

2025/4/25
(浦和競馬場)
馬体重:531kg
★4/25(金)浦和・暮の春特別 C1(一)(ダ1400m)町田直希 結果5着
「今日は勝った馬が強かったにせよ、リオンラファールも手応え良く追いかけていたのでもう少し我慢できるかと思っていたのですが、直線は案外な走りでした。前が止まらない展開でしたし、4コーナーを回ってきた時は最低でも3着には粘れるだろうと思って見ていたのですが。ジョッキーは『追ってからが伸びないですね』と話していたものの、今回は1400mなのでこなせておかしくないですからね。この年齢の割にトモが甘い部分も、伸び切れない要因ではないかとみています。万が一距離を詰めるにしても800mだとテンがもっと速くなるでしょうし、今回のこの馬のスタートを見てもついていける感じはしないところ。レース後の状態を見てからになりますが、他場の1000、1200m戦なども視野に入れながら調整していこうと思っています」(宇野木博徳調教師)
「この中間も順調に乗り込みをおこなえています。一時見られた疝痛の症状ですがあれ以来は全くなく、飼い葉もしっかりと食べられていますよ。脚元にも不安はなく、次走に向けてしっかりと積み重ねられているところ。次走については4/25(金)浦和・暮の春特別 C1(一)(ダ1400m)を予定しています。20日(日)に最終追い切りを消化しようと思っているので、しっかりと仕上げてレースに送り出すつもりです」(宇野木博徳調教師)
「先週土曜日の午後に馬房内で前掻きをし始め疝痛の症状が見られたのですが、すぐに良くなっています。2~3日は様子を見ていたものの、その後は何も問題ないところ。一時的なもので済んで良かったです。大事を取って登録していた川崎は見合わせることにし、1回浦和開催(4/21~)を目標に進めていくことにしました。もう乗り出していますし、明日追い切りを消化する予定です」(宇野木博徳調教師)
「この中間も順調にきていて、来週からの川崎開催にも申し込みを入れています。状態次第では前向きに考えるつもりで、明日の追い切りの動きを見て最終判断をするつもりです。あとは出走を決めても地元馬が優先となるので入るかどうかといったところ。4/10(木)川崎・リムジン賞 C1(一)(二)(三)(ダ1500m)もしくは、1回浦和開催(4/21~)での出走を予定しています」(宇野木博徳調教師)
「前走後も問題なくきています。レースの疲れもすぐに抜けましたし、来月後半の自場開催に向けてリフレッシュを図りつつも緩ませないように進めているところです。一応来週からの船橋開催にも申し込みを入れてあるのですが、1600m戦になることもありここはスキップすることに。次走まではもう少し時間があるので、余裕を持って態勢を整えていくつもりです」(宇野木博徳調教師)
★3/17(月)浦和・幸手権現堂桜堤賞 C1(三)(ダ1400m)吉原寛人騎手 5着
「時計の早い馬場を走った後なので脚元を心配しましたが、馬体などにも何も問題はありません。また馬群を怖がったということもあってスムーズな競馬とならなかったところも、今後の課題となりそうなので早くにクリアにしておきたいところですね。蹄が広いので良馬場の方が合いそうですし、次走では何とか移籍初勝利を飾りたいと思っています。次の開催までには少し空きますし、しっかり整えていきます」(宇野木博徳調教師)
2025/3/17
(浦和競馬場)
馬体重:534kg
★3/17(月)浦和・幸手権現堂桜堤賞 C1(三)(ダ1400m)吉原寛人騎手 結果5着
「前走はスッと前に行けたので、ジョッキーとも行けるようならハナも狙おうと話していたんですけどね。ジョッキーは『大外で内の馬群を怖がって全然行き脚がつきませんでした。1コーナーでも外々に膨れて4頭分外を回らされましたからね』と話していました。また、昨日までの雨の影響で今日は前が止まらなかったですし、勝ち時計も1:27.1と早過ぎました。3~4コーナーで砂を被っても問題なかったですし、無理に行かせようとしなくても良いのかもしれません。馬は着実に良くなってきているので、対策を練って次に臨みたいと思います」(宇野木博徳調教師)
「この中間も順調にきていて、3/17(月)浦和・幸手権現堂桜堤賞 C1(三)(ダ1400m)を次走予定として考えています。12日(水)に半マイルから強めに53.4-38.6の時計を出していますが、一度叩いたことで前走時よりも動きが良くなりましたし、上積みという面でも強調材料がありますよ。今回は100mの距離短縮となりますし、もっといい競馬を期待出来るのではないでしょうか。鞍上は吉原騎手に依頼中ですが、継続騎乗だと心強いところです」(宇野木博徳調教師)
「前走後は大きなダメージなどはなかったのですが、回復を早くするためにショックウェーブ治療を施しています。その甲斐あってかレースの疲れはすっかり抜けて、すごく元気も出てきたところ。ひと叩きの効果で競馬明けの方が気が入って、良く見せていますよ。次走に万全の状態で向かえるよう、このまま背腰のケアを続けながらしっかり乗り込んでいきます」(宇野木博徳調教師)
★2/25(火)浦和・梅見月特別 C1(三)(ダ1500m)吉原寛人騎手 結果3着
「最後まで結構頑張っていたのでレース後は少し疲れが出たのですが、今日は大分回復した様子で、元気も出てきましたよ。C1クラスと、この馬の実績にしては恵まれたとはいえ、そこまで悲観する内容でもなかったですからね。脚元にも異常はなく、歩様などの乱れもありません。明日から軽く馬場に入れて次走に備えていくつもりです」(宇野木博徳調教師)
2025/2/25
(浦和競馬場)
馬体重:543kg
★2/25(火)浦和・梅見月特別 C1(三)(ダ1500m)吉原寛人騎手 結果3着
「今日は少し強引に行き過ぎた感じもしますし、終始2着馬のプレッシャーも厳しかったですからね。直線に入って脚が上がり気味でしたが吉原君がよくもたせてくれました。1400mならもっと頑張れたように思いますが、ジョッキーは『1500mでも十分に勝ち負けになりますよ』と言ってくれています。今日は内枠で揉まれるのを嫌って先手を奪ったようですが、番手でも競馬は出来そうですし、そこまで無理せずにハナに行けたようにこのクラスではスピードも上なので、次は何とかしたいところです」(宇野木博徳調教師)
☆2/25(火)浦和・梅見月特別 C1(三)(ダ1500m)吉原寛人騎手
「来週の競馬に向けて少しずつ負荷を強めながら進めています。昨日は半マイルから55.8-40.4を手応え強めに追い切ったところ。いい動きでしたし、これでほぼ態勢は整った感じですよ。もともと少し硬めの馬だったのですが、ここにきて何だか柔らかみが出て素軽い走りになった感がありますよ。いい雰囲気なので、まずはどんな走りが出来るか楽しみにしています。鞍上は吉原寛人騎手にお願いしてあります」(宇野木博徳調教師)
「引き続きしっかりと乗り込んでいることで、着実に馬が良くなってきましたし、徐々にしっかりしてきていますよ。脚元は依然として問題ないですし、月末からの浦和開催に向けて順調にきています。距離に関しては、中央ではほぼ1200m以下の距離を使っていますが、調教の動きからもこちらの800mという感じはしないところ。まずはどんな走りをするか見てみたいので、1400mから使い出そうと思っています」(宇野木博徳調教師)
「この中間もいい意味で変わりなくきています。しっかり乗り込めていますし、まだもう少し良くなりそうな感触がありますよ。トモの弱さがあるので、もう少し背中がしっかりしてきてほしいところ。脚元は落ち着いていて、歩様も大分綺麗な感じになってきたのですが、馬格を考えると力強さは欲しいんですよね。目標はもう少し先になるのでこのまま乗り込みを重ねていきます。明日また追い切る予定です」(宇野木博徳調教師)
「先週感じられたトモ、肩の違和感は取れてきて、問題なく乗り込めています。もともと不安のあった前脚もこちらに来てからは全然問題ないですし、順調に進められていると言って良いでしょう。今日浦和への登録を済ませたため、来月頭の能力検査は免除になることに。このまま11回浦和開催(2/24~)での出走に向けて進めていくつもりです」(宇野木博徳調教師)
「先週末に少し強めのところ乗ってみましたが、やはりショックウェーブ治療をおこなった方が良さそうだったため、すぐに処置させていただきました。現在は少し休ませていて、明日から乗り出す予定にしています。右トモのかったるさが気になったのですが、治療をおこなったらやたらと右の肩を痛そうにしていました。前脚は元々の感じが悪化している様子はありませんでしたし、徐々にピッチを上げながら進めていきます」(宇野木博徳調教師)
松風馬事センターで調整され、13日(月)に浦和競馬・野田トレーニングセンター内の宇野木博徳厩舎に入厩しました。
「今週こちらに入厩させていただきました。軽めに乗っているのですが、少し右トモが気になる感じですね。疲れているというか、硬さが感じられます。聞いていた前脚の状態は今のところ問題ないですし、大きな問題もなさそうなので、明日強めに乗ってみる予定。場合によっては一度ショックウェーブ治療を施すことも考えています」(宇野木博徳調教師)
2025/1/10
(松風馬事センター)
馬体重:543kg
「現在は角馬場で長めのダクと本馬場でキャンター1600mを1セット(上限20秒ペース)のメニューで調整中です。入場後も大きなダメージは感じられませんし、左前繋靭帯、右前の骨瘤を含めて脚元も落ち着いていますよ。今週火曜日から騎乗運動をおこなっていますが、反動などが出てくることもないので、週末には通常メニューに移行することも検討しています」(担当者)
★12/28(土)中山・3歳上1勝クラス(ダ1200m)菊沢一樹騎手 結果15着
現状を踏まえて矢野英一調教師と協議をおこなった結果、ここで中央競馬登録を抹消して、地方競馬に移籍することになりました。
なお、新たな預託先は浦和競馬・宇野木博徳 (ウノキヒロノリ)厩舎に決定しています。
この後は茨城県・松風馬事センターで一旦調整することになり、先週4日(土)に移動しました。
「長期休養明けを一度叩いて、今回は中身も違っていましたし、十分な負荷を掛けて仕上げられたと思います。馬具(パシュファイヤー)の着用も稽古では効果的で期待して臨んだのですが、まだ実戦勘が戻っておらず、チグハグな内容のレースになってしまいました。1勝クラスで短い距離のダート戦は出馬状況が混み合っており、権利を得るか節を空けないとなかなか出走にこぎつけられない現状です。左前球節および右前腕節に慢性的な炎症は見られるものの、状態自体は上向いていますので、実戦勘さえ戻ればまだまだやれていいはず。新天地での活躍に期待しています」(矢野英一調教師)
2024/12/28
(中山競馬場)
馬体重:532kg
★12/28(土)中山・3歳上1勝クラス(ダ1200m)菊沢一樹騎手 結果15着
「ゲートをポンと出ていいスタートは切れたのですが、その気になって行かせるとお釣りがなくなってしまうため、控えて中団からの競馬を選択しました。今日はパシュファイヤー装着。馬具も制御が利きやすい強めのハミに替えたものの、ペースが落ち着くと反抗してしまって、うまくポジションに収まってくれません。最後も反応せず、直線脚を伸ばせていない内容ですが、上りの息の感じからもまったく走り切っていない印象です。馬に活気はあって具合も凄く良さそうでしたが、不甲斐ない着順結果となってしまい申し訳ないです」(菊沢一樹騎手)
☆12/28(土)中山・3歳上1勝クラス(ダ1200m)菊沢一樹騎手
22日(日)に坂路コースで4ハロンから0.3秒先行して併せ、54.4-39.2-25.6-12.6を馬ナリに追われ、25日(水)にも坂路コースで4ハロンから0.2秒先行して併せ、54.2-39.6-25.6-12.1を馬ナリに追い切りました。「最終追いは坂路で3頭縦列の2頭目をリズム良く追走。終いだけシュッと脚を伸ばしています。長期休養明けを叩いてガラリ一変とまではいかないまでも、動きにだいぶ素軽さが戻ってきましたね。今回は稽古からパシュファイヤーを着用していますが、前へ前へという意識が強く出ており集中力も増している。前走がいいとこ70点のデキだとすれば、今回は90点近い状態まで仕上げられたと思います。もともとこのクラスでは上位争いを演じていた馬ですし、スムーズな競馬でいいところを見せたい。前進を期待しています」(矢野英一調教師)
15日(日)に坂路コースで4ハロンから0.3秒先行して併せ、55.6-39.8-25.7-12.7を馬ナリに追われ、19日(木)にも坂路コースで4ハロンから0.3秒追走して併せ、55.2-39.7-25.5-12.0を一杯に追い切りました。「今週も坂路コースでの時計消化。併せ馬で終いはビッシリ追っていて、後半のラップは特にいいですよね。加えて動きに余裕ありといった具合で、調教内容からも好調ぶりがうかがえます。いくらか太め感を残していた馬体も引き締まってきました。引き続き脚元にも不安な点は見られず、この調子で来週もう1本やってしっかり態勢が整いそう。前走以上のデキなのは間違いありません。調教での反応から違いますからね」(矢野英一調教師)
8日(日)に坂路コースで4ハロン55.6-40.6-27.3-13.4を単走で馬ナリに追われ、11日(水)にも坂路コースで4ハロンから0.1秒追走して併せ、53.3-39.2-25.8-12.3を末強目に追い切りました。「この中間はパシュファイヤーを着用してみたのですが、効果抜群で行きっぷりがいいですね。脚元に関しても引き続き落ち着いていますし、この感じでこのまましっかり負荷を掛けていけそう。いくらかまだ太め感はあるので、ここから絞ってと考えるとあと2本やって12/28(土)中山・3歳上1勝クラス(ダ1200m)が現実的でしょう。一度使って息遣いも良くなり、前進が見込めそうな手応えはあるので、より上を目指してやっていきます」(矢野英一調教師)
松風馬事センターで調整され、5日(木)に帰厩しました。
「良い頃に比べると毛ヅヤや馬体の張りなどはひと息。それでも長期休養明けを一度叩いたことで、馬の気配なんかは少しピリッとしてきましたね。左前繋靭帯や右前の骨瘤もだいぶ落ち着いてきた様子ですし、ケアしながら徐々に調教負荷を強めていくつもり。順調ならば今開催の中山ダ1200m戦に向かう予定です」(矢野英一調教師)
2024/11/29
(松風馬事センター)
馬体重:557kg
「現在は角馬場で長めのダクと本馬場でキャンター1600mを2セット(18~20秒ペース)のメニューで調整中です。この中間も順調に乗り込めていますが、体は僅かながらでも増えています。何も問題はありませんし、むしろ全体的に良い感じですよ。昨日来場した矢野調教師は『年内中に戻せるよう調整します』と話していました」(担当者)
2024/11/22
(松風馬事センター)
馬体重:555kg
「現在は角馬場で長めのダクと本馬場でキャンター1600mを2セット(18~20秒ペース)のメニューで調整中です。乗り進めてきても左前繋靭帯、右前の骨瘤は落ち着いていて、順調に積み重ねられています。体調面も問題ないですし、見に来られた矢野調教師も『そろそろ帰厩を考えたいと思います』と話していたので、準備を進めておきます」(担当者)
2024/11/15
(松風馬事センター)
馬体重:551kg
「現在は角馬場で長めのダクと本馬場でキャンター1600mを2セット(18~20秒ペース)のメニューで調整中です。1度レースを使った事で今回は本当に調整しやすいですよ。左前繋靭帯、右前の骨瘤も落ち着いていて、時間経過に準じて順調に進められています。体もすごく良いシルエットですし、昨日見て行かれた矢野調教師も『このくらい体があるなら気にしないで進めていってほしい』と言われています。このまま送り出しに向けて積み重ねていくつもりです」(担当者)
2024/11/8
(松風馬事センター)
馬体重:546kg
「現在は角馬場で長めのダクと本馬場でキャンター1600mを1セット(上限20秒ペース)のメニューで調整中です。左前繋靭帯の触診反応が和らいできているので騎乗運動に移行しています。まだ若干の触診痛はあるものの、乗ったら問題ないところ。見た感じ体が少しフックラしてきたので、増え過ぎないようにしていくつもりです。様子を見ながら進めていきます」(担当者)
