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パンテレリア
牡馬 鹿  2019/6/5生
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父:イスラボニータ × 母:ラインレジーナ(母の父:サクラバクシンオー)

生産:新ひだか・岡田スタッド  所属:美浦・林徹厩舎

 

総口数 400口 募集総額 1,280万円
募集状況 満口 1口出資額 32,000円

近況

詳細

2024/4/21 (東京競馬場)
馬体重:502kg
★4/21(日)東京・4歳上2勝クラス(ダ1600m・混)伊藤工真騎手 結果6着

「まずまずのスタートを切って道中はいいポジションでおさまりましたが、直線では伸び切れませんでしたね。3コーナーで替えてから直線半ばまで手前を替えなかったようで、その影響はあったかもしれません。それでも今日も掲示板争いをしてきたように内容は悪くなく、現時点でもまだ動けています。ただ、脚元のことがあるのでいろいろ試行錯誤をしながら仕上げているものの、加齢もあり段々と硬さを見せていて、膝の可動域も狭くなってきているところ。コンスタントに使えてはいますが、不安を抱えている馬なのでもう一段踏み込んだ仕上げができないですし、そのあたりを含めて今後どうやってうまく付き合っていくかが課題となりそうです。またいろいろと考えてみます」(林徹調教師)
2024/4/18 (美浦トレセン)
☆4/21(日)東京・4歳上2勝クラス(ダ1600m・混)伊藤工真騎手

13日(土)に坂路コースで4ハロンから0.3秒追走して併せ、54.4-39.1-25.1-12.2を馬ナリに追われ、17日(水)にも坂路コースで4ハロン54.4-39.0-24.9-12.2を単走で強めに追い切りました。「先週の時点ではやや物足りない感じでしたが、週末に坂路に入れてみたところ、時計、動きともにかなり良くなってきたんですよね。歩様も現時点では問題ない硬さではあるものの、先に延ばしてどうかということを考えると、やはり今週の出走がベストでしょう。最終追いに跨った工真も『及第点以上の動き』とコメントしており、感触も上々だった模様。前走は昇級緒戦で、体つきにも余裕がある中での4着。流れが向いたのはありつつ、やはり地力のある馬だなという走りをしてくれました。今回は小野町でも攻めた調整ができ、状態は前走より上向いている。勢いのある馬もいますが、前回以上の結果を求めたいところです」(林徹調教師)
2024/4/12 (美浦トレセン)
7日(日)に坂路コースで4ハロン55.0-40.5-26.3-12.8を単走で馬ナリに追われ、10日(水)にも坂路コースで4ハロンから0.1秒追走して併せ、54.0-39.0-25.8-12.9を末強めに追い切りました。「水曜の追い切りは併せ馬での実施で、相手がそこまで稽古駆けするタイプでもないため楽々先着。時計だけ見ても悪くはないのですが、個人的にはやや物足りなさを感じるところ。馬場が重たかったことを考慮しても、いい時の動きよりやや重く、時計的にもまだ詰められそうなんですよね。ただ、今回は小野町でしっかり乗り込んでもらった分、左の出に少し硬さがある状態。ここで焦ってやりすぎるのもよくないでしょう。週末にも工真を乗せて追い切る予定ですので、そこでの動きなどを見て来週使えるか検討したいと思います」(林徹調教師)
2024/4/5 (美浦トレセン)
馬体重:531kg
ノルマンディーファーム小野町で調整され、本日5日(金)に帰厩しました。

「この中間も坂路主体に乗り込み、こちらでの最後の追い切りとなった2日(火)は13秒あたりまでペースアップしています。気温が上がってきたこともあって、動き、関節の状態ともにいい状態で送り出せましたし、次走目標の4/21(日)東京・4歳上2勝クラス(ダ1600m・混)に向けて、このまま順調に進めていけると思います」(ノルマンディーファーム小野町担当者)
2024/3/29 (ノルマンディーファーム小野町)
馬体重:531kg
現在は馬場1周と坂路2本を18秒ペース(週2回は13~15秒ペース)のメニューで調整しています。この中間も坂路2本を主体に追い切りでは併せ馬も取り入れ、次走へ向け気持ちの面でも普段より高ぶらせて調教を進めています。ハロン13秒くらいなら手応え十分にゴールまで駆け上がれており、フラットコースでの動きも、最近の在厩時の中では脚運びにスムーズさを感じています。いい状態で2回東京開催(4/20~)に向かえそうです。
2024/3/22 (ノルマンディーファーム小野町)
馬体重:533kg
現在は馬場1周と坂路2本を18秒ペース(週2回は13~15秒ペース)のメニューで調整しています。今週も坂路主体に追い切りもおこなっており、2回東京開催(4/20~)での出走に向けてさらにピッチを上げています。馬もそれにしっかりと応えてくれて、動きもかなり良くなってきたように感じられます。体つきも良く、前回よりも動ける状態で送り出せそうです。
2024/3/15 (ノルマンディーファーム小野町)
馬体重:535kg
現在は馬場1周と坂路2本を15~18秒ペースのメニューで調整しています。馬体を今以上に太くしないために、今週も坂路を強めに2本上がっていますが、数字にそれほど変化はありません。あまり汗もかいていませんし、動き自体も少し重たく感じられます。もうしばらくはこちらで調整を進めることになりそうですが、出来るだけ馬体を絞って送り出せるようなメニューを組んでいこうと考えています。
2024/3/8 (ノルマンディーファーム小野町)
馬体重:537kg
現在は馬場1周と坂路2本を15~18秒ペースのメニューで調整しています。脚元のことを考えるとあまり太らせたくはないので、距離やペースもかなり攻めていますが、汗をあまりかかないタイプでどうしても数字が増えてきます。坂路のペースもハロン15秒あたりまで伸ばしているものの、パンテレリアにとってはそれほど無理して出しているような時計でもないので、毎日これくらいのタイムで乗りつつ体をつくっていければと考えています。
2024/3/1 (ノルマンディーファーム小野町)
馬体重:532kg
現在は馬場1周と坂路2本(上限18秒ペース)のメニューで調整しています。脚元に違和感はなく、寒い中でも順調にこれています。去年のイメージからも、気温の上昇とともにもっと動けるようになってくるはず。引き続き坂路主体に乗り込み、帰厩に向けて体調を整えていきます。
2024/2/23 (ノルマンディーファーム小野町)
馬体重:527kg
現在は馬場1周と坂路2本(上限18秒ペース)のメニューで調整しています。今週から騎乗を開始し、今は坂路2本をメインに乗っています。出だしは硬さもありますが、フラットワークに時間をかけていることで、坂路に入る頃にはほぐれているように感じます。この後も坂路主体に乗り込んでいきます。
2024/2/16 (ノルマンディーファーム小野町)
この後は福島県・ノルマンディーファーム小野町で調整することになり、14日(水)に移動しました。

「レース後の歩様の硬さ、ヒザの伸縮具合も許容範囲だったことから、今回は続戦に向けてチャレンジを試みました。角馬場やダートコースでのハッキングは問題がなく、このまま進めていければと思っていたのですが、坂路コースへ入れると顕著に硬さが感じられる動きに。両前が出せずフォームもバラバラに映りますし、前走のようなパフォーマンスを発揮できる状態にはないと判断します。大変申し訳ありませんが、ここは一旦また仕切り直しとさせていただき、2回東京開催(4/20~)目標で調整していきましょう」(林徹調教師)
2024/2/9 (美浦トレセン)
★2/03(土)東京・4歳上2勝クラス(ダ1600m・混)伊藤工真騎手 結果4着

「いつもに比べると若干高めのテンションで心配していたものの、馬場に出てからは程よい気合乗りでいい感じの雰囲気に映りました。好発から主張する馬を行かせて二番手で運び、スローな流れもしっかりと折り合っていたのですが、最後は瞬発力勝負になり過ぎて決め手で負けてしまった印象です。ただ、直線追い出してからも辛抱できていましたし、昇級初戦でこの内容ならメドが立ったのではないでしょうか。週明けに獣医チェックで見てもらった感じでは、『使ったなりの疲れは感じられるが、ヒザの屈曲なども変わりなく、ダメージはそれほどなさそう』との見解です。大事に使っていきたい馬だけに、ここも慎重に判断していくつもりですが、今回は権利行使しての続戦も考えているところ。ダートコースでのハッキングでは歩様など特に変わりありませんので、まずは週末に坂路入りして様子を見ていきたいと思います」(林徹調教師)
2024/2/3 (東京競馬場)
馬体重:504kg
★2/03(土)東京・4歳上2勝クラス(ダ1600m・混)伊藤工真騎手 結果4着

「休み明けで状態もまずまずといった中での昇級緒戦でしたが、十分通用する力があることを示せたのではないでしょうか。芝スタートを活かしてスッと反応よく出てくれて、他に主張する馬もいなかったのでスムーズに位置を取りにいけました。道中の流れがそこまで速くならず、無理のないペースで運んでいけたのもよかったですね。最後もしっかり辛抱してくれているものの、休み明けの分少し甘くなってしまったかもしれません。力のある馬ですし、このクラスを突破するのもタイミング次第だと思います」(伊藤工真騎手)
2024/2/1 (美浦トレセン)
☆2/03(土)東京・4歳上2勝クラス(ダ1600m・混)伊藤工真騎手

1月28日(日)に坂路コースで4ハロン54.7-39.2-25.7-12.8を単走で馬ナリに追われ、31日(水)にも坂路コースで4ハロンから0.3秒追走して併せ、53.7-38.6-25.1-12.4を馬ナリに追い切りました。「追い切りは3歳馬相手にパンテレリアが胸を貸す形。2馬身ほど追走させてスタートし、楽な手応えのままゴール前で併入しています。終いの反応や伸び脚は正直もう一息といった感じに映りましたが、時計だけ見れば及第点を与えられる内容です。体を絞るためにできればもっと長目から負荷をかけたくても、ヒザの状態を考えると、まだコースで求めるのは時期尚早でリスクが高いと思われます。大変申し訳ありません。それでも今回は少し早めに帰厩させて、もう十分すぎるくらい量を乗っていますので、中身はしっかりできている。昇級初戦となるだけに、いきなりからと強気にはなれないものの、存分に力を発揮できる状態です。揉まれずスムーズな競馬で、まずはこのクラスにメドを立てたいですね」(林徹調教師)
2024/1/26 (美浦トレセン)
21日(日)に坂路コースで4ハロン56.7-41.5-27.2-13.3を単走で馬ナリに追われ、24日(水)にも坂路コースで4ハロンから0.2秒追走して併せ、53.2-38.3-24.8-12.1を強めに追い切りました。「水曜日の坂路コースは比較的時計が出やすい馬場コンディションでした。そのためあまり特筆するほどではないにしても、ラスト1Fを12.1でまとめられているように、しっかり脚を伸ばせている。もう少し暖かくなってくれば、コース追いの併用も意識できるくらい今は左ヒザの伸縮がスムーズですので、これから徐々に負荷レベルを強めていければと思います。体付きにまだ余裕は感じられますが、息遣いなんかは先週に比べてまた良化が窺えるところ。来週2/03(土)東京・4歳上2勝クラス(ダ1600m・混)から投票を予定しています」(林徹調教師)
2024/1/19 (美浦トレセン)
13日(土)に坂路コースで4ハロン56.0-41.3-26.7-13.1を単走で馬ナリに追われ、17日(水)にも坂路コースで4ハロン55.0-39.9-25.8-12.3を単走で強めに追い切りました。「水曜日の追い切りは伊藤工真ジョッキーが跨り、終いだけ少し伸ばす内容で実施しています。息遣いも含めまだ全体的に重め感は残っているものの、走りのバランスが良く、全身を使ってしっかり動けていましたね。実質これが2本目の時計と考えれば、上々の内容だったと思います。ヒザの伸縮や状態面も変わらず維持できていますので、このまま中身を整えていければ。2/3(土)東京・4歳上2勝クラス(ダ1600m・混)を目標に仕上げていきます」(林徹調教師)
2024/1/12 (美浦トレセン)
「帰厩してまだ大きめのところまでは乗り進めていないものの、今回はヒザの伸縮もいいですし、なにより体調面良好で馬自身も活気に満ち溢れている印象を受けます。うまくリフレッシュできました。来週から徐々にピッチを上げていくつもりですが、この感じであれば前走よりもう一段負荷を強めた調整がしていけそうですね。次走は2/3(土)東京・4歳上2勝クラス(ダ1600m・混)を予定させてください。昇級して力関係がカギとなりますが、今の充実ぶりなら不安より楽しみの方が大きい。明け4歳になったばかりで、まだまだ上積みもあるはずですし、しっかり仕上げていきたいと思います」(林徹調教師)
2024/1/5 (美浦トレセン)
馬体重:537kg
ノルマンディーファーム小野町で調整され、本日5日(金)に帰厩しました。

