初年度産駒であるダンシングプリンスの国内外を問わない活躍により、父パドトロワは種牡馬としての人気が高まりをみせています。本馬のやや胴の詰まった体型にも父の特徴が出ている印象です。一方、母はダートで3勝をあげていますが、母の父が米国の芝重賞ウィナー、また3代母ダンスデザインは愛国オークス馬とあって、ファミリーは決してダート一辺倒ではありません。調教ではクッションの利いたフットワークを披露しており、そのゆとりのある繋ぎからも芝が向きそうで、短距離戦線での活躍を見込んでいます。