2024/11/1
(松風馬事センター)
馬体重:537kg
先週10月26日(土)に松風馬事センターに移動しました。
「現在は1時間のウォーキングマシン運動をおこなっています。繋靭帯にはまだ慢性的な触診反応があることから、現状のメニューで様子を見ています。1週間くらいは様子を見るつもり。もう少し歩様をナチュラルにしたいところですが、あまり楽をさせると体が太くなってきてしまうので、脚元次第で運動を開始するつもりです」(担当者)
★10/20(日)新潟・3歳上1勝クラス(ダ1200m・混)菊沢一樹騎手 結果11着
この後はトレセン近郊の松風馬事センターで調整することになり、近日中に移動する予定です。
「ジョッキーが指摘した左前に関しては触診反応もありませんし、歩様どうこういうのもなく跨っての違和感もなし。これまでも蹄や繋靭帯に不安もありましたので、このまま在厩のまま原因を探りながら、次に向けて進められればと考えていたのですが、今日になっていくらか左前を気にしている様子。レース直後は気が張っていたこともあって見せなかったものが、日を置いて落ち着いてきたタイミングで出てきたのでしょう。ここは無理せずに必要な時間を取って、それから暮れの中山あたりでの出走を目指すつもりです」(矢野英一調教師)
2024/10/20
(新潟競馬場)
馬体重:530kg
★10/20(日)新潟・3歳上1勝クラス(ダ1200m・混)菊沢一樹騎手 結果11着
「菊沢ジョッキーには可能なら前目で競馬をしてほしいと言ってあったのですが、久々だったこともありスムーズにいかなかったようです。レース後は『まずまずのスタートを切れましたし、折り合いをつけて運べそうだったのですが、片バミになって左の口をロックしてしまい、右に右にと行こうとしていました。元々右にモタれるところのある馬なので気をつけていたんですけどね。今日は流れに乗るのが難しかったです。長期の休養明けですし、ここを使って良くなりそうな感じがしたのですが、レース後は左前脚が気になったので、そこが心配です』とのコメント。歩様は現時点で大きく乱れてはいないものの、ジョッキーが下馬して帰ってきましたし、確かに違和感はあるので厩舎に戻ってよく見てみます」(矢野英一調教師)
☆10/20(日)新潟・3歳上1勝クラス(ダ1200m・混)菊沢一樹騎手
14日(月)にWコースで4ハロンから0.8秒追走して併せ、54.0-38.0-11.8を強めに追われ、17日(木)には坂路コースで4ハロンから0.8秒追走して併せ、53.6-39.2-25.9-12.7を馬ナリに追い切りました。「今朝は菊沢ジョッキーを背に時計消化をおこないました。前走から一年以上の間隔が空いてのレースとなるので事前に感触を掴んでもらったのですが、『久しぶりでも申し分ない動きをしてくれました。使ったらもう少し素軽く動けるようになりそうですね』と話しています。懸念していた蹄、繋靭帯の脚元に関しても安定していることもあって、ここまで順調に本数を重ねることができました。ゲート試験もパスして、出走診断も無事に終えています。あとは本番で久々がどう出るか。中身はしっかりと整えられたと思いますし走れる態勢にはありますから、この先につながるレースとなってほしい」(矢野英一調教師)
6日(日)にWコースで5ハロン68.9-53.8-38.9-12.6を単走で馬ナリに追われ、9日(水)には坂路コースで4ハロンから0.3秒追走して併せ、54.7-39.3-25.9-13.2を一杯に追い切りました。「水曜日は雨で重い馬場での時計消化でしたが、まずまず走れていましたね。息遣いの荒さだったり、動きの重さだったりも重ねてきたことで解消が見られます。繋靭帯や蹄に関しては気に掛けながらではあっても、必要以上に調教を加減するようなこともなくバンバンやれているのがいいですよね。この感じで来週に向かえればといったところ。久々の実戦となりますので菊沢騎手には事前に感触を確かめてもらいたいのはあり、併せ馬の都合などがあるのでその辺りを調整していきます」(矢野英一調教師)
9月29日(日)に坂路コースで4ハロンから併せ、55.4-39.8-25.9-12.7を馬ナリに追われ、10月2日(水)にも坂路コースで4ハロンから0.6秒追走して併せ、53.6-38.7-24.9-12.7を馬ナリに追い切りました。「相変わらず繋靭帯が浮腫んだり張ったりというのはありますが、調整過程としては順調。今週は三頭併せで追い切って、先週より負荷を強めたものにも対応できています。久々の分、息遣いの荒さや動きの重たさは目につきますが、どちらも進めていけば解消するもの。今週の感触からあといくらか時計を消化して、10/20(日)新潟・3歳上1勝クラス(ダ1200m・混)に向かおうと目標を定めました。鞍上は過去にも騎乗している菊沢騎手に依頼してあり、調教から跨って感触を掴んでおいてもらうつもりです」(矢野英一調教師)
22日(日)に坂路コースで4ハロン59.7-42.6-27.7-13.6を単走で馬ナリに追われ、26日(木)にも坂路コースで4ハロンから0.5秒先行して併せ、55.4-39.9-25.9-12.4を馬ナリに追い切りました。「朝一の左前球節のモヤつきは相変わらずで、繋靭帯にハリが強く出るタイプですが、休ませたこともあって今は不安なく進められています。蹄に関しても問題なさそう。時計消化を再開してみると、さすがにまだ息遣いは重い感はあって、体つきも立派。しっかり時間を掛けて仕上げていく必要はあるでしょうね。このまま坂路主体で進めながら競馬に向かえたらと考えていて、今週の様子からすると4回新潟開催(10/05~)の後半か、3回福島開催(11/02~)での出走となる見込みです」(矢野英一調教師)
2024/9/20
(美浦トレセン)
馬体重:563kg
松風馬事センターで調整され、本日20日(金)に帰厩しました。
「右前骨瘤の動きは止まりましたし、左前繋靭帯も慢性経緯でおさまってくれていたので、この中間は通常量の乗り込みをおこなえていました。安定したところでトレセンに送り出したかったので、ちょうどいいタイミングだったと思います。あとは坂路で進めていってもらえればと思っています」(松風馬事センター担当者)
2024/9/13
(松風馬事センター)
馬体重:560kg
「現在は角馬場で長めのダクと本馬場でキャンター1600mを1セット(上限20秒ペース)のメニューで調整中です。右前脚の内側にできた骨瘤は2、3日で痛みが取れ、まだ若干の触診反応こそあるものの、1日だけ曳き運動にとどめた以外は乗れていますよ。蓄積度合いを高めることはできていますし、脚元の様子を見ながら徐々にペースを戻していくつもりです」(担当者)
2024/9/6
(松風馬事センター)
馬体重:566kg
「現在は角馬場で長めのダクと本馬場でキャンター1600mを1セット(上限20秒ペース)のメニューで調整中です。フレグモーネは治まったので先週末にロンジング運動に移行し、週明けから騎乗運動をおこなっていたのですが、水曜日になって右前脚の内側に骨瘤が出てきました。歩様には出さないものの触診反応はある状態なので、ペースは上げずに進めています。一難去ってまた一難で申し訳ありませんが、様子を見ながら進めていきたいと思います」(担当者)
2024/8/30
(松風馬事センター)
馬体重:560kg
「現在は30~40分の曳き運動のみにとどめています。順調に乗り込めていたのですが、今週月曜日に39.5度の発熱があり、左トモがパンパンに腫れてしまった事から、獣医師に診てもらいました。白血球の数値が2万を超えていて、左後肢のフレグモーネとの診断。ただ、徐々に熱は下がっていき、水曜日には平熱に戻っています。今日時点でも脚の腫れはまだスッキリしないものの、歩様はナチュラルな状態。ご心配をお掛けして申し訳ありませんが、回復は思いのほか早いですし、週明けには騎乗を再開できそうです」(担当者)
2024/8/16
(松風馬事センター)
馬体重:556kg
「現在は角馬場で長めのダクと本馬場でキャンター1600mを2セット(17~18秒ペース、週1回は15秒ペース)のメニューで調整中です。慢性的な左前繋靭帯部の張りはまだ残るものの、ショックウェーブ治療の効果があり小康状態を保っています。ペースも戻せていますよ。昨日来場した矢野調教師は『そろそろ帰厩を考えていこうと思っています』と話していました」(担当者)
2024/8/9
(松風馬事センター)
馬体重:552kg
「現在は角馬場で長めのダクと本馬場でキャンター1600mを2セット(17~18秒ペース)のメニューで調整中です。水曜日の朝に馬房を確認しに行ったところ、両前膝にスリ傷をつくっていて、左膝は少し腫れが見られました。大きな問題はなさそうなので、休まずに乗り進めているところ。この中間に左前繋靭帯部にショックウェーブ治療も施しています。今週来場した矢野調教師からは『この感じなら今月末か来月頭に帰厩させようと思います』と言われています」(担当者)
2024/8/2
(松風馬事センター)
馬体重:554kg
「現在は角馬場で長めのダクと本馬場でキャンター1600mを2セット(18~20秒ペース)のメニューで調整中です。左前繋靭帯部の慢性的な触診反応は残っていて、硬めの歩様もまだあるのですが、調教自体は問題なくおこなえています。暑さが厳しくなってきましたが夏負けはないですし、昨日来場した矢野調教師も『これなら大丈夫そうですね』と話していました。このまま積み重ねていきます」(担当者)
2024/7/26
(松風馬事センター)
馬体重:555kg
「現在は角馬場で長めのダクと本馬場でキャンター1600mを2セット(18~20秒ペース)のメニューで調整中です。左前繋靭帯部は若干の触診反応が残りますが、普通キャンターくらいで乗り進められています。積み重ねてきても今のところ亢進症状は出てきません。この中間に改装をおこないましたが、蟻洞は綺麗になってきていて、蹄角度もだいぶ良くなってきています。引き続き脚元の状態を見ながら進めていきます」(担当者)
2024/7/19
(松風馬事センター)
馬体重:555kg
「現在は角馬場で長めのダクと本馬場でキャンター1600mを2セット(18~20秒ペース)のメニューで調整中です。徐々に調教進度を上げながら乗り進めています。左前脚にはまだ少し反応が残るものの、大きな問題はありません。6月にショックウェーブ治療を施したので、またどこかでおこなうつもりにしています。蟻洞はあれ以来広がっていませんし、このまま態勢を整えていきたいと思っています」(担当者)
2024/7/12
(松風馬事センター)
馬体重:553kg
「現在は角馬場で長めのダクと本馬場でキャンター1600mを2セット(18~20秒ペース)のメニューで調整中です。この中間も左前脚の状態は落ち着いていて、順調に乗り込みをおこなえています。もう少し体を絞っていった方が良さそうなので汗取りを着けていますが、まだあまり効果がないところ。獣医師からはペースアップしても良いと言われているので、このまま乗り進めていって蓄積度合いを高めたいと思っています」(担当者)
2024/7/5
(松風馬事センター)
馬体重:554kg
「現在は角馬場で長めのダクと本馬場でキャンター1600mを2セット(18~20秒ペース)のメニューで調整中です。右前蹄は大きな問題はありませんし、左前の繋靭帯部も我慢できているため、今週から少し調教進度を上げています。その後も反動などが出てくることはありませんし、この感じで進めつつ態勢を整えていければと思っています」(担当者)
2024/6/28
(松風馬事センター)
馬体重:555kg
「現在は角馬場で長めのダクと本馬場でキャンター1600mを2セット(20秒ペース)のメニューで調整中です。時間経過に準じて全体的に安定し出したところ。水曜日に肢軸検査をおこないましたが、右前の蹄角度が若干アンダー気味なものの大分フラットになってきています。左前の繋靭帯部も今は大丈夫ですが、蹄によって負担が掛かりやすくなるため改装で整えていくつもり。体の緩さは今後しっかり締めていきたいと思っています」(担当者)
2024/6/21
(松風馬事センター)
馬体重:553kg
「現在は角馬場で長めのダクと本馬場でキャンター1600mを2セット(20秒ペース)のメニューで調整中です。蹄は大分ナチュラルになってきましたし、繋靭帯も踏ん張れています。蟻洞部は依然として安定していて、あとは蹄が伸びるの待ちといったところ。このまま順調に積み重ねていければ、あと1ヵ月くらいで送り出しの態勢が整えられそうです」(担当者)
2024/6/14
(松風馬事センター)
馬体重:555kg
「現在は角馬場で長めのダクと本馬場でキャンター1600mを2セット(20秒ペース)のメニューで調整中です。左前の繋靭帯に状態は悪くはないものの、外側にまだ触診反応が残っています。もしかしたら、これは慢性的なもので付き合っていくしかないかもしれません。今週末に改装予定なので、蟻洞部が浸食していないか状態を確認するつもりです。乗り進めてきた事で少しポチャッとしていた体付きが、先週くらいから締まってきましたよ」(担当者)
2024/6/7
(松風馬事センター)
馬体重:559kg
「現在は角馬場で長めのダクと本馬場でキャンター1600mを2セット(20秒ペース)のメニューで調整中です。この中間から通常メニューにして乗り込んでいますが、右前蹄は安定しているので次の改装前に再度肢軸検査をおこなうつもりです。負荷を強めたからか左前の繋靭帯あたりがチクチクしているところ。触診反応もあったのでショックウェーブ治療を施しています。様子を見ながら進めていきます」(担当者)
2024/5/31
(松風馬事センター)
馬体重:558kg
「現在は角馬場で長めのダクと本馬場でハッキングキャンター1600mを1セットのメニューで調整中です。ゆったりと進めながら量を乗っています。通常メニューに近いところまで距離は乗っているので、蹄に不安のある右前脚とは逆の左前脚に乗り越えるべき硬さが出てきたところ。乗りながらほぐしていきたいので、様子を見ながら進めていくつもりです」(担当者)
2024/5/24
(松風馬事センター)
馬体重:560kg
「現在は角馬場で長めのダクのメニューで調整中です。この中間も距離をかなり乗っていますが、問題なくきています。数字こそほとんど変わりませんが、体は少しずつ締まってきました。水曜日に装蹄をおこない、右前は接着装蹄で対処しています。蟻洞は広がっていないので、走路調教も織り交ぜていくタイミングは装蹄師と相談しながら決めたいと思っています」(担当者)
2024/5/17
(松風馬事センター)
馬体重:559kg
「現在は角馬場で長めのダクのメニューで調整中です。先週末の装蹄師チェックで『軽めから動かしていって問題なさそう』と言われたことから、ロンジングで立ち上げ、水曜日から現状のメニューで進めています。問題のある右手前中心に乗ってみましたが、反動などが出てくることはありません。蹄に刺激を与えながら進めていこうと思っています」(担当者)
2024/5/10
(松風馬事センター)
馬体重:558kg
「現在は1時間のウォーキングマシンの運動にとどめています。この中間に改装をおこないましたが、その後は歩様も落ち着いていますし、良化傾向にあるのではないかと思っているところ。獣医師、装蹄師からは『痛みが増さないようなら調教を開始しても良いと思いますが、もう少し様子を見た方が良さそうです』と言われたことから、大事を取ってもうしばらくは待ってみるつもりです」(担当者)
2024/4/26
(松風馬事センター)
馬体重:562kg
「現在は1時間のウォーキングマシンの運動にとどめています。引き続き様子を見ながら少しずつ動かしていますが、若干の硬さは残るものの、歩様や蹄の痛みは安定してきた感があります。来週の水曜日に次の改装予定なのですが、もう少し蹄を伸ばした方が良いと判断されれば延期になる可能性もあります。改装後にレントゲンを撮って状態を確認し、今後のことを決める予定です。馬体面はまだ胴回りに冬毛が残っていますが、それ以外は抜けてきて、大分見栄えが良くなってきました」(担当者)
2024/4/19
(松風馬事センター)
馬体重:565kg