「この中間も坂路主体にトレッドミルも交えながら調整を進めてきました。今週来場した林徹調教師からは、1回東京開催(1/27~)目標に進めていくとのことでしたが、膝の状態や追い切りの動きなど、ここ最近の中でもいい状態で送り出すことができました。これなら何の心配もなくレースに向かえると思います」(ノルマンディーファーム小野町担当者)
2023/12/22 (ノルマンディーファーム小野町)
馬体重:533kg
現在はトレッドミルもしくは馬場1周と坂路2本を18秒ペース(週2回は15秒ペース)のメニューで調整しています。引き続きトレッドミルでの運動を併用していますが、周回コースや坂路コースでも順調に乗れており、膝の状態も特に問題ありません。寒くなってきても冬毛は目立っていませんし、毛ヅヤもかなり良好な状態です。体調はかなり良さそうなので、クラスが上がってもいいレースが出来るよう、引き続きしっかり負荷を掛けていこうと考えています。
2023/12/15 (ノルマンディーファーム小野町)
馬体重:532kg
現在はトレッドミルもしくは馬場1周と坂路2本を18秒ペース(週2回は15秒ペース)のメニューで調整しています。ここまで順調に進めることができており、脚元もスッキリした状態を保てています。12日(火)には15秒ペースでの追い切りもおこないましたが、馬体の硬さもなくいい動きで走れていました。これなら次走に向けてしっかりとネジを巻いていけそうですし、いい形でトレセンに送り出せると思います。
2023/12/8 (ノルマンディーファーム小野町)
馬体重:536kg
現在はトレッドミルもしくは馬場1周と坂路2本を16~18秒ペースのメニューで調整しています。去年の同時期とはここまでの過程がいい意味で異なり、調教とレースを挟みながら冬を迎えているためか、気温の低下とともに急激に関節が硬くなることはありません。膝や裏筋もスッキリした状態を保っているので、このまま次走に向けて調子を上げていけるよう進めていきます。
2023/12/1 (ノルマンディーファーム小野町)
馬体重:536kg
現在はトレッドミルもしくは馬場1周と坂路2本を16~18秒ペースのメニューで調整しています。今週も中間にトレッドミルでの運動を交えながら進めています。継続して乗っていくよりも、間にトレッドミルを挟むことで体が硬くなるのを防げるため、しばらくはこの形で調整していく予定です。これからより寒くなり、関節も硬くなりやすい時期になりますが、ここを上手く過ごすことができれば上のクラスでも頑張れるのではないかと思います。
2023/11/24 (ノルマンディーファーム小野町)
馬体重:536kg
現在はトレッドミルもしくは馬場1周と坂路2本を16~18秒ペースのメニューで調整しています。今週は馬場状態を見ながら騎乗するかトレッドミルで運動するか、その日のメニューを決めています。パンテレリア自身の関節の硬さもありますが、気温が下がってきたことで馬場の回復も遅いため、躓く頻度の多いうちは無理せず進めていく方針です。
2023/11/17 (ノルマンディーファーム小野町)
馬体重:523kg
現在は馬場1周と坂路2本(上限18秒ペース)のメニューで調整しています。坂路ではスムーズに走れていますが、フラットコースだと躓く回数が多くなるあたり、前回在厩時と比べて疲れが抜けにくいのかもしれません。ここからの時期は気温が下がり、関節も硬くなりやすくなってくるため、コース入りする前の準備運動もしっかりおこなうつもり。次走に向けていい状態に持っていけるよう、ケアしながら進めていきます。
2023/11/10 (ノルマンディーファーム小野町)
馬体重:515kg
現在はトレッドミルもしくは馬場2周と坂路1本を18~20秒ペースのメニューで調整しています。数日騎乗を継続しても今回は硬さがなかなか抜けてこないため、この中間からはトレッドミルも挟みながら調教をおこなっています。騎乗時に躓く回数もいつもより多いので、もう少しの間は疲労回復も促しつつ現状のメニューで様子を見ていきます。
2023/11/3 (ノルマンディーファーム小野町)
馬体重:522kg
10月28日(土)に福島県・ノルマンディーファーム小野町へ移動しました。

現在は馬場2周と坂路1本を18~20秒ペースのメニューで調整しています。入場後はウォーキングマシンでの運動にとどめてレースによる疲労回復を優先し、昨日11月2日(木)から騎乗を開始しました。まずは膝を中心に歩様を確認する程度で乗っていますが、トレセンの坂路でしっかり乗り込まれてレースに使ったことで、前回在厩時よりもトモの関節に硬さが窺えます。前膝の屈伸具合はいつもと同じくらいで気にならないレベルですが、トモに関してはほぐれてくるまでジックリ進めた方が良さそうです。
2023/10/27 (美浦トレセン)
★10/22(日)東京・3歳上1勝クラス(ダ1600m)伊藤工真騎手 結果:優勝
この後は福島県・ノルマンディーファーム小野町で調整することになり、明日28日(土)に移動予定です。

「ジョッキーともレース前から、今回はメンバー的にある程度ペースが流れるのではと展開について話していました。それでも無理に抑える必要はなく、ゲートを出たなりで収めて、あとはなるべく揉まれないように気をつけて運んでほしいとだけ指示。好発からスムーズにポジションが取れましたし、3角手前絶妙のタイミングで外へ持ち出してくれている。抜群の手応えのまま直線を迎えて、あとはどこで仕掛けるかだけ。追い出しを我慢して我慢して、なんとかホワイトグロウの追撃を凌いでくれました。人馬が上がってくる際に、検量前で鞍上の伊藤工真とパンテレリア号を津村ジョッキーが拍手で出迎えてくれたシーンには目頭が熱くなりました。こうしてまた勝ち星を挙げることができ、私自身ホッとしたのはもちろんですが、デビュー戦からコンビを組んでいた彼もパンテレリア号のことを気にしてくれていたのが本当に嬉しいですね。幸いレース後も骨やヒザの状態に異常は見られません。ひとまずは小野町で様子を見ながら、また今後の予定を決めさせてください。着差自体は僅かでも、ポテンシャルの高さは上でも十分通用すると思います」(林徹調教師)
2023/10/22 (東京競馬場)
馬体重:496kg
★10/22(日)東京・3歳上1勝クラス(ダ1600m)伊藤工真騎手 結果:優勝

「最後まで一生懸命に走ってくれて、人気馬の追撃を凌いでくれました。この条件ではやや不利な内枠を引きましたが、今日はスタートを上手に出てくれましたし、道中リズムよく走れていたと思います。坂路コースが使えるようになったのも、この馬にとっては大きなプラス。前走時に比べると、今回は中間の調整から膝の伸縮や雰囲気が良かったです。乗せ続けていただいているオーナーサイド、献身的にケアを施してくださっている厩舎スタッフの方々に感謝いたします」(伊藤工真騎手)
写真
2023/10/19 (美浦トレセン)
☆10/22(日)東京・3歳上1勝クラス(ダ1600m・混)伊藤工真騎手

15日(日)に坂路コースで4ハロン55.4-39.7-26.3-12.9を単走で馬ナリに追われ、18日(水)にも坂路コースで4ハロンから0.2秒先行して併せ、54.7-40.0-26.0-12.5を馬ナリに追い切りました。「最終追いは坂路コース併せ馬で時計を消化しています。2歳馬を誘導する形で先行させて、徐々にピッチを上げていく指示でしたが、気合い乗り上々で手応えも最後まで楽なまま。完調とまではいかないまでも、今回はこれまでより一段負荷を強めて調整できましたし、ここ目標に十分な態勢が整えられたと思います。1400mとの両睨みではあったものの、6月に同条件を使った際の内容から、マイル戦のほうが競馬を組み立てやすい。直線スムーズに捌いてこられればチャンスはあると期待しています」(林徹調教師)
2023/10/13 (美浦トレセン)
8日(日)に坂路コースで4ハロン55.3-40.3-26.1-12.9を単走で馬ナリに追われ、12日(木)にも坂路コースで4ハロン55.2-40.4-26.2-12.6を単走で末強めに追い切りました。「昨日の稽古では終いまでしっかり脚を伸ばすようジョッキーに指示を出しています。時計自体はマズマズでも、先週に比べると息遣いにもだいぶ良化が窺えて、キビキビよく動けている。負荷レベルを上げているなか、歩様もこれまでよりだいぶスムーズに映りますし、やはり坂路コースで調整できる点は大きい。来週の競馬に向けて順調に調整できていると思います。当該週も最終追いは木曜日に行う予定。想定が出た段階でメンバーをよく吟味し、東京ダ1400もしくはダ1600m戦のどちらかに向かうつもりです」(林徹調教師)
2023/10/6 (美浦トレセン)
ノルマンディーファーム小野町で調整され、先週9月30日(土)に帰厩しました。

2日(月)に坂路コースで4ハロン58.6-43.3-28.0-13.5を単走で馬ナリに追われ、5日(木)にも坂路コースで4ハロン56.3-40.8-26.7-13.2を単走で馬ナリに追い切りました。「帰厩してこれが一本目の追い切りとなりますので、息遣いに関しては正直なところ、さすがにまだ重い感じがします。それでも今回は膝の伸縮などスムーズで、復帰後一番いい状態に映る。坂路コースで調整できる点も好転してくるはずですから、これまでより一段階負荷を強めて仕上げていくつもりです。10/22(日)東京・3歳上1勝クラス(ダ1400m)もしくは同日のダ1600m戦を伊藤工真で予定させてください」(林徹調教師)
2023/9/29 (ノルマンディーファーム小野町)
馬体重:521kg
現在は馬場1周と坂路2本(上限18秒ペース)のメニューで調整しています。膝の状態は変わらず安定していますし、普段の歩様やキャンターの動きも前回在厩時よりスムーズです。近々の帰厩も予定していると聞いていますが、脚元だけでなく精神面でもいい状態を保てているので、トレセンへ戻ってからもしっかり攻めていけるかと思います。
2023/9/22 (ノルマンディーファーム小野町)
馬体重:522kg
現在は馬場1周と坂路2本(上限18秒ペース)のメニューで調整しています。今週からは坂路の本数を増やしていますが、騎乗開始から背中や脚捌きなど、全体的に見てとてもいい雰囲気で調教をおこなうことが出来ています。膝の大きさは変わりないものの、膝裏や裏筋などは以前よりスッキリしているように感じられ、状態は良さそうです。騎乗後のケアはこれまでと同様、水冷とレーザー治療をおこなっており、引き続き膝の状態には注意しながら進めていきます。
2023/9/15 (ノルマンディーファーム小野町)
馬体重:526kg
現在は馬場1周と坂路1本(上限18秒ペース)のメニューで調整しています。11日(月)からトレッドミルでの運動を開始して膝の状態を確認した後、昨日14日(木)から騎乗へ移行しました。いつもと同じように、周回コースでしっかり脚慣らしをしてから坂路1本をキャンターで駆け上がっています。相変わらず乗り出してすぐは硬さが目立つため、しっかりとケアしながらメニュー強化のタイミングを図っていきます。
2023/9/8 (ノルマンディーファーム小野町)
馬体重:518kg
2日(土)に福島県・ノルマンディーファーム小野町へ移動しました。

現在はウォーキングマシン30分のメニューで調整しています。膝に関しては前回在厩時と変わりないですし、他にこれといった異常も見られないため、到着翌日からマシンでの運動を開始しました。馬房内での仕草などからは多少疲れも窺えるものの、毛ヅヤはよく飼い葉食いも良好なので、来週からの騎乗開始を検討して良さそうです。
2023/9/1 (美浦トレセン)
★8/27(日)新潟・3歳上1勝クラス(ダ1800m)伊藤工真騎手 結果9着
この後は福島県・ノルマンディーファーム小野町で調整することになり、明日9月2日(土)に移動予定です。

「左回りの新潟で競馬を使うにあたり、1200m戦と天秤にかけて今回選択させてもらったのですが、1800では距離が少々長かった印象を受けます。レース後にジョッキーも『ワンターンの1600mまでが守備範囲』と話していましたし、現状ではやはり東京の1400~1600mを狙っていくのがベターかもしれません。もちろん中身に関しても、坂路コースが使えない分まだびっしりと調整できていない点は否めませんので、この一戦だけで評価を落とすのは早計。来月からようやく新コースが解放となるため、一旦また小野町で仕切り直してもらい、4回東京開催(10/07~)を目標にしていくつもりです」(林徹調教師)
2023/8/27 (新潟競馬場)
馬体重:490kg
★8/27(日)新潟・3歳上1勝クラス(ダ1800m)伊藤工真騎手 結果9着

「帰厩当初は重め感はあったものの、ここまでの過程で解消されながら、今週の追い切りでもしっかり動けていました。今日はスタートも出てくれて、道中はいい具合に運べたと思います。ただ、3コーナーの辺りから手応えが怪しくなり、促すと一度は反応したものの4コーナーでは一杯一杯という状況でした。馬体、骨格的には1800mもこなせるだろうとは思いますが、脚元を考慮しながらの調整過程だと、現状は距離は1600mまでで、ワンターンの方が好ましく感じます。今日はきちんと手前替えもできていましたし、歩様の硬さというのもなかったです」(伊藤工真騎手)
2023/8/25 (美浦トレセン)
☆8/27(日)新潟・3歳上1勝クラス(ダ1800m)伊藤工真騎手

