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カーマンライン
牡馬 黒鹿  2021/3/13生
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父:ネオユニヴァース × 母:トーコーディオーネ(母の父:エンパイアメーカー)

生産:安平・ゼットステーブル  所属:美浦・小島茂之厩舎

 

総口数 400口 募集総額 1,240万円
募集状況 満口 1口出資額 31,000円

近況

詳細

2024/5/10 (チェスナットファーム阿見TC)
★5/05(日)東京・3歳1勝クラス(ダ2100m・混)☆原優介騎手 結果13着
この後はトレセン近郊のチェスナットファーム阿見TCで調整することになり、本日10日(金)に移動しました。

「当日は私は京都にいて話には加われなかったものの、レース前はうちのスタッフも優介も口を揃えて『5着は外さないだろう』と話していたようなんですが、結果が伴わずに申し訳ありませんでした。ただ、それくらい今回は期待というか、走りを楽しみにしていたのですが、いざ終わってみると2100mを走り切る体力がなかった感じ。ゆくゆくはこなせるかもしれませんが、現状では1600mの条件で道中ジッとさせる競馬をするか、その形を取ると馬が変に変わってきてしまいそうな可能性もあるため、1700m、1800mくらいの条件で走らせるのが無難なのかもしれません。週が明けて改めて優介に話を聞くと『前半少しゴチャゴチャしたことで、ファイトというか、掛かってしまい、その悪いリズムのままでしばらく走ってしまいました。いい走り方が出来なかったので、うまく脚が溜められずに終わってしまいました。でもやっぱり良い馬ですよ。今のところは秘めたポテンシャルを出せていませんが、それはレースを経験させていろいろ教えていくしかないと思います』と話していました。あまりに良くないレースで、内容も、着順も悪いので皆さんをガッカリさせてしまったと思いますが、新馬勝ちをしたように良いものを持っていますし変わってくるはずなので、またいろいろと考えてみます。レース後も大きな問題はなく元気いっぱいですが、まだ心身ともに幼いですし、このまま在厩で続けて使っていくのは良くなさそうなので、一旦一息入れたいと思います。そう長くは空けないつもりで、帰厩後は相手関係などを見ながらレース選択をしていこうと思っています」(小島茂之調教師)
2024/5/5 (東京競馬場)
馬体重:490kg
★5/05(日)東京・3歳1勝クラス(ダ2100m・混)☆原優介騎手 結果13着

「ある程度コントロール下に置いてまとまって運べればと思っていたものの、1コーナー時点でかなり気が入っており、前向きすぎるあまりにこちらの指示に反するような状態に。前半で消耗してしまった分、最後は脚が上がってしまいました。現状では2100mよりも、初勝利を挙げた1800mくらいが合っているように感じます。今日はあまりいい形で進められませんでしたが、スタート後左にヨレてしまったように、心身ともにまだまだこれからの馬といった印象。ある程度しっかりしてきたら、また競馬の形も安定してくると思います」(原優介騎手)
2024/5/2 (美浦トレセン)
☆5/05(日)東京・3歳1勝クラス(ダ2100m・混)☆原優介騎手

