

「この中間はまだ時計を出さずに普通キャンターでの調整を行っています。連闘させた後なので、疲れや反動を心配していたのですが、特に大きなダメージは残っていませんね。最近は馬場入りの時だけ少し慎重になるくらいで、メンタルの部分も安定しており、トレセンでも割かし落ち着きが見られるほど。状態面もいいですし、ここにきてようやく軌道に乗ってきた感じがします。来週からまた調教のピッチを上げていき、5/11(日)京都・4歳上2勝クラス(ダ1400m・混)に古川吉洋騎手で向かう予定です」(藤野健太調教師)
★4/12(土)中山・4歳上2勝クラス(ダ1200m・牝)石川裕紀人騎手 結果5着
「今回もいい競馬をしてくれました。馬は着実に良くなっていますよ。テンション面はどうしても課題としてあるのですが、以前より落ち着きが出てきているのは確か。人が跨るとスイッチが入るのはあっても、上手くつき合っていけば問題ありません。こちらに戻ってきての状態としては大きく傷んだ様子は見せず、週が明けても変わりなし。以前より体質が強化されたのかタフになっていますよね。今回は連闘で使ったので、今週いっぱいは楽をさせましょう。次は5/11(日)京都・4歳上2勝クラス(ダ1400m・混)を考えています」(藤野健太調教師)
2025/4/11
(中山競馬場)
馬体重:456kg
★4/12(土)中山・4歳上2勝クラス(ダ1200m・牝)石川裕紀人騎手 結果5着
「初めて乗らせていただいたのですが、前走のような競馬が合うと思ってレースに臨みました。内の経済コースを使いたいなと考えていましたが、外枠からうまくインに進路を取れ、思い通りの競馬が出来たところ。キックバックも大丈夫でしたし、終いの脚も本当にしっかりしていましたよ。こういう競馬を続けていけばどこかでチャンスは来ると思いますし、今なら距離は1400mでもこなせそうに感じました」(石川裕紀人騎手)
★4/06(日)中山・4歳上2勝クラス(ダ1200m・混)原優介騎手 結果5着
☆4/12(土)中山・4歳上2勝クラス(ダ1200m・牝)石川裕紀人騎手
「馬場入場の際にどうしてもテンションが高くなるため、今回も先出しから待機所で輪乗りの時間を長くかけてもらいました。それも良かったのかスタートからスムーズに流れに乗ることができましたし、道中抱えながら運べてタイミングよく外へ持ち出してくれたんですけどね…。この馬も直線ジリジリとは伸びているものの、ペースが緩かったぶん前も止まらず、最後は同じ脚色になってしまいました。ただ、ジョッキーも上がってきて話していましたが、こういった競馬を続けていけば、いずれチャンスが回ってきそう。フィジカル面で年齢的な衰えはなく、ようやく軌道に乗ってきた感もありますから、なんとかこのクラスは勝ち上がらせたいですね。権利期間内にあまりいい条件の番組が組まれておらず、レース後も特にダメージは残っていないことから、今回ここへ連闘する判断としています。展開次第ではあっても、スムーズに競馬できるようなら、牝馬限定でさらに前進が見込めるはずです」(藤野健太調教師)
※直近のレース内容から復調気配が感じられ、管理する藤野健太調教師とも協議し、本馬はこのまま現役を続行することになりました。
2025/4/6
(中山競馬場)
馬体重:460kg
★4/06(日)中山・4歳上2勝クラス(ダ1200m・混)原優介騎手 結果5着
「ゲートのなかで座り込もうとしてみたり、駐立時にまだ危なっかしところはあるものの、今日はタイミングよくスタートを出てくれました。抜群の手応えで直線を迎えられて、4角ではもっと上位に食い込むのではと思ったほど。積極的に押せばもっと前に行けるスピードはあっても、ああいった形で反応を促しつつ、前半は抱えられる位置で運ぶ方が持ち味を発揮できると思います。この条件は合っていますし、展開次第でもっとやれる馬ですよ」(原優介騎手)
☆4/06(日)中山・4歳上2勝クラス(ダ1200m・混)原優介騎手
3月29日(土)にCWコースで5ハロン70.3-54.3-38.5-11.8を単走で馬ナリに追われ、今月2日(水)にもCWコースで4ハロン56.2-39.2-12.1を単走で馬ナリに追い切りました。「今週は半マイルから単走で追い切りを実施。終いだけ伸ばす軽めの内容ではあったものの、スイッチを入れると瞬時に反応を示し、素軽い動きで良かったですよ。なにより今は雰囲気が落ち着いていて、飼い葉もしっかり食べれていますし、馬自身が充実している様子。毛ヅヤや馬体の張りからも体調面の良さが窺い知れます。当初は来週の番組を本線に考えていたのですが、土曜日にも長めから時計を出しているので、態勢自体はもう整っている状態。権利持ちが1頭しかおらず、メンバー的にも魅力を感じたため、予定を前倒ししてここに投票させていただきました。前走は極端な不良馬場で流れも向かなかった印象ですし、この馬向きの展開になれば前進あっていいかと思います」(藤野健太調教師)
チャンピオンヒルズで調整され、27日(木)に帰厩しました。
「いくらかあった疲労感も日の経過に応じて抜けてきているのが感じられたため戻しています。短期間でもいいリフレッシュになった様子。この後は週末から徐々に上げていって、早ければ再来週の番組から考えていくつもりです。二場開催を一週挟んだ後の再び三場開催となるタイミング。2勝クラスもいくらか節が落ち着くのではないかと見ていて、4/12(土)中山・4歳上2勝クラス(ダ1200m・牝)を本線に考えています。場合によっては同じ日に組まれている阪神のダ1200m戦も検討するつもりです。前走は馬場状態もそうですし、位置取りが悪かったことで内で詰まって全然追えていないという内容。そこからの巻き返しを図るべくやっていきます(藤野健太調教師)
★3/16(日)中山・4歳上2勝クラス(ダ1200m)杉原誠人騎手 結果10着
この後はトレセン近郊のチャンピオンヒルズで調整することになり、19日(水)に移動しました。
「今回は輸送で体を減らさず、レース当日も落ち着いた雰囲気のままパドック、馬場入場へと臨むことができました。状態が良かっただけに期待していたのですが、脚抜きのいい馬場で前が止まらず、流れもクラリティに不向きだった印象。直線は前が壁になって追いづらい場面もあったので、着順ほど内容自体は悪くなく、上位との差もそれほどなかったように思えます。ジョッキーも上がってきて『うまく捌けていれば掲示板はあった』と話していましたし、展開次第でこのクラスを突破できるだけの脚力は持っている馬。ここにきてようやく充実期を迎えているので、どこかでチャンスが回ってくるはずですよ。レース後はさすがに背腰起点に疲れがうかがえるため、節稼ぎも兼ねて一息入れさせてもらい、京都開催からまた適鞍を使っていくつもりです」(藤野健太調教師)
2025/3/16
(中山競馬場)
馬体重:460kg
★3/16(日)中山・4歳上2勝クラス(ダ1200m)杉原誠人騎手 結果10着
「馬の雰囲気はすごく良く、テンションも許容範囲に収まっていましたよ。ペースが流れそうでしたし、前走のように終いの脚を使う競馬ができればと考え、前半は出していかずに脚を溜める形で運んでいます。最後外を回すのもしんどそうだったので、内をうまく捌ければと思ったのですが…。前がごちゃついたぶん動くに動けずといったところで、そこは勿体なかったですね。力のある馬なので、展開面などうまく嵌ればどこかで一発があると思います」(杉原誠人騎手)
☆3/16(日)中山・4歳上2勝クラス(ダ1200m)杉原誠人騎手
12日(水)にCWコースで6ハロン84.5-68.5-54.1-39.1-12.7を単走で馬ナリに追い切りました。「先週の時点でもう息や中身はしっかり仕上がっているため、輸送も考慮に入れるなか最終調整は軽め軽めの内容にとどめています。前走後も落ち着き保って良い雰囲気に映りますし、なにより飼い葉食い旺盛でここにきて馬が充実している。クラリティスケールにとっては、芝部分からスタートするダ1200m戦が現状ベターな条件ですからね。まだ少しゲートに不安は残りますが、好走歴のある中山の舞台で期待が持てると思います」(藤野健太調教師)
6日(木)にCWコースで6ハロン87.8-71.1-55.7-39.8-12.7を単走で馬ナリに追い切りました。「コンスタントに使ってきていて、前走に向けての過程でも馬体や息は仕上がっているため、今週は単走で軽めの時計消化としました。そのなかでも動きは悪くありませんし、引き続き馬体のハリが良く好調を維持できているのが感じられます。課題だったメンタル面についてもここのところは落ち着いた雰囲気で過ごせているのが何より。長期休み明けから前進しているのは明らかですし、このままいい流れで次に繋げられそうです。再び三場開催となるタイミングで、来週のいずれかの番組に向かえればと考えています」(藤野健太調教師)
26日(水)にCWコースで5ハロン70.6-54.5-39.0-12.4を単走で馬ナリに追い切りました。「前走後も疲れや硬さが出ることはなく、中間落ち着いた雰囲気のまま稽古に臨めています。今朝の計測で馬体重は470kg。こちらでの環境にもだいぶ慣れた様子で、しっかり飼い葉を食べれていますし、以前より調整がしやすいですね。展開次第でこのクラスを勝てるだけの力はある馬ですから、うまく軌道に乗せてやりたいと思います。出馬状況が混み合っているため、どの番組にと目標を立てづらいのですが、いつでも使えるように態勢を整えていきます」(藤野健太調教師)
★2/16(日)京都・4歳上2勝クラス(ダ1200m・牝)古川吉洋騎手 結果6着
「1200m戦でも道中はやや力みがちな走りで追走していたのですが、直線内にスペースが空くと、狭いところを捌いて伸びてきてくれました。クラリティスケールをお預かりしてから、これまでのなかでは一番いい内容のレースができましたし、ああいった競馬を続けていければ、このクラスでもどこかでチャンスはあると思います。レース後は昨日からまた角馬場で騎乗運動を再開。思いのほか落ち着いていて、馬の雰囲気は凄くいいんですよね。飼い葉もバリバリ食べれており、続戦可能な状態と判断できます。権利は逃してしまいましたが、中1週で中山と阪神にそれぞれダ1200m戦の番組が組まれていますから、そのどちらかに向かえればと考えています」(藤野健太調教師)
2025/2/16
(京都競馬場)
馬体重:462kg
★2/16(日)京都・4歳上2勝クラス(ダ1200m・牝)古川吉洋騎手 結果6着
「パドック、馬場入場の際はテンションが高く、今日も周りにどいてどいてーと声をかけながら慎重に返し馬を行いました。ただ、稽古でもそうだけど、その場面さえ乗り切ってしまえば、けっして扱いにくくはない馬。狭いところでも自分から飛び込んでいけるくらいなので、メンタルの部分は以前よりだいぶ安定してきましたね。ゲートは少しトモを滑らせていたため、どちらかといえば芝部分からのスタートの方が合っているかもしれません。追い出しをギリギリまで我慢した割に、最後は苦しくなっていますから、距離は短い分なら1000mでも対応可能だと思いますよ。こういった競馬を続けていけば、このクラスでもどこかでチャンスがあっていはず」(古川吉洋騎手)
☆2/16(日)京都・4歳上2勝クラス(ダ1200m・牝)古川吉洋騎手
9日(日)にCWコースで3ハロン44.6-13.8を単走で馬ナリに追われ、12日(水)にもCWコースで5ハロン70.6-54.1-38.6-12.3を単走で馬ナリに追い切りました。「レース当該週はあまりテンションを高めたくなかったため、やや軽めの内容で最終追いを終えています。精神面が安定してきたことで、普段から落ち着きが見られますし、飼い葉もしっかり食べれていて馬体が充実してきましたね。お預かりした当初に比べると、行きっぷりの良さや反応面など、稽古の動きがだいぶ変わってきたように思えます。右回りの方がコーナーリングもスムーズなので、牝馬限定のこの条件でどれだけやれるか楽しみにしています」(藤野健太調教師)
2日(日)にCWコースで3ハロン43.9-13.8を単走で馬ナリに追われ、5日(水)にもCWコースで6ハロン81.3-64.9-50.3-36.9-12.4を単走で一杯に追い切りました。「前走を使ったあたりからメンタルが非常に落ち着いており、飼い葉も残さずバリバリ食べれている。追い切り後の計測で472kg。その分稽古でもしっかり量を攻めることができ、体も程よくフックラして状態面良好に映ります。走り自体に左右差はなくても、左手前の際は明らかにコーナーリングがぎこちない。やはり右回りのコースが合っていると思うので、次は面白そうですよ。来週2/16(日)京都・4歳上2勝クラス(ダ1200m・牝)を古川吉洋騎手で予定しています」(藤野健太調教師)
30日(木)にCWコースで5ハロン70.6-54.9-39.3-12.4を単走で馬ナリに追い切りました。「長期休養を経ての半年ぶりのレースということもあり、直近2走は振るわない着順が続いていますが、2回使ったことで心肺機能が戻ってくるなど状態は上向いています。今週の追い切りはハロー明けに終い重点で行ったところ、活気があって、良い動きでした。メンタルも安定していて、馬場入りの際に暴れたりすることもなくなってきています。カイバもしっかり食べていて、状態面に不安はありません。この調子で2/16(日)京都 4歳上2勝クラス(ダ1200m・牝)に向かえるよう引き続き調整を進めていきます。ダートの適性は高いですし、平坦なコースというのもこの馬向き。しかも牝馬限定戦ですから楽しみな一戦ですよ」(藤野健太調教師)
2025/1/24
(キャニオンファーム土山)
馬体重:480kg
「現在は馬場をダクとハッキングキャンターで2400~4000m(上限20秒ペース)、坂路1~2本(17~19秒ペース、週2回は14~15秒ペース)のメニューで調整中です。入場後は大きく疲れた様子を見せていないので、速いところも織り交ぜながら進めています。動き、全体的な雰囲気も良く、1回使ってから心臓の感じも上向いているところ。ピリピリすることもなく落ち着いて調教に臨めていますよ。明日25日(土)の帰厩が決まっています」(担当者)
2025/1/17
(キャニオンファーム土山)
馬体重:473kg
「現在は馬場をダクとハッキングキャンターで2400~3200m(上限20秒ペース)、週2回は坂路2本(15~17秒ペース)のメニューで調整中です。先週末の馬体チェックで問題ないことを確認し、馬の状態を見ながら進めています。水曜日に17-15を消化していて、週末も同様のところをおこなうつもり。その後獣医師に診てもらい、問題ないようなら来週からビッシリ負荷を掛けていく予定です」(担当者)
★1/05(日)中京・4歳上2勝クラス(ダ1200m・混)古川吉洋騎手 結果11着
この後はトレセン近郊のキャニオンファーム土山で調整することになり、8日(水)に移動しました。
「ゲートの出は早くなかったものの、外枠を活かしてリカバリーすることはできました。ただ、それにより前半脚を使ってしまったことと、直線で進路がなくなるシーンがあったのも痛かったですね。それがなければもう少し上の着順に来ることができたのではないかと思います。ジョッキーからは『右回りの方がスムーズな競馬ができていた。芝よりはダートの方が良さそう』との進言がありましたので、次走は2/16(日)京都・4歳上2勝クラス(ダ1200m・牝)を目標に調整していくつもりです。次回も芝スタートではなく、オールダートのコースになりますが、流れに乗れれば最後に良い脚を使ってくれるのではないでしょうか。短期で放牧に出した後はさらに状態を上げて挑めるように調整していきます」(藤野健太調教師)
2025/1/5
(中京競馬場)
馬体重:470kg
★1/05(日)中京・4歳上2勝クラス(ダ1200m・混)古川吉洋騎手 結果11着
「まず第一に返し馬がどうかというのがありましたが、そこはこなせて、枠内でも大人しくできていました。いい形で持ってこれたぞと思ったんですけど、久々のダートだからかトモを滑らす形に。それでも全体を見ればそう悪いわけではなく、芝との比較で言うとダートの方が反応もして脚も使えています。最後の坂で脚が上がってしまったのはあるので平坦の方がいいですし、あまり左回りは上手じゃないのかな。徐々に形になってきているのが感じられますよ」(古川吉洋騎手)
☆1/05(日)中京・4歳上2勝クラス(ダ1200m・混)古川吉洋騎手
2日(木)にCWコースで5ハロン70.7-54.1-38.2-11.6を単走で馬ナリに追い切りました。「なるべくテンションが高くならぬよう、追い切りは半マイル主体の調整で行っています。一度使って体も引き締まってきましたし、反応の面でもだいぶ鋭さが増してきました。最終追いでも抜群の伸び脚を披露していたので、この感じであれば前進あっていいと思います。中間は馬場入りもダクで行えるくらい落ち着きがあって、馬の雰囲気は凄くいいですね。現級では苦戦しているものの、もともと2勝しているのはダ1200m戦の条件。スタートがカギとなりますが、このメンバー相手にどれだけやれるか楽しみにしています」(藤野健太調教師)
25日(水)にCWコースで6ハロン85.2-68.6-53.5-38.6-12.1を単走で一杯に追い切りました。「馬体の疲労感はそこまで大きなものではありませんでしたし、クラリティスケールの場合には特に気持ちの面でのリセットのための放牧でした。期間は短くともいいリフレッシュになったようで、入厩後は非常に飼い葉食いが良く馬体を大きく見せています。メンタル面が一時期よりも落ち着いているのは明らかで、追い切りの中でもしっかりと折り合いながらいい動きを見せていましたよ。この後は1/05(日)中京・4歳上2勝クラス(ダ1200m・混)か1/05(日)中山・4歳上2勝クラス(ダ1200m・混)のどちらかに相手関係を見ながら向かう予定です」(藤野健太調教師)
チャンピオンヒルズで調整され、本日20日(金)に帰厩しました。
「先週一杯は楽をさせ、今週から乗り出しました。短期の滞在だったのでほとんど軽めのメニューという感じでしたが、そこまでの疲労感はなかったですし、少し抜いて送り出せたと思います。テンションも高ぶることはなく、このまま問題なく使っていけそうな状態ですよ(チャンピオンヒルズ担当者)
★12/08(日)京都・鹿ケ谷特別(芝1200m・ 混)古川吉洋騎手 結果11着
この後はトレセン近郊のチャンピオンヒルズで調整することになり、12日(木)に移動しています。
「今回はいかにテンションを上げずに、かつゲートを上手くこなせるかどうかが一つのテーマではありましたが、その辺りはきちんとクリアできました。久々ということもあって結果が伴わなかったのはあるものの、決して悲観する内容ではありません。今回のようなスムーズな競馬が競馬を続けていけば、この先はそう差のないレースができていいはずです。出遅れることなく互角にスタートを切れるようなら、芝だけでなくダートというのも選択肢に入れてみてもいいかもしれません。古川ジョッキーからは馬具の提案もありましたし、色々とまだできることはありますからね。まずはその前にレースでの疲労感をとってもらって、そこからまた具体的にしていければと考えています」(藤野健太調教師)
