父フィエールマンは中長距離戦線を主戦場にＧⅠ3勝。ステイヤーとしての実績は十分ですが、天皇賞（秋）では上がり32秒7と驚異的な末脚を繰り出したように中距離向きの素晴らしいスピードも備えた馬でした。秋に入り頭角を現す馬が増え、父譲りの産駒が期待されるところ。いっぽう母系も、4勝してオープン入りを果たした母や、母の半弟と曽祖母がJRA重賞制覇を果たすなど活気に溢れています。本馬は均整のとれた美しいシルエットが印象的で、走りやバランスのとれた体型からは芝のマイルから中距離に適性がありそうです。