4月27日(土)にWコースで6ハロンから1.4秒追走して併せ、85.6-70.1-54.7-39.3-11.9を馬ナリに追われ、5月1日(水)にもWコースで6ハロンから0.1秒先行して併せ、85.3-69.2-53.7-38.8-11.7を一杯に追い切りました。「昨日はレースで騎乗予定の原優介に乗ってもらって追い切りをおこなっています。本人にどういうシチュエーションで乗ってみたいか聞いたところ、『脚質的にも前に馬を置いた感じで乗ってみたいです』とのことだったので、前をフェミナフォルテに行ってもらい、2番手で運んでいます。今週のNHKマイルカップに登録していたスパークリシャールに私が乗って、3番手につけてカーマンを見ながら運ぼうと思っていたのですが、オシェア騎手に騎乗してもらっていたディープリッチが3番手に入ってきてしまったため、結局その馬達との3頭併せになっています。道中はそれぞれマイペースで運び、直線で後ろにいたディープリッチがカーマンに並びかけスッと加速。私が予定通りに併せていたら、そのままカーマンとピッタリくっついて併入させたかったのですが、3勝クラスの馬ということもあって少し抜け出されてしまい、半馬身ほど遅れてゴールしています。手応え的には見劣りましたが、フェミナとはほぼほぼ同じタイミングでゴールしていますし、上がってきた優介も『力のある馬に早めにサーっと抜け出されてしまい一瞬ついていけなかったですが、全然大丈夫でしたよ。まだまだ良くなるのは先な印象ですが、やっぱりいい馬ですね。2100mも合いそうな条件だと思いました』と話してくれましたし、ジョッキーがいい感触を得られたのなら実りのある追い切りだったと思います。それなりの競馬をしてくるように、とは伝えてありますよ。過去2戦乗っている琉人にもアドバイスを受けているようでしたし、彼なりにしっかりとイメージを持ってくれたはずです。今回はここで絶対好勝負できるというまでの自信はなく、このメンバーを相手に今の能力、この条件でどこまでやれるかを判断するのが一番の目的ですが、テンから急かして最後の良い脚を生かせなくなるよりも、長い直線ならやっぱりこれだけの脚が使えるんだというところを見せてもらいたいですね。だからと言ってポツンと1頭離れて、という競馬をさせるつもりはありませんし、ゲートを出たら出たところで勝負してもらう予定。あんまり促さずに道中の嵌まり具合を見ながら、周りの馬が頑張ろう、頑張ろうとしているところを、纏めて交わしてこられたら良いなと思っています。また、ここまでは大丈夫ですが、エンパイアメーカーの血が入っている血統構成ですし、ゲートは今回だけでなく、長い目で気をつけていくつもりです。結果的に2頭の除外馬が出たので少しヒヤッとしましたが、ここまで時間を掛けさせてもらいましたし、東京・ダ2100mまで待って良かったと思えるような結果、内容をお見せできるよう頑張ります」(小島茂之調教師)
2024/4/26 (美浦トレセン)
20日(土)にWコースで4ハロン57.8-41.9-13.4を単走で馬ナリに追われ、24日(水)には坂路コースで4ハロンから0.5秒先行して併せ、55.6-41.0-27.1-13.5を馬ナリに追い切りました。「候補に挙がっていた新潟・ダ1800mは、先週末の調教の感じから使うだけになってしまいそうだったため、特別登録はおこないませんでした。今週は水曜日に追い切りをおこない、この感じであれば来週は何とか間に合いそうといったところ。ここ最近は私が跨れていないのですが、騎乗しているスタッフは『凄い良いというわけではないものの、使いに行く分には問題ない状態』と話しています。具体的にどこが悪いとかそういったところはないのですが、今までは馬体にいい意味での遊びがあって、そのジョイントの部分がいわゆる緩さというか嵌まりの悪さなんかも含めてプラスに作用していたんですよね。元々バランスの良い馬ではなかったのですが、そういうところがマッチして上手くいっていました。それが消えてしまったと言うか、よじれて固まってきてしまったような感じ。上手く体を使えていないと言った方が良いのか、走っていてもぎこちない感覚があり、何ともしっくりいかなかったのでここまで時間が掛かってしまいました。遊びがあったおかげでハミの掛け方とか、バランスの取り方がうまく調整できていましたし、今はよじって走っているので、おそらくこれまでよりも疲れやすいと思います。また、走りがギクシャクしているので、これでは競馬に行ってもジョッキーがしっかり追ってこないだろうとも思ったところ。結果は出ませんでしたが、少なくとも前回まではそんなことはありませんでしたし、まだ何が原因かは分かりません。ただ、カーマン自身は相変わらず元気が良いですし、馬房内で飼い葉を『よこせ、よこせ』と煩いように、本人は調子が悪いとはこれっぽっちも思っていないんでしょうけどね。私も気になるので、騎乗スタッフには角馬場で乗っている際も『大丈夫か、大丈夫か』と確認をしています。うちではベテランの部類に入るしっかり乗れるスタッフ2人に交互に騎乗、意見交換をしてもらっていますが、ようやく概ねこれだったら大丈夫だろうという話になりました。新馬勝ちをした馬で求めるものが高くなってしまったため、皆様にはご心配をお掛けしてしまい申し訳ございません。来週追い切って、5/05(日)東京・3歳1勝クラス(ダ2100m・混)に向かうつもりです。ここ2戦乗っている琉人は新潟ですし、こういったところがある馬なので、最後まで一生懸命追ってきてくれるようなジョッキーに依頼しようと思っています」(小島茂之調教師)
2024/4/19 (美浦トレセン)
13日(土)にWコースで5ハロンから併せ、73.2-57.2-41.1-11.8を馬ナリに追われ、17日(水)にもWコースで6ハロンから0.8秒先行して併せ、83.5-67.8-52.8-38.0-12.0を馬ナリに追い切りました。「この中間も問題なく進められているのですが、まだ新馬を勝った頃の本当にいい時の状態に戻り切ってきていない感じがします。どこかが特別悪いとかそういうのではなく、細かく言うと関節のいい意味での緩さというか隙間がなく、よじれていると言いますか、関節がスッと動いてくれないような硬さがあるんですよね。それでも、ちゃんと動かせてきていますし、このまま進めていっても大丈夫かなという感じにはなってきているので、このままレースに向けて態勢を整えていきたいと思っています。ある意味順調にはきていますし、欲を出さなければ新潟、東京どちらでも使える状態にはなってきているので、少しでもいい具合になる方に向かいたいと思っています。まだ成長過程の馬ですし、本当に良くなってくるのはもう少し先になりそうな馬ですよ」(小島茂之調教師)
2024/4/12 (美浦トレセン)
6日(土)にWコースで6ハロンから1.6秒追走して併せ、86.0-70.9-56.2-41.1-12.4を馬ナリに追われ、10日(水)には坂路コースで4ハロンから0.4秒先行して併せ、56.8-41.6-27.2-13.6を強めに追い切りました。「水曜日の追い切りは私が乗ったのですが、ちょっと体の張りが強くなってきているかなという感じがしました。スタッフからも聞いていたのですが、乗ってみて"こういうことか"と思ったところ。ハミをグッとかけたときに、もうちょっと譲ってくるというか、入ってくるというか、嵌りがあったのが嵌り切らないで走っているところがあるので、少しケアをしながら上げていくような感じでやっていった方が良いかなと思っています。このままサクサク進めていってもしんどくなってきそうな感じがあるので、適度に処置をして新潟に間に合うか、東京に向かうかを判断しようと思います。坂路に行くと終いが甘くなるということなので今週は坂で3頭併せをして、真ん中に格上とはいえ9歳馬を入れ、これくらいの時計だったら一緒にくっついていてきてほしかったところなんですが、スッと追い出したときに嵌らないというか、今ひとつ動き切れませんでした。少し走りがバラバラになるような感じでしたが、帰厩後は休まずに調教してきているので、少し疲れがきているのかもしれませんね。一回ショックウェーブ治療をやった方が良いのか、整体の先生に診てもらった方が良いのか、週末の様子を見て考えたいと思います。いずれにしましても、この状態で新馬勝ちしているので、まだ伸びしろがある馬。心配しなくて大丈夫ですよ」(小島茂之調教師)
2024/4/5 (美浦トレセン)
3月30日(土)にWコースで4ハロンから0.3秒追走して併せ、53.4-38.5-12.4を馬ナリに追われ、4月3日(水)にもWコースで5ハロンから0.6秒先行して併せ、70.9-55.5-40.2-12.2を馬ナリに追い切りました。「この中間も大きな問題もなく進められていますが、3月からうちに入った攻め専は『悪くはないですが、もっと良くなってきそう。追い切りはいい感じですし、いい馬だなという印象なので、もう少し手を掛けてあげた方が良いのではないでしょうか』と話していたので、今日久しぶりに乗ってみました。昨日整体をおこない今日は軽めにしなければならず、角馬場で確認。スタッフの言う通り、嵌まりが今ひとつでしたし、確かにそうだなと思うところがありました。悪くはないのですが、もう少し良くしないとただ使うだけになってしまうところ。1戦叩いておきたかったのですが、4/27(土)新潟・わらび賞(ダ1800m・混)か5/05(日)東京・3歳1勝クラス(ダ2100m・混)に直接向かうことにさせてください。東京のこの条件も試してみたい条件なので、状態なども踏まえてどちらに向かうか決めるつもりです」(小島茂之調教師)
2024/3/29 (美浦トレセン)
24日(日)にWコースで4ハロン57.3-40.9-12.9を単走で馬ナリに追われ、27日(水)には坂路コースで4ハロンから併せ、55.8-41.9-28.1-14.4を馬ナリに追い切りました。「帰厩後も順調にきています。急にスイッチが入ることもある馬ですが、今回はそんなにひどく興奮するわけでもなく、落ち着いた感じで調教を重ねられています。徐々に負荷を強めながら進めていますよ。ただ、当初予定していた中山に行くには少し物足りなさそうな感じで、使うだけになってしまいそうなことから、ここからよほど急激に状態が上がってこない限りはパスしようと思っています。新潟で勝っているので4/27(土)新潟・わらび賞(ダ1800m・混)は使いたいと考えていますが、そこまでにはまだ間隔があるので、東京、もしくは京都を挟むのか、直行で新潟に行った方がいいのか、状態を確認しながらご相談させてください。今後の進み具合を見て予定を立てていくつもりです」(小島茂之調教師)
2024/3/22 (美浦トレセン)
チェスナットファーム阿見TCで調整され、昨日21日(木)に帰厩しました。