2024/12/8
(京都競馬場)
馬体重:466kg
★12/08(日)京都・鹿ケ谷特別(芝1200m・ 混)古川吉洋騎手 結果11着
「久々の感はありましたが、全体を見れば決して悪い内容ではありません。リップチェーンのおかけでカーッとなるのを抑えて、体力の消耗は以前より減っています。ゲートの中も大人しくできて、ちゃんと出ていいポジションを取れてと、まずはこういう競馬を続けていきたいですね。ジョッキーは『気持ちが切れやすい部分があるんですよね。そこをカバーするのにチークやブリンカーとかをタイミングが合えば着けてみるのはどうか。最初からというのはこういう気性だから難しいので、たとえばゲート裏の様子を見て、そこで判断して着けるといった具合に』と話しています。揉まれてギュッとなると集中力が切れるのは課題ですので、馬具についてはあらためて検討してみるつもりです」(藤野健太調教師)
☆12/08(日)京都・鹿ケ谷特別(芝1200m・ 混)古川吉洋騎手
1日(日)に坂路コースで4ハロン54.2-40.0-26.9-14.1を単走で馬ナリに追われ、4日(水)にはCWコースで6ハロン82.8-67.0-52.1-37.1-11.9を単走で強めに追い切りました。「帰厩して実質追い切りは3本で競馬に臨みますが、放牧先でもしっかり乗り込んでもらっていたので、状態に関してはまったく問題ありません。力を発揮できる仕上がりにあると思います。どちらかと言えば気で走るタイプだけに、前走のようにメンタル面が少し煮詰まってしまうと、ゲートなどもまた中で暴れてしまう懸念がある。間隔を空けたことで雰囲気自体はだいぶ落ち着いており、馬はフレッシュな状態に映ります。フルゲート割れで手頃な頭数に収まりましたし、スタートを決めて前々から流れに乗ることができれば。まずはこのクラスにメドの立つ走りを期待しましょう」(藤野健太調教師)
28日(木)に坂路コースで4ハロン54.9-39.5-24.7-12.3を単走で馬ナリに追い切りました。「前走の際にゲート内で暴れたため、この中間には発走調教再審査を受けて無事にパスしています。ただ、本番までの間にもレースで騎乗するジョッキーを乗せて、定期的に練習をするよう指示を受けました。クセ馬を得意としている古川ジョッキーに声を掛けて、この後もゲート練習をコンスタントにおこなっていくことになります。昨日は坂路での時計消化で、特にラスト一ハロンしっかり動けていましたよ。モタモタすることなく、その動きからは休み明け感はありません。飼い葉食いも旺盛で体調も上向いてきているのは確か。今の程よく荒れた馬場はクラリティスケールに合いそうで期待を持っているんですよね」(藤野健太調教師)
キャニオンファーム土山で調整され、先週16日(土)に帰厩しました。
17日(日)に坂路コースで4ハロン61.2-43.5-27.0-12.5を単走で馬ナリに追い切りました。「放牧先でもかなり本数を乗ってもらっていたので、帰厩してすぐスムーズに時計消化が行えました。息遣いなどはまださすがに久々の感が否めないものの、この馬はレースが近づくにつれ自分で体を作れるタイプ。仕上がり早で、もうあと2本やれば態勢は整ってくるでしょう。前走ゲート内で暴れた際、右トモの部分を外傷しましたが、稽古での動きを見るかぎりその影響はなさそう。時計の掛かりはじめた今の京都コースもクラリティに合っているはずですし、12/08(日)京都・鹿ケ谷特別(芝1200m・混)から投票していければと思っています」(藤野健太調教師)
2024/11/15
(キャニオンファーム土山)
馬体重:473kg
「現在は角馬場でダクと、馬場をハッキングキャンターで2400~3200m(上限20秒ペース)、坂路1本(18~20秒ペース、週2回は15秒ペース)のメニューで調整中です。この中間も順調に進められています。トモの感じは問題ありませんし、背腰の筋痛症状も治まってきましたよ。たまにスイッチが入ることがありますが、動きは良いですよ。このまま積み重ねていきます」(担当者)
2024/11/8
(キャニオンファーム土山)
馬体重:474kg
「現在は角馬場でダクと、馬場をハッキングキャンターで2400~3200m(上限20秒ペース)、坂路1本(18~20秒ペース、週2回は15秒ペース)のメニューで調整中です。問題なく乗れていたのですが、昨日になって左の背腰に筋痛症状が出たため治療をおこないました。あまり酷いようなら筋注処置も考えるつもり。トモはもう大丈夫なので、様子を見つつこのまま負荷を掛けていくつもりです」(担当者)
2024/11/1
(キャニオンファーム土山)
馬体重:470kg
「現在は角馬場でダクと、馬場をハッキングキャンターで2400~3200m(上限20秒ペース)、坂路1本(18~20秒ペース、週2回は15秒ペース)のメニューで調整中です。治療後は順調で、反動もなく進められています。骨には異常はなく、皮下の腫れといった感じ。まだ少し名残はありますが、歩様は問題ありませんよ。このまま様子を見ながら進めていくつもりです」(担当者)
2024/10/25
(キャニオンファーム土山)
馬体重:474kg
「現在は角馬場でダクと、馬場をハッキングキャンターで2400~3200m(上限20秒ペース)、坂路1本(18~20秒ペース、週2回は15秒ペース)のメニューで調整中です。右トモ管の内側の古傷ですが、速いところを始めたら皮膚が腫れて大きくなってきました。獣医師に診てもらったところ『瘡蓋がシコリになって、厚くなってきたのではないか』とのこと。触られるのを嫌がりますが、歩様は問題ないので痛みはなさそうです。一応2~3日治療をおこなう予定ですが、大きな問題はないようですし、良化が見られ次第負荷を強めていくつもりです」(担当者)
2024/10/18
(キャニオンファーム土山)
馬体重:472kg
「現在は角馬場でダクと、馬場をハッキングキャンターで2400~3200m(上限20秒ペース)、坂路1本(18~20秒ペース、週2回は15秒ペース)のメニューで調整中です。馬に合わせながらメリハリをつけたメニューで進めています。メンタル面に危うさを持った馬なので、ピリピリさせないようにしているところ。それでもある程度は攻めていかないとならないので、この感じをキープしながら乗っていくつもりです」(担当者)
2024/10/11
(キャニオンファーム土山)
馬体重:470kg
「現在は角馬場でダクと、馬場をハッキングキャンターで2400~3200m(上限20秒ペース)、坂路1本(18~20秒ペース、週2回は15秒ペース)のメニューで調整中です。ペースを上げながら順調に乗り込みを重ねられています。このまま乗り込んでいけば心臓の感じがもう一段、二段と上がってきそう。ここからどんどん上向いてきそうな感触ですよ。昨日藤野調教師が来場し、状態を確認されていきました」(担当者)
2024/10/4
(キャニオンファーム土山)
馬体重:465kg
「現在は角馬場でダクと、馬場をハッキングキャンターで2400~3200m(上限20秒ペース)、坂路1本(18~20秒ペース、週1回は15秒ペース)のメニューで調整中です。今週から速いところも織り交ぜていますが、昨日診てもらった獣医師からは『右半身に少し疲れが見られる』と言われたことから治療をおこなっています。進めていく分に大きな問題はなさそうなので、様子を見ながら乗り込みを重ねていきます」(担当者)
2024/9/27
(キャニオンファーム土山)
馬体重:469kg
「現在は角馬場でダクと、馬場をハッキングキャンターで2400~3200m(上限20秒ペース)、坂路1本(18~20秒ペース)のメニューで調整中です。入場後は飼い葉食いが良くなく、体重があまり増えてきませんが、大きくは傷んでいなかったためすぐに乗り出しています。両前の球節が若干張り気味なので明日獣医師に診てもらい、その結果次第でペースアップを図るつもりです」(担当者)
この後は滋賀県・キャニオンファーム土山で調整することになり、本日20日(金)に移動しました。
「先ほど無事に到着しています。暑い中での長距離輸送で少し疲れたのか若干体温が高いものの、元気はありますし、飼い葉もまずまず食べてくれています。体が少し寂しくなってしまっているのもあるので、状態を見ながら運動開始のタイミングを探っていきます」(担当者)
2024/9/13
(ノルマンディーファーム小野町)
馬体重:463kg
この後は福島県・ノルマンディーファーム小野町で調整を進めることになり、11日(水)に移動しました。
現在はウォーキングマシン30分のメニューで調整しています。輸送熱などの異常もなく、到着翌日からマシンでの運動を開始しました。馬体回復も順調なことから来週中には騎乗へ移行する予定ですが、これまでの経過にもあるように右トモには腫れが残っているので、念のためこちらでも注意しながら進めていきます。
2024/8/31
(オカダスタッド)
馬体重:468kg
現在はウッドチップ坂路1~2本(上限18~20秒ペース)のメニューで調整しています。担当者は「今月下旬よりウッドチップ坂路での調教に移行しました。初めてのコースでも集中して走れており、勾配のキツい箇所でもだいぶ余裕を持って動けるようになってきました。相変わらず患部に腫れは残るものの、特に気にする素振りはないため、この後も徐々に負荷を強めていきます」と話していました。
現在はダート坂路1~2本(上限18~20秒ペース)のメニューで調整しています。坂路調教立ち上げ当初は歩様に硬さが見受けられましたが、乗り込みを進めるにつれてほぐれてきている印象です。患部に腫れは残っているものの、負荷を強めても脚元を気にする様子はありません。このまま順調にトレーニングを重ねていけそうなことから、今月下旬以降はウッドチップ坂路主体のメニューへ移行する予定です。
2024/7/31
(オカダスタッド)
馬体重:478kg
現在はダート坂路1本(上限23~25秒ペース)のメニューで調整しています。担当者は「今月中旬からマシンでの運動を開始し、下旬よりロンギ場での騎乗運動へ移行。その後も右トモ患部の状態に変わりはなく、昨日30日(火)からは坂路入りして本格的に調教を立ち上げています。患部に腫れは残るものの、馬自身も脚元を気にする素振りはありません。このまま徐々に負荷を強めて様子を見ていきます」と話していました。
現在は舎飼されています。今月上旬に右トモ患部のレントゲン検査をおこないました。獣医からは「腫れだけは少し残るかもしれませんが、術後の経過は良好です。まずは軽めの運動で様子を見ながら進めてください」とのことで、近日中にウォーキングマシンでの運動を開始する予定です。
本日28日(金)に北海道・オカダスタッドへ移動しました。
輸送熱などの異常もなく、無事到着しています。こちらでも患部の状態を確認するため、近日中に獣医の診察を受ける予定です。
「経過は良好で今朝、患部の抜糸を無事終えたと診療所から連絡がありました。今週に入ってからは引き運動もおこなっていたので、通常の骨折などに比べると症状は軽く、運動再開にそれほど時間はかからない見通しです。馬運車の関係から予定変更となる可能性はありますが、来週26日(水)には退院して移動となる予定です」(藤野健太調教師)
右後第三中足骨に腐骨(外傷により骨膜が損傷し、その部分の骨への血流が遮断され壊死するもの)が認められたため、トレセン内診療所で12日(水)に除去。
この後は北海道・オカダスタッドで調整することになり、小野町を経て近日中に移動予定です。
「ごく稀な症例とのことですが、私自身も経験したことがなく、少々困惑しているところです。ご心配をおかけして申し訳ありません。先週いっぱいは診療所で様子を見てもらい、特に患部を痛がっている素振りは見せなかったものの、今後運動を再開した際にまた痛みが生じてくる可能性もあるとの見解です。最終的には獣医からも積極的な外科治療を施すのがベストではないかとアドバイスを受けたため、12日(水)に腐骨を除去してもらっています。移動の許可が出るまで、一週間程度はこのまま入院馬房で過ごすことになります」(藤野健太調教師)
「先週末にチャンピオンヒルズでレントゲン検査をおこなったところ、右後第三中足骨に腐骨(外傷により骨膜が損傷し、その部分の骨への血流が遮断され壊死するもの)が認められました。現時点で疼痛はなさそうですが、今後運動を再開すると痛みが生じてくる可能性もあるとの見解で、外科的な除去も一考する必要があるとも言われたため、トレセンの診療所に相談。診てもらえることになり、4日(火)に移動しています。除去をおこなうか、内科的な治療で済むかは、週末まで様子を見て判断するとのことです。ご心配をおかけして申し訳ございません」(藤野健太調教師)
2024/5/31
(チャンピオンヒルズ)
馬体重:473kg
「現在は角馬場でダクと、馬場をハッキングで2000mのメニューで調整中です。右後肢には少しずつ良化が見られたため騎乗を開始したのですが、腫れが引き切らないんですよね。痛みはないので軽めであれば乗れるのですが、どうもしっくりこない感じ。念のため、今週末にレントゲン検査をおこなってみます。その結果を見て今後のことを判断するつもりです」(担当者)
2024/5/24
(チャンピオンヒルズ)
馬体重:458kg
「現在は1時間のウォーキングマシン運動をおこなっています。ゲートで切った口は問題なかったものの、右後肢の管の正面部分に傷があり、歩様も良くありませんでした。この中間は治療に専念してきたのですが、その甲斐あってか歩様が大分まともになってきたところ。水曜日から現状のメニューで進めていて、回復次第では週末から騎乗運動をおこなうことも考えています」(担当者)
★5/11(土)京都・4歳上2勝クラス(芝1200m・混)池添謙一騎手 結果12着
この後はトレセン近郊のチャンピオンヒルズで調整することになり、14日(火)に移動しました。
「枠入り自体はすんなり進入できたのですが、ゲートのなかで暴れて前扉を破損してしまい、外枠からの発走となっています。前扉に顔をぶつけた際、上唇を深く切ってしまって、検量から引き上げてからも流血が止まらずにそのまま診療室へ運びました。数針縫う処置をして、その点はもうあまり心配要らないものの、週が明けても右後肢の管の正面部分がまだモヤッとしていて歩様もスッキリしません。外傷が確認できることから、どうやらそちらもゲートのなかで暴れた際にぶつけたよう。もともと敏感なところのある馬ですが、今回は隣の馬(ミズノコキュウ)が後ろ扉を蹴る音が気になり、スタートする前にパニックに陥って終わってしまった感じです。この後は函館競馬場へ運ぶ予定でいたのですが、ひとまずは患部の回復を待ってから立ち上げることにしましょう」(藤野健太調教師)
2024/5/11
(京都競馬場)
馬体重:462kg
★5/11(土)京都・4歳上2勝クラス(芝1200m・混)池添謙一騎手 結果12着
「ゲートの中に入ってから、隣の4番の馬が後ろ扉をバンバン蹴っていたことに反応してこの馬もピリピリし出し、前扉に顔をブツけて破損させたことで外枠発走となってしまいました。今日はもうスタート前に終わってしまいましたし、全くレースになっていません。参考外ですよ」(池添謙一騎手)
☆5/11(土)京都・4歳上2勝クラス(芝1200m・混)池添謙一騎手
4日(土)に坂路コースで4ハロンから0.2秒追走して併せ、53.0-38.2-24.9-12.6を強めに追われ、8日(水)にも坂路コースで4ハロン55.8-40.2-25.8-12.7を単走で馬ナリに追い切りました。「先週の水曜日にこちらに帰厩した後も順調に進められ、普段の調教から落ち着いた雰囲気で臨めていますよ。中間におこなったゲート練習でもしっかり出れていたので、本番でも同様に立ち遅れずに運べればというところ。無理に逃げるようなことはせずに、出たなりで追走しながら脚を使うような競馬をイメージしています。ジョッキーも前々走に引き続いての騎乗となりますし、特徴を捉えながら上手いこと運んでくれるでしょう。滞在が合うタイプなので、この後は北海道を考えていますが、今の状態面からするとここでもいい勝負ができてもおかしくありません」(藤野健太調教師)
2024/4/26
(チャンピオンヒルズ)
馬体重:467kg
「現在は角馬場でダクと、馬場をハッキングキャンターで1000m、坂路コースを1本(18~20秒ペース、週1回は15秒ペース)のメニューで調整中です。この中間も緩ませないように進めていますが、順調にきています。水曜日に4ハロン58秒台を消化。来週には帰厩とのことなので、今週末、来週前半と追い切って、トレセンに送り出せればと思っています」(担当者)
★4/13(土)中山 4歳上2勝クラス(芝1200m・混)▲長浜鴻緒騎手 結果7着
この後はトレセン近郊のチャンピオンヒルズで調整することになり、13日(土)に移動しました。
「馬場が良くて前残りの競馬でしたし、直線を迎える直前に外に膨れてしまったぶん損をしましたが、何とか格好はつけられたかなと思います。ロスがありながらも勝ち馬との着差は0.6秒ですし、今後もやれそうな手応えは掴めましたよ。レース後は問題ないことを確認してすぐに放牧に出していますが、週が明けてからも大きな問題はないとの報告を受けています。次走は5/11(土)京都・4歳上2勝クラス(芝1200m・混)を考えているところ。頭数的にも毎年落ち着いていますし、今年も手頃な頭数に落ち着けばいいなと思っています。向こうでしっかりリフレッシュを図ってもらい、またいい状態でレースに送り出したいですね」(藤野健太調教師)
「現在は角馬場でダクと、馬場をハッキングキャンターで1000m、坂路コースを1本(20秒ペース)のメニューで調整中です。前回よりも体の張りが強かったため、少し楽をさせて今日から乗り出しています。大分体は楽になってきましたし、少しずつペースアップを図っていきたいと思っています」(チャンピオンヒルズ・担当者)
2024/4/13
(中山競馬場)
馬体重:462kg
★4/13(土)中山 4歳上2勝クラス(芝1200m・混)▲長浜鴻緒騎手 結果7着
「大外枠からの競馬で、ダッシュが付かなければ下げる選択肢もあったかと思います。ただ、それほど速い流れになりそうもなかったため、前々のポジションを主張。結果的に内から4頭目で競馬を進めることになりましたが、道中はリズムよく走れています。四角を回る際に外へ膨らんでしまった分、最後ゴール前50mのあたりで脚色が鈍ってしまいました。申し訳ありません。この距離が合っていますし、展開次第でまた違う結果が得られると思います」(長浜鴻緒騎手)
☆4/13(土)中山・4歳上2勝クラス(芝1200m・混)▲長浜鴻緒騎手
