馬ナリに追い切りました。「昨日ウッドコースで追い切りをおこなっていますが、まだ動きに重たさが残っていますね。息遣いなどは問題なく、体力的にどうこうというわけではないのですが、ピリッとした走りにするにはもう少し時間を掛けた方が良さそう。目標を年明けに切り替えて進めていくことにしました。裕紀人は『芝の方に適性があるように思います』と話しているので、まずは芝デビューを本線に考えていくつもり。もう少し追い切った感じを見て具体的な番組を決めたいと思います」(相沢郁調教師)
7日(木)に坂路コースで4ハロン56.3-41.0-27.1-13.6を単走で強めに追い切りました。「この中間も順調に進められていますが、今週騎乗した琉人が『キャンターの際はそこまで問題はないのですが、ダクの時などは少し気の悪さを見せるようになってきました』と話していました。昨日は坂路コースで時計を出していますが、まだ若干重めですし、動きを見るともう少し時間が必要そうな感じもします。決して悪くはないんですけどね。来週追い切った感じを見て決めるつもりですが、目標を年明けにスライドすることも考えています」(相沢郁調教師)
11月26日(日)に坂路コースで4ハロン61.0-44.7-29.4-14.3を単走で馬ナリに追われ、30日(木)にはWコースで5ハロンから0.7秒追走して併せ、69.7-54.1-39.2-12.2を馬ナリに追い切りました。「ゲート試験合格後も問題なくきていたので、昨日うちの石川を背にウッドコースで追い切りをおこなっています。1本目でしたがまずまずの動きでしたし、ジョッキーの感触も悪くなかったですよ。今週の感じを見ると、何とか年内に間に合いそうな感じ。4週目くらいには態勢が整えられると思います。先週もお伝えしたように、手を煩わせるようなところはないですし、進めやすい馬ですよ、ここから追い切りを重ね、仕上げに入っていこうと思っています。芝の方が良さそうな走りをするので、まずはその条件からおろすつもり。距離に関してはもう少し進めた感じで見極めたいと思っています」(相沢郁調教師)
本日24日(金)にゲート試験を受験し、無事に合格しました。
「この中間もゲート練習を中心に進めてきて、問題ないレベルに達してきただろうと判断したため、本日受験してみました。入り、駐立はもちろん、発馬もしっかりこなして、見事に一発で合格してくれましたよ。育成場からはテンションが高くなりやすくなるところがあるとの報告を受けていましたが、今のところ問題なくきています。疲れた様子なども見せないので、ここから追い切りを重ねていってデビューを目指したいと思います。問題なければ年内の中山でのデビューを考えていけそう。適性についてはまだ不透明なところがあるので、そういった部分も探りながら進めていこうと思っています」(相沢郁調教師)
ノルマンディーファーム小野町で調整され、15日(水)に美浦・相沢郁厩舎に入厩しました。
「水曜日にトレセンに入れています。こちらの環境にもすぐ慣れ、昨日は裕紀人(石川裕紀人騎手)、今日は琉人(横山琉人騎手)を乗せましたが、2人も良い感触を持っていましたよ。まだ緩さは残っていますが共通して言っていたのは『背中が良い』とのこと。走ってきそうな雰囲気がありますね。今のところ大人しくて素直なので、まずはゲート試験合格に向けて進めていきましょう」(相沢郁調教師)
2023/11/10
(ノルマンディーファーム小野町)
馬体重:491kg
現在は馬場1周と坂路2本を18秒ペース(週2回は15秒ペース)のメニューで調整しています。7日(火)は馬場状態が悪いことを考慮してペースは15-15ではなく、16秒あたりに抑えた内容ではありましたが、のめるようなこともなくゴールまでしっかり走りきれていました。テンションに関しても騎乗者の手を煩わせるほどではありませんので、今の精神状態をキープしながら調教の負荷も強めていければと考えています。
2023/11/3
(ノルマンディーファーム小野町)
馬体重:488kg