「昨日こちらに戻し、今日から軽めに乗り出しています。今日はスタッフが跨ったのですが『特別良くも悪くもなく、変わりない状態です』と話していました。まだ初日ですし、乗り込みながら変わってくる馬。脚元にも不安はありませんし、このままどんどん乗り込んでいきましょう。今日は大人しく調教に臨めていましたし、今のところ何も問題はありません。間に合うようなら中山開催の最後あたりでの出走を考えています」(小島茂之調教師)
2024/3/15 (チェスナットファーム阿見TC)
馬体重:512kg
「現在は馬場をダクとハッキングキャンターで3000m(18~20秒ペース、週1回は16~17秒ペース)のメニューで調整中です。今週も同様のメニューで進めていますが、何も問題なくきています。体の張りが良くなってきましたし、状態は着実に上向いてきています。来週から15-15を織り交ぜていこうと思っています」(担当者)
2024/3/8 (チェスナットファーム阿見TC)
馬体重:508kg
「現在は馬場をダクとハッキングキャンターで3000m(18~20秒ペース、週1回は16~17秒ペース)のメニューで調整中です。大分疲れが抜けてきたので、週1回は速めのところを織り交ぜ始めました。このままピッチを上げていけそうですし、いつ声が掛かっても良いように進めていきます。小島調教師からは『中山の最後くらいで使おうと思っています』と言われています」(担当者)
2024/3/1 (チェスナットファーム阿見TC)
馬体重:498kg
「現在は馬場をダクとハッキングキャンターで3000m(18~20秒ペース)のメニューで調整中です。ようやく背腰の疲れが取れてきたので、今週から少しずつピッチを上げて乗り進めています。体重も増加傾向にありますし、このまま調教進度を上げていけそう。このまま帰厩に向けて態勢を整えていきたいと思っています」(担当者)
2024/2/24 (チェスナットファーム阿見TC)
「現在は馬場をダクとハッキングキャンターで2000m(20秒ペース)のメニューで調整中です。入場後も大きく傷んでいる様子はなかったのですが、少し動かしていくと多少背腰に疲れを見せるようになりました。軽めの運動から立ち上げていますが、乗りながら調子が上がってきそうな感触があるので、このまま様子を見ながら進めていこうと思っています」(担当者)
2024/2/16 (チェスナットファーム阿見TC)
★2/11(日)東京・3歳1勝クラス(ダ1600m・混)☆横山琉人騎手 結果10着
この後はトレセン近郊のチェスナットファーム阿見TCで調整することになり、13日(火)に移動しました。

「促しながらというほどではありませんでしたが追走が少し厳しそうでしたし、1600mという距離は短かったですね。申し訳ありませんでした。ただ、琉人はあれ以上離されるのは厳しいと判断したようで3コーナー過ぎから仕掛けていきましたが、もう少し抱えられれば着順はそう変わらずとも使える脚は違っただろうと思います。最後はバテた馬を交わすので精一杯でしたが、上がりはメンバー中4位タイの脚でしたし、10着という結果ほど悲観はしていませんよ。琉人は『距離は2100mとか、極端ことを言えば2400m以上でも良いかもしれません』なんて話していましたが、その条件はローカルまで待たなければ組まれませんし、現実的には東京・ダ2100m戦が本線になってくると思います。そこまではデビュー戦を勝利した1800mという距離で経験を積んでいく予定。レース後も大きなダメージはないので、短期放牧を挟んで左回りの1800m戦を試そうと思っています。3/09(土)中京・3歳1勝クラス(ダ1800m・混)を本線に、間に合わなそうであれば2回中山開催(2/24~)も視野に入れながら進めていくつもりです」(小島茂之調教師)
2024/2/11 (東京競馬場)
馬体重:494kg
★2/11(日)東京・3歳1勝クラス(ダ1600m・混)☆横山琉人騎手 結果10着

「外枠の馬がゲート内でガチャガチャしていて、それを気にしてかずっと嘶いていましたね。デビュー戦の前走よりはスタートを出てくれたものの、マイル戦はこの馬にとって距離が短いと思います。道中抱えられる場面がなかったですし、直線を向くまで今日は追走だけで手一杯の内容。もし次に東京を使うようなら、2100m戦がいいかもしれません。最後はしっかり脚を使えているように、適距離を走れればもっと着順も上げられると思います」(横山琉人騎手)
2024/2/8 (美浦トレセン)
☆2/11(日)東京・3歳1勝クラス(ダ1600m・混)☆横山琉人騎手