6日(土)に坂路コースで4ハロン52.4-38.2-24.9-12.4を単走で末強めに追われ、10日(水)にも坂路コースで4ハロン53.8-38.8-25.2-12.6を単走で馬ナリに追い切りました。「先週末にビシッと強めの負荷を掛けているため、最終追いは輸送も考慮してやや軽めの内容にとどめて調整しています。前走使った後に一旦出させてもらったのも良かったようで、変に煮詰まった様子はなく、落ち着いた雰囲気のまま稽古に臨めている。今は精神面が非常に安定していますので、あとはパシュファイヤーなど馬具の装着も検討し、本番に向かえればと思っています。昨日の計測で470kg。運動後も飼い葉をバリバリと食べれており、体がフックラして映るのは好感が持てますね。鞍上はルーキーの長浜鴻緒ジョッキーに今回依頼しましたが、先週4勝を挙げるなど勢いがありますし、なにより斤量面で3kg恩恵があるのは大きいでしょう。フルゲート割れで頭数的にもやや恵まれました。あとは中山までの輸送で数字を減らさず、状態維持できればチャンスは十分あると思っています」(藤野健太調教師)
チャンピオンヒルズで調整され、2日(火)に帰厩しました。
「前走タフな馬場での競馬を強いられたので、その反動が出ないか少し気がかりではあったものの、帰厩時の計測で470kg。なにより馬の雰囲気が凄く落ち着いていますし、短期でも一息入れてやったことは正解でした。うまくガス抜きできているように思えます。来週4/13(土)中山・4歳上2勝クラス(芝1200m・混)を3kg減の長浜鴻緒ジョッキーで予定させてください。土曜日にしっかりめの強い負荷を掛けて追い切りを消化し、当該週は輸送も考慮するなかで調整程度にとどめるつもり。前走で芝の塊が顔に飛んできた際、それを嫌がってか激しく頭を振る仕草が見られたので、本番ではパシュファイヤーとシャドーロールの装着も検討していきます」(藤野健太調教師)
2024/3/29
(チャンピオンヒルズ)
馬体重:470kg
「現在は角馬場でダクと、馬場をハッキングキャンターで1000m、坂路コースを1本(18~20秒ペース、週1回は15秒ペース)のメニューで調整中です。入場後も問題なく進められています。来週火曜日の帰厩が決まったので15-15を入れ始めたところ。変にテンションが上がることもありませんよ。帰厩までにもう1本追い切ろうと思っています」(担当者)
★3/17(日)阪神・山陽特別(芝1400m・混)池添謙一騎手 結果9着
この後はトレセン近郊のチャンピオンヒルズで調整することになり、19日(火)に移動しました。
「競馬場に着いてからもトレセンの気配とさほど変わりはなく、装鞍からパドック周回まで、割と落ち着いたまま臨めていたと思います。ただ、ジョッキーが跨って地下馬道へ向かう途中から雰囲気一変。返し馬も必死に宥めながらといった感じで、カーッと燃えてしまうところが見受けられました。そのあたりは池添さんからも指摘された部分で、次はギリギリまで人を跨らせずに馬場入場させるつもりです。レースは道中それほど無理させずに二番手から前を追走する形でしたが、直線を向いてパッタリと止まってしまっている。坂で苦しがってか、追い出してから反抗する場面ものぞかせていたので、距離だけでなく馬具や脚質についてもまた検討していく必要があるでしょう。煮詰まりやすいタイプに映るので、一旦短期で近郊に出させていただき、次走は4/13(土)中山・4歳上2勝クラス(芝1200m・混)を予定します」(藤野健太調教師)
2024/3/17
(阪神競馬場)
馬体重:462kg
★3/17(日)阪神・山陽特別(芝1400m・混)池添謙一騎手 結果9着
「乗るまではパドックをいい雰囲気で歩いていたんですが、乗った瞬間スイッチが入ってテンションが高くなってしまいました。次は地下馬道で乗ったり、馬場に先出したりする方が良いと思います。それでもレースでは落ち着きを取り戻し、道中はいい感じで運べていたものの、いざ追い出すと今度は反抗して頭を上げるような仕草に。ああなると推進していきませんよね。距離も1200mの方が良いかもしれません」(池添謙一騎手)
☆3/17(日)阪神・山陽特別(芝1400m・混)池添謙一騎手
10日(日)に坂路コースで4ハロンから0.2秒先行して併せ、58.9-41.3-25.8-12.1を馬ナリに追われ、14日(木)にも坂路コースで4ハロン55.4-39.8-25.4-12.5を単走で馬ナリに追い切りました。「今朝の追い切りは北沢さんを背に坂路コース単走で実施しています。道中しっかり折り合いが付いて、乗り手ともうまくコンタクトが取れていましたし、これくらいの内容ではまだまだ余力が残っている。栗東の環境にもだいぶ馴染んでくれたようで、いまのところ精神状態も非常に落ち着いており、坂路からの下りや逍遥馬道でもチャカつくことなく歩けていますよ。馬体重も今朝の時点で470kg近くあるので、休み明けの今回は数字を増やしての出走が叶いそうです。あとは競馬場に着いてからもちゃんと維持できるのか、レース直前までよく注意しながら接していくつもり。いい状態でレースを迎えられるように尽力いたします」(藤野健太調教師)
チャンピオンヒルズで調整され、6日(水)に栗東・藤野健太厩舎に入厩しました。
「昨日、今朝と北沢さん(元ジョッキー)に跨ってもらい、角馬場で軽めの調整を行いました。初日の計測で478kg。牧場で初めてクラリティスケールを拝見させていただいたときは、やや細身のシルエットに映りましたが、当時とはどんどん印象が違ってきているのが正直なところです。入厩前日にもしっかり時計消化を行ってもらって、ある程度中身ができた状態で今回お預かりさせていただきました。10日競馬のスケジュールとはなりますが、3/17(日)阪神・山陽特別(芝1400m・混)を目標に進めさせてください。トレセンでも馬場に入れる際などイレコミ具合が半端ないので、普段からなるべくテンションを高めないように工夫しながら調整していきます」(藤野健太調教師)
2024/3/1
(チャンピオンヒルズ)
馬体重:474kg
「現在は角馬場でダクと、馬場をハッキングキャンターで1000m、坂路コースを1本(17秒ペース、週2回は14~15秒ぺース)のメニューで調整中です。この中間は大分落ち着きを保って調教をおこなえています。今週は4ハロン53.2秒を消化。まずまず動けていますが、終いが少し甘くなりますし、しんどくなってくるとハミにもたれるので、そこを改善したら良くなりそう。後ろを使うように進めてきたので、体の使い方が変わってきましたよ。体の張り、毛艶も良好で、来週にはいい感じで送り出せそうです」(担当者)
2024/2/23
(チャンピオンヒルズ)
馬体重:472kg
「現在は角馬場でダクと、馬場をハッキングキャンターで1000m、坂路コースを1本(17秒ペース、週2回は14~15秒ぺース)のメニューで調整中です。テンションが高いのはおさまってきたので、今週は4ハロン56秒を切るくらいのところもおこなっています。ボディコンディションも良くなってきましたし、このまま乗り込みを重ねていきます」(担当者)
2024/2/16
(チャンピオンヒルズ)
馬体重:478kg
「現在は角馬場でダクと、馬場をハッキングキャンターで1000m、坂路コースを1本(17秒ペース、週2回は14~15秒ぺース)のメニューで調整中です。坂路入りした当初は飛んでいってしまいそうな日もありましたが、今は落ち着いているので速いところも織り交ぜながら進めています。テンションの高ぶりは思ったほどではないのですが、引き続き注意しながら進めていきたいと思っています」(担当者)
2024/2/9
(チャンピオンヒルズ)
馬体重:479kg
転厩先は3月6日(水)より新規開業する栗東・藤野健太(フジノケンタ)厩舎に決定いたしましたので、お知らせします。
「現在は角馬場でダクと、馬場をハッキングキャンターで1000m、坂路コースを1本(17秒ペース、週1回は15秒ぺース)のメニューで調整中です。乗り込みを重ねてきて少しピリピリし出してきたので、坂路コースに入れずに周回コースのみで進める日も設けています。メリハリを付けて乗り込んでいますし、3月初旬の入厩に向けてこのまま態勢を整えていきます」(担当者)
2024/2/2
(チャンピオンヒルズ)
馬体重:470kg
「現在は角馬場でダクと、馬場をハッキングキャンターで1000m、坂路コースを1本(17秒ペース)のメニューで調整中です。乗り込みを重ねるごとに段々とテンションが上がってきて、前に馬を置くとカッカし出しますし、抑えようとするとぶっ飛んでいこうとするので、まだ追い切りを控えているところ。3月初旬には入厩予定なので、それに向けて逆算しながら進めていくつもりです」(担当者)
2024/1/26
(チャンピオンヒルズ)
馬体重:465kg
「現在は角馬場でダクと、馬場をハッキングキャンターで1000m、坂路コースを1本(17秒ペース)のメニューで調整中です。先週いっぱいはウォーキングマシン運動にとどめ、今週から乗り出しています。休み明けは元気のいい馬と聞いているので気をつけながら進めていますが、今のところ大きな問題はありません。脚元にも問題はないので、来週から調教量を増やす予定です」(担当者)
今後の出走方針およびスケジュールについて菊沢隆徳調教師と協議した結果、ここで他厩舎に環境を変えて再出発を図ることになりました。
転厩先は3月6日(水)より新規開業する厩舎を予定しており、昨日19日(木)に一旦滋賀県・チャンピオンヒルズに移動しています。
「現在は1時間のウォーキングマシン運動をおこなっています。昨日の朝こちらに到着していますが、輸送熱や疲れを見せることはありません。問題ないようなら週末か週明けから乗り出す予定。右前の球節が張りやすいとの引き継ぎを受けているので、様子を見ながら進めていくつもりです」(担当者)
2024/1/12
(ケイツーステーブル)
馬体重:470kg
「現在は屋外ダートコースをダクとキャンター3000m(17~18秒ペース)のメニューで調整中です。この中間より調教進度を上げて乗り進めていますが、これくらいのペースなら反動が出ることはありませんし、馬にも傷みが出てきません。もう速いところをおこなう下地もできつつあるので、このまましっかりと固めていきたいと思っています」(担当者)
2024/1/5
(ケイツーステーブル)
馬体重:466kg
「現在は屋外ダートコースをダクとキャンター3000m(18~20秒ペース)のメニューで調整中です。昨年末には心臓も落ち着いたことから少しずつピッチを上げて乗り込んでいます。背中に出ていた張りも取れてきましたし、このまま進めていけそう。具体的な目標が決まり次第、負荷を強めていこうと思っています」(担当者)
2023/12/22
(ケイツーステーブル)
馬体重:464kg
「現在は屋外ダートコースをダクとキャンター3000m(20秒ペース)のメニューで調整中です。先週見られた不整脈は大分落ち着いてきたため、少しずつピッチを上げて乗り進めています。体重も増加傾向にあり、状態も徐々に上がってきていますよ。この感じでもう少し積み重ねていくつもりです」(担当者)
2023/12/15
(ケイツーステーブル)
馬体重:456kg
「現在は屋外ダートコースをダクとキャンター2000mのメニューで調整中です。入場後はいつもと様子が違ったため獣医師に心臓を診てもらったところ、不整脈を確認しました。スクミの数値も出ていたので先週いっぱいはウォーキングマシン運動にとどめて様子を見ていましたが、週末には心音が落ち着いてきましたし、週明けには通常に戻ったため軽めに乗り出しています。様子を見ながら徐々にピッチを上げていく予定です」(担当者)
★12/03(日)阪神・3歳上2勝クラス(ダ1200m・混)田口貫太騎手 結果10着
この後はトレセン近郊のケイツーステーブルで調整することになり、5日(火)に移動しました。
「前走時に比べると、装鞍所やパドック周回時も雰囲気は落ち着いて映りました。もちろん1番枠で自分のリズムで歩けたことも大きいでしょうが、クラリティの場合は東京競馬場のような視界が開けた大きなパドックを苦手としている。前半また出遅れてしまって流れに乗れず、後半ようやっとジリジリ差を詰めてという内容で、ここ数戦振るわない結果が続いており申し訳ありません。美浦に戻ってきてから少し不整脈も見られたため、外厩には少しゆっくりめに立ち上げてもらうよう申し送りをしています」(菊沢隆徳調教師)
2023/12/3
(阪神競馬場)
馬体重:450kg
★12/03(日)阪神・3歳上2勝クラス(ダ1200m・混)田口貫太騎手 結果10着
「今日も装鞍所からパシュファイヤー着用。1番枠で自分のペースで歩けるからか、思いのほかテンションがグワッと上がることもなく、パドック周回時から落ち着きが感じられました。先出しで馬場入場させ、早めに待機所へ向かって落ち着かせて、ゲート内での駐立もじっと我慢が利いている。ただ、如何せんスタートが良くなく、後方からの競馬となってしまっています。最後はジリジリと脚を使えているものの、短い距離で前半あれだけ前から離されては勝負になりません。申し訳ないです。近走そういった状況が続いているだけに、次に向けてはまたしっかり対策を考えていきましょう」(菊沢隆徳調教師)
☆12/03(日)阪神・3歳上2勝クラス(ダ1200m・混)田口貫太騎手
25日(土)にWコースで5ハロン69.6-53.7-39.0-12.7を単走で馬ナリに追われ、29日(水)には坂路コースで4ハロン53.5-38.9-25.8-13.2を単走で一杯に追い切りました。「当初は中山での出走を予定していましたが、想定段階から除外濃厚だったため、こちらの番組に矛先を向けさせていただきました。中一週でもしっかり負荷を掛けた追い切りが消化できて、状態面は変わりなくきている。あとは阪神まで輸送して、レース当日どれくらいのテンションで競馬に臨めるかがカギとなるでしょう。気分よく運べれば、ここでも通用するだけの力はある馬ですし、展開がうまく味方してくれればと思います」(菊沢隆徳調教師)
22日(水)に坂路コースで4ハロン55.6-40.0-25.8-12.6を単走で馬ナリに追い切りました。「前走レース中に負った右後肢の外傷はもう気にならない程度まで回復しています。ただ、この中間はエネルギーもあり余っているせいか、いつも以上に馬のテンションが高い。そのため馬場入りや人を乗せる際などは、より慎重に注意しながらおこなっているところです。どの条件でもそれなりに走れるのが、クラリティスケールの強みですが、このクラスを勝ち切るためにもうワンランク力を付けさせる必要があります。稽古でももっとメリハリを利かせられれば、中身もまた変わってくると思うのですが。調子自体は今凄くいいので、来週の競馬に臨めるよう態勢を整えていきます」(菊沢隆徳調教師)
★11/12(日)東京・3歳上2勝クラス(ダ1300m・混)原優介騎手 結果12着
「パトロールを見た感じよりも、実際にはかなり大きくスタートで躓いています。レースの流れに乗れず、競馬したのは直線だけといった内容。不甲斐ない結果となってしまい申し訳ありません。上がってきて右後肢の繋ぎ部分に外傷は見られるものの、特にダメージはなく、昨日からもう乗り運動を再開しています。優先がないので出馬状況次第とはなりますが、この後は5回中山開催(12/02~)の番組を目標にしていきましょう」(菊沢隆徳調教師)
2023/11/12
(東京競馬場)
馬体重:454kg
★11/12(日)東京・3歳上2勝クラス(ダ1300m・混)原優介騎手 結果12着
「今日はパシュファイヤーを着用していましたが、地下馬道で跨ってからもずっとイレ込んでいて、久々でもテンションが高かったです。枠入りの際も駐立をじっと我慢できず、ゲートを出てすぐ躓いてしまって、大きくバランスを崩しながらのスタートとなりました。なんとか態勢は立て直せたものの、かなり後方からの競馬となってしまい、競馬に参加できたのは直線コースを向いてから。坂を上がってまだ鋭い脚で伸びていたので、今日はスタートに尽きると思います。申し訳ありません」(原優介騎手)
☆11/12(日)東京・3歳上2勝クラス(ダ1300m・混)原優介騎手
4日(土)にWコースで5ハロン67.7-52.0-38.1-12.5を単走で馬ナリに追われ、8日(水)には坂路コースで4ハロン54.0-39.8-26.6-13.3を単走で馬ナリに追い切りました。「土曜日にも時計を消化していますので、最終追いは微調整程度の内容に。乗り手は抱えたまま自分からハミをグイグイ取って動けていましたし、先週に比べると心肺機能の良化も窺える。休み明けでもしっかり力を出せる状態に仕上がったと思います。2勝クラスのダート短距離でなかなかメンバーも揃った印象ですが、決め手は十分に通用するので、あとはうまく展開が向いてくれれば。クラリティ自身、以前よりだいぶパワーアップが図れていますから、この条件で見直したいですね。今回はパシュファイヤー着用でレースに臨むつもりです」(菊沢隆徳調教師)
10月29日(日)に坂路コースで4ハロン58.0-41.7-27.5-13.7を単走で馬ナリに追われ、11月1日(水)にも坂路コースで4ハロン55.6-40.7-26.5-13.0を単走で馬ナリに追い切りました。「帰厩後は新設の坂路コース主体で調整していますが、馬場にも馴染んで行きっぷりが凄くいいですね。馬は元気いっぱいの様子ですし、気持ちで走るタイプだけに、今回休み明けでメンタルの部分に余裕があるのも好感が持てる。予定どおり来週11/12(日)東京・3歳上2勝クラス(ダ1300m・混)に原騎手で向かいましょう。週末またコース長目からやや強めの負荷を掛けるつもりですし、ある程度そこで中身も仕上がってくると思います」(菊沢隆徳調教師)
2023/10/27
(美浦トレセン)
馬体重:474kg
ケイツーステーブルで調整され、本日27日(金)に帰厩しました。
「この中間も15-15を重ねながら順調に進められていました。火曜日に菊沢調教師が来場され『1400mだと流れが落ちつくことが多いので、11/12(日)東京・3歳上2勝クラス(ダ1300m・混)に向かうことにしました』との話がありました。いい状態をしっかりキープできて送り出せたと思います」(ケイツーステーブル・担当者)
2023/10/20
(ケイツーステーブル)
馬体重:471kg
「現在は屋外ダートコースと坂路を併用して、ダクとキャンター3000m(18~20秒ペース、週1回は15秒ペース)のメニューで調整中です。引き続き順調な乗り込みをおこなえています。この中間も速いところは週1本のみですが、いつも通りの感じできています。毛艶は良いですし、体もフックラとしていて好感が持てる状態。落ち着きもありますし、あとは声が掛かるのを待つのみです」(担当者)
2023/10/13
(ケイツーステーブル)
馬体重:470kg