現在は馬場1周と坂路2本を18秒ペース(週2回は15秒ペース)のメニューで調整しています。調教を進めてややテンションが高くなってきた点は気になりますが、騎乗者とのコンタクトに悪影響は出ていませんし、上がり運動でもチャカつくことなく常歩を踏めています。今くらいのテンションなら、この馬なりといったところなのかもしれません。念のためそのあたりに気を配りつつ、この後も追い切りを交えていきます。
2023/10/27
(ノルマンディーファーム小野町)
馬体重:482kg
現在は馬場1周と坂路2本を18秒ペース(週2回は15秒ペース)のメニューで調整しています。追い切り開始後も体力的な疲れ、脚元の疲労などは見られず、順調にメニューを消化できています。追い切り直後は多少テンションが高くなることもありますが、クールダウンではきちんと歩けており、上がったテンションをコントロールできないようなこともありません。このままコンスタントに追い切りを重ねて、入厩を意識できるところまで進めていければと思います。
2023/10/20
(ノルマンディーファーム小野町)
馬体重:486kg
現在は馬場1周と坂路2本を18秒ペース(週2回は15秒ペース)のメニューで調整しています。先週末に坂路でハロン16秒ペースのラップを刻み、上がりも問題なかったので、今週17日(火)には15-15までペースを上げて追い切りをおこなっています。馬体がまだ成長途上ということもあり、追い切り後は脚元に疲れが出てくるかと思っていましたが、今のところその様子はありません。今週末にも15-15をおこなう予定ですが、ここまでスムーズにペースアップを図れていますし、引き続きしっかり乗り込んで次の段階へ進めていければと考えています。
2023/10/13
(ノルマンディーファーム小野町)
馬体重:476kg
現在は馬場1周と坂路2本(上限18秒ペース)のメニューで調整しています。ここまで順調に乗れており、そろそろ追い切りを開始しても対応できそうな雰囲気です。キャンターの出だしでバタつくところがあり、トモにしっかりしていない部分も残りますが、もう一段階負荷を強めても対応できるようであれば、馬体面の強化とともに走りにも安定感が増してくると思います。
2023/10/6
(ノルマンディーファーム小野町)
馬体重:481kg
現在は馬場1周と坂路2本(上限18秒ペース)のメニューで調整しています。徐々にペースを上げていることもあり、調教時のテンションもいくらか上がってきたようで、馬場入りの際はピリッとした雰囲気を出し始めています。そのあたりに気を配りながら進めていますが、動きは登坂本数をこなしていくなかで良化してきた印象で、騎乗開始時と比べると推進力も強くなってきました。来週からは15-15も取り入れていく予定ですが、この様子なら問題なく対応してくれそうです。
2023/9/29
(ノルマンディーファーム小野町)
馬体重:477kg
現在は馬場1周と坂路2本(上限18秒ペース)のメニューで調整しています。先週よりもややペースを上げて乗り込んでいますが、これくらいのメニューアップにはスムーズに対応できており、特に疲れた様子も窺えません。気候的に涼しくなってきたなかでの調教もこの馬にはいいようで、騎乗開始時には見られなかったいい意味での煩さも出てきました。もう少し体がしっかりしてくれば、15-15も開始しようと考えています。
2023/9/22
(ノルマンディーファーム小野町)
馬体重:474kg
現在は馬場1周と坂路2本(上限20秒ペース)のメニューで調整しています。騎乗開始後ここまで休まず乗れていますし、馬体重こそ減ってはいるものの、相変わらず飼い葉食いは問題ありません。長めに乗っていくと疲れからか後半は手応えが怪しくなってくる部分はありますが、調教後の回復も早そうな印象を受けますし、まずは継続して乗っていくなかで体力が強化されてくればと考えています。
2023/9/15
(ノルマンディーファーム小野町)
馬体重:482kg
