

現在は坂路2本(上限18秒ペース)のメニューで調整しています。まだ馬体はシャープに映るものの、登坂後の息遣いには少しずつ余裕が出てきたため、今はハロン18秒ペースを主体に乗り込みが進められています。体力面が強化されてきた点は好材料ですが、これからスピード調教を開始してからが本番ですし、もう少しの間はそのための基礎固めをおこなっていくつもり。調教進度に比例して、飼い葉も食わし込んでいきたい考えです。
2025/3/31
(ノルマンディーファーム)
馬体重:420kg
現在は坂路2本(上限18~20秒ペース)のメニューで調整しています。担当者は「負荷を強めながらも馬体重は増加傾向にありますし、トモの筋力も少しずつ増してきているとあって、ペースアップに無理なく対応できています。ただ、普段は手が掛からないものの、一度テンションが上がると落ち着くまで時間がかかる面も見られます。今のところ許容範囲内ではありますが、精神面が体の成長に追いついてくるよう促していきます」と話していました。
現在は坂路2本(上限20秒ペース)のメニューで調整しています。徐々に体力が付き、課題のハミ受けも改善傾向とあって、馴致の終了まで時間を要したことを感じさせない走りができているところ。トモに頼りなさが残り、フットワークには良化の余地を残しているものの、まだゆったりとしたペースでしか乗っていませんので、さらに乗り込みが進めばキャンターの質はさらに上がってきそうです。
2025/3/1
(ノルマンディーファーム)
馬体重:416kg
現在は坂路2本(上限20~22秒ペース)のメニューで調整しています。担当者は「馬体重こそ大きく増加していませんが、付くべきところに筋肉が付いてきていて、数字以上に馬体を大きく見せるようになってきました。坂路での物見も少なくなってきており、精神面での成長が窺える点にも好感が持てます。とは言ってもまだ走りに頼りなさが残る現状で、ハミ受けも安定していない点が課題。真っすぐ走らせて、正しい位置でハミを受けられるよう意識して進めていきます」と話していました。
2025/1/31
(ノルマンディーファーム)
馬体重:412kg
現在は坂路2本(上限23秒ペース)のメニューで調整しています。担当者は「馴致はひと通り終了し、今は坂路で集団調教を進めています。まだ敏感な一面を垣間見せてはいるものの、馴致でジックリと慣れさせたため、人間には従順で調教に支障はありません。精神的には幼い面が見られ、物見するなど集中力を欠くところがありますが、前向きさがあって背中の感触もいい馬といった印象です。トモに力が付いて全身を使えるようになれば、変わり身に期待できそうです」と話していました。
2024/12/30
(ノルマンディーファーム)
馬体重:414kg
現在は夜間放牧と並行して馴致をおこなっています。担当者は「皮膚炎の症状が治まった今月下旬より馴致を再開しました。普段はおとなしく手の掛からない馬ですが、少し敏感なところがあり、当初はなかなか帯に慣れませんでした。それでも馬自身が納得すれば受け入れてくれるので、今はジックリ時間をかけて教え込んでいるところです。遅れを取り戻そうと焦ると逆効果になってしまいそうなので、精神面を煮詰め過ぎないようここは一つ一つ丁寧に進めていきます」と話していました。
2024/11/30
(ノルマンディーファーム)
馬体重:418kg
現在はパドック放牧をおこなっています。担当者は「今月中旬に放牧地で右前管に外傷を負ったため、その後はパドック放牧のみにとどめて様子を見ています。幸い傷は浅く、すでに問題ないレベルまで回復しているものの、帯径を中心に皮膚炎の症状が出たこともあり、ケアを優先しているところ。右前の状態から近日中には夜間放牧を再開する予定ですが、まだ腹帯を締めると帯径が擦れてしまうので、馴致の再開には少し時間を要する見込みです」と話していました。
2024/10/31
(ノルマンディーファーム)
馬体重:415kg
現在は夜間放牧と並行して馴致をおこなっています。担当者は「普段はおとなしく落ち着いているものの、少し臆病な一面もあり、人が触れたりすることに驚く様子が時折見られます。そのためまずは信頼関係を築きつつ、一つ一つジックリと教え込んでいるところです。まだシルエットの面でも馬体重の面でも成長待ちといった感じですが、順調に大きくなっていることは確かですし、伸びしろも十分といった印象。馬体の成長を促しながら徐々にステップアップを図っていきます」と話していました。