「現在は屋外ダートコースと坂路を併用して、ダクとキャンター3000m(18~20秒ペース、週1回は15秒ペース)のメニューで調整中です。この中間もいい意味で変わらずにきています。水曜日に菊沢調教師が確認されていきましたが『順調そうですね。予定通り次の東京開催の1週目に向かえそうです』と話されていました。帰厩までこの感じをキープして乗り込んでいきます」(担当者)
2023/10/6
(ケイツーステーブル)
馬体重:479kg
「現在は屋外ダートコースと坂路を併用して、ダクとキャンター3000m(18~20秒ペース、週1回は15秒ペース)のメニューで調整中です。先週末にショックウェーブ治療を施し、今週からまたペースを戻して進めています。体のメンテナンスは終わったので、あとはこのくらいの感じで送り出しまで進めていければと思っているところ。いつも通りの感じで乗り込めていますよ」(担当者)
2023/9/29
(ケイツーステーブル)
馬体重:477kg
「現在は屋外ダートコースと坂路を併用して、ダクとキャンター3000m(18~20秒ペース、週1回は15秒ペース)のメニューで調整中です。引き続き15-15を重ねながら進めていますが、問題なくきていますよ。いい意味で変わりはないのですが、近いうちに一旦ショックウェーブ治療を施して体のメンテナンスをおこなう予定。その後は帰厩に向けて態勢を整えていくつもりです」(担当者)
2023/9/22
(ケイツーステーブル)
馬体重:467kg
「現在は屋外ダートコースと坂路を併用して、ダクとキャンター3000m(18~20秒ペース、週1回は15秒ペース)のメニューで調整中です。この中間から15-15を織り交ぜながら進めています。負荷を掛けながらも体重が増加傾向にあるのは頼もしいところ。菊沢調教師からは11月の東京開催を目標にすると聞いているので、このまま徐々にピッチを上げていく予定です」(担当者)
2023/9/15
(ケイツーステーブル)
馬体重:461kg
「現在は屋外ダートコースでダクとキャンター3000m(17~18秒ペース)のメニューで調整中です。前回こちらにいた時も感じたのですが、馬が大分しっかりしてきたので、疲れの出やすかった背腰には大きな問題がありません。もう乗り出していますが、いつでもペースを上げていけそうな状態。東京開催が目標と聞いているので、もう少ししたら負荷を強めていくつもりです」(担当者)
★9/03(日)新潟・飯豊特別(芝1400m・混)菅原明良騎手 結果11着
この後はトレセン近郊のケイツーステーブルで調整することになり、6日(水)に移動しています。
「休み明けでもいい状態でレースに臨めたと思います。ただ、今回は道中速い流れで脚をタメられる場面がなく、上りも前が止まらない展開に…。こちらがイメージしていたのとは真逆で、この条件への適性がまったく合わなかったというのが、正直なところでしょうか。申し訳ありません。このクラスの芝だとどうしても展開に左右されますし、一息入れて次は東京開催のダ1400m戦に向かうつもりです」(菊沢隆徳調教師)
2023/9/3
(新潟競馬場)
馬体重:450kg
★9/03(日)新潟・飯豊特別(芝1400m・混)菅原明良騎手 結果11着
「跨った時から状態の良さはすごく伝わってきましたし、レースでもいい感じに追走できていたのですが、今日は展開が向きませんでした。初めて跨ったのでハッキリとは言えませんが、こういう前が止まらない新潟の馬場は合わなそうです。少し時計の掛かる馬場や、中山の1200mあたりが良さそうに思いました。うまく乗れずにすみませんでした」(菅原明良騎手)
☆9/03(日)新潟・飯豊特別(芝1400m・混)菅原明良騎手
30日(水)にWコースで5ハロン68.6-53.0-38.6-12.2を単走で馬ナリに追い切りました。「暑さの影響もなく順調に本数を重ねられました。最終追いはゴールまで引っ張りきりの手応えで、キレキレの動きを披露しています。仕上がり上々。今は本当に調子が良いのでしょうね。毛艶がピカピカで代謝の良さを感じさせますし、状態面も着実に上向いてきている。頭数の割にメンバーレベルは高い印象ですが、展開次第で十分チャンスはあるはずです。揉まれずスムーズに運べさえすれば、ここでも好勝負が期待できると思います」(菊沢隆徳調教師)
13日(日)にWコースで4ハロン56.6-41.1-13.6を単走で馬ナリに追われ、17日(木)にもWコースで6ハロン85.2-68.3-53.3-39.0-12.5を単走で馬ナリに追い切りました。「クラリティスケールは典型的な夏馬ですね。暑さに強く絶好の状態に映ります。函館で滞在させていた時よりも雰囲気に落ち着きがありますし、もう2本やれば中身も整ってくるでしょう。9/03(日)新潟・飯豊特別(芝1400m・混)を菅原明良騎手で予定。直線の長い平坦コースで、距離もピッタリ合う条件と思っていますから、そこで好結果が出せるようにしっかり仕上げていきます」(菊沢隆徳調教師)
2023/8/11
(美浦トレセン)
馬体重:476kg
ケイツーステーブルで調整され、本日11日(金)に帰厩しました。
「この中間も15-15を織り交ぜながら、コンスタントに乗り込みを重ねてきました。体重が増加傾向にあり、数字以上に腹目が出てきたところ。そのぶん今回は背腰に反動がなく、帰厩前に治療をしなくても大丈夫でしたよ。菊沢調教師からは『早ければ今週末に帰厩させる予定です』と聞いていたので、9日(水)に15-15を消化しています。いつもよりいい状態で送り出せたと思います」(ケイツーステーブル・担当者)
2023/8/4
(ケイツーステーブル)
馬体重:462kg
「現在は屋外ダートコースと坂路を併用して、ダクとキャンター3000m(上限20秒ペース)のメニューで調整中です。まだ軽めのペースですが、背腰を含めて体は問題なく、順調に進められています。引き続き暑さに堪えている様子もないので、このまま負荷を強めていきたいところ。来週からペースを上げていくつもりです」(担当者)
2023/7/28
(ケイツーステーブル)
馬体重:451kg
「現在は屋外ダートコースと坂路を併用して、ダクとキャンター3000m(上限20秒ペース)のメニューで調整中です。北海道からの輸送がありましたが堪えている感じはありません。いつものレース後という様子ですが、そこまで背腰にもきていないので軽めに乗り出しています。食欲があって、暑さ負けもしていないので、このまま様子を見ながらピッチを上げていく予定です」(担当者)
★7/16(日)函館・湯の川温泉特別(芝1200m・混)丹内祐次騎手 結果9着
この後はトレセン近郊のケイツーステーブルで調整することになり、本日21日(金)に移動しました。
「レース後は右前中筋が強く張っており、念のため現地でエコー検査をおこないました。脚元は特に異常がなかったものの、背腰ガチガチで硬さも目に付く状態です。少し休みを挟んだとはいえ、短期間で3戦使うのはまだクラリティに少し酷だったかもしれません。一旦、水曜日に美浦に帰厩させています。この後は近郊でいつものルーティンで馬体のケアを施してもらい、9/03(日)新潟・飯豊特別(芝1400m・混)を目標にしていく予定です」(菊沢隆徳調教師)
★7/16(日)函館・湯の川温泉特別(芝1200m・混)丹内祐次騎手 結果9着
「互角にゲートを出てくれたのですが、前半3ハロンが36.5秒の超スローペース。2勝クラスとしては異例なほど前が流れなかったですし、馬場の悪い内目を回って最後伸びきれませんでした。今日に関しては展開と馬場状態もこの馬に不向きだった印象です。申し訳ありません」(菊沢隆徳調教師)
☆7/16(日)函館・湯の川温泉特別(芝1200m・混)丹内祐次騎手
9日(日)に函館競馬場のWコースで5ハロン68.3-53.4-39.3-13.5を単走で馬ナリに追われ、12日(水)にもWコースで5ハロン70.0-53.1-38.8-12.4を単走で馬ナリに追い切りました。「滞在の分まだテンションもギリギリ我慢が利いており、レースに向けてしっかり調整することができました。状態面に関してはまったく問題ありません。今回は下見所からパシュファイヤーを装着し、馬場入場の際も間際でジョッキーに跨ってもらうつもり。なるべくレース前の消耗を抑えられるよう対策を練って臨みます。函館は土曜日が土砂降りの雨予報だけに、外差しの利く馬場になって展開が嵌るようならチャンスもありそう。このメンバー相手でも、決め手でヒケを取ることはないと思います」(菊沢隆徳調教師)
ファンタストクラブで調整され、7月5日(水)に函館競馬場に入厩しています。
「今朝から馬場入りを開始しています。短期でも休ませたことが功を奏し、非常に落ち着いた雰囲気で稽古に臨めている。二度目の函館はもうクラリティにとって慣れたもので、馬房のなかでもリラックスできている様子。あとは必要以上にテンションを上げることなく、レースまで持っていけるかでしょう。週末にサッと時計を消化して、来週7/16(日)函館・湯の川温泉特別(芝1200m・混)に丹内騎手で向かう予定です」(菊沢隆徳調教師)
2023/6/30
(ファンタストクラブ)
馬体重:456kg
「現在はダートコースでダクとキャンターを2400~3200m(18~20秒ペース)のメニューで調整中です。週に2回は坂路コースを2本登らせたり、日によってメニューを変えるなどして、メリハリをつけて進めています。状態は悪くありませんし、そう遠くなく帰厩になると思うので、徐々にペースアップを図りたいと考えています。体重は先週から10kg増加していて、いい傾向です」(担当者)
★6/17(土)函館・STV杯(芝1200m・混ハンデ)鮫島克駿騎手 結果7着
この後は馬の状態を見ながら札幌競馬場に入厩する予定で、一旦ファンタストクラブに移動しています。
「連闘も影響したのでしょうが、今回は馬場入りからかなり煩かったですね。滞在でも一旦スイッチが入ってしまうと手の付けようがないほど雰囲気一変してしまう。ゲートさえ互角ならもっと際どい競馬になっていたと思いますし、そのあたりは次また策を練ってレースに臨むつもりです。一旦短期で出させてもらい、来週から裏札(函館開催中の札幌馬房)が使えるため、そう期間は置かずに札幌競馬場に入厩予定。馬の状態を見ながらではあるものの、開催最終週の7/16(日)函館・湯の川温泉特別(芝1200m・混)に向かえたらと考えています」(菊沢隆徳調教師)
2023/6/17
(函館競馬場)
馬体重:456kg
★6/17(土)函館・STV杯(芝1200m・混ハンデ)鮫島克駿騎手 結果7着
「この中間もデキは変わらず、力を出せる状態にあったと思います。ただ、今日は連闘で臨んだためか、パドックに出てくるとスイッチが入ってしまって雰囲気一変。最後までチャカつきながら周回していましたし、返し馬も2人曳きでなんとかおろせたような状況でした。ゲート裏でも先週よりテンションが高く、枠内で落ち着かせることができずに出負けしてしている。ジョッキーも腹を括ってあの乗り方を選択したと思うのですが、ペースが流れずに前残りの展開でしたからね。最後はしっかり差を詰めてきているように、開催が進んだ後半の馬場はクラリティスケールに向くはずです。前走がフロックではなく、洋芝適性を再認識できたことは収穫。一旦放牧を挟んでまた巻き返したいと思います」(菊沢隆徳調教師)
★6/10(土)函館・函館日刊スポーツ杯(芝1200m・混)横山和生騎手 結果2着
☆6/17(土)函館・STV杯(芝1200m・混ハンデ)鮫島克駿騎手
「本質的にはコーナーがタイトな函館よりも、札幌のコース形態に向いている馬だと思います。ただ、滞在で競馬に臨める点はクラリティスケールにとって大きなプラス。使った後はいつも少しガタっとくるのに、輸送がないためかレース後すぐに飼い葉を完食している。疲れやダメージは残っていませんし、メンバー的にも先週と比べてそう変わりないと思うので、ここは連闘させてください。和生には今回先約があったため、当たりの柔らかいタイプからジョッキーをピックアップさせてもらい、鮫島克駿に依頼しています。2つの勝ち星はいずれもダートで挙げたものですが、時計の掛かる洋芝は適性が高い。ここも期待してレースに臨みます」(菊沢隆徳調教師)
2023/6/10
(函館競馬場)
馬体重:454kg
★6/10(土)函館・函館日刊スポーツ杯(芝1200m・混)横山和生騎手 結果2着
「人気薄ではあったものの、ジョッキーはそれなりに色気を持って臨んでくれたようです。やはり滞在でもメンコを外すと小煩さが増しますが、なんとかゲート内で我慢してくれました。最後空いたスペースを鋭く伸びてきましたし、洋芝適性は高いですね。権利が取れたので、連闘も視野に入れてまた番組を考えていきましょう」(菊沢隆徳調教師)
☆6/10(土)函館・函館日刊スポーツ杯(芝1200m・混)横山和生騎手
4日(日)に函館競馬場のWコースで4ハロン58.0-43.0-15.1を単走で馬ナリに追われ、7日(水)にもWコースで5ハロンから1.4秒追走して併せ、68.4-53.1-39.5-13.2を強めに追い切りました。「クラリティスケールが追走する形で3頭併せの追い切りを実施。先行した馬たちに最後並びかけるところまで行ったものの、前には少し届かずといった内容でした。それでも和生からは『シャープな脚捌きで状態は良さそう』と報告を受けましたし、かなり後ろからポツンと1頭行かせていた分もあるので、遅れはあまり心配していません。彼独特の稽古の付け方と捉えていただければ。まだ馬群に揉まれたりスムーズさを欠くと、気持ちがヘナヘナとなってしまう脆さを抱えている。小煩くなるかもしれませんが、今回はピリッとしたところが出てくるように、メンコを外してレースに臨んでみます。相手関係云々よりも洋芝適性がどうかだけ。メンバー的にもここは好勝負してほしいですね」(菊沢隆徳調教師)
5月28日(日)に坂路コースで4ハロン63.9-46.1-29.7-15.0を単走で馬ナリに追い切りました。「水曜日の午前8時半に函館競馬場へ無事到着。熱発などなく体調面は安定しており、今朝も馬場で軽く運動を行いました。週末にまた少し負荷を強めて追い切りを消化し、そこでの動きに問題がなければ、6/10(土)函館・函館日刊スポーツ杯(芝1200m・混)から使いたいと考えています。洋芝に挑戦するのは今回初めてでも、パワーがあるので適性は高いと思っている。ここにきてどんどん馬が良くなっていますし、メンバー次第でチャンスは十分あるでしょう」(菊沢隆徳調教師)
ケイツーステーブルで調整され、23日(火)に帰厩しました。
本日26日(金)にWコースで5ハロンから2.1秒先行して併せ、69.8-54.6-39.7-12.7を馬ナリに追い切りました。「クラリティが相手を誘導する形から、直線だけ馬体を並べてしっかり負荷を掛けました。自分で跨らせてもらいましたが、体の感じもいいですし、どんどん力を付けているのが実感できる。順調に成長してくれていますよね。来週火曜日に函館競馬場へ移動させる予定。現地で追い切ってみて状態面に問題なさそうならば、6/10(土)函館・函館日刊スポーツ杯(芝1200m・混)から使うつもりでいます」(菊沢隆徳調教師)
2023/5/19
(ケイツーステーブル)
馬体重:447kg
「現在は屋外ダートコースと坂路を併用して、ダクとキャンター3000m(20秒ペース)のメニューで調整中です。前回以上に白血球の数値が高かったため、内視鏡検査をしたところ喉が充血していたので、吸入などの治療をおこなっています。菊沢調教師から『来週帰厩させます』と話があったので、早急な馬体面のケアとして17日(水)にショックウェーブを施してあります」(担当者)
★5/06(土)東京・4歳上2勝クラス(芝1400m・混)横山和生騎手 結果6着
この後はトレセン近郊のケーツーステーブルで調整することになり、11日(木)に移動しました。
「スタートして思いのほか行き脚が鈍かったものの、道中は折り合いも付いて脚をタメて直線勝負の競馬に。外へ持ち出してからの反応が鋭く、一瞬突き抜けてきそうな勢いでしたが、少し前が狭くなって怯んでしまった。実戦だとまだやたら周りに気を遣いながら走っているので、スムーズに捌けないと寄られたり、前をカットされたりの不利を受けてしまいます。それでも昇級初戦から掲示板が狙える好内容のレースでしたし、和生も『馬が段々パワーしているのを感じます』と評価してくれている。一息入れて、次は函館開催の芝1200m戦にチャレンジしてみるつもりです」(菊沢隆徳調教師)
2023/5/6
(東京競馬場)
馬体重:452kg
★5/06(土)東京・4歳上2勝クラス(芝1400m・混)横山和生騎手 結果6着
「イレ込んでテンションが高くなりやすいため、今日もパドック周回時からホライゾネットを着用。東京の長い地下馬道も懸念し、先出しで馬場入場に臨んでいます。スタートからもう少しダッシュよく前へ行けると思ったのですが、芝でこのクラスになるとさすがに周りが速いですね。そこはジョッキーも腹を決めて、無理に押さずタメる競馬を選択してくれました。『ゴール前で勝ち馬に寄られてしまい、一瞬怯むシーンがありました。そこまではスムーズだったので、勢いが止まってしまい勿体なかったです』とコメントしています。掲示板は外してしまったものの、芝で速い時計の決着でしたし、昇級緒戦と考えれば0.3秒差ならマズマズ善戦の内容でしょう。慣れてくればこのクラスでも十分やっていけると思います」(菊沢隆徳調教師)
☆5/06(土)東京・4歳上2勝クラス(芝1400m・混)横山和生騎手
4月29日(土)に坂路コースで4ハロン53.8-38.8-25.1-12.5を単走で馬ナリに追われ、今月3日(水)にはPコースで5ハロンから1.0秒追走して併せ、67.2-52.9-38.9-11.6を馬ナリに追い切りました。「追い切りは最後軽く促す程度の内容でしたが、しっかりとした脚取りで抜群の伸び脚を披露。先週末にも坂路である程度強い負荷が掛けられて、満足のいく状態に仕上げられたと思います。ここにきて稽古でも低い重心が保てるようにおり、推進力を上に逃さない走りができている。これまで善戦どまりで芝の勝ち星はありませんが、だいぶパワーアップしていますので、今の状態でどれだけやれるか楽しみですね。10頭立ての小頭数でペースもそれほど速くはならないはず。昇級緒戦でも好勝負できればと期待しています」(菊沢隆徳調教師)
26日(水)にPコースで5ハロン71.0-55.1-40.8-12.5を単走で馬ナリに追い切りました。「水曜日は雨でチップが重たい馬場になったため、急遽ポリトラックに変更して追い切りを消化しました。自分が跨らせてもらって状態確認しましたが、ここにきてまた一段と力強さを増しています。道中しっかりと折り合いが付くようになり、タメればラストに鋭く脚を伸ばすこともできる。ウィークポイントである背腰の弱ささえ解消されてくれば、もっと上を目指せるようになると思います。次走に関しては芝、ダート両睨みで検討してきましたが、このタイミングでもう一度芝の番組に向かわせてください。クラリティスケールが今後どの路線を目指すべきかの指標となるはずですし、ここを突破できるようなら視界が広がりますからね。来週5/06(土)東京・4歳上2勝クラス(芝1400m・混)を横山和生で予定しています」(菊沢隆徳調教師)
