

現在はパドック放牧をおこなっています。今月上旬に放牧地で左前膝に外傷を負うアクシデントがありました。普段馬房にいるときは大人しく、人間に対して悪さをすることはないものの、馬同士だとヤンチャな一面があるようです。怪我が回復してきて、今は舎飼からパドック放牧に切り替えていますが、完治するまでにはまだ時間がかかる見込みなので、もうしばらくは運動を控える予定です。
2025/3/31
(ノルマンディーファーム)
馬体重:472kg
現在は坂路2本(上限18秒ペース)のメニューで調整しています。担当者は「この中間も順調に乗り込みを重ねていますが、精神面の幼さが課題。物見も多いですし、ハミ受けも安定しないため、走りのバランスが崩れてしまいがちです。牝馬ながら雄大な馬体をしていて、跨ってみてもパワータイプといった印象の1頭。トモにも少しずつ力が付いてきている感触を受けるので、好馬体を持て余さないようメンタル面の成長を促していきます」と話していました。
この後はノルマンディーファームで調整を進めることになり、4日(火)に移動しました。
現在は坂路2本(上限18~20秒ペース)のメニューで調整しています。移動した翌日より早速登坂させていて、当初は入り口付近でごねる素振りを見せていたものの、今は慣れた様子で落ち着いてコース入りしています。調教中に悪さをするわけではありませんが、まだ物見が目立つなど、移動前からの課題として精神面の幼さが窺えるところ。まずは気持ちの面にいい変化が表れるよう促していきたい考えです。
2025/3/1
(オカダスタッド)
馬体重:484kg
現在はウッドチップ坂路1本(上限20秒ペース)のメニューで調整しています。担当者は「引き続き基礎体力の向上に主眼を置いて乗り込みを進めており、2月中旬からはウッドの坂路にも入れるようにしました。体つきもハミ受けも徐々に良くなってきています。体力面以外の課題は集中力。物見はしませんが、頭の高い走り方ですし、走ることに対して集中しきれていない感じがあります。環境に慣れたり、乗り込むなかで解消されていくと思いますので、この後もジックリと進めていきます」と話していました。
2025/1/31
(オカダスタッド)
馬体重:490kg
現在はダート坂路2本(上限22~23秒ペース)のメニューで調整しています。担当者は「馴致はひと通りのメニューを終了し、口角のイボもすっかり治ってハミ受けも改善されてきたことから、今月上旬より本格的な調教へ移行しました。当初はコースの入口で少しテンションが高くなる様子も見受けられましたが、今は落ち着いて坂路入りしています。調教中も悪さをすることはなく、背中の感触も上々。当面は基礎体力の底上げに重点を置きながら進めていきます」と話していました。
2024/12/30
(オカダスタッド)
馬体重:490kg
現在は夜間放牧と並行して馴致をおこなっています。担当者は「左前の外傷箇所が完治し、今月中旬より馴致を再開しました。当初はロンギ場で乗り慣らしの続きからおこなう予定でしたが、しばらく間が空いたためにその前段階から復習させていて、坂路入りは来月上旬になる見込みです。口角に小さなイボができているので、ハミ受けに影響しないよう治療して綺麗な状態に戻したいと思います」と話していました。
2024/11/30
(オカダスタッド)
馬体重:476kg
現在は夜間放牧と並行してウォーキングマシン1時間のメニューで調整しています。担当者は「まだ左前の外傷箇所は完治していませんが、マシンに入れて歩かせる分には特に問題ないため、今月下旬からは夜間放牧と並行して運動を再開しました。舎飼明けとあって最初のうちはテンションが高かったものの、数日で落ち着いたようで、あとは傷さえ綺麗になればロンギ場で乗り慣らしの続きをおこなう予定です。他馬もまだジックリと進めている段階ですし、馬体はしっかりしているので、この遅れはすぐに取り戻してくれると思います」と話していました。
2024/10/31
(オカダスタッド)
馬体重:471kg
現在は舎飼されています。担当者は「ロンギ場にて乗り慣らしをおこなっていたものの、今月下旬に放牧地で左前膝上を外傷したため、その後は一旦騎乗を控えてケアを優先しています。擦過傷でもやや範囲が広く、完治するまで少し時間がかかりそうです。サマーセール時の馬体重は440kgだったようですが、入場当初と比べても右肩上がりに数字が増えて、見た目の印象も変わってきています」と話していました。