「現在は1時間のウォーキングマシンの運動にとどめています。曳き運動をおこなっていたのですが先週末に蹄に少し反動が出てきて、指動脈も感じ、患部がチクチクしていました。週末は舎飼にとどめ様子を見たものの、亢進症状はなかったので、週明けから現状のメニューで調整しています。5月初旬に再度改装をおこなう予定なので、そこで次の判断ができるかと思います」(担当者)
2024/4/12
(松風馬事センター)
馬体重:565kg
この後は茨城県・松風馬事センターで調整することになり、10日(水)に移動しました。
「入場して確認のために蹄のレントゲンを撮ったのですが、蹄骨が少し沈下している状態でした。以前に少し蹄葉炎気味だったのではないかとの見解。蹄が伸びていて削蹄も必要な状況でしたし、セカンドオピニオン的な意味合いもあり違う獣医師にも診てもらいましたが、同じ意見でした。蹄は中が空洞化していて典型的な蟻洞という感じ。蹄底と蹄骨の先端の距離がないので、そこの部分は削蹄ができませんでした。この状態では釘も打てないためエクイパックで固定。しっかり対症療法をとっています。改装するまでは少し落ち着かなそうですし、時間もかかりそう。今日はウォーキングマシンの中で曳き運動をおこなっています。様子を見ながら今後のことを考えていくつもりです」(担当者)
2024/4/5
(ノルマンディーファーム小野町)
馬体重:566kg
現在はウォーキングマシン30分のメニューで調整しています。輸送熱などの異常もなく、到着翌日からマシンでの運動を開始しました。まだ北海道でも立ち上げたばかりとのことでしたし、こちらでもしばらくは蹄の様子を見ながら進めていく予定です。
2024/3/31
(ノルマンディーファーム小野町)
馬体重:581kg
この後は福島県・ノルマンディーファーム小野町で調整を進めることになり、昨日30日(土)に移動しました。
「当初の予定よりも遅くなりましたが、だいぶ蹄が伸びてきたため、この中間からウォーキングマシンに入れて運動を開始。その後、ロンギ場と馬場を併用しながら乗り運動を進めたところで、こちらを送り出しています。タイミングとしては早いですが、暖かくなってきた小野町の方が馬の代謝も上がり、蹄のさらなる良化につながると思います」(ノルマンディーファーム担当者)
現在はパドック放牧をおこなっています。パドックには午前中のみ放していますが、だんだんと気温が上がるようになってきて、ウトウトと気持ち良さそうに過ごしています。体調も変わらず良さそうですし、春らしい気候になってきたことで、冬毛の抜ける量もだいぶ増えています。
2024/2/29
(ノルマンディーファーム)
馬体重:581kg
現在はパドック放牧をおこなっています。担当者は「この中間に装蹄師のチェックを受けたところ『蟻洞箇所の経過は良好ですが、寒い時期は代謝が良くないために、蹄の伸び具合はもう一つのようです。歯痒いところかと思いますが、運動開始はもう少し待った方がいいでしょう』とのことでしたので、当初の予定を変更し、もうしばらくは無理せず現状の生活にとどめるつもりです」と話していました。
現在はパドック放牧をおこなっています。この時期にしては日中の気温が高く、放牧地の積雪量は減っていますが、地面も固くならず緩んでいるために蹄底を痛めるなどの心配はなさそうです。蟻洞箇所の経過も良好なことから、来月上旬にはウォーキングマシンでの運動を開始できる見込みです。
2024/1/31
(ノルマンディーファーム)
馬体重:585kg
現在はパドック放牧をおこなっています。担当者は「やや積雪量は増えていますが、その方がいいクッションになっていますし、蹄の状態や歩様は特に変わりありません。寒さによる体調面への影響もなさそうなので、この後も現状の生活を続けていきます」と話していました。
現在はパドック放牧をおこなっています。寒さで地面が凍り、硬くなっている箇所はありますが、右前はじめ蹄に影響はない様子。馬自身が気にしたり、歩様に見せたりすることはありません。蟻洞箇所の経過も良好で、運動開始まではあと少しの辛抱といったところです。
2023/12/30
(ノルマンディーファーム)
馬体重:580kg
現在はパドック放牧をおこなっています。担当者は「太りやすい体質のようなので、飼い葉の量をかなり減らしてはいるのですが、休養中とあってなかなか変わってきません。他にもパドックに放す際は馬服を着せるようにしていて、体調管理には気を配っています」と話していました。
現在はパドック放牧をおこなっています。パドックでは変わらずリラックスした様子で過ごしており、歩様に気になるところもありません。ひとまず年内は現状の生活を続けて、右前蹄が伸びるのを待つ予定です。
2023/11/30
(ノルマンディーファーム)
馬体重:580kg
現在はパドック放牧をおこなっています。担当者は「引き続き日中はパドックでの生活を続けていますが、厩舎との往来の際もバタつくことはありません。これなら脚元に余計な負担が掛かることもないでしょうし、何かの拍子に蟻洞箇所をぶつけてしまうこともなさそうです。これからの時期は蹄が乾燥しやすいので、しっかり手入れをおこないケアしていきます」と話していました。
現在はパドック放牧をおこなっています。今月上旬に両前に蹄鉄を履かせたところ、歩様に良化が窺えました。検査のために一旦裸足になったことがスムーズさを欠いた原因だったようです。もう特に心配しなくて良さそうですが、蹄がしっかり伸びるまでにはまだ時間がかかりそうなので、引き続き注意を払っていきます。
2023/10/31
(ノルマンディーファーム)
馬体重:579kg
現在はパドック放牧をおこなっています。担当者は「今月中旬に実施したレントゲン検査の際に、それまで履いていた蹄鉄を外したのですが、その後は歩様にスムーズさを欠く面が見受けられます。ただ、蟻洞の影響というよりは、久々の裸足でチクチクする部分があるようです。慣れてくれば次第に改善されるでしょうし、再度蹄鉄を履くタイミングは装蹄師とも相談して決めるつもりです」と話していました。
現在はパドック放牧をおこなっています。今月中旬に右前蹄のレントゲン検査をおこないました。獣医からは「まだ蟻洞の範囲が広く、症状が改善されるには時間が必要でしょう。もうしばらくは運動を控えてください」とのことでしたので、引き続き現状の生活にとどめて良化を待つ予定です。
2023/9/30
(ノルマンディーファーム)
馬体重:551kg
現在はパドック放牧をおこなっています。担当者は「この中間も運動は控えて、右前蹄が良化してくるのを待っているところです。当初の予定より時間がかかりそうですが、デリケートな部分でもありますし、引き続き装蹄師とも相談しながら状態を確認していきます」と話していました。
現在はパドック放牧をおこなっています。札幌戦の疲れは抜けたようで、移動当初に比べると歩様はだいぶ良化してきました。ただ、この中間に装蹄師にも右前蹄の状態をチェックしてもらったところ「運動開始はもう少し蹄が伸びてからの方が良さそうです」とのことでしたので、引き続き無理をさせず休養に充てる予定です。
この後は北海道・ノルマンディーファームで調整することになり、25日(金)に移動しました。
現在はパドック放牧をおこなっています。担当者は「矢野英一調教師からは『札幌での続戦を検討していましたが、両前ともに歩様がゴトゴトしていて、右前には蟻洞の症状も見られる』とのことで、無理せずこちらでケアすることになりました。美浦の坂路が使用できるころには戻したいとのことでしたので、装蹄師とも相談し、蹄の状態を確認しながら運動開始のタイミングを探っていきます」と話していました。
★8/12(土)札幌・3歳上1勝クラス(ダ1000m)佐々木大輔騎手 結果5着
「ジョッキーからは『3~4角で少し気難しい面を見せて、自らやめるようなところもあった』と報告を受けています。ただ、上がってきてから左前が落鉄しているのを確認。少なからずその影響はあったかもしれません。レース後まだ札幌競馬場に滞在させているものの、少し歩様がゴトゴトしてきたため、今週いっぱいは様子を見るつもりでいます。今回もなんとか権利は確保できましたし、使えるようならもう一戦とも考えていますが、リオンはそれほど脚元の強いタイプではないですからね。そのあたりは慎重に判断させてください」(矢野英一調教師)
2023/8/12
(札幌競馬場)
馬体重:516kg
★8/12(土)札幌・3歳上1勝クラス(ダ1000m)佐々木大輔騎手 結果5着
「スタートが良くて向正面もスムーズに追走できたのですが、最後まで集中力が続かないようで、途中でやめてしまうところがありました。そこでもうひと踏ん張りが利けば、この距離でも対応できると思います。あとは初めて乗せていただいたので、以前との比較はできませんが、今日は返し馬から右前の歩様が硬く感じられました」(佐々木大輔騎手)
☆8/12(土)札幌・3歳上1勝クラス(ダ1000m)佐々木大輔騎手
9日(水)に函館競馬場のWコースで5ハロン66.3-51.8-38.1-12.1を単走で馬ナリに追い切りました。「追い切りは単走で終いだけ少し脚を伸ばす内容でしたが、体を大きく使って走り、持ったままの手応えで自分からスムーズに加速して行きました。叩き三戦目でも活気十分。過ごしやすい気候のなか調整できているので、体調面も良さそうに映ります。前走に比べて若干メンバーレベルは上がっているものの、リオンの場合、いかに自分のリズムで走れ切れるかどうかが大事になってくる。一瞬でも必ず脚は使えるタイプの馬ですし、前を射程圏に入れてスムーズな競馬が出来ればと思っています」(矢野英一調教師)
8月2日(水)に函館競馬場のWコースで5ハロンから1.0秒先行して併せ、69.4-54.0-39.4-12.4を馬ナリに追い切りました。「レース前後で大きく変わった様子はないものの、脚元のことを考えれば、なるべくウッドチップ主体で調整していきたいタイプ。そういった理由から、先週末に一旦函館競馬場へ移動させています。今週の追い切りはリオンが大きく先行して、相手を前受けする形。馬体が並んで併せてからも、最後まで抜かせずよく踏ん張っていましたし、具合は依然良好に映る。疲れももうすっかり抜けていますので、予定どおり来週8/12(土)札幌・3歳上1勝クラス(ダ1000m)に佐々木大輔で向かいたいと思います」(矢野英一調教師)
★7/23(日)札幌 3歳上1勝クラス(ダ1000m・混)丹内祐次騎手 結果4着
「スタートしてあまり行き脚が付かなかったのもありますが、4コーナーで前の進路が塞がってしまい、そこでジョッキーも手綱を引っ張りブレーキをかけている。そこから立て直して外へ持ち出し、直線よく伸びていただけに、あの場面が非常に勿体なかった。せめてもう少し外めの枠から競馬ができていれば、結果はまた違っていたと思います。レース後も脚元などは特に変わりありません。中二週空けて8/12(土)札幌・3歳上1勝クラス(ダ1000m)に2kg減の佐々木大輔で向かう予定です」(矢野英一調教師)
2023/7/23
(札幌競馬場)
馬体重:520kg
★7/23(日)札幌 3歳上1勝クラス(ダ1000m・混)丹内祐次騎手 結果4着
「テンからもっと前がやりあってほしかったのですが、最内枠の逃げ馬が出遅れてしまって、終始スローで流れる展開に。それでも行き脚がひと息だったように、本質的にやはり1000mの競馬はリオンには少々距離が忙しいのでしょう。3~4角で前が狭くなって口を割るようなシーンも見られましたし、丹内は『外枠ならまた違う結果になったはずです』とコメントしています。ゴール前は完全に脚を余してしまって、今日は勿体ない競馬となりましたが、色々と噛み合わないなかで力は示してくれた内容だと思います」(矢野英一調教師)
☆7/23(日)札幌 3歳上1勝クラス(ダ1000m・混)丹内祐次騎手
19日(水)に札幌競馬場のダートコースで4ハロン53.2-38.2-12.2を単走で馬ナリに追い切りました。「休み明けを叩かれて、動きに素軽さが出てきた印象です。もう一週あれば理想的なスケジュールでしたが、輸送で減った体もだいぶ回復している。力を発揮できる状態にあると思います。リオンにとってこの条件は、本質的に距離が少し忙しいかもしれませんが、テンから出して行くと走りのリズムが崩れやすいタイプですからね。今回も丹内には、3角あたりから徐々にエンジンをふかしていくよう指示を出すつもりです。前がやりあうような流れになれば願ったり叶ったり。具合もいいのでゴール前ズドンと差し込んできてもらいたい。展開次第ではあっても、好勝負を期待しています」(矢野英一調教師)
★7/08(土)福島・3歳上1勝クラス(ダ1150m・混)菊沢一樹騎手 結果4着
「ジョッキーには折り合いを付けてリズムよく運ぶようにと指示。行き過ぎず抑え過ぎずでいい位置がキープできましたし、多少早仕掛けではあったものの、直線で右にモタれさえしなければもっと際どい勝負ができていたと思います。レース後も特に大きな疲れは残っておらず、13日(木)に札幌競馬場へ移動させました。大型馬のため輸送で20kg近く数字が減ってしまいましたが、あまり暑さに強いタイプではないので、涼しい気候のほうがリオンも過ごしやすいはずです。回復具合を見ながらにはなりますが、来週7/23(日)札幌・3歳上1勝クラス(ダ1000m・混)を丹内で予定しています」(矢野英一調教師)
2023/7/8
(福島競馬場)
馬体重:514kg
★7/08(土)福島・3歳上1勝クラス(ダ1150m・混)菊沢一樹騎手 結果4着
「前走で3コーナーでの難しさを痛感していたので、大事に、とにかく折り合いを重視するように意識しています。ペースが流れてくれたのは良かったですし、外々から早めに進出してといい形で進められました。直線では苦しくなって右にモタれる場面もありましたが、最後まで頑張ってくれています。もともと能力のある馬なのでリズム良く運べさえすれば、安定して力を発揮してくれるはずです」(菊沢一樹騎手)
☆7/08(土)福島・3歳上1勝クラス(ダ1150m・混)菊沢一樹騎手
5日(水)にWコースで4ハロンから1.2秒追走して併せ、54.0-38.5-11.6を馬ナリに追い切りました。「脚元のことを考慮して時計は半マイルから消化。坂路が使えない分ウォーミングアップとクーリングダウンにもじっくり時間を取っているのですが、なかなか体が絞れてきません。それでもだいぶ素軽さが出てきて動ける状態にあるので、今週の番組から投票させていただきます。以前に比べると稽古でも、リオン自身がどこか力んで走っているように映る。今回は多少早仕掛けとなっても、無理に抑えず馬の気持ちに合わせてポジションを上げていく競馬をさせるつもり。近走の不振から抜け出すキッカケが掴めればと思っています」(矢野英一調教師)
25日(日)にWコースで3ハロン41.0-11.7を単走で馬ナリに追われ、29日(木)にもWコースで5ハロン66.0-50.3-36.2-11.0を単走で強めに追い切りました。「今週はジョッキー騎乗で強い負荷をかけて追い切りました。若干内へモタれ加減の走りでしたが、速めを行けばそれなりにスーッと動けている。それでもダクやハッキングの準備運動では歩様が依然コトコトして映るため、脚元の状態を慎重に見ながら進めていく必要があります。ひとまずは来週7/08(土)福島・3歳上1勝クラス(ダ1150m・混)が目標。ここ数戦はどうにも走りのリズムが悪いですし、キッカケを掴めるよう稽古から取り組んでいきます」(矢野英一調教師)
18日(日)にWコースで3ハロン43.0-12.6を単走で馬ナリに追われ、22日(木)にもWコースで4ハロン54.2-39.2-11.4を単走で馬ナリに追い切りました。「閉鎖中で坂路が使えない分、フラットワーク長目のメニューで調整していますが、大型馬のリオンはなかなか体が絞り切れません。それでも先週よりはだいぶ動きがいいし、脚元に関してもいまのところは落ち着いている。状態面は着実に上向いていると思います。馬房の関係で流動的にはなりますが、この後は北海道へ運んで2回函館開催(7/01~)の番組を目指すつもり。ある程度こちらでしっかり仕上げて、現地では整える程度でレースに向かえたらと考えています」(矢野英一調教師)