19日(土)にWコースで3ハロン42.5-12.9を単走で馬ナリに追われ、23日(水)にもWコースで6ハロンから1.0秒先行して併せ、86.9-70.0-53.6-38.3-12.1を馬ナリに追い切りました。「一時は雨予報も見られるなかで土曜日の雨がどれくらい残るか気がかりではあるものの、馬のコンディションを重視させてもらい今週の出走を決めています。坂路が使えないため中間もコース主体で慎重に調整してきましたが、ヒザの伸縮具合は前走よりむしろいいですね。さすがに追い切りを重ねるごとに少しずつ硬さは出てきてはいても、それもまだ許容範囲内で収まっています。前走からまた一ハロン距離を延ばし、その点は息が持つかの心配もあるのは事実。脚元のことを考えれば、まだあまりスタートから出して行く競馬をさせたくないのはありますので、今回も直線で終いの脚を伸ばせるようにとジョッキーには指示するつもりです。ビッシリ満足には攻められていませんが、前走の内容からも能力的には一枚上と言っていいでしょう。このクラスを突破できるメドは立っているので、秋に向けて格好の付けられる競馬をしてほしいですね」(林徹調教師)
2023/8/18 (美浦トレセン)
13日(日)にWコースで4ハロン59.1-42.3-13.7を単走で馬ナリに追われ、16日(水)にもWコースで5ハロン71.1-54.6-39.5-12.5を単走で馬ナリに追い切りました。「先週よりも一段負荷を強めた内容で追い切り、動きや息遣いにもだいぶ良化が窺えます。運動後の歩様やヒザの伸縮もスムーズですし、いまのところは順調に進められているところ。それでもやはり坂路コースで調整できない点がパンテレリアにとっては大きな痛手で、稽古を付けてくれている伊藤工真からも『前回に比べて少し可動域が狭く感じられる』と報告を受けているため、硬さがこれ以上出てこないよう慎重に進めていく必要があります。現状は追い切り3本で競馬に向かうのが理想的でしょうが、そのあたりは獣医師とも相談しながら、しっかりメニューを組んで仕上げていきます」(林徹調教師)
2023/8/11 (美浦トレセン)
10日(木)にWコースで4ハロン56.9-41.1-12.9を単走で馬ナリに追い切りました。「小野町でもしっかりケアしながら進めてもらいましたので、ヒザの状態は前回に比べてもさらに伸縮できているように映ります。ただ、坂路コースが閉鎖されている分、トレセンでの調整メニューもより慎重に決めていく必要がある。進めていけば硬さもまた出てくるでしょうし、体付きや息遣いの重さを考えると、新潟開催の後半で間に合えばといったところ。ひとまずは様子を見ながら、週の追い切り本数も増やすなどして仕上げていきます」(林徹調教師)
2023/8/4 (ノルマンディーファーム小野町)
馬体重:522kg
現在は馬場1周と坂路2本を18秒ペース(週2回は15秒ペース)のメニューで調整しています。次走目標の3回新潟開催(8/12~)に向けて、明日8月5日(土)の検疫で帰厩することになりました。15-15の動きは前回在厩時の方が躍動感はあったようにも思いますが、騎乗前後の歩様や午後の馬体検査でも膝回りに異常はありません。いい形で送り出すことが出来そうです。
2023/7/28 (ノルマンディーファーム小野町)
馬体重:521kg
現在は馬場1周と坂路2本を18秒ペース(週2回は15秒ペース)のメニューで調整しています。次走目標の3回新潟開催(8/12~)に向けて、この中間からはさらにピッチを上げており、25日(火)からは坂路で3ハロン15-15の時計消化も開始しています。追い切り日以外でも坂路では少し気合いを乗せていく形に切り替えていますが、ペースを上げたことで痛みや屈伸具合に異常が出ることはありません。躓く回数が増えるといったこともないため、引き続き膝へのケアはおこないながら15-15のメニューを交えていきます。
2023/7/21 (ノルマンディーファーム小野町)
馬体重:519kg
現在は馬場1周と坂路2本(上限18秒ペース)のメニューで調整しています。この中間も坂路主体のメニューで進めており、その日の状態次第では15秒程度までペースを上げています。膝の動きにムラはありますが、ショックウェーブを施した背腰に関しては動きは確実に良化していて、この後は膝のケアを中心におこないながら進めていくことになりそうです。患部に痛みはなさそうなので、馬場に出てダクヘ以降するまでの常歩の時間を長めに取ったりしながら、パンテレリアにとって一番いい形で調教を進めていきます。
2023/7/14 (ノルマンディーファーム小野町)
馬体重:518kg
現在は馬場1周と坂路2本(上限18秒ペース)のメニューで調整しています。騎乗開始後ここまで休まずに乗れていますが、前回在厩時よりも体全体に疲れが窺え、左半身の動きにもいくらか違和感があったため、この中間にショックウェーブ治療をおこなっています。その後の感触から効果はあったようで、坂路の動きも良化傾向。膝には変わらずレーザーでケアをおこなっており、こちらに在厩中はこのまま継続していく予定です。
2023/7/7 (ノルマンディーファーム小野町)
馬体重:520kg
現在は馬場1周と坂路2本(上限18秒ペース)のメニューで調整しています。前脚の状態を考慮して坂路主体に乗り込みを進めていますが、今回はトモにも少し疲れを感じさせます。騎乗して常歩、ダクとおこなっていくなかでほぐれてくる部分もあるので、特に心配はなさそうですが、背腰などへのケアも施しつつ次走に備えていきます。
2023/6/30 (ノルマンディーファーム小野町)
馬体重:513kg
24日(土)に福島県・ノルマンディーファーム小野町へ移動しました。

現在は馬場2周と坂路1本(上限18秒ペース)のメニューで調整しています。入場翌日からウォーキングマシンでの運動を開始しました。前回在厩時と比較すると膝回りの腫れが大きくなったようにも見えるものの、運動を進めても触診反応や歩様への影響は窺えないため、昨日29日(木)からは騎乗調教へ移行しています。厩舎からの申し送りにもあったように、躓きそうになる場面がかなり見受けられるので、装蹄なども工夫しながら膝に負担の掛からない形で進めていこうと考えています。
2023/6/23 (美浦トレセン)
★6/17(土)東京・3歳上1勝クラス(ダ1600m・混)伊藤工真騎手 結果3着
この後は福島県・ノルマンディーファーム小野町で調整することになり、明日24日(土)に移動予定です。

「レース後はさすがに走り切った様子で両前とも関節面が硬く、昨日まではストレッチなどケアに努めさせてもらいました。角馬場で今朝軽く乗り運動をおこなってみても、やはり膝には今回かなり負担がきているようで、ダクでも躓きそうになる場面が多く見られます。せっかく権利を取ってくれたのですが、ここは無理せずに一旦また小野町で仕切り直しをお願いできればと思います。なるべく坂路で調整していきたい考えもありますし、現状は手前替えもまだぎこちないため、左回りのコースにこだわりたい。次走は3回新潟開催(8/12~)を目指していければと思います」(林徹調教師)
2023/6/17 (東京競馬場)
馬体重:494kg
★6/17(土)東京・3歳上1勝クラス(ダ1600m・混)伊藤工真騎手 結果3着

「一週スライドしたことで関節面に硬さが出てきてしまい、この中間は歩様も少しゴトゴトした状態に映りました。そのため、正直あまり満足に負荷をかけての調整はできませんでしたが、長期の休養を挟んで実戦をひと叩きさせていただき、中身に関してはだいぶ良くなっていたと思います。-14kgは絞れたもの。膝や関節面などストレッチしながらケアを施し、なんとか態勢は整えられましたので、あとはこの条件をどう走れるかそういった気持ちでレースを見守りました。芝部分のスタートも問題なくこなしてくれて、折り合いを欠くことなくスムーズな脚捌きで道中運べている。ただ、直線ではジョッキーが手前を替えようと何度かアクションをおこしてみても、パンテレリア自らがまだ右手前を出したがらずに拒んでいるので。そこはもう少し実戦を使っていく必要があるでしょう。今回この条件でも3着と好走し、力のあるところは示してくれました。当面は左回りのコースにこだわりながら、脚元が馴染んでくるまでは慎重に競馬を使っていければと思います」(林徹調教師)
写真
2023/6/15 (美浦トレセン)
☆6/17(土)東京・3歳上1勝クラス(ダ1600m・混)伊藤工真騎手

14日(水)にWコースで5ハロン72.7-55.8-40.6-12.8を単走で馬ナリに追い切りました。「先週をピークに調整していたため、一週スライドしてさすがに歩様や脚捌きは若干硬く映ります。それでも筋肉疲労や関節面にケアなど施し、脚元も小康状態を保ってレースに向かうことができる。一度叩いたことによって心臓は確実に良くなっていますし、前走以上に動けていいはずです。当初予定していたダ1400m戦は節が足らずに除外対象だったため、想定の段階からこちらに矛先を向けさせていただきました。マイルまでなら距離に不安はありませんので、あとは芝部分のスタートをしっかり決めて、うまくレースの流れに乗りたいですね。手前替えなどスムーズに競馬ができれば、この条件でも前進が期待できると思います」(林徹調教師)
2023/6/9 (美浦トレセン)
7日(水)にWコースで5ハロン70.8-54.3-39.0-11.8を単走で馬ナリに追い切りました。「馬場の改造工事に伴い坂路コースが閉鎖されているため、今週もウッドチップで負荷を掛けて追い切りました。中身は前走時に比べて上向いているものの、関節の屈曲する具合は硬さが感じられて、歩様も若干コズみ気味に映ります。狙っていたダ1400m戦が想定段階から除外対象となり、芝を使うのはどうか獣医に再度アドバイスを仰いだのですが、『あまりオススメできません』と良い回答を得られませんでした。一週スライドさせて、6/18(日)東京・3歳上1勝クラス(ダ1400m)に向かうつもり。強めの追い切りはもう必要ない状態ですので、入念にケアを施しながら調整していきます」(林徹調教師)
2023/6/2 (美浦トレセン)
5月31日(水)にWコースで5ハロン70.5-53.9-38.7-12.1を単走で馬ナリに追い切りました。「馬場の改修工事に伴い、美浦は今週から坂路コースが閉鎖となっています。そのためパンテレリア自身、久々にフラットコースでの追い切りを実施したのですが、躓かずとも脚がもつれそうになる場面も見られました。クッションがどうのというわけではなく、スピードに乗ってくるとまだ少し可動域が狭く付いていけない感じ。鞍上もノメらないよう体を起こしながら乗っているのですが、しっかり支えてやりながらでないと少々危なっかしい走りに映ります。獣医からも『ヒザの屈曲が悪くなったりはしていませんが、手前替えの際などに右が左を庇っている。もう少しスピードに脚元を慣れさせてやってから、芝にチャレンジする方がいい』とアドバイスがあったため、次もダート戦に向かわせてください。良馬場で競馬できることを前提に、6/10(土)東京・3歳上1勝クラス(ダ1400m)から準備していきます」(林徹調教師)
2023/5/26 (美浦トレセン)
ノルマンディーファーム小野町で調整され、23日(火)に帰厩しました。

25日(木)に坂路コースで4ハロン54.7-39.1-25.4-12.7を単走で馬ナリに追い切りました。「帰厩後1本目の時計消化となるため、水曜日は終いだけ軽く仕掛けて反応を確かめています。息の入りなど、一度使って着実に良化が窺えますが、今回はダクでも少し躓く場面が多いのは気になるところです。来週から改修工事で坂路コースが使えなくなりますし、そのあたりどう調整してレースまで持っていくか慎重に判断しながら進めていくつもりです。来週どこかで一度ジョッキーを背にして、芝コースに入れてみる予定。脚捌きや上りの歩様など、馬の状態もよく見たうえで番組選択していければと思っています」(林徹調教師)
2023/5/19 (ノルマンディーファーム小野町)
馬体重:524kg
現在は馬場1周と坂路2本を18秒ペース(週2回は15秒ペース)のメニューで調整しています。ここまで順調に乗り込むことが出来ているように、左前膝関節部を含め痛みや歩様の異常もありません。近日中に帰厩予定とのことですが、長期休養明けを一度使ったこともあり、気合い乗りも上々。このまま厩舎から声が掛かるまでしっかり乗っていきます。
2023/5/12 (ノルマンディーファーム小野町)
馬体重:523kg
現在は馬場1周と坂路2本を16~18秒ペースのメニューで調整しています。久々だった前走の疲れが解消されたようで、馬に元気がありますし、今は歩様にも気になるところはないことから、坂路主体に順調に乗り込むことが出来ています。日によっては坂路の終いをハロン15秒近くまで伸ばしていますが、一度競馬に使ったことで前回在厩時と比べれば、ペースアップにもスムーズに対応。このまま順調なら追い切りも開始して、目標の3回東京開催(6/03~)での出走に向けて進めていきます。
2023/4/28 (ノルマンディーファーム小野町)
★4/22(土)東京・4歳上1勝クラス(ダ1400m・混)伊藤工真騎手 結果11着
この後は福島県・ノルマンディーファーム小野町で調整することになり、本日28日(金)に移動しました。

「スタートして二の脚が付いたところでジョッキーは内を選択したものの、そこでゴチャついてしまって手前が替えられずに一旦位置を下げる形に。あの場面が非常に勿体なかったですし、今回は広い東京コースで手前替えなどもっと楽に経験させてやりたかったので、スムーズな競馬とならずパンテレリアにも申し訳ない気持ちです。直線半ばまではしっかり走り切ってくれましたし、久々の実戦で馬はよく頑張っている。レースを終えて週明けまた診療所で詳しく検査させてもらいましたが、レントゲン画像からも膝の状態は大きく変わっていません。それでもやはり使ったなりに疲れは窺えて、関節の硬さから両前とも可動域が狭くなっており、歩様チェックでも躓いてしまう場面がしばし。一旦また小野町で調整してもらい、3回東京開催(6/03~)を目標にしていきたいと思います。当面はこのルーティンで競馬を使っていくスタイルがベターと考えますが、それで馴染んでしまえば普通に芝の番組も選択できるようになるはずです。次走まで少しお時間をいただくことになり大変恐縮ですが、一歩ずつ慎重に前進させていきましょう」(林徹調教師)
2023/4/22 (東京競馬場)
馬体重:508kg
★4/22(土)東京・4歳上1勝クラス(ダ1400m・混)伊藤工真騎手 結果11着

「長期休養明けの初戦。脚元を考慮しながら調教メニューを進めてきましたので、+24kgと体を絞り切れなかった点はご容赦ください。以前に比べるとパドックでの雰囲気は落ち着きを保っており、返し馬のキャンターもきちんと脚を伸ばせていて、手前替えの際もぎこちなさを感じることはありませんでした。ただ、ゲートは右手前で出せているものの、前半ゴチャついた場面でスムーズに手前を替えられず、ジョッキーも一旦引いてポジションを下げ対応しています。そこからは終始左手前のまま直線も走っていましたので、パンテレリア自身も意識的にまだ右へは手前を出しづらいのでしょう。稽古ではそういったところは見られませんが、実戦になればスピードが違いますし、今日の競馬を見る限り当面は左回りのコースで競馬させた方がいい。もちろん一戦一戦が大事で結果を求めていかなければならないのですが、今は多くを求めずにひとつずつ課題をクリアさせていければと思います」(林徹調教師)
写真
2023/4/20 (美浦トレセン)
☆4/22(土)東京・4歳上1勝クラス(ダ1400m・混)伊藤工真騎手

