23日（日）にWコースで5ハロン72.7-57.2-42.2-13.1を単走で馬ナリに追い切りました。「この中間も障害練習をおこないながら進めています。先週はゆっくりと飛越をおこなっていましたが、今週はちゃんとしたスピードで飛んでいましたよ。調教後ジョッキーは『この感じなら大丈夫そうで、来週は次の段階に行けそうですよ。水濠障害やバンケットを見せて、それが問題なければ試験に臨んでも良いと思います』と話していました。ただ、ロワゾブルーは平地で未勝利馬であり、私の中では未勝利を勝てなかった馬がジャンプをしながら3000mをすぐに走り切れるわけがないと思うんですよね。何年もやっている障害ジョッキーでもすぐに試験に受からせたい、レースに使いたいと、少し急いでしまう傾向があるんだと思います。『慌てなくて良いよ』とはジョッキーに伝えてありますし、普段私たちも体力を付けてあげるべく、リズムを崩さないで淡々と3000m以上を走れるように調教に取り組んでいます。飛越の方はもう問題ないレベルなので、あとは走れる下地をつくってあげるだけ。馬はここにきて良くなっていますし、未勝利で入着するくらいの素質もあるので、何とか開花させてあげたいと思っています」（小島茂之調教師）