3日(土)にWコースで5ハロン74.3-58.3-42.3-12.6を単走でゴール前仕掛けて追われ、7日(水)にもWコースで6ハロンから0.7秒追走して併せ、86.9-70.3-55.2-39.9-12.3を馬ナリに追い切りました。「この中間も順調な乗り込みをおこなえていて、最終追い切りは琉人を背におこなっています。『いい感じで動けていましたよ』と好感触を持ったようですし、ここまでじっくりと進めてきていい状態で出走させられそうです。再帰厩後は飛節後腫の影響は感じさせずにこられましたし、脚元も何も問題はありません。正直なところ、まだまだ成長途上にあると思いますし、もっと良くなってきそうな馬ですが、現状のこの馬の力は発揮できるでしょう。あとはレースに行ってどうかですが、新馬戦のようなスタートでは今回は全頭を交わしてくるのは難しいでしょうし、ゲートは気をつけたいところ。初の芝スタートや、ワンターンの競馬など初めて尽くしですが、このメンバーを相手に現時点でどれだけやれるか楽しみも持っていますよ。新馬戦の内容から先々は期待を持てる馬だと思いますし、いい走りをしてきてもらいたいと思っています」(小島茂之調教師)
2024/2/2 (美浦トレセン)
1月27日(土)にWコースで6ハロン84.6-68.4-53.9-39.7-12.2を単走で馬ナリに追われ、31日(水)にもWコースで6ハロンから1.2秒先行して併せ、87.5-71.4-55.9-40.3-12.2をゴール前仕掛けて追い切りました。「先週末、今週とウッドコースで長めから追い切っています。水曜日には私が乗ったのですが、3頭併せの大外を回ってしっかり負荷を掛けています。時計的にはさほど目立つところではありませんが、馬場のかなり外を回ってのものだけに十分走れていますよ。ただ、走っているとトモの安定感がなく、グラグラッとするんですよね。それで新馬を勝てているのですから、まだ良化の余地を残していると言えますね。来週に向けて順調にきていますし、今のこの感じでどれだけ走れるか楽しみにしています。右の口が強いところは徐々に改善してきたので、更に状態を上げていきたいと思っています」(小島茂之調教師)
2024/1/26 (美浦トレセン)
21日(日)にWコースで4ハロンから1.3秒先行して併せ、57.6-41.7-12.6を馬ナリに追われ、24日(水)にもWコースで4ハロンから1.4秒追走して併せ、55.4-40.9-12.7を馬ナリに追われました。「今週出走させるかどうかを見極めるため、先週末、今週と自分で乗って状態を確かめています。先週見せた悪さは、今週は見せることなく、集中して調教に臨めていましたよ。追い切りは4ハロン表記となっていますが、インターバルを挟みながら馬場を1周半させていて、乗り込み量としては十分ですし、しっかり負荷を掛けられています。水曜日の追い切りが終わった直後の状態としては”いい意味で普通”という感じ。あとは相手関係を見てと思っていましたが、決して弱くはなさそうだったので、今週の出走は見合わせることにしました。未勝利馬だったら出走させているレベルなので、決して状態が上がってこないとかそういったわけではないのですが、ここまできたら少しでもいい状態で出走させたいところ。あと2週間あるので、しっかり仕上げていきたいと思っています」(小島茂之調教師)
2024/1/19 (美浦トレセン)
14日(日)に坂路コースで4ハロン60.2-44.2-29.2-14.4を単走で馬ナリに追われ、18日(木)にも坂路コースで4ハロンから0.5秒先行して併せ、54.7-40.5-27.0-13.5を強めに追い切りました。「この中間も順調に進められていたのですが、水曜日に結構我の強いところを出してきました。最初は前にいる馬に乗り掛かりに行こうとしてそれを2度繰り返し、その後諦めたかと思ったら今度は近くにいた牝馬を蹴りにいったんですよね。少なくとも私はそんなところは見たことがありませんでしたし、今までそんな報告を受けたこともなかったのでビックリしましたが、大事には至っていません。それを踏まえて厩舎内で木曜日の追い切りは誰が乗るか話し合い、久々に私が騎乗して確かめることにしました。坂路コースで追い切ることにしたのですが、馬は良くなっていますよ。以前はグラつきというか、軸の悪さを感じることがありましたが、ドシッとしてきましたし、全体的に厚みが出てきた感じです。我が強くなるのだけは気をつけましたが、注意していたこともあり何事もなかったところ。唯一気になったのは、移動中の常歩やダクで右の口というかハミ受けが強くなるんですよね。キャンターでは気にならないので問題はないと思いますが、引き続き注意していきます。追い切りに関しては、右手前で出て、コーナーで左手前に替え、最後にもう1回右に替えてほしいところでしたが、馬自身がムズムズしたのか結局替えられませんでした。他の馬なら強引に替えているところですが、カーマンは飛節の事があるので今回はこのままにしようと思い、無理をさせずに調教を終えています。この感じだと来週のレースは少し早いかなと思っていますが、今週末にウッドコースで攻めて、来週も坂路かウッドコースで追う予定。その動きと、あまりにもメンバーが手薄なようなら急遽参戦させる可能性も残しつつ、調整をおこなっていきます」(小島茂之調教師)
2024/1/12 (美浦トレセン)
7日(日)にWコースで5ハロン75.7-59.9-44.4-14.7を単走で馬ナリに追われ、11日(木)には坂路コースで4ハロン56.2-42.0-28.1-14.0を単走で馬ナリに追い切りました。「育成場から『かなり良くなってきた』との報告を受けていたので、次の東京開催での出走を目指してトレセンに戻しています。先週末に自分で乗ってみたのですが、確かにいい感じだなと思わせるものがあります。ただ、少しスピードが上がると、四肢がバラバラになるというか不安定な感じになるんですよね。元々綺麗なフォームで走る馬ではないのですが、良いなと思って調子に乗って進めていくとまた反動が出てしまうかもしれないので、慎重に調整していこうと思っています。今週は坂路コース中心で乗っていますが元気いっぱいで、はしゃぎながら走っていますよ。間に合えば1/27(土)東京・3歳1勝クラス(ダ1600m・混)、もう少し時間が必要そうなら無理をせずに2/11(土)の同条件戦に向かいたいと思っています」(小島茂之調教師)
2024/1/5 (美浦トレセン)
馬体重:508kg
チェスナットファーム阿見TCで調整され、本日1月5日(金)に帰厩しました。