現在は馬場2周と坂路1本(上限20秒ペース)のメニューで調整しています。飼い葉食いがよく輸送で減らした分もすぐに戻すことができたため、11日(月)から騎乗を開始しました。まずは周回コースで軽めのキャンターからスタートし、13日(水)以降は坂路も1本上がっています。現状ではまだ体力不足といった印象を受けるので、しばらくはジックリと乗り込んでいく予定です。
2023/9/8
(ノルマンディーファーム小野町)
馬体重:473kg
1日(金)に福島県・ノルマンディーファーム小野町へ移動しました。
現在はウォーキングマシン30分のメニューで調整しています。輸送熱などの異常もなく、到着翌日からマシンでの運動を開始しました。飼い葉食いが良好とあって到着時に減っていた馬体重もすぐに戻り、北海道在厩時と変わらないところまで回復しています。これなら近日中に騎乗を開始できそうです。
2023/8/31
(ノルマンディーファーム)
馬体重:472kg
現在は馬場1周と坂路2本を18秒ペース(週2回は15秒ペース)のメニューで調整しています。担当者は「この後は小野町で調整を進めることになり、本日31日(木)朝にこちらを出発しました。この中間も夏負けの兆候は見られず、日課としているメニューをしっかりとこなしていたところを見ると、体力が徐々に向上している印象を受けました。まだ走行中のバランスに課題を残してはいますが、広い周回コースを併用しながら左右の手前をスムーズに替えられるようになれば、フォームに安定感が出てくるでしょう」と話していました。
現在は坂路2本を18秒ペース(週1回は15秒ペース)のメニューで調整しています。この中間もスピード調教と並行しつつ、課題の手前変換に重きを置いています。右手前に頼りがちで左手前を出したがらない傾向にありますが、スムーズに替えられるようになればスピードの乗りも違ってくるでしょう。馬っぷり自体は良く、あとは中身の充実に期待したいところです。
2023/7/31
(ノルマンディーファーム)
馬体重:489kg
現在は坂路2本を18秒ペース(週1回は15秒ペース)のメニューで調整しています。担当者は「この中間から週1回をマストに15-15のメニューを消化しています。本数を重ねつつ徐々にペース慣れしてきましたが、まだ芯がしっかりとしていない分、ゴーサインを出してからの反応はひと息。もう少し力を付けさせる必要がありそうです」と話していました。
現在は坂路2本を18秒ペース(不定期で15秒ペース)のメニューで調整しています。ジワジワと加速していく分には問題ありませんが、テンから15-15のペースで行かせるとフォームがアンバランスになりがちです。右手前が得意な馬で、左手前への変換がまだスムーズではないため、一つ一つ課題を克服させながらスケールアップを目指していきます。
2023/7/1
(ノルマンディーファーム)
馬体重:486kg
現在は坂路2本を18秒ペース(不定期で15秒ペース)のメニューで調整しています。担当者は「この中間から不定期でハロン15秒ペースを試みていますが、ゴーサインを出してからの反応はマズマズ。ただ、まだトモが緩く、前へ進もうとする気持ちと動きがしっかりと噛み合っていないシーンも見受けられます。馬体はかなり良くなってきているだけに、あとは中身の充実が課題になると思います」と話していました。
現在は坂路2本(上限17~18秒ペース)のメニューで調整しています。この中間もバランス改善と、体全体を使わせることを意識しながら日々の調教に取り組んでいます。まだフォームに安定感を欠いているため、ワンペースな走りに映りますが、課題を克服していけば緩急の利いた走りが実現できるでしょう。時折、急にスイッチが入るケースもあるので、注意を払いながら進めていきます。
2023/5/31
(ノルマンディーファーム)
馬体重:474kg
現在は坂路2本(上限18秒ペース)のメニューで調整しています。担当者は「右前の外傷箇所が完治したため、この中間より騎乗を再開しました。まだ走行中のバランスがひと息で右側へ流れる傾向にあるため、改善を図りながら進めています。毛ヅヤが良化してビジュアルが良くなってきましたし、体幹さえしっかりしてくれば調教の動きもいい方へ変わってきそうです」と話していました。
