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2025/8/8(引退)馬体重: |
この中間も様子を見てきましたが、右前球節がなかなかすっきりしてこないため獣医師に診てもらったところ、種子骨靭帯に触診痛が認められ半年以上の休養が必要と診断させています。完治したとしても本来のパフォーマンスを発揮できるか不確かで、来年6歳になる年齢も踏まえて管理する山中尊徳調教師と協議をおこなった結果、誠に残念ではございますが、ここで匿名組合契約を終了することといたしました。今後はオカダスタッドにて繁殖牝馬となる予定です。 ベルシャンソン号にお送りいただいたこれまでの温かいご声援、誠にありがとうございました。 「まずはこのようなご報告をせねばならず申し訳ございません。先週末の時点では右前の患部にまだ腫れが残っていたため詳細な診察は出来ませんでしたが、週が明けてから大分腫れも引いてきて、曳き運動での歩様も問題なかったことから、軽く乗って確認してみようと考えていたところ。その前に獣医師の判断を仰ごうと思い、今日診てもらったんです。そうしたら、患部に触診反応があり種子骨靭帯にダメージを負っていることが判明。レース後に比べたら大分良化してきて常歩程度なら問題ないのですが、競走馬には大事な箇所で最低でも半年以上の休養が必要との診断があったため、ここで現役を諦めることにしています。前走でスタート直後に躓いた際に、何とか踏ん張ろうと思って自分の後肢でぶつけてしまったよう。相当の力で蹴ってしまっているので、ダメージが大きかったのでしょう。それでもあれだけ走ってこられたように、まともに競馬が出来ていればと思うところ...。こちらで僅か一戦でしたし、何よりもベルシャンソンの力を発揮させてあげられなかったことが残念でなりません。無事に繁殖に上がれることは良かったと思いますし、いいお母さんになってくれることを願っています」(山中尊徳調教師) |