19日(水)に坂路コースで4ハロン55.3-39.8-25.8-12.5を単走で馬ナリに追い切りました。「先週の時点でもう息はしっかり出来ていたため、今週はなるべくヒザに負担をかけぬよう中身を整える程度の内容で追い切りを消化しています。馬場状態を懸念して一週スライドさせましたが、なんとか持ち堪えてくれましたね。コース併用でまだビッシリとは攻め切れない現状、太目の残る体付きは致し方ないところかもしれません。それでも追い切りを重ねるごとに息遣いは良化してきており、迫力満点のフットワークは目を見張るものがあります。パンテレリアにとっては約1年3ヶ月ぶりの競馬となりますし、まずは無事にレースを迎えてゴールまで目一杯走り切ってもらいたい。中間いくらか躓く場面が多く見受けられたので、入念にケアを施してレース本番に臨みます」(林徹調教師)
2023/4/14 (美浦トレセン)
8日(土)に坂路コースで4ハロン54.9-40.5-25.8-12.4を単走で馬ナリに追われ、12日(水)にも坂路コースで4ハロンから0.2秒先行して併せ、54.0-39.1-25.3-12.6を馬ナリに追い切りました。「先週末、今週と坂路コースで速めの時計消化を行っています。一段階ペースを上げても、終始手応えにはまだ余裕が残っており、終いまでしっかりとスピードを持続できている。体付きはまだだいぶ立派に映るものの、息遣いが良化して概ね態勢は整えられたと思います。ただ、追い切るごとに関節が少しずつ硬くなってきているため、ここからもう一段負荷を強めていった際の反動はやはり注意していかなければなりません。できれば歩様がいいうちに、まずはレースを一度使いたいのが正直なところですが、リスクを高める選択だけはなるべく避けて通りたい。今週末は雨予報で馬場コンディションの悪化が懸念されるため、投票を見送る判断とさせていただきました。来週4/22(土)東京・4歳上1勝クラス(ダ1400m・混)を伊藤工真ジョッキーで予定。引き続き慎重にケアしながら進めて、レース本番に臨みます」(林徹調教師)
2023/4/7 (美浦トレセン)
4月5日(水)に坂路コースで4ハロンから0.3秒追走して併せ、54.6-39.5-25.9-12.8を馬ナリに追い切りました。「帰厩して1本目からマズマズいい内容の追い切りが消化できたと思います。前回在厩していた時に比べてだいぶ中身ができている印象ですし、体がもう少し絞れてくれば、来週の番組から検討していいかもしれませんね。中間も付きっきりで稽古に跨ってくれている伊藤工真ジョッキーからは『追走だけ考えるなら距離は1400mのほうがいいですが、コースは中山向き』とも話されており、そこは脚元や状態面など慎重に見極めて判断したいと思います。進めていって、左前球節付近に少し張りが出てきたものの、今のところ特に問題はありません。週末にもまた速いところをやるつもりでいます」(林徹調教師)
2023/3/31 (美浦トレセン)
馬体重:534kg
ノルマンディーファーム小野町で調整され、本日31日(金)に帰厩しました。

「この中間も順調に乗り込み、28日(火)には4ハロン56秒とここまでで一番速い時計を出してみましたが、ゴール地点までしっかり走れていました。まだ余力を残した内容でしたし、今回のバランスと集中力を保ちながら走れればトレセンでの追い切りも問題なく進めていけそうです」(ノルマンディーファーム小野町担当者)
2023/3/24 (ノルマンディーファーム小野町)
馬体重:534kg
現在は馬場1周と坂路2本を18秒ペース(週2回は15秒ペース)のメニューで調整しています。ここまで脚元の状態は問題なく、1515の動きにも前向きさが出てきて、良化傾向にあります。ただ、14-13とペースを上げていくなかでの課題はまだ残る現状です。引き続きハミの取り方や加速までのスムーズさを意識しながら乗り込んでいきます。
2023/3/17 (ノルマンディーファーム小野町)
馬体重:534kg
現在は馬場1周と坂路2本を18秒ペース(週2回は15秒ペース)のメニューで調整しています。負荷を強めながらも脚元の状態は変わらず安定しており、追い切り後の息遣いも良化してきました。ただ、14-13とペースを上げていくなかで、まだハミにガツンとくる感触が物足りないため、そのあたりに変化が出てくれば更に良くなってきそうです。引き続き追い切りを織り交ぜながら進めていきます。
2023/3/10 (ノルマンディーファーム小野町)
馬体重:534kg
現在は馬場1周と坂路2本を18秒ペース(週2回は15秒ペース)のメニューで調整しています。左前の膝部分は引き続きレーザーでケアをおこなっており、追い切りをこなしながらも悪化することはありません。これからは更に負荷を強めていく予定なので、脚元の状態もしっかり確認しながら進めていきます。
2023/3/3 (ノルマンディーファーム小野町)
馬体重:531kg
現在は馬場1周と坂路2本を18秒ペース(週2回は15秒ペース)のメニューで調整しています。引き続き坂路主体に乗り込み、左前の動きにも違和感はないため、早速15-15を開始しています。日中の気温が上がって寒さが和らいできたのも、関節面にはいい傾向と言えそうです。追い切り後に反動が出ることもなく、このまま復帰戦に向けて更にピッチを上げていきます。
2023/2/24 (ノルマンディーファーム小野町)
馬体重:528kg
18日(土)に福島県・ノルマンディーファーム小野町へ移動しました。

現在は馬場1周と坂路2本(上限18秒ペース)のメニューで調整しています。週明け20日(月)から早速騎乗を開始しました。以前と同じようにフラットワークに時間をかけた後、坂路で負荷を掛けていく形で進めています。左前に関しても前回同様にレーザー治療とストレッチをおこない、硬さが出にくいような対応をしていこうと考えています。
2023/2/17 (美浦トレセン)
この後は福島県・ノルマンディーファーム小野町で調整することになり、明日18日(土)に移動予定です。

「15日(水)に無事ゲート試験に合格しました。駐立時にやや安定感を欠きましたが、合図(扉の開く音)に対して速やかに反応し、発進もスムーズに加速できてといった内容です。ただ、厩舎でも曲げ伸ばしのストレッチやキセノン光線の照射で念入りにケアを施しているのですが、進めていくとやはり左前が硬くなりがち。診療所の獣医からも『怪我した患部や背腰に疲れが溜まっている。寒い時期なのであまり無理せず進めない方がいい』とジャッジを受けたため、今回はこのタイミングで一息入れてやりたいと思います。ゆっくり少しずつではありますが、着実に前進できている。小野町では硬さをほぐしながらまた乗り進めてもらい、3回中山開催(3/25~)での復帰を視野に入れていきましょう」(林徹調教師)
2023/2/10 (美浦トレセン)
8日(水)に坂路コースで4ハロン59.2-43.1-28.2-14.0を単走で馬ナリに追い切りました。「先週より一段階調教強度を上げて調整しています。追い切りとまではいかないまでも、水曜日は坂路で15-15を切るペース。さすがに午後はダクも捌きが硬く、膝だったり球節にも強く張りが残っている状態でした。ただ、左右差こそ感じるものの、馬がフレッシュな状態で体全体を使えており、バランスよく走れていると思います。念のためレントゲン検査で患部を確認したところ、綺麗に修復されていて、診療所の獣医もあらためてその回復ぶりに驚いていました。週末またもう少し進めてみて、問題ないようなら来週ゲート試験に臨む予定。今後のレースプランなどもそこで相談させてください」(林徹調教師)
2023/2/3 (美浦トレセン)
ノルマンディーファーム小野町で調整され、先週1月28日(土)に帰厩しました。

「今朝は普通キャンター62秒台(16秒ペース)までピッチを上げて、坂路コースを1本登板。進めていってまた左前球節が少し張ってきており、走りのバランスにも多少ぎこちなさは感じられますが、これくらいのペースならば問題なさそうですね。ただ、今回は前走から一年以上経過しているため、まずゲート試験を再度受ける必要があります。馬場の硬いこの時期ですから、まずはじっくり慎重に進めさせてください。来週は伊藤工真にも跨ってもらい、ここからどうアプローチしていくべきか、その感触など聞いてみるつもりです。昨春、私どものミスで大怪我させてしまったパンテレリア号。またこうして厩舎に戻ってきてくれたことを嬉しく感じるとともに、大変申し訳なく思っている次第。復帰に向けてまずは一歩ずつ上げていければと思います」(林徹調教師)
2023/1/27 (ノルマンディーファーム小野町)
馬体重:539kg
現在は馬場1周と坂路2本を16~18秒ペースのメニューで調整しています。右前膝周辺も問題ないことから、帰厩に向けて昨日26日(木)にはハロン16秒くらいのペースで坂路を上げています。走りに気になるところはなく、上がりの歩様もスムーズ。なお、明日28日(土)の検疫で帰厩することが決まりました。
2023/1/20 (ノルマンディーファーム小野町)
馬体重:541kg
現在は馬場1周と坂路2本(上限18秒ペース)のメニューで調整しています。念のため先週末に右前膝周辺のレントゲン検査をおこない、異常がないことを確認したうえで今週から調教を再開しています。いくらか感染症の名残はあるものの、熱感や触診反応はなく、騎乗しての歩様も問題ありません。これまで通り坂路でも乗っていますが、上がり運動でも気になるところはないので、当初の予定通り今月中の帰厩へ向けて進めていきます。
2023/1/13 (ノルマンディーファーム小野町)
馬体重:540kg
現在はウォーキングマシン30分のメニューで調整しています。7日(土)の調教後に右前膝周辺に痛みが出たため、大事を取って一旦騎乗を控えています。調教中、上がり運動ともに異常はなかったですし、痛みが皮膚から浅い部分だったので感染症の可能性が高く、獣医の診察を受けて経過を観察しました。その後の腫れ方などからも感染症だったようで、腫れ自体も引いてきたことから、近日中には調教を再開できる見込みです。
2023/1/6 (ノルマンディーファーム小野町)
馬体重:528kg
現在は馬場1周と坂路2本を18秒ペース(週2回は15秒ペース)のメニューで調整しています。この中間も順調に乗れていますし、15-15を開始以降も煩くなるようなことはなく、相変わらず落ち着いています。歩様に気になるところもないため、この後もしっかりと負荷を掛けていけそうです。ただ、かなり冷え込んできて関節が硬くなってくる部分もあるので、毎日レーザーによるケアはおこなっており、このままいい状態で送り出せるよう調整を進めていきます。
2022/12/23 (ノルマンディーファーム小野町)
馬体重:527kg
現在は馬場1周と坂路2本を18秒ペース(週2回は15秒ペース)のメニューで調整しています。今週は積雪で馬場状態があまり良くないため、周回コースでは無理せず坂路主体に乗り込んでいます。15-15を始めてからも脚元に変化はなく順調ですし、引き続き状態を確認しながら来月の帰厩を目標に進めていく予定です。
2022/12/16 (ノルマンディーファーム小野町)
馬体重:522kg
現在は馬場1周と坂路2本を18秒ペース(週2回は15秒ペース)のメニューで調整しています。最初に追い切った際は戸惑いがありましたが、2本目以降はしっかり気合いも乗って前向きさも出てきました。まだ体を持て余している感じは否めませんが、何本かこなしていくなかで締まってくると思いますし、動きも更に良くなってきそうです。引き続き脚元の状態も確認しながら進めていきます。
2022/12/9 (ノルマンディーファーム小野町)
馬体重:525kg
現在は馬場1周と坂路2本を18秒ペース(週2回は15秒ペース)のメニューで調整しています。今週から坂路で追い切りを開始しました。久しぶりということもあり、少し戸惑っている印象も受けましたが、追い切り後の常歩や左前膝も問題ありません。まだボーッとしているところがあるので、来週以降もコンスタントに速めを消化しながらスイッチを入れていきたいと思います。
2022/12/2 (ノルマンディーファーム小野町)
馬体重:524kg
現在は馬場1周と坂路2本(上限18秒ペース)のメニューで調整しています。今週も至って順調に乗れており、馬体も日に日に良く映るようになっています。もともと力のある馬ですが、乗り込みながら筋力も戻ってきて、坂路の動きに力強さも出てきました。そろそろ15-15を開始しても良さそうな雰囲気なので、状態や脚元を見ながらペースアップのタイミングを図っていきます。
2022/11/25 (ノルマンディーファーム小野町)
馬体重:526kg
現在は馬場1周と坂路2本(上限18秒ペース)のメニューで調整しています。変わらず順調にメニューを消化できており、脚元も特に問題ありません。この時期でも比較的暖かい日が続いているとあって患部が硬くなりにくいことも、いい方向に働いていると言えそうです。この後も坂路主体にしっかりと負荷を掛けて乗っていきます。
2022/11/18 (ノルマンディーファーム小野町)
馬体重:516kg
現在は馬場1周と坂路2本(上限18秒ペース)のメニューで調整しています。今週も坂路主体に乗っていますが、脚元は特に変わりありませんし、だんだんと状態も上向いてきた印象。毛ヅヤも良く背腰のラインも整ってきたように映ります。長く休んでいた分、トモの緩みはまだ残っているように感じられるので、もうしばらくは現状メニューで乗り込んでいく予定です。
2022/11/11 (ノルマンディーファーム小野町)
馬体重:513kg
現在は馬場1周と坂路2本(上限18秒ペース)のメニューで調整しています。周回コースでジックリと準備運動をおこなったのち、今週からは坂路2本を上がっていますが、脚元に異常はなくしっかりとした脚取りで登坂することが出来ています。馬体面も背腰のラインなどが整ってきましたし、調教中のフォームも安定してきました。来週からは15-15を入れてみることも検討しています。
2022/11/4 (ノルマンディーファーム小野町)
馬体重:514kg
現在は馬場2周と坂路1本(上限18秒ペース)のメニューで調整しています。今週も先週同様にウォーミングアップに時間をかけてから周回コースと坂路でキャンターをおこなっています。脚元に関してはまったくといっていいほど異常は感じられませんし、キャンターの手前も難なく替えることが出来ており、左右のバランスも悪くありません。これから気温が下がってきて関節に硬さが出てくる可能性も考えられるので、この後もウォーミングアップに時間をかける形で調教を進めていきます。
2022/10/28 (ノルマンディーファーム小野町)
馬体重:511kg
現在は馬場2周と坂路1本(上限18秒ペース)のメニューで調整しています。今週も周回コースで体をジックリとほぐしてから坂路を1本上がっています。屈伸は他の馬と比べるとまだ曲げきることは出来ていないものの、走ることに影響はなさそうで、何よりパンテレリア自身が気にしている様子がありません。周回コースのキャンターでも日に日にスムーズさも感じられるようになっていますし、坂路もハロン18秒くらいで上げていますが、特に異常もないため、このまま現状メニューで乗っていきます。
2022/10/21 (ノルマンディーファーム小野町)
馬体重:501kg
現在は馬場2周と坂路1本(上限20秒ペース)のメニューで調整しています。騎乗開始後ここまで問題なく進めることが出来ており、歩様にも変化はありません。ただ、腕節の屈伸具合のこともあり、フラットワークよりは坂路の方がスムーズに走れているように感じられます。まだ回復している途中なので、馬にとって無理のないメニューを選択していこうと考えています。
2022/10/14 (ノルマンディーファーム小野町)
馬体重:490kg
現在は馬場3周(ハッキング)のメニューで調整しています。先週7日(金)にこちらへ移動してきましたが、馬運車でも1時間ほどなので輸送での疲れはなく、週明けにトレッドミルで立ち上げた後、12日(水)から騎乗を開始しています。ウォーミングアップに時間をかけて、コース上でもハッキング程度の軽めの内容にとどめていますが、ここまで脚元に異常はなく、歩様もそれほど気になりません。しばらくは現状メニューでジックリと進めていく予定です。
2022/10/7 (ノルマンディーファーム小野町)
馬体重:486kg
JRA競走馬リハビリテーションセンターで調整され、本日7日(金)にノルマンディーファーム小野町に移動しました。

