★11/16(日)東京・3歳上2勝クラス(ダ1400m・混) 横山和生騎手 結果7着
今朝あらためてトレセン内診療所で検査を実施したところ、左前浅屈腱不全断裂により、競走能力喪失と診断されました。
そのため誠に残念ではございますが、ここで匿名組合契約を終了することといたしました。近日中に競走馬登録を抹消し、今後は茨城県稲敷市の乗馬クラブで加療に努める予定です。
オルゴーリオ号にお送りいただいたこれまでの温かいご声援、誠にありがとうございました。
「東京競馬場のダートコースは、3~4コーナー付近にハロー掛けした切れ目が残っていたりするのですが、そのあたりで一瞬ガクッとなるシーンがあったようです。そこまでは抜群の手応えで運べていましたし、アクシデントさえなければ、直線突き抜けていてもおかしくなかったはず。ようやく去勢効果も出てきて、今後の活躍を見込めていただけに、本当に残念としか言いようがありません。ただ、一歩間違えば命に関わっていた事故でしたから、ジョッキーが入線後すぐ下馬して馬を止めてくれたのはよかった。今後については引き受け先の乗馬クラブで、加療して回復を促した後、リトレーニングから乗馬を目指すことになります。担当獣医からも『断裂した屈腱が元通りの腱組織で修復されるのは難しくても、いわゆる時間薬で結合組織が置き換わり、歩行程度の負荷に耐えられる状態には十分戻せるだろう』と説明を受けました。オルゴーリオが幸せに余生を過ごしてくれればと心より願っております」(菊沢隆徳調教師)