父のアポロケンタッキーは本格化した4歳時に東京大賞典でGⅠタイトルを獲得し、その後もダート中距離の頂上戦線で長く活躍しました。一方、母系は中央・地方を問わず代々堅実に活躍馬を送る優秀なファミリーであり、本馬も重心が低くがっちりとした馬体の持ち主。肩回りやトモの肉付きも良く、いかにもパワータイプといった印象です。調教では早期デビューを目指し、全身を使ったキャンターは期待に違わぬほどの迫力ある動きを披露しています。近年整備された3歳ダート路線に、名乗りを上げるのはこの馬です。