11日(日)にWコースで3ハロン41.5-12.3を単走で馬ナリに追われ、15日(木)にもWコースで4ハロンから0.2秒追走して併せ、54.1-38.8-11.9を馬ナリに追い切りました。「美浦の坂路が現在閉鎖されていることもあり、中間はフラットコース主体で調整を行っています。今のところ脚元や歩様に違和感などなく、順調に進められていますが、大型馬でなかなか体を絞りづらいのがネック。息遣いもまだ重く、良化の余地を残しているため、もう少し乗り込んでやる必要がありますね。2回函館(7/01~)または福島開催を目標にしていければと思います」(矢野英一調教師)
2023/6/9
(美浦トレセン)
馬体重:542kg
松風馬事センターで調整されて、8日(木)に帰厩しています。
「今朝さっそく跨らせてもらいましたが、休ませて歩様はだいぶ良化してきましたね。両前の張りなんかも許容範囲に感じられ、問題なく進めていけそうな状態です。ただ、大型馬のリオンは脚元に負担がかかりやすく、閉鎖中の坂路コースを使えない点がネックとなる。余裕ある体付きを絞っていく必要もあるのですが、そのあたりが調整していくうえで今回課題となってくるでしょう。2回函館(7/01~)もしくは福島開催の番組に向かうつもりで仕上げていきます」(矢野英一調教師)
2023/6/2
(松風馬事センター)
馬体重:537kg
「現在は角馬場で長めのダクと本馬場でキャンター1600mを2セット(18~20秒ペース)のメニューで調整中です。左前の歩様はこの馬にしては良く、許容範囲内になってきてきたので、ペースを上げながら積み重ねています。昨日来場した矢野調教師も歩様のことは気にしていなかった様子。このまま逆算態勢を取りながら進めていくつもりです」(担当者)
2023/5/26
(松風馬事センター)
馬体重:544kg
「現在は角馬場で長めのダクと本馬場でキャンター1600mを2セット(20秒ペース)のメニューで調整中です。水曜日に矢野調教師が来場し『まだ歩様は硬いですね』と話していましたが、入場当初と比べると良くなってきたと思います。今週改装をおこなっているので、その影響もあったかもしれません。乗り込みはしっかりおこなえているので、あとは歩様次第といったところ。このまま進めていき、いつ声が掛かってもいい状態にしておきたいと思っています」(担当者)
2023/5/19
(松風馬事センター)
馬体重:543kg
「現在は角馬場で長めのダクと本馬場でキャンター1600mを2セット(20秒ペース)のメニューで調整中です。蹄を含めた両前脚が落ち着いていることから、少しずつペースを上げて乗り込んでいます。動き出しは左前に硬さを感じますが、ほぐれてくれば問題ないところ。乗り出したことで体が締まりつつありますし、この感じをキープしながら進めていきます」(担当者)
2023/5/12
(松風馬事センター)
馬体重:551kg
「現在は角馬場で長めのダクと本馬場でキャンター1600mを1セット(上限20秒ペース)のメニューで調整中です。先週末に改装をおこなったのですが、右前蹄に少し蟻洞が見られたため、かなり積極的に蹄形修正をおこないました。さすがに翌日はチクチクしたのか歩様がぎこちなかったのですが、休ませることはなく、9日(火)より走路での調教もおこなっています。以前は緩さが目立ったのですが、今は硬さがあってゴツゴツした歩様の馬になっているので、様子を見ながら進めていきます」(担当者)
2023/4/28
(松風馬事センター)
馬体重:544kg
「現在は1時間のウォーキングマシン運動をおこなっています。1年半ぶりに見ますが、ウィークポイントは変わってないですね。入場時、脚元はどっちつかずの硬さがあったのですが、やはり左の方が疲れが出やすい感じです。触診反応は大分おさまり、歩様も柔らかくなってきたのですが、まだ熱感が残っています。トモの疲れは取れてきました。昨日来場した矢野調教師は『こうやって少し良くなったり、大丈夫かなと思ったらガタッと歩様が硬くなるんですよね』と話していて、厩舎で見ている獣医師も『もう少し様子を見た方が良い』との見解を示しています。状態を確認しながら立ち上げていきます」(担当者)
★4/16(日)福島・4歳上1勝クラス(ダ1150m)菊沢一樹騎手 結果9着
この後はトレセン近郊の松風馬事センターで調整することになり、20日(木)に移動しました。
「流れがスローで先行馬有利の展開で運べていただけに、もう少し我慢が利いていればという内容の競馬でした。前半それほど押して行ってはないのですが、途中からまた爆走気味に自分で掛かってしまっている。スランプに陥っていて、ここ数戦はどうにも走りのリズムが悪い。上がってきて両前球節に強い張りが感じられるため、そこはまた慎重にいかなければなりませんが、次は芝を試すあるいは距離を延ばしてみていいかもしれません。馬の状態とタイミング次第で函館開催も考えていきます」(矢野英一調教師)
2023/4/16
(福島競馬場)
馬体重:524kg
★4/16(日)福島・4歳上1勝クラス(ダ1150m)菊沢一樹騎手 結果9着
「大外枠を引いたので、あまり距離ロスにならぬよう、スタートだけ出してあとはレースの流れに乗って進めてほしいと指示を出しています。以前よりも前へ前へという気持ちが強すぎて、力みがちに掛かってしまい、ポジションに収まることなくグングン加速してしまう内容。結果オーバーペースのまま直線を迎え、ゴール前で止まっていす。1000m戦ならばこのスタイルでも押し切れるかもしれませんが、休養前はもっと折り合って競馬ができていたので。馬自身どこか焦りながら走っていてスランプに陥っていますし、そのあたりなんとか早めに修正していければと思います」(矢野英一調教師)
☆4/16(日)福島・4歳上1勝クラス(ダ1150m)菊沢一樹騎手
12日(水)に坂路コースで4ハロン55.1-39.5-25.8-12.9を単走で強めに追い切りました。「今週の出走も視野にある程度しっかり負荷をかけましたが、動きはすごく良かったですね。相変わらず肩の出は少しゴトゴトしているものの、それも許容範囲で元気いっぱいの様子。体調面も良好で力を出せるデキに映ります。ここ数戦はジョッキーも無理に抑えようとして、道中リオンと喧嘩になってしまっている。今回は馬の行く気に任せた乗り方を指示するつもりですし、距離短縮がいい方に出れば一変しておかしくないはずですよ。勝てるだけの力は持っている馬ですから好結果を期待しています」(矢野英一調教師)
★4/01(土)中山・4歳上1勝クラス(ダ1200m ・混)M.デムーロ騎手 結果7着
「流れに乗りかけたところで引っ掛かってしまい、そこでまたジョッキーと喧嘩している。今回も折り合い面に課題を残す内容の競馬でしたが、以前に比べると気持ちの面で余裕が感じられず、リオン自身どこか焦って走っているのが見受けられますね。それでも右回りの方が追走自体はスムーズですし、使いつつレース勘を取り戻してくれれば。レース後は左前が少しゴトゴトしていたものの、硬さも徐々にほぐれてきています。権利がないのでどこを目標にと番組は決められませんが、三場開催ならば使えるチャンスはあるはず。来週から投票できるように準備しておきましょう」(矢野英一調教師)
2023/4/1
(中山競馬場)
馬体重:528kg
★4/01(土)中山・4歳上1勝クラス(ダ1200m ・混)M.デムーロ騎手 結果7着
「ミルコには『テンに急かさず、今日は折り合い重視でジワッとポジションを上げていってほしい』と伝えました。指示通りちゃんと乗ってくれてはいるのですが、3角でまたリオンが掛かり気味となり、その場面で引っ張って喧嘩になってしまっている。そこでロスがありましたし、ましてや外々を回らされていますので、最後はややジリ脚になっても仕方ありません。ガス欠せずに伸びてきたことは評価できます。権利こそ逃しましたが、いくらか復調気配は感じられる内容。脚元など問題なければ、このまま続戦していきたいと思います」(矢野英一調教師)
☆4/01(土)中山・4歳上1勝クラス(ダ1200m ・混)M.デムーロ騎手
29日(水)に坂路コースで4ハロン54.4-40.3-26.8-13.3を単走で一杯に追い切りました。「水曜日の坂路コースは比較的重い馬場コンディション。単走ではもともとあまり動かないタイプなので、時計自体はこんなもの。テンから力まずにしっかり集中して走れていたと思います。復帰後2戦はチグハグな内容の競馬が続いていますが、能力的にこのクラスで足踏みする器ではありません。まだ少し迫力に欠けるものの、短期でもリフレッシュさせて馬に落ち着きが出てきました。キッカケひとつで浮上できるはず。今回は前半急かさずに終いを生かす作戦で、丁寧に乗ってくるようミルコにも指示するつもりですし、そのうえで結果が求められればと思います」(矢野英一調教師)
19日(日)に坂路コースで4ハロン60.5-43.3-28.3-13.1を単走で馬ナリに追われ、22日(水)にも坂路コースで4ハロン53.7-38.8-25.0-12.4を単走で強めに追い切りました。「もともと右トモにウィークポイントを抱えているため、その対角線にある左前が硬くなりがちの馬。左肩の可動域が中間また少し窮屈に映りますし、あまり時計の速い馬場で無理をさせたくありません。週末が雨予報だったこともあり、今週の競馬は自重。来週にスライドする判断をしています。使いつつ徐々に勝負勘が戻ってきているので、あとは状態面を上向かせられたら。ネジを巻いてしっかり乗り込んでいきましょう」(矢野英一調教師)
12日(日)に坂路コースで4ハロン60.9-42.0-27.1-13.0を単走で馬ナリに追われ、16日(木)にも坂路コースで4ハロンから0.9秒追走して併せ、53.5-38.1-24.9-12.8を一杯に追い切りました。「追い切りはリオンが一番後ろから追走する形の3頭併せ。時計はマズマズ出せているものの、反応面がいまひとつ鈍く、弾けるくるようなイメージにはなかった印象です。体調がどこか悪いというのはなさそうですが、状態面に関しては前走の方が上だったように思える。ハミ取って自分からグイグイ引っ張っていくような感じに、今回ないんですよね。来週3/25(土)中山・4歳上1勝クラス(ダ1200m)を予定していますが、体もまだ絞っていく必要がありますし、本番までにどれだけ上向かせられるかでしょう」(矢野英一調教師)
5日(日)に坂路コースで4ハロン55.7-40.6-26.6-13.4を単走で馬ナリに追われ、9日(木)にも坂路コースで4ハロンから0.2秒先行して併せ、55.6-39.8-26.1-13.2を馬ナリに追い切りました。「帰厩してまだ日が浅いため、追い切りは脚慣らし程度の内容にとどめています。それでも雄大なフットワークで推進力に溢れており、見ているこちらに調子の良さが伝わってくるほど。前走時と比べても状態はさらに上向いている印象を受けますね。復帰後の2戦はチグハグな内容でリオン本来の走りができていませんから、次はじっくり構えて終いを生かす競馬を指示するつもり。このクラスでは力量上位の馬なので、きっちり巻き返したいと思います。3/25(土)中山・4歳上1勝クラス(ダ1200m)をM.デムーロで予定します」(矢野英一調教師)
チェスナットファーム阿見TCで調整され、昨日3月2日(木)に帰厩しました。
「放牧先でも順調に乗り込まれており、短期でこちらに帰厩させてもらいました。今朝は角馬場で体をほぐした後、Wコースを軽く一周のメニュー。馬の雰囲気は良かったですよ。今週、中山は古馬1勝クラスがボーダー3節でレースを使えている。三場開催が始まれば、出馬状況もそう大きく変わることはないと予想できるため、ひとまずは3/25(土)中山・4歳上1勝クラス(ダ1200m)を目標にしていきましょう。週末から徐々にピッチを上げて調整していくつもりです」(矢野英一調教師)
2023/2/24
(チェスナットファーム阿見TC)
「現在は馬場をダクとハッキングキャンターで3000m(17秒ペース)のメニューで調整中です。乗り進めてきても変わりがないので、この中間より負荷を強めています。たまに以前のような歩様の硬さを見せることがありますが、大きな問題はないですよ。引き続きしっかり状態を確認しながら、態勢を整えていきたいと思っています」(担当者)
2023/2/17
(チェスナットファーム阿見TC)
「現在は馬場をダクとハッキングキャンターで2000mのメニューで調整中です。調子が良い状態で戻ってきましたし、何であの結果になってしまったんだろうという感じです。歩様に若干の硬さはあるものの、以前のような乱れはなく、疲れも感じられないのですぐに乗り出しています。様子を見ながらピッチを上げていくつもりです」(担当者)
2023/2/10
(チェスナットファーム阿見TC)
★2/04(土)中京・4歳上1勝クラス(ダ1200m)M.デムーロ騎手 結果12着
☆この後はトレセン近郊のチェスナットファーム阿見TCで調整することになり、9日(木)に移動しました。
「スタートが良かったので、無理に一列目を取りに行ってしまったのが最大の敗因です。結果オーバーペースとなり、直線も手前をうまく替えられていません。ジョッキーはこれまでと違う競馬を試したかったのでしょうが、自分のリズムで走れずに馬自身が走るのを止めていますからね…。輸送で体が減っていたとはいえ、稽古の感じから凄く具合の良さが伝わってきたので、非常に勿体なかったと思います。レース後も馬体や脚元に大きなダメージは見られません。節稼ぎのイメージで一旦近郊に出させてもらい、3回中山(3/25~)の番組を目標にしていくつもりです」(矢野英一調教師)
2023/2/4
(中京競馬場)
馬体重:520kg
★2/04(土)中京・4歳上1勝クラス(ダ1200m)M.デムーロ騎手 結果12着
「逃げた馬以外は前に行った組が総崩れの展開。前半速いペースを追いかけすぎたのはあったと思います。それにしても直線早々と手応えをなくして、今日はリオンらしくない競馬。単純に二走ボケとも考えられますが、前日輸送して-10kgの馬体重。2歳時に同じ中京を使った際も大きく馬体を減らしていましたし、そこは響いたかもしれません。休養期間に去勢して体質改善など図ったのですが、ちょっとまだ気性面で繊細なところが邪魔をしている。人気を裏切る結果となり申し訳ありません」(矢野英一調教師)
☆2/04(土)中京・4歳上1勝クラス(ダ1200m)M.デムーロ騎手
1月29日(日)にWコースで4ハロンから1.4秒先行して併せ、53.8-38.6-11.7を馬ナリに追われ、2月1日(水)には坂路コースで4ハロンから0.4秒追走して併せ、51.9-37.8-24.7-12.3を馬ナリで追い切りました。「最終追いは楽な手応えのまま、しっかりと加速ラップを刻んで好時計をマーク。反応鋭く、先週に比べてまたもう一段グンと気配も上がってきました。しっかり力を発揮できる状態に仕上がったと思います。想定段階では半ば諦めかけていたものの、他ブロックでもなんとか今週適鞍への投票が叶って良かった。左回りはここまで3戦して3着が2回。勝ち星こそありませんが、オールダートの条件では崩れていませんからね。一度使った上積みも大きく、メンバー次第で十分勝ち負けを期待できるはず。楽しみにしています」(矢野英一調教師)
22日(日)に坂路コースで4ハロンから0.8秒先行して併せ、57.7-40.5-25.9-13.0を馬ナリに馬ナリに追われ、26日(木)にも坂路コースで4ハロンから0.3秒先行して併せ、52.9-38.6-25.1-12.4を強めに追い切りました。「追い切りは前半気分よくリオンを先行させて、相手が並び掛けてからこちらも少し仕掛けていく形。手応えにはまだ余裕が感じられ、シュッと反応を示せてとてもいい動きだったと思います。今は歩様も特に気になりませんし、久々を使ってトモの踏み込みなんかにしても一段と力強くなっている。出馬状況がやや混み合っているのはネックですが、自ブロックでなくても、なんとか来週の番組を使えたらと思います。引き続きしっかり調整していきます」(矢野英一調教師)
チェスナットファーム阿見TCで調整され、18日(水)に帰厩しました。