ケイツーステーブルで調整され、18日(火)に帰厩しました。
本日21日(金)にWコースで6ハロン82.4-66.0-51.7-37.9-12.3を単走で馬ナリに追い切りました。「前走後は思いのほかダメージが残っており、背腰の疲れが抜け切るのに少々時間を要しました。予定よりも帰厩時期がずれ込んでいますので、申し訳ありませんが次走は流動的とさせてください。まずは時計を消化していくなかで、どのあたりで使えるかをしっかり見極めていきたい。今朝の追い切りの動きにも活気が感じられましたし、もちろん予定どおり来週も候補のひとつとして残すつもりですが、翌週の芝1400、ダ1300または5/13(土)東京・日吉特別(ダ1400m・混ハンデ)まで視野に入れて進めていきます」(菊沢隆徳調教師)
2023/4/14
(ケイツーステーブル)
馬体重:470kg
「現在は屋外ダートコースと坂路を併用して、ダクとキャンター3000m(18~20秒ペース、週1回は15秒ペース)のメニューで調整中です。こちらでお預かりするときのいつもの負荷で、今回もあまりやりすぎないことにしています。緩めないようにも乗っていて、来週18日(火)に帰厩の予定。ショックウェーブを施してから、馬体は良い状態をキープできていますよ」(担当者)
2023/4/7
(ケイツーステーブル)
馬体重:465kg
「現在は屋外ダートコースと坂路を併用して、ダクとキャンター3000m(18~20秒ペース、週1回は15秒ペース)のメニューで調整中です。メンテナンスの意味合いも込めて、4月1日(土)にショックウェーブ治療をおこないました。菊沢調教師からは『来週の帰厩を予定しています』との話があったので、今週は軽めの調教にとどめ、週末にサラッと速いところを消化して送り出したいと思っています」(担当者)
2023/3/31
(ケイツーステーブル)
馬体重:462kg
「現在は屋外ダートコースと坂路を併用して、ダクとキャンター3000m(18~20秒ペース、週1回は15秒ペース)のメニューで調整中です。速いところを織り交ぜながら進めていて、29日(水)には15-15を乗っています。背中から右トモにかけて硬さが残っているので、治療をおこなってから4月上旬の帰厩に向けて乗り込んでいきます」(担当者)
2023/3/24
(ケイツーステーブル)
馬体重:463kg
「現在は屋外ダートコースと坂路を併用して、ダクとキャンター3000mのメニューで調整中です。競馬を使ったなりの疲れはありますが、飼い食いは良好です。左前に擦り傷があり、血液検査ではやや白血球の数値が高い状態でしたが、大きな問題はありません。次走の昇級戦でも力を発揮できるよう、こちらではガス抜きを含めたケアをしっかりおこなっていきます」(担当者)
★3/11(土)中山・4歳上1勝クラス(ダ1200m・牝)横山和生騎手 結果:優勝
この後はトレセン近郊のケイツーステーブルで調整することになり、14日(火)に移動しました。
「先週はありがとうございました。道中の折り合いもスムーズでしたし、今回は直線入り口で前が開くと鋭く反応してくれました。抜け出してた時点で態勢がほぼ決まっていましたから、着差以上に強い内容の競馬だったと思います。上がってきて和生も話していましたが、こういったレースができるなら、クラスが上がっても十分対応できそう。距離に関しても1200にこだわるのではなく、少しずつ延ばしていけたらと期待が膨らみます。煮詰まってくるとテンションも高くなりがちなクラリティスケールだけに、この後は短期でも少し抜いてやって、次戦に備えることにしましょう。4/30(日)東京・4歳上2勝クラス(ダ1400m・牝)あたりを予定しています」(菊沢隆徳調教師)
2023/3/11
(中山競馬場)
馬体重:450kg
★3/11(土)中山・4歳上1勝クラス(ダ1200m・牝)横山和生騎手 結果:優勝
「芝部分で思いのほかダッシュは付かなかったのですが、インコースから道中うまいことポジションを上げて行けました。そこはパシュファイヤー(ホライゾネット)の効果もあったでしょうし、ジョッキーが上手に捌いてくれましたよね。ジョッキー本人は『今日は枠順が良かったので、あまり砂を被らない位置で運べた』と謙遜していましたが、直線の進路取りも含めてファインプレーだと思います。このクラスでは力上位の存在でも、本質的にクラリティスケールはダ1200mの馬ではなさそう。成長して徐々に力を付けているので、この先はいろいろまた適性を探りながら挑戦していきましょう。昨日マリアが退厩して心にポッカリ穴が開いていたのですが、またこうやってノルマンディーさんの馬で勝利に貢献することが出来て良かったです」(菊沢隆徳調教師)
☆3/11(土)中山・4歳上1勝クラス(ダ1200m・牝)横山和生騎手
5日(日)に坂路コースで4ハロン57.9-42.6-27.9-14.2を単走で馬ナリに追われ、8日(水)にも坂路コースで4ハロン54.0-38.9-25.2-12.8を単走で馬ナリに追い切りました。「リフレッシュさせた効果で、馬の雰囲気が溌溂としている。動きに力強さも感じられますし、とにかく具合の良さが伝わってくるほど。ただ、相変わらずキックバックに対しては敏感で、稽古でも執拗に砂被りを嫌っている様子が窺えます。気休めにしかならないかもしれませんが、今回はパシュファイヤー着用でレースに臨みましょう。集中力さえ途切れなければ、少なくとも前走のようなことはないはず。結果的にフルゲート割れしましたし、なるべく外枠が引けてスムーズな競馬をしてもらいたいですね。持ちタイム上位の馬も何頭か出てきますが、ここでも十分勝ち負けできると思っています」(菊沢隆徳調教師)
2月25日(土)にWコースで6ハロン84.2-67.8-52.3-38.1-12.6を単走で追われ、3月2日(木)にもWコースで5ハロン68.4-53.3-38.9-12.4を単走で馬ナリに追い切りました。「馬場入りの際もう少し落ち着きはほしいですが、稽古の動きは相変わらずいいですね。単走でも行きっぷり抜群で、仕掛ければスッと反応できそう。着実に力を付けていますから、軌道に乗ってさえくれば、もっと上のクラスで戦えるようになると思います。来週3/11(土)中山・4歳上1勝クラス(ダ1200m・牝)を横山和生で予定。パシュファイヤーを着けた際はいくらかキックバックも防げて、稽古でも前進気勢が増して映るため、次は本番もその馬具装備のまま臨むつもりで考えています」(菊沢隆徳調教師)
ケイツーステーブルで調整され、先週18日(土)に帰厩しました。
22日(水)に坂路コースで4ハロン54.5-40.3-26.6-13.5を単走で馬ナリに追い切りました。「この短期間で首がまた一段と太くなってきましたし、10kg近くは体も増えている。成長著しいですよね。走りもより力強くなっているので、あとはキックバックにさえうまく対応できるようになれば、このクラスはもういつ卒業してもいいレベル。もっと上を目指していけるように頑張らせます。次走は3/11(土)中山・4歳上1勝クラス(ダ1200m・牝)を予定。鞍上は横山和生に依頼しました」(菊沢隆徳調教師)
2023/2/17
(美浦トレセン)
馬体重:472kg
ケイツーステーブルで調整され、本日17日(金)に帰厩しました。
「週1回の15-15を消化しながら、やり過ぎないようセーブしながら進めてきました。いい流れの中で進めてこられましたし、大分身が入ってきた印象を受けます。体調面も良好で、徐々に毛艶も良くなってきましたよ。楽しみな状態で送り出せたと思うので、次のレースも頑張ってほしいですね」(ケイツーステーブル・担当者)
2023/2/10
(ケイツーステーブル)
馬体重:475kg
「現在は屋外ダートコースと坂路を併用して、ダクとキャンター3000~4000m(18秒ペース、週1回は15秒ペース)のメニューで調整中です。先週と調教メニューは変わっていませんが、順調に乗り込めています。そこまで速いところを必要としない馬なので、このペースで十分に仕上がっていきそう。いい感じをキープできていますし、そろそろ声が掛かっても大丈夫そうです」(担当者)
2023/2/3
(ケイツーステーブル)
馬体重:473kg
「現在は屋外ダートコースと坂路を併用して、ダクとキャンター3000~4000m(18秒ペース、週1回は15秒ペース)のメニューで調整中です。これで2週続けて15-15を消化できています。いつ声が掛かっても良いよう、やり過ぎないことを意識して乗れているところ。この感じをキープして送り出したいと思っています」(担当者)
2023/1/27
(ケイツーステーブル)
馬体重:470kg
「現在は屋外ダートコースと坂路を併用して、ダクとキャンター3000~4000m(18秒ペース、週1回は15秒ペース)のメニューで調整中です。気が入りやすいので、15-15は週1にとどめて、あまりやり過ぎないようにしています。ショックウェーブを施した箇所に問題はないので、先週同様、いつ帰厩の声が掛かっても良いように進めていきます」(担当者)
2023/1/20
(ケイツーステーブル)
馬体重:465kg
「現在は屋外ダートコースと坂路を併用して、ダクとキャンター3000m(18秒ペース、週1回は15秒ペース)のメニューで調整中です。気になるところはなく、いつ帰厩の声がかかっても良い感じです。ショックウェーブをやってから調子を取り戻したようで、週1の15-15で良い動きを見せてくれますよ。17日(火)に来場した菊沢調教師からは『このまま乗り進めて欲しいです』と言われているので、今のいい状態をキープすることに努めていきます」(担当者)
2023/1/13
(ケイツーステーブル)
馬体重:458kg
「現在は屋外ダートコースと坂路を併用して、ダクとキャンター3000~4000m(18~20秒ペース)のメニューで調整中です。帰厩に備えて9日(月)に、疲れのあった右半身、背腰にショックウェーブ治療を施しました。先週調教のペースを上げて体が減ってしまったこともあったので、様子を見て昨日乗り運動を再開しています。帰厩までまたピッチを上げて進めていきます」(担当者)
2023/1/6
(ケイツーステーブル)
馬体重:469kg
「現在は屋外ダートコースと坂路を併用して、ダクとキャンター3000~4000m(18~20秒ペース)のメニューで調整中です。入場後は右半身、背腰に疲れが感じられましたが、飼い葉食いは問題なかったため、ふっくらさせながら緩めない程度に進めています。速いところこそまだおこなっていませんが、しっかりほぐしながら乗り込めていますよ。このまま帰厩に向けて徐々にピッチを上げていきます」(担当者)
★12/17(土)中山・3歳上1勝クラス(ダ1200m)菊沢一樹騎手 結果11着
この後はトレセン近郊のケイツーステーブルで調整することになり、21日(水)に移動しました。
「向正面で外へ進路を持ち出さなかったのがすべて。直線はキックバックを嫌がり、行き場も失ってという競馬。リカバリーできず完全に脚を余してしまいました。ジョッキーの判断ミスによるものです。申し訳ありません。スムーズに運べば短い距離でも対応可能ですが、まだ脆い面もあるため、やはり広いコースの1400mあたりを使うのが現状ベターに思えます。消化不良の内容で今回走り切っていませんが、この後は年明けまで少し節を稼ぎ、1回東京開催(1/28~)に向かいたいと思います」(菊沢隆徳調教師)
2022/12/17
(中山競馬場)
馬体重:450kg
★12/17(土)中山・3歳上1勝クラス(ダ1200m)菊沢一樹騎手 結果11着
「テンから出して行った策は間違っていなかったものの、サクラファシナンテが上がってきた際に、その外へ進路を持ち出さなかったのはジョッキーの選択ミスです。牡馬相手でもやれる力はある馬ですが、今日のように揉まれたりキックバックを受けてしまうと怯んでしまいます。状態が良かっただけに期待していたのですが、このような結果となり大変申し訳ありません」(菊沢隆徳調教師)
☆12/17(土)中山・3歳上1勝クラス(ダ1200m)菊沢一樹騎手
11日(日)に坂路コースで4ハロン59.9-43.9-28.5-13.9を単走で馬なりに追われ、14日(水)にも坂路コースで4ハロン52.6-38.4-25.1-12.7を単走で強めに追い切りました。「この中間も順調そのもの。この時計でも引っ張りきれない手応えで、乗り手が抑えるのに必死なくらいです。ソエがだいぶ固まって脚元を気にせず調整できており、とにかく今は馬自身に元気があり余っている様子。具合はいいですよ。近走このクラスは安定した内容で走れていますし、展開さえ向けばいつ勝ち切ってもいいレベルにある。揉まれずスムーズに運べるようなら、今回も好勝負になるでしょう」(菊沢隆徳調教師)
4日(日)にWコースで4ハロン55.7-39.6-12.7を単走で馬ナリに追われ、8日(木)にもWコースで4ハロン53.1-37.8-11.9を単走で馬ナリに追い切りました。「この時期としては冬毛もそれほど伸びていないですし、夏場から調子の波に変動なく、ずっと状態面が安定している。レースを使うと背腰起点にガタっとくるタイプのため、程よく短期放牧を挟みながらのルーティンもこの馬には合っていると思います。今はソエを気にする様子もありません。来週12/17(土)中山・3歳上1勝クラス(ダ1200m)を一樹で予定。稽古でも徐々に力強さが出てきましたから、ダート戦なら1勝クラスはいつ卒業できてもいいでしょう」(菊沢隆徳調教師)
ケイツーステーブルで調整され、12月1日(木)に帰厩しました。
「ガス抜き程度のつもりで一旦出させてもらいましたが、程よくケアしてもらって背腰の疲れがだいぶ抜けている。今回はソエも問題なさそうですし、週末からさっそくピッチを上げていきましょう。12/17(土)中山・3歳上1勝クラス(ダ1200m)を一樹で予定しています。限定戦ではありませんが、優先持ち揃いの前走で僅差2着。このクラスでは力量上位の存在ですし、次もいい競馬ができると思っています」(菊沢隆徳調教師)
★11/19(土)福島・3歳上1勝クラス(ダ1150m)菊沢一樹騎手 結果2着
この後はトレセン近郊のケイツーステーブルで調整することになり、23日(水)に移動しました。
「促しながらの追走で手応えに余裕がなく感じられたものの、エンジンがかかってからの伸び脚は目立っていました。勝ち馬とは今回斤量面で差がありましたし、展開さえ向けばこの条件でも十分やれますね。クラス突破は時間の問題だと思います。ただ、真面目に走り過ぎる分、まだレースを使った後の消耗度が激しい。一旦近郊で重点的に背腰のケアを施してもらい、次走は12/17(土)中山・3歳上1勝クラス(ダ1200m)に向かう予定とします」(菊沢隆徳調教師)
2022/11/19
(福島競馬場)
馬体重:446kg
★11/19(土)福島・3歳上1勝クラス(ダ1150m)菊沢一樹騎手 結果2着
「この距離だとテンの追走に余裕がなく一杯一杯な感じでしたが、今日は外枠だったこともあり、勝負どころからスムーズにポジションを上げて行くことができました。最後鋭い脚でゴール前伸びてきたように、本質的にはダート向きな印象。使うごとに力を付けていますから、展開次第でこのクラスはすぐ卒業できると思います。上りの感じを見てですが、権利内で中山の番組に向かうつもりです」(菊沢隆徳調教師)
☆11/19(土)福島・3歳上1勝クラス(ダ1150m)菊沢一樹騎手
13日(日)に坂路コースで4ハロン58.1-41.8-27.7-14.0を単走で馬ナリに追われ、16日(水)にも坂路コースで4ハロン53.9-39.3-26.0-13.3を単走で強めに追い切りました。「当初は開催最終週の外差しが利く馬場を狙って、芝のレースに投票する予定だったのですが、想定段階から除外対象でこの番組に。同じような考えでいた陣営も多く、最終的に権利持ちだけで6頭。結構手ごわいメンバーが揃ってしまった印象です。善戦してはいるものの、最後詰めの甘い内容からダート替わりはむしろ歓迎のクチ。距離を縮めてどうかも、この条件に対応できるならまた視野が広がってくる。状態面は凄くいいですし、揉まれずスムーズな競馬ができれば好勝負になると思います」(菊沢隆徳調教師)
9日(水)にWコースで6ハロン84.1-67.5-52.8-38.4-12.4を単走で馬ナリに追い切りました。「追い切りは長目からゆっくりした入りでしたが、小気味よく軽快に走れていて折り合い面もスムーズ。いい動きでしたよ。中間の調整も順調そのもの。馬の状態も良い意味で変わりありません。もう1本速めをやれば十分整うでしょうし、来週2つ組まれている福島芝1200m戦どちらかに一樹で向かわせてください。もう少し差しの利く馬場に荒れてくれば理想ですが、展開次第で好勝負になるはず。相手関係などしっかり見極めて投票するつもりです」(菊沢隆徳調教師)
ケイツーステーブルで調整され、11月2日(水)に帰厩しました。
「まだ時計になるところまではやっていませんが、軽快なフットワークで跨った感じもいいですね。ケイツーさんでしっかり乗り込んでもらっていたのが分かります。予定どおり福島開催最終週(11/19.20)の芝1200m戦を目標に進めていきましょう。帰厩して458kg。腹目が出てフックラした体付きに映り、ここにきてまた一段とパワーアップが図れている。ソエの症状も落ち着いています。どちらかと言えば今ならダートの方が向いている印象さえ持っているので、開催が進み馬場が荒れてくれば、クラリティスケールにより味方するはずです」(菊沢隆徳調教師)
2022/10/28
(ケイツーステーブル)
馬体重:469kg
「現在は屋外ダートコースと坂路を併用して、ダクとキャンター3000~4000m(18~20秒ペース、週2回は15秒ペース)のメニューで調整中です。ショックウェーブ治療の効果があり、いい流れの中で進められています。徐々に馬ができてきていますし、今までで一番腹目が出てきたところ。そろそろ帰厩となる予定ですが、あまり攻め過ぎずに送り出せればと思っています」(担当者)
2022/10/21
(ケイツーステーブル)
馬体重:465kg
「現在は屋外ダートコースと坂路を併用して、ダクとキャンター3000~4000m(18~20秒ペース、週2回は15秒ペース)のメニューで調整中です。乗り込みを重ねて少し硬さが出てきたため、火曜日にショックウェーブ治療を施しています。背腰はまだ弱さがありますが、そこまで負荷を掛けていないこともあり、体はふっくらとしてきました。ここまでしっかり乗り込んでいるので、この感じをキープして送り出したいと思っています」(担当者)
2022/10/14
(ケイツーステーブル)
馬体重:458kg