「この中間も変わりなく順調に乗り込みをおこなえていました。週を追うごとに歩様は良くなっていましたし、脚も曲がるようになってきました。こちらでやれることはやりましたが、復帰を果たすにはここからが大変なところ。ここまでの回復力を見せたパンテレリアには頭が下がる思いですが、もう少し頑張ってほしいとも思っています。何とか無事に復帰してくれることを願っています」(JRA競走馬リハビリテーションセンター・担当者)
2022/9/30 (JRA競走馬リハビリテーションセンター)
馬体重:482kg
「現在は10分のトレッドミルの運動後に、馬場でダクとハッキングを1200m(上限20秒ペース)のメニューで調整中です。今週は馬場が良いので、ペースを戻して進めています。筋肉が戻ってきたことで躓くこともほとんどなくなりましたし、膝の問題でなかったのは良かったところ。息も上がらなくなって、徐々に良化が窺えます。週末はもう少し時計を詰めてみる予定ですが、こちらでやるべきことはやれましたし、来週には退院できる見込みです」(担当者)
2022/9/23 (JRA競走馬リハビリテーションセンター)
馬体重:474kg
「現在は30分のウォーキングマシン運動後に20分の騎乗運動、10分のトレッドミルの運動をおこなっています。今週は天気の悪い日が多く、馬場が良くなかったためトレッドミル中心の運動をおこなっています。昨日は馬場1200mを24秒くらいのペースで乗りました。負荷は軽めですが、ここまでしっかり進めてきたので、良い休養になった感じです。歩様は多少硬くなってきましたが、大きな問題のないところ。入場当初に比べて脚も曲がるようになってきました。天気を見ながら、今後のメニューを決めていきます」(担当者)
2022/9/16 (JRA競走馬リハビリテーションセンター)
馬体重:474kg
「現在は10分のトレッドミルの運動後に、馬場でダクとハッキングを1200m(20秒ペース)のメニューで調整中です。ペース自体は先週と同じでも、トレッドミル合わせてトータルで3000~3600mの運動量をこなしている。驚異的な回復力と言っても大袈裟ではなく、現在リハビリセンター内でも一番負荷をかけて乗り込めているのではないでしょうか。乗り始めた頃に比べてここ最近は躓くことも少なくなってきましたし、もう二週間ほどで退厩の目安に到達できそう。あとはトレセンへの入厩を目指して、ここから心肺機能を高めていければと思います」(担当者)
2022/9/9 (JRA競走馬リハビリテーションセンター)
馬体重:476kg
「現在は10分のトレッドミルの運動後に、馬場でダクとハッキングを1200m(20秒ペース)のメニューで調整中です。今週からペースを上げて20秒ペースで進めています。久々にしっかり負荷が掛かって、筋肉痛が出ているためか躓くことが多くなりましたが、今のところ大きな問題はありません。来週も同じ負荷を掛けてみて、躓くことがなくなるようなら退厩も視野に入ってくると思います。体力が少しずつ戻ってきた感じで、体重も増加傾向にあります」(担当者)
2022/9/2 (JRA競走馬リハビリテーションセンター)
「現在は30分のウォーキングマシン運動後に30分の騎乗運動、10分のトレッドミルの運動をおこなっています。先週末に馬房内で左の肩先に1㎝くらいの外傷を作ってしまいました。傷自体は大したことがなかったのですが、少し腫れてしまったため、疲れも溜まってきたこともありますし、2日ほど調教を休ませました。水曜日には元のメニューにて再開し、反動もなく進めています。現在は1200mを25~26秒ペースまで上げてこられています。今後は20秒ペースを目指して進めていきます。トップラインの肉がついてきて、体重が増えてきました。それにともなって筋肉も戻ってきたところ。週中には林調教師が来場され、回復ぶりに喜んでいました」(担当者)
2022/8/27 (JRA競走馬リハビリテーションセンター)
馬体重:468kg
「現在は30分のウォーキングマシン運動後に30分の騎乗運動、10分のトレッドミルの運動をおこなっています。今週から騎乗者を乗せて駈歩をおこなっています。まだ400~800mくらいの距離ですが、大きな問題はなく対応しています。週中に一度カクっと躓くようなところがあったので、注意しながら進めていきます。このまま乗り込みつつ、進度を上げていっても脚元に反動が出ないようなら、次のステップに進めると思います」(担当者)
2022/8/19 (JRA競走馬リハビリテーションセンター)
馬体重:466kg
「現在は30分のウォーキングマシン運動後に20分の騎乗運動、10分のトレッドミルの運動をおこなっています。今週から騎乗者を乗せて速歩をおこなっています。800m乗っていますが問題なさそうなので、今後は1200mまで延ばそうと考えているところ。トレッドミルでは駈歩まで進めていますが、躓いたりすることもありません。来週か再来週には馬場で駈歩まで行ってみようと考えています。怪我を負ってキツいとは思いますが、しっかりリハビリを頑張っていますよ」(担当者)
2022/8/12 (JRA競走馬リハビリテーションセンター)
「現在は30分のウォーキングマシン運動後に20分の騎乗運動、10分のトレッドミルの運動をおこなっています。メニューは先週と大きく変わりませんが、昨日は少し駈歩もやってみたところ。あの感じであれば進めていけそうなので、来週からトレッドミルで本格的に取り入れていこうと考えているところ。毛艶が良くなりましたし、体重が増えて腰回りにも肉が付いてきたのはいい傾向。徐々に競走馬の体に戻りつつあります」(担当者)
2022/8/5 (JRA競走馬リハビリテーションセンター)
「現在は30分のウォーキングマシン運動後に20分の騎乗運動、10分のトレッドミルの運動をおこなっています。この中間も変わりなく進められていて、トレッドミルでの速歩が大分滑らかになってきました。膝も徐々に曲がるようになってきましたし、いい傾向です。背腰の肉が戻ってきましたし、皮膚炎も良くなっているように、体調面が上向いてきています。8月末には駈歩まで行きたいと考えています」(担当者)
2022/7/29 (JRA競走馬リハビリテーションセンター)
「現在は30分のウォーキングマシン運動後に10分のトレッドミルの運動、20分の騎乗運動をおこなっています。トレッドミルで速歩のペースを8分に延ばしていますが、後半になると左前がチクチクする感じがあります。ただ、まだ違和感でとどまっていますし、慣れてきたら問題なくなるのではないかと見ています。全体的な肉付きはもう少しといった感じですが、皮膚炎は良くなってきましたし、元気も出てきて体調は落ち着いてきました。この感じをキープしつつ進めていくつもりです」(担当者)
2022/7/22 (JRA競走馬リハビリテーションセンター)
「現在は30分のウォーキングマシン運動後に10分のトレッドミルの運動をおこなっています。速歩の運動も織り交ぜていますが、ここまでは問題が出ることはありません。全体的に肉が落ちてしまっていることから、今週より人を乗せて常歩の運動もおこなっており、筋肉を戻していきたい考え。相変わらず皮膚炎が引かないように、苦しい時期にある感じです。それでも飼い葉食いはまずまずですし、負荷を強めて目つきも変わってきた感じがするので、上向いてきてくれればと思っています。脚元の状態は問題ないので、このまま運動を続けていく予定です」(担当者)
2022/7/15 (JRA競走馬リハビリテーションセンター)
馬体重:456kg
「現在は30分のウォーキングマシン運動後に10分のトレッドミルの運動をおこなっています。今週から速歩の運動も取り入れていますが、歩様を乱したりすることもなく、順調に進められています。ここまで休養が長かったので、まずは落ちてしまった筋肉を戻していきたいと思い、常歩の際だけトレッドミルの傾斜を8%に上げています。今が一番苦しい時期なためか、皮膚炎が出てきて体調面が落ちている感じ。状態を見ながら進めていきます」(担当者)
2022/7/8 (JRA競走馬リハビリテーションセンター)
「現在は10分程度のトレッドミルの運動をおこなっています。今週から現状のメニューに移行し、昨日まで常歩で様子を見ていましたが、問題なさそうだったことから、本日より速歩にステップアップしています。今のところ問題なくきていますし、運動以外のところでは脚を曲げられるようにストレッチもおこなっています。運動を開始してまだ1ヵ月ですし、焦らずにじっくりと進めていきたいと考えています」(担当者)
2022/7/1 (JRA競走馬リハビリテーションセンター)
「現在は30分間のウォーキングマシンの運動のあとに、5分程度のトレッドミルの運動をおこなっています。今週から運動量を増やしたのですが、今日からトレッドミルでの運動も織り交ぜ始めたところ。瘡蓋は結構縮んできていますし、完全に乾いてきています。裂けたりすることもありません。歩様も問題ありませんし、再来週を目処に1時間まで運動量を増やしたいと考えています。今は常歩ですが、まずは速歩までを目指していければと思っています。ウォータートレッドミルなどの運動も視野に入れています」(担当者)
2022/6/24 (JRA競走馬リハビリテーションセンター)
「現在は20分程度の曳き運動にとどめています。先週末から完全に包帯を外してみたのですが、一時的に腫れぼったさが出たものの、週が明けてからは瘡蓋がしっかりとし、周辺の腫れも引いてきたので、運動時間を増やしています。歩様などに乱れはありませんし、この感じなら今週末には30分くらい歩かせても良さそうです。蹄の裏を掘るのに左脚を上げづらかったのですが、徐々に屈伸ができ、上げられるようになってきたのも良かったところ。来週には陸上よりも患部に負荷の掛かりづらいウォーターウォーキングマシンかウォータートレッドミルの馴致をおこなう予定にしていますが、瘡蓋に支障が出そうなら、水中でのメニューは控えるつもりです」(担当者)
2022/6/17 (JRA競走馬リハビリテーションセンター)
「現在は10分程度の曳き運動にとどめています。今週から午前、午後で5分ずつ歩かせています。傷口は乾燥してきましたし、裂けたりすることもありません。まだ包帯を巻いてのものだけに、今後は包帯からの脱却を図り、普通の状態に戻すことを目標にしているところ。以前よりも柔らかい包帯に替えているのですが、馬房で寝る時は膝を着くので、患部がどうなるか様子を見ていきたいと思います」(担当者)
2022/6/10 (JRA競走馬リハビリテーションセンター)
「現在は5分程度の曳き運動にとどめています。今週移動してきたばかりですし、患部はまだ肉が見えていて動かすと割れてしまうことから、現状では包帯を巻いたまま厩舎から洗い場までの道を歩かせて様子を見ています。今のところ合併症などは引き起こしていませんし、状態は安定しているところ。ここからはリハビリをしながら、復帰に向けた道のりを歩んでいきましょう。歩くことで傷が割れないかを確認しつつ、少しずつ歩行時間を長めに取っていければと思っていますが、まずは包帯を取るタイミングを模索していきます」(担当者)
2022/6/3 (美浦トレセン)
美浦トレセン診療所の入院馬房で経過観察中です。中間の捻挫はありましたが、すでに回復しており、リハビリを継続しています。膝を屈曲させることに重点を置いて進めているものの、激しく動かすと傷口が裂け、少し出血したりを繰り返している状況。ただ、それは人間でも同じと言えますが、『皮下組織の線維が形成されることでくっつきが強くなり、傷口も補強されていくので心配ありません』と獣医から説明を受けています。輸送にも耐えられる状態まで回復していることから、来週7日(火)に福島県・競走馬リハビリテーションセンターへ移動する予定です。
2022/5/27 (美浦トレセン)
美浦トレセン診療所の入院馬房で経過観察中です。先週末に馬房で寝起きする際に捻挫してしまい、この中間はまだ膝の屈曲がそれほどスムーズではないものの、傷の治癒過程は順調に回復。リハビリも運動時間や距離を徐々に伸ばせていると獣医から報告を受けています。6月上旬には福島県・競走馬リハビリテーションセンターへ移動予定。それまでの間、引き続きリハビリメニューを進めながら状態面を整えていきます。
2022/5/20 (美浦トレセン)
引き続き、美浦トレセン診療所の入院馬房で経過観察中です。左撓側手根伸筋腱の損傷により、事故見舞金の対象日数については正式に全治9ヶ月と診断(競走復帰できるまでの目安)されました。今週から引き運動の時間や距離を延ばし、膝を屈伸させるリハビリも開始しています。順調な回復を見せていますが、これまであまり症例がない負傷箇所のため、修復過程を把握しながら慎重に一定期間のリハビリをおこなっていく方針。林徹調教師とも相談したうえで、来月上旬に福島県・競走馬リハビリテーションセンターへ移動させる予定となりました。もうしばらくは輸送に耐えれるようコンディションを整え、リハビリ継続していきます。
2022/5/13 (美浦トレセン)
引き続き、美浦トレセン診療所の入院馬房で経過観察中です。これまでは洗い場と馬房間の往復のみでしたが、今週から5~10分とまだ短い時間ながらも引き運動を開始しています。獣医からは『術後長い期間ギプス固定していたため、まだ患肢を出す際に歩様がスムーズではないものの、経過としてはだいぶ順調にきています。もう2週間ほどこちらでリハビリのメニューを組ませてもらい、どれくらいの期間で競走復帰させられそうかなどジャッジしていきます』と説明を受けました。林徹調教師からも順調な回復を見せている旨の報告があり、今月末には移動など具体的なスケジュールを立てていける見込みです。
2022/5/6 (美浦トレセン)
引き続き、美浦トレセン診療所の入院馬房で経過観察中です。抗生剤及び消炎剤の投与を終了し、今週からギプスを外してリハビリを開始しました。血液検査の数値などは変わらず良好。ただ、患肢を長い期間ギプス固定していたため、寝起きの際などまだ屈曲進展がそれほどスムーズではない模様です。段々と歩けるようにはなってきているものの、拘縮(こうしゅく)の改善には時間薬が必要な見解を獣医から示されました。あと二週間ほどリハビリを続ける中で、競走復帰の目安などおおまかな診断結果が出る予定です。
2022/4/29 (美浦トレセン)
引き続き、美浦トレセン診療所の入院馬房で経過観察中です。今週は抗生剤及び消炎剤の投与量をごく少量まで減らしましたが、血液検査の数値など含め経過は良好。ギプスを外して包帯処置に切り替え、毎日傷口を洗浄(機械で菌や膿を吸い取る)する処置を行っています。患部の傷口にまだへこみは残っているものの、想像していた以上に早く肉が盛ってきており、順調な回復傾向を辿っていると獣医より報告がありました。この感じであれば近く投薬を終了できる見通し。まだ恐る恐るではあっても、しっかり患肢で負重ができており、自分から歩き出そうとしているようです。関節炎など再発に気を付けながら慎重にリハビリを進めていってもらいます。
2022/4/22 (美浦トレセン)
引き続き、美浦トレセン診療所の入院馬房で経過観察中です。先週より抗生剤及び消炎剤の投与量を減らしていますが、今週月曜におこなった血液検査の数値も良好でした。傷口部分の肉も盛り上がって塞がってきており、経過としては順調といえます。そのため、今週からは次の段階に移行して、ギプスを外して包帯処置に切り替え毎日傷口を洗浄する運びとなりました。この後は抗生剤及び消炎剤の投与を終了するタイミングを図っていきます。引き続きしっかり患肢で負重できている状態に変わりはありません。
2022/4/15 (美浦トレセン)
引き続き、美浦トレセン診療所の入院馬房で経過観察中です。先週末に一旦ギプスを外して傷の状態を確認しました。傷口に肉が出てきて塞がろうとしており、患部の状態は良化傾向を示しています。再度ギプスで固定し、週半ばから抗生剤や消炎剤の量を減少。血液検査で白血球の数値が若干高くなったものの、許容範囲内に収まっており、コンディションなども問題なく患肢で負重できている状態です。
このまま問題がなければ今週末には投薬を終了できる見込み。診療所の獣医からは『明日またギプスを巻き替えて、患部の傷の状態を確認する予定ですが、順調に行っておおよそ一ヶ月後あたりで退院のメドが付きそうです。屈曲進展などもそこで行いましょう』と説明がありました。
2022/4/8 (美浦トレセン)
美浦トレセン診療所の入院馬房で引き続き経過観察中です。長時間の麻酔後だったため、腸炎発症が一番心配されましたが、幸いにも細菌感染や合併症など起こらずに血液検査の結果は良好。まだギプス固定しながらではあっても、患肢でしっかり負重できている状態です。診療所からはもう数日この安定した状況が続くようなら、近く消炎剤と抗生剤の量も減らせる見通しと報告を受けました。
ギプスを外してみて患部の状態や歩様がどうか、しっかり負重できるかなどまだまだ予断を許さない状況は続きますが、いまのところ良好な術後経過を辿っています。