「節稼ぎのスタンスで一旦近郊に出させてもらいましたが、レース後もダメージはなく順調に乗れている。思いのほか出馬状況が混み合っていませんし、次の中山まで待つ予定は変更して、このタイミングで急遽帰厩させています。次走は2/05(日)東京・4歳上1勝クラス(ダ1300m)が本線。ただ、自ブロックでない中京ダ1200m戦も、この時期はフルゲート割れになりそうですからね。同週どちらもミルコに依頼できたので、ここは両睨みの構えでいきましょう。叩いて馬はグンと良くなっていますから、次はいい走りをお見せできると思います」(矢野英一調教師)
2023/1/13
(チェスナットファーム阿見TC)
★1/07(土)中山・4歳上1勝クラス(ダ1200m・混)小林凌大騎手 結果8着
この後はトレセン近郊のチェスナットファーム阿見TCで調整することになり、12日(木)に移動しました。
「道中ハイペースの流れを無理せず追走できていたものの、勝負どころから馬と人とが喧嘩してしまって折り合わず、競馬のリズムが悪くなりました。長期休養明けも中身はできていただけに勿体ない内容。調整していく過程で歩様にまだ少しぎこちなさが残っていたため、今回は良かれと思って減量の若手騎手を起用したのですが、完全に裏目に出てしまいました。申し訳ないです。権利確保できずに少し節を稼ぐ必要がありますし、一旦出させてもらって、ひとまずは2/26(日)中山・4歳上1勝クラス(ダ1200m)での出走を目指すことにします。ただ、今回はレース後のダメージが少なく、歩様もまったく乱れていない。出馬状況次第では早めに戻して、東京開催の番組も検討していくつもりです」(矢野英一調教師)
2023/1/7
(中山競馬場)
馬体重:530kg
★1/07(土)中山・4歳上1勝クラス(ダ1200m・混)小林凌大騎手 結果8着
「久々でも馬体にさほど太目感はなく、落ち着いた雰囲気のなかレースに臨めていたと思います。少し伸び上がる格好のスタートも、内枠から勢いついて好位を追走。ペースに困惑している様子もなかったのですが、向正面から口を割ってポジションを下げて末脚不発の内容。勢い付いたタイミングで前の馬を捌けずに、リオンと乗り役が喧嘩してしまって、手前も替えられずああいった状況に。本人も上がってきて謝り倒していましたが、あの場面から再加速して直線また伸びてくるようならとんでもないこと。本当にもったいない競馬をさせてしまいました。申し訳ありません」(矢野英一調教師)
☆1/07(土)中山・4歳上1勝クラス(ダ1200m・混)小林凌大騎手
4日(水)にWコースで4ハロンから0.7秒追走して併せ、52.7-37.0-11.8をゴール前仕掛けて追い切りました。「帰厩後ここまで坂路主体で調整を進めてきましたが、この中間からコースも併用しながら追い切りを消化できている。跛行などせず脚元の状態も変わりありませんし、だいぶ良い頃のリオンに雰囲気は戻ってきています。あとは久々の競馬で息が持つかどうかでしょう。今回は休み明けで斤量面の恩恵も欲しい狙いから、減量騎手を起用して競馬に臨みます。芝部分のスタートを苦にせずポンと流れに乗れさえすれば、いきなりからやれていいと思います」(矢野英一調教師)
18日(日)に坂路コースで4ハロンから0.2秒追走して併せ、62.6-42.8-27.2-13.8を馬ナリに追われ、22日(木)にも坂路コースで4ハロン54.7-39.4-25.7-12.6を単走で強めに追い切りました。「追い切りは雨で重い馬場コンディションを考えればマズマズの時計。若干外へ張り気味の走りでしたが、力感満点のフットワークは目を引きました。自分が触診しても左前中筋はビクンと反応がありますし、ダクだとまだ違和感は少し残っている状態。それでもハッキングへ行けばスムーズな捌きで動けており、追い切り後もまったく問題ありません。今回に関してはこのまま坂路主体で仕上げてレースまで持っていくことにしましょう。復帰戦は年明けの3日間開催(1/7~9)になる予定です」(矢野英一調教師)
11日(日)に坂路コースで4ハロンから併せ、59.0-42.0-26.4-12.9を馬ナリに追われ、15日(木)にも坂路コースで4ハロン55.3-40.2-27.0-13.6を単走で馬ナリに追い切りました。「脚元への負担を考慮して、今回は坂路主体のメニューで調整を進めています。左前中筋は依然として張りやすく、なかなかスッキリしてきませんが、追い切った後も歩様に違和感などありません。うまくケアして付き合いながらやっていこうと思います。このまま徐々に負荷を強めていくつもりで、年明けの中山開催が目標。1勝クラスでは断然の脚力ですからね。休み明け初戦から走れるようにしっかり仕上げていきましょう」(矢野英一調教師)
チェスナットファーム阿見TCで調整され、8日(木)に帰厩しました。
「放牧先でも逐一様子を見てきましたが、肩の出の硬さは許容範囲。左前中筋の腫れも引いて落ち着いてきており、良い意味で状態に変化はありません。そのためこのタイミングで帰厩させる運びに。今回は頓挫しないよう坂路主体で慎重に進めていくつもりです。年明けの中山開催を目標に調整していきましょう」(矢野英一調教師)
2022/12/2
(チェスナットファーム阿見TC)
馬体重:568kg
「現在は馬場をダクとハッキングキャンターで3000m(18~20秒ペース)のメニューで調整中です。相変わらず歩様の硬さは目立つのですが、大分前向きになって自分からハミを取って行ってくれています。自ら行きたいという素振りが出てきたのは良かったところ。今週から終いだけ15-15も織り交ぜています。引き続き様子を見ながら進めていきます」(担当者)
2022/11/25
(チェスナットファーム阿見TC)
馬体重:560kg
「現在は馬場をダクとハッキングキャンターで3000m(20秒ペース)のメニューで調整中です。歩様は良くも悪くも変わらずいったところで、生まれ持った体の硬さが原因のような感じです。痛みなどによるものではなさそうですよ。昨日見て行った矢野調教師も『トレセンでもこんな感じです』と話していたので、このまま進めていく予定です」(担当者)
2022/11/18
(チェスナットファーム阿見TC)
馬体重:545kg
「現在は馬場をダクとハッキングキャンターで1500mのメニューで調整中です。トレッドミルでの運動では脚元に問題が出てこなかったことから、今週から乗り出しています。その後も反動などはありませんよ。来週から、距離、ピッチともに上げて進めていく予定。引き続き様子を見ながら乗り込みを重ねていきます」(担当者)
2022/11/11
(チェスナットファーム阿見TC)
馬体重:545kg
「現在はトレッドミルで調整中です。この中間も脚元に反動が出ることはありませんが、大事を取って乗り出しを延期しています。今週は2000mくらいをキャンターで進めています。体調面も問題ないですし、そろそろ騎乗運動をおこなっていけそう。来週から徐々に立ち上げていこうと考えています」(担当者)
2022/11/4
(チェスナットファーム阿見TC)
馬体重:545kg
「現在はトレッドミルで調整中です。この中間も現状のメニューで進めていますが、歩様の硬さはあるものの大きな問題はなく、ここから上げていけそう。様子を見て乗り出そうと考えていますが、この感じであれば来週から移行できそう。無理をさせないよう、じっくりと立ち上げていきます」(担当者)
2022/10/28
(チェスナットファーム阿見TC)
馬体重:546kg
「現在はトレッドミルで調整中です。左前中筋の腫れは大分引いてきたことから、今週より現状のメニューに切り替えて進めています。まだハッキングくらいのペースですが、脚元に反動が出てこないようならどんどんペースを上げていくつもり。その後も問題ないようなら騎乗運動への移行も考えます」(担当者)
2022/10/21
(チェスナットファーム阿見TC)
馬体重:546kg
「現在は1時間のウォーキングマシンの運動にとどめています。左前中筋の腫れは引いてきて触診痛もありません。歩様にも硬さが出ていますが押さえたりすることもないですし、そんなに長引くことはなさそうですよ。もう少し様子を見る予定ですが、良化し次第トレッドミルでの運動に移行する予定です」(担当者)
2022/10/14
(チェスナットファーム阿見TC)
この後はトレセン近郊のチェスナットファーム阿見TCで調整することになり、13日(木)に移動しました。
10日(月)にWコースで3ハロン42.6-13.1を単走で馬ナリに追い切りました。「外厩に移動してきてから何度かリオンの歩様を見ていたなかで、肩の出やトモの運びが正直いまひとつに映りました。そのため一度厩舎に入れて時計を消化させていただき、手元で状態確認を行っています。全体的に硬く前後の動きがつながってきませんし、左前中筋にもまだ少し反応ある様子。坂路主体の調整で考えても、レースに向けて積極的に進めていくにはまだ時期尚早かもしれません。ここで無理はさせずに、5回中山開催(12/03~)での復帰を目標にしていきましょう」(矢野英一調教師)
2022/10/7
(美浦トレセン)
馬体重:548kg
チェスナットファーム阿見TCで調整され、本日7日(金)に帰厩しました。
「歩様にはまだ硬さが感じられますが、いい意味で変わりなくきていました。前向きさが出てきましたし、大分体を使って走れるようになってきたところ。本調子というわけではありませんが、一時期の悪い状態は脱していますし、あとはトレセンで上げていってもらえればと思っています」(チェスナットファーム阿見TC・担当者)
2022/9/30
(チェスナットファーム阿見TC)
馬体重:550kg
「現在は角馬場でダクと、馬場をハッキングキャンターで3000m(18~20秒ペース、週1回は15秒ペース)のメニューで調整中です。今週も15-15を消化していますが、馬は先週よりも更に良くなっています。気性面にピリッとしたところが出てきましたし、馬体にも張りが戻ってきていますよ。相変わらず硬さは感じられますが、悪化はしていませんし、このまま乗り込みを重ねていきます」(担当者)
2022/9/23
(チェスナットファーム阿見TC)
「現在は馬場をダクとハッキングキャンターで3200mのメニューで調整中です。大分涼しくなってきたのですが、それと並行するように歩様が良くなってきました、出だしこそ硬さは感じられますが、調教中、調教終わりのキャンターからダクに行く感じも問題ありません。体が温まってくると大丈夫ですね。今週から15-15もおこなっていますし、引き続き様子を見ながら進めていくつもりです」(担当者)
2022/9/16
(チェスナットファーム阿見TC)
「現在は馬場をダクとハッキングキャンターで3200mのメニューで調整中です。進めていって特に悪くなることはありませんが、この中間も歩様がぎこちなく映り、大きく改善はしていません。キャンターへ移行してしまえばまだスムーズなのですが、ダクになると左右差が顕著。どこか痛くて庇っているというより、筋肉の硬さがまだほぐれてこない感じでしょうか。それでも馬は活気があって、いくらか締めていけば変わりそうな気配にも感じられるため、週末から思い切ってペースを上げていくつもりです」(担当者)
2022/9/9
(チェスナットファーム阿見TC)
「現在は馬場をダクとハッキングキャンターで3200mのメニューで調整中です。先週末に少し治療をおこなったのですが、歩様は大きく改善はしていません。ただ、徐々に馬に活気が出てきたので、このまま進めていっても良さそうな感じはします。このペースで乗り込みながら、しばらく様子を見ていきたいと思っています」(担当者)
2022/9/2
(チェスナットファーム阿見TC)
「現在は馬場をダクとハッキングキャンターで3200mのメニューで調整中です。今週から乗り出したのですが、右肩の出があまり良くありません。もともとそういうところのあった馬ですが、ここ最近では一番ひどい感じですね。どこが痛いというわけではなく、硬い感じなんですよね。この状態ではペースを上げられないので、このまま様子を見て、悪化するようなら治療なども考える予定です」(担当者)
2022/8/27
(チェスナットファーム阿見TC)
この後は茨城県・チェスナットファーム阿見TCで調整を進めることになり、20日(土)にワンクッションで福島県・ノルマンディーファーム小野町に移動、24日(水)に現地に入場しています。
「現在は1時間のウォーキングマシンの運動をおこなっています。輸送の疲れなどは感じられませんが、今週いっぱいは様子を見るべく現状のメニューで進めています。大きな問題は見られないので、来週から騎乗運動に移行する予定です」(担当者)
現在は坂路2本(上限23秒ペース)のメニューで調整しています。今月上旬から坂路入りを開始しました。ダクだとまだ左前の出はもう一つといったところですが、キャンターにおろすとそこまで気にはならないようなので、このまま徐々に進めていけそうです。なお、早ければ近日中に本州の育成場へ移動する予定です。
2022/7/31
(オカダスタッド)
馬体重:522kg
現在はロンギ場にて試し乗りをおこなっています。担当者は「25日(月)からはロンギ場で試し乗りをおこなっていますが、いくらか左前の出が気になります。ここまで悪化することはないものの、念のため両前に蹄鉄を履かせたところなので、馴染ませてから坂路入りしようと考えています」と話していました。
現在はウォーキングマシン1時間のメニューで調整しています。今月上旬に左前中筋の検査を受けたところ、獣医からは「落ち着いた状態を保っていて、特に心配はいりません」とのことでした。去勢した影響で一旦萎んだ体も増えてきましたし、今月下旬には騎乗を立ち上げられそうです。
2022/6/30
(オカダスタッド)
馬体重:523kg
現在はウォーキングマシン1時間のメニューで調整しています。担当者は「去勢した影響で体は萎んでいるものの、脚元や歩様に気になるところはありません。到着当初と比べれば、左前中筋の張りも引いてきています。下旬以降はマシンでの運動時間を延ばしているように、ここまで至って順調です」と話していました。
現在はウォーキングマシン30分のメニューで調整しています。去勢手術後の経過は良好で、腫れも目立たなくなってきたことから、マシンでの運動後はパドックに放してリフレッシュに充てています。今後しばらくは現状メニューを継続していく予定です。
2022/5/31
(オカダスタッド)
馬体重:533kg
現在はウォーキングマシン30分のメニューで調整しています。担当者は「24日(火)に去勢手術を施し、無事終了しています。感染症の心配もなさそうなので、今は排膿を促すためにマシン運動をおこなっており、もう少しの間はこのまま術後の経過を見ていくつもりです」と話していました。
現在は舎飼されています。裸足に馴染んできたようなので、そろそろパドック放牧を開始しても良さそうですが、今後も競走生活を続けるうえでこのタイミングで去勢することになりました。引き続き舎飼にとどめて、近日中に去勢手術をおこなう予定です。
2022/4/30
(オカダスタッド)
馬体重:546kg
17日(日)に北海道・オカダスタッドへ移動しました。
現在は舎飼されています。担当者は「到着後も体調面に気になるところはありませんし、とにかく食欲が旺盛で、与えた飼い葉をきれいに平らげています。まだ蹄鉄を外して間もないため、パドック放牧については裸足に馴染ませてから開始する予定です」と話していました。
2022/4/15
(ノルマンディーファーム小野町)
12日(火)に福島県・ノルマンディーファーム小野町へ一旦移動しており、明後日17日(日)に北海道・オカダスタッドへ移動する予定です。
現在は舎飼されています。美浦近郊からは無事に到着しており、その後は舎飼にとどめて様子見しています。体調面などに不安もなく、明日16日(土)の便でこちらを出発する予定です。
2022/4/8
(チェスナットファーム阿見TC)
この後は福島県・ノルマンディーファーム小野町を経て、北海道・オカダスタッドへ移動予定です。
本日8日(金)に美浦近郊のチェスナットファーム阿見TCに一旦移動しています。
「目標としていたレースを回避することになり申し訳ありません。今朝診療所でレントゲン検査したところ、ひとまず両膝とも骨折などの所見はありませんでした。繋靭帯や屈腱部もエコー画像から異常なし。左前中筋に張りはまだ残っているものの、蹄に熱感や指動脈拍動の亢進が見られ、歩様が乱れた直接の原因は挫石との見解。ただ、リオンは大型馬ゆえ脚元にかかる負担もその分大きく、肢勢からも右膝にダメージが蓄積されている点は否めないと獣医からアドバイスを受けています。昇級してすぐクラスにメドを立ててくれましたが、まだまだ伸びしろは大きい馬のはず。一旦ここでオーバーホールさせましょう」(矢野英一調教師)