「現在は屋外ダートコースと坂路を併用して、ダクとキャンター3000~4000m(18~20秒ペース、週2回は15秒ペース)のメニューで調整中です。先週末から15-15を消化し始め、順調に乗り進められているところ。背腰の弱さがウィークポイントにあるため、疲れが出始めると前肢に負担もかかってきますが、少し楽させてケアしてやることでソエの症状はすぐに落ち着いてくる。入場するたび数字も増えてきて、成長著しく見受けられますし、まだまだ良くなってくる馬だと思います。菊沢調教師からは『再来週あたりの帰厩予定』と話されています」(担当者)
2022/10/7
(ケイツーステーブル)
馬体重:458kg
「現在は屋外ダートコースと坂路を併用して、ダクとキャンター3000m(18~20秒ペース)のメニューで調整中です。入場後はいつも通り背腰がしんどそうでしたし、使ったなりに体が細くなっていたので、先週いっぱいは楽をさせました。ソエはそんなに問題なさそうですし、休ませた効果で体も膨らんできたところ。ここからピッチを上げていきます」(担当者)
★9/24(土)中山・3歳上1勝クラス(芝1200m)菊沢一樹騎手 結果4着
この後はトレセン近郊のケイツーステーブルで調整することになり、9月27日(火)に移動しました。
「見た目以上にパワーのある馬なので、時計が掛かる馬場コンディションはおあつらえ向き。マズマズの枠が引けましたし、前半もう一列ポジションを前めに付けられていたら、勝負どころで早めに踏み込んで行くスペースもあったかと思います。勝ち馬は別格に強かったですが、2着馬からはそう差のない内容。勝ち切るまでは現状もうワンパンチ足らないものの、芝・ダート問わずに安定感のある競馬ができていますよね。こういったタイプは上に出世しても、相手なり堅実に走れるはずですから、揉まれながら強くしていきましょう。上がってきて今回は両前ソエの症状が顕著に出ており、背腰も使ったなりにクタッときている。一旦近郊でケアしてもらって、次走は福島開催の芝1200mもしくは初勝利を挙げた東京ダ1400m戦を目標とします」(菊沢隆徳調教師)
2022/9/24
(中山競馬場)
馬体重:448kg
★9/24(土)中山・3歳上1勝クラス(芝1200m)菊沢一樹騎手 結果4着
「ギリギリ我慢出来てはいたものの、パドック周回を重ねるごとにイライラした様子が目に付き、先出しで馬場入場させています。馬場コンディションを考えてスタート次第では行ってもいいと指示は出していたのですが、この距離だと前半あの位置を確保するので精一杯。直線は苦しがってまた内へモタれてしまって、他馬に少し迷惑をかけてしまいました。スペースと踏んでいくタイミング次第で今日も2着はあったという内容。このクラスでもメンバー次第で勝ち負けできる力は付けていると思います。ただ、現状でワンパンチ足らずには勝ち上がったダ1400m戦が一番結果を求められそう。そのあたりも踏まえてまた番組を考えていきましょう」(菊沢隆徳調教師)
☆9/24(土)中山・3歳上1勝クラス(芝1200m)菊沢一樹騎手
21日(水)に坂路コースで4ハロン54.4-39.9-26.4-13.6を単走で馬ナリに追い切りました。「土曜日に大きめを乗っているため、直前は坂路コースでサラッと整える程度の調整。軽快なフットワークでキビキビと動けていましたし、前走時と比べてもデキは遜色ありません。触診した感じからは若干またソエの症状が出始めているものの、ここにきて稽古でも力強さが増している印象。以前と違って逃げにこだわらず、道中自在に立ち回って競馬ができるのも強みです。中山コースもデビュー戦の内容から問題ないはずですし、展開や相手次第で今回も好勝負になると思っています」(菊沢隆徳調教師)
ケイツーステーブルで調整され、13日(火)に帰厩しました。
「前走後は体をケアしてもらう目的に、ごく短期で一旦放牧に出させてもらいました。その間も緩めず乗り込んでもらっていたため、太目感はありません。ソエがぶり返すことなく脚元は落ち着いていますし、予定通り時計を2本消化して来週の番組に向かいたいと思います。明日は早めのところを乗る予定です」(菊沢隆徳調教師)
2022/9/9
(ケイツーステーブル)
馬体重:448kg
「現在は屋外ダートコースでダクとキャンター3000m(17~18秒ペース)のメニューで調整中です。入場後は使ったなりの疲れがありましたが、そこまで大きなものではなかったので、すぐに乗り出しています。菊沢調教師からは『週明けにトレセンへ戻すつもりです』と言われているので、今週末に速いところを消化することも考えています」(担当者)
★8/27(土)新潟・3歳上1勝クラス(芝1200m・混)菊沢一樹騎手
この後はトレセン近郊のケーツーステーブルで調整することになり、8月31日(水)に移動しました。
「ホライゾネットを着用するも休み明けの分、今回は装鞍所からイレ込みが目に付きました。馬場入場の際にも旋回を続けてなかなか返し馬まで移行できなかったように、気性面の幼さがまだ解消してこない現状。それでも久々の芝で差のない競馬をしてくれるのだから、やはり能力は高いと思います。いいスピードを持っている馬ですが、前に行かずとも競馬ができるタイプでセンスもある。もう少し競馬で揉まれていけば、上のクラスまで出世できそうですね。レース後は使ったなりに硬さと疲れが窺えるため、一旦近郊に出してよくケアしてもらいます。問題がなければごく短期で帰厩させて、次走は9/24(土)中山・3歳上1勝クラス(芝1200m)を目標にしていきましょう」(菊沢隆徳調教師)
2022/8/27
(新潟競馬場)
馬体重:446kg
★8/27(土)新潟・3歳上1勝クラス(芝1200m・混)菊沢一樹騎手 結果4着
「スタートが決まり、前を見ながら好位でいい感じに運べていたのですが、3角過ぎから内の馬たちがどっと外へ張ってきてしまいました。プレッシャーがきつく、少し怖がりなところもある馬なので、あの場面スムーズでなかったのが痛かった。それでも芝、ダート問わず走れることは証明できましたし、ソエが治りグンと良くなっていますからね。揉まれていけばこのクラスでも十分やっていけると思います」(菊沢隆徳調教師)
☆8/27(土)新潟・3歳上1勝クラス(芝1200m・混)菊沢一樹騎手
21日(日)に坂路コースで4ハロン58.6-42.8-28.5-14.2を単走で馬ナリに追われ、24日(水)にも坂路コースで4ハロン54.0-39.2-25.8-12.8を単走で強めに追い切りました。「この中間も順調に調整を進められています。まだスッキリとまではいかないまでも、ソエはだいぶ治まって、馬自身も脚元を気にしている様子はありません。ここにきてパワーが増してきた印象ですし、今回芝に替わってもうひと踏ん張り効きそうなイメージ。昇級緒戦で相手関係の比較は付きませんが、いい競馬ができると期待しています」(菊沢隆徳調教師)
18日(木)にWコースで5ハロン72.7-56.2-40.8-12.3を単走で馬ナリに追い切りました。「前進気勢が強すぎるタイプのため、この中間は前半しっかり抑え、最後にメリハリを利かせる追い切り内容で教育しています。時計が遅く感じるかもしれませんが、馬自身は前走時に比べて間違いなくパワーアップしている。ひとつ勝ってローテーションに余裕が持てましたし、ようやくソエも治まりつつある状態なので、ここからどれだけ伸びしろを見せてくれるのか楽しみですね。来週8/27(土)新潟・3歳上1勝クラス(芝1200m・混)に向けて、もう一段上げていければと思います」(菊沢隆徳調教師)
本日12日(金)にWコースで6ハロンから1.0秒先行して併せ、86.3-69.5-54.8-40.1-12.7を馬ナリに追い切りました。「今朝の追い切りには自分が跨らせてもらったのですが、馬場の外目を楽な感じのまま追走。帰厩後1本目の時計消化からしっかり動けており、状態の良さも確認できる内容だったと思います。両前ソエの症状がまだくすぶってはいるものの、クラリティスケール自身はそれほど気にしていない様子。順調ですね。来週から徐々に調教ピッチを上げていき、8/27(土)新潟・3歳上1勝クラス(芝1200m・混)目標で仕上げていきます」(菊沢隆徳調教師)
2022/8/5
(美浦トレセン)
馬体重:450kg
ケイツーステーブルで調整され、本日8月5日(金)に帰厩しました。
「今週はかなり暑い日が続いていたので、速いところを消化していません。それでも長めをじっくりと乗り込んできましたが、体が痛むことはありませんし、ソエの状態も問題ないところ。進めてきても張りが出ないように、体はしっかりしてきたと思います」(ケイツーステーブル・担当者)
2022/7/29
(ケイツーステーブル)
馬体重:450kg
「現在は屋外ダートコースと坂路を併用して、ダクとキャンター3000~4000m(18秒ペース、週2回は15秒ペース)のメニューで調整中です。この中間も速いところを消化しながらコンスタントに乗り込めています。体重こそ先週と変わりはありませんが、腹目はしっかりしていて、いいボディコンディションを保っています。引き続き脚元も問題ありませんし、もういつ声が掛かってもいい状態です」(担当者)
2022/7/22
(ケイツーステーブル)
馬体重:450kg
「現在は屋外ダートコースと坂路を併用して、ダクとキャンター3000~4000m(18秒ペース、週2回は15秒ペース)のメニューで調整中です。普段の調教の負荷を強め、ピッチを上げて乗り込んでいますが、体重はしっかりキープできています。前回より飼い葉の量を増やしていますが完食してくれています。見た目にもふっくらと見せていますよ。ソエも問題ないので、このまましっかり乗り込んでいきます」(担当者)
2022/7/15
(ケイツーステーブル)
馬体重:448kg
「現在は屋外ダートコースと坂路を併用して、ダクとキャンター3000~4000m(18秒ペース、週2回は15秒ペース)のメニューで調整中です。坂路コースで速めのところを消化していますし、周回コースでは長めをじっくりと乗っていて、メリハリを付けたメニューで進めています。ここまで進めてきてもメンタルは落ち着いていますし、ソエも小康状態を保っています」(担当者)
2022/7/8
(ケイツーステーブル)
馬体重:450kg
「現在は屋外ダートコースと坂路を併用して、ダクとキャンター3000m(18秒ペース)のメニューで調整中です。ソエの状態は変わりありませんし、歩様に出すこともありません。先週いっぱいはウォーキングマシン運動にとどめましたが、今週から乗り出しています。背腰の感じも問題ありませんし、徐々にピッチを上げていきます」(担当者)
2022/7/1
(ケイツーステーブル)
馬体重:440kg
「今週から軽めに乗り始めましたが、まだ少し疲れが残っている状態です。ソエの症状も小康状態といったところで、触診反応は示しているものの、歩様に痛みを出したりというのはありません。火曜日に来場された菊沢調教師からは『3回新潟開催(8/13~)の後半戦を目標にできれば』とプランを話されていますので、様子を見ながら徐々に進めていくつもりです」(担当者)
★6/18(土)東京・3歳未勝利(ダ1400m・混)菊沢一樹騎手 結果:優勝
この後はトレセン近郊のケイツーステーブルで調整することになり、21日(火)に移動しました。
「まだ枠順や展開に左右されるところはありますが、今回1400mの距離をこなしてくれたのは大きな収穫です。抜け出してから少しフワッとする場面も見られ、着差以上に強い内容の競馬だったと思います。ソエの症状はさほど変化していないものの、レース後さすがに背腰がクタッとなって疲れている様子。ここ2戦はだいぶ煮詰まって、テンションも高くなりがちだったので、ベストなタイミングで一息入れられますね。ソエの治まり次第では、次走は芝のレースを考えたい。今回在厩のまま3戦使ってこれましたし、ここにきて体質面もだいぶ強くなってきているので今後が楽しみですね」(菊沢隆徳調教師)
2022/6/18
(東京競馬場)
馬体重:438kg
★6/18(土)東京・3歳未勝利(ダ1400m・混)菊沢一樹騎手 結果:優勝
「許容範囲内ではあったものの、前走から-6kgの馬体重。ホライゾネットを着用してパドック周回させたのですが、直前輸送が影響したためか、今日はいつもよりややイレ込んでいる様子に映りました。それでも先出しで馬場入場させ、早めに待機所に入ると落ち着きを取り戻し、ゲートのなかでも行儀よく駐立して好スタートを決めてくれています。まだ揉まれたりキックバックを受けると若干怯む面が見られるので、今日は外枠からスッと流れに乗って運べたことが勝因。抜け出して少しフワっとしたくらいですし、完勝の内容だと思います。ソエが治まれば芝でもスピードを生かす競馬のデキる馬。ここで勝てて良かったです。ありがとうございました」(菊沢隆徳調教師)
☆6/18(土)東京・3歳未勝利(ダ1400m・混)菊沢一樹騎手
15日(水)に坂路コースで4ハロン72.2-57.1-42.4-13.7を単走で馬ナリに追い切りました。「前走後少しゆっくり立ち上げたのが良かったようで、この中間はあまりソエを痛がる素振りも見せません。その分煩さはいつも以上に増していますし、精神的にもう少し成長して落ち着きが出てきてほしいところ。状態面に関してはしっかりキープできていますから、なんとか早めに勝ち上がらせたいですね。今週の東京はダ1300、1400m戦とも未勝利戦のメンバーが結構揃った印象。想定段階では流れの速くなりそうな1300m戦を本線に考えていたのですが、メンバーを精査したところ、チャンスはより大きいと判断してこの番組に投票させてもらいました。稽古でも引っ掛かって行くくらい前進気勢が強く感じられるので、前半あまり急かしてポジションを取りに行くことはせず、リズム重視で運ぶようジョッキーに指示を出すつもりです」(菊沢隆徳調教師)
10日(金)に坂路コースで4ハロン54.0-39.7-26.7-13.5を単走で馬ナリに追い切りました。「中間徐々に立ち上げて、今朝は坂路コースで少し大きめのところを乗りました。触診すると左前を若干気にしている様子ではあるものの、ソエの症状はなんとか小康状態を保てている。変わらず力を出せるデキにありますし、権利行使してこのまま続戦させたいと思います。来週東京で組まれているダ1300、もしくはダ1400m牝のどちらかを予定。最終的には相手関係など見てから投票する番組を決めさせてください」(菊沢隆徳調教師)
★5/29(日)新潟・3歳未勝利(ダ1200m・牝)原優介騎手 結果4着
「両前ソエの症状は小康状態を保っており、思っていたほどはレース後、大きなダメージもなく上がってきています。運動は昨日まで曳き馬とプール調整のみにとどめて、今朝から軽く乗り出し始めたところ。このまま権利期間内に続戦できる感じであれば、ひとまず東京のダ1400m戦が目標。または状態次第で函館に運び、芝の番組も視野に入れていきたいと考えています。いずれにしても、もう少し様子を見てから次走予定を決めることにしましょう」(菊沢隆徳調教師)
2022/5/29
(新潟競馬場)
馬体重:444kg
★5/29(日)新潟・3歳未勝利(ダ1200m・牝)原優介騎手 結果4着
「中一週でも馬が我慢して、今日は落ち着き保ってレースに臨めていたと思います。五分のスタートからもう少し前へ付けられていれば、もっと楽に流れに乗れていたと思うのですが、前半キックバックを嫌ってなかなか行き脚が付きませんでした。内枠というのはやはり少なからず影響がありましたね。直線外へ持ち出してからは上々の伸び脚。1.12.0と勝ち時計が速く、上位2頭は強かった印象ですが、着差以上に今日は位置取りの違いが大きかったと思います。結果を出せずに申し訳ありません。両前ソエの状態を見てまた次を考えていくつもりです」(菊沢隆徳調教師)
☆5/29(日)新潟・3歳未勝利(ダ1200m・牝)原優介騎手
25日(水)に坂路コースで4ハロンから0.7秒先行して併せ、57.9-42.2-27.3-13.0を馬ナリに追い切りました。「中一週での競馬となるため、今回はあまり攻めずにサラッとした内容にとどめて追い切りを消化しています。自分が跨って感触を確かめましたが、疲れなどは残っておらず状態キープできている。両前ソエの症状もなんとかまだ我慢が利いています。テンション自体は高いものの、レースに行ってしまえば割とコントロールしやすいタイプ。スタートを決めてスッと前で流れに乗る競馬が理想でしょう。この条件で牝馬限定ならば力は上のはずですし、ここで決めてもらいたい。期待しています」(菊沢隆徳調教師)
★5/15(日)新潟・3歳未勝利(ダ1200m)今村聖奈騎手 結果2着
「テンションが高い馬なので、返し馬は特に気を付けて抑えてほしいと指示を出しました。上手くなだめて我慢させていましたし、上がってきて本人はあまり納得のいかない騎乗だったようですが、将来有望なジョッキー。非常にバランスが良く騎乗スキルも高いと感じましたね。揉まれずスムーズな形の競馬であれば、ダートでもこれくらいは走れることが確認できました。ただ、今回もテンに行き脚がそれほど付かなかったように、クラリティスケールは追って追って良さを引き出すタイプかもしれません。幸いレース後もソエの症状は変わらずに小康状態を保てている。中1週でタイトな間隔にはなりますが、5/29(日)新潟・3歳未勝利(ダ1200m・牝)に向かう予定としましょう。残念ながら今村ジョッキーには先約があったため、今回は3kg減の原優介に依頼しています」(菊沢隆徳調教師)
2022/5/15
(新潟競馬場)
馬体重:440kg
★5/15(日)新潟・3歳未勝利(ダ1200m)今村聖奈騎手 結果2着
「休み明けで馬体重はそれほど減らさなかったものの、初めての輸送競馬でいつもよりテンション自体は高かったです。レースは外枠から砂を被らずスムーズに運べましたし、斤量4kg減というのもプラスに働いたと思います。ただ、上がってきて今村ジョッキーもそこは『上手に誘導できなかった』と悔やんでいましたが、直線抜け出してからフワフワしてしまったのが勿体なかったですね。また左回りが初めてだったことも影響したためか、直線を向く際に他馬に寄り付かずコーナーで外へ膨らんでしまっている。そういったロスさえなければもっと際どい競馬になっていたと思います。週明けソエの状態など見ながらまた今後の予定を決めていきましょう」(菊沢隆徳調教師)
☆5/15(日)新潟・3歳未勝利(ダ1200m)今村聖奈騎手
8日(日)に坂路コースで4ハロン56.4-41.9-28.3-14.2を単走で馬ナリに追われ、11日(水)にも坂路コースで4ハロン54.2-39.5-25.9-12.8を単走で馬ナリに追い切りました。「最終追いは輸送も考慮してやや軽めの内容にとどめましたが、軽快な動きで雰囲気良かったですよ。息遣いにも問題はなく、しっかり中身を整えられたと思います。ただ、両前ソエの症状は良くも悪くも変わらず。依然として小康状態なことから、芝を使えばまた顕著に反動が出そう。最終的に今回もダート戦を使う判断としています。二戦目でキックバックにも多少慣れが見込めるでしょうし、外枠を引けるようならまた展開も変わってくるはずです。なにより斤量4kg減はプラス効果が大きいのでは。ここは一変まで期待していいでしょう」(菊沢隆徳調教師)