「飛節の状態は全くと言って良いほど問題ありませんでしたし、かなり追い込んでいましたが、馬はどんどん良くなってきましたよ。すごく調子が良いですし、次は楽しみを持てると思います。いい状態で送り出せたので、あとは厩舎で仕上げていってもらいましょう」(チェスナットファーム阿見TC・担当者)
2023/12/22 (チェスナットファーム阿見TC)
馬体重:508kg
「現在は馬場をダクとハッキングキャンターで3000m(20秒ペース、週1回は15秒ペース)のメニューで調整中です。この中間も同様のメニューで乗り進めていますが、馬はどんどん良くなっていますよ。飛節の状態も変わりありませんし、この感じであれば1月の帰厩を考えていけそう。更に上向かせられるよう、このまましっかりと乗り込みを重ねていきます」(担当者)
2023/12/15 (チェスナットファーム阿見TC)
馬体重:501kg
「現在は馬場をダクとハッキングキャンターで3000m(20秒ペース、週1回は15秒ペース)のメニューで調整中です。飛節の状態は問題ないので、今週から速いところを織り交ぜながら進めています。どんどん体に張りが出てきていますし、非常にいい状態ですよ。ここで休養させたのは良かったと思いますし、この感じならそんなに時間は掛からなさそう。このまま負荷を強めていきます」(担当者)
2023/12/8 (チェスナットファーム阿見TC)
馬体重:503kg
「現在は馬場をダクとハッキングキャンターで2000m(20秒ペース)のメニューで調整中です。こちらに入場後は左飛節後腫の状態はそこまで悪そうではなかったので、週明けから騎乗運動をおこなっています。乗り出し初日は少し気が張っている様子でしたが、2日目からは落ち着いて運動ができています。その後も脚元に反動などはなさそうなので、このままどんどん進めていければと思っています」(担当者)
2023/12/1 (チェスナットファーム阿見TC)
この後はトレセン近郊のチェスナットファーム阿見TCで調整することになり、本日12月1日(金)に移動しました。

「この中間もずっと角馬場で乗ってきましたが、飛節後腫が治まってきたため、先週末にコースで1000mほど軽めに走らせてみました。ただ、調教中は問題なかったものの、厩舎に戻る途中からトモを気にし出し、腫れ、熱感がぶり返したところ。冷やすとそう時間を置かずに治まるので、28日(火)に最終確認の意味合いも含めて角馬場で乗ってみたのですが、午後になると蹄踵を浮かしている状態でした。大きく悪化はしないのですが調教をしながらだと治り切らないため、クラブ側とも相談してここで一息入れさせていただくことにしました。それでも、患部に塗っている湿布剤が以前より乾かなくなってきたので、段々と熱が取れてきている証拠。18日(土)追い切った後に異常が出てから1週間ほどで乗り出せていることを考えても、回復にはそんなに時間は掛からないと見ています。まだまだ楽しみを持てる馬なので、ここで無理をさせたくないというのが正直なところ。今度は完全に治した後、もう一呼吸おいてから乗り出せば問題ないと見ています。出走を楽しみにされていた皆様には大変申し訳ありませんが、万全の状態で競馬場に送り出したいと思っているので、何卒ご了承ください」(小島茂之調教師)
2023/11/24 (美浦トレセン)
18日(土)にウッドコースで6ハロンから0.6秒追走して併せ、87.7-71.1-55.5-40.3-12.7を馬ナリに追い切りました。「18日(土)にウッドコースで時計を出したのですが、翌日になって左の飛節に腫れが出たため獣医師に診てもらったところ飛節後腫との診断。痛がる素振りも見せていたため、今週末の東京・カトレアステークス(ダ1600m)への登録は見送っています。ただ、まだ出掛かっているという段階でしたし、大きな問題にはならなそうだったため、新たな目標を2週間後の中山の自己条件に切り替えて進めていこうと考えました。それでも、後肢に負担の掛かりやすい坂路ではなく、ウッドコースで異常が出てきたというのは注意していかなければならいかなと思い、じっくりと様子を見ていたところ。火曜日の時点ではまだ多少の痛みが残っていましたが、水曜日にはそれも引いたためプール調教で立ち上げ始めました。昨日はプール3周とトレッドミルで動かし、今日は角馬場で騎乗運動を再開しています。引き続きプールにも入れていて、明日はもう少し調教量を増やす予定。問題なければ年内の出走を考えていきますし、難しいようなら先のある馬なので一旦仕切り直そうと思っています。ご心配をおかけし、申し訳ございません」(小島茂之調教師)
2023/11/17 (美浦トレセン)
12日(日)にWコースで4ハロンから0.3秒先行して併せ、55.5-39.8-12.3を馬ナリに追われ、15日(水)にもWコースで5ハロンから0.8秒先行して併せ、69.3-54.6-39.6-12.1を馬ナリに追い切りました。「今週はタイミングが合ったため琉人に乗ってもらって1週前追い切りを消化しています。3頭併せの一番外目を先行し、終始楽な手応えで同入に持ち込んでいます。ジョッキーは『いい感じできていて順調ですよ』と話していました。ただ、馬場の入り口で煩くなってバタバタし始めましたし、逸るところも出てきたので注意していかなければと思っています。来週は琉人が騎乗停止になってしまったため正式に鞍上を探していたのですが、かなり良いメンバーが揃う予定で短期免許のジョッキーを含めてなかなか押さえられなかったところ。それでも、この条件の成績が良い皇成(三浦皇成騎手)が乗れるとのことだったので、依頼してあります。今週末、来週としっかり負荷を掛けてレースに臨めればと思っています」(小島茂之調教師)
2023/11/10 (美浦トレセン)
5日(日)に坂路コースで4ハロンから0.9秒追走して併せ、55.7-41.1-27.2-13.5を馬ナリに追われ、9日(木)にも坂路コースで4ハロン55.7-40.9-26.7-13.4を単走で馬ナリに追い切りました。「先週末、今週と坂路コースで追い切っています。昨日はたまたま琉人が空いていたため乗ってもらったのですが『順調そうですね。ただ、坂路コースは少し走りづらそうで、現状ではウッドコースの方が上手に走れますよ』と話していました。そういう面があるように、まだ完成されておらずいろいろと課題のある馬。走りづらい坂路コースでの追い切りも、カーマンにとっては良い調教になっていると思います。このまま再来週の11/25(土)東京・カトレアステークス(ダ1600m)に向けて進めていく予定です。琉人は乗りたいとは言っているものの、もしかしたら所属厩舎の馬が同じレースに行くかもしれないとのことで、鞍上については流動的な状態。ジャパンカップ週でもありジョッキーは他にもいるはずなので、早めに探すことも検討しています」(小島茂之調教師)
2023/11/3 (美浦トレセン)
チェスナットファーム阿見TCで調整され、本日11月3日(金)に帰厩しました。

