HBAトレーニングセール前日の公開調教では2F22秒8、ラスト1Fは上場馬最速となる10秒6をマークした本馬。直線では宙を舞うようなフットワークで併走相手をグングン突き離して、場内からどよめきが起こるほど衝撃的な走りを見せていました。いかにも素軽そうな立ち姿をしており、父の産駒らしい手脚の軽さが目を惹きます。それ以上に素晴らしいのが後躯の動きで、強いキックが大きな推進力を生み出し追われればどんどんギアも上がっていきます。その恵まれた性能の高さを武器に、まずは桜の女王の座を狙います。