4日(水)にWコースで6ハロンから0.7秒追走して併せ、84.6-68.1-52.8-38.4-12.0を馬ナリに追い切りました。「追い切りは前を行く相手を3馬身追走する形で内から並び掛け、終いやや仕掛けた程度で楽な感じのまま脚を伸ばせています。動き良かったですよ。頭の高い走法でちょっとまだ掛かって行きたがるような面も見られますが、息遣いなんかは先週跨った時に比べてグンと良化しており、この感じであれば来週の番組から投票を検討していいと思います。ただ、ソエの症状は依然として小康状態を保っているものの、しっかりまだ固まりきってはいない。強く触診すると気にして嫌がる素振りを見せますし、引き続き注意しながら進めていきます」(菊沢隆徳調教師)
ケイツーステーブルで調整され、26日(火)に帰厩しました。
29日(金)にWコースで5ハロンから0.9秒先行して併せ、72.2-55.9-40.2-11.8を馬ナリに追い切りました。「放牧先で入念にケアしてもらい、ソエの症状は小康状態を保っています。今朝の計量で440kg。体はそう増えていないものの、トレセンでも今回落ち着いており、そうテンションが高くない点に好感が持てる。今朝の追い切りに跨った感じから、そう時間はかからずにレースを使えそうですね。スピードの生きる軽い芝が理想も、ダートでも距離は1400くらいまで対応できるはずですし、仕上がり具合と出馬状況を見ながら番組を決めていきましょう」(菊沢隆徳調教師)
2022/4/22
(ケイツーステーブル)
馬体重:447kg
「現在は屋外ダートコースと坂路を併用して、ダクとキャンター4000m(17~18秒ペース、週2回は15秒ペース)のメニューで調整中です。引き続き速いところを織り交ぜながら進めていますが、両前のソエはいい意味で変わりありません。大きな痛みも出ないので、乗り込みを重ねているところ。来週には帰厩となる予定なので、しっかり準備を進めておきます」(担当者)
2022/4/15
(ケイツーステーブル)
馬体重:453kg
「現在は屋外ダートコースと坂路を併用して、ダクとキャンター4000m(17~18秒ペース、週2回は15秒ペース)のメニューで調整中です。今週からピッチを上げて進めています。乗り込みながらも体重が増えているように、見た目にもふっくらとしてきました。両前のソエを少し気にしているので、運動後はケアをおこなっています」(担当者)
2022/4/8
(ケイツーステーブル)
馬体重:450kg
「現在は屋外ダートコースと坂路を併用して、ダクとキャンター3000~4000m(18秒ペース)のメニューで調整中です。左前のソエは大分治まって痛みがなくなってきましたし、疲労が残っていた右半身も良化が見られることから、ペースを上げて乗り込んでいます。数字以上にふっくら見せていて、いい感じになってきました。昨日菊沢調教師も回復度合いを確認していっています」(担当者)
2022/4/1
(ケイツーステーブル)
馬体重:443kg
「現在は屋外ダートコースと坂路を併用して、ダクとキャンター3000m(上限20秒ペース)のメニューで調整中です。入場後は体が結構しんどそうでしたが、週が明けても右半身に痛みがある感じ。また左前にソエも出ていたので、軽く治療をおこなっています。全体的に硬さが残っているのでまだ現状のペースにとどめていますが、週末か週明から少しずつペースを上げていく予定。あとは体をもう少しふっくらとさせたいですね」(担当者)
★3/21(月)中山・3歳未勝利(ダ1200m・牝)菊沢一樹騎手 結果8着
この後はトレセン近郊のケイツーステーブルで調整することになり、24日(木)に移動しました。
「初めてのキックバックに対応できず、レースの流れに乗ることができませんでした。稽古と違って仕掛けてからの反応も鈍かったですし、直線も右手前のままでそれほどギアを上げられていない。期待してレースに送り出したのですが、能力をフルに発揮させることができず申し訳ありません。レース後は右前ソエが燻っており、全体的にダメージが残って首や体がガチガチに硬い状態。一息入れて回復させ、新潟・東京開催を目標にしていくつもりです」(菊沢隆徳調教師)
2022/3/21
(中山競馬場)
馬体重:442kg
★3/21(月)中山・3歳未勝利(ダ1200m・牝)菊沢一樹騎手 結果8着
「やや出負け気味のスタート。ダッシュが付きかけたところで最初のキックバックを受け、怯んで頭が高い走りになり、徐々にポジションを下げていってしまいました。このコースの形態として、どうしても他が内を狙って寄ってきますから、この馬自身揉まれる形も初めてで戸惑っていたように映ります。腹を括って直線勝負に切り替え、外へ持ち出してからはロスがありながらも上々の伸び脚。理想はやはり芝でしょうが、ダート自体が合わないわけではありません。今日の経験を生かせば1400mくらいまでは問題なくこなせると思います」(菊沢隆徳調教師)
☆3/21(月)中山・3歳未勝利(ダ1200m・牝)菊沢一樹騎手
13日(日)に坂路コースで4ハロン61.2-44.9-30.0-15.4を単走で馬ナリに追われ、17日(木)にはWコースで4ハロンから0.7秒追走して併せ、53.8-38.1-11.7を馬ナリに追い切りました。「最終追いは半マイルから追走する形で併せ馬を実施。レース当該週という点も考慮に入れ、やや軽めの内容にとどめて追い切りを消化しています。噛むとやや頭が高くなりがちにはなるものの、力むことなくリラックスした走りができており、だいぶメンタル面での成長も窺える。スピードはここでも上位だと思いますし、あとは初ダートでキックバックにうまく対応できるかがカギとなるでしょう。極端なところでなければ特に気になりませんが、欲を言えばなるべく揉まれず運べるよう外目の枠が欲しいですね」(菊沢隆徳調教師)
9日(水)にWコースで6ハロンから0.3秒追走して併せ、84.6-67.6-52.4-38.0-11.7を馬ナリに追い切りました。「この中間は坂路の登板を控えてコース主体で乗り込んでいる。その調整がこの馬には現状合っているようで、脚元も落ち着いていますね。今週は一樹を跨らせて長目から併せ、ある程度負荷のかかる内容で追い切りを消化しました。内目を回ったのでこれくらいの時計は楽に出せて驚きませんが、先行した自分の馬に、並び掛けてくる際の雰囲気なんかは凄く良かった。走りにバネが感じられますし、だいぶ迫力も増してきた印象。ダートは問題なくこなせると思いますよ。3/21(月)中山・3歳未勝利(ダ1200m・牝)に向かう予定です」(菊沢隆徳調教師)
3月3日(木)にWコースで5ハロン72.8-56.0-41.4-13.4を単走で馬ナリに追い切りました。「先週末に坂路で普通キャンターを乗った後、右膝がまた少し腫れてしまいました。念のためレントゲン検査を行ったところ、幸い骨に異常はなく、『関節面の骨と骨が隣り合う場所にある骨液が増量しているため、炎症を引き起こしている』と診断されています。前走レース中にぶつけて外傷した膝の箇所ですが、クラリティスケールはもともと叩きつけるような走り方をするため、坂路だと着地による衝撃がダイレクトに患部にきてしまう。自分が跨った昨日の追い切りでは問題なかったですし、コース主体でこのまま調整を進めていくつもり。順調なら3/21(月)中山・3歳未勝利(ダ1200m・牝)あたりを目標にしていきます」(菊沢隆徳調教師)
松風馬事センターで調整され、24日(木)に帰厩しました。
「週明けにマシンでの運動中、風に驚き立ち上がって暴れてしまい、額を6針縫ったと放牧先から連絡がありました。報告を受け状態確認したところ、瞼の上あたりがペロッと剥ける外傷を負っていましたが、メンコなどして進めていくうえでは問題ないと判断し、予定どおりトレセン帰厩させています。疲れはもうすっかり抜けた様子で、体もまたフックラして良い雰囲気に映る。あとはなるべくテンションを高めないように調整していきたいですね。自分が稽古で跨っている感触から、クラリティスケールはダートもこなしてくれそうなタイプ。揉まれずスムーズに運べれば、スピードで押し切れていい。輸送させないと芝の短いところは当面組まれていないため、中山でダ1200m戦から使っていくつもりです」(菊沢隆徳調教師)
2022/2/18
(松風馬事センター)
馬体重:475kg
「現在は角馬場で長めのダクと本馬場でキャンター1600mを2セット(16~18秒ペース)のメニューで調整中です。この中間も順調に乗り込めていて、ネジを巻いても良いボディコンディションをキープしています。体調面も良好ですし、元気のある状態。来週帰厩の予定なので、しっかりと準備をしておきます」(担当者)
2022/2/11
(松風馬事センター)
馬体重:477kg
「現在は角馬場で長めのダクと本馬場でキャンター1600mを2セット(16~18秒ペース)のメニューで調整中です。引き続き順調な乗り込み消化をおこなえています。右膝はもう気にしなくても良いレベル。この感じならいつ声が掛かっても良いので、ここからは積み重ね態勢に入れていきます。再来週には帰厩となりそうなので、しっかり態勢を整えておきます」(担当者)
2022/2/4
(松風馬事センター)
馬体重:476kg
「現在は角馬場で長めのダクと本馬場でキャンター1600mを2セット(16~18秒ペース)のメニューで調整中です。ピッチを上げながら乗り進めていますが、体重を減らすことなく順調にきています。十分なボディコンディションを保てていますし、しっかり良化していることが窺えます。このまま更なる良化を求めていきます」(担当者)
2022/1/28
(松風馬事センター)
馬体重:470kg
「現在は角馬場で長めのダクと本馬場でキャンター1600mを2セット(18秒ペース)のメニューで調整中です。この中間からピッチを上げて進めていますが、体重は増加傾向。膝に反動が出てくることもありませんし、積み重ね態勢に入ってきました。そろそろ送り出しをイメージできそうなので、このまま蓄積度合いを高めていきます」(担当者)
2022/1/21
(松風馬事センター)
馬体重:464kg
「現在は角馬場で長めのダクと本馬場でキャンター1600mを2セット(20秒ペース)のメニューで調整中です。騎乗運動を開始してからも右前膝に反動が出ることはありませんし、進めていっても体重が減ることもないので、ピッチを上げ始めました。入場時より15kg増えていますが、もう少しふっくらとさせたいところ。そのあたりも見ながら乗り込みを重ねていきます」(担当者)
2022/1/14
(松風馬事センター)
馬体重:460kg
「現在は角馬場で長めのダクと本馬場でキャンター1600mを1セット(上限20秒ペース)のメニューで調整中です。先週末から体がふっくらとしてきたので、ロンジング運動を挟んで、12日(水)から騎乗運動に移行しています。脚元はもう問題ありませんし、この後はボディコンディションを見ながら、徐々にピッチを上げていく予定です」(担当者)
2022/1/7
(松風馬事センター)
馬体重:449kg
12月27日(月)にトレセン近郊の松風馬事センターに移動しました。
「現在は1時間のウォーキングマシン運動にとどめています。レース後に右前膝が腫れ、一応レントゲン検査をおこなったようですが、問題はなかったとのこと。入場当初は少し名残がありましたが、大丈夫そうだったので、軽めに動かしています。それよりも、首が硬くて、かなり細くなっていたのが気になりました。もう少し回復させたいところですが、今週末か来週から騎乗運動に移行したいと思っています」(担当者)
2021/12/25
(中山競馬場)
馬体重:446kg
★12/25(土)中山・2歳未勝利(芝1600m)江田照男騎手 結果11着
この後はトレセン近郊の松風馬事センターで調整することになり、近日中に移動予定です。
「デビュー戦はややテンションの高さが見られたので、一度使って落ち着きが出てきた点は良かったと思います。好枠を引けましたし、狙い通りハナに立つ競馬がしたかった。内から主張されて抑えたことが裏目に出てしまい、道中ハミを噛みっぱなしで直線はガス欠。ジョッキーも『今日はずっと力みながら走っていた。他馬と並んだり併せに行くとガツンとハミを噛んでしまうため、現状では自分でペースを作る競馬が理想』と話していました。フワッと運べればこの距離でも十分こなせるのですが、普段の稽古からそのあたりはまだ紙一重なところがありますね。この後はひと息入れてやるつもりです」(菊沢隆徳調教師)
☆12/25(土)中山・2歳未勝利(芝1600m)江田照男騎手
22日(水)に坂路コースで4ハロン57.7-42.5-27.7-13.4を単走で馬ナリに追い切りました。「中一週での競馬となるため、あまり疲れを残さないよう意識的にセーブした内容で調整しています。それでも追い切りは引っ張り切りの手応えで力強さが感じられましたし、しっかりオンオフの利いた走りができている。前後のバランスもだいぶ良くなってきた印象を受けます。いずれはより短い距離にシフトしていきそうなタイプですが、まだ少しフワッとする面もあるので現状この条件で合っているように思えます。枠次第ではあっても、今回も前々から粘り込む競馬が理想。スピードを生かして頑張ってほしいですね」(菊沢隆徳調教師)
★12/12(日)中山・2歳新馬(芝1600m)江田照男騎手 結果3着
「真面目に走る馬なので初戦から力は出せるタイプと見ていましたが、能力あります。センスもいいですね。スピードタイプでいずれは短いところにシフトしていくイメージも、良い意味でフワッとする面もあるので、現状まだ距離は詰めなくていいかもしれません。使ってガタっときている感じはありませんし、メンタルもそれほど煮詰まっていない様子。来週12/25(土)中山・2歳未勝利(芝1600m)に向かうつもりで調整を進めています」(菊沢隆徳調教師)
2021/12/12
(中山競馬場)
馬体重:446kg
★12/12(日)中山・2歳新馬(芝1600m)江田照男騎手 結果3着
「ゲートからの発進は速い馬なので、内枠ならばハナを切っていたと思います。スローを見越して逃げ馬を見ながらの二番手。折り合いが付いていたし、絶好の手応えで直線を迎え、坂を上がるまでは勝てるとも思ったのですが…。ただ、鋭い上りを使った馬たちには敵わなかったものの、クラリティスケールもゴールまで止まっていません。デビュー戦として十分評価できる内容です。あまり間隔を詰め過ぎると煮詰まるタイプですし、この後はまた週明けの状態を見てから決めることにしましょう」(菊沢隆徳調教師)
☆12/12(日)中山・2歳新馬(芝1600m)江田照男騎手
8日(水)に芝コースで4ハロンから0.4秒追走して併せ、54.3-39.6-12.0を直線強めに追い切りました。「水曜日は早朝から天候不良により馬場状態が悪く、負荷をかけすぎないようにと本馬場で追い切らせてもらいました。古馬の真後ろに付けて終始我慢させながら、馬場の最内を回って並び掛ける内容。先週の時点で態勢が十分整っていたため、今週はもう軽めの調整で問題ありません。ただ、動きや仕掛けてからの反応もけっして悪くはなかったものの、こちらがイメージしていたよりはギアが上がらずに少々切れ不足を感じました。一週スライドしてテンションがだいぶ高くなってきており、ぬかるんで重たい馬場も多少影響したとは思いますが、ひょっとするとダート適性の方がより高いかもしれません。それでもスピードはかなり持っている馬ですし、初戦に関しては距離もマイルまでならこせるはず。まずはこの条件から使っていきましょう。スタートを決めて前々から粘り込む競馬ができたらと思います」(菊沢隆徳調教師)
☆12/04(土)中山・2歳新馬(芝1200m・混)大野拓弥騎手 除外(非当選)
12月1日(水)に坂路コースで4ハロンから0.5秒先行して併せ、57.8-41.8-27.1-13.2を馬ナリに追い切りました。「今週の追い切りにも跨らせてもらいましたが、だいぶしっかりと動けるようになってきましたね。息遣いや息の入りが変わってきましたし、既走馬相手に併せても最後まで踏ん張れる内容。出走態勢はもう十分整ったと見ています。ただ、今週は残念ながら抽選除外。開幕週の馬場だけに、ポンと前へ行ってそのまま押し切るような競馬をイメージしていたので、非常に残念な気持ちです。来週12/12(日)中山・2歳新馬(芝1600m)もしくは12/19(日)中京・2歳新馬(芝1400m・混)まで待ってデビューさせる予定としましょう。メンタルの部分でここから煮詰まってこなければ、まだまだ良くなってくる感触は持っていますよ」(菊沢隆徳調教師)
24日(水)にWコースで6ハロンから1.0秒先行して併せ、84.1-67.4-52.9-38.7-12.2を馬ナリに追い切りました。「今週も追い切りに跨らせてもらいましたが、最後まで脚色乱れずしっかりした動き。フワッと物見をしたり、時折チャカつく若さはまだ見られるものの、走りのバランスがだいぶ良くなってきましたね。これで粗方態勢も整ったと思います。来週12/04(土)中山・2歳新馬(芝1200m・混)を大野くんで予定。距離はもう少し融通の利きそうなタイプですが、初戦に関しては1200mのほうが競馬を教えやすい。日を追うごとに良化を示しているので、初戦から楽しみはありそうですよ」(菊沢隆徳調教師)
17日(水)にWコースで5ハロンから1.2秒先行して併せ、71.8-55.9-40.2-12.1を強めに追い切りました。「水曜日の追い切りは前に馬を置く形で、後ろからも他馬がクラリティスケールにプレッシャーをかけてという内容。自分が跨っていたのですが、スピード感のある軽い走りをしますし、徐々に良くなってきている印象を受けました。気性が勝ったタイプでテンションはまだ高いものの、稽古でのコントロールはうまく利いている。やはり芝の短いところが合っていると思います。デビュー戦は12/04(土)中山・2歳新馬(芝1200m・混)を大野くんで予定しています」(菊沢隆徳調教師)
10日(水)に坂路コースで4ハロン57.5-41.9-27.8-13.9を単走で一杯に追い切りました。「どうしても気が入り過ぎてしまって、テンションの高いまま稽古に臨んでいる現状。昨日の計量で馬体重は460kg。進めていって飼い葉食いが極端に落ちるわけではないのですが、数字はやはり減少傾向にあります。まだ体に芯は入っていないものの、スイッチを入れてやれば動けるだけのスピードは秘めている馬ですから、あまり急かさずにじっくりとネジを巻いて仕上げていきたいと思います。ひとまずデビュー戦は12/04(土)中山・2歳新馬(芝1200m・混)を目標とさせてください」(菊沢隆徳調教師)