「この度は大変なご迷惑をおかけし、パンテレリア号に大きな怪我をさせてしまったこと、深くお詫び申し上げます。誠に申し訳ございません。予定していた今週のレースに無事向かうことができず、日々楽しみにされていた会員様におかれましても、本当にお詫びのしようもございません。ただただ申し訳ない気持ちです。早朝の馬場運動中で、止め際に躓きスライディングするように転倒。あってはならないアクシデントで、調教を管理する責任者として安全確認に欠けていたと後悔の念に駆られます。診療所の獣医師に手を尽くして処置してもらい、術後の細菌感染や合併症なくここまで経過を辿っています。まだ予断を許さない状況が続くなか、パンテレリアが何とか回復してくれるよう、精一杯努めさせていただきます」(林徹調教師)
2022/4/1 (美浦トレセン)
今朝、南Bコース(ダート)をハロン30秒弱でハッキング調整していたところ、ぬかるんだ路面で止め側に躓いてしまって左前膝から転倒するアクシデントがありました。そのまま診療所に緊急搬送して検査したところ、関節面が破けて総指伸筋腱(ソウシシンキンケン)にダメージを負っているとの診断。
鎮静剤をかけてなんとか負重は出来ているものの、予断を許さない状況から、全身麻酔して緊急手術を行う判断に踏み切っています。
細菌感染を防ぐため、まず傷口から入った泥や汚物を取り除き、断裂した腱および関節面を縫合していく処置。その過程において馬にも激痛が伴い、負重がままならずに蹄葉炎発症の引き金となるリスクも獣医から説明を受けました。
手術が終わりまた詳細が分かり次第、近況を更新させていただきます。

※16:48分追加更新
午前9時より診療所での処置を開始。4時間を超える長丁場の手術を終え、さきほど麻酔から覚めた後に入院馬房へ移動しました。
負傷した左膝を切開して確認したところ、総指伸筋腱ではなく橈側手根伸筋(トウソクシュコンシンキン)が擦り切れてダメージを受けており、傷口から入った泥や汚物を取り除いた後にこれを縫合。また関節面も広範囲にわたり捲れていたため、付着させ縫合する処置を行っています。
感染症の予防対策、また痛みを和らげるために患部をギプスで固定。現在は両前とも均等に負重できている状態ですが、傷口の形状から綺麗に縫い合わせることが困難であったため、ここから数日間は感染症や合併症を引き起こす可能性も高く、予断を許さない状況が続くと診療所から説明を受けました。
当面は入院馬房で様子を見ながら適切な処置を施していきます。また完治した場合に競走復帰させるまでの期間、屈曲機能に障害が残らないかなどの見解も、これから経過観察していくなかで診断が下る見込みです。
2022/3/25 (美浦トレセン)
21日(月)に坂路コースで4ハロン60.0-43.9-28.3-14.2を単走で馬ナリに追われ、24日(木)にはWコースで5ハロンから0.4秒追走して併せ、68.0-52.7-37.7-11.5を馬ナリに追い切りました。「実質これが帰厩して1本目の時計消化。字面だけで見れば上々ですし、こちらが見ていてもしっかり体を使って走れていました。体幹がだいぶ強化されてきている。ただ、騎乗した津村ジョッキーは『ゴール板を過ぎてからの勢い、手応えにあまり余裕がなく、行きっぷりもいまひとつでまだ緩い感じがします』とやや辛口のコメント。求めているところも高いがゆえのジャッジでしょうが、少し急ピッチに進めていく必要はありそう。しっかり脚元の状態を見てメニューを組んでいくつもりです。次走は4/09(土)中山・ニュージーランドトロフィー(G2・芝1600m)を予定しています」(林徹調教師)
2022/3/18 (美浦トレセン)
ノルマンディーファーム小野町で調整され、16日(水)に帰厩しました。

18日(金)に坂路コースで4ハロン54.9-39.9-26.5-13.3を単走で馬ナリに追い切りました。「今朝は帰厩して1本目の追い切りを実施しています。気持ちがちゃんと乗っており、力強い脚捌きでグングン推進できていました。体もそう緩んだ感じはありませんし、小野町でしっかり乗り込んでもらっていたのが分かります。日によって飛節が少し浮腫んでみたり、脚元もまだ枯れてはいないものの、だいぶ水っぽさは抜けてきました。この状態ならば問題なく時計を消化していけそうですね。今回は4/09(土)中山・ニュージーランドT(G2・芝1600m)を目標にこのタイミングで帰厩させましたが、今週ファルコンSが5/6の確率とはいえ1勝馬が抽選になっている状況です。万が一除外された場合は翌週のアーリントンC(G3・阪神芝1600m)に向かうスケジュールまで頭に入れて、うまく態勢を整えられるよう調整していきます」(林徹調教師)
2022/3/11 (ノルマンディーファーム小野町)
馬体重:512kg
現在は馬場1周と坂路2本を18秒ペース(週2回は13~15秒ペース)のメニューで調整しています。馬体に張りがあって、引き続き体調面は良好そのものといった印象。乗り込みが進んだことで、気持ちも入ってきたようです。その分、少し力みすぎるようなところも見受けられるので、体を大きく使えるようにリラックスさせながら進めていきます。
2022/3/4 (ノルマンディーファーム小野町)
馬体重:515kg
現在は馬場1周と坂路2本を18秒ペース(週2回は13~15秒ペース)のメニューで調整しています。帰厩に向けて、今週も追い切りを織り交ぜながら順調に乗り込んでいます。体調が良く相変わらず落ち着きもありますし、それでいて調教には前向きな姿勢で取り組むことが出来ています。このままいい状態を維持して送り出したい考えです。
2022/2/25 (ノルマンディーファーム小野町)
馬体重:519kg
現在は馬場1周と坂路2本を18秒ペース(週2回は13~15秒ペース)のメニューで調整しています。これまでは15-15程度の追い切りでしたが、今週からは4ハロン57~58秒、3ハロン39秒ぐらいまでペースを上げて乗り込んでいます。一段上げても脚元にも反動などは見られませんし、順調に進めることが出来ています。馬体重は増えているものの、筋肉量も目に見えて増してきているので、重苦しい印象はありません。このまま帰厩に向けてしっかり調整していきます。
2022/2/18 (ノルマンディーファーム小野町)
馬体重:513kg
現在は馬場1周と坂路2本を18秒ペース(週2回は15秒ペース)のメニューで調整しています。先週末から追い切りを始めました。15-15程度なので、リラックスして走れていました。もっと力強さが出てきていいと思うので、今後もコンスタントに追い切りを重ねて、少しずつ負荷も強めていこうと考えています。毛ヅヤもいいですし、体調はとても良さそうで、相変わらず落ち着き払っています。
2022/2/11 (ノルマンディーファーム小野町)
馬体重:503kg
現在は馬場1周と坂路2本(上限18秒ペース)のメニューで調整しています。今週からは坂路主体に乗り込んでおり、まだ動きに緩さが残る状態ではありますが、柔らかく大きなストライドで走れています。その反面、ゆったりしたペースではバランスが前にかかってしまったり、体を捻り気味に走ったりと、ぎこちなさが残っています。もう少し芯が入ってくるまでは、現状メニューで進めていきます。
2022/2/4 (ノルマンディーファーム小野町)
馬体重:493kg
2月1日(火)に福島県・ノルマンディーファーム小野町へ移動しました。

現在は馬場2周と坂路1本(上限18秒ペース)のメニューで調整しています。短期の放牧になる予定で、林徹調教師からも「休まずに乗って欲しい」とのことでしたので、到着翌日から跨って調教を進めています。以前に比べると柔らかみが出て、動きも良くなっている印象。それでもまだ緩さがありますし、これから更に変わってきそうです。
2022/1/28 (美浦トレセン)
★1/23(日)中山・若竹賞(芝1800m・混)津村明秀騎手 結果3着
この後は福島県・ノルマンディーファーム小野町で調整することになり、近日中に移動予定です。

「レース後は使ったなりの疲れが窺える程度で、馬体や脚元に異常は見られません。ただ、これまでになくピリピリした雰囲気で、馬房の中でも落ち着かずずっと苛立っている様子に映ります。今回は返し馬から挙動が少しチャカついていましたし、最後入れでもゲートを失敗したのは、メンタル面が大きく影響したようにも見受けられる。ちょっと長くトレセンに在厩させてしまったなと反省すべき点で、しっかり軌道修正していきたいと思います。今回負けはしたものの昇級戦で僅差3着。パンテレリア号の走りは重賞戦線でも今後十分戦える内容だったと思いますし、ひとまずは一旦リセットさせ抜いてやって、そこからまた次の目標を立てていくつもりです」(林徹調教師)
2022/1/23 (中山競馬場)
馬体重:484kg
★1/23(日)中山・若竹賞(芝1800m・混)津村明秀騎手 結果3着

「枠入りして駐立の姿勢が整わず、中途半端なタイミングでゲートを出てしまいました。接戦のゴール前は上位2頭とクビ、ハナ差。僅かな着差でスタートからのロスが非常に勿体なかったですが、最初のコーナーまでに津村ジョッキーがうまくリカバリーさせて内めのポジションで構え、道中スローな流れもしっかり折り合って競馬ができている。器用に立ち回れてセンスがいいですし、やはり能力の高い馬だと思います。ジョッキーは『最後は差を詰めているのですが、勝負どころで急にペースが上がり、前の馬が下がってきてチグハグな競馬になってしまいました』とコメントしており、距離に関してはこのくらいまではまったく問題ないとのこと。上りの様子を確認して、週明けにまた今後のローテーションを相談させてください」(林徹調教師)
2022/1/20 (美浦トレセン)
☆1/23(日)中山・若竹賞(芝1800m・混)津村明秀騎手