6日(水)にWコースで4ハロンから1.0秒追走して併せ、52.9-38.0-11.5を馬ナリに追い切りました「昨日のフラットコースでの追い切りはサラッとした内容でもよく動き、上がりの様子や午後の獣医チェックで特に問題はありませんでした。ただ、今朝になって左肩の出が悪くヒョコヒョコとした歩様を見せており、腫れてはいないものの球節から中筋にかけても若干張りが残っている状態。疲れの蓄積からくるものと思われますが、念のため膝なども検査してみるつもりです。大変申し訳ありませんが、今週の出走は自重させてもらいます」(矢野英一調教師)
3月31日(木)に坂路コースで4ハロン55.3-40.1-26.7-13.2を単走で強めに追い切りました。31日(木)に坂路コースで4ハロン55.3-40.1-26.7-13.2を単走で強めに追い切りました。「今回久々に坂路コースで追い切りを行ったのですが、思いのほかハミ受けが悪く反応しきれませんでした。トモがまだ甘いため、フラットコースの方が安定して走れるのでしょう。デキ落ちは感じられず、特に心配もしていません。来週4/10(日)中山・3歳1勝クラス(ダ1200m・混)を丹内騎手で予定。万が一除外となった場合には、東京開催の番組にスライドするつもりです」(矢野英一調教師)
★3/20(日)中山・3歳1勝クラス(ダ1200m・混)M.デムーロ騎手 結果4着
「前が止まらない展開でしたし、道中外々を回るコースロスも響いて最後はバテてしまいました。ただ、本質的に今回のような軽くて脚抜きいい馬場よりも、パワータイプで時計の掛かるコンディションのほうがリオンには合っている。勝ち時計も速過ぎましたからね。一回叩いて次はもっと良くなってくるでしょうから、あまり悲観しなくていいと思います。レース後は右前膝部分に若干熱感を持っているものの、とりわけ大きなダメージは見られず問題ありません。中2週空けて次走は4/10(日)中山・3歳1勝クラス(ダ1200m・混)を丹内騎手で投票する予定。万が一そこを除外となった場合には、2回東京開幕週の4/24(日)東京・3歳1勝クラス(ダ1400m)にスライドします」(矢野英一調教師)
2022/3/20
(中山競馬場)
馬体重:530kg
★3/20(日)中山・3歳1勝クラス(ダ1200m・混)M.デムーロ騎手 結果4着
「デムさんのコメントでは『時間をかけて返し馬で体を温め、硬さはだいぶほぐれました。ただ、今日は久々の分か若干緩かった印象。そのためトモが付いてこずアオるようなスタートになってしまった』と。それでも意識的に外へ持ち出しポジション進出。3角で収まりがつけば良かったのですが、そのまま外目を回って仕掛けてしまいましたからね。内から6頭分くらいのコースで、600m全力疾走はキツい。ジョッキー本人も『あそこで我慢できていたら少なくとも3着はあった』と話しています。勝ち時計(1.10.3)が速過ぎ。パワータイプなので脚抜きのいい馬場はどうかと懸念していましたが、自身の持ち時計を大幅に詰めていますし、次また頑張りましょう」(矢野英一調教師)
☆3/20(日)中山・3歳1勝クラス(ダ1200m・混)M.デムーロ騎手
13日(日)にWコースで3ハロン41.7-13.2を単走で馬ナリに追われ、16日(水)にもWコースで5ハロンから0.3秒追走して併せ、71.4-54.7-38.9-11.9を馬ナリに追い切りました。「最終追いは終いだけ軽く伸ばすように指示を出しました。ゆったりしたペースで入って徐々に加速。楽な手応えのままラスト1ハロンは11,9秒をマークし、上々の動きを披露しています。相変わらず前向きなところに好感が持て、稽古でも自分からハミを取ってグイグイ推進できている。一息入れたことでもう疲れはすっかり抜けて、また高いパフォーマンスを示せる状態にあると思います。週末にかけてひと雨降る予報のため、馬場が渋りそうな点は多少心配。それでもここなら決め手上位の存在ですし、本領発揮といきたいですね」(矢野英一調教師)
6日(日)にWコースで3ハロン42.3-12.3を単走で馬ナリに追われ、10日(木)にもWコースで5ハロンから1.3秒追走して併せ、65.9-50.5-36.7-12.0を強めに追い切りました。「先行した馬が掛かり気味に運び、鞍上も持って行かれてややオーバーペースに。指示していた全体時計よりだいぶ速くなってしまいましたが、リオン自身は折り合いも付いて抜群の伸び脚を披露。先週に比べ状態面はグンと上向いています。この一追いで態勢がほぼ整ったと思いますし、来週は軽めの調整内容にとどめてレースに向かうつもり。1勝クラスのダート戦が混み合っていますので、あとは除外されずに無事入るようならでしょう」(矢野英一調教師)
2月27日(日)に坂路コースで4ハロン58.9-42.0-27.8-13.5を単走で馬ナリに追われ、3月3日(木)にはWコースで5ハロン68.7-52.7-38.5-12.5を単走で馬ナリに追い切りました。「前走時に比べて右後肢の送りが若干まだ緩慢には映るものの、状態はけっして悪くありません。これくらいの時計だと、追い切りも楽な感じで動けていますよね。やはり能力の高さを感じさせる馬ですし、これからまだまだパワーアップが見込めそう。必要であれば筋注治療などを施し、うまくケアしながら進めていければと思います。3/20(日)中山・3歳1勝クラス(ダ1200m・混)にM.デムーロ騎手で向かう予定です」(矢野英一調教師)
チェスナットファーム阿見TCで調整され、24日(木)に帰厩しました。
「放牧先でも順調に時計を消化できており、調子が上向いてきたところで帰厩とさせていただきました。前走後少しトモに疲れが出ましたが、今はもう回復して心配ない状態。カリカリした様子もなく落ち着いた雰囲気で、短期間の休みでもだいぶリフレッシュできたように映ります。3/20(日)中山・3歳1勝クラス(ダ1200m・混)を当面の目標に進めていきましょう。M.デムさんに声だけはかけていて、すでにOKの返事をもらっていますよ」(矢野英一調教師)
2022/2/18
(チェスナットファーム阿見TC)
馬体重:532kg
「現在は馬場をハッキングキャンターで3000m(20秒ペース、週1回は15秒ペース)のメニューで調整中です。右トモ周辺に疲れが溜まっている様子だったので、先週末にショックウェーブ治療を施しています。その後は順調に乗り込めていて、今週から15-15を織り交ぜています。矢野調教師からは、『もう少し状態が上がったら、帰厩も考えていきたいと思います』と言われています」(担当者)
2022/2/11
(チェスナットファーム阿見TC)
馬体重:532kg
「現在は馬場をハッキングキャンターで4500m(上限20秒ペース)のメニューで調整中です。まだ見えない疲れがあるのか内面からグッとくるものがなく、体の張りも今ひとつといった感じ。元気はありますし、予定しているレースもまだ先なので、じっくりと乗り込んでいます。徐々に良化を促していきたいと考えています」(担当者)
2022/2/4
(チェスナットファーム阿見TC)
馬体重:532kg
「現在は馬場をハッキングキャンターで4500m(上限20秒)のメニューで調整中です。入場時には筋肉、腱に疲労が結構出ていたので様子を見ていましたが、徐々に良化を見せていたので、今週より軽めに乗り出しています。硬さはそこまで感じないものの、背腰はまだ疲れが残っている様子。目標のレースはまだ先なので、じっくりと進めていくつもりです」(担当者)
2022/1/28
(チェスナットファーム阿見TC)
★1/22(土)中山・3歳1勝クラス(ダ1200m・混)M.デムーロ騎手 結果2着
この後はトレセン近郊のチェスナットファーム阿見TCで調整することになり、26日(水)に移動しました。
「ジョッキーが手のうちに入れていることも大きいですが、だいぶ安定して走れるようになってきましたね。勝ち上がりに少し時間を要したものの、あの内容なら1勝クラスも卒業はそう遠くないはず。スタート部分が芝でなければ、距離も1400まで延ばして対応可能でしょう。昨年秋からずっと詰めて使ってきましたので、このタイミングで一息入れてやりたいと思います。次走は3回中山(3/26~)あるいは2回東京開催(4/23~)から始動予定。まずは疲労の回復次第で、どちらを目標にするか決めていくつもりです」(矢野英一調教師)
2022/1/22
(中山競馬場)
馬体重:526kg
★1/22(土)中山・3歳1勝クラス(ダ1200m・混)M.デムーロ騎手 結果2着
「少し時計の掛かる馬場コンディションでしたが、前半は33.9秒のハイペース。それでもハミを噛んで頭を上げ我慢させながらの追走だったので、できればもっと流れてほしかった。ジョッキーは『トモがまだ甘いので、芝スタートだとダッシュが付きづらい』と話していました。勝ち馬には及ばなかったものの、向正面からまた自分で外を捲って勝負に行き、上りの脚も最速。強い内容の競馬をしたと思います。やはり地力がありますし、安定して走れるようになってきましたね」(矢野英一調教師)
☆1/22(土)中山・3歳1勝クラス(ダ1200m・混)M.デムーロ騎手
19日(水)にWコースで5ハロンから2.1秒先行して併せ、68.2-52.6-38.3-12.0を馬ナリに追い切りました。「週末にはもう疲れが残っていなかったことから、同厩ホーリーラインに胸を借りる形で追い切りを消化しました。リオンが先行して、相手に並び掛けられてからどれくらい反応できるか。それ次第で今後の方針をと考えていたところ、併せ馬でも思っていた以上に抵抗し動けて内容は良かった。使った後も状態維持できている。脚元も問題ないので今週の競馬に向かいたいと思います。さすがにメンバーは断然強くなりますが、この子だってまだまだ時計を詰められるはず。本来はしっかり脚をタメる形の方が合っているでしょうし、ジョッキーの手綱さばきにも期待したい」(矢野英一調教師)
★1/10(月)中山・3歳未勝利(ダ1200m・混)M.デムーロ騎手 結果:優勝
「前半3Fが33.9秒のハイペース。その流れを捲り気味に先団まで押し上げていき、直線押し切るのだから濃い内容だったと思います。『今回はかなり強引な競馬でしたが、脚をタメる形ならもっといいパフォーマンスが発揮できる』と鞍上も高く評価してくれている。能力的にまだ時計を詰められるはずですし、上のクラスでもやれていいでしょう。背腰に若干疲れが窺えるものの、レース後も脚元含め特に異常はありません。来週まで厩舎で乗りながら状態を確認し、今後の方針を決めていくつもりです」(矢野英一調教師)
2022/1/10
(中山競馬場)
馬体重:526kg
★1/10(月)中山・3歳未勝利(ダ1200m・混)M.デムーロ騎手 結果:優勝
「少しオットリした気性をしているため、今日はゲート裏でメンコを外しました。それも功を奏したのか、芝スタートでも行き脚が付き、前半から流れに乗って競馬できていました。向正面で少し前をカットされる不利を受け、そこから外目を回ってかなり強引にポジションを上げていきましたが、あそこはジョッキーの好判断でしたね。上手い。『今日は流れも速かったし、気分良く行かせたかった』とのコメント。最後も併せ馬の形で粘り強く伸び、勝ち切ってくれて良かったです」(矢野英一調教師)
☆1/10(月)中山・3歳未勝利(ダ1200m・混)M.デムーロ騎手
12月31日(金)に坂路コースで4ハロン54.6-39.5-25.9-12.6を単走で末強めに追われ、1月5日(水)にはWコースで5ハロンから1.1秒追走して併せ、68.9-52.1-38.2-12.0を直線一杯に追い切りました。「最終追いは終いだけややビシッと気合を付ける内容。年末の番組目標に調整を進めていたので、態勢はもう十分整っています。最内枠を引いた前走は、スタートで立ち遅れてしまって終始レースの流れに乗ることができませんでした。初めての輸送競馬に戸惑い、体を大きく減らしてしまったことも響いたと思います。今回はまた芝スタートや右回りに替わる点がどうかも、リオンの癖を掴んでいるM.デムが騎乗できるのは心強く、そのあたりの適性もここでハッキリしてくるはずです。なるべく外めから、揉まれずに運ぶ形が現状では理想。流れに乗ってスムーズな競馬ができさえすれば、期待できると思います」(矢野英一調教師)
22日(水)にWコースで4ハロンから0.7秒先行して併せ、53.7-38.1-11.8を馬ナリに追い切りました。「先週あたりまでは少し肩の出が硬く映りましたが、それも許容範囲で中間順調に調整できています。水曜日は半マイルから軽めの追い切り内容も、仕掛けてからスムーズな加速で抜群の伸び。もういつでも動ける状態にあります。12/28(火)中山・2歳未勝利(ダ1200m・混)は鞍上にM.デムを押さえており、一応投票だけするかもしませんが、最終想定を見る限りはまず節が足らないでしょう。年明け三日間開催の中山ダ1200m戦を目標に、在厩のまま調整していくつもりです」(矢野英一調教師)
★12/12(日)中京・2歳未勝利(ダ1400m・混)秋山稔樹騎手 結果9着
「体つきは細く映りませんでしたが、-16kgの馬体重。輸送で大きく数字を減らしてしまいました。芝スタートが苦手というよりは、最内枠も影響してしまった感じでレースの流れに乗れていない。今回はまったく走り切れておらず、参考外の結果と思っていただければ。レースを使ったなりの硬さは見られるものの、大きなダメージや疲れは残っていません。出馬状況もあまり混み合っていないため、状態次第では最終週の中山ダ1200m戦に向かうことも検討していきます」(矢野英一調教師)
2021/12/12
(中京競馬場)
馬体重:516kg
★12/12(日)中京・2歳未勝利(ダ1400m・混)秋山稔樹騎手 結果9着
「最内枠を引いてしまった影響もありますが、芝部分のスタートが全然ダメでレースの流れに乗れませんでした。早めに外へ持ち出せていればまた結果も違っていたのでしょうが、キックバックに怯む場面などもあってポジションを上げに行けず。パトロールで確認しても直線十分なスペースを走れておらず、まったく走りきれていない内容。不甲斐ない結果となり大変申し訳ありません」(矢野英一調教師)
☆12/12(日)中京・2歳未勝利(ダ1400m・混)秋山稔樹騎手
8日(水)にWコースで4ハロンから1.3秒先行して併せ、53.6-38.0-11.5を馬ナリに追い切りました。「レースを使ってきている馬なので、追い切りはこれくらいの内容で十分。中京までの輸送を考えればちょうどいい体つきに映ります。稽古の動きや歩様を見る限り、右回りだとまだ若干不安要素を抱えていますが、左回りのコースならば肩の出も特に問題ありません。それなりに今回も相手関係が揃った印象ではあるものの、力量的には当然リオンラファールも上位圏内にいる。溜めて終いを生かす形が板についてきましたし、抱えながら中団に構えて勝ち切る競馬をしてくれればと期待しています」(矢野英一調教師)
チェスナットファーム阿見TCで調整され、11月28日(日)に帰厩しました。
12月2日(木)に坂路コースで4ハロン53.5-37.9-24.8-12.5を単走で強めに追い切りました。「ごく短期の放牧でしたが、オゾン治療を施して効果はテキメン。毛ヅヤのくすみが解消され、左肩の可動域も窮屈に映らなくなりました。昨日の追い切りでもスーッと反応して抜群の伸び脚を披露。これならいつでも使える態勢にあると思います。行き脚が付かなかったデビュー戦の内容から、ダ1200mでは距離が少々短い印象を持っている。相手関係など吟味したうえで変更するかもしれませんが、当面は来週と再来週で組まれている中京ダ1400m戦を目標にしていきましょう。どちらも1kg減の秋山稔樹を鞍上に押さえています」(矢野英一調教師)
2021/11/26
(チェスナットファーム阿見TC)
★11/20(土)東京・2歳未勝利(ダ1300m)M.デムーロ騎手 結果3着
この後は一旦トレセン近郊のチェスナットファーム阿見TCで調整することになり、25日(木)に移動しました。