現在はパドック放牧をおこなっています。今月中旬に放牧地で右前に軽度の外傷を負ったため、その後は一旦休養に充ててケアを優先しています。普段は大人しい本馬も運動を控えているとあって、元気が有り余っている様子。傷口が塞がり次第、ウォーキングマシンでの運動を再開する予定です。
2023/5/1
(ノルマンディーファーム)
馬体重:465kg
現在は坂路2本(上限17~18秒ペース)のメニューで調整しています。担当者は「首の使い方がまだいまひとつで、走りがやや一本調子な状況です。全体的なパワー不足が単調な走りにつながっていると考えますが、普段からもう少し体を沈めて走れるように教育しているところです。このまま休みなく乗り込んでいけば、そう時間はかからずにガラッと変わってくると思います」と話していました。
現在は坂路2本(上限17~20秒ペース)のメニューで調整しています。帯径の皮膚炎が完治したため、この中間より騎乗を再開しました。走ることに前向きではありますが、まだトモがパンとしていないため、推進力がひと息。焦らずジックリと向き合っていけば自ずと力が付いて、中身も伴ってくるでしょう。
2023/4/1
(ノルマンディーファーム)
馬体重:457kg
現在はパドック放牧をおこなっています。担当者は「この中間から徐々にペースアップを図っていましたが、左半身の帯径に皮膚炎が出始めたため、装鞍への影響を考慮してケアを優先しています。体調面に不安はないため、皮膚炎が治まり次第、騎乗を再開する予定です」と話していました。
現在は坂路2本(上限20~22秒ペース)のメニューで調整しています。順調さを欠いた期間の穴埋めをすべく、この中間も馬本位のメニューで対応しています。まだ非力感は否めないものの、ひと頃よりはトモを深めに踏み込めるようになってきました。当然ながら未完成の馬ですし、ひと夏を越すイメージで成長を促しつつ進める方針です。
2023/2/28
(ノルマンディーファーム)
馬体重:454kg
現在は坂路2本(上限20~22秒ペース)のメニューで調整しています。担当者は「右トモ球節部の腫れはだいぶ前に外傷を負ったときのもので、すでに固まっていますし、左トモの浮腫みも解消したため、この中間より騎乗を再開しました。調教進度という点ではやや遅れているグループになりますが、先々は遜色のないレベルまで充実してくると見ています。いずれにしても長い目で見守っていきたい1頭です」と話していました。
現在はパドック放牧をおこなっています。徐々にメニューアップを図ろうと考えていましたが、今月中旬に左トモの浮腫みが再発し、やむなく騎乗を控えています。まだ体質がしっかりしていないことが要因の一つとしてあげられるため、厳寒期は耐えどき。もう少し暖かくなるまでは馬本位に進めた方が賢明でしょう。
2023/1/31
(ノルマンディーファーム)
馬体重:451kg
現在は夜間放牧と並行して坂路2本(上限23秒ペース)のメニューで調整しています。担当者は「左トモの浮腫みが解消し、この中間より騎乗を再開しました。調教の進み具合は同期生より一歩遅れをとっていますが、継続して乗り込んでいけば徐々に差は縮まってくると思います。まだハミ受けやフォームなど安定してはいないので、ジックリと向き合いながら課題を一つ一つクリアさせたいと考えています」と話していました。
2022/12/30
(ノルマンディーファーム)
馬体重:442kg
現在は日中放牧をおこなっています。担当者は「馬場と坂路を併用して順調に乗り込んでいましたが、この中間に疲労から起因する左トモの浮腫みで、一旦休養を挟みました。運動制限を設けて浮腫みは解消されており、今は日中のみ放牧地へ放して自発運動をおこなっています。間もなく騎乗を再開する予定ですが、ヴァンセンヌ産駒に共通する四肢のスラリと伸びた馬体の持ち主。付くべきポイントに良質な筋肉が付いてくれば、更に垢抜けしてくるでしょう」と話していました。