16日(日)に坂路コースで4ハロン59.7-43.5-29.0-14.4を単走で馬ナリに追われ、19日(水)にはWコースで6ハロンから0.2秒追走して併せ、85.9-69.0-53.6-38.4-12.1を馬ナリに追い切りました。「最終追いはフラットコース長目からパンテレリアが相手を追走する形。二週続けて津村ジョッキーに感触を確かめてもらいましたが、軽快な脚捌きで抜群の動きを披露しました。程良く気合も乗って上々の気配に映りますし、気性面ではいまのところ折り合いに不安もありません。1800mの距離は十分許容範囲だと思います。器用に立ち回れるセンスの良さが武器となるので、あとはなるべく内めの枠が引き当てられたら。素質馬揃いのここも好勝負を期待したいですね」(林徹調教師)
2022/1/14 (美浦トレセン)
10日(月)に坂路コースで4ハロン58.4-41.8-27.3-13.7を単走で馬ナリに追われ、13日(木)にも坂路コースで4ハロンから0.2秒追走して併せ、52.5-38.4-24.9-12.0を馬ナリに追い切りました。「昨日の追い切りは津村騎手が跨り感触を確かめてもらいました。格上古馬を追走する形で、終いは抜群の反応を見せて先着。『一週前として申し分ない動き。デビュー戦の時と比べると少しピリピリしてきたので、あとはこれ以上テンションが高くならなければ』と話されています。進めていっても脚元は良い意味で変わりありません。予定している若竹賞は好メンバーが揃うとの評判ですが、パンテレリアも上積みが大きく見込めますから、けっして引けを取らないと思います。フィジカル面はもう十分態勢が整っていますので、あとはメンタルの部分をしっかりケアしながら調整していくつもりです」(林徹調教師)
2022/1/7 (美浦トレセン)
1月3日(月)に坂路コースで4ハロン57.6-42.7-28.4-14.0を単走で馬ナリに追われ、6日(木)にも坂路コースで4ハロンから0.4秒先行して併せ、52.6-37.9-24.2-11.8を一杯に追い切りました。「前走後は軽めを乗りながらじっくりと立ち上げていき、予定している若竹賞に向けて昨日1本目の追い切りを消化しました。この時計もさることながら、非常に中身の濃い併せ馬が行えたと思います。パンテレリア自身も抜群の手応えに映りましたし、前回以上に動ける状態です。間隔を空けながら調整させてもらっているので、脚元もだいぶスッキリしてきましたね。さらに一段、状態を上げていけるように尽力いたします」(林徹調教師)
2021/12/24 (美浦トレセン)
「レース後は背腰からトモにかけて使ったなりの疲れが窺え、脚元にも少し反動が見られたため、中間は入念にケアしながら軽めの調整とさせていただきました。週明けにはだいぶ体もほぐれてきましたし、に坂路入りを再開。まだハロンペースではありますが、徐々に立ち上げている状況です。次走は1/23(日)中山・若竹賞(芝1800m・混)を目標にしており、鞍上は引き続き津村ジョッキーにお願いしました。このまま在厩で調整していければと思います」(林徹調教師)
2021/12/17 (美浦トレセン)
★12/12(日)中山・2歳新馬(芝1600m)津村明秀騎手 結果:優勝

「抜群のスタートセンスを見せ、折り合い面や追ってからの反応などすべてが優秀な内容。完勝と評価していいデビュー戦だったと思います。津村騎手もレース後にコメントしていましたが、これから成長してくれば上のクラスでもやれる馬。大きなところを狙っていけるように尽力いたします。レース後は右前腱鞘部の張りがなかなか解消せず、念のため獣医にも検査してもらましたが幸い異常はありませんでした。『レース間隔を少し空けてやれば問題ないレベル。ただ、脚元の若さからくるものなので、枯れてくるまでは細心の注意を払って付き合っていかなければならない』とアドバイスを受けています。この後は在厩のまま調整していき、脚元や状態面に問題がなければ1/23(日)中山・若竹賞(芝1800m・混)を目標にしていくつもり。ひとまず週末までは楽をさせてやり、そこからまた立ち上げていきたいと考えています」(林徹調教師)
2021/12/12 (中山競馬場)
馬体重:484kg
★12/12(日)中山・2歳新馬(芝1600m)津村明秀騎手 結果:優勝

「まずは会員の皆様、パンテレリア号の新馬勝ちおめでとうございます。練習以上にゲートからの発進が速く、抜群のスタートを決めてくれました。ジョッキーは一旦下げて人気馬を見る形の競馬を選択しましたが、稽古でも単走になると物見が激しくフワフワと走る面があったため、その判断は間違っていなかったと思います。スローな流れを内々でぴったり回るロスのない競馬。『レースが終わるまですべて優等生でした。返し馬から落ち着いて臨めていたし、ゲートをうまく出ていい位置をキープできました。少し怖がりな面のある馬ですが、今日は我慢してくれていましたよ』とコメントしていました。フットワークが素晴らしく、とにかくセンスのいい馬。6月生まれですから、これからまだまだ成長して強くなっていくと思います。本日は誠にありがとうございました」(林徹調教師)
2021/12/9 (美浦トレセン)
☆12/12(日)中山・2歳新馬(芝1600m)津村明秀騎手

5日(日)に坂路コースで4ハロン58.2-42.7-27.6-13.5を単走で馬ナリに追われ、8日(水)にも坂路コースで4ハロンから0.6秒追走して併せ、55.7-40.2-25.7-12.5を強めに追い切りました。「最終追いは年長馬グルアーブに胸を借りる形で追い切りを行いました。本当はウッドチップ長目からどれだけ喰らい付けるかを確認したかったのですが、雨でかなり重い馬場状態だったため急遽坂路コースに変更しています。相手に併せに行くと少し敏感なところが窺えますし、物見している場面も多くてまだ走りに集中しきれていない。それでも終いは抜群の伸び脚を披露して、1F12.5秒をマークと素質の高さを示している。ジョッキーは二週連続でパンテレリアに跨り、しっかり癖を掴んでくれている感触でした。ゲートを出たなりの位置からであっても、なるべく揉まれずに運んでもらうよう指示を出します」(林徹調教師)
2021/12/3 (美浦トレセン)
11月28日(日)に坂路コースで4ハロン57.9-42.1-27.0-13.4を単走で馬ナリに追われ、12月2日(木)にはWコースで5ハロンから0.9秒先行して併せ、68.7-52.2-37.7-11.7をゴール前仕掛けて追い切りました。「先週の追い切り後に若干トモに疲れが見られたため、週末はやや抑えたメニューで調整とさせていただきました。それでも緩んだ感じはありませんし、以前と違ってしっかり後躯を使った走りができている証拠とこちらは前向きに捉えているところ。両前脚もだいぶ若さが解消して枯れてきたことから、獣医とも相談したうえで水曜日はコースでの追い切りを実施しています。3頭併せの真ん中にパンテレリアが入る形。内から併せに来られて多少怯む場面はありましたが、臆病とかではなく気性面の幼さから他馬を気にしてしまったもの。まだ少し頭の高いフォームで走っていますから、その点も含めしっかり矯正していきたいと思います。動きや時計に関しては上々。ここまで至って順調に進められていますので、予定どおり来週12/12(日)中山・2歳新馬(芝1600m)から投票していくつもりです。今週の出馬状況を見てもフルゲートは必至だと思うので、除外されてのスライドまで考慮に入れなければなりません。追い切りをやる毎に良化を示していますので、楽しみを持ってデビュー戦に臨めそうですね」(林徹調教師)
2021/11/26 (美浦トレセン)
24日(水)に坂路コースで4ハロンから0.5秒追走して併せ、53.4-39.0-25.2-12.3を馬ナリに追い切りました。「水曜日は津村騎手を背に坂路コースで追い切りを実施しました。同じ2歳馬をパンテレリアが追走する形でスタートしましたが、併せてゴール前は楽な感じで同入。既走馬でしかも1勝している格上相手にですから、時計も優秀で悪くない内容だったと思います。現状の課題としてジョッキーは『まだ周りを気にして物見したり、併せに行くと他馬を怖がって怯んでしまう』と気性面の幼さを口にしています。フラットコース長目からやれれば矯正への近道にもなるのですが、そこは脚元の状態を見ながら慎重に進めていきたいところ。除外によるスライドも考慮するなかで、12/12(日)中山・2歳新馬(芝1600m)から投票していく予定とさせてください。初戦から色気を持って臨めそうですし、ケアしつつしっかり仕上げていきたいと思います」(林徹調教師)
2021/11/19 (美浦トレセン)
ノルマンディーファーム小野町で調整され、17日(水)に帰厩しました。

19日(金)に坂路コースで4ハロンから1.2秒追走して併せ、56.5-41.5-26.5-12.3を馬ナリに追い切りました。「今朝は帰厩して1本目の追い切りを消化しました。休む前に比べて前進気勢が出てきた点は成長が感じられますね。ただ、まだ体幹が弱いためか真っ直ぐに体を向けては推進できず、苦しくなると体を横へ捻じりながら走ろうとします。芯が入り、緩さが解消してくれば改善されてくると思いますが、そのあたりは重点的に矯正していきたい。遅生まれで脚元がまだ若く、進めていくと両前が張ってきますので、ひとまず当面は坂路コース主体で調整していくつもり。5回中山開催(12/04~)の芝マイル戦でデビューさせたいと考えています」(林徹調教師)
2021/11/12 (ノルマンディーファーム小野町)
馬体重:507kg
現在は馬場1周と坂路2本(上限18秒ペース)のメニューで調整しています。この中間も順調に調教を進めていますが、なかなかシャキッとしてこず、特に動き始めがモッサリした感じになってしまいます。まだ体をしっかりとは使えていないですし、その辺りが解消されてくるにはもう少し時間が掛かりそうです。この後は時計消化と並行しながら基礎的な運動もきっちりとおこなっていきます。
2021/11/5 (ノルマンディーファーム小野町)
馬体重:501kg
現在は馬場1周と坂路2本(上限18秒ペース)のメニューで調整しています。気性がのんびりしていることもあって、馬体にいい意味での力みがなかなか伴ってきません。しっかり力を使わせようとすると、まだ緊張しすぎてしまいます。なお、当初は福島最終週でのデビューを目指していましたが、この中間に林徹調教師が来場して状態を確認し、5回中山開催(12/04~)後半の芝のマイル戦を目標に進めることになりました。まだ伸びしろがかなりある馬だと思うので、しっかり能力を伸ばしてあげたいところです。
2021/10/29 (ノルマンディーファーム小野町)
馬体重:505kg
現在は馬場1周と坂路2本(上限18秒ペース)のメニューで調整しています。この中間も順調に乗れていますが、坂路でのフットワークにもう少し力強さが出てきて欲しいところ。馬体の真直性ももう一つで、動ききれていないように見受けられます。福島開催でのデビューとなると現状ではかなりの急仕上げになってしまうため、この後の状態次第では無理せず目標をスライドしても良いかもしれません。
2021/10/22 (ノルマンディーファーム小野町)
馬体重:502kg
現在は馬場1周と坂路2本(上限18秒ペース)のメニューで調整しています。今週からは坂路主体に進めていますが、脚元も特に問題ないですし、順調に乗れています。気性的にも素直で真面目に走ってくれますが、トモの甘さから推進力不足になってしまうのがどうにも歯がゆいところです。この後も徐々にペースアップを図りながら、しっかり負荷を掛けていきたいと考えています。
2021/10/15 (ノルマンディーファーム小野町)
馬体重:501kg
現在は馬場3周(ハッキング)のメニューで調整しています。脚元の疲れは解消されたようですし、体調も良さそうだったので、13日(水)から周回コースでの騎乗を開始しました。まだトモに緩さが残っていて、本格化するのは先のように感じられますが、全体的にだいぶ力がついた印象で、着実な成長が窺えます。あまり前脚が上がらない馬なので、坂路中心に鍛えていきます。
2021/10/8 (ノルマンディーファーム小野町)
5日(火)にノルマンディーファーム小野町に移動しました。

現在はウォーキングマシン1時間のメニューで調整しています。左前膝を中心に脚元には疲れが出ているため、リフレッシュを図りながら軽めに動かしています。まだ体が立派ですし緩さも残っている現状なので、脚元が落ち着き次第、騎乗運動を開始する予定です。
2021/10/1 (美浦トレセン)
この後は福島県・ノルマンディーファーム小野町で調整することになり、近日中に移動予定です。

9月26日(日)に坂路コースで4ハロン58.0-42.3-27.5-13.0を単走で馬ナリに追われ、29日(水)にはWコースで5ハロンから0.4秒追走して併せ、69.5-54.2-38.9-12.0を強めに追い切りました。「今週はフラットコース長目から強い負荷をかけての追い切りを実施。併せた相手に遅れはしたものの、1本目から水準の時計が出せているようにポテンシャルの高さというものは感じられます。しかしながら、追い切り後の馬体チェックでは左前膝に強く張りが残っており、脚元も浮腫んでいて少しモヤモヤしている状態。そこはゲート試験からここまで一気に進めてきた反動や疲れもあるのでしょうし、ここからさらに強い負荷をかけて攻め込んでいくのは少々厳しいかもしれません。6月の遅生まれでまだ脚元に若さ水っぽさが残る現状からも、ここは無理をさせずに一旦ケアしてやれたらと思っています。5回東京(11/06~)または福島開催でのデビューと切り替えさせてください」(林徹調教師)
2021/9/24 (美浦トレセン)
20日(月)に坂路コースで4ハロン58.1-42.2-27.3-13.3を単走で馬ナリに追われ、23日(木)にも坂路コースで4ハロンから1.1秒先行して併せ、54.0-39.9-25.9-12.5を強めに追い切りました。「まだ後肢のユルさが目に付き、追われてから若干モタついている現状です。それでもこの時計でまだ手応えには余裕が感じられ、もう少し攻めていけるのではと見ている。来週の追い切りでもう一段ギアを上げてみて、反動がないようならそのままデビューまで意識して進めていいかもしれません。東京・新潟の1600~1800m戦。折り合いが付くタイプの馬ですし、いずれにせよ芝の中距離から試してみたいと考えています」(林徹調教師)
2021/9/17 (美浦トレセン)
本日17日(金)にゲート試験を受験し、無事に合格しました。