「コーナーから外々を回らされるロスはあったものの、手応えよくイメージしていた形で直線を迎えられたと思います。期待しているほどまだビュンと弾けてきませんが、馬は使うごとにどんどん良くなっている。ミルコも『これからの馬。それでもチャンスは近い』とコメントしていました。レース後も馬体や脚元にダメージらしきものは見当たりません。ただ、さすがに少し疲れている様子が窺えるため、ごく短期で近郊に出してオゾン治療を施せればと思います。来週には帰厩させるつもりですし、権利行使して中京開催のダ1400m戦に向かうのがベターでしょう。次こそは決めたいですね」(矢野英一調教師)
2021/11/20
(東京競馬場)
馬体重:532kg
★11/20(土)東京・2歳未勝利(ダ1300m)M.デムーロ騎手 結果3着
「中間の稽古量も手緩くはなく、+8kgの数字でも体はけっして太く映らなかったと思います。今日は勝ち馬のペースでうまく運ばれて完敗。リオン自身も時計を詰めて頑張れているのですが、向正面でジッとしていても2着が精一杯だったかもしれません。一戦ずつ内容は良くなっているのでチャンスは近いはず。脚元の状態をよく見て次をまた考えます」(矢野英一調教師)
☆11/20(土)東京・2歳未勝利(ダ1300m)M.デムーロ騎手
17日(水)にWコースで4ハロンから0.7秒追走して併せ、52.6-37.4-11.5を直線強めに追い切りました。「最終追いはリオンが追走する形で終い重点の追い切りを消化しました。馬場の内目を回ったとはいえ、アッという間に格上古馬を置き去りにする内容。仕掛けてからの反応も抜群でしたし、引き続き状態面良好に映ります。溜めればやはり弾ける脚が使えるタイプ。メンバーを見渡すと有力各馬は前へ行くでしょうから、ある程度ペースが流れてくれれば直線まとめて差し切れていい。ここでしっかり決めましょう」(矢野英一調教師)
11日(木)に坂路コースで4ハロン53.5-38.3-25.0-12.5を単走で強めに追い切りました。「促さずとも瞬時に反応ができて、追い切りの動きは良かったですよ。体も徐々に締まってきましたし、だいぶ気が入ってピリッとしてきた感じ。歩様がまだ少しぎこちなく映る日もあるため、高周波温熱機器で入念に肩をケアしながら進めている状況ですが、両前中筋に関してはこの中間落ち着きを見せています。来週11/20(土)東京・2歳未勝利(ダ1300m)をM.デムーロで予定。鞍上もこの馬のことをえらく気に入ってくれているようなので、次こそは決めたいですよね」(矢野英一調教師)
★10/30(土)東京・2歳未勝利(ダ1300m)M.デムーロ騎手 結果3着
「スローな流れで前有利の展開でしたし、直線も思ったほど弾ける脚を使えませんでした。ただ、今回は最内枠で前半窮屈な競馬になってしまいましたからね。もう少しスムーズに運べていたら、また内容や着順も違っていたんじゃないでしょうか。上位2頭にけっしてポテンシャルが見劣るとは思っていません。レース後は若干、左前中筋が張っている程度でとりわけ大きなダメージは見られません。中二週空けて11/20(土)東京・2歳未勝利(ダ1300m)に向かうつもりです」(矢野英一調教師)
2021/10/30
(東京競馬場)
馬体重:524kg
★10/30(土)東京・2歳未勝利(ダ1300m)M.デムーロ騎手 結果3着
「スタートで半馬身の出遅れも、二の脚が付いて前走よりもスッと反応できていました。最内枠を懸念していましたが、そこはキックバックを避けながら、ジョッキーがうまく立ち回って外へ持ち出してくれた。『もう少し前で競馬するつもりだったのですが、ボーッとしていて思っていたよりもスタートが出られませんでした。追い出すと自らブレーキをかけていたようにまだ競馬を分かっていない感じですね。キックバックは問題なかったですし、これからもっと良くなってくると思います』とのコメントです。マズマズといった内容で前進はできましたから、状態に問題がなければ東京でまた使う予定にしましょう」(矢野英一調教師)
☆10/30(土)東京・2歳未勝利(ダ1300m)M.デムーロ騎手
24日(日)に坂路コースで4ハロン60.7-43.2-28.6-13.5を単走で馬ナリに追われ、27日(水)にはWコースで4ハロンから1.1秒追走して併せ、54.4-38.6-11.5をゴール前仕掛けて追い切りました。「先週肩の治療をしてからはだいぶ歩様が良くなってきている。乗った後もレーザーなどで入念にケアしていますので、両前中筋の状態も変わらず落ち着いています。稽古の動きは依然悪くないですし、追えばズキューンと伸びそうな手応え。テンから飛ばして行くタイプの先行馬2頭に人気が集中しそうなメンバー構成ですから、ゲートを出たなりではあっても、今回ジョッキーには急かさずなるべく脚を溜める競馬をするよう指示を出すつもりです。距離延長や広い東京コースに替わるのも歓迎のクチ。好勝負を期待しています」(矢野英一調教師)
17日(日)に坂路コースで4ハロン60.5-40.8-25.2-12.5を単走で馬ナリに追われ、21日(木)にはWコースで5ハロンから0.9秒先行して併せ、67.9-51.2-37.2-11.8をゴール前仕掛けて追い切りました。「日曜日の調教後、いつもより可動域が狭くコトコトした歩様に映ったため、獣医師に全身をチェックしてもらいました。ウイークポイントである深管部や繋靭帯にヒットする箇所は無かったものの、左肩の筋肉が少し張っているとの診断。それほど心配なさそうですが、念のため週前半は軽めのメニューにとどめて重点的にケア治療を行っています。水曜日は3頭併せの真ん中にリオンラファールを入れる形で、終いだけ伸ばす指示で追い切りを消化。反応よくスッと動けていましたし、内容的には良かったですね。息はもう十分できていますので、予定どおりの番組に向かうことができるでしょう。来週の東京ダ1300、1400m戦のどちらか。前走と同じM.デムーロ騎手に依頼しています」(矢野英一調教師)
10日(日)にWコースで3ハロンから0.2秒追走して併せ、39.4-11.6を馬ナリに追われ、13日(水)にもWコースで4ハロンから0.9秒先行して併せ、54.6-38.9-11.8を馬ナリに追い切りました。「力強い脚捌きで、追えばビュッと弾けてきそう。動きにはだいぶ俊敏さが出てきましたし、追い切りを重ねるごとに中身の良化も窺える。それでもまだ体付きはだいぶ太く映りますので、脚元に気を付けながら徐々に絞っていきたいところ。4回東京の最終週(10/30.31)を目標に進めています」(矢野英一調教師)
3日(日)に坂路コースで4ハロンから0.6秒先行して併せ、58.2-40.8-25.7-12.7を馬ナリに追われ、7日(木)にも坂路コースで4ハロンから併せ、54.0-39.5-25.5-12.8を馬ナリに追い切りました。「ややワンペースなところはあるものの、力強い脚捌きで稽古の動きが目を引きます。一度使って若干ピリッとした面も出てきましたね。乗った後は午後レーザーで入念にケアしながら進めており、脚元も今のところ落ち着いている。このまま負荷を強めていけそうですし、4回東京の最終週(10/30.31)には1300、1400m戦が組まれていますので、そのどちらかに向かうことにしましょう」(矢野英一調教師)
松風馬事センターで調整され、9月28日(火)に帰厩しました。
9月30日(木)に坂路コースで4ハロンから0.2秒先行して併せ、53.9-39.0-25.7-12.8を馬ナリに追い切りました。「レース後は左前の繋靱帯に張りと触診痛があったため、一旦外厩でケアしてもらいました。昨日の追い切り後も脚元は落ち着いていますので、ここから徐々に調教進度を上げていくつもりです。4回東京開催後半あたりのダ1300、1400m戦を目標にしていきましょう」(矢野英一調教師)
2021/9/24
(松風馬事センター)
馬体重:541kg
「現在は角馬場で長めのダクと本馬場でキャンター1600mを1セット(上限20秒ペース)のメニューで調整中です。入場後は、左前の繋靱帯に張りがあり、少し触診痛もある状態でした。背腰も疲れていたので、ショックウェーブを施し、着実な回復が窺えたので今週より騎乗運動をおこなっています。体重はレース体重を上回っていますし、ここから乗り込んでいくつもり。短期予定の放牧とのことなので、しっかりケアをしながら整えていきます」(担当者)
★9/11(土)中山・2歳新馬(ダ1200m)M.デムーロ騎手 結果8着
この後はトレセン近郊の松風馬事センターで調整することになり、16日(木)に移動しました。
「テンからハイペースを外々回りながら進めていたため、直線ではもう手応えがなくなってしまった。リオン自身も初めての競馬で泡食って、訳が分からないまま力を出し切れずに終わってしまったという感じの内容。デビュー戦を1番人気に支持されていたのに申し訳ありません。捌きに硬さはあるものの、本来芝も試してみたいところですが、脚元が固まってくるまでは我慢してダートを使っていきたい。いずれにしても距離はもう少しあった方がいいタイプでしょう。2週間程度近郊に出してケアしてもらい、次は4回東京開催(10/09~)のダ1300、1400mに向かうつもりです」(矢野英一調教師)
2021/9/11
(中山競馬場)
馬体重:522kg
★9/11(土)中山・2歳新馬(ダ1200m)M.デムーロ騎手 結果8着
「テンにもっとダッシュが付いてればまた違う展開だったでしょうが、この距離はリオンに少々忙しかった印象です。逃げた馬が内をかなり空けながら走っていましたし、スタートからハイペースで4頭横並びのまま一番外目を回らされてしまいましたからね…。稽古の良さを生かせず申し訳ありません。ジョッキーは『返し馬でやや歩様に硬さが感じられたものの、思っていた以上にスタートは出てくれた。レースではスムーズな脚捌きでダートの走り自体は凄くいい。舌を括ってノドの状態もまったく気になりませんでした。結果論ですが、強引に前へ行き過ぎたかもしれません。いい馬ですよ』と話していました。脚元の状態を見てまた次を考えていきます」(矢野英一調教師)
☆9/11(土)中山・2歳新馬(ダ1200m)M.デムーロ騎手
8日(水)にWコースで4ハロンから0.7秒先行して併せ、52.9-37.3-11.9を馬ナリに追い切りました。「追い切りは3頭併せの真ん中に入れる形。古馬からプレッシャーをかけられながらも、最後までしっかり反応して走れていました。エンジンがかかってからの伸び脚は鋭く、ポテンシャルの高さも強調できる。あとはまだ全体的にユルさが目に付く現状だけに、抱えて行けないこの距離がどう出るか。本質的にはもっと広いコースが向いていそうですからね。ケアしながら脚元の方はだいぶ落ち着いてきましたし、初戦から力を出せる状態に持ってこれたと思います。稽古通りなら好勝負が期待できるでしょう」(矢野英一調教師)
9月2日(木)に坂路コースで4ハロン55.1-40.5-26.5-13.1を単走で馬ナリに追い切りました。「日曜日の稽古で乗り手から『少しノドが気になった』と申告があったため、今週の追い切りは舌を括って臨みました。たしかに呼吸音は多少ヒューヒューしていますが、それが走りに影響しているということはなく、現状まったく気にしなくていいレベルだと思います。出走態勢がもう整っているため、今週はサラッとした内容で調整。脚元の状態も変わらず落ち着いている。来週9/11(土)中山・2歳新馬(ダ1200m)にM.デムーロ騎手で向かいます」(矢野英一調教師)
8/29(日)新潟・2歳新馬(ダ1200m・混)丸山元気騎手 除外(非当選)
22日(日)にWコースで3ハロンから0.2秒先行して併せ、40.8-12.3を馬ナリに追われ、25日(水)にもWコースで4ハロンから0.9秒追走して併せ、51.7-37.0-11.4を馬ナリに追い切りました。「追い切りは左回りでウッドチップ3頭併せの最内。リオンが前2頭を追走する形でしたが、コーナーを回って楽な感じで並びかけて抜け出し、最後まで脚色は鈍りませんでした。コース追いでどうかと若干懸念してはいたものの、力強い脚捌きでグイグイと推進できていましたからまったく心配なさそう。走りますね。ただ、今週は残念ながら抽選除外に。投票した27頭のうち除外持ちも多かったため、分の悪い抽選でした。9/11(土)中山・2歳新馬(ダ1200m)にスライドします。脚元の状態も変わらずきていますので、引き続きしっかり調整していきます」(矢野英一調教師)
15日(日)に坂路コースで4ハロンから0.2秒先行して併せ、61.1-42.1-27.0-13.2を馬ナリに追われ、19日(木)にも坂路コースで4ハロン51.7-37.6-24.9-12.5を単走で強めに追い切りました。「終いだけやや強めにやる追い切り内容。まったく無理させてはいませんし、それでいて今週も全体時計が51秒台ですからね。動きますよ。体付きや筋肉の輪郭など変わってきましたし、中身もだいぶ伴ってきた。ただ、本来であればここからはコース長目で強い負荷をかけて息を作りたいのですが、両前とも中筋がけっこう張っていて、脚元にまだ水っぽさが残る現状。そこは状態を見ながら慎重に進めていかなければなりませんので、息持ちだけ若干不安には感じています。出馬状況が混み合ってはいるものの、来週8/29(日)新潟・2歳新馬(ダ1200m・混)でデビューさせる予定です」(矢野英一調教師)
8日(日)に坂路コースで4ハロン59.8-40.4-25.2-12.2を単走で末強めに追われ、12日(木)にも坂路コースで4ハロン51.3-37.1-24.6-12.5を単走で末強めに追い切りました。「美浦の坂路で51秒台。終いやや強めに仕掛けただけの内容を考えても、2歳では破格の時計だと思います。大型馬でまだ全体的にユルさが残り、左前中筋など脚元にも注意して進めなければならない現状ですが、秘めたポテンシャルは相当なものかもしれません。坂路だけでなくコース追いでもしっかり動けるならば、否が応でも期待は高まりますね。デビュー戦は8/29(日)新潟・2歳新馬(ダ1200m・混)を目標に、除外の場合は中山開催に向かうプランで仕上げていきます。本質的には広いコース向きで、東京ダ1300~1400mあたりでズドンと終いの脚を使えそうなタイプでしょうか」(矢野英一調教師)
8月1日(日)に坂路コースで4ハロンから1.9秒先行して併せ、58.9-40.3-25.6-12.2を馬ナリに追われ、5日(木)にも坂路コースで4ハロンから2.3秒追走して併せ、54.2-38.4-24.5-12.2を強めに追い切りました。「まだ余裕に感じられる体つきで息遣いも重い。それでもやる毎に時計は詰めてこれているように、徐々に良化が窺えます。左前中筋の状態もいまのところ落ち着いていますよ。稽古でだいぶ動けるようになってきましたし、ひとまずは8/29(日)新潟・2歳新馬(ダ1200m・混)をデビュー戦の予定としましょう。ダート短距離の番組数が少なく除外も懸念されますが、その場合は中山開催にスライドさせる考えでやっていきます」(矢野英一調教師)
25日(日)に坂路コースで4ハロンから0.3秒先行して併せ、60.7-41.4-26.2-12.5を馬ナリに追われ、28日(水)にも坂路コースで4ハロンから0.2秒追走して併せ、54.4-38.9-25.6-12.9を一杯に追い切りました。「自らスーッと行くでもなく、促してギアを上げれば苦しがって左へ左へとモタれてしまいます。5速、6速と上げていくには、まだ体が重くて動ききれない印象ですね。ただ、左前中筋はまだ若干張り気味なものの、悪くなってはおらず、むしろ良化が窺える状態。レーザー治療の効果も大きいと思います。この感じならば、来週から少しペースを上げて進めてみましょうか」(矢野英一調教師)
22日(木)に坂路コースで4ハロンから0.5秒先行して併せ、55.0-39.2-25.6-12.7を末強めに追い切りました。「帰厩初日から左前中筋が若干張り気味だったため、レーザー治療なんかも施し様子を見ながら調整しています。大型馬ゆえに脚元が固まってくるまでは慎重に進めさせてください。昨日は坂路コースで古馬相手に1本目の追い切りを消化。時計はそれなりに出せたものの、まだ体が重くて動ききれない印象を受けました。反応も鈍いです。気性もおっとりしたタイプに映りますから、ある程度のところでネジを巻いて刺激を与えていったほうがいいでしょう。来週、再来週くらいでガラッと変わってくればと期待している。坂路でしっかり動けるようになってから、ウッドチップ長目で調整していくプランを考えています」(矢野英一調教師)