「入場してきてからも大きな疲れを見せていなかったため、すぐに乗り出しました。まだピッチこそ上げていませんでしたが、続戦させられる状態にあると思います。小島調教師からは『11/25(土)東京・カトレアステークス(ダ1600m)を目標とすることにし、このタイミングで戻すことにしました。トモに若干の筋肉痛があったくらいでしたし、それももう回復しています。ダートの番組はなかなかないので、使える時に使って、休ませるときは休ませてといったように、メリハリを付けて使っていきたいと思っています。東京は紛れの少ないコースですし、オープンなので相手は強くなると思いますが、現状の力でどれだけ通用するか見てみようと思います。使った上積みはあるでしょうし、しっかり態勢を整えていきます』との話がありました」(チェスナットファーム阿見TC・担当者)
2023/10/27 (チェスナットファーム阿見TC)
★10/22(日)新潟・2歳新馬(ダ1800m・混)横山琉人騎手 結果:優勝
この後はトレセン近郊のチェスナットファーム阿見TCで調整することになり、本日27日(金)に移動しました。

「先週はありがとうございました。ある程度やれるかなという手応えはあったのですが、あのスタートからあんな競馬をするとは思ってもいませんでした。使いつつ良くなってくるだろうと見ていただけに、新馬勝ちはいい意味で予想を裏切られました。時計は平凡でしたが、前残りの展開をまくっていって勝つんですからね。まだ伸びそうな感じもありましたし、今後が楽しみになるような勝ち方でした。レース後はさすがに反動があって疲れた様子だったのですが、昨日乗ってみたら『あれ?』と思うくらいケロッとしていたところ。ゲート試験合格からここまで在厩で進めてきたので一度放牧予定ではありましたが、この感じであれば短期放牧でも大丈夫そうな感じですね。向こうに移動した感じを見て今後のことを決めようと思っていますが、問題ないようなら11/25(土)東京・カトレアステークス(ダ1600m)、12/10(日)中山・2歳1勝クラス(ダ1800m・混)あたりを候補として考えるつもりです」(小島茂之調教師)
2023/10/22 (新潟競馬場)
馬体重:488kg
★10/22(日)新潟・2歳新馬(ダ1800m・混)横山琉人騎手 結果:優勝

「ありがとうございました。稽古に乗らせてもらって良化の余地を残していたので、先生には好勝負が出来そうだと話していましたが、初戦から勝ち負けするまではどうかと思っていました。想定外のゲートの遅さにビックリしましたが、急かさずマイペースで進めました。前半は遅い流れだったものの、リズム良く運べたのは良かったですね。勝負どころから少しずつ動けるようになり、直線ではいい脚を使ってくれました。砂を被っても問題ありませんでしたし、初戦からこれだけ動けるのですから、この先もっと良くなってきますよ」(横山琉人騎手)
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2023/10/19 (美浦トレセン)
☆10/22(日)新潟・2歳新馬(ダ1800m・混)横山琉人騎手