「寄りつきから駐立、発馬に至るまで一連の流れを危なげなくこなし、今朝のゲート試験を一発合格してくれました。ここまでスムーズに調整を進めることができています。物覚えが良く賢いですし、慣れない環境でもテンションが上がり過ぎることもない。あとはまだ体がだいぶユルいので、速いペースに対応して動き切れるかどうかですね。来週1本追い切ってみてから今後のことを決めていきましょう」(林徹調教師)
2021/9/10 (美浦トレセン)
ノルマンディーファーム小野町で調整され、9日(木)に美浦・林徹厩舎に入厩しました。

「今朝から早速ゲート練習を行っています。初日は扉の前後を閉めて、機械開けで常歩発進までのメニュー。開閉する音に反応して多少ピリッとする面は見られたものの、駐立の際もちゃんと我慢が利いて問題なく進めることができました。牧場でもしっかり手が掛けられていたのが分かりますし、なかなか物覚えが良く優秀ですね。明日からは坂路コースにも入れて調整していくつもりです」(林徹調教師)
2021/9/3 (ノルマンディーファーム小野町)
馬体重:488kg
現在は馬場1周と坂路2本を18秒ペース(週2回は15秒ペース)のメニューで調整しています。ここまで順調に追い切りを重ねてきたこともあって、競走馬らしい体型に変わってきました。まだ背中に緩さを残しながらしっかりした脚取りで登坂できていることからも、この馬のポテンシャルの高さが感じられます。相変わらず素直な性格で、気性面での問題も見当たりません。今のところ、来週中には入厩予定とのことなので、声が掛かるまで引き続きしっかり乗っていきます。
写真
2021/8/28 (ノルマンディーファーム小野町)
馬体重:484kg
現在は馬場1周と坂路2本を18秒ペース(週2回は15秒ペース)のメニューで調整しています。なかなかピリッとしてこないため、24日(火)はかなりハードに追い切りました。時計というよりはハミを取ることを重視した内容ですが、最後までいい手応えで登坂することが出来ていました。出来ればムチは使わず、持ったままで15-15ぐらいをコンスタントにこなせるようになってもらいたいところです。いい動きをすれば体にも顕著にいい変化が表れてくるので、日頃から質の高い走りを求めていこうと考えています。
2021/8/20 (ノルマンディーファーム小野町)
馬体重:485kg
現在は馬場1周と坂路2本を18秒ペース(週2回は15秒ペース)のメニューで調整しています。順調に週2回の追い切りを消化していることで、だいぶ中身が詰まってきた印象。頼りなかった背中にも筋肉が付いてきて、競走馬らしい体型に変わってきました。馬体の変化と比較すると精神面の変化はゆっくりで、まだ前向きさに欠けるため、入厩までにもう1段階、気持ちも動きも引き上げたいところ。更に追い切りを重ねての変わり身に期待しています。
2021/8/13 (ノルマンディーファーム小野町)
馬体重:487kg
現在は馬場1周と坂路2本を18秒ペース(週2回は15秒ペース)のメニューで調整しています。以前に比べると背中を使えるようになってきて、ハミを取って走れるようになってきました。馬体も少しずつメリハリが出てきて、形が良くなってきたように見受けられます。のんびりした性格は相変わらずで、もっと自分からグイグイ行ってもらいたいところ。そういう点では追い切り本数を更に重ねていかなければなりませんが、体調面に不安はないため、どんどん負荷を強めていきたいと思います。
2021/8/6 (ノルマンディーファーム小野町)
馬体重:487kg
現在は馬場1周と坂路2本を18秒ペース(週2回は15秒ペース)のメニューで調整しています。先週末から追い切りを開始しました。また、普段の調教でも全体的に負荷を強めていることもあって、少しずつ背中がしっかりしてきた印象を受けます。まだ緩い状態ではありますが、もっと背腰の力が付いてくれば、15-15もリラックスした柔らかい走りでこなせるはず。体力的にも精神的にもペースアップの反動はなさそうなので、このままどんどん進めて馬体にメリハリを付けていこうと考えています。
2021/7/30 (ノルマンディーファーム小野町)
馬体重:496kg
現在は馬場1周と坂路2本(上限18秒ペース)のメニューで調整しています。調教中も相変わらず大人しすぎるといった印象で、気持ちが入ってくるのに時間が掛かります。まだ全体的に水っぽいですし、入厩に向けて進めていくにはもう一段階ギアを上げる必要がありそうです。もっと動きが変わってくるようしっかり攻めて、背腰の強化も図りたいと思います。
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2021/7/23 (ノルマンディーファーム小野町)
現在は馬場2周と坂路1本(上限18秒ペース)のメニューで調整しています。熱が下がって体調も安定したため、20日(火)から騎乗を再開しました。同日から坂路も1本上がっており、もう心配はなさそうです。まだまだ緩さが残っている現状なので、ここからはまたしっかり乗って鍛えていこうと考えています。
2021/7/16 (ノルマンディーファーム小野町)
馬体重:496kg
この中間も順調に進められていましたが、13日(火)朝に熱発したため、現在は舎飼にとどめて様子見しています。熱がある状態でも飼い葉はペロッと平らげているので、特に心配するほどではなさそうです。熱が下がるのを待って、調教を再開する予定です。
2021/7/9 (ノルマンディーファーム小野町)
馬体重:489kg
現在は馬場1周と坂路2本(上限18秒ペース)のメニューで調整しています。今週から坂路を2本に増やしましたが、息の上がり方などを見てもまだ体力的にキツそうな印象を受けます。それに走っていてもすぐにトモを遊ばせてしまうため、体の使い方を教えながら登坂させています。現状では毎日2本だと厳しいところもあるかもしれないので、体力面と相談しながら進めていきたいと思います。
2021/7/2 (ノルマンディーファーム小野町)
馬体重:491kg
現在は馬場2周と坂路1本を18~20秒ペースのメニューで調整しています。まだ背腰がパンとしていない分、ハミに寄りかかるようにして走る傾向が強いです。トモを活発に動かして欲しいところですが、現状ではしっかり踏み込めていないですし、シャキッとしてくるにはもう少し時間が必要のようです。馬体はどんどんフックラしてきているように、体調は良さそうなので、このまま負荷を掛けて乗り込んでいきます。
2021/6/25 (ノルマンディーファーム小野町)
馬体重:485kg
現在は馬場2周と坂路1本を18~20秒ペースのメニューで調整しています。これまでの伸びきった体勢よりは幾分いいバランスで走れるようになってきました。ただ、まだハミとトモの繋がりに課題を残していて、体の割に力強い走りが出来ていないように感じられます。こちらの指示に対する反応がスムーズでないところもありますし、馬体にもっとメリハリが出てきて欲しいところなので、まだ時間を掛けてジックリ乗っていった方が良さそうです。
写真
2021/6/18 (ノルマンディーファーム小野町)
馬体重:481kg
現在は馬場2周と坂路1本を18~20秒ペースのメニューで調整しています。現状では背中が緩くトモの踏み込みが甘いので、体を伸ばして走らせないように注意しながら乗っています。まだ起こされると苦しいために、必要以上に緊張してしまうところもありますが、調教を進めるにつれて起きた状態でもリラックスすることが出来るようになるはず。もっと背中に力が付いてくるまで、地道にバランスの取り方を教えていこうと思います。
2021/6/11 (ノルマンディーファーム小野町)
馬体重:482kg
現在は馬場3周(ハッキング)のメニューで調整しています。9日(水)より周回コースでの調教を開始しました。基本的におっとりしたタイプのようで、初日から落ち着いて走れていました。素直なので真っすぐ走れていますが、まだトモがしっかりしていないために背中を上手くは使えていません。これからどれだけ力をつけてきてくれるか、楽しみです。
2021/6/4 (ノルマンディーファーム小野町)
馬体重:470kg
現在はウォーキングマシン30分のメニューで調整しています。輸送熱などの異常もなく、到着翌日の5月31日(月)からマシン運動をおこなっています。最初のうちは落ち着かない様子でしたが、すぐにこちらの環境にも慣れたようで、飼い葉食いも安定してきました。もう少し馬体が回復すれば、騎乗を開始したいと考えています。
2021/5/31 (ノルマンディーファーム小野町)
馬体重:491kg
この後は福島県・ノルマンディーファーム小野町で調整することになり、昨日30日(日)に移動しました。

「ここまでこれといった怪我や病気もなく、順調に乗り込みを進めて送り出せました。もっと全体的に筋肉を付けていく必要はありますが、追い切りを重ねるごとに反応が良くなって、フットワークに素軽さも出てきていたように、いい流れのままバトンタッチすることが出来たのではないかと思います」(ノルマンディーファーム担当者)
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2021/5/15 (ノルマンディーファーム)
現在は坂路2~3本を18秒ペース(週1回は15秒ペース)のメニューで調整しています。この中間も週1~2回は坂路3本を乗られており、追い切りも織り交ぜていますが、特に疲れはなさそうです。もっと体つきにメリハリが欲しいところですし、気持ちの面でももう少しピリッとしてきた方が良さそう。馬体・気性ともに思ったよりも良化がスローな印象を受けるため、馬が本当に良くなってくるのは夏を迎えてからになりそうです。
2021/4/30 (ノルマンディーファーム)
馬体重:473kg
現在は坂路2~3本を18秒ペース(週1回は15秒ペース)のメニューで調整しています。騎乗担当者は「体力的に問題はなさそうなので、この中間は週1~2回は坂路3本のメニューを取り入れ、コンスタントに15-15も消化しています。馬体重の割に筋肉量が少ない印象を受けるため、ビルドアップを目標に進めているところですが、追い切りを重ねて動きは徐々にシャープになってきています」と話していました。
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2021/4/15 (ノルマンディーファーム)
現在は坂路2本を18秒ペース(不定期で15秒ペース)のメニューで調整しています。ここまで順調なことから、今後は徐々にスピード調教を取り入れていくことになり、この中間に一度15-15をおこないました。初回ということもあって、追い出されてからの反応はもう一つといったところでしたし、体も少しスッキリさせた方が良さそう。ここからは更に乗り込んで、馬体のシェイプアップを図っていきます。
2021/3/31 (ノルマンディーファーム)
馬体重:469kg
現在は坂路2本(上限18秒ペース)のメニューで調整しています。騎乗担当者は「ここまで坂路メインに鍛えられて、トモは徐々にしっかりしてきました。それに比べるとまだ前躯は少し頼りない感じがするので、その辺りが現状の課題でしょう。父イスラボニータは右眼が三白眼でしたが、本馬は反対の左眼が三白眼。体型的には母父サクラバクシンオーの影響が強いように見受けられますが、顔つきは父の特徴が出ているようです」と話していました。
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2021/3/15 (ノルマンディーファーム)
現在は坂路2本(上限18秒ペース)のメニューで調整しています。この中間も順調なことから、今月上旬以降はややペースを上げて調教が進められています。その後も特に変わりないですし、モッサリと映った馬体も冬毛が抜けて、徐々に毛ヅヤが良くなってきました。暖かくなってきたことで、ここからは体調もグンと上向いてきそうです。遅生まれでも早い時期から丹念に乗り込んできたように、そろそろ15-15開始のタイミングを探っても良さそうです。
2021/2/28 (ノルマンディーファーム)
馬体重:471kg
現在は坂路2本(上限18~20秒ペース)のメニューで調整しています。騎乗担当者は「今は前に馬を置いても大丈夫ですし、キックバックにも反応がないところは好感が持てます。走ることに対して前向きなので、しっかり抑えて乗る必要はありますが、気性的にペースが上がってもうるさくなる心配はなさそう。現状ペースでは余裕が感じられるようになってきたため、徐々に負荷を強めてメリハリのある馬体に変えていきたいと考えています」と話していました。
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2021/2/15 (ノルマンディーファーム)
現在は坂路2本(上限18~20秒ペース)のメニューで調整しています。この中間も調教メニューは変わりありませんが、疲れが溜まることはなかったため、乗り込みは休むことなく継続しています。6月生まれですし、まだお尻の位置が高いことからも今後の成長が見込めますが、胴が詰まった体型はいかにも短距離向き。坂路では背中を上手に伸縮させて、推進力ある走りを見せています。
2021/1/31 (ノルマンディーファーム)
馬体重:484kg
現在は夜間放牧と並行しながら、坂路2本(上限18~20秒ペース)のメニューで調整しています。騎乗担当者は「以前は前に馬を置くと良くも悪くも追いかけて走っていましたが、ここ最近は我慢することを覚えたようで、精神面で成長した姿を見せてくれています。いくらか疲れは窺えるものの、ここは乗り越えて欲しい過程なので、よほどでない限り乗り込みは継続する予定です。半姉ピクシーホロウからシンザン記念優勝のピクシーナイトが出たことで注目されていると思うので、期待に応えられるよう進めていきます」と話していました。
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2020/12/29 (ノルマンディーファーム)
馬体重:493kg
現在は夜間放牧と並行しながら、馬場1周と坂路2本(上限18~20秒ペース)のメニューで調整しています。騎乗担当者は「遅生まれでも初秋を迎えた頃には生まれの早い馬たちに成長が追いついたようで、こちらでは調教が進んでいるグループの1頭です。まだ体を持て余してはいるものの、見た目のイメージよりかは素軽い脚捌きをしていますし、これから更に乗り込んでいけば解消されてきそうです。素直で落ち着いた気性の持ち主ですが、前に馬を置いた時だけ力みがちになるため、そういう状況でもリラックスして走れるようにしていきたいと考えています」と話していました。
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