11月4日(木)にWコースで4ハロンから0.9秒先行して併せ、55.6-39.6-12.5を馬ナリに追い切りました。「だいぶ体幹を強化できて、前回に比べると稽古でしっかり動けています。本当に芯が入ってくるのはもう少し先かもしれませんが、背中やバネの良さは評価できますし、やはり高いポテンシャルを秘めていそう。体つきにまだだいぶ余裕が感じられますので、ここから厩舎でじっくり乗り込んでいきたいと思います。5回東京の期間で態勢が整うなら、開催最終週あたりでしょう。組まれている芝マイル戦で距離をこなせそうならそこを目標にしますし、そうでなければ当初の予定どおり12/04(土)中山・2歳新馬(芝1200m・混)になるでしょうか。いずれにしてももう少しお時間をいただいてから、デビュー戦を正式決定させてください」(菊沢隆徳調教師)
2021/10/29
(美浦トレセン)
馬体重:490kg
松風馬事センターで調整され、本日29日(金)に帰厩しました。
「この中間はピッチを上げて進めていましたが、乗り込みながらも体重は増加傾向。この馬のキャパ近くまで持ってこられました。メンタルもいい感じを保っていますよ。本日こちらを出発していきましたが、ここまで体重が戻っていれば、トレセンでも問題なく対応してくれると思います」(担当者)
2021/10/22
(松風馬事センター)
馬体重:484kg
「現在は角馬場で長めのダクと本馬場でキャンター1600mを2セット(20秒ペース)のメニューで調整中です。入場当初に見られたメンタル面の高ぶりは、今週に入って落ち着いてきました。それに伴って体重が戻ってきましたし数字の裏付けも取れたので、19日(火)から騎乗運動をおこなっています。昨日には通常メニューに移行していますし、このまま乗り込みを重ねていきます」(担当者)
2021/10/15
(松風馬事センター)
馬体重:471kg
9日(土)に松風馬事センターに移動しました。
「現在は20~30分程度のロンジングの運動で調整中です。先週末にこちらに再入場した時が463kgと、送り出し時と比べて30kg近く減っていました。トレセンで少し厳しかったのか、体を細く見せています。また気持ちもカリカリしていて、北海道から移動してきた当初に近い状態。体は傷んでいないのですが、ガス欠気味なので、しばらくはリフレッシュを図りたいと思っています。まずは体を増やすことを念頭に置いて進めていき、アドバンテージができたら次のステップに移行する予定です」(担当者)
6日(水)にゲート試験を受験し、無事に合格しています。
この後はトレセン近郊の松風馬事センターで調整することになり、明日9日(土)に移動予定です。
3日(日)に坂路コースで4ハロン60.1-44.4-29.1-14.5を単走で馬ナリに追い切りました。「日曜日に坂路で15-15程度の追い切りを消化。まだトモがだいぶ緩くて 体幹もグニャグニャしているというのが正直なところです。それでもゲート試験は2本とも扉が開いてから抜群の反応を示し、センスの良さが窺える内容でした。母譲りのスピードタイプで、芝の短い距離ならポンと行ってそのまま押し切れそうなイメージも抱ける。進めるごとに段々テンションが高くなってきたため、一旦気持ちを整えてデビュー戦に向かいたいと思います。ひとまず12/04(土)中山・2歳新馬(芝1200m・混)を目標としますが、新馬が混み合ってくる出馬状況にあれば、番組を少し前倒して投票するつもりです」(菊沢隆徳調教師)
松風馬事センターで調整され、先週9月25日(土)に美浦・菊沢隆徳厩舎に入厩しました。
「気性面で少しカッカするところはあるものの、2歳牝馬と考えれば許容範囲。トレセンの環境にもだいぶ慣れてきているように感じられます。ゲートはもう機械開けで火、木と練習を行いましたが、特に問題点もなく合格レベルに十分達している。来週には試験を受けられると思います。まだコロンコロンとした体型で息遣いも重い感じがしますが、柔軟でバネの利いた走りは稽古でも目を引きますね」(菊沢隆徳調教師)
2021/9/24
(松風馬事センター)
馬体重:494kg
「現在は角馬場で長めのダクと本馬場でキャンター1600mを2セット(15~18秒ペース)のメニューで調整中です。順調に乗り込みを重ねられていて、もう積み重ね態勢に入っています。調教を重ねるごとにしっかりしてきていますし、この状態であればもうトレセンでも十分に対応できるはず。明日25日(土)の入厩が決まっています」(担当者)
2021/9/17
(松風馬事センター)
馬体重:493kg
「現在は角馬場で長めのダクと本馬場でキャンター1600mを2セット(15~18秒ペース)のメニューで調整中です。この中間も速いところを消化していますが、体重がガツンと増えたように、馬が大分しっかりしてきました。菊沢調教師からは、『来週か再来週の入厩を考えています』という話があったので、最終仕上げに入っていきたいところ。引き続き、このまま積み重ねていくつもりです」(担当者)
2021/9/10
(松風馬事センター)
馬体重:485kg
「現在は角馬場で長めのダクと本馬場でキャンター1600mを2セット(15~18秒ペース)のメニューで調整中です。速いところを織り交ぜながらコンスタントに乗り込めていて、積み重ね態勢に入っています。動きが良いように、蓄積度合いも高まってきたところ。ゲートはもう完全に合格レベルにあるので、こちらでの練習は終了しています。声が掛かるまでしっかりと乗り込んでいきます」(担当者)
2021/9/3
(松風馬事センター)
馬体重:482kg
「現在は角馬場で長めのダクと本馬場でキャンター1600mを2セット(15~18秒ペース)のメニューで調整中です。ペースを上げても精神的に落ち着いていますし、体重も増加傾向で、至って順調に進められています。引き続きゲートも安定していますし、送り出しをイメージできる状態になってきました。馬体にメリハリも出てきて、競走馬らしい体付きになりつつあります」(担当者)
2021/8/28
(松風馬事センター)
馬体重:470kg
「現在は角馬場で長めのダクと本馬場でキャンター1600mを2セット(17~18秒ペース)のメニューで調整中です。この中間も精神面は安定していて、いい状態です。馬体重こそ変わりはなく、見た目にも問題ありませんが、欲を言えばもうひと回りフックラさせたい気持ちはあります。ゲート練習も並行しておこなっていますが、現状でも合格レベルにあります。声が掛かるまで、引き続き乗り込みを重ねていきます」(担当者)
2021/8/20
(松風馬事センター)
馬体重:470kg
「現在は角馬場で長めのダクと本馬場でキャンター1600mを2セット(17~18秒ペース)のメニューで調整中です。先週末に少し背腰に張り感があったのですが、週が明けて抜けてきましたし、全体的に感じも良くなってきました。引き続きゲート練習も進めていますが、ほぼ合格レベルと言っていいでしょう。欲を言えば、もう少し発馬の俊敏性が高まってほしいところですが、それも大きな問題ではないレベル。このまま入厩に向けて態勢を整えていきます」(担当者)
2021/8/13
(松風馬事センター)
馬体重:470kg
「現在は角馬場で長めのダクと本馬場でキャンター1600mを2セット(17~18秒ペース)のメニューで調整中です。体は丸みを帯びて、体重の裏付けもできてきたことから、騎乗運動に移行しています。その後も順調で、メンタル面も落ち着いていますし、入場当初の危うさはもう払拭していますよ。ゲートも安心できるレベルにありますが、もう少し求めたい部分があるので、このまま進めていくつもり。蓄積度合いが高まったら、更にペースを上げていきたいと考えています」(担当者)
2021/8/6
(松風馬事センター)
馬体重:466kg
「現在は1時間のウォーキングマシンの運動にとどめています。先週末に時計消化をおこなったところ、体重が453kgまで減ってしまったので、週明けから現状のメニューで進めています。1回目の山が来たかなという感じで、少し堪えている様子。一時は軟便にもなっていたように体調が良くありませんでしたが、メンタルが崩れることはありませんでした。ペースを落として体は増加傾向なので、この後も緩急をつけながら進めていく予定です」(担当者)
2021/7/30
(松風馬事センター)
馬体重:462kg
「現在は角馬場で長めのダクと本馬場でキャンター1600mを2セット(17~18秒ペース)のメニューで調整中です。メンタル面が安定してきたからか、少しずつペースを上げていますが、体を減らさなくなってきましたし、むしろ良くなってきています。ゲートの出も安定してきて、発馬の俊敏性も上がってきています。総じて上向いてきているので、この感じで更なる良化を目指していくつもりです」(担当者)
2021/7/23
(松風馬事センター)
馬体重:462kg
「現在は角馬場で長めのダクと本馬場でキャンター1600mを2セット(18秒ペース)のメニューで調整中です。この中間よりペースを上げて乗り込んでいますが、体重を減らさずにきています。自尊心が強くて甘えが出てきたので、厳しく求めていますが、へこたれる様子がないところは好感が持てます。ゲートも着実に良くなってきていて、スタートから二の脚は踏ん張りますし、持続力も出てきました。昨日菊沢調教師が来場して、確認されていきました」(担当者)
2021/7/16
(松風馬事センター)
馬体重:461kg
「現在は角馬場で長めのダクと本馬場でキャンター1600mを1セット(上限20秒ペース)のメニューで調整中です。ようやく北海道を出た時の体重に戻ってきましたし、騎乗運動を始めてからは順調に進められています。メンタルも変に崩れるところなく、馬房内での過ごし方も良くなってきているところ。ゲート練習を詰めてきたら入りを拒むようになってきましたし、スタートも鈍いのですが、出てからの二の脚は踏ん張っています。少し苦しいところも出てきたと思うので、様子を見ながら進めていきます」(担当者)
2021/7/9
(松風馬事センター)
馬体重:456kg
「現在は角馬場で長めのダクのメニューで調整中です。今週から騎乗運動に移行しています。メンタルが大分落ち着いてきたのですが、少しフケの症状が出ています。その影響からか、調教開始時の気持ちがフレッシュな時は前向きで柔らかみのあるいい動きをしますが、段々後半にかけて鈍くなってくるんですよね。根底に気の難しさがあり、体力が付いてきたら切れのあるトリッキーな動きをしそうなのが見え隠れしているので、注意しながら進めていきます。ただ、馬房でソワソワしなくなりましたし、本当に落ち着いてきたのは大きいところ。ロンジングでじっくりコミュニケーションを取ってきたのが全体的に良い作用をもたらしていますね。このまま徐々にピッチを上げていきます」(担当者)
2021/7/2
(松風馬事センター)
馬体重:450kg
「現在は20~30分の程度のロンジングの運動で調整中です。メンタルが大分落ち着いてきましたし、食欲も出てきてこちらの環境に慣れ始めた様子。それに伴って、調教の動きも段々と良くなってきました。こちらの求めるものも、受け入れるようになってきています。いい流れになってきたので、当面はこの感じで進めて、ハミ受けなどの復習をしていくつもり。馬房の過ごし方も良くなってきましたよ。ただ、北海道の送り出しの体重に戻っていないので、もう少し馬体の増加を求めながら、騎乗運動開始のタイミングを探っていきたいと思います」(担当者)
2021/6/25
(松風馬事センター)
馬体重:445kg
「現在は1時間のウォーキングマシンの後に、20~30分の程度のロンジングの運動で調整中です。気性的に難しいところがあるためかなかなか体重が戻りませんし、まだこちらの環境に馴染めていない様子。馬房内でも裏扉を開けていると、馬が通ったりする際にソワソワしてしまうため、暑いですがこの馬だけ閉め切っています。もう少し様子を見て、ある程度慣れてきたら調教進度を上げていくつもりです」(担当者)
2021/6/18
(松風馬事センター)
馬体重:440kg
この後は茨城県・松風馬事センターで調整することになり、本日18日(金)に移動しました。
「今朝到着していますが、北海道出発時が462kgだったようなで、輸送で20kg以上減らしてしまっています。昼には一時、39.4度まで体温が上がったように、輸送の疲れが感じられるところ。また、しきりに嘶いていますし、メンタルも落ち着かない感じです。飼い葉も食べ切らないので、今週いっぱいは回復期間に充て、その後の様子次第で調教メニューを考えていくつもりです」(担当者)
現在は坂路2本を18秒ペース(不定期で15秒ペース)のメニューで調整しています。ビシビシ攻めてしまうと気持ちにお釣りがなくなる可能性があるため、この中間も不定期にとどめたスピード調教を試みています。毛ヅヤがピカピカで腹構えもフックラと見せるようになってきており、上昇カーブを描き始めていることは間違いありません。なお、早ければ今週中にも本州の育成場へ移動する予定です。
2021/5/31
(ノルマンディーファーム)
馬体重:462kg
現在は坂路2本を18秒ペース(不定期で15秒ペース)のメニューで調整しています。騎乗担当者は「気性的にスイッチが入りやすい傾向にあるため、さじ加減に留意した調整を心掛けていますが、この中間より不定期ながらスピード調教を試みています。ピリッとした気性がいいアクセントになっているようで、反応が抜群。長所として生かせるよう、今後も日々の調教に取り組んでいきます」と話していました。
現在は坂路2本(上限18秒ペース)のメニューで調整しています。この中間もテンションを上げない調整を心掛けながら、休むことなく乗り込んでいます。手先の柔らかい軽快なフットワークを見ると、素質の一端が伝わってきますし、心身のバランスが整ってくれば評価は更に高まってきそうです。漆黒の馬体にツヤが出て、ビジュアルはかなり良くなってきました。
2021/4/30
(ノルマンディーファーム)
馬体重:430kg
現在は坂路2本(上限18秒ペース)のメニューで調整しています。騎乗担当者は「現状の課題はオンとオフの切り替え。普段から多少落ち着きを欠いて、キャンターへ移行すると気持ちが入りやすい傾向にあります。車に例えるならば、ずっとアイドリングをしている状態なので、もう少し立ち振る舞いが冷静になってくれば、無駄なエネルギーを消耗することもなくなるでしょう」と話していました。
現在は坂路2本(上限18秒ペース)のメニューで調整しています。この中間は徐々にペースアップを図りながら順調に乗り込んでおり、ガス抜きが完了して冷静に調教に臨めるようになってきました。行きたがる面も次第に影を潜め、だいぶ我慢が出来るようになってきています。今後も更なる変わり身が期待できそうです。
2021/3/31
(ノルマンディーファーム)
馬体重:430kg
現在は坂路2本(上限20~22秒ペース)のメニューで調整しています。騎乗担当者は「左前繋部の傷は完治したため、この中間より騎乗を再開しました。休養を挟んだことで馬体はフックラと見せていますが、調教中は左右にフラフラしてやや落ち着きを欠いています。ガス抜きが完了してリラックス出来るようになれば、集中力が増してくるでしょう」と話していました。
この中間も同様の調教メニューで進められていましたが、今月初旬の放牧中に左前繋部分に外傷を負ったため、現在は舎飼にとどめて様子見しています。薬品による洗浄とヴェトラップバンテージで患部を保護しており、傷口が乾き次第、運動を再開する予定です。乗り込みが進むにつれてピリッとした部分が全面に出始めていたので、ひと息入れたことが精神面にいい作用をもたらしてくれれば理想的です。
2021/2/28
(ノルマンディーファーム)
馬体重:420kg
現在は坂路2本(上限20~22秒ペース)のメニューで調整しています。騎乗担当者は「この中間も順調に乗り込んでいますが、体力の向上とともに少しずつ我の強い一面も見せるようになってきました。必要以上に力んでしまうことがないよう、今は折り合い重視で調教を進めており、我の強さを磨き上げ前向きさとして転化できるように取り組んでいきます」と話していました。
現在は坂路2本(上限20秒ペース)のメニューで調整しています。この中間も速い日でハロン20秒ペースにとどめて、ジックリと乗り込んでいます。まだ体が増えてこない点が課題ではありますが、体格の割にトモを上手く使い、坂路を軽快に駆け上がっています。飼い葉を食わし込み、必要な部分に良質な筋肉が付いてくれば、頭角を現してくるでしょう。
2021/1/31
(ノルマンディーファーム)
馬体重:424kg
現在は夜間放牧と並行しながら、坂路2本(上限20秒ペース)のメニューで調整しています。騎乗担当者は「普段はのんびりと構えている馬ですが、馬場入りするといい意味でスイッチが入る傾向にあります。まだハミ受けのバランスをマスターしきれていない印象を受けるため、今のうちにしっかりと基礎を固め、一段一段レベルアップを目指していきます」と話していました。
2020/12/29
(ノルマンディーファーム)
馬体重:430kg
現在は夜間放牧と並行しながら、馬場1周と坂路2本(上限20秒ペース)のメニューで調整しています。騎乗担当者は「この中間より徐々にキャンターのペースを上げて進めています。まだハミ受けに敏感な面は解消されてはいませんが、あたりをソフトにしながら嫌気をさすことがないよう心掛けています。脚捌きは実に軽快ですから、操縦性が向上すればスピード感も増してくるのではないでしょうか」と話していました。
2020/11/30
(ノルマンディーファーム)
馬体重:431kg
えりも分場で昼夜放牧をおこなっていましたが、1日(日)にノルマンディーファームへ移動しました。現在は夜間放牧と並行しながら、馬場1周と坂路2本(上限23~25秒ペース)のメニューで調整しています。騎乗担当者は「入場後はこちらの環境に馴染ませてから馴致を立ち上げました。反抗的な面も見せず、ひと通りのメニューは無難にクリアしましたが、まだハミ受けに敏感な面を残しています。ちょっとした当たり具合で頭を上げたりヨレたりすることもあるため、正しいハミ受けを教育しながら安定感のある走りを目指していきます」と話していました。
2020/10/31
(えりも分場)
馬体重:423kg
現在は1日20時間ほどの昼夜放牧をおこなっています。担当者は「牡馬のエイシンポラリスの19とは同じ生産牧場、同じエイシンヒカリ産駒で、おまけに生まれた日も一緒。違うのは毛色くらいで、比較される会員さんも多いかと思いますが、どちらも甲乙つけがたい馬。こちらは牝馬らしくフックラと丸みを帯びていて、皮膚が薄く柔軟な筋肉をしています。トモの踏み込みが深いように、調教で鍛えられてしっかりしてくれば楽しみです」と話していました。なお、明日11月1日(日)にノルマンディーファームへ移動する予定です。