15日(日)に坂路コースで4ハロン55.8-41.0-27.1-13.8を単走で馬ナリに追われ、18日(水)にはWコースで6ハロンから0.7秒追走して併せ、86.1-70.5-54.9-39.6-12.4を馬ナリに追い切りました。「当初は芝からでも良いかなと思っていたのですが、先週自分でダクで乗ってみて、ダートも悪くないかという感じでした。また、東京・ダ1600mか新潟・ダ1800m、どちらが合いそうかスタッフに聞いてみたところ、どちらでも対応できるのではないかとのこと。今週も琉人を乗せて追い切りをおこない、その後感想を聞いてみたのですが『新潟の1800もこなせそうですし、自分が上手く乗れば上位争いできるような馬だと思います』とのコメントがあったことも受けて、こちらに向かうことにしました。追い切りではまだ自分からグッとハミを噛んで行くほどの感じはないのですが、それでも古馬に食らいついているように、先々良くなってきそうな雰囲気があります。以前見られた馬房でふざけるようなところは落ち着いてきて、少しずつ大人になってきたところ。入厩時から乗って悪いといった事感じさせない馬ですよ。右半身の力の入り方が弱いところがあるので、そういう面が競馬に行ってどうかというところはありますが、まずは現状でどんな走りができるか見てみたいと思います」(小島茂之調教師)
2023/10/13 (美浦トレセン)
8日(日)に坂路コースで4ハロンから0.2秒先行して併せ、54.9-41.6-28.6-15.0を馬ナリに追われ、12日(木)にはWコースで6ハロンから0.9秒追走して併せ、86.1-70.6-55.5-39.9-12.6を馬ナリに追い切りました。「先週の追い切りを終えた後にスタッフたちとも話したのですが、さすがに翌週のデビューはやめた方が良いということになり、8日(日)の追い切りは無理をさせていません。終いが15.0秒と掛かっているのは決してバテたりしたわけではなく、最後を流した結果。改めて今週は琉人を乗せてウッドコースで追い切りを消化していますが、年長馬を相手にしっかりと同入に持ち込めたよう。私は栗東にいたため調教を見られていないのですが、ジョッキー、スタッフともにいい報告でしたし、大分良くなってきた印象ですよ。脚元も問題ないですし、この分であれば来週あたりのデビューを考えられそう。最初はダートからおろそうという話にもなっています。琉人からは『1800mでも問題なさそうですし、もし新潟に行くなら乗せてください』と言われていますが、東京・ダ1600mも視野に入れているところ。1600と1800とでは全く別物の競馬となるので、来週の追い切りの動きや相手関係なども見ながら最終判断をしたいと思っています」(小島茂之調教師)
2023/10/6 (美浦トレセン)
9月30日(土)に坂路コースで4ハロン56.2-41.9-27.9-14.1を単走で馬ナリに追われ、10月5日(木)にはWコースで6ハロンから0.9秒先行して併せ、88.1-72.3-56.8-41.3-12.8をゴール前仕掛けて追い切りました。「今週は私が跨って追い切りをおこなっています。1歳上のフェミナフォルテを先行する形で走り始め、相手がなかなか追いついてこなかったこともありますが同入に持ち込んでいます。こちらも仕掛けてからもう少し反応するかと思っていたのですが、ジリっぽいというか、ワンペース気味なところがありましたね。このひと追いで変わってくると思いますし、週末はテンからジワジワと上げていくようなイメージで乗ってみて、どれだけの動きができるか見てみたいと思います。ここまで1ヵ月近く乗り込んできているので来週あたりのデビューも見据えていたのですが、今週乗ってみた印象としてはもう1~2本やっても良いかなという感じ。ただ、1~2週延ばして追い切りを重ねていっても、そんなに劇的に変わってくるかと言うと微妙なところなんですよね。良いものを持っていると思いますし、レースを使っていった方が良さそうな気もするので、今週末の動き次第で具体的なデビューの予定を立てるつもりです。意外と素軽い動きをするので芝からおろしても良さそうな感じがしますが、姉はダートで好走しているので、そこも少し考えたいと思います」(小島茂之調教師)
2023/9/29 (美浦トレセン)
23日(土)にWコースで4ハロン58.4-42.0-13.3を単走で強めに追われ、27日(水)にもWコースで4ハロンから1.0秒追走して併せ、57.1-41.6-13.0を馬ナリに追い切りました。「先週末から軽めに時計を出し始め、水曜日には一段負荷を強めて追い切っています。この中間はタイミングが合わずに乗れていないのですが、順調そうですよ。まだ具体的な事を考えられるところにはきていませんが、着実な良化が窺えるのでこのまま進めていきましょう。ただ、馬体面に関しては毛艶がパッとしないですし、張りももうひとつな感じがするので、成長途上なんでしょうね。馬房内で大騒ぎするのは少しずつおさまってきましたが、前掻きをして飼い葉桶に脚を突っ込んでしまうことがありますし、口に含んだ飼い葉をあっち向いたりこっち向いてりしてこぼしてしまい、それをまた拾って食べたりと、幼い面が見られますね。スタッフが飼い葉桶にフチを着けてこぼれないように工夫したりしているので、徐々に遊ばなくなってきましたが、ネオユニヴァース産駒でいつ悪くなってもおかしくない血統なので、悪い方に向かわないよう普段からしっかり見ていくつもりです」(小島茂之調教師)
2023/9/22 (美浦トレセン)
「この中間も順調にきています。歩きとか雰囲気を見ていて良さそうだなと思っていたのですがなかなかタイミングが合わず、20日(水)に初めて乗ってみました。跨ってみて、まだ非力さはありますし、バランス面もドシッとしておらず、ところどころに弱さとかリズムの悪さはあるものの、いかにもネオユニヴァース産駒といった感じ。これで力が付いてくれば良いかなと思っていて、現時点ではいい感触を持っていますよ。1回目のゲート試験や、馬沿いなどでたまにピリッとする事はありますが、基本的には悪いことをしないですし手が掛からない馬。前半はワーッと行こうとするので、そこを無理に抑えないで気持ちいいリズムに早く持っていってあげればおさまりも良いですし、水曜日に乗った感じは、ちゃんと力を付けていくような組み立て方をしていけばモノになってきそうです。そういう意味では、厩舎の先輩のフェミナフォルテが入厩してきた時と近い感じがありますね。昨日は新坂路の試走会があり、そちらに参加させ今週の追い切りとさせていただきました。傾斜がキツく、馬場も深かったため、時計は66.3-16.2というものでしたが、この時計でも結構負荷が掛かったと思いますし、来週からしっかり追い切りを重ねていきます。このままデビューに向けてじっくりと進めていくつもりです」(小島茂之調教師)
2023/9/15 (美浦トレセン)
13日(水)にゲート試験を受験し、無事に合格しました。

「この中間も乗り込みながら、ゲート練習をおこなっていました。先週の不合格はアクシデント的な感じと捉えていたので、仕切り直しで水曜日に再度受験しています。今週は栗東に出張中で乗れる助手に任せていたのですが、入りから発馬まで完璧だったよう。今回はパートナーがおらず1頭で臨んだものの、逆に他馬がいない方が現状ではスムーズなのかもしれません。ネオの仔にそういうタイプもいますからね。ただ、普段は大人しいので、慣れてくれば馬込みなども大丈夫だと思っていますよ。また、出張から帰って夜厩舎を見に行ったら、馬房内で1頭ではしゃいでいたんですよ。物静かなタイプに見せて、まだ仮面を被っている面があるのかもしれません。人間に対して悪さをしたり、ちょっかいを出してきたりすることはないので、進めやすい馬なんですけどね。問題なければこのままデビューに向けて進めていきたいと思っています。馬体重は水曜計測で492kgでした」(小島茂之調教師)
2023/9/8 (美浦トレセン)
「2日(土)にウッドコースで15-15くらいのところを乗っていますがその後も問題はなく、今週から本格的なゲート練習を始めています。水、木と確認をおこない、入り、駐立はやはり問題なかったものの、発馬後の前進気勢に欠ける印象でダッシュがもう一つといった感じ。ただ、経験も必要かなと思い、本日練習がてらにゲート試験を受けてみたのですが、スタートが良くなく不合格となってしまいました。また、ゲート内でモゾモゾとしたので、修正してあげようとしたらその弾みで一回立ち上がってしまいました。乗っているスタッフの話だと『普段は立ち上がるような馬ではないですし、たまたまモゾモゾとした時のあたりが悪かっただけなので、来週には受かるのではないでしょうか』とのことでした。今日は出る馬に連れていってもらい、その馬たちより遅れてしまった事もあって合格できませんでしたが、もう少し練習したらちゃんと出ると思いますよ。普段から手が掛かりませんし、馬房でも大人しく、飼い葉もしっかり食べてくれています。脚付きが少し良くないのでそこは気をつけた方が良いと思いますが、今のところは何も問題ありません」(小島茂之調教師)
2023/9/1 (美浦トレセン)
ノルマンディーファーム小野町で調整され、昨日8月31日(木)に美浦・小島茂之厩舎に入厩しました。