2021/7/16
(美浦トレセン)
馬体重:547kg
松風馬事センターで調整され、本日16日(金)に帰厩しました。
「昨日矢野調教師が来場され、帰厩確定の報告をもらいました。ここまで順調に乗り込んできましたし、引き続き両前の繋靭帯も落ち着いた状態。今後良くなっていきそうな馬ですが、今の状態でも楽しみはあると思います」(松風馬事センター・担当者)
2021/7/9
(松風馬事センター)
馬体重:543kg
「現在は角馬場で長めのダクと本馬場でキャンター1600mを2セット(18秒ペース)のメニューで調整中です。この中間からピッチを上げて乗り込んでいます。ケアをおこなっていることで脚元は安定していますし、大きな問題なく進められています。馬場が良ければもう少し巻いていきたいところですが、早生まれの割にはこれからといった感じの強い馬。欲しいところに筋肉が付き始めましたし、このまま体力強化を主として進めていきます」(担当者)
2021/7/2
(松風馬事センター)
馬体重:538kg
「現在は角馬場で長めのダクと本馬場でキャンター1600mを1セット(20秒ペース)のメニューで調整中です。両前の中筋には反動も見られませんし、むしろ良化が窺えるところ。もう少しペースを上げていけそうなのですが、今週は馬場の悪い日が多く、脚元に負担が掛かりそうだったので、現状のペースでとどめています。このまま時間経過に準じて進めていきたいと思います」(担当者)
2021/6/25
(松風馬事センター)
馬体重:533kg
「現在は角馬場で長めのダクのメニューで調整中です。両前の繋靭帯に疲れがあるとのことでしたが、左前の歩様の方が若干硬い感じで、レーザー治療をおこなっています。その効果もあって、歩きは幾分緩和してきました。23日(水)から軽めの騎乗運動をおこなっていますが、乗った感じは問題なさそう。まだ全体的に馬が弱い感じですが、良さそうな雰囲気は持っていますよ。少しずつ進めていきたいと思います」(担当者)
16日(水)にゲート試験を受験し、無事に合格。
この後はトレセン近郊の松風馬事センターで調整することになり、17日(木)に移動しました。
13日(日)に坂路コースで4ハロン59.2-40.0-25.7-12.8を単走で馬ナリに追い切りました。「練習通りスムーズな流れでゲート試験をパスできました。大型馬でも俊敏に反応でき、出てからのダッシュも利いていた。体力的にへこたれている様子もないので、このまま攻めていくことも考えたのですが、やはりまだ脚元が固まっていない印象を受けます。両前中筋に張りが感じられ、それを気にしてか常歩でも時折躓く場面がある。ここで無理する必要はありませんので、一息入れて仕切り直し、新潟もしくは中山開催でデビューとしましょう。乗った感触からバリバリのダートといった感じはなく、走りに余裕があって芝のマイル~1800mくらいでも面白そう。OPで活躍しているお兄さん(ジェネティクス)とはちょっと違うタイプかもしれませんね。背中もいいし、走ってきそうで楽しみな馬ですよ」(矢野英一調教師)
「順調に進められています。入厩してすぐは両前を躓いたり、トモもクランクランして揺れていましたが、段々それが目立たなくなって並足なんかもだいぶつながってきた印象。ゲート内での駐立、出の反応も悪くなく、来週どこかで試験を受けてみようと思っています。背中の良さを感じますし、これからどう変わってくるか楽しみな馬ですよ」(矢野英一調教師)
ノルマンディーファーム小野町で調整され、本日4日(金)に美浦・矢野英一厩舎に入厩しました。
「春先に牧場で見せていただいた以来ですが、だいぶ筋肉の輪郭にメリハリが出てきましたね。大型で見映えのする馬ですし、鍛えていけばもっともっと格好良くなるはず。先ずはゲート試験合格が目標。どれだけ動けるか明日から早速跨ってみるつもりです」(矢野英一調教師)
2021/5/28
(ノルマンディーファーム小野町)
馬体重:533kg
現在は馬場1周と坂路2本を18秒ペース(週2回は15秒ペース)のメニューで調整しています。先週末は馬場状態が悪い中でもしっかりした脚取りで坂路を上がれており、着実に筋力強化が図れている印象を受けます。それでも馬体が大きいこともあり、まだまだパワーアップしていく必要はありそうです。状態も上がってきて、そろそろ入厩の話も出てくるかと思いますが、声が掛かるまできっちり負荷を掛けていきます。
2021/5/21
(ノルマンディーファーム小野町)
馬体重:541kg
現在は馬場1周と坂路2本を18秒ペース(週1回は15秒ペース)のメニューで調整しています。体つきが良くなり、捌きの硬さも以前ほどではなくなってきました。体全体の使い方となると、まだ筋力面での課題は残りますが、坂路中心に強めの負荷を掛けることが出来ており、少しずつ芯もしっかりしてきています。この後も調教をこなしながら、こちらの理想に近づいてきてくれるのではないかと思います。
2021/5/14
(ノルマンディーファーム小野町)
馬体重:540kg
現在は馬場1周と坂路2本を18秒ペース(週1回は15秒ペース)のメニューで調整しています。今週も順調にメニューを消化することが出来ており、馬体面もモッサリした感じが抜けてきて、こちらへ移動してきた時とは別馬のような見た目になってきました。動きに関しては、捌きは良くなってきたものの、大きな体を持て余している感じは否めず、もう少し筋力が付いてくればなお良さそうです。引き続きしっかり乗り込み、筋力強化を図っていきます。
2021/5/7
(ノルマンディーファーム小野町)
馬体重:541kg
現在は馬場1周と坂路2本(上限18秒ペース)のメニューで調整しています。今週は降雨の影響で周回コース(ダート)の馬場状態があまり良くなかったこともあり、坂路(ウッドチップ)メインのメニューに切り替えて調教を進めていますが、終い重点に一度15秒ペースもおこなっています。馬体を見ても状態が上向いてきたのは間違いありませんが、フラットコースのダクだと硬さが残っていますし、ビッシリやるにはもう少し時間を掛けた方が良さそうです。
2021/4/30
(ノルマンディーファーム小野町)
馬体重:547kg
現在はトレッドミルで軽く運動をおこなった後、馬場2周と坂路1本もしくは馬場1周と坂路2本を16~18秒ペースのメニューで調整しています。脚の運びも硬さが抜けてきて、周回コース、坂路コースともにしっかりとした脚取りで走ることが出来ています。体も形が良くなってきたので、この後は坂路でも少しずつペースを上げていくつもり。背腰やトモにかけて、もっと筋肉が付いてくるような調教を課していこうと思います。
2021/4/23
(ノルマンディーファーム小野町)
馬体重:553kg
現在はトレッドミルで軽く運動をおこなった後、馬場2周と坂路1本もしくは馬場1周と坂路2本を16~18秒ペースのメニューで調整しています。ここにきて体の形が整ってきた印象を受けますし、それに伴って動きも良化してきたことから、今週は坂路2本を上がる日を3日設けています。トレッドミル上での走りにもスムーズさが出てきて、全体的な筋力強化が窺えますが、ようやく土台が出来てきたところなので、もうしばらくはジックリ鍛えていくつもりです。
2021/4/16
(ノルマンディーファーム小野町)
馬体重:549kg
現在はトレッドミルで軽く運動をおこなった後、馬場2周と坂路1本を16~18秒ペースのメニューで調整しています。少しずつ筋肉量が増えてきたこともあり、肩の出やキャンターの動きなどもスムーズになってきました。馬体にはまだ冬毛が残っていて、毛ヅヤも一息ですが、この馬なりに良化傾向にあるのは間違いありません。現状のメニューを継続していけば、更に体調が上がってくると思います。
2021/4/9
(ノルマンディーファーム小野町)
馬体重:539kg
現在は馬場2周と坂路1本を16~18秒ペースのメニューで調整しています。今週もトレッドミルを併用しており、調教ペースも先週と変わりありませんが、ここまで鍛えられた効果が少しずつ馬体に現れてきたようで、トモの辺りは筋肉のラインも見え始めています。ただ、体調面の良化はスローなままなので、もうしばらくはジックリ乗りながら良化を促していく予定です。
2021/4/2
(ノルマンディーファーム小野町)
馬体重:537kg
現在は馬場2周と坂路1本を16~18秒ペースのメニューで調整しています。今週もトレッドミルで体をほぐしてから騎乗しており、肩の動きは日に日に良化してきました。馬体重が増えてきたように、筋肉量も増加傾向にあるようです。ただ、見た目には冬毛が多く残っていて、毛ヅヤも良好とは言えないので、もっと体調が上がってきてからメニューを強化していく形がいいのではないかと考えています。
2021/3/26
(ノルマンディーファーム小野町)
馬体重:525kg
現在は馬場2周と坂路1本を16~18秒ペースのメニューで調整しています。どちらかというと、右の出だしの動きに硬さがありますが、トレッドミルでほぐしてから周回コースへ出るのはいい方に働いているようで、騎乗していても着実な良化が窺えます。見た目にはまだ冬毛も抜けきっておらず、馬体重の割に華奢な感じにも映るので、引き続き動きだけでなく馬体面も成長させてあげられるよう調教を進めていきます。
2021/3/19
(ノルマンディーファーム小野町)
馬体重:526kg
現在は馬場2周と坂路1本(上限18秒ペース)のメニューで調整しています。今週もトレッドミルを併用しており、トレッドミル上でも出だしの硬さが見られるときもありますが、後半になるとほぐれてくるようで、周回コースに出る頃には問題ないレベルの動きになっています。コース上でも直線的な動きだけでなく、あえて左右へ振るような動きを取り入れて、全身をほぐしていく形を取っています。これを継続することで全体的に筋肉が付いて、動きが大きくなってくれればと考えています。
2021/3/12
(ノルマンディーファーム小野町)
馬体重:525kg
現在は馬場2周と坂路1本(上限18秒ペース)のメニューで調整しています。今週からは騎乗前に軽くトレッドミルに入れて、体を温めてから騎乗調教をおこなっています。短時間でもトレッドミルに入れることで筋肉の緊張も解けるのか、首の使い方も良くなってきそうなので、まだ寒さが続くうちはトレッドミルを併用していくつもりです。
2021/3/5
(ノルマンディーファーム小野町)
馬体重:519kg
現在は馬場2周と坂路1本を16~18秒ペースのメニューで調整しています。今週も登坂本数は1本ですが、こちらの調教にも慣れたようで、以前より元気も出てきたことから、坂路の後半はハロン16秒くらいまでペースを上げています。先週と比べて馬体重は減少したものの、今週は気温の高い日があったことや、負荷が強まって発汗量も増えていることを考えれば、特に心配する必要はなさそうです。この後も疲れが出ない限りは、しっかり攻めていこうと思います。
2021/2/26
(ノルマンディーファーム小野町)
馬体重:524kg
現在は馬場2周と坂路1本(上限18秒ペース)のメニューで調整しています。徐々に硬さが取れてきて、出だしの動きもあまり気にならなくなってきました。馬体に関してはまだ全体的にゴツゴツした感じに映るので、もっと筋肉が付いてくるのが理想ですが、今週も馬体重が増えているように、調教を進めながら食べたものが身になっている印象を受けます。このまましっかり乗り込んでいけば、自然と形が出来てくるのではないかと思います。
2021/2/19
(ノルマンディーファーム小野町)
馬体重:512kg
現在は馬場2周と坂路1本を18~20秒ペースのメニューで調整しています。この中間も順調に乗れていますが、こちらでの調教の疲労か、まだ筋力的に足りていない部分が多いのか、出だしの動きに硬さがあります。そのため常歩からダク、キャンターまでの一連の流れすべてにおいて、体をほぐすことに重点を置いて進めています。大きな体をしっかり動かすだけの筋肉も付ききっていないので、全体的な筋力アップを図っていこうと考えています。
2021/2/12
(ノルマンディーファーム小野町)
馬体重:502kg
現在は馬場2周と坂路1本(上限20秒ペース)のメニューで調整しています。こちらの環境などにも慣れてきたようですし、馬場に出るまでの常歩ではグループの先頭を歩けるくらい精神的にも強い部分が垣間見えます。半兄レゴリスと比較しても大きな馬。完成までに時間が掛かりそうな印象を受けますが、ジックリ乗り込んでいけば筋肉も付いてくると思うので、まずは休まず調教を継続していくことを優先に進めていきます。
2021/2/5
(ノルマンディーファーム小野町)
馬体重:501kg
現在は馬場2周と坂路1本(上限20秒ペース)のメニューで調整しています。もう体調面は問題なさそうで、調教開始後ここまで休まず進めることが出来ています。ただ、例年の2歳馬たちより移動時期が早かったこともあり、全体的に幼さが残ります。今週からは坂路も併用しており、走行距離が延びたことで集中力が続かないようですが、まだまだ体力強化も図りたいところなので、焦らずジックリ乗っていこうと思います。
2021/1/29
(ノルマンディーファーム小野町)
馬体重:510kg
現在は馬場3周(ハッキング)のメニューで調整しています。先週末から今週前半にかけてボロが緩く、体温も少し高い状態が続いていたためマシン運動のみにとどめていましたが、だんだんと落ち着いてきたので、本日29日(金)から騎乗を開始しました。初日から吹雪の中での調教だったこともあり、多少ソワソワした感じはありましたが、歩様などにも異常は見られず無事に終えることが出来ました。この後も馬の状態を確認しながら徐々に進めていきます。
2021/1/22
(ノルマンディーファーム小野町)
馬体重:506kg
この後は福島県・ノルマンディーファーム小野町で調整することになり、昨日21日(木)に移動しました。
現在はウォーキングマシン30分のメニューで調整しています。輸送熱などの異常はありませんでしたが、長距離輸送の後ということもあり、ボロは柔らかく、馬体重も北海道在厩時と比較してかなり減っているようです。そのため腸内環境の安定と、馬体面の回復を待って騎乗を開始する予定です。
2020/12/29
(ノルマンディーファーム)
馬体重:533kg
現在は夜間放牧と並行しながら、馬場1周と坂路2本(上限20秒ペース)のメニューで調整しています。騎乗担当者は「本格的なトレーニングを継続してだいぶ人馬の相互理解が深まってきました。とても扱いやすい優等生ですが、稀にスイッチが入ってしまうことがあるため、油断しないよう心掛けています。パワータイプと見ていましたが、ここ最近の動きからスピードも兼ね備えている様子。今後もいい部分を引き出せるよう、しっかりと乗り込んでいきます」と話していました。
2020/11/30
(ノルマンディーファーム)
馬体重:519kg
現在は夜間放牧と並行しながら、馬場1周と坂路2本(上限23~25秒ペース)のメニューで調整しています。騎乗担当者は「入場後すぐに馴致を立ち上げましたが、やや繊細な面があったため、馬との相互理解を深めながら慎重に進めてきました。今は同期生たちと一緒にグループ調教をおこなっていますが、デリケートな一面が影を潜め、堂々と坂路を駆け上がっています。飼い葉食いが旺盛で、見た目にもパワータイプの印象。これからどんどん力強さが全面に出てくるのではないでしょうか」と話していました。
2020/10/31
(ノルマンディーファーム)
馬体重:515kg
えりも分場で1日20時間ほどの昼夜放牧をおこなっていましたが、昨日30日(金)にノルマンディーファームへ移動しました。えりも分場担当者は「半兄レゴリスも1歳秋の時点で馬格がありましたが、本馬も同時期の兄と比べて遜色ないように、逞しく映ります。いかにもパワータイプといった見た目の印象通り、厩舎から放牧地へ行く際にはこちらがグイグイと引っ張っていかれそうになるので、おそらく調教でも抑えるのに苦労するようになると思います」と話していました。