「昨日トレセンに入厩させています。最初は検疫から解放された何頭かで一緒に歩いていて、段々と他の馬と別れていき、寂しくなってくるかなと思っていたのですが、案外大人しくしていました。牧場サイドからはテンションが上がってきたと聞いていたので慎重に接したのですが、何も問題なかったところ。今日から角馬場でダク、ウッドコースで1000mほどの軽めの運動をおこなっていますが、馬場入り前は少しソワソワしていたものの、やっぱり終始大人しい感じ。まだ緩さなどはありますが、新馬の割にしっかりしているな、というのが第一印象です。ゲート練習も軽くおこないましたが、入り、駐立は問題なく、発馬もお尻が少し残る程度。何かゲートを出る馬と一緒ならスンナリついて行きそうな感じで、案外早く受かりそうですよ。来週からしっかり乗っていく予定ですが、今のところ水、木曜日に詰めて練習して、金曜日にゲート試験を受けられればと考えています」(小島茂之調教師)
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2023/8/18 (ノルマンディーファーム小野町)
馬体重:485kg
現在は馬場1周と坂路2本を18秒ペース(週1回は13~15秒ペース)のメニューで調整しています。入厩へ向けてピッチを上げていますが、順調にメニューをこなせており、飼い葉食いも良好です。馬体重はもっと増えてきても良さそうですが、トレセンでのさらに負荷を強めた調教や、レースを経験していくなかで筋肉量も増加してくるでしょうし、将来的には今くらいの馬体重で走れるようになってくれればと思います。この後も声が掛かるまでしっかりと乗り込んでいきます。
2023/8/11 (ノルマンディーファーム小野町)
馬体重:480kg
現在は馬場1周と坂路2本を18秒ペース(週1回は13~15秒ペース)のメニューで調整しています。今週も坂路2本を主体に乗っており、入厩も近づいているためペースも上げています。さらに負荷を強めていることもあって調教中のテンションは上がってきましたが、馬房内や洗い場では落ち着いて過ごせていますし、走ることに対しての前向きさが増してきていると考えて良さそうです。近日中に声が掛かるかと思うので、引き続きしっかり乗り込み態勢を整えておきます。
2023/8/4 (ノルマンディーファーム小野町)
馬体重:483kg
現在は馬場1周と坂路2本を18秒ペース(週1回は15秒ペース)のメニューで調整しています。今週も追い切りを織り交ぜながら乗っていますが、ここにきて馬体面の成長が進み、見た目にはかなり逞しさも出てきました。ただ、調教に関してはハミに対して敏感な部分が残っているため、今月中旬に予定している入厩目標までの期間にもう少し調整していければと考えています。入厩後の試験に向けてゲートの枠入り練習などもおこなっていますが、このあたりは問題なくこなせています。
2023/7/28 (ノルマンディーファーム小野町)
馬体重:485kg
現在は馬場1周と坂路2本を18秒ペース(週1回は13~15秒ペース)のメニューで調整しています。今週25日(火)にハロン13秒あたりまでペースを上げた追い切りをおこないました。これまでの15-15程度では真っすぐに走れていたものの、ペースが上がるにつれてフォームが少し伸びてしまうところがあったので、速いペースでも上手く溜めの利いた走りが出来るようになってくるかが課題となりそうです。脚元や体調面に変わりはないため、引き続き追い切りを織り交ぜながら乗り込んでいきます。
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2023/7/21 (ノルマンディーファーム小野町)
馬体重:485kg
現在は馬場1周と坂路2本を18秒ペース(週1回は15秒ペース)のメニューで調整しています。今週も坂路主体に15-15を消化していますが、コンスタントに取り入れていることで体つきが変わってきており、筋力強化も進んでいるようです。普段の常歩でも一歩一歩にしっかりと体重が乗るようになり、歩様のバランスも整ってきました。まだ良化の余地を残しているため、引き続き15-15を交えながら乗り込んでいく予定です。
2023/7/14 (ノルマンディーファーム小野町)
馬体重:486kg
現在は馬場1周と坂路2本を18秒ペース(週1回は15秒ペース)のメニューで調整しています。今週も坂路2本を主体に15秒ペースを消化できています。背腰のラインを見ても、もっと成長があっていいように感じられる部分はありますが、坂路での15-15は難なくこなしており、飼い葉食いも良好と、ここまで順調。この後も坂路主体に乗り込みを継続していきます。
2023/7/7 (ノルマンディーファーム小野町)
馬体重:482kg
現在は馬場1周と坂路2本を18秒ペース(週1回は15秒ペース)のメニューで調整しています。坂路主体に追い切りもコンスタントに消化できており、タイムもまだ詰めていけそうですが、現段階では15秒あたりをしっかり走ることに重点を置いた調教をおこなっています。体つきからもまだ成長の余地を感じますし、馬体の成長を促しながら、調教の負荷を強めていく予定です。
2023/7/3 (ノルマンディーファーム小野町)
馬体重:484kg
現在は馬場1周と坂路2本を18秒ペース(週1回は15秒ペース)のメニューで調整しています。4月25日(火)にJRAブリーズアップセールが開催された中山競馬場からこちらへは、同月29日(土)に移動してきました。昨年11月と今年2月に右前に深管骨瘤が出て、騎乗を控えた時期があったとのことですが、こちらで調教を立ち上げてからここまで順調に乗り込むことが出来ており、いまは毎週末に追い入りも消化しています。気性的にやや落ち着きのないところはありますが、飼い葉食いは良好とあって負荷を強めながらも馬体重は増えていますし、